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JPH0712798Y2 - 安全弁付き接続ホ−ス - Google Patents

安全弁付き接続ホ−ス

Info

Publication number
JPH0712798Y2
JPH0712798Y2 JP7567492U JP7567492U JPH0712798Y2 JP H0712798 Y2 JPH0712798 Y2 JP H0712798Y2 JP 7567492 U JP7567492 U JP 7567492U JP 7567492 U JP7567492 U JP 7567492U JP H0712798 Y2 JPH0712798 Y2 JP H0712798Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
valve body
hose
cylinder
connecting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7567492U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0640584U (ja
Inventor
正徳 齋藤
Original Assignee
有限会社セルバス工業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社セルバス工業 filed Critical 有限会社セルバス工業
Priority to JP7567492U priority Critical patent/JPH0712798Y2/ja
Publication of JPH0640584U publication Critical patent/JPH0640584U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0712798Y2 publication Critical patent/JPH0712798Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、家庭用プロパンガス等
のガスボンベと屋内配管との接続に使用される安全弁付
き接続ホ−スに関する。
【0002】
【従来の技術】地震等によりガスボンベが転倒し、屋内
配管とガスボンベとを接続する接続ホースが破損したよ
うな場合、ガスボンベ内のガスが漏れ思わぬ大惨事を引
起すことがある。このため、ガスボンベを建物等に固定
し転倒を防止する器具や装置が開発されているが、その
器具や装置は高価であり、また、ガスボンベの交換時の
作業に手間がかかり面倒であるといった理由から、ガス
ボンベの転倒を防止するために特別な器具や装置を何等
使用せず、或いは使用しても大きな地震等には用を為さ
ない極く簡単な器具や装置である場合が多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このため、大きな地震
等が起きた場合、ガスボンベの転倒を防げない場合が多
く、ガスボンベの転倒によるゴムホースの切断や外れに
よりガスボンベからガスが漏れ、思わぬ大惨事を引起す
おそれがあるといった問題があった。
【0004】本考案は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、ガスボ
ンベの転倒によりホースの切断等があっても、ガスボン
ベからのガスもれを確実に防止し、更には取り扱いが容
易でかつ安価に得られる安全弁付き接続ホ−スを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、屋内配管とガスボンベとを接続するゴム製
の接続ホースであって、このホース本体の一端には屋内
配管に接続させる管状の配管接続部材を設け、他端には
ガスボンベに接続させる管状のボンベ接続部材を設け、
前記ボンベ接続部材には管内流路を開閉する弁体とこの
弁体を閉方向に付勢するスプリングを内蔵させ、また、
前記ホース本体内には、一端が前記配管接続部材側に取
付けられ、他端が前記弁体に当接し弁体をスプリングに
抗して押圧し弁体を開状態とする可撓性を有する剛線を
設けた構成とした。
【0006】
【作用】本考案によれば、ボンベが転倒してゴム製のホ
−スが切れたり抜けたりすると、剛線はその一端が配管
接続部材側に取付けられているので、剛線の他端が弁体
から外れる。この結果、弁体は剛線による押圧から解放
され、スプリングの付勢をうけて管内流路を閉鎖する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1、図2は本考案に係る安全弁付き接続ホ−
スの縦断側面図であり、図1と図2とは、図1の一点鎖
線aの切断部と図2の一点鎖線bの切断部とで接続さ
れ、本考案に係る安全弁付き接続ホ−スの全体の縦断側
面図を構成している。同図において、1は屋内配管2と
ガスボンベ3とを接続するゴム製の接続ホース本体であ
る。
【0008】4は前記接続ホース本体1の一端に設けた
管状に形成された金属製の配管接続部材である。この配
管接続部材4の一側部5はその外周面が櫛歯状に形成さ
れ、前記接続ホース1の一端に挿入されている。6は接
続部材4の抜出しを防止するために接続ホース本体1の
外周に巻き付けた締結バンドである。7は配管接続部材
4の他側部8の外周に設けたユニオンナット、9はユニ
オンナット8が係止する鍔部である。このユニオンナッ
ト7を前記屋内配管2の接続端部10の外周に形成した
ねじ部11に螺着することにより、配管接続部材4を屋
内配管2の接続端部10に接続するようになっている。
【0009】12は前記接続ホース本体1の他端に設け
た管状に形成された金属製のボンベ接続部材である。こ
のボンベ接続部材12はホース挿入管部13とボンベ接
続管部14の2部材により構成されている。
【0010】ホース挿入管部13にあっては、その一側
部15の外周面が櫛歯状に形成され、前記接続ホース1
の他端に挿入されている。16はホース挿入管部13の
抜出しを防止するために接続ホース本体1の外周に巻き
付けた締結バンドである。17はホース挿入管部13の
他側部18の外周に設けたユニオンナット、19はユニ
オンナット18が係止する鍔部である。
【0011】また、ボンベ接続管部14にあっては、そ
の一側部20の外周にねじ部21が形成されており、こ
のねじ部21に前記ホース挿入管部13の他側部18の
外周に設けたユニオンナット17が螺着され、ホース挿
入管部13とボンベ接続管部14が接続されて一体とな
っている。
【0012】22はボンベ接続管部14の他側部23の
外周に設けたユニオンナット、24はユニオンナット2
2が係止する鍔部である。このユニオンナット22を前
記ガスボンベ3のガス吐出口筒部25の外周に形成した
ねじ部26に螺着することにより、ボンベ接続管部14
即ちボンベ接続部材12をガスボンベ3のガス吐出口筒
部25に接続するようになっている。
【0013】27はボンベ接続部材12の管内流路28
を開閉する弁体、29,30は弁体27の両側に突出さ
せて設けた弁杆であり、弁体27はボンベ接続部材12
の管内流路28内に、弁杆29,30がボンベ接続部材
12の軸方向に向くようにセットされている。31,3
2は前記弁杆29,30をボンベ接続部材12の管内流
路28内に軸方向ひ移動自在に支持する支持板である。
この支持板31,32は中央に弁杆31,32を挿入す
る挿入孔33と流体を通す通孔34が形成されている。
35はボンベ接続部材12の内周面に形成した弁座であ
り、弁体27が接続ホース本体1側に移動することによ
り弁座35に当接して管内流路28が閉鎖され、弁体2
7がガスボンベ接続側に移動することにより弁座35か
ら離れ管内流路28が開くようになっている。36は弁
体27を閉鎖方向に付勢しているスプリングである。
【0014】37は接続ホース本体1内に設けた可撓性
ある剛線であり、ピアノ線の単線或いは撚線により形成
されている。この剛線37は接続ホース本体1内及びボ
ンベ接続部材12のホース挿入管部13内に設けた支持
板38,39,40により接続ホース本体1の概ね軸心
上に、軸心方向に移動自在に支持されている。前記支持
板38,39,40にはそれぞれ流体を通す通孔が形成
されている。前記支持板38,39,40のうち支持板
38,39は接続ホース本体1の両端部に位置して設け
られており、支持板38と支持板39の間には前記剛線
37を内部に挿入し、接続ホース本体1の曲りに左右さ
れることなく、支持板38と支持板39の間における剛
線37の長さを一定に保つフレキシブルチューブ41が
設けられている。
【0015】42は配管接続部材4に設けた支持板で、
この支持板42に前記剛線37の配管接続部材4側の端
部を取付けている。この支持板42にも流体を通す通孔
が形成されている。43は剛線37の端部に設けた取付
部で前記支持板42に取付けられるようになっている。
【0016】このようにして、一端が支持板42に取付
けられている剛線37は、通常はその他端が前記弁体2
7の弁杆29の先端に設けた受け部44に係止して押圧
し、弁体27をスプリング36の弾発力に抗してガスボ
ンベ3側へ移動させ弁座35から離反させるようになっ
ている。そして、前記弁体27の移動量は接続ホース本
体1が衝撃を受けて伸びる量をもって設定してあり、接
続ホース本体1が設定量以上伸びたとき、剛線37の他
端が弁体27の弁杆29の先端に設けた受け部44から
外れ、剛線37による押圧から解放された弁体27はス
プリング36に付勢されて弁座35に当接して管内流路
28を閉じるようになっている。
【0017】また、前記剛線37の他端と受け部44に
あっては、接続ホース本体1が衝撃を受けて伸びて受け
部44から剛線37の他端が外れたとき、その後伸びた
接続ホース本体1が元に戻っても、安全のため剛線37
の他端が受け部44に再び係止してこれを押圧しないよ
うに再係止防止の手段が講じられている。この実施例で
は受け部44の係止面に剛線37の他端を挿入させる小
さな窪み45を形成してあり、この窪み45から外れた
剛線37の他端が再び窪み45に入ることが困難なよう
になっている。
【0018】次に上記のように構成された本考案の使用
について説明する。接続ホース本体1の一端に設けた配
管接続部材4を屋内配管2に接続するとともに、他端に
設けたボンベ接続部材12をガスボンベ3のガス吐出口
筒部25に接続する。この状態でガスボンベ3の弁体4
6を開くと、ボンベ接続部材12の弁体27が開いた状
態にあるので、ガスボンベ3内のガスは接続ホース本体
1内を通り屋内配管2に供給される。
【0019】ここで、地震等が発生して、ガスボンベ1
0が激しく揺れ、あるいは転倒して、ゴム製の接続ホ−
ス4が切れたり或いは傷付いて設定以上伸びると、剛線
37の他端が弁体27の弁杆29の先端に設けた受け部
44から外れる。この結果、剛線37による押圧から解
放された弁体27はスプリング36に付勢されて弁座3
5に当接して管内流路28を閉じ、切れたり傷付いた接
続ホ−ス4からのガス漏れが防止される。
【0020】図4、図5は、受け部44の係止面から一
端外れた剛線37の他端が再係止しないように、講じら
れた再係止防止の手段の他例を示すものである。図4に
示す実施例は、剛線37の他端と受け部44の係止面と
が同極となるように着磁しており、同極同志の剛線37
の他端と受け部44の係止面が互いに反発しあい、剛線
37の他端の再係止を防止するようになっている。図5
に示す実施例は、受け部44の係止面に形成した剛線3
7の他端を挿入させる小さな窪み45の中に、剛線37
の他端を押出す方向に弾発するスプリング47を設けて
おり、このスプリング47の弾発により、剛線37の他
端の再係止を防止するようになっている。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、屋
内配管とガスボンベとを接続するゴム製の接続ホースで
あって、このホース本体の一端には屋内配管に接続させ
る管状の配管接続部材を設け、他端にはガスボンベに接
続させる管状のボンベ接続部材を設け、前記ボンベ接続
部材には管内流路を開閉する弁体とこの弁体を閉方向に
付勢するスプリングを内蔵させ、また、前記ホース本体
内には、一端が前記配管接続部材側に取付けられ、他端
が前記弁体に当接し弁体をスプリングに抗して押圧し弁
体を開状態とする可撓性を有する剛線を設けたので、地
震等が発生して、ガスボンベが激しく揺れ、あるいは転
倒して、ゴム製の接続ホ−スが切れたり或いは傷付いて
伸びると、剛線の他端が弁体から離反し、剛線による押
圧から解放された弁体はスプリングに付勢されて管内流
路を閉じ、切れたり傷付いた接続ホ−ス4からのガス漏
れを確実に防止することができることから安全性に優
れ、更には構成が簡単なので取り扱いが容易でありかつ
安価に得ることができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の左半分を示す縦断側面。
【図2】本考案の一実施例の右半分を示す縦断側面。
【図3】支持板の実施例を示す拡大正面図。
【図4】剛線の再係止防止手段の他例を示す説明図。
【図5】剛線の再係止防止手段の他例を示す説明図。
【符号の説明】
1……………………………接続ホース本体 2……………………………屋内配管 3……………………………ガスボンベ 4……………………………配管接続部材 12…………………………ボンベ接続部材 27…………………………弁体 28…………………………管内流路 36…………………………スプリング 37…………………………剛線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内配管とガスボンベとを接続するゴム
    製の接続ホースであって、このホース本体の一端には屋
    内配管に接続させる管状の配管接続部材を設け、他端に
    はガスボンベに接続させる管状のボンベ接続部材を設
    け、前記ボンベ接続部材には管内流路を開閉する弁体と
    この弁体を閉方向に付勢するスプリングを内蔵させ、ま
    た、前記ホース本体内には、一端が前記配管接続部材側
    に取付けられ、他端が前記弁体に当接し弁体をスプリン
    グに抗して押圧し弁体を開状態とする可撓性を有する剛
    線を設けたことを特徴とする安全弁付き接続ホ−ス。
JP7567492U 1992-10-30 1992-10-30 安全弁付き接続ホ−ス Expired - Lifetime JPH0712798Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7567492U JPH0712798Y2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 安全弁付き接続ホ−ス

Applications Claiming Priority (1)

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JP7567492U JPH0712798Y2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 安全弁付き接続ホ−ス

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Publication Number Publication Date
JPH0640584U JPH0640584U (ja) 1994-05-31
JPH0712798Y2 true JPH0712798Y2 (ja) 1995-03-29

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ID=13582988

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JP7567492U Expired - Lifetime JPH0712798Y2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 安全弁付き接続ホ−ス

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100096374A1 (en) * 2008-10-20 2010-04-22 Lincoln Global, Inc. Rotating welding gun handle to achieve trigger-up or trigger-down orientation
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WO2015132841A1 (ja) * 2014-03-03 2015-09-11 株式会社日立製作所 液圧ホースおよびそれらを用いた作業機械
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JPH0640584U (ja) 1994-05-31

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