JPH07121899A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
光ピックアップ装置Info
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- JPH07121899A JPH07121899A JP5349198A JP34919893A JPH07121899A JP H07121899 A JPH07121899 A JP H07121899A JP 5349198 A JP5349198 A JP 5349198A JP 34919893 A JP34919893 A JP 34919893A JP H07121899 A JPH07121899 A JP H07121899A
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- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/135—Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
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Abstract
上した光ピックアップ装置を提供することを目的として
いる。 【構成】 したがって、1つの光学素子で、半導体レー
ザ素子から出力された光束を略円形状にビーム整形する
機能と、光記録媒体からの反射光を光源光と分離する機
能を実現しているので、必要な部品点数が減少し、その
結果、装置のコストを大幅に低減できるとともに、装置
を小型化することができる。
Description
出力された光束を略円形状にビーム整形した後に光記録
媒体に集光するとともに、光記録媒体からの反射光を光
源光と分離し、その分離した反射光を検出光学系に導く
光ピックアップ装置に関する。
体にデータを記録/再生/消去するために用いられる光
ピックアップ装置には、そのレーザ光源として半導体レ
ーザ素子が用いられている。
光束は、その半導体レーザ素子のチップの活性層に平行
な方向と垂直な方向とでビームの広がる角度が異なり、
したがって、その断面形状が楕円形になる。
で光記録媒体に集束すると、記録密度が低下するなどの
不都合を生じるので、ビーム整形素子を用い、半導体レ
ーザ素子から出力される光束の断面形状が、略円形にな
るようにしている。
要部の従来例を示している。
力されたレーザ光は、カップリングレンズ2によって平
行光に変換され、ビーム整形プリズム3の面3aに入射
し、この面3aで屈折されてそのビーム形状が略円形に
整形される。そして、ビーム整形後のレーザ光は、ビー
ム整形プリズム3の面3bから出射し、ビームスプリッ
タ4に入射される。
うち、ビームスプリッタ4の光分離面4aを透過した成
分は、偏向プリズム5により偏向されて、対物レンズ6
に導かれ、対物レンズ6により、光記録媒体7に集束さ
れる。
6により略平行光に変換された後、偏向プリズム5で反
射され、ビームスプリッタ4に入射される。そして、ビ
ームスプリッタ4に入射した反射光のうち、ビームスプ
リッタ4の光分離面4aを反射した成分は、検出光学系
に導かれる。
反射光は、1/2波長板Lを透過して、その偏光面が4
5°回転され、その状態で集束レンズ8により集束され
たのち、偏光ビームスプリッタ9に入射され、この偏光
ビームスプリッタ9の光分離面9aを透過したP偏光成
分は受光素子10で受光され、また、光分離面9aで反
射されたS偏光成分は受光素子11で受光される。
出力されるレーザ光をビーム整形するビーム整形プリズ
ム3と、光記録媒体7からの反射光を光源光と分離する
ためのビームスプリッタ4を貼り合わせて、単体の光学
素子12として扱えるようにしている。また、このよう
にして、光学素子12を用いることで、組立性が向上す
る。
のさらに他の例を示している。
導体レーザ101Aからレーザ光を出射し、その出射光
をカップリングレンズ102Aに通して平行光にしてい
る。次いで、ビーム整形プリズム103Aに通して、レ
ーザ光の光束断面を円形にしている。
は、チップの活性層に平行な方向に狭く、垂直方向に広
い楕円形になる。光ディスクに照射するレーザスポット
が楕円形になると、種々の不都合が起こるので、レーザ
光を円形に整形している。
割素子104Aを介して、光ディスク側に導く。そし
て、図示せぬ対物レンズにより集光して光ディスクに照
射する。
路でビーム分割素子104Aに戻す。ビーム分割素子1
04Aは、光ディスクからの反射光を全部あるいは一部
透過して光検出系に導く。
に他の構成例を示している。
ーザ101Aから出射したレーザ光を、カップリングレ
ンズ105Aにより平行光にすると同時に、そのレーザ
光の光束断面を円形に整形している。すなわち、同図ハ
ッチングは、半導体レーザ101Aが出射する楕円形光
束の長軸方向の広がりを示しており、カップリングレン
ズ105Aは、同方向の直径をその広がりより狭く形成
している。これにより、直軸方向の光束外縁部がカット
され、カップリングレンズ105Aを通過した平行光の
光束断面が略円形になる。
の従来装置には、次のような不都合を生じていた。
ビームスプリッタ4とを貼り合わせて光学素子12を構
成するため、必要な光学部品の点数が多くなるという不
都合を生じていた。
レンズ102Aとビーム整形プリズム103Aとビーム
分割素子104Aというように、多くの光学部品を必要
とするため、装置の製造コストが高くなっていた。
リズム103Aが不要になるので、部品点数を削減する
ことができる。しかし、楕円形光束を整形するために、
長軸方向の光束外縁部をカットするので、半導体レーザ
101Aの出射光の利用効率が低下していた。
のであり、コストを低減できるとともに、光学特性が向
上した光ピックアップ装置を提供することを目的として
いる。
素子から出力された光束を略円形状にビーム整形した後
に光記録媒体に集光するとともに、光記録媒体からの反
射光を光源光と分離し、その分離した反射光を所定の検
出光学系に導く光ピックアップ装置において、上記光束
をビーム整形し、かつ、上記反射光を光源光から分離す
る面を備えた単体プリズムからなる複合機能プリズムを
備えたものである。また、前記複合機能プリズムは、底
面が直角二等辺三角形の角柱状に形成され、その断面の
底辺に相当する面が、ビーム整形面、かつ、光分離面に
設定されている。また、前記複合機能プリズムは、ビー
ム整形面と光分離面がどいつ面に形成されるとともに、
その側面のうち、ビーム整形後の光束が出射する面、お
よび、光分離後の光束が出射する面は、それぞれ光軸に
対して非直角に設定されている。また、前記複合機能プ
リズムにおいて、前記半導体レーザ素子から出力される
光束の入射角をa、この光束の入射面と、ビーム整形後
の光束を出射する第1の出射面とのなす角をα、上記入
射面と、光分離後の光束を出射する第2の出射面とのな
す角をβ、および、この複合機能プリズムの材質の屈折
率をnとしたとき、これらのa,α,β,nの間には、
次式の関係が成り立つ。
ち、ビーム光束が出射する面、および、光分離面を同一
面に設定する。また、前記複合機能プリズムにおいて、
前記半導体レーザ素子から出力される光束の入射角を
a、この光束の入射面と、ビーム整形後の光束を出射す
る出射面とがなす角をα、および、この複合機能プリズ
ムの材質の屈折率をnとしたとき、これらのa,α,n
の間には、次式の関係が成り立つ。
束を略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光す
るとともに、光記録媒体からの反射光を光源光と分離
し、その分離した反射光を所定の検出光学系に導く光ピ
ックアップ装置において、上記光束のビーム整形機能、
および、上記反射光を光源光から分離する機能を有する
単一の面を備えた単体プリズムからなる複合機能プリズ
ムを備え、上記複合機能プリズムにおいて、ビーム整形
後の光束を光記録媒体側に出射する第1の出射面はその
出射する光束の光軸と直交せず、かつ、上記複合機能プ
リズムにおいて上記第1の出射面を通過する光束の光軸
と、上記複合機能プリズムにおいて検出光学系側の第2
の出射面を通過する光束の光軸のなす方向が、直角をな
す。
束を略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光
し、光記録媒体からの反射光を光源光と分離し、その分
離した反射光を所定の検出光学系に導く光ピックアップ
装置において、上記光束のビーム整形機能、および、上
記反射光を光源光から分離する機能を有する単一の面を
備えた単体プリズムからなる複合機能プリズムを備え、
この複合機能プリズムの光記録媒体側に光束を出射する
面に4分の1波長板を一体的に取り付けたものである。
束を略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光
し、光記録媒体からの反射光を光源光と分離し、その分
離した反射光を所定の検出光学系に導く光ピックアップ
装置において、上記光束のビーム整形機能、および、上
記反射光を光源光から分離する機能を有する単一の面を
備えた単体プリズムからなる複合機能プリズムを備え、
この複合機能プリズムにおいて、ビーム整形後の光束を
光記録媒体側に出射する第1の出射面はその出射する光
束の光軸と直交せず、かつ、上記複合機能プリズムにお
いて上記第1の出射面を通過する光束の光軸と、上記複
合機能プリズムにおいて検出光学系側の第2の出射面を
通過する光束の光軸のなす方向が、直角をなすととも
に、光記録媒体側に光束を出射する面に4分の1波長板
を一体的に取り付けたものである。
束を略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光
し、光記録媒体からの反射光を光源光と分離し、その分
離した反射光を所定の検出光学系に導く光ピックアップ
装置において、上記光束のビーム整形機能、および、上
記反射光を光源光から分離する機能を有する単一の面を
備えた単体プリズムからなる複合機能プリズムを備え、
この複合機能プリズムにおいて、ビーム整形後の光束を
光記録媒体側に出射する出射面はその出射する光束の光
軸と直交しないとともに、検出光学系側に光束を出射す
る面に2分の1波長板を一体的に取り付けたものであ
る。
束を略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光
し、光記録媒体からの反射光を光源光と分離し、その分
離した反射光を所定の検出光学系に導く光ピックアップ
装置において、上記光束のビーム整形機能、および、上
記反射光を光源光から分離する機能を有する単一の面を
備えた単体プリズムからなる複合機能プリズムを備え、
この複合機能プリズムにおいて、ビーム整形後の光束を
光記録媒体側に出射する第1の出射面はその出射する光
束の光軸と直交せず、かつ、上記複合機能プリズムにお
いて上記第1の出射面を通過する光束の光軸と、上記複
合機能プリズムにおいて検出光学系側の第2の出射面を
通過する光束の光軸のなす方向が、直角をなすととも
に、検出光学系側に光束を出射する面に2分の1波長板
を一体的に取り付けたものである。
束を略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光す
るとともに、光記録媒体からの反射光を光源光と分離
し、その分離した反射光を所定の検出光学系に導く光ピ
ックアップ装置において、上記ビーム光束を整形する第
1の楔型プリズムと、この第1の楔型プリズムに組み合
わされて接合される第2の楔型プリズムを備え、上記第
1の楔型プリズムと上記第2の楔型プリズムの接合面
は、光分離面に構成されているものである。また、前記
第1の楔型プリズムと、前記第2の楔型プリズムは、同
一形状に形成され、上記第1の楔型プリズムと第2の楔
型プリズムの斜面を互いに接合し、一組の平行な平面を
形成する。また、前記第1の楔型プリズムは、この第1
の楔型プリズムへの入射光束の入射角をa、上記第1の
楔型プリズムの屈折率をn、上記第1の楔型プリズムの
頂角をxとすると、これらのa,n,xは、次式の関係
を満たす。
素子から出力された光束を略円形状にビーム整形する機
能と、光記録媒体からの反射光を光源光と分離する機能
を実現しているので、必要な部品点数が減少し、その結
果、装置のコストを大幅に低減できるとともに、装置を
小型化することができる。
面での内面反射成分は、検出光学系に向かわないので、
この内面反射成分による外乱を防止することができる。
つの光学素子により実行するので、光学部品の部品点数
を削減することができる。
施例を詳細に説明する。
クアップ装置の光学系の要部を示している。なお、同図
において、図11と同一部分および相当する部分には、
同一符号を付している。
出力されたレーザ光は、カップリングレンズ22によっ
て平行光に変換され、断面が直角二等辺三角形の三角柱
状の複合機能プリズム23の面23aに入射され、この
面23aで屈折し、この屈折時に、ビーム整形作用を受
け、その断面形状が略円形に整形される。ここで、面2
3aは、複合機能プリズム23の断面の直角二等辺三角
形の底辺に相当する側面である。
機能プリズム23の面23bより出射され、偏向プリズ
ム5により偏向されて、対物レンズ6に導かれ、対物レ
ンズ6により、光記録媒体7に集束される。
6により略平行光に変換された後、偏向プリズム5で反
射され、まず、複合機能プリズム23の面23bより複
合機能プリズム23に入射し、面23aで反射され、面
23bと直角を挟む他方の面23cより、複合機能プリ
ズム23から出射され、検出光学系に導かれる。
は、例えば、記録媒体7として、光磁気ディスクを用い
る場合には、P偏光の透過率が70%で反射率が30
%、かつ、S偏光の反射率が100%の多層膜を形成す
るとよい。
合機能プリズム23を用いて、半導体レーザ素子21の
出力光束のビーム整形機能、および、光記録媒体7から
の反射光と光源光との分離機能を実現しているので、光
ピックアップ装置の光学部品の点数を削減でき、その結
果、装置コストを低減することができるとともに、光ピ
ックアップ装置を小型化することができる。
リズム23から偏向プリズム5に向かう光束の光軸と、
複合機能プリズム23から検出光学系に向かう光束の光
軸とのなす角が90度よりも狭い角度であり、このため
に、光学系のレイアウトの自由度が低減する。
能プリズム23のビーム整形倍率が2.0程度である場
合、複合機能プリズム23の材質として、半導体レーザ
素子21が出力するレーザ光の波長に対し、屈折率が
1.3〜1.4程度のガラス材を用いるとよい。この場
合、図2に示したように、複合機能プリズム23から偏
向プリズム5に向かう光束の光軸と、複合機能プリズム
23から検出光学系に向かう光束の光軸とのなす角を、
略90度に設定することができる。
び相当する部分には、同一符号を付している。
機能プリズム23の面23aに対して、半導体レーザ素
子21の出力光束が入射する入射角をa、面23aでの
屈折角をb、面23bへの光束の入射角をc、面23b
での屈折角をd、複合機能プリズム23の屈折率をn、
および、ビーム整形倍率をmとすると、これらの間に
は、次の式(1)〜(3)が成立する。
ム23の材質として、半導体レーザ素子21が出力する
レーザ光の波長に対し、屈折率が1.3〜1.4という
特別なガラス材を用いるため(通常のガラス材の屈折率
は1.5程度)、この複合機能プリズム23のコストが
高くなる。
レーザ光の波長に対し、屈折率が1.5程度の通常のガ
ラス材を用いて複合機能プリズム23を実現するために
は、例えば、図4に示すように、複合機能プリズム23
の形状を、断面が鈍角三角形の角柱状に設定するとよ
い。
aに対して、半導体レーザ素子21の出力光束が入射す
る入射角をa、面23aでの屈折角をb、面23bへの
光束の入射角をc、面23bでの屈折角をd、面23c
への光束の入射角をe、面23cの屈折角をf、面23
aと面23bとのなす角をα、面23aと面23cとの
なす角をβ、および、複合機能プリズム23の屈折率と
すると、これらの間には、次の式(4)が成立する。
3b,23cがそれぞれ光軸となす角度が90度ではな
いため、これらの面で反射された光が、半導体レーザ素
子21に戻ったり、あるいは、検出光学系にフレア光と
して入射されることを防止することができる。
かかる光ピックアップ装置の光学系の要部を示してい
る。なお、同図において、図1および図4と同一部分お
よび相当する部分には、同一符号を付している。
向プリズム5に対してレーザ光を出射する面23b’
が、光軸に対して直角をなすように、複合機能プリズム
23’の形状が定められている。
出力するレーザ光の波長を780(ナノメートル)と
し、この波長に対する複合機能プリズム23’の屈折率
を1.511とすると、入射角aの大きさは69.7゜
になり、複合機能プリズム23’の面23a’と面23
b’のなす角αの大きさは42.2゜になり、また、面
23a’と面23c’とのなす角βの大きさは28.6
5゜になる。
施例にかかる光ピックアップ装置の光学系の要部を示し
ている。なお、同図において、図1および図4と同一部
分および相当する部分には、同一符号を付している。
は、図4に示した複合機能プリズム23の断面形状を、
面23a”(複合機能プリズム23の面23aに相当す
る)を底辺とする二等辺三角形に設定したものを形成
し、これの光束が通過しない部分を切り取った形状をも
つ。したがって、この場合、複合機能プリズム23’の
面23a”と面23b”のなす角αと面23a”と面2
3c”とのなす角βとは等しい。
ーザ光の波長を780(ナノメートル)とし、この波長
に対する複合機能プリズム23”の屈折率を1.511
とすると、入射角aの大きさは70゜になり、かつ、α
およびβの大きさは26.05゜になる。
断面形状が二等辺三角形なので、複合機能プリズム2
3”の製造コストを低減できる。また、複合機能プリズ
ム23”の入射光束と出射光束が90度をなさないの
で、フレア光の影響を除去することができる。
ックアップ装置の光学系の要部を示している。なお、同
図において、図1と同一部分および相当する部分には、
同一符号を付している。
出力されたレーザ光は、カップリングレンズ22によっ
て平行光に変換され、三角柱状の複合機能プリズム25
の面25aに入射され、この面25aで屈折し、この屈
折時に、ビーム整形作用を受け、その断面形状が略円形
に整形される。
機能プリズム25の面25bより出射され、偏向プリズ
ム5により偏向されて、対物レンズ6に導かれ、対物レ
ンズ6により、光記録媒体7に集束される。
6により略平行光に変換された後、偏向プリズム5で反
射され、さらに、複合機能プリズム25の面25bより
反射されて、検出光学系に導かれる。
対する入射角をa、面25aと面25bとのなす角をα
とすると、次の式(5)の関係が成立する。
は、例えば、記録媒体7として、光磁気ディスクを用い
る場合には、P偏光の透過率が70%で反射率が30
%、かつ、S偏光の反射率が100%の多層膜を形成す
るとよい。
体7からの反射光を、複合機能プリズム25の面25b
で反射させて、検出光学系に導いているので、この反射
光が複合機能プリズム25の内部を通過せず、その結
果、光量の低下を防止することができる。
ディスク以外のもの、例えば、追記型光ディスクを用い
た場合でも、同様にして適用することができる。
用した他の光ピックアップ装置の光学系の要部を示して
いる。なお、この場合、周知の非点収差法を用いてフォ
ーカシング誤差を検出している。
ら出力されたレーザ光は、カップリングレンズ102に
よって平行光に変換され、プリズム103の分離面10
3aに入射し、この分離面103aで屈折されてそのビ
ーム形状が略円形に整形される。そして、ビーム整形後
のレーザ光は、プリズム103の面103bから出射
し、偏向プリズム104により偏向されて、対物レンズ
105に導かれ、対物レンズ105により、光記録媒体
106に集束される。
ンズ105により略平行光に変換された後、偏向プリズ
ム104で反射されて、プリズム103の面103bに
入射し、プリズム103の内部を進行し、プリズム10
3の分離面103aで反射し、プリズム103の内部を
進行し、プリズム103の他方の面3cから出射し、検
出光学系に導かれる。したがって、この場合、プリズム
103が複合機能プリズムに相当する。
らの反射光は、集束レンズ107により集束されたの
ち、ビームスプリッタ108に入射され、このビームス
プリッタ108の光分離面108aを透過した一部の光
束は、シリンドリカルレンズ109を通過した後に4分
割受光素子110で受光され、また、光分離面109a
で反射された他部分の光束は2分割受光素子111で受
光される。
つの受光面からの受光信号の和の差分に基づいて、フォ
ーカシング誤差信号を形成し、2分割受光素子111の
2つの受光面の受光信号の差分に基づいてトラッキング
誤差信号を形成する。また、4分割受光素子110の4
つの受光面からの受光信号の総和、あるいは、2分割受
光素子111の2つの受光面からの受光信号の総和に基
づいて、光記録媒体106のプリフォーマット領域から
の再生信号、または、ユーザ領域に記録されたデータ信
号を形成する。
離面103aから入射した光束の大部分は、面103b
から出射するが、その光束の一部分がこの面103bで
反射する。ここで、この面103bに対して、光束が直
角に入射するため、この反射した光束(以下、内面反射
光束という)は、図11に破線で示したように、光記録
媒体106からの反射光と同じ光路を通って、検出光学
系に入射する。
して、4分割受光素子110および2分割受光素子11
1に入射するので、フォーカシング誤差信号やトラッキ
ング誤差信号にオフセット成分が重畳され、その結果、
フォーカシングサーボ制御およびトラッキングサーボ制
御に誤差が生じるという不都合を生じていた。
明の別な一実施例にかかる光ピックアップ装置の光学系
の要部を示している。なお、同図において、図11と同
一部分および相当する部分には、同一符号を付してい
る。
ら出力されたレーザ光は、カップリングレンズ102に
よって平行光に変換され、プリズム120の分離面12
0aに入射し、この分離面120aで屈折されてそのビ
ーム形状が略円形に整形される。そして、ビーム整形後
のレーザ光は、プリズム120の面120bから出射
し、偏向プリズム104により偏向されて、対物レンズ
105に導かれ、対物レンズ105により、光記録媒体
106に集束される。
ンズ105により略平行光に変換された後、偏向プリズ
ム104で反射されて、プリズム120の面120bに
入射し、プリズム120の内部を進行し、プリズム12
0の分離面120aで反射し、プリズム120の内部を
進行し、プリズム120の他方の面20cから出射し、
検出光学系に導かれる。
20の分離面120aから入射した光束LFaの大部分
は、面120bから出射するが、その光束の一部分がこ
の面120bで反射する。
て、光束LFaが直角から角度θaだけずれた角度で入
射するように、その形状が設定されている。したがっ
て、光束LFaのうち、面120bで反射した内面反射
光束LFbは、同図に破線で示したように、面120b
に対する入射点P1で、面120bの法線と角度2θa
の方向に進む。
(以下、信号光束という)は、プリズム120の内部で
は元の光路を通るので、信号光束と内面反射光束LFb
とは、プリズム120の内部で異なる光路を通る。
ら出射する信号光束と、内面反射光束LFbは、出射位
置が異なるとともに、出射方向が異なる。
光学系には入射せず、この内面反射光束LFbが原因と
なって、フォーカシング誤差信号やトラッキング誤差信
号にオフセット成分が重畳されることが防止され、その
結果、フォーカシングサーボ制御およびトラッキングサ
ーボ制御を適切に行うことができる。
の光学系のうち、半導体レーザ素子101、カップリン
グレンズ102、プリズム120、集束レンズ107、
ビームスプリッタ108、シリンドリカルレンズ10
9、4分割受光素子110、および、2分割受光素子1
11は、光ディスク駆動装置のフレーム部材FLに固定
された固定筐体(図示略)に収容され、偏向プリズム1
04、対物レンズ105、および、この対物レンズ10
5をフォーカシング方向とトラッキング方向に移動する
対物レンズ移動機構(図示略)は、移動する移動筐体
(図示略)に収容されている。
ク機構により、光記録媒体106の半径方向に平行なシ
ーク方向Rに往復移動される。
Lに平行な方向に一致するように設定されており、これ
により、移動筐体が移動する移動範囲が最も小さい状態
となり、これにより、光ディスク駆動装置の筐体を小型
化することができる。
る光ピックアップ装置の光学系の要部を示している。な
お、同図において、図12と同一部分および相当する部
分には、同一符号を付している。
ら出力されたレーザ光は、カップリングレンズ102に
よって平行光に変換され、プリズム121の分離面12
1aに入射し、この分離面121aで屈折されてそのビ
ーム形状が略円形に整形される。そして、ビーム整形後
のレーザ光は、プリズム121の面121bから出射
し、偏向プリズム104により偏向されて、対物レンズ
105に導かれ、対物レンズ105により、光記録媒体
106に集束される。
ンズ105により略平行光に変換された後、偏向プリズ
ム104で反射されて、プリズム121の面121bに
入射し、プリズム121の内部を進行し、プリズム12
1の分離面121aで反射し、プリズム121の内部を
進行し、プリズム121の他方の面121cから出射
し、検出光学系に導かれる。
の面121bを出射して偏向プリズム104に向かう光
束の光軸と、プリズム121の面121cを出射して検
出光学系に向かう光束の光軸が90度をなすように、プ
リズム121の分離面121a、面121b,121c
が、相互になす角度が設定されている。
と移動筐体が90度の関係に配置されるため、組立性が
よい。
にかかる光ピックアップ装置の光学系の要部を示してい
る。なお、同図において、図14と同一部分および相当
する部分には、同一符号を付している。
気ディスク106’を用いるようにしたものであり、プ
リズム121の面121cの外側には、1/2波長板1
22が張り付けられている。
から出射した光束は、1/2波長板122を通過してそ
の偏光面が45゜回転される。
121aとして、P偏光を一部反射し、S偏光をほぼ全
て反射するような膜を形成すると、光磁気信号のS/N
をより向上することができる。
にかかる光ピックアップ装置の光学系の要部を示してい
る。なお、同図において、図14と同一部分および相当
する部分には、同一符号を付している。
型光ディスク106”を用いるようにしたものであり、
プリズム121の分離面121a’は、偏光ビームスプ
リッタ面に形成されており、また、面121bの外側に
は、1/4波長板125が張り付けられている。
出力された信号光は、カップリングレンズ102によっ
て平行光に変換され、プリズム121の分離面121
a’にP偏光として入射し、このP偏光の信号光は、分
離面121a’を透過し、プリズム121の内部を進行
し、面121bから出射される。
4波長板125を通過し、1/4波長板125によって
円偏光に変換され、偏向プリズム104により偏向さ
れ、対物レンズ105により集光されて、追記型光ディ
スク106”の記録面に結像される。
は、対物レンズ105によって略平行光に変換され、偏
向プリズム104で反射されて、再度、1/4波長板1
25に入射される。それにより、1/4波長板125を
透過した反射光は、入射光と方位が直交する直線偏光に
変換されているので、分離面121a’でその全光束が
反射され、プリズム121の内部を進行し、面121c
から出射して、検出光学系に導かれる。
全光束を利用できるようにしている。なお、本実施例で
は、追記型光ディスクに適用する場合について説明した
が、本実施例は、相変化型光ディスクについても、同様
にして適用することができる。
にかかる光ピックアップ装置の光学系の要部を示してい
る。なお、同図において、図12と同一部分および相当
する部分には、同一符号を付している。
学系の全ての要素、および、対物レンズ105をフォー
カシング方向とトラッキング方向に移動する対物レンズ
移動機構(図示略)が、同一の移動筐体(図示略)に収
容され、この移動筐体は、図示しないシーク機構によ
り、光記録媒体106の半径方向に平行なシーク方向R
に往復移動される。
Lに平行な方向に一致するように設定されており、これ
により、移動筐体が移動する移動範囲が最も小さい状態
となり、これにより、光ディスク駆動装置の筐体を小型
化することができる。
かる光ピックアップ装置の光学系の要部を示している。
なお、同図において、図14と同一部分および相当する
部分には、同一符号を付している。
学系の全ての要素、および、対物レンズ105をフォー
カシング方向とトラッキング方向に移動する対物レンズ
移動機構(図示略)が、同一の移動筐体(図示略)に収
容され、この移動筐体は、図示しないシーク機構によ
り、光記録媒体106の半径方向に平行なシーク方向R
に往復移動される。
Lに平行な方向に一致するように設定されており、これ
により、移動筐体が移動する移動範囲が最も小さい状態
となり、これにより、光ディスク駆動装置の筐体を小型
化することができる。
施例に係るWORM(WriteOnce Read
Many)タイプの光ピックアップ装置の構成図を示し
たものである。
ーザ光を紙面内の水平な一方向に出射するように固定さ
れている。なお、その半導体レーザ101Aのチップの
活性層は、紙面内垂直方向であるY方向とする。
向には、カップリングレンズ102Aと光学素子106
Aとが順に配設されている。光学素子106Aは、同一
形状の2枚の楔形プリスム1061A,1062Aを互
い違いに重ね合せて接合し、その接合面に偏光膜106
3Aを形成したものである。偏光膜1063Aは、S偏
光を透過し、P偏光を反射するものである。
波長板107Aと対物レンズ108Aと光ディスク10
9Aとが順に配設されている。ここで、光ディスク10
9Aとしては、穴明け記録方式や相変化型のものを用い
ることができる。
検出系装置が配設されている。
ーザ光が出射される。この場合、チップの活性層は、同
図Y方向に向いているので、出射光束の断面は、図20
に示すように、Y方向に狭くその方向に直交するX方向
に広い楕円形になる。また、出射光の偏光方向は、チッ
プの活性層の方向になるので、同図の場合、P偏光のレ
ーザ光が出射することになる。
Aを通り平行光になる。なお、カップリングレンズ10
2Aの外径は半導体レーザ101Aの出射光束の外径に
対して充分大きく、その光束全体がカップリングレンズ
102Aを通過する。平行光になったレーザ光は、光学
素子106Aに入射する。
プリスム1061A内に入って偏光膜1063Aに達す
る。偏光膜1063Aは、その半導体レーザ101A側
から入射したP偏光の光を反射する。反射した光は、楔
形プリスム1061A内を進行して外部に出る。この場
合、上記P偏光の光は、楔形プリスム1061A内に入
る際と楔形プリスム1061Aから出る際にそれぞれ屈
折することになる。
1061Aに入射する光束のY方向の幅がd1であった
とすると、楔形プリスム1061Aに入ることにより、
その光束の幅がd2に広がることになる。つまり、光束
幅がY方向にだけ広がる。
061Aに入る際の入射角をa、屈折角をb、その光束
が楔形プリスム1061Aの表面上に占める幅をlとす
ると、上記光束の幅d1とd2は、
形倍率m1は、 m1=d2/d1=(cos(b))/(cos(a)) となる。
は、楔形プリスム1061Aから出る際にも、屈折によ
り光束幅が変化する。ここで、楔形プリスム1061A
から出る際の入射角をc、屈折角をdとすると、ビーム
整形倍率m2は、 m2=(cos(d))/(cos(c)) となる。
m0は、次の式(I)のようになる。
は、光学素子106Aを通過することにより、Y方向の
光束幅がm0倍に拡大されることになる。これにより、
半導体レーザ101Aから出射された楕円形光束が真円
形に整形される。
A側から光学素子106Aへの入射光の光軸と、光学素
子106Aから光ディスク109A側への出射光の光軸
とが直交するように設定している。この場合、上記入射
角aと屈折角dとは、 a+d=90(度) という関係になる。ここで、楔形プリスム1061A,
1062Aを形成している材料の屈折率をn、その頂角
をxとすると、次の式(II)という関係が成立つこと
になる。
す。例えば、「BK−7」という既知規格のガラス材料
を用いて楔形プリスム1061A,1062Aを形成し
たとする。このガラス材料の屈折率は、波長780(ナ
ノメートル)に対し、1.511である。そして、楔形
プリスム1061A,1062Aの頂角xを14.5度
に形成し、レーザ光の入射角aを73.97度に設定し
たとすると、屈折角bは39.5度、入射角cは10.
5度、屈折角dは15.98度になる。この場合、ビー
ム整形倍率m0は、2.73となる。また、入射角aと
屈折角dとの和は、89.95度であり、光学素子10
6Aへの入射光の光軸と出射光の光軸とがほぼ直交する
ようになる。
1/4波長板107Aを通ることにより円偏光になる。
そのレーザ光は、対物レンズ108Aにより集光され、
光ディスク109A上にレーザスポットとして照射され
る。
とは反対に対物レンズ108Aと1/4波長板107A
を通過する。1/4波長板107Aを通過することによ
り、S偏光に変わる。そのS偏光のレーザ光は、光学素
子106Aに入射する。
する。透過したレーザ光は、光学素子106Aを通過し
て外部に出る。なお、入射したレーザ光が楔形プリスム
1061Aに入る際と楔形プリスム1062Aから出る
際にそれぞれ屈折するが、それぞれの屈折方向は互いに
反対方向で同一角度になる。また、光学素子106Aの
上面と下面とは平行になっているので、光学素子106
Aに入るレーザ光の入射方向と光学素子106Aから出
るレーザ光の放射方向とは平行になる。そして、光学素
子106Aから出たレーザ光は、光検出系装置に入射す
る。
ィスク109Aの記録情報を再生したり、光ディスク1
09Aに照射しているレーザスポットの焦点ずれやトラ
ッキングずれを検知したりする。この場合、記録情報
は、入射光の光強度変化を検知することにより再生す
る。
素子106Aが、半導体レーザ101A側から入射した
楕円形のレーザ光束を、円形のレーザ光束に整形して光
ディスク110A側に放射するビーム整形機能と、光デ
ィスク110A側から戻ってくる光束を光検出系側に放
射するビーム分離機能とを備えるようにしている。
部品が1つだけで済むようになり、光ピックアップ装置
の部品点数を削減することができる。
は、その光束全体を所定の方向に放射し、図27で説明
したような光束外縁部のカットが生じないので、半導体
レーザ101Aの出射光を有効に利用することができ
る。
リスム1061A,1062Aを接合し、その接合面に
偏光膜1063Aを形成しただけという簡単に構成であ
るので、部品コストも安価になる。
レーザ101Aの出射光が、ビーム分割素子104Aの
外面に垂直に入射すると、その外面で反射する一部の光
が半導体レーザ101Aに戻ってしまうという不都合が
あるが、本実施例では、半導体レーザ101Aの出射光
は、光学素子106Aの外面に対して傾斜した角度で入
射させているので、その外面での反射光が、半導体レー
ザ101Aに戻るということが防止される。
子106Aへの入射光の光軸と、その光が光学素子10
6Aから出る放射光の光軸とを平行にすると共に、それ
らの方向に対して、半導体レーザ101A側から光学素
子106Aへの入射光の光軸を垂直にしている。
光軸に沿って各種部品を組み付けるが、このように複数
の光軸が互いに平行あるは垂直であると、部品の組み付
け作業が容易になる。また、通常、このような各部品は
方形の箱型筐体に収納するが、複数の光軸が互いに平行
あるは垂直であると、筐体内の余分なスペースを少なく
することができ、筐体を小形化することができる。
施例に係るMO(Magnet Optical)タイ
プの光ピックアップ装置の構成図を示したものである。
図において、図19と異なる点は、光磁気記録方式の光
ディスク110Aを配設して、1/4波長板107Aを
除去した点と、光学素子106Aを構成する2枚の楔形
プリスム1061Aと1062Aの接合面には、半透過
性膜1064Aを形成している点である。この半透過性
膜1064Aは、偏光方向に拘らず入射光の一定割合を
透過して他を反射するものである。
線偏光のレーザ光を出射する。その出射光は、カップリ
ングレンズ102Aを通り平行光になって光学素子10
6Aに入射する。その入射した光は、半透過性膜106
4Aにおいて、光量の一部がその半透過性膜1064A
を透過し、残りが反射する。反射した光は、対物レンズ
108Aで集光されて光ディスク110Aに照射され
る。
ズ108Aを介して光学素子106Aに入射する。光学
素子106Aに入った光は、半透過性膜1064Aにお
いて、上記と同様に透過光と反射光とに分れる。この内
の透過光が光検出系装置に入射する。
ィスク110Aの記録情報を再生したり、光ディスク1
10Aに照射しているレーザスポットの焦点ずれやトラ
ッキングずれを検知したりする。この場合、記録情報
は、入射光のP偏光成分とS偏光成分との強度差を検知
することにより再生する。
Aと1062Aの接合面に、半透過性膜1064Aを形
成すれば、MOタイプの光ピックアップ装置に用いるこ
とができる。これにより、MOタイプの光ピックアップ
装置の場合に、前述の実施例と同様に、部品点数を少な
くし、半導体レーザ101Aの出射光を有効利用するこ
とができるようになる。
偏光をほぼ全て透過するような多層膜を形成すると、光
磁気信号のS/Nをより向上することができる。
01Aから出射される楕円形光束は、短軸方向に拡大し
て円形に整形するようにしたが、長軸方向に縮小して円
形に整形するようにしてもよい。その場合には、図24
に示すように、光学素子106Aは、傾斜方向を反対に
すると共に傾斜角を急にして配設する。また、半導体レ
ーザ101Aは、チップの活性方向がX方向になるよう
に配設する。これにより、Y方向に広い楕円形光束が円
形に整形されるようになる。
6Aに入射あるいは光学素子106Aから放射する光の
光軸は、互いに平行か垂直かのどちらかにしたが、それ
ぞれ異なる方向にしてもよいことは当然である。
1つの光学素子で、半導体レーザ素子から出力された光
束を略円形状にビーム整形する機能と、光記録媒体から
の反射光を光源光と分離する機能を実現しているので、
必要な部品点数が減少し、その結果、装置のコストを大
幅に低減できるとともに、装置を小型化することができ
るという効果を得る。
面での内面反射成分は、検出光学系に向かわないので、
この内面反射成分による外乱を防止することができる。
を外部に放射するので、半導体レーザの出射光を有効に
利用することができるという効果も得る。
の光学系の要部を示した概略図。
置の光学系の要部を示した概略図。
明するための概略図。
ップ装置の光学系の要部を示した概略図。
図。
クアップ装置の光学系の要部を示した概略図。
図。
置の光学系の要部を示した概略図。
略図。
ップ装置の光学系の要部を示した概略構成図。
クアップ装置の光学系の要部を示した概略構成図。
ックアップ装置の光学系の要部を示した概略構成図。
る光ピックアップ装置の光学系の要部を示した概略構成
図。
光ピックアップ装置の光学系の要部を示した概略構成
図。
る光ピックアップ装置の光学系の要部を示した概略構成
図。
る光ピックアップ装置の光学系の要部を示した概略構成
図。
イプの光ピックアップ装置の構成図である。
明図である。
る。
る。
イプの光ピックアップ装置の構成図である。
を示す説明図である。
の概略図。
他の例を示した概略構成図。
例を示す装置構成図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 半導体レーザ素子から出力された光束を
略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光すると
ともに、光記録媒体からの反射光を光源光と分離し、そ
の分離した反射光を所定の検出光学系に導く光ピックア
ップ装置において、 上記光束をビーム整形し、かつ、上記反射光を光源光か
ら分離する面を備えた単体プリズムからなる複合機能プ
リズムを備えたことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 【請求項2】 前記複合機能プリズムは、底面が直角二
等辺三角形の角柱状に形成され、その断面の底辺に相当
する面が、ビーム整形面、かつ、光分離面に設定されて
いることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装
置。 - 【請求項3】 前記複合機能プリズムは、ビーム整形面
と光分離面がどいつ面に形成されるとともに、その側面
のうち、ビーム整形後の光束が出射する面、および、光
分離後の光束が出射する面は、それぞれ光軸に対して非
直角に設定されていることを特徴とする請求項1記載の
光ピックアップ装置。 - 【請求項4】 前記複合機能プリズムにおいて、前記半
導体レーザ素子から出力される光束の入射角をa、この
光束の入射面と、ビーム整形後の光束を出射する第1の
出射面とのなす角をα、上記入射面と、光分離後の光束
を出射する第2の出射面とのなす角をβ、および、この
複合機能プリズムの材質の屈折率をnとしたとき、これ
らのa,α,β,nの間には、次式の関係が成り立つこ
とを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。 【数1】 - 【請求項5】 前記複合機能プリズムの側面のうち、ビ
ーム光束が出射する面、および、光分離面が同一面に設
定されていることを特徴とする請求項1記載の光ピック
アップ装置。 - 【請求項6】 前記複合機能プリズムにおいて、前記半
導体レーザ素子から出力される光束の入射角をa、この
光束の入射面と、ビーム整形後の光束を出射する出射面
とがなす角をα、および、この複合機能プリズムの材質
の屈折率をnとしたとき、これらのa,α,nの間に
は、次式の関係が成り立つことを特徴とする請求項5記
載の光ピックアップ装置。 【数2】 - 【請求項7】 半導体レーザ素子から出力された光束を
略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光すると
ともに、光記録媒体からの反射光を光源光と分離し、そ
の分離した反射光を所定の検出光学系に導く光ピックア
ップ装置において、 上記光束のビーム整形機能、および、上記反射光を光源
光から分離する機能を有する単一の面を備えた単体プリ
ズムからなる複合機能プリズムを備え、 上記複合機能プリズムにおいて、ビーム整形後の光束を
光記録媒体側に出射する第1の出射面はその出射する光
束の光軸と直交せず、かつ、上記複合機能プリズムにお
いて上記第1の出射面を通過する光束の光軸と、上記複
合機能プリズムにおいて検出光学系側の第2の出射面を
通過する光束の光軸のなす方向が、直角をなすことを特
徴とする光ピックアップ装置。 - 【請求項8】 半導体レーザ素子から出力された光束を
略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光し、光
記録媒体からの反射光を光源光と分離し、その分離した
反射光を所定の検出光学系に導く光ピックアップ装置に
おいて、 上記光束のビーム整形機能、および、上記反射光を光源
光から分離する機能を有する単一の面を備えた単体プリ
ズムからなる複合機能プリズムを備え、この複合機能プ
リズムの光記録媒体側に光束を出射する面に4分の1波
長板を一体的に取り付けたことを特徴とする光ピックア
ップ装置。 - 【請求項9】 半導体レーザ素子から出力された光束を
略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光し、光
記録媒体からの反射光を光源光と分離し、その分離した
反射光を所定の検出光学系に導く光ピックアップ装置に
おいて、 上記光束のビーム整形機能、および、上記反射光を光源
光から分離する機能を有する単一の面を備えた単体プリ
ズムからなる複合機能プリズムを備え、この複合機能プ
リズムにおいて、ビーム整形後の光束を光記録媒体側に
出射する第1の出射面はその出射する光束の光軸と直交
せず、かつ、上記複合機能プリズムにおいて上記第1の
出射面を通過する光束の光軸と、上記複合機能プリズム
において検出光学系側の第2の出射面を通過する光束の
光軸のなす方向が、直角をなすとともに、光記録媒体側
に光束を出射する面に4分の1波長板を一体的に取り付
けたことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 【請求項10】 半導体レーザ素子から出力された光束
を略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光し、
光記録媒体からの反射光を光源光と分離し、その分離し
た反射光を所定の検出光学系に導く光ピックアップ装置
において、 上記光束のビーム整形機能、および、上記反射光を光源
光から分離する機能を有する単一の面を備えた単体プリ
ズムからなる複合機能プリズムを備え、この複合機能プ
リズムにおいて、ビーム整形後の光束を光記録媒体側に
出射する出射面はその出射する光束の光軸と直交しない
とともに、検出光学系側に光束を出射する面に2分の1
波長板を一体的に取り付けたことを特徴とする光ピック
アップ装置。 - 【請求項11】 半導体レーザ素子から出力された光束
を略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光し、
光記録媒体からの反射光を光源光と分離し、その分離し
た反射光を所定の検出光学系に導く光ピックアップ装置
において、 上記光束のビーム整形機能、および、上記反射光を光源
光から分離する機能を有する単一の面を備えた単体プリ
ズムからなる複合機能プリズムを備え、この複合機能プ
リズムにおいて、ビーム整形後の光束を光記録媒体側に
出射する第1の出射面はその出射する光束の光軸と直交
せず、かつ、上記複合機能プリズムにおいて上記第1の
出射面を通過する光束の光軸と、上記複合機能プリズム
において検出光学系側の第2の出射面を通過する光束の
光軸のなす方向が、直角をなすとともに、検出光学系側
に光束を出射する面に2分の1波長板を一体的に取り付
けたことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 【請求項12】 半導体レーザ素子から出力された光束
を略円形状にビーム整形した後に光記録媒体に集光する
とともに、光記録媒体からの反射光を光源光と分離し、
その分離した反射光を所定の検出光学系に導く光ピック
アップ装置において、 上記ビーム光束を整形する第1の楔型プリズムと、 この第1の楔型プリズムに組み合わされて接合される第
2の楔型プリズムを備え、 上記第1の楔型プリズムと上記第2の楔型プリズムの接
合面は、光離面に構成されていることを特徴とする光ピ
ックアップ装置。 - 【請求項13】 前記第1の楔型プリズムと、前記第2
の楔型プリズムは、同一形状に形成され、上記第1の楔
型プリズムと第2の楔型プリズムの斜面を互いに接合
し、一組の平行な平面を形成することを特徴とする請求
項13記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項14】 前記第1の楔型プリズムは、この第1
の楔型プリズムへの入射光束の入射角をa、上記第1の
楔型プリズムの屈折率をn、上記第1の楔型プリズムの
頂角をxとすると、これらのa,n,xは、次式の関係
を満たすことを特徴とする請求項13記載の光ピックア
ップ装置。 cos(a)=n・sin(arcsin((sin(a))/n)−2・x)
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