JPH07129055A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH07129055A JPH07129055A JP5282118A JP28211893A JPH07129055A JP H07129055 A JPH07129055 A JP H07129055A JP 5282118 A JP5282118 A JP 5282118A JP 28211893 A JP28211893 A JP 28211893A JP H07129055 A JPH07129055 A JP H07129055A
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Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Developing For Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】像担持体とこれに当接する帯電ローラをそなえ
た画像形成装置において、該帯電ローラのトナーによる
汚染に起因する帯電不良、画質の劣化を防止する。 【構成】像担持体に当接配置してあるクリーニングロー
ラを、帯電ローラにも当接させて帯電ローラのクリーニ
ングを行う。これとともに帯電ローラねクリーニングロ
ーラに印加するバイアスを適宜に変化させて、非画像時
に、クリーニングローラに付着したトナーを現像器に回
収する手段を設ける。
た画像形成装置において、該帯電ローラのトナーによる
汚染に起因する帯電不良、画質の劣化を防止する。 【構成】像担持体に当接配置してあるクリーニングロー
ラを、帯電ローラにも当接させて帯電ローラのクリーニ
ングを行う。これとともに帯電ローラねクリーニングロ
ーラに印加するバイアスを適宜に変化させて、非画像時
に、クリーニングローラに付着したトナーを現像器に回
収する手段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は静電複写機、同プリン
タなど静電転写プロセスを利用する画像形成装置に関す
るものである。
タなど静電転写プロセスを利用する画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来技術と解決すべき課題】上記のような周知の画像
形成装置の典型的な一例について、「図6」によって略
述する。
形成装置の典型的な一例について、「図6」によって略
述する。
【0003】同図はこの種の画像形成装置の、像担持体
近傍を主とした要部側面図である。図示の装置は、カー
トリッジ方式のものであって、カートリッジ10には、
紙面に垂直方向に延設された回転円筒状の像担持体3、
ゴム等の弾性材料からなり適宜の体積抵抗値に調整され
た帯電ローラ4、トナー6を内蔵する現像器5、転写残
りの残留トナーを除去するクリーナ8を一体に構成して
あって、画像形成装置本体に対して着脱自在に配設して
ある。
近傍を主とした要部側面図である。図示の装置は、カー
トリッジ方式のものであって、カートリッジ10には、
紙面に垂直方向に延設された回転円筒状の像担持体3、
ゴム等の弾性材料からなり適宜の体積抵抗値に調整され
た帯電ローラ4、トナー6を内蔵する現像器5、転写残
りの残留トナーを除去するクリーナ8を一体に構成して
あって、画像形成装置本体に対して着脱自在に配設して
ある。
【0004】像担持体3表面が帯電ローラ4によって一
様に帯電され、この帯電面に、スキャナユニット1から
投射される画像変調されたレーザビーム等の画像信号が
到達して静電潜像が形成され。
様に帯電され、この帯電面に、スキャナユニット1から
投射される画像変調されたレーザビーム等の画像信号が
到達して静電潜像が形成され。
【0005】この潜像が、像担持体の回転走行によって
現像器5が配された現像部位に到達すると、該現像器5
からトナーが供給されてトナー像が形成され、さらにこ
のトナー像は像担持体の回転にともなって転写ローラ7
が配設された転写部位に達する。
現像器5が配された現像部位に到達すると、該現像器5
からトナーが供給されてトナー像が形成され、さらにこ
のトナー像は像担持体の回転にともなって転写ローラ7
が配設された転写部位に達する。
【0006】前記トナー像が転写部位に到達すると、こ
のときまでにカセット12から給紙ローラ13によって
取り出された転写材14がレジストローラ15の位置に
達して、前記トナー像とタイミングを合わせて転写部位
に至る。このとき転写ローラ7には転写バイアスが印加
され、よって形成される電界の作用によって像担持体側
のトナー像は転写材に転移する。
のときまでにカセット12から給紙ローラ13によって
取り出された転写材14がレジストローラ15の位置に
達して、前記トナー像とタイミングを合わせて転写部位
に至る。このとき転写ローラ7には転写バイアスが印加
され、よって形成される電界の作用によって像担持体側
のトナー像は転写材に転移する。
【0007】転写を終了した転写材は像担持体から分離
され、搬送路16を経て不図示の定着部位に達するもの
とする。一方、転写の際、転写に寄与せず像担持体に残
る残留トナーは像担持体の回転にともなってクリーナ8
の位置に達してこの位置で像担持体から除去されて次の
画像形成動作可能の状態になる。
され、搬送路16を経て不図示の定着部位に達するもの
とする。一方、転写の際、転写に寄与せず像担持体に残
る残留トナーは像担持体の回転にともなってクリーナ8
の位置に達してこの位置で像担持体から除去されて次の
画像形成動作可能の状態になる。
【0008】このように、従来の画像形成装置では、帯
電手段とクリーニング手段とは各独立の構成、機能を有
しているのが普通である。
電手段とクリーニング手段とは各独立の構成、機能を有
しているのが普通である。
【0009】ところで近来、所謂、重合トナーが次第に
利用されるようになってきている。この種のトナーは、
その製造過程から粒形がほぼ球状になり、摩擦帯電電位
も高めとなって、樹脂を粉砕分級してなる公知のトナー
に比して定着温度の低い物質を用いることができ、トナ
ーの粒径の分布も揃う等の利点がある反面、トナーの形
状、高電位などのために従来のクリーニング方法ではう
まくクリーニングできず、トナーがクリーニングブレー
ドをくぐり抜けてクリーニング不良を発生しやすくなる
と云う問題があった。
利用されるようになってきている。この種のトナーは、
その製造過程から粒形がほぼ球状になり、摩擦帯電電位
も高めとなって、樹脂を粉砕分級してなる公知のトナー
に比して定着温度の低い物質を用いることができ、トナ
ーの粒径の分布も揃う等の利点がある反面、トナーの形
状、高電位などのために従来のクリーニング方法ではう
まくクリーニングできず、トナーがクリーニングブレー
ドをくぐり抜けてクリーニング不良を発生しやすくなる
と云う問題があった。
【0010】前述のような帯電面の形成に帯電ローラを
使用し、トナー像の形成に前述の様な重合トナーを使用
するような場合、トナーがクリーニング部位をくぐり抜
けて帯電ローラの位置に達してこれを汚染するおそれが
大きかった。
使用し、トナー像の形成に前述の様な重合トナーを使用
するような場合、トナーがクリーニング部位をくぐり抜
けて帯電ローラの位置に達してこれを汚染するおそれが
大きかった。
【0011】このように帯電ローラがトナーで汚染され
ると、帯電バイアスとして交流に直流を重畳印加する場
合にはさしたることはないが、直流電圧のみを印加する
場合には帯電不良が発生しやすく画質の劣化を招来する
おそれを免れない。このため帯電ローラに対してクリー
ニング手段を付設するなどの考慮が必要であった。
ると、帯電バイアスとして交流に直流を重畳印加する場
合にはさしたることはないが、直流電圧のみを印加する
場合には帯電不良が発生しやすく画質の劣化を招来する
おそれを免れない。このため帯電ローラに対してクリー
ニング手段を付設するなどの考慮が必要であった。
【0012】本発明はこの様な事態に対処すべくなされ
たものであって、像担持体のクリーニング手段としてク
リーニングローラを使用して残留トナーの除去をはかる
とともに、該クリーニングローラわ帯電ローラにも当接
させて帯電ローラのクリーニングをも行い得るようにし
て、帯電不良、これに起因する画質の劣化を回避できる
ような画像形成装置を提供することを目的とするもので
ある。
たものであって、像担持体のクリーニング手段としてク
リーニングローラを使用して残留トナーの除去をはかる
とともに、該クリーニングローラわ帯電ローラにも当接
させて帯電ローラのクリーニングをも行い得るようにし
て、帯電不良、これに起因する画質の劣化を回避できる
ような画像形成装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0013】
【課題を解決する技術手段、その作用】上記の目的を達
成するため、本発明は、走行する像担持体に当接してこ
れを帯電させる帯電ローラと、該像担持体に当接して残
留トナーを除去するクリーニングローラをそなえた画像
形成装置において、前記クリーニンクローラを、前記帯
電ローラをクリーニングすべく該帯電ローラにも当接配
置してなるか、または、上記のものにおいて、像担持体
とクリーニングローラと及び、クリーニングローラと帯
電ローラとを夫々速度差をもって走行させるか、また
は、上記のものにおいて、帯電ローラ表面を平滑面と
し、クリーニングローラ表面をスポンジ状とするか、ま
たは、クリーニングローラに付着したトナーを、非画像
形成時に像担持体表面を経て現像器に回収する手段を備
えるか、または、上記のものにおいて、クリーニングロ
ーラに付着したトナーを現像器に回収する手段が、非画
像形成時にクリーニングローラにトナーと同極性のバイ
アスを印加する手段と、帯電ローラにトナーと同極性の
バイアスを印加する手段とを具備するか、または、上記
のものにおいて、トナーを現像器に回収する手段が、非
画像形成時に現像バイアスをトナーと逆極性にする手段
をそなえるか、または、上記すべてのものにおいて、ト
ナーとして重合法によって製造されたほぼ球形のトナー
を使用するか、または、上記すべてのものにおいて、帯
電ローラに直流電圧のみを印加することを特徴とする画
像形成装置である。
成するため、本発明は、走行する像担持体に当接してこ
れを帯電させる帯電ローラと、該像担持体に当接して残
留トナーを除去するクリーニングローラをそなえた画像
形成装置において、前記クリーニンクローラを、前記帯
電ローラをクリーニングすべく該帯電ローラにも当接配
置してなるか、または、上記のものにおいて、像担持体
とクリーニングローラと及び、クリーニングローラと帯
電ローラとを夫々速度差をもって走行させるか、また
は、上記のものにおいて、帯電ローラ表面を平滑面と
し、クリーニングローラ表面をスポンジ状とするか、ま
たは、クリーニングローラに付着したトナーを、非画像
形成時に像担持体表面を経て現像器に回収する手段を備
えるか、または、上記のものにおいて、クリーニングロ
ーラに付着したトナーを現像器に回収する手段が、非画
像形成時にクリーニングローラにトナーと同極性のバイ
アスを印加する手段と、帯電ローラにトナーと同極性の
バイアスを印加する手段とを具備するか、または、上記
のものにおいて、トナーを現像器に回収する手段が、非
画像形成時に現像バイアスをトナーと逆極性にする手段
をそなえるか、または、上記すべてのものにおいて、ト
ナーとして重合法によって製造されたほぼ球形のトナー
を使用するか、または、上記すべてのものにおいて、帯
電ローラに直流電圧のみを印加することを特徴とする画
像形成装置である。
【0014】このように構成することによって、画像形
成装置の構成の小型化、コストダウンをはかり得るとと
もに、帯電ローラの汚染を防止して、帯電不良、これに
起因する画質の劣化を回避することができる。
成装置の構成の小型化、コストダウンをはかり得るとと
もに、帯電ローラの汚染を防止して、帯電不良、これに
起因する画質の劣化を回避することができる。
【0015】
【実施例の説明】「図1」は本発明の実施例を示す画像
形成装置の要部側面図であって、像担持体、現像手段、
転写手段、転写材搬送系等は前記「図6」に示した公知
の画像形成装置ととくに変りはなく、対応する部分には
同一の符号を付して示してあり、それらについての説明
は省略する。
形成装置の要部側面図であって、像担持体、現像手段、
転写手段、転写材搬送系等は前記「図6」に示した公知
の画像形成装置ととくに変りはなく、対応する部分には
同一の符号を付して示してあり、それらについての説明
は省略する。
【0016】図示の装置にあっては、クリーナ8にはク
リーニングローラ20が配設してあって、これが像担持
体3に当接するとともに帯電ローラ4にも当接して配置
してある。
リーニングローラ20が配設してあって、これが像担持
体3に当接するとともに帯電ローラ4にも当接して配置
してある。
【0017】「図2」は、上記装置の像担持体周りの構
成を示す側面図であって、既述のように、レジストロー
ラ15を経て、像担持体3に転写ローラ7が当接する転
写部位に搬送された転写材(不図示)に対して転写が行
われた後、該転写材は搬送路16をとおって不図示の定
着部位に搬送されるものとし、転写後も像担持体上にの
こる残留トナーはクリーナ8の位置に至り、帯電ローラ
4にも当接しているクリーニングローラ20によって摺
擦除去されるものとする。ここで転写ローラ7には半導
電性の弾性材料で構成してあり、2〜10μAの電流が
流れるように直流電圧が印加されるものとする。
成を示す側面図であって、既述のように、レジストロー
ラ15を経て、像担持体3に転写ローラ7が当接する転
写部位に搬送された転写材(不図示)に対して転写が行
われた後、該転写材は搬送路16をとおって不図示の定
着部位に搬送されるものとし、転写後も像担持体上にの
こる残留トナーはクリーナ8の位置に至り、帯電ローラ
4にも当接しているクリーニングローラ20によって摺
擦除去されるものとする。ここで転写ローラ7には半導
電性の弾性材料で構成してあり、2〜10μAの電流が
流れるように直流電圧が印加されるものとする。
【0018】次に帯電ローラ4及びクリーニングローラ
20の構成について「図3」、「図4」によって説明す
る。「図3」に示すように、帯電ローラ4は、直径6〜
10mmの芯金30に、像担持体に良好に密着させると
ともに交流バイアスを印加したときの騒音の発生を防止
するために、2〜10mmの厚みで導電性スポンジゴム
層31を形成し、その表面にローラ表面を円滑にするた
めに厚み50〜300μmの導電層32を形成し、さら
にその表面にリーク防止のために厚み5〜50μm程度
の半導電層33が設けてある。
20の構成について「図3」、「図4」によって説明す
る。「図3」に示すように、帯電ローラ4は、直径6〜
10mmの芯金30に、像担持体に良好に密着させると
ともに交流バイアスを印加したときの騒音の発生を防止
するために、2〜10mmの厚みで導電性スポンジゴム
層31を形成し、その表面にローラ表面を円滑にするた
めに厚み50〜300μmの導電層32を形成し、さら
にその表面にリーク防止のために厚み5〜50μm程度
の半導電層33が設けてある。
【0019】「図4」はクリーニングローラ20の斜視
図であって、芯金21のまわりにウレタンゴム、シリコ
ンゴムなどのスポンジ層が、セルが表面に露出する様に
形成してある。
図であって、芯金21のまわりにウレタンゴム、シリコ
ンゴムなどのスポンジ層が、セルが表面に露出する様に
形成してある。
【0020】「図6」はこの様な装置の、とくに像担持
体とこれに当接する帯電ローラ4、クリーニングローラ
20部分を示す説明図である。図示の場合は反転現像を
行うものとし、このため帯電ローラ4には電源26によ
って負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した電圧が印加
されるものとし、トナーの極性は負極性で、現像バイア
スとして負極性の直流電圧に交流電圧を重畳したものを
印加して、ジャンピング現像が行われるものとする。従
って不図示の転写部位において転写ローラに印加される
転写バイアスは正極性となる。ここで現像方法は、トナ
ー担持体にトナーを保持し、トナー担持体と像担持体と
を100〜300μmの間隔に保って現像する方法であ
り、トナーは磁性でも非磁性でもよい。
体とこれに当接する帯電ローラ4、クリーニングローラ
20部分を示す説明図である。図示の場合は反転現像を
行うものとし、このため帯電ローラ4には電源26によ
って負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した電圧が印加
されるものとし、トナーの極性は負極性で、現像バイア
スとして負極性の直流電圧に交流電圧を重畳したものを
印加して、ジャンピング現像が行われるものとする。従
って不図示の転写部位において転写ローラに印加される
転写バイアスは正極性となる。ここで現像方法は、トナ
ー担持体にトナーを保持し、トナー担持体と像担持体と
を100〜300μmの間隔に保って現像する方法であ
り、トナーは磁性でも非磁性でもよい。
【0021】クリーニングローラ20には、画像形成時
には電源25によって正極性のバイアスが印加されて、
転写材に転移しなかった残留トナーの大部分はクリーニ
ングローラ20によって吸着除去され、極く一部のトナ
ーは像担持体表面にならされる。このクリーニングロー
ラに吸着されたトナーは、非画像形成時に電源25を負
極性となるようにシーケンスを設定することによって、
クリーニングローラから取り除かれて像担持体に転移す
る。
には電源25によって正極性のバイアスが印加されて、
転写材に転移しなかった残留トナーの大部分はクリーニ
ングローラ20によって吸着除去され、極く一部のトナ
ーは像担持体表面にならされる。このクリーニングロー
ラに吸着されたトナーは、非画像形成時に電源25を負
極性となるようにシーケンスを設定することによって、
クリーニングローラから取り除かれて像担持体に転移す
る。
【0022】非画像形成時に像担持体に転移したトナー
は像担持体の回転走行に従って現像器の位置に至り、振
動電界によって像担持体から振い落とされて現像器に回
収される。この場合、現像器へのトナーの移動を円滑に
するために、現像バイアスをトナーと逆極性とするのが
好適である。
は像担持体の回転走行に従って現像器の位置に至り、振
動電界によって像担持体から振い落とされて現像器に回
収される。この場合、現像器へのトナーの移動を円滑に
するために、現像バイアスをトナーと逆極性とするのが
好適である。
【0023】以上の過程で帯電ローラ4が像担持体に当
接している部位にも当然トナーが来るが該ローラは負極
性に帯電されているのでその表面が汚染されることはな
い。また、ほぼ球形の重合トナーを用いれば、その形状
から像担持体へは主として静電気力によってのみ付着し
ており、物理的な付着力が比較的弱いので、上記の様な
電界の操作によって容易に像担持体から分離できる。
接している部位にも当然トナーが来るが該ローラは負極
性に帯電されているのでその表面が汚染されることはな
い。また、ほぼ球形の重合トナーを用いれば、その形状
から像担持体へは主として静電気力によってのみ付着し
ており、物理的な付着力が比較的弱いので、上記の様な
電界の操作によって容易に像担持体から分離できる。
【0024】像担持体3、帯電ローラ4及びクリーニン
グローラ20の回転方向、相対速度関係について一言す
る。帯電ローラ4は像担持体3との当接部位において同
方向に且つほぼ同一速度で走行して、速度差の存在によ
って像担持体上にトナーを擦りつけて融着の発生を防止
するようになっている。
グローラ20の回転方向、相対速度関係について一言す
る。帯電ローラ4は像担持体3との当接部位において同
方向に且つほぼ同一速度で走行して、速度差の存在によ
って像担持体上にトナーを擦りつけて融着の発生を防止
するようになっている。
【0025】反面上記両者が等速で走行すると、帯電ロ
ーラにおけるクリーニング機能がなく、次第にトナーが
蓄積されて帯電不良を発生する様になる恐れがあるの
で、図示の装置では、前述のように、クリーニングロー
ラ20を帯電ローラ4に当接配置するとともに、帯電ロ
ーラ4、クリーニングローラ20間に周速差を持たせて
帯電ローラに付着するトナーを摺擦除去して帯電ローラ
4の汚染を防止するように構成してある。
ーラにおけるクリーニング機能がなく、次第にトナーが
蓄積されて帯電不良を発生する様になる恐れがあるの
で、図示の装置では、前述のように、クリーニングロー
ラ20を帯電ローラ4に当接配置するとともに、帯電ロ
ーラ4、クリーニングローラ20間に周速差を持たせて
帯電ローラに付着するトナーを摺擦除去して帯電ローラ
4の汚染を防止するように構成してある。
【0026】上記の装置ではジャンピング現像を行う場
合について述べたが、非磁性1成分トナーを使用した接
触現像法の場合にも適用できることは勿論である。この
現像法では現像器の現像スリーブ等のトナー担持体が像
担持体に接触していて像担持体とトナー担持体間の電界
強度が大きいので、非印字部の不要トナーの現像器への
回収が容易である。
合について述べたが、非磁性1成分トナーを使用した接
触現像法の場合にも適用できることは勿論である。この
現像法では現像器の現像スリーブ等のトナー担持体が像
担持体に接触していて像担持体とトナー担持体間の電界
強度が大きいので、非印字部の不要トナーの現像器への
回収が容易である。
【0027】別の実施例として、重合トナーを使用する
場合のように転写後像担持体上に残る残留トナーがほと
んどない場合は、クリーニングローラ20は残留トナー
を像担持体上に分散する作用を奏すればよい。残留トナ
ーは画像の文字部に多いので、この上からクリーニング
ローラで摺擦すると、トナーは周囲に散らばり、帯電ロ
ーラによる帯電不良が発生することはない。また、この
クリーニングローラの作用によって現像位置での残留ト
ナーの回収がスムースに行われる。
場合のように転写後像担持体上に残る残留トナーがほと
んどない場合は、クリーニングローラ20は残留トナー
を像担持体上に分散する作用を奏すればよい。残留トナ
ーは画像の文字部に多いので、この上からクリーニング
ローラで摺擦すると、トナーは周囲に散らばり、帯電ロ
ーラによる帯電不良が発生することはない。また、この
クリーニングローラの作用によって現像位置での残留ト
ナーの回収がスムースに行われる。
【0028】この例ではクリーニングローラ表面に多量
のトナーが堆積することがないので前述のようなプリン
ト毎にクリーニングローラ表面を清掃するシーケンスは
必ずしも必要ではなく、装置の簡便化、使い勝手の向上
がはかられる。
のトナーが堆積することがないので前述のようなプリン
ト毎にクリーニングローラ表面を清掃するシーケンスは
必ずしも必要ではなく、装置の簡便化、使い勝手の向上
がはかられる。
【0029】上記の実指令においては、帯電ローラに直
流に交流を重畳した電圧印加する場合について説明した
が、帯電ローラに印加する電圧を直流のみとすることも
可能である。
流に交流を重畳した電圧印加する場合について説明した
が、帯電ローラに印加する電圧を直流のみとすることも
可能である。
【0030】この場合、帯電ローラの帯電特性として、
印加電圧が0〜−700Vでは殆ど帯電されず、ほぼ−
700V以上でリニアに帯電される。例えば、帯電ロー
ラに−1500Vを印加することによって像担持体表面
電位が−700V〜−1500V程度になる。
印加電圧が0〜−700Vでは殆ど帯電されず、ほぼ−
700V以上でリニアに帯電される。例えば、帯電ロー
ラに−1500Vを印加することによって像担持体表面
電位が−700V〜−1500V程度になる。
【0031】このような帯電方法を用いると、負極性の
トナーは帯電ローラに付着しにくくなり、この場合重合
トナーを用いると、残留トナーの発生が殆どなく、クリ
ーニングローラは像担持体上のトナーを分散させるだけ
でよく、帯電ローラに付着するトナーも大巾に減少す
る。
トナーは帯電ローラに付着しにくくなり、この場合重合
トナーを用いると、残留トナーの発生が殆どなく、クリ
ーニングローラは像担持体上のトナーを分散させるだけ
でよく、帯電ローラに付着するトナーも大巾に減少す
る。
【0032】次に実験例について説明する。 「実験例ー1」像担持体として直径30φのOPC感光
体を使用し、帯電ローラとして「図3」に示す構成で直
径12φのローラ、クリーニングローラとして直径12
φのスポンジローラを用いた。トナーとしては殆どがほ
ぼ球形であり平均粒径が約8μmの重合トナーを使用し
た。
体を使用し、帯電ローラとして「図3」に示す構成で直
径12φのローラ、クリーニングローラとして直径12
φのスポンジローラを用いた。トナーとしては殆どがほ
ぼ球形であり平均粒径が約8μmの重合トナーを使用し
た。
【0033】画像形成時には、帯電ローラ4に、−70
0Vの直流に2Kv、2000Hzの交流を重畳した帯
電バイアスを、クリーニングローラ20には+600V
を、現像バイアスとしては−500Vの直流に1600
V、2000Hzの交流を重畳した現像バイアスを夫々
印加した。
0Vの直流に2Kv、2000Hzの交流を重畳した帯
電バイアスを、クリーニングローラ20には+600V
を、現像バイアスとしては−500Vの直流に1600
V、2000Hzの交流を重畳した現像バイアスを夫々
印加した。
【0034】現像方法はジヤンピング現像とし、像担持
体を周速100mm/secで走行させ、帯電ローラは
像担持体との当接部位において同方向に、同速で走行さ
せ、クリーニングローラは像担持体との当接部位におい
て、これと逆方向に周速50mm/secで走行させ
た。
体を周速100mm/secで走行させ、帯電ローラは
像担持体との当接部位において同方向に、同速で走行さ
せ、クリーニングローラは像担持体との当接部位におい
て、これと逆方向に周速50mm/secで走行させ
た。
【0035】非画像形成時には、帯電バイアス、現像バ
イアスは変化させず、クリーニングローラに印加する電
圧を−500Vとして該ローラのクリーニングを行っ
た。
イアスは変化させず、クリーニングローラに印加する電
圧を−500Vとして該ローラのクリーニングを行っ
た。
【0036】「図1」に示すようなカートリッジ方式の
画像形成装置を用い、上記の条件で通紙を行ったとこ
ろ、クリーニング装置部分の構成を大幅に縮小してカー
トリッジの小型化を達成できたうえ、クリーニング不
良、帯電不良、像担持体へのトナーの融着の発生等もな
く1000枚まで良好な画像出しができた。
画像形成装置を用い、上記の条件で通紙を行ったとこ
ろ、クリーニング装置部分の構成を大幅に縮小してカー
トリッジの小型化を達成できたうえ、クリーニング不
良、帯電不良、像担持体へのトナーの融着の発生等もな
く1000枚まで良好な画像出しができた。
【0037】「実験例ー2」像担持体、帯電ローラ、ク
リーニングローラ、トナーには実験例ー1と同様のもの
を使用し、画像形成時には、帯電ローラには−700V
の直流に、2Kv、1000Hzの交流を重畳した帯電
バイアスを、クリーニングローラには+600Vを、現
像バイアスとしては−500Vの直流に、1600V、
2000Hzの交流を重畳した現像バイアスを夫々印加
した。現像方式としてはジャンピング現像を用いた。
リーニングローラ、トナーには実験例ー1と同様のもの
を使用し、画像形成時には、帯電ローラには−700V
の直流に、2Kv、1000Hzの交流を重畳した帯電
バイアスを、クリーニングローラには+600Vを、現
像バイアスとしては−500Vの直流に、1600V、
2000Hzの交流を重畳した現像バイアスを夫々印加
した。現像方式としてはジャンピング現像を用いた。
【0038】像担持体は約100mm/secの周速で
走行させ、帯電ローラは像担持体との当接部位において
同方向に、同速で走行させ、クリーニングローラは像担
持体都の当接部位においてこれと反対方向に周速50m
m/secで走行させた。
走行させ、帯電ローラは像担持体との当接部位において
同方向に、同速で走行させ、クリーニングローラは像担
持体都の当接部位においてこれと反対方向に周速50m
m/secで走行させた。
【0039】非画像形成時には、帯電ローラは0.5〜
1回転だけ0Vとなってトナーを像担持体に付着し易く
する。このとき現像バイアスの直流分を0Vとして現像
画行われないようにする。その後、帯電ローラは元の−
700Vに復帰し、像担持体の表面電位0Vのところが
回ってきてもトナーが付着しないようにする。像担持体
の電位0Vところが回ってきたら、クリーニングローラ
の電位を0Vとすることでクリーニングローラ表面のト
ナーを像担持体に転移させる。
1回転だけ0Vとなってトナーを像担持体に付着し易く
する。このとき現像バイアスの直流分を0Vとして現像
画行われないようにする。その後、帯電ローラは元の−
700Vに復帰し、像担持体の表面電位0Vのところが
回ってきてもトナーが付着しないようにする。像担持体
の電位0Vところが回ってきたら、クリーニングローラ
の電位を0Vとすることでクリーニングローラ表面のト
ナーを像担持体に転移させる。
【0040】「図1」に示すような画像形成装置によ
り、以上の条件で通紙を行ったところ、クリーニング装
置部分の構成を大巾に縮小したにもかかわらずクリーニ
ング不良の発生がなくカートリッジの顕著な小型化を達
成でき、帯電不良や、像担持体へのトナーの融着もな
く、6000枚迄良好な画像出しが可能であることが確
認された。この実施例は、前述の実施例に比して高圧の
種類を増やすことなく装置の小型化、コストダウンの点
からより好適である。
り、以上の条件で通紙を行ったところ、クリーニング装
置部分の構成を大巾に縮小したにもかかわらずクリーニ
ング不良の発生がなくカートリッジの顕著な小型化を達
成でき、帯電不良や、像担持体へのトナーの融着もな
く、6000枚迄良好な画像出しが可能であることが確
認された。この実施例は、前述の実施例に比して高圧の
種類を増やすことなく装置の小型化、コストダウンの点
からより好適である。
【0041】「実験例ー3」像担持体、帯電ローラ、ク
リーニングローラ、トナーには、前記実験例ー1の場合
と同様のものを用い、画像形成時には、帯電ローラに−
700Vの直流に2Kv、1000Hzの交流を重畳し
た帯電バイアスを、クリーニングローラには+600V
を印加し、また現像にあたっては半導電性で弾性材から
なる現像ローラに非磁性の重合トナーを担持させて像担
持体に当接させる接触現像方式をとるものとし、該現像
ローラに−500Vの直流バイアスのみを印加した。
リーニングローラ、トナーには、前記実験例ー1の場合
と同様のものを用い、画像形成時には、帯電ローラに−
700Vの直流に2Kv、1000Hzの交流を重畳し
た帯電バイアスを、クリーニングローラには+600V
を印加し、また現像にあたっては半導電性で弾性材から
なる現像ローラに非磁性の重合トナーを担持させて像担
持体に当接させる接触現像方式をとるものとし、該現像
ローラに−500Vの直流バイアスのみを印加した。
【0042】像担持体は周速100mm/secで走行
させ、帯電ローラは像担持体との当接部位においてこれ
と同方向に同速で走行させ、クリーニングローラは像担
持体との当接部位においてこれと同方向に50mm/s
ecで走行させた。
させ、帯電ローラは像担持体との当接部位においてこれ
と同方向に同速で走行させ、クリーニングローラは像担
持体との当接部位においてこれと同方向に50mm/s
ecで走行させた。
【0043】非画像形成時には、帯電バイアス、現像バ
イアスは不変とし、クリーニングローラへの印加電圧の
みを−500Vとしてクリーニングを行うようにした。
イアスは不変とし、クリーニングローラへの印加電圧の
みを−500Vとしてクリーニングを行うようにした。
【0044】この装置ではクリーニングローラと像担持
体とが同方向に走行するので、像担持体へのトナーの融
着防止に有効であり、また、帯電ローラとの当接部位に
おける速度差が大きくなるので、該ローラのクリーニン
グ機能も向上する。
体とが同方向に走行するので、像担持体へのトナーの融
着防止に有効であり、また、帯電ローラとの当接部位に
おける速度差が大きくなるので、該ローラのクリーニン
グ機能も向上する。
【0045】以上のような条件で、「図1」に示すよう
な画像形成装置似よって通紙を行ったが、クリーニング
装置を大巾に縮小できてカートリッジの小型化が可能と
なり、像担持体の帯電不良、トナーの融着等の発生もな
く、6000枚通紙まで良質の画像出しができることを
確認した。
な画像形成装置似よって通紙を行ったが、クリーニング
装置を大巾に縮小できてカートリッジの小型化が可能と
なり、像担持体の帯電不良、トナーの融着等の発生もな
く、6000枚通紙まで良質の画像出しができることを
確認した。
【0046】「実験例ー4」像担持体、帯電ローラ、ク
リーニングローラ、トナーには前記実験例ー1の場合と
同様のものを用い、画像形成時には、帯電ローラに直流
−1500Vの帯電バイアスを、クリーニングローラに
は−500Vの電圧を印加しねまた現像にあたっては半
導電性で弾性材料からなる現像ローラに非磁性の重合ト
ナーを担持させて像担持体に接触させる接触現像方式を
とるものとし、該現像ローラには−500Vの直流電圧
を印加した。
リーニングローラ、トナーには前記実験例ー1の場合と
同様のものを用い、画像形成時には、帯電ローラに直流
−1500Vの帯電バイアスを、クリーニングローラに
は−500Vの電圧を印加しねまた現像にあたっては半
導電性で弾性材料からなる現像ローラに非磁性の重合ト
ナーを担持させて像担持体に接触させる接触現像方式を
とるものとし、該現像ローラには−500Vの直流電圧
を印加した。
【0047】像担持体は周速100mm/secで走行
させ、帯電ローラは、像担持体との当接部位においてこ
れと同方向に同速で走行させ、クリーニングローラは像
担持体との当接部位においてこれと同方向に50mm/
secで走行させた。
させ、帯電ローラは、像担持体との当接部位においてこ
れと同方向に同速で走行させ、クリーニングローラは像
担持体との当接部位においてこれと同方向に50mm/
secで走行させた。
【0048】この装置では、クリーニングローラと像担
持体とが同方向に走行すること、帯電ローラには直流電
圧のみが印加されているので、帯電ローラの振動がな
く、像担持体へのトナーの融着防止効果が大である。ま
た、この装置ではクリーニングローラは残理由トナーを
除去する作用を行う必要が殆どなく、像担持体上のトナ
ーを分散させるだけでよいので、プリント終了後、クリ
ーニングローラの清掃わ行うシーケンスが不要となり、
装置の簡略化に資する。
持体とが同方向に走行すること、帯電ローラには直流電
圧のみが印加されているので、帯電ローラの振動がな
く、像担持体へのトナーの融着防止効果が大である。ま
た、この装置ではクリーニングローラは残理由トナーを
除去する作用を行う必要が殆どなく、像担持体上のトナ
ーを分散させるだけでよいので、プリント終了後、クリ
ーニングローラの清掃わ行うシーケンスが不要となり、
装置の簡略化に資する。
【0049】さらに、正極性に帯電した粒子が帯電ロー
ラに付着するようなことがあってもクリーニングローラ
によって除去されて帯電不良を発生するおそれが少な
い。とくに帯電ローラに直流電圧を印加する場合、交流
電圧を印加する場合に比してローラ表面の汚れによる帯
電ムラが発生し易いが、本発明の場合にはこのような事
態を回避できる。
ラに付着するようなことがあってもクリーニングローラ
によって除去されて帯電不良を発生するおそれが少な
い。とくに帯電ローラに直流電圧を印加する場合、交流
電圧を印加する場合に比してローラ表面の汚れによる帯
電ムラが発生し易いが、本発明の場合にはこのような事
態を回避できる。
【0049】本実験例の場合、帯電ローラを像担持体と
等速で走行させたが、像担持体をより速く走行させるこ
とによって帯電ムラを減少させることが可能である。こ
の場合には像担持体上のトナーの融着は出易くなるが、
直流電圧のため、交流電圧の場合よりも少なくてすむ。
等速で走行させたが、像担持体をより速く走行させるこ
とによって帯電ムラを減少させることが可能である。こ
の場合には像担持体上のトナーの融着は出易くなるが、
直流電圧のため、交流電圧の場合よりも少なくてすむ。
【0050】以上のような条件で「図1」に示すような
画像形成装置によって通紙を行ったところ、クリーニン
グ装置を大巾に縮小できてカートリッジの小型化が可能
となり、像担持体の帯電不良、トナーの融着などの発生
もなく、6000枚通紙まで良質な画出しができること
を確認した。
画像形成装置によって通紙を行ったところ、クリーニン
グ装置を大巾に縮小できてカートリッジの小型化が可能
となり、像担持体の帯電不良、トナーの融着などの発生
もなく、6000枚通紙まで良質な画出しができること
を確認した。
【0051】「実験例ー5」像担持体、帯電ローラ、ク
リーニングローラねトナーは前記実験例ー1の場合と同
様のものを用い、画像形成時には、帯電ローラに直流−
1500Vの帯電バイアスを、クリーニングローラには
+600Vを印加し、又現像にあたっては半導電性で弾
性材料からなる現像ローラに非磁性の重合トナーを担持
させて像担持体に当接させる接触現像方式をとるものと
し、現像ローラには直流−500Vの現像バイアスを印
加した。
リーニングローラねトナーは前記実験例ー1の場合と同
様のものを用い、画像形成時には、帯電ローラに直流−
1500Vの帯電バイアスを、クリーニングローラには
+600Vを印加し、又現像にあたっては半導電性で弾
性材料からなる現像ローラに非磁性の重合トナーを担持
させて像担持体に当接させる接触現像方式をとるものと
し、現像ローラには直流−500Vの現像バイアスを印
加した。
【0052】像担持体の周速を100mm/secと
し、帯電ローラは像担持体との当接部位においてこれと
等速で走行させ、クリーニングローラは像担持体との当
接部位においてこれと同方向に50mm/secで走行
させた。
し、帯電ローラは像担持体との当接部位においてこれと
等速で走行させ、クリーニングローラは像担持体との当
接部位においてこれと同方向に50mm/secで走行
させた。
【0053】非画像形成時には、帯電バイアス、現像バ
イアスは不変とし、クリーニングローラへの印加電圧の
みを−500Vとしてクリーニングを行うようにした。
この場合、像担持体には若干のトナーが残り、クリーニ
ングローラ表面にトナーを一時溜めることになる。帯電
ローラには直流電圧が印加されており、交流電圧を印加
する場合に比して帯電ローラ表面の汚れによる帯電ムラ
が発生し易い。併しこの場合にはクリーニングローラに
よって帯電ローラ表面のクリーニングが行われるので、
帯電ムラの発生が問題となるような事態は回避できる。
イアスは不変とし、クリーニングローラへの印加電圧の
みを−500Vとしてクリーニングを行うようにした。
この場合、像担持体には若干のトナーが残り、クリーニ
ングローラ表面にトナーを一時溜めることになる。帯電
ローラには直流電圧が印加されており、交流電圧を印加
する場合に比して帯電ローラ表面の汚れによる帯電ムラ
が発生し易い。併しこの場合にはクリーニングローラに
よって帯電ローラ表面のクリーニングが行われるので、
帯電ムラの発生が問題となるような事態は回避できる。
【0054】また帯電を確実に行うべく、帯電ローラを
像担持体よりも速く走行させることも可能であり、この
場合には像担持体上へのトナーの融着が発生し易くなる
が、交流帯電の場合ほどではなく実用には差し支えない
程度といえる。
像担持体よりも速く走行させることも可能であり、この
場合には像担持体上へのトナーの融着が発生し易くなる
が、交流帯電の場合ほどではなく実用には差し支えない
程度といえる。
【0055】以上のような条件で、「図1」に示すよう
な画像形成装置によって通紙をおこなったが、クリーニ
ング装置を大巾に縮小できてカートリッジの小型化が可
能となり、像担持体の帯電不良、シナーの融着などの発
生もなく、6000枚通紙まで良質の画像出しができる
ことを確認した。
な画像形成装置によって通紙をおこなったが、クリーニ
ング装置を大巾に縮小できてカートリッジの小型化が可
能となり、像担持体の帯電不良、シナーの融着などの発
生もなく、6000枚通紙まで良質の画像出しができる
ことを確認した。
【0056】以上、本発明をカートリッジ方式のレーザ
ビームプリンタに適用した場合について説明したが、本
発明がこれに限定されるものではなく、周知の複写機あ
るいはカートリッジ方式をとらない画像形成装置にも適
用できることは容易に理解できるところであろう。
ビームプリンタに適用した場合について説明したが、本
発明がこれに限定されるものではなく、周知の複写機あ
るいはカートリッジ方式をとらない画像形成装置にも適
用できることは容易に理解できるところであろう。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転円筒状の像担持体に当接する帯電ローラ、これら像
担持体と帯電ローラ双方に当接するクリーニングローラ
を設け、これら像担持体、帯電ローラ及びクリーニング
ローラの周速、電位を適宜に設定することによって、ク
リーニングローラによって帯電ローラのクリーニングを
行うとともに、クリーニングローラに付着したトナーを
現像器に回収できるようにしたから、帯電不良の発生を
防止し、クリーニング機構の大巾な小型化、装置のコス
トダウンが可能となり、特に重合トナーを用いる場合に
画質、定着性の向上に顕著な効果がある。
回転円筒状の像担持体に当接する帯電ローラ、これら像
担持体と帯電ローラ双方に当接するクリーニングローラ
を設け、これら像担持体、帯電ローラ及びクリーニング
ローラの周速、電位を適宜に設定することによって、ク
リーニングローラによって帯電ローラのクリーニングを
行うとともに、クリーニングローラに付着したトナーを
現像器に回収できるようにしたから、帯電不良の発生を
防止し、クリーニング機構の大巾な小型化、装置のコス
トダウンが可能となり、特に重合トナーを用いる場合に
画質、定着性の向上に顕著な効果がある。
【図1】本発明実施例を示す画像形成装置の要部側面図
【図2】同上装置の像担持体近傍部分の構成を示す拡大
側面図
側面図
【図3】同上装置の帯電ローラの斜視図
【図4】動じよう装置のクリーニングローラの斜視図
【図5】像担持体とこれに当接配置された帯電ローラ、
クリーニングローラの作用を示す説明図
クリーニングローラの作用を示す説明図
【図6】公知の画像形成装置の構成を示す要部側面図
1 スキャナユニット 3 像担持体 4 帯電ローラ 5 現像器 7 転写ローラ 8 クリーナ 14 転写材 15 レジストローラ 20 クリーニングローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/06 101 6605−2H G03G 21/00 326
Claims (8)
- 【請求項1】走行する像担持体に当接してこれを帯電さ
せる帯電ローラと、該像担持体に当接して残留トナーを
除去するクリーニングローラをそなえた画像形成装置に
おいて、 前記クリーニンクローラを、前記帯電ローラをクリーニ
ングすべく該帯電ローラにも当接配置してなる画像形成
装置。 - 【請求項2】像担持体とクリーニングローラと及び、ク
リーニングローラと帯電ローラとが夫々速度差をもって
走行する「請求項1」記載の画像形成装置。 - 【請求項3】帯電ローラ表面が平滑面であり、クリーニ
ングローラ表面がスポンジ状である「請求項1」又は
「請求項2」のいずれか記載の画像形成装置。 - 【請求項4】クリーニングローラに付着したトナーを、
非画像形成時に像担持体表面を経て現像器に回収する手
段を備えた「請求項1」乃至「請求項3」のいずれか記
載の画像形成装置。 - 【請求項5】クリーニングローラに付着したトナーを現
像器に回収する手段が、非画像形成時にクリーニングロ
ーラにトナーと同極性のバイアスを印加する手段と、帯
電ローラにトナーと同極性のバイアスを印加する手段と
を具備する「請求項4」記載の画像形成装置。 - 【請求項6】クリーニングローラに付着したトナーを現
像器に回収する手段が、非画像形成時に現像バイアスを
トナーと逆極性にする手段をそなえた「請求項5」記載
の画像形成装置。 - 【請求項7】トナーとして重合法によって製造されたほ
ぼ球形のトナーを使用する「請求項1」乃至「請求項
6」のいずれか記載の画像形成装置。 - 【請求項8】帯電ローラに直流電圧のみを印加する「請
求項1」乃至「請求項7」のいずれか記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5282118A JP3026051B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5282118A JP3026051B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07129055A true JPH07129055A (ja) | 1995-05-19 |
JP3026051B2 JP3026051B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=17648367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5282118A Expired - Fee Related JP3026051B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026051B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002014522A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-18 | Canon Inc | 画像記録装置 |
JP2010117389A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
KR20130047552A (ko) | 2011-10-28 | 2013-05-08 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 화상 형성 장치용 청소 부재, 대전 장치, 화상 형성 장치용 유닛, 프로세스 카트리지, 및 화상 형성 장치 |
US8467697B2 (en) | 2010-01-13 | 2013-06-18 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Cleaning member for image forming apparatus, charging device, unit for image forming apparatus, process cartridge, and image forming apparatus |
US8526845B2 (en) | 2010-06-28 | 2013-09-03 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Cleaning member for image forming apparatus including a core and an elastic layer, charging device, unit for image forming apparatus, process cartridge, and image forming apparatus |
US8538287B2 (en) | 2010-07-01 | 2013-09-17 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Cleaning member for image forming apparatus, charging device, unit for image forming apparatus, process cartridge, and image forming apparatus |
US9182700B2 (en) | 2011-10-07 | 2015-11-10 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Cleaning member for image forming apparatus, charging device, unit for image forming apparatus, process cartridge, image forming apparatus |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP5282118A patent/JP3026051B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2002014522A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-18 | Canon Inc | 画像記録装置 |
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