JPH07120971B2 - 半固定等化器 - Google Patents
半固定等化器Info
- Publication number
- JPH07120971B2 JPH07120971B2 JP61169345A JP16934586A JPH07120971B2 JP H07120971 B2 JPH07120971 B2 JP H07120971B2 JP 61169345 A JP61169345 A JP 61169345A JP 16934586 A JP16934586 A JP 16934586A JP H07120971 B2 JPH07120971 B2 JP H07120971B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- equalizer
- equalizers
- delay
- amplitude
- semi
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 27
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 claims 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半固定等化器の自動設定装置に係り、特に特
定被呼者に対し、予め記憶されている情報に基づき、等
化器を自動的に選択設定して、特定伝送歪に対して最適
な補償を行う半固定等化器の自動設定装置に関する。
定被呼者に対し、予め記憶されている情報に基づき、等
化器を自動的に選択設定して、特定伝送歪に対して最適
な補償を行う半固定等化器の自動設定装置に関する。
一般交換回線に生ずる伝送歪には、振幅歪の他に遅延歪
があるが、変復調器によって補償しきれない、このよう
な伝送歪は等化器を挿入することによって補償すること
ができる。
があるが、変復調器によって補償しきれない、このよう
な伝送歪は等化器を挿入することによって補償すること
ができる。
一方、一般交換回線の場合、回線を介して通信する相手
が複数存在し、相手方が変われば、両者を結ぶ回線構成
も変わるため、固定等化器により特定回線構成のみ等化
処理を施して、その回線のみのデータ品質を改善しても
意味がなく、また全ての相手方に対し、個々に全て固定
等化器を設置することは到底不可能に近い。従って、従
来にあっては、簡易な固定等化器(FIXED COMPROMISE
EQUALIZER)を用いていた。
が複数存在し、相手方が変われば、両者を結ぶ回線構成
も変わるため、固定等化器により特定回線構成のみ等化
処理を施して、その回線のみのデータ品質を改善しても
意味がなく、また全ての相手方に対し、個々に全て固定
等化器を設置することは到底不可能に近い。従って、従
来にあっては、簡易な固定等化器(FIXED COMPROMISE
EQUALIZER)を用いていた。
しかしながら、従来の簡易な固定等化器を用いるという
方法では、伝送歪が少ない回路にあっては、逆に伝送歪
を増加させ、データ品質の低下を招来するため、固定等
化器自体に大きな伝送歪補償特性を持たすことができ
ず、大きな伝送歪を持つ回線に対しては、不充分な伝送
歪補償しかできないという問題点を有する。
方法では、伝送歪が少ない回路にあっては、逆に伝送歪
を増加させ、データ品質の低下を招来するため、固定等
化器自体に大きな伝送歪補償特性を持たすことができ
ず、大きな伝送歪を持つ回線に対しては、不充分な伝送
歪補償しかできないという問題点を有する。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、データ品質
の低下を招来せずに広範囲に及ぶ伝送歪の補償を行い得
るようにするため、固定された等化値を持つ複数個の等
化器によって等化処理を行う半固定等化器を用い、発呼
者側が予め記憶されていた等化器の設定パターンの情報
に基づき特定被呼者に対して生ずる伝送歪に最適な等化
器を選択して設定する半固定等化器を提供するものであ
る。
の低下を招来せずに広範囲に及ぶ伝送歪の補償を行い得
るようにするため、固定された等化値を持つ複数個の等
化器によって等化処理を行う半固定等化器を用い、発呼
者側が予め記憶されていた等化器の設定パターンの情報
に基づき特定被呼者に対して生ずる伝送歪に最適な等化
器を選択して設定する半固定等化器を提供するものであ
る。
以下、添付した図面に基づいて、本発明による半固定等
化器の一実施例を詳細に説明する。
化器の一実施例を詳細に説明する。
図は本発明による半固定等化器を用いた変復調装置(MO
DEM)の説明図である。
DEM)の説明図である。
送信データに対し変調処理を施す変調器1と、変調器1
に対して入力される送信データを制御入力と兼用し、送
信データとして入力されたダイヤル番号に従い、後述す
る網制御回路に制御信号を出力し、更に予めユーザーに
よってプログラムされ、ダイヤル番号と対応づけられて
いる半固定等化器の設定条件を後述する半固定等化器に
対して制御信号として出力する制御回路2(例えばマイ
クロコンピュータ)と、制御回路2から出力される制御
信号(ダイヤル番号情報)に従ってダイヤル発信し、回
線接続を行い、回線接続した後は、変調器1からの送信
キャリアを回線へ送出し、相手方から送信されてきた受
信キャリアを後述する半固定等化器を介して後述する復
調器へ入力する網制御回路3と、適当に選択された補償
特性を持つ4個の振幅等化器A,B,C,Dとから成る半固定
等化器6と、4個の遅延等化器E,F,G,H,とから成る半固
定等化器7と、振幅等化器A,B,C,Dを各々選択する選択
ゲート回路4と、遅延等化器E,F,G,Hを各々選択する選
択ゲート回路5と、受信キャリアに対して復調処理を施
す復調器とから構成されている。
に対して入力される送信データを制御入力と兼用し、送
信データとして入力されたダイヤル番号に従い、後述す
る網制御回路に制御信号を出力し、更に予めユーザーに
よってプログラムされ、ダイヤル番号と対応づけられて
いる半固定等化器の設定条件を後述する半固定等化器に
対して制御信号として出力する制御回路2(例えばマイ
クロコンピュータ)と、制御回路2から出力される制御
信号(ダイヤル番号情報)に従ってダイヤル発信し、回
線接続を行い、回線接続した後は、変調器1からの送信
キャリアを回線へ送出し、相手方から送信されてきた受
信キャリアを後述する半固定等化器を介して後述する復
調器へ入力する網制御回路3と、適当に選択された補償
特性を持つ4個の振幅等化器A,B,C,Dとから成る半固定
等化器6と、4個の遅延等化器E,F,G,H,とから成る半固
定等化器7と、振幅等化器A,B,C,Dを各々選択する選択
ゲート回路4と、遅延等化器E,F,G,Hを各々選択する選
択ゲート回路5と、受信キャリアに対して復調処理を施
す復調器とから構成されている。
また、前記振幅等化器A,B,C,D及び遅延等化器E,F,G,H
は、例えば、各々、以下の如き特性を補償する。
は、例えば、各々、以下の如き特性を補償する。
振幅等化器Aは0.5φ市内ケーブルの0.5kmの損失特性、
振幅等化器Bは0.5φ市内ケーブルの1kmの損失特性、振
幅等化器Cは0.5φ市内ケーブルの2kmの損失特性、振幅
等化器Dは0.5φ市内ケーブルの4kmの損失特性を各々補
償する。更に、遅延等化器Eは搬送1/2リンクの遅延特
性、遅延等化器Fは搬送1リンクの遅延特性、遅延等化
器Gは搬送2リンクの遅延特性、遅延等化器Hは搬送4
リンクの遅延特性を各々補償する。
振幅等化器Bは0.5φ市内ケーブルの1kmの損失特性、振
幅等化器Cは0.5φ市内ケーブルの2kmの損失特性、振幅
等化器Dは0.5φ市内ケーブルの4kmの損失特性を各々補
償する。更に、遅延等化器Eは搬送1/2リンクの遅延特
性、遅延等化器Fは搬送1リンクの遅延特性、遅延等化
器Gは搬送2リンクの遅延特性、遅延等化器Hは搬送4
リンクの遅延特性を各々補償する。
すなわち、振幅等化器A〜Dは、0.5kmステップで最高
7.5kmまで補償でき、遅延等化器E〜Hは1/2リンクステ
ップで最高7.5リンクまで補償できる。
7.5kmまで補償でき、遅延等化器E〜Hは1/2リンクステ
ップで最高7.5リンクまで補償できる。
以上の構成においてその操作を説明する。
発呼者側から被呼者を呼び出すために、送信データとし
てダイヤル番号が出力されると、送信データは制御回路
2に入力される。制御回路2は予めその記憶部(ROM
(図示せず))にダイヤル番号に対応した等化器設定の
組合せパターン(例えば表1の如き組合せパターン)が
格納されている。
てダイヤル番号が出力されると、送信データは制御回路
2に入力される。制御回路2は予めその記憶部(ROM
(図示せず))にダイヤル番号に対応した等化器設定の
組合せパターン(例えば表1の如き組合せパターン)が
格納されている。
制御回路2は入力されたダイヤル番号情報に基づき、所
定の演算を行い、制御信号を網制御装置3、及び選択ゲ
ート回路4、選択ゲート回路5へ出力し、網制御装置3
に対し、ダイヤル発信させるとともに、半固定等化器6,
7における振幅等化器A〜D及び遅延等化器E〜Hの選
択等化設定を行い、入力されたダイヤル番号に対応する
被呼者側からの受信データを復調処理するのに最適な等
化器の組合せを実現する。
定の演算を行い、制御信号を網制御装置3、及び選択ゲ
ート回路4、選択ゲート回路5へ出力し、網制御装置3
に対し、ダイヤル発信させるとともに、半固定等化器6,
7における振幅等化器A〜D及び遅延等化器E〜Hの選
択等化設定を行い、入力されたダイヤル番号に対応する
被呼者側からの受信データを復調処理するのに最適な等
化器の組合せを実現する。
例えば、表1を参照して説明すると、丙会社に対して電
話を行おうとする場合、送信データとして「06−XXX−X
XXX」が制御回路2に入力されると、制御回路2は記憶
されている等化器の組合せパターン(振幅特性に関して
はBを設定し、A,C,Dはパス、また遅延特性に関しては
F,H,を設定し、E,Gはパス)に基づいて、各々の選択ゲ
ート回路4,5を制御する。その結果、半固定等化器6,7内
は、B,F,Hのみが等化設定される。
話を行おうとする場合、送信データとして「06−XXX−X
XXX」が制御回路2に入力されると、制御回路2は記憶
されている等化器の組合せパターン(振幅特性に関して
はBを設定し、A,C,Dはパス、また遅延特性に関しては
F,H,を設定し、E,Gはパス)に基づいて、各々の選択ゲ
ート回路4,5を制御する。その結果、半固定等化器6,7内
は、B,F,Hのみが等化設定される。
従って、丙会社において、回線が持つ特性伝送歪に対し
て最適な補償が可能となる。
て最適な補償が可能となる。
但し、同じ相手方に対して送信データを出力しても交換
回線の場合、必ずしも同じ回線構成とはならないが、最
も接続される確立の高い回線構成に合わせて等化器の組
合せパターンを決定すれば良い。蓋し、等化残は変復調
器で補償することが可能である。
回線の場合、必ずしも同じ回線構成とはならないが、最
も接続される確立の高い回線構成に合わせて等化器の組
合せパターンを決定すれば良い。蓋し、等化残は変復調
器で補償することが可能である。
以上、説明した通り本発明による半固定等化器にあって
は、固定された等化値を持つ複数個の等化器によって等
化処理を行う半固定等化器を用い、発呼者側が予め記憶
されていた等化器の設定パターンの情報に基づき、特定
被呼者に対して生ずる伝送歪に最適な等化器を選択して
設定するため、データ品質の低下を招来せずに広範囲に
及ぶ伝送歪の補償を行い得る。
は、固定された等化値を持つ複数個の等化器によって等
化処理を行う半固定等化器を用い、発呼者側が予め記憶
されていた等化器の設定パターンの情報に基づき、特定
被呼者に対して生ずる伝送歪に最適な等化器を選択して
設定するため、データ品質の低下を招来せずに広範囲に
及ぶ伝送歪の補償を行い得る。
図は本発明による半固定等化器を用いた変復調装置の説
明図である。 符号の説明 2……制御回路、3……網制御回路 4,5……選択ゲート回路、6,7……半固定等化器
明図である。 符号の説明 2……制御回路、3……網制御回路 4,5……選択ゲート回路、6,7……半固定等化器
Claims (2)
- 【請求項1】電話回線に生ずる伝送歪みによる波形劣化
を補償する等化器であって、 所定距離ごとの伝送損失特性を補正する複数の振幅等化
器と、 所定搬送リンク数ごとの伝送遅延特性を補償するための
複数の遅延等化器と、 前記複数の振幅等化器を選択する第1の選択ゲート回路
と、 前記複数の遅延等化器を選択する第2の選択ゲート回路
と、 種々の等化値を得るための前記複数の振幅等化器及び遅
延等化器の組合せを予め設定して記憶した記憶部を有
し、ダイアル番号に基づく前記記憶部に設定されたデー
タに従って前記第1及び第2の選択ゲート回路を制御す
る制御回路とを備え、 前記複数の振幅等化器及び遅延等化器を直列に接続する
と共に、該直列に接続された振幅等化器及び遅延等化器
の夫々の端から送信データ及び受信データを入力するこ
とによって、発呼者側で入力したダイアル番号に基づき
等化器の設定パターンを変更し、被呼者との関係で生ず
る伝送歪みの是正に最適な等化値を自動設定することを
特徴とする半固定等化器。 - 【請求項2】前記振幅等化器は、2m(mは任意の整数)
kmごとの伝送損出特性を補正するものであり、前記遅延
等化器は、搬送2n(nは任意の整数)リンクごとの遅延
特性を補償するものである、特許請求の範囲第1項の半
固定等化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61169345A JPH07120971B2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | 半固定等化器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61169345A JPH07120971B2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | 半固定等化器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6326126A JPS6326126A (ja) | 1988-02-03 |
JPH07120971B2 true JPH07120971B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=15884840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61169345A Expired - Lifetime JPH07120971B2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | 半固定等化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07120971B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2212715B1 (ja) * | 1972-12-29 | 1978-03-10 | Ibm France |
-
1986
- 1986-07-18 JP JP61169345A patent/JPH07120971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6326126A (ja) | 1988-02-03 |
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