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JPH07123251A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH07123251A
JPH07123251A JP5264858A JP26485893A JPH07123251A JP H07123251 A JPH07123251 A JP H07123251A JP 5264858 A JP5264858 A JP 5264858A JP 26485893 A JP26485893 A JP 26485893A JP H07123251 A JPH07123251 A JP H07123251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
black
color
fuzzy
picture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5264858A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Matsukubo
勇志 松久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5264858A priority Critical patent/JPH07123251A/ja
Publication of JPH07123251A publication Critical patent/JPH07123251A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Character Input (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファジー制御を応用して黒文字判定を行うこ
とにより高品位に画像を処理できる画像処理装置を提供
する。 【構成】 黒文字判定部において、エッジ検出回路21
1で画像中のエッジ量を検出し、彩度判定回路212で
彩度を判定し、ファジー制御を応用したファジー判定回
路213でエッジ量と彩度に基づきファジー推論値を求
め、その推定値に応じてUCR量を変えることにより、
白地中の文字はくっきりと、画像中で検出された、黒細
線に関しては、弱くUCRをかけることで、原稿を忠実
に再現することができ、高画質を維持することが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、特
にカラー画像中の黒文字を判定する画像処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー画像データをデジタル的に
処理し、カラープリンタに出力してカラー画像を得るカ
ラープリント装置や、カラー原稿を色分解して電気的に
読み取り、得られたカラー画像データを用紙上にプリン
ト出力することにより、カラー画像の複写を行う、いわ
ゆるデジタルカラー複写機などのカラー印字システムの
発展は目覚ましいものがある。
【0003】また、これらの普及に伴い、カラー画像の
印字品質に対する要求も高くなってきており、特に黒い
文字や黒細線をより黒く、シャープに印字したいという
要求が高まっている。即ち、黒原稿を色分解すると、黒
を再現するための信号としてイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブロックの各信号が発生するが、得られた信号に基
づいてそのまま印字すると、各色が4色重ね合わさって
再現されるため、色間の若干のずれにより黒の細線に色
にじみが生じ、黒が黒く見えなかったり、ぼけて見えた
りして印字品質を著しく低下させていた。
【0004】これに対し、画像中の黒文字や細線の特徴
を生かし、例えばエッジ成分と画像の有彩色、無彩色に
より黒文字を検出し、画像中か非画像中かに応じて黒単
色化する方法等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、忠実な再現性を追求するあまり、画像中
の黒の孤立点も忠実に再現されたり、画像中の細線や無
彩色の輪郭の部分にも黒文字処理がかかり、原稿によっ
ては著しく目立つものがあり、高画質を妨げる要因にな
っている。
【0006】本発明は、上記課題を解決すために成され
たもので、ファジー制御を応用して黒文字判定を行うこ
とにより高品位に画像を処理できる画像処理装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。画像
中の文字及び線画部分を判定する複数の判定手段と、各
判定手段での判定結果に基づき文字及び線画部分の分離
をファジー制御する制御手段とを備える。
【0008】また好ましくは、前記複数の判定手段は、
画像中のエッジ量を検出するエッジ検出手段と、彩度を
判定する彩度判定手段である。また好ましくは、更に、
文字及び線画の分離を実施する領域か否かを指定する指
定手段を備える。
【0009】
【作用】かかる構成において、画像中の文字及び線画部
分を判定し、判定結果に基づき文字及び線画部分の分離
をファジー制御するように動作する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係る好適な
一実施例を詳細に説明する。図1は、実施例におけるカ
ラー画像処理装置の構成を示すブロック図である。10
1は原稿台ガラスであり、読み取られるべき原稿102
が置かれる。原稿102は、照明103によって照明さ
れ、ミラー104,105,106を経て光学系107
によりCCD108上に像が投影される。ここで、CC
D108はR(レッド)、B(ブルー)、G(グリー
ン)の3ラインのCCDラインセンサにより構成され
る。更に、モータ109によりミラー104、照明10
3を含む第1のミラーユニット110が速度Vで駆動さ
れ、ミラー105、106を含む第2のミラーユニット
111が速度1/2Vで駆動されて、原稿102の全面
が走査される。112は画像処理回路であり、読み取ら
れた画像情報を電気信号として処理し、プリント信号と
して出力する部分である。
【0011】113,114,115,116は半導体
レーザであり、画像処理回路112よりの出力信号によ
って駆動され、それぞれの半導体レーザによって発光さ
れたレーザ光がプリント色毎のポリゴンミラー117,
118,119,120によってプリント色毎の感光ド
ラム125,126,127,128上に走査され、潜
像を形成する。121,122,123,124はそれ
ぞれブラック(Bk),イエロー(Y),シアン
(C),マゼンタ(M)のトナーによって潜像を現像す
るための現像器である。用紙カセット129,130,
131か手差しトレイ132の何れかが選択され、給紙
された用紙がレジストローラ133を経て転写ベルト1
34上に吸着され搬送される。給紙タイミングと同期を
とられ、予め、感光ドラム128,127,126,1
25には、各色の像が現像されており、用紙に転写され
る。そして、各色のトナーが転写された用紙は、分離/
搬送され定着されて排紙トレイ136上に排紙される。
【0012】<第1の実施例>図2は、第1の実施例に
おける画像処理回路の構成を示すブロック図である。カ
ラー画像読み取り部により原稿の読み取り走査が行わ
れ、原稿からの反射光がカラー読み取り用CCD201
において色分解されて入光される。カラー原稿のR(レ
ッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色成分に応
じた電気信号は、各色毎に、アナログ処理回路202で
サンプルホールドされ、黒補正、白補正、色バランス等
の処理を受けた後、A/D変換器203でデジタル化さ
れ、シェーディング補正回路204で画像読み取り部の
シェーディング特性が補正される。そして、入力マスキ
ング回路205でNTSC系のRGB信号に変換され、
変換された各RGB信号が次の濃度変換回路206でL
OG特性に合わせて色材に対応した色データC(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)に変換される。
その後、UCR回路207に入力されてBk(ブラッ
ク)の値が次式により算出される。
【0013】Bk=Min(C,M,Y) 算出されたBkデータはC,M,Yの各色データに対
し、UCRが行われる。UCR量はLUT(ルックアッ
プテーブル)の参照データにより決定されるが、図3に
その特性を示す。図3に示す量では、入力されたBk量
が40%程度からUCRが開始され、最高50%までの
UCRが行われる特性を示している。このように、色補
正された各色データはカラープリンタ部での印写毎に応
じてガンマ補正回路208で補正され、フィルタ209
を通じてエッジ強調、スムージングが施され、プリンタ
部210に送られる。
【0014】次に、黒文字/黒線画の検出について以下
に説明する。まず、上述した如く、シェーディング補正
された各色分解信号R、G、Bは、エッジ検出回路21
1に入る。このエッジ検出回路211には、RGB信号
より得られた濃度信号が入力される。図4は、図2に示
すエッジ検出回路211の詳細な構成を示す図である。
入力された濃度信号は、FIFO401〜404により
5ライン分に拡張され、注目画素に対する、8方向のエ
ッジ成分が検出される。ここでは、8方向のエッジ量の
MAX値(エッジ度)をとるものとする。
【0015】図5は、図2に示す彩度判定回路212の
詳細な構成を示す図である。入力されたRGB信号に対
し、最大値検出部501と最小値検出部502によって
最大値MAX(R,G,B)と最小値MIN(R,G,
B)がそれぞれ検出される。そして、その差ΔCが減算
器503で算出され、次のLUT504で図6に示すよ
うな特性に従ってデータ変換が行われ、彩度信号Crが
生成される(色度)。図6においては、ΔCが“0”に
近い程、彩度が低く(無彩色に近く)、ΔCが大きい
程、即ち、有彩色の度合いが強い程、“0”に近づき、
完全な有彩色ではCr=0にある。また、変化の度合い
は図6に従うことに示している。
【0016】次に、図2に示すファジー判定回路213
を図7に示すブロック図を参照して以下に説明する。ま
ず、メンバーシップ関数701,702で上述したエッ
ジ検出回路211と彩度判定回路212により得られた
エッジ度と色度のそれぞれ8ビットのデータより、それ
ぞれ3本ずつのエレメントを生成する。図8は、この様
子を示すものである。ここで、図8に示す(a)のE
L、EM、EHは、それぞれエッジ量が少ない、普通、
多いを表し、また同(b)のCL、CM、CHは黒量が
少ない、普通、多いを表している。このように、各メン
バーシップ関数701,702により、それぞれ3本ず
つのエレメントが出力される。
【0017】次に、MIN法703、MAX法704で
ファジールールに適用した推論値を求める。ここで提唱
するファジールールは、エッジ量が多く、かつ、黒量が
多い時(即ち、下地がより白に近く、はっきりとした黒
の場合)、多値処理である、前述したUCR量を多くす
る。また、エッジ量が少なく、かつ、黒量が少ない時
(即ち、下地が濃く、黒がはっきりしない場合)、UC
R量を少なくするように規定されている。そして、デフ
ァジフィケーション(重心法)705で上述したメンバ
ーシップ関数701,702より得られたそれぞれ3本
ずつのエレメントから図9に示すようなファジー推論値
を求め、前述したUCR処理207へ出力し、UCR処
理を施すものである。
【0018】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、黒文字を判定する時に、多値でデータを持ちファジ
ー制御を応用し、ファジー推論値に応じてUCR量を変
える処理を施すことにより、白地中の文字はくっきり
と、画像中で検出された、黒細線に関しては、弱くUC
Rをかけることで、原稿を忠実に再現することができ、
高画質を維持することが可能となる。
【0019】<第2の実施例>次に、第2の実施例とし
て、画像圧縮を施す場合の黒文字判定をファジー推論で
得た場合の、判定信号の取り扱いについて述べる。図1
0は、第2の実施例による画像処理回路の構成を示すブ
ロック図である。尚、図2に示す第1の実施例と同じ部
位には同一の符号を付している。
【0020】図示するように、221のエンコーダ部で
画像圧縮を施し、222のメモリ部に取り込み、223
のデコーダ部で伸張する。これ以外の画像の形成は、第
1の実施例と同じである。更に、黒文字の判定部では、
画像圧縮に伴い黒文字の判定信号もデータを間引いてや
る必要がある。図11は、図7のファジー判定回路の後
段に、付加される間引き回路を示す図であり、図10に
示す224のファジー判定回路は図11の回路を含むも
のである。ここでは4×4のブロック内において水増し
を行う。
【0021】また、第1及び第2の実施例において、不
図示のデジタイザー等で領域指定を行い、選択された領
域のみ前述した実施例に見られるようなファジー処理を
施すことを特徴とし、文字領域以外の領域に関してはU
CRをかけず、更なる高画質を維持することも可能であ
る。尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステム
に適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良
い。
【0022】また、本発明はシステム或いは装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファジー制御を応用して黒文字判定を行うことにより高
品位に画像を処理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるカラー画像処理装置の構成を示
す断面図である。
【図2】第1の実施例における画像処理回路の構成を示
すブロック図である。
【図3】UCR特性を示す図である。
【図4】図2に示すエッジ検出回路211の詳細な構成
を示す図である。
【図5】図2に示す彩度判定回路212の詳細な構成を
示す図である。
【図6】図5に示すLUT504の特性を示す図であ
る。
【図7】図2に示すファジー判定回路213の詳細な構
成を示すブロック図である。
【図8】図7に示すメンバーシップ関数のエレメントを
説明するための図である。
【図9】ファジールールを説明するための図である。
【図10】第2の実施例による画像処理回路の構成を示
すブロック図である。
【図11】図10に示すファジー判定回路224の一部
分を示す図である。
【符号の説明】
201 CCD 202 アナログ処理 203 A/D変換器 204 シェーディング補正 205 入力マスキング 206 濃度変換 207 UCR 208 ガンマ(γ)補正 209 エッジ強調 210 プリンタ部 211 エッジ検出 212 彩度判定 213 ファジー判定
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/60 1/46 4226−5C H04N 1/40 D 4226−5C 1/46 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像中の文字及び線画部分を判定する複
    数の判定手段と、 各判定手段での判定結果に基づき文字及び線画部分の分
    離をファジー制御する制御手段とを備えることを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の判定手段は、画像中のエッジ
    量を検出するエッジ検出手段と、彩度を判定する彩度判
    定手段であることを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 更に、文字及び線画の分離を実施する領
    域か否かを指定する指定手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
JP5264858A 1993-10-22 1993-10-22 画像処理装置 Withdrawn JPH07123251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5264858A JPH07123251A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5264858A JPH07123251A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07123251A true JPH07123251A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17409203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5264858A Withdrawn JPH07123251A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07123251A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6980327B2 (en) 2001-05-21 2005-12-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6980327B2 (en) 2001-05-21 2005-12-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001226