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JPH07121836B2 - 土壌改良肥料 - Google Patents

土壌改良肥料

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Publication number
JPH07121836B2
JPH07121836B2 JP62101808A JP10180887A JPH07121836B2 JP H07121836 B2 JPH07121836 B2 JP H07121836B2 JP 62101808 A JP62101808 A JP 62101808A JP 10180887 A JP10180887 A JP 10180887A JP H07121836 B2 JPH07121836 B2 JP H07121836B2
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JP
Japan
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soil
parts
iron
fertilizer
present
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JP62101808A
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JPS63270375A (ja
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甲三 園部
英一 池田
和男 泉田
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Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、鉄分を含有する珪酸質系土壌改良肥料に関す
るものである。
<従来の技術> 秋落ち水田は、夏までは、旺盛で良好な成育をしていた
水稲が成育後期になって、成育不良となり、草出来に比
べて、登熟不良で玄米収量が著しく少なくなる現象であ
るが、症状としては、下葉の黄化、枯れ上りやごま枯病
班の発生などが特徴的である。
また、健全な水稲根は白色〜赤褐色であるのに対して、
秋落ちの水稲根は黒色で腐敗して弾力性がなく壊死状態
になっている。
このような現象は、鉄、マンガンの他にカリウム、石
灰、苦土、珪酸等の養分が不足しているためと言われて
いる。
そこで、従来より、秋落ち水田対策として、含鉄物とし
てFe2O310%以上含むものが特殊肥料として法的に認め
られ、これに該当する天然鉱物、土壌、転炉石灰等が指
定され含鉄土壌肥料として使用されている。
しかしながら、例えば、転炉石灰などは、微粉状である
こと、強アルカリであること、地域的に生産地よりの輸
送費がかかり過ぎること、Fe2O3含量が約25%と比較的
低い為、1アール当りの施用量が30kgにもなること等の
欠点があり、土壌診断の結果より使用を要すると思われ
る面積の数%しか施用されていないのが現状である。
<発明が解決しようとする問題点> そこで、本発明者は、鉄分を多く含み、且つ1アール当
りの施用量を多くとも20kgにすることができる秋落ち水
田となることを防ぐための土壌改良肥料を製造すべく種
々研究した結果本発明を得た。
<問題点を解決するための手段> 即ち,本発明は、緩効性の珪酸質原料及び鉄スケールを
有効成分とする土壌改良肥料において,Fe2O3:10〜90wt
%,P2O5:0.1〜13wt%,CaO:4〜40wt%,MgO:1〜13wt%,Si
O2:2〜35wt%及びその他0〜17wt%の組成を有し,且
つ,粒径が大きくとも5mmの造粒物であり,該造粒物1g
を100mlに浸漬,撹拌後の上澄液のpHが7〜10,水崩壊率
が90%以上であることを特徴とする土壌改良肥料であ
る。
本発明における珪酸質原料というのは、枸溶性珪酸を含
有する珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、珪酸カリウ
ムのいずれか1種または2種以上を主成分とするものを
いい、例えば、溶成燐肥や製リンスラグ、高炉スラグ等
のごときスラグ系珪酸カルシウム、ニッケルスラグのご
ときスラグ系珪酸マグネシウムなどが挙げられる。
従って、他の成分として、原料の性質上、必然的に混入
するものは許容できることは勿論であるが、硼素、マン
ガン、亜鉛、モリブデン等の微量要素が混入しているこ
とも差支えない。
珪酸質原料は、多くの場合、ガラス粉末の形態が好まし
いが、製造上発生する短繊維状であってもよい。
又、本発明に係わる鉄スケールとは、鉄の高温加工時、
例えば、圧延、熱間、連鋳、溶接、溶断処理などで発生
する鉄及び酸化鉄の混合物(Fe、FeO、Fe2O3、Fe3O4
を含有)を意味するものである。
このものの、鉄分は、Fe2O3換算での含量は、無水ベー
スで85〜125wt%と高く、粒径大きくとも7mm程度好まし
くは3mm以下である。
また、この鉄スケールは、その1gを水100mlに浸漬した
ときのPHが6〜8の中性のものが好適である。
本発明に係わる土壌改良肥料は、上記のように珪酸質原
料と鉄スケールとの粉末を有効成分としてなるものであ
るが、その組成は対象土壌や両原料の組成等によって、
一様ではないが、当該肥料が次の組成;Fe2O310〜90wt
%、P2O50.1〜13wt%、CaO4〜40wt%、MgO1〜13wt%、S
iO22〜35wt%、その他0〜17wt%の範囲において調製さ
れたものである。
本発明における土壌改良肥料は、造粒物の形態であるこ
とが好適である。
この理由は、単なる混合物であると、両原料の比重差に
より品質にバラツキが生じ易いのみならず、施肥や取扱
いの点で劣っていることによる。
従って、本発明において、水崩壊性やその他の事情によ
り、珪酸質原料と鉄スケールの混合物の粒度が平均径に
おいて、造粒物の1/10〜1/1000の範囲にあることが望ま
しく、また、土壌改良肥料としては1〜4mmの範囲が適
当である。
しかし、土壌に対して施肥した後は、水崩壊性造粒物で
あることが、その目的からして望ましいことである。
従って、本発明において、水崩壊性については、2mm以
上の粒50個を網の目開き2mmのふるいの上に置き、水中
の所定量の粒状品を浸漬して、一夜放置したのち、その
ふるい目を通過して崩壊した粒の割合と定義し、これが
80%以上、好ましくは90%以上あるものである。
さらに、本発明に係わる土壌改良肥料は、該造粒物1gを
100mlに浸漬撹拌後(浸漬15分)の上澄液PHが7〜10の
弱アルカリに調整されたものである。
次に、本発明の土壌改良肥料の製造方法の好ましい態様
を以下に説明する。
前記の珪酸質原料10〜90重量部及び鉄スケール10〜90重
量部の範囲内で、前記肥料組成の割合となるように混合
する。
この混合粉末(勿論、多少の短繊維の形態のものが入っ
ていても差支えない)は、好ましい造粒形態を与え、か
つ、造粒物の水崩壊後の土壌との接触と作物への根から
の吸収を良好にするため、所望の粘度範囲に粉砕処理を
行なったものであるが、好ましくは、平均径で造粒物の
1/10〜1/1000の範囲にあり、具体的には、44μmの櫛を
30〜60%通過する程度の粉末が特に好適である。
なお、原料混合において、必要があればN、P、Kの肥
効成分を配合することも差支えない。
乾燥や粉砕のための装置は、特殊なものは不要で一般的
なロータリードライヤー、チュウブミル、振動ミル等が
使用される。
次いで、上記混合物粉末を適量の水又は水溶液の存在
下、所望のバインダーを用いて造粒する。
バインダーとしては、たとえば、硫酸マグネシウム、燐
酸、粘土、ベントナイト、廃糖蜜、リグニンスルホン酸
塩等が挙げられるが、それらは、原料混合物100重量部
に対し、1〜5重量部の範囲で使用される。
また、水溶液としては、上記の水溶液でもよいが、0.5
〜3%wt%のPVA、CMC、でんぷん、ポリアクリル酸塩等
の水溶性高分子水溶液が好ましい。
特に、造粒物の水崩壊性の点からは、原料混合物100重
量部に対し、硫酸マグネシウム1〜2重量部、1〜2wt
%のPVA水溶液の適量で造粒したものが好適である 造粒操作は公知であり、たとえば、ドラム型、皿型の造
粒機に掛け平均径が1〜4mmの範囲に造粒する。
上記で得られた造粒品は、次に150℃以下で乾燥し、1
〜4mmにふるいにより整粒し製品とする。
この範囲以外の粒子は、粒径の大小に応じて粉砕機又は
造粒機へ戻し、リサイクルされる。
このようにして製造された含鉄土壌改良肥料は、主に、
水田の稲が刈り取られた後にブロードキャスターやライ
ムソアー等の機械散布機またはバック背負い手動式ある
いは手撒きによって田植え前までの間に使用されるが、
必要に応じては追肥方式でも可能である。その場合の施
用量は、基本的には土壌の診断の結果によって、年次計
画的に実施される。
<実施例> 実施例1 A材として、20%ようりん(c−P2O520.5%、c−MgO1
6.5%、w−SiO224.0%、w−CaO31.0%)50部及びB剤
として鉄スケール(鉄分をFe2O3換算で110%含有)50部
(乾燥品)を同一の粉砕機(チューブミル)に入れて44
μmのふるいを40%通過する程度に粉砕する。
この100部に硫酸マグネシウム(MgO25%)2部を混合
し、これらを造粒機(皿型)中に一定量づつ送入する。
次いで、1%PVA水溶液を添加(その約2/3量は造粒機よ
り前に混合し、残りの1/3量は造粒機に於いてスプレー
してもよい)しながら造粒する。
得られた造粒物を乾燥機(ロータリードライヤー)で15
0℃以下で乾燥し、ふるい装置(振動式ふるい)で1〜4
mmに整粒して製品を得た。
1mm未満や4mmを越えるものは、造粒工程又は粉砕工程を
経て造粒工程へリサイクルする。
尚、前記において、部および%はいずれも重量を表す。
以下同じ。
実施例2 A材として、20%BMようりん(c−P2O520.5%、c−Mg
O15.5%、w−SiO223.3%、w−CaO31.0%、c−B2O30.
6%、c−MnO1.1%)32部及びB材として鉄スケール
(鉄分をFe2O3換算で110%含有)68部を使用したこと、
固形バインダーとして硫酸マグネシウム(MgO25%)2
部と、更にCMC0.5%部を混合したこと、1%PVAの代わ
りに水を用いたこと以外は、実施例1と同様に行なって
製品を得た。
実施例3 A材として、製りんスラグ(c−P2O50.5%、w−SiO24
4.0%、w−CaO50.0%)25部及び高炉スラグ(c−MgO
5.5%、w−SiO233.0%、w−CaO48.0%)25部及びB材
として鉄スケール(鉄分をFe2O3換算で110%含有)50部
を使用し、固形バインダーとして硫酸マグネシウム(Mg
O25%)1部と、2%PVA水溶液を添加したこと以外は、
実施例1と同様に行なって製品を得た。
実施例4 A材として緩効性溶成珪酸カリ苦土肥料(c−K2O20
%、c−SiO235%、c−MgO8%)50部、B材としてスケ
ール(鉄分をFe2o3で換算で110%含有)50部を使用し、
硫酸マグネシウム(MgO25%)1部と、2%PVA水溶液を
添加したこと以外は、実施例1と同様に行なって製品を
得た。
実施例5 A材としてようりんの製造時発生するウール状細粒子物
(以下「ウール品」)(c−P2O522.5%、c−MgO13.8
%、w−SiO218.0%、w−CaO34.0%)25部及び製リン
スラグの製造時発生ウール品(c−P2O50.5%、w−SiO
244.0%、w−CaO50.0%)25部(これらは、いずれも乾
燥品)並びにB材として鉄スケール(鉄分をFe2O3換算
で、110%含有)50部を使用し、水酸化マグネシウム(M
gO55%)1部に75%硫酸1.9部を加えて乾燥したものを
混合し、2%PVA水溶液を添加したこと以外は、実施例
1と同様に行なって製品を得た。
本発明の実施例1〜5による製造品の分析結果は、表1
に示す通りである。
試験例 実施例1で得られた土壌改良肥料を用いて下記の1〜5
の条件で肥効試験を行なったところ表2及び表3の結果
が得られた。
1.試験場所 福島県郡山市松木町 2.供試土壌 細粒天色低地土(緒方統) 3.供試品種 ササニシキ 4.栽培方法 稚苗を5月15日植 22.2株/m2 30×15cm(幅×間隔) 5.区の構成 又、対照区の稲には、ごま葉枯れ病及び紋枯れ病の発生
が見られたが、本発明の土壌改良肥料を施肥した区に
は、いずれも上記の発生は見られなかった。
<発明の効果> 本発明の土壌改良肥料は、水中で容易に崩壊し、表面積
が大となるので、土壌中の秋落ち水田の原因といわれる
硫化水素ガスを吸収したり、酸性成分を中和して有害酸
性成分などを除去するなどの効果がある。
又、本発明の土壌改良肥料は、秋落ち水田防止(又は改
良)剤として田植え前の時期に1アール当り3〜20Kg施
用することにより、土壌中の欠乏成分の補充やごま葉枯
病及び紋枯病の減少は勿論のこと、収穫期の着粒数、登
熟歩合及び玄米の収量いずれも増加することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】緩効性の珪酸質原料及び鉄スケールを有効
    成分とする土壌改良肥料において,Fe2O3:10〜90wt%,P2
    O5:0.1〜13wt%,CaO:4〜40wt%,MgO:1〜13wt%,SiO2:2
    〜35wt%及びその他の0〜17wt%の組成を有し,且つ,
    粒径が大きくとも5mmの造粒物であり,該造粒物1gを100
    mlに浸漬,撹拌後の上澄液のpHが7〜10,水崩壊率が90
    %以上であることを特徴とする土壌改良肥料。
JP62101808A 1987-04-27 1987-04-27 土壌改良肥料 Expired - Fee Related JPH07121836B2 (ja)

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