JPH0713321Y2 - ビユーフアインダの保持装置 - Google Patents
ビユーフアインダの保持装置Info
- Publication number
- JPH0713321Y2 JPH0713321Y2 JP12623890U JP12623890U JPH0713321Y2 JP H0713321 Y2 JPH0713321 Y2 JP H0713321Y2 JP 12623890 U JP12623890 U JP 12623890U JP 12623890 U JP12623890 U JP 12623890U JP H0713321 Y2 JPH0713321 Y2 JP H0713321Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave washer
- viewfinder
- case
- vtr
- protrusion
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、カメラ一体形VTRの本体に、回動可能に取
付けられたビユーフアインダの保持装置に関する。
付けられたビユーフアインダの保持装置に関する。
第4図はカメラ一体形VTR(ビデオテープレコーダ)の
斜視図である。図において、1はカメラ一体形VTR(以
下「VTR」と称する)で、本体部2の側部にビユーフア
インダ3が上下方向に回動可能に保持されている。
斜視図である。図において、1はカメラ一体形VTR(以
下「VTR」と称する)で、本体部2の側部にビユーフア
インダ3が上下方向に回動可能に保持されている。
上記VTRの従来のビユーフアインダの保持装置を第5図
に断面図で、第6図に分解斜視図で示す。第5図,第6
図において、4は本体部2のプラスチツクからなるケー
スで、内部に一箇所切欠かれた環状のリブ4aが設けられ
ている。5はVTR回路が設けられたプリント配線基板、
6はビユーフアインダ3とプリント配線基板5の回路と
を接線するリード線、7はビユーフアインダ3の円柱状
突出部3a端に当てられた受け板で、結合ねじ8による当
て板9へのねじ込みにより、ビユーフアインダ3を結合
している。10はケース2とビユーフアインダ3間に入れ
られ、双方間の摩擦抵抗を緩和する座金、11はケース4
内に当てられ、取付けねじ12により取付けられた補強当
て板、13は受け板7と補強板11間に挿入され軸方向にば
ね力が作用するウエーブワツシヤで、ビユーフアインダ
3を回動停止位置に維持する。
に断面図で、第6図に分解斜視図で示す。第5図,第6
図において、4は本体部2のプラスチツクからなるケー
スで、内部に一箇所切欠かれた環状のリブ4aが設けられ
ている。5はVTR回路が設けられたプリント配線基板、
6はビユーフアインダ3とプリント配線基板5の回路と
を接線するリード線、7はビユーフアインダ3の円柱状
突出部3a端に当てられた受け板で、結合ねじ8による当
て板9へのねじ込みにより、ビユーフアインダ3を結合
している。10はケース2とビユーフアインダ3間に入れ
られ、双方間の摩擦抵抗を緩和する座金、11はケース4
内に当てられ、取付けねじ12により取付けられた補強当
て板、13は受け板7と補強板11間に挿入され軸方向にば
ね力が作用するウエーブワツシヤで、ビユーフアインダ
3を回動停止位置に維持する。
次に動作を説明する。ビユーフアインダ3を回動する
と、介在するウエーブワツシヤ13の軸方向の弾性押圧に
よる摩擦抵抗で、どの回動角度位置でも停止が維持され
る。
と、介在するウエーブワツシヤ13の軸方向の弾性押圧に
よる摩擦抵抗で、どの回動角度位置でも停止が維持され
る。
このとき、ビユーフアインダ3の回動軸線に対してスラ
スト方向、又は斜め方向に外力が加わつたときは、受け
板7がリブ4a端面に当たり、ウエーブワツシヤ13の破損
を防ぐ。
スト方向、又は斜め方向に外力が加わつたときは、受け
板7がリブ4a端面に当たり、ウエーブワツシヤ13の破損
を防ぐ。
上記のような従来のビユーフアインダの保持装置では、
VTR1のケース4にリブ4aを設ける必要があり、ケース4
が外周に大きくなり、したがつて、VTRの外形が大きく
なるという問題点があつた。
VTR1のケース4にリブ4aを設ける必要があり、ケース4
が外周に大きくなり、したがつて、VTRの外形が大きく
なるという問題点があつた。
この考案は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、ビユーフアインダの保持装置部の外形が小さ
くできVTRの外形が縮少される、ビユーフアインダの保
持装置を得ることを目的としている。
たもので、ビユーフアインダの保持装置部の外形が小さ
くできVTRの外形が縮少される、ビユーフアインダの保
持装置を得ることを目的としている。
この考案によるビユーフアインダの保持装置は、従来の
ケースの内部に設けたリブをなくし、補強当て板とウエ
ーブワツシヤのうち、いづれか一方に複数箇所に軸方向
の抑制突起部を設け、過大なスラストによりウエーブワ
ツシヤの軸方向のたわみが所定量を超えると受け板で軸
方向に受止めるようにしたものである。
ケースの内部に設けたリブをなくし、補強当て板とウエ
ーブワツシヤのうち、いづれか一方に複数箇所に軸方向
の抑制突起部を設け、過大なスラストによりウエーブワ
ツシヤの軸方向のたわみが所定量を超えると受け板で軸
方向に受止めるようにしたものである。
この考案においては、ビユーフアインダにスラストが加
わり、ウエーブワツシヤが軸方向に所定たわみ量を超す
と、補強当て板とウエーブワツシヤのいづれか一方に設
けられた抑制突起部の抑止で受け板に軸方向に受止めら
れ、ウエーブワツシヤの破損が防止される。さらに、本
体部ケースの内面には、従来のようにウエーブワツシヤ
を円周方向に囲うリブを設けていないので、それだけケ
ースの外周が小さくなり、VTRの外形が小形化される。
わり、ウエーブワツシヤが軸方向に所定たわみ量を超す
と、補強当て板とウエーブワツシヤのいづれか一方に設
けられた抑制突起部の抑止で受け板に軸方向に受止めら
れ、ウエーブワツシヤの破損が防止される。さらに、本
体部ケースの内面には、従来のようにウエーブワツシヤ
を円周方向に囲うリブを設けていないので、それだけケ
ースの外周が小さくなり、VTRの外形が小形化される。
第1図はこの考案によるVTRのビユーフアインダの保持
装置の一実施例を示す断面図で、第2図はその分解斜視
図であり、1〜3,3a,5,6,8〜10,12,13は上記従来装置と
同一のものであり、説明は略する。図において、VTR1の
本体部2のプラスチツクからなるケース21の内面に、補
強当て板22が取付けねじ12により取付けられている。補
強当て板22には内方に補数箇所(図では3箇所)の抑制
突起部22aがプレス加工により設けられ、ウエーブワツ
シヤ13の各波形突起の内方に軸方向にすき間をあけ対向
している。23はビユーフアインダ3の円柱状突出部3a端
に当てられた受け板で、結合ねじ8による当て板9への
ねじ込みにより、ビユーフアインダ3を結合している。
装置の一実施例を示す断面図で、第2図はその分解斜視
図であり、1〜3,3a,5,6,8〜10,12,13は上記従来装置と
同一のものであり、説明は略する。図において、VTR1の
本体部2のプラスチツクからなるケース21の内面に、補
強当て板22が取付けねじ12により取付けられている。補
強当て板22には内方に補数箇所(図では3箇所)の抑制
突起部22aがプレス加工により設けられ、ウエーブワツ
シヤ13の各波形突起の内方に軸方向にすき間をあけ対向
している。23はビユーフアインダ3の円柱状突出部3a端
に当てられた受け板で、結合ねじ8による当て板9への
ねじ込みにより、ビユーフアインダ3を結合している。
次に動作を説明する。ビユーフアインダ3を所要位置に
回動すると、介在するウエーブワツシヤ13の軸方向の弾
性押圧による摩擦抵抗で、その位置に維持される。
回動すると、介在するウエーブワツシヤ13の軸方向の弾
性押圧による摩擦抵抗で、その位置に維持される。
このビユーフアインダ3の回動,停止において、スラス
ト方向や斜め方向の外力が加わつたとき、ウエーブワツ
シヤ13のたわみが許容量を超えると、ウエーブワツシヤ
13の波形突起の内面が補強当て板22の抑制突起部22aに
当たり、これ以上の変形が阻止され、ウエーブワツシヤ
13の永久変形,破損を防ぐ。
ト方向や斜め方向の外力が加わつたとき、ウエーブワツ
シヤ13のたわみが許容量を超えると、ウエーブワツシヤ
13の波形突起の内面が補強当て板22の抑制突起部22aに
当たり、これ以上の変形が阻止され、ウエーブワツシヤ
13の永久変形,破損を防ぐ。
上記実施例では、ウエーブワツシヤ13の弾性変形が許容
量を超えないように抑制するのに、補強当て板22に抑制
突起部22aを設けたが、上記従来の補強当て板11を用
い、ウエーブワツシヤに抑制突起部を設けてもよい。こ
れを第3図に斜視図で示す。図において、ウエーブワツ
シヤ24には、3箇所の抑制突起部24aが曲げ起こされて
いる。この抑制突起部24aの高さは、ウエーブワツシヤ2
4が圧縮され弾性変形が許容限度に至ると、受け板23に
当るようにしてある。これにより、ウエーブワツシヤ24
の限度以上の変形を防ぐ。
量を超えないように抑制するのに、補強当て板22に抑制
突起部22aを設けたが、上記従来の補強当て板11を用
い、ウエーブワツシヤに抑制突起部を設けてもよい。こ
れを第3図に斜視図で示す。図において、ウエーブワツ
シヤ24には、3箇所の抑制突起部24aが曲げ起こされて
いる。この抑制突起部24aの高さは、ウエーブワツシヤ2
4が圧縮され弾性変形が許容限度に至ると、受け板23に
当るようにしてある。これにより、ウエーブワツシヤ24
の限度以上の変形を防ぐ。
以上のように、この考案によれば、補強当て板とウエー
ブワツシヤのいづれか一方に、複数箇所に軸方向の抑制
突起部を設け、大きいスラストによりウエーブワツシヤ
の軸方向のたわみが所定量を超すと、軸方向に受け板で
受止めるようにしたので、従来の本体部のケースの内面
の環状のリブが省かれ、ケースの外形が小さいでき、VT
Rがより小形化される。
ブワツシヤのいづれか一方に、複数箇所に軸方向の抑制
突起部を設け、大きいスラストによりウエーブワツシヤ
の軸方向のたわみが所定量を超すと、軸方向に受け板で
受止めるようにしたので、従来の本体部のケースの内面
の環状のリブが省かれ、ケースの外形が小さいでき、VT
Rがより小形化される。
第1図はこの考案によるビユーフアインダの保持装置の
一実施例の要部断面図、第2図は第1図の装置の分解斜
視図、第3図はこの考案の他の実施例を示すウエーブワ
ツシヤの斜視図、第4図はカメラ一体形VTRの斜視図、
第5図は従来のビユーフアインダの保持装置の要部断面
図、第6図は第5図の装置の分解斜視図である。 1…カメラ一体形VTR、2…VTR本体部、3…ビユーフア
インダ、3a…円柱状突出部、8…結合ねじ、11…補強当
て板、13…ウエーブワツシヤ、21…ケース、22…補強当
て板、22a…抑制突起部、23…受け板、24…ウエーブワ
ツシヤ、24a…抑制突起部 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
一実施例の要部断面図、第2図は第1図の装置の分解斜
視図、第3図はこの考案の他の実施例を示すウエーブワ
ツシヤの斜視図、第4図はカメラ一体形VTRの斜視図、
第5図は従来のビユーフアインダの保持装置の要部断面
図、第6図は第5図の装置の分解斜視図である。 1…カメラ一体形VTR、2…VTR本体部、3…ビユーフア
インダ、3a…円柱状突出部、8…結合ねじ、11…補強当
て板、13…ウエーブワツシヤ、21…ケース、22…補強当
て板、22a…抑制突起部、23…受け板、24…ウエーブワ
ツシヤ、24a…抑制突起部 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】カメラ一体形VTRのビユーフアインダを、V
TR本体部のケースの側部に回動可能に保持する装置にお
いて、上記ケース内に差込まれたビユーフアインダの円
柱状突出部、この円柱状突出部を通しケース内面に取付
けられた補強当て板、この補強当て板に当てられたウエ
ーブワツシヤ、及び上記円柱状突出部端に当てられ上記
ビユーフアインダに結合され、上記ウエーブワツシヤを
弾性変形させ、ビユーフアインダの所要回動位置での停
止を維持させる受け板を備え、上記補強当て板と上記ウ
エーブワツシヤのうち、いづれか一方に軸方向の抑制突
起部を設け、上記ウエーブワツシヤの許容量を超えた変
形を阻止するようにしたことを特徴とするビユーフアイ
ンダの保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12623890U JPH0713321Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ビユーフアインダの保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12623890U JPH0713321Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ビユーフアインダの保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485879U JPH0485879U (ja) | 1992-07-27 |
JPH0713321Y2 true JPH0713321Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=31873802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12623890U Expired - Fee Related JPH0713321Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ビユーフアインダの保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713321Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4578727B2 (ja) | 2001-06-19 | 2010-11-10 | パナソニック株式会社 | 回動機能付きカメラを備えた情報端末装置 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP12623890U patent/JPH0713321Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0485879U (ja) | 1992-07-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |