JPH07120337A - 半導体式圧力センサ - Google Patents
半導体式圧力センサInfo
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- JPH07120337A JPH07120337A JP27077693A JP27077693A JPH07120337A JP H07120337 A JPH07120337 A JP H07120337A JP 27077693 A JP27077693 A JP 27077693A JP 27077693 A JP27077693 A JP 27077693A JP H07120337 A JPH07120337 A JP H07120337A
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Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立作業性を向上させることができる半導体
式圧力センサの開発。 【構成】 圧力センサ素子のリードピンと回路基板の回
路パターンとを、導電性スプリングにより接続すると共
に、その導電性スプリングをホルダに設けた透孔内に挿
入保持せしめる。 【効果】 組立作業性、電気的接続の信頼性が大幅に向
上する。
式圧力センサの開発。 【構成】 圧力センサ素子のリードピンと回路基板の回
路パターンとを、導電性スプリングにより接続すると共
に、その導電性スプリングをホルダに設けた透孔内に挿
入保持せしめる。 【効果】 組立作業性、電気的接続の信頼性が大幅に向
上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉ケース内に圧力検
出素子と、この圧力検出素子からの検出信号を密閉ケー
スの外部へ引き出させる回路を有する半導体式圧力セン
サに関するものである。
出素子と、この圧力検出素子からの検出信号を密閉ケー
スの外部へ引き出させる回路を有する半導体式圧力セン
サに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体圧力検出素子を使用する従来の圧
力センサとしては、例えば図1に示す如き構造のものが
ある。つまり1は受圧室2を形成する外ケースであっ
て、この外ケース1は圧力供給管3が貫通されている。
4は外ケース1内に、前記受圧室2を保持するように気
密に固定されている内ケースであって、この内ケース4
の中央部には圧力センサ素子5の圧力導入管6が貫通保
持されている。この圧力導入管6と前記内ケース4とを
気密に結合するため、その圧力導入管6の外周面に金属
製スリーブ7を嵌入し、さらにその金属製スリーブ7と
前記内ケース4との間隙にはハーメチックシール材8を
充填して受圧室2内の気密性を維持しているものであ
る。9は圧力センサ素子5から支出される端子10を図
2に示すように半田付け11により接続しているサブ回
路基板であり、このサブ回路基板9から引き出されるリ
ード線12はメイン回路基板13の回路に接続される。
力センサとしては、例えば図1に示す如き構造のものが
ある。つまり1は受圧室2を形成する外ケースであっ
て、この外ケース1は圧力供給管3が貫通されている。
4は外ケース1内に、前記受圧室2を保持するように気
密に固定されている内ケースであって、この内ケース4
の中央部には圧力センサ素子5の圧力導入管6が貫通保
持されている。この圧力導入管6と前記内ケース4とを
気密に結合するため、その圧力導入管6の外周面に金属
製スリーブ7を嵌入し、さらにその金属製スリーブ7と
前記内ケース4との間隙にはハーメチックシール材8を
充填して受圧室2内の気密性を維持しているものであ
る。9は圧力センサ素子5から支出される端子10を図
2に示すように半田付け11により接続しているサブ回
路基板であり、このサブ回路基板9から引き出されるリ
ード線12はメイン回路基板13の回路に接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成されて
いる従来の圧力検出装置にあっては、圧力センサ素子5
から支出される各端子10を先ずサブ回路基板9に半田
付けし、さらにこのサブ回路基板9から引き出されるリ
ード線12をメイン回路基板13に半田付けする構成で
あるから、2枚の回路基板9,13が必要であると共
に、夫々の回路基板9,13にリード線12を半田付け
する作業が必要であって、生産性、経済性の点で問題が
あった。
いる従来の圧力検出装置にあっては、圧力センサ素子5
から支出される各端子10を先ずサブ回路基板9に半田
付けし、さらにこのサブ回路基板9から引き出されるリ
ード線12をメイン回路基板13に半田付けする構成で
あるから、2枚の回路基板9,13が必要であると共
に、夫々の回路基板9,13にリード線12を半田付け
する作業が必要であって、生産性、経済性の点で問題が
あった。
【0004】またサブ回路基板9は、圧力センサ素子5
のリードピン10に直接半田付けすることによって、そ
のリードピン10に支持せしめていることから、振動等
の影響でそのリードピン10にサブ回路基板9の応力が
加わりそのリードピン10の半田付け部における耐久
性、接続信頼性に欠けるという問題点もあった。
のリードピン10に直接半田付けすることによって、そ
のリードピン10に支持せしめていることから、振動等
の影響でそのリードピン10にサブ回路基板9の応力が
加わりそのリードピン10の半田付け部における耐久
性、接続信頼性に欠けるという問題点もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
問題点に着目してなされたもので、従来例において使用
されていた複数枚の回路基板を削減して、圧力センサの
小型化と経済性を高めることができる圧力センサの開発
にある。さらに本発明にあっては、圧力センサ素子から
支出されるリードピン10を屈曲し、この屈曲端と回路
基板の回路パターンとを導電性スプリングを用いて電気
的に導通せしめることにより、半田付工程を省くことが
できると共に組立作業性を向上させこれによっても経済
性を高めることができる圧力センサを提供することにあ
る。
問題点に着目してなされたもので、従来例において使用
されていた複数枚の回路基板を削減して、圧力センサの
小型化と経済性を高めることができる圧力センサの開発
にある。さらに本発明にあっては、圧力センサ素子から
支出されるリードピン10を屈曲し、この屈曲端と回路
基板の回路パターンとを導電性スプリングを用いて電気
的に導通せしめることにより、半田付工程を省くことが
できると共に組立作業性を向上させこれによっても経済
性を高めることができる圧力センサを提供することにあ
る。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0007】図3、図4において21は圧力センサ素子
であって、この圧力センサ素子21は、内部に半導体拡
散型歪ゲージ(図示せず)を保護している円筒ケース2
2と、この円筒ケース22の周囲に形成されるフランジ
23と、上記円筒ケース22から支出されている圧力導
入パイプ24及びリードピン25を有するものである。
図3、図5において26は上記圧力センサ素子21を保
持する円盤状のホルダであって、このホルダ26の中央
には、前記の圧力導入パイプ24が挿通される透孔27
が穿設され、またそのホルダ26の上面には、前記リー
ドピン25を水平方向にガイドするための放射状の溝2
8と、センサ素子を固定するためのねじ孔29が形成さ
れている。
であって、この圧力センサ素子21は、内部に半導体拡
散型歪ゲージ(図示せず)を保護している円筒ケース2
2と、この円筒ケース22の周囲に形成されるフランジ
23と、上記円筒ケース22から支出されている圧力導
入パイプ24及びリードピン25を有するものである。
図3、図5において26は上記圧力センサ素子21を保
持する円盤状のホルダであって、このホルダ26の中央
には、前記の圧力導入パイプ24が挿通される透孔27
が穿設され、またそのホルダ26の上面には、前記リー
ドピン25を水平方向にガイドするための放射状の溝2
8と、センサ素子を固定するためのねじ孔29が形成さ
れている。
【0008】図3、図6において、30は上記ホルダ2
6の上側に重ねられる押さえ部材であって、この押さえ
部材30の中央部には前記圧力センサ素子21の円筒ケ
ース22が嵌入される透孔31と、固定ねじ32の挿通
孔33と、導電性スプリング34を挿通するスプリング
挿通孔35の夫々が穿設されている。
6の上側に重ねられる押さえ部材であって、この押さえ
部材30の中央部には前記圧力センサ素子21の円筒ケ
ース22が嵌入される透孔31と、固定ねじ32の挿通
孔33と、導電性スプリング34を挿通するスプリング
挿通孔35の夫々が穿設されている。
【0009】図3において、36は中央部に圧力導入孔
37を有するステム、38はそのステム36の上側に嵌
着されるケースであって、このケース38の外側上端部
には、外部接続端子39が貫通固定されているコネクタ
部40がケース38と一体に形成されているものであ
る。
37を有するステム、38はそのステム36の上側に嵌
着されるケースであって、このケース38の外側上端部
には、外部接続端子39が貫通固定されているコネクタ
部40がケース38と一体に形成されているものであ
る。
【0010】41は回路基板、42及び43はステム3
6と圧力導入パイプ24との間に介在されるシール材及
びOリング、44はステム36とケース38間に介装し
たOリング、45は前記回路基板41上の回路パターン
と外部接続端子39とを電気的に導通している導電性ス
プリングであって、このスプリング45は、前記押さえ
部材30の上側に嵌合位置されるスペーサ46に穿設さ
れている貫通孔47内に挿入保持されている。
6と圧力導入パイプ24との間に介在されるシール材及
びOリング、44はステム36とケース38間に介装し
たOリング、45は前記回路基板41上の回路パターン
と外部接続端子39とを電気的に導通している導電性ス
プリングであって、このスプリング45は、前記押さえ
部材30の上側に嵌合位置されるスペーサ46に穿設さ
れている貫通孔47内に挿入保持されている。
【0011】以上が本実施例の構成部材であるが、次に
その組立、作用について述べると、先ず圧力センサ素子
21の4本のリードピン25を図4で示すように水平方
向に折り曲げ、次いでこの圧力センサ素子21をホルダ
26上に載置するが、このとき、圧力センサ素子21の
圧力導入パイプ24は透孔27内に挿通し各リードピン
25は溝28内に位置させる。次いで押さえ部材30に
よって圧力センサ素子21のフランジ23をホルダ26
上に挟持させ、圧力センサ素子21をホルダ26上に位
置させる。
その組立、作用について述べると、先ず圧力センサ素子
21の4本のリードピン25を図4で示すように水平方
向に折り曲げ、次いでこの圧力センサ素子21をホルダ
26上に載置するが、このとき、圧力センサ素子21の
圧力導入パイプ24は透孔27内に挿通し各リードピン
25は溝28内に位置させる。次いで押さえ部材30に
よって圧力センサ素子21のフランジ23をホルダ26
上に挟持させ、圧力センサ素子21をホルダ26上に位
置させる。
【0012】かくして圧力センサ素子21を固定したホ
ルダ26をステム36上に固定するが、この固定に際
し、そのステム36に設けられている圧力導入孔37内
にシール材42及びOリング43を嵌入した後、そのシ
ール材42及びOリング43の中心孔内に、ホルダ26
に保持される圧力センサ素子21の圧力導入パイプ24
を気密に挿入する。しかる後、押さえ部材30、スペー
サ26を貫通する取付ねじ32をステム36内にねじ込
み、圧力センサ素子21、押さえ部材30、ホルダ26
をステム36上に固定する。
ルダ26をステム36上に固定するが、この固定に際
し、そのステム36に設けられている圧力導入孔37内
にシール材42及びOリング43を嵌入した後、そのシ
ール材42及びOリング43の中心孔内に、ホルダ26
に保持される圧力センサ素子21の圧力導入パイプ24
を気密に挿入する。しかる後、押さえ部材30、スペー
サ26を貫通する取付ねじ32をステム36内にねじ込
み、圧力センサ素子21、押さえ部材30、ホルダ26
をステム36上に固定する。
【0013】次に、上記押さえ部材30に設けられてい
るスプリング挿通孔35内に導電性スプリング34を挿
入し、しかる後、その押さえ部材30上に回路基板41
を被せる。これによって、その導電スプリング34を介
して圧力センサ素子21のリードピン25と、回路基板
41に設けられている回路パターンとが電気的に接続さ
れる。
るスプリング挿通孔35内に導電性スプリング34を挿
入し、しかる後、その押さえ部材30上に回路基板41
を被せる。これによって、その導電スプリング34を介
して圧力センサ素子21のリードピン25と、回路基板
41に設けられている回路パターンとが電気的に接続さ
れる。
【0014】次にその回路基板41の上方より前記の押
さえ部材30に対して、スペーサ46を定位値に被せ、
しかる後そのスペーサ46に設けられている貫通孔47
内へ導電性スプリング45を挿入する。
さえ部材30に対して、スペーサ46を定位値に被せ、
しかる後そのスペーサ46に設けられている貫通孔47
内へ導電性スプリング45を挿入する。
【0015】次いでそれらの上部よりコネクタ40を有
するケース38を被せ該ケース38の下端開口縁をステ
ム36の鍔部に加締めて密閉することにより圧力センサ
が構成されるものである 以上の説明で明らかなように、本実施例にあっては、圧
力センサ素子21のリードピン25を水平方向に折り曲
げて、このリードピン25をホルダ26に形成されてい
る溝28内に位置せしめ、次いでそのホルダ26上に押
さえ部材30を当てがって圧力センサ素子21の固定を
図ると共に、その押さえ部材30に設けられているスプ
リング挿通孔35内に、前記リードピン25と接続され
る導電性スプリング34を挿通し、さらにその押さえ部
材30上にそのスプリング34と導通される回路基板4
1を配置したものであるから、圧力センサ素子21のリ
ードピン25と回路基板41の回路パターンとは、上記
スプリング34を介して確実な電気的接続がなされる。
また回路基板41の上面に設けられている回路パターン
とケース38に設けられている外部接続端子39とも同
様にスプリング45を介して導通されることから圧力セ
ンサ素子21のリードピン25と回路基板46及びこの
回路基板46と外部接続端子39との電気的接続が半田
付けをすることなく接続できるので、回路接続の作業性
が大幅に向上され、しかも接続信頼性に優れた圧力セン
サが提供できる。
するケース38を被せ該ケース38の下端開口縁をステ
ム36の鍔部に加締めて密閉することにより圧力センサ
が構成されるものである 以上の説明で明らかなように、本実施例にあっては、圧
力センサ素子21のリードピン25を水平方向に折り曲
げて、このリードピン25をホルダ26に形成されてい
る溝28内に位置せしめ、次いでそのホルダ26上に押
さえ部材30を当てがって圧力センサ素子21の固定を
図ると共に、その押さえ部材30に設けられているスプ
リング挿通孔35内に、前記リードピン25と接続され
る導電性スプリング34を挿通し、さらにその押さえ部
材30上にそのスプリング34と導通される回路基板4
1を配置したものであるから、圧力センサ素子21のリ
ードピン25と回路基板41の回路パターンとは、上記
スプリング34を介して確実な電気的接続がなされる。
また回路基板41の上面に設けられている回路パターン
とケース38に設けられている外部接続端子39とも同
様にスプリング45を介して導通されることから圧力セ
ンサ素子21のリードピン25と回路基板46及びこの
回路基板46と外部接続端子39との電気的接続が半田
付けをすることなく接続できるので、回路接続の作業性
が大幅に向上され、しかも接続信頼性に優れた圧力セン
サが提供できる。
【0016】さらにこの圧力センサは、圧力センサ素子
21をホルダ26に嵌合させ、さらにこのホルダ26を
ステム36に嵌合させ、次いでそのホルダ26にスプリ
ング34を挿入した上で回路基板41を被着し、さらに
その上からスプリング45を保持するスペーサ46を介
してケース38を被着するといった単純な積重ね作業で
圧力センサが組立てられることから、圧力センサの組立
作業性が大幅に向上され、これによって生産性、経済性
に優れた圧力センサが得られる。
21をホルダ26に嵌合させ、さらにこのホルダ26を
ステム36に嵌合させ、次いでそのホルダ26にスプリ
ング34を挿入した上で回路基板41を被着し、さらに
その上からスプリング45を保持するスペーサ46を介
してケース38を被着するといった単純な積重ね作業で
圧力センサが組立てられることから、圧力センサの組立
作業性が大幅に向上され、これによって生産性、経済性
に優れた圧力センサが得られる。
【0017】なお上記実施例におけるホルダ26には、
放射方向のリードピンガイド溝28を形成したが、例え
ば図8に示すように弦方向に延びる2本の平行ガイド溝
28Aを設けたホルダ26Aと、これら平行するガイド
溝28A内に案内するように、図7の如くリードピン2
5を整形した圧力センサ素子21を設けたものであって
もよい。
放射方向のリードピンガイド溝28を形成したが、例え
ば図8に示すように弦方向に延びる2本の平行ガイド溝
28Aを設けたホルダ26Aと、これら平行するガイド
溝28A内に案内するように、図7の如くリードピン2
5を整形した圧力センサ素子21を設けたものであって
もよい。
【0018】また図9及び図10に示すように、ホルダ
26に設ける溝28の底面をV字状となし、しかもこの
溝28の途中にリードピン押圧接続用のスプリング34
を挿通するスプリングガイド部48を形成したものであ
る。
26に設ける溝28の底面をV字状となし、しかもこの
溝28の途中にリードピン押圧接続用のスプリング34
を挿通するスプリングガイド部48を形成したものであ
る。
【0019】従ってこの実施例によれば、リードピン2
5はスプリング34の弾圧力でV字状底部内に圧入され
ることから、振動等により、リードピン25が特にX方
向に位置ずれすることがなく、しかも圧力センサ素子の
リードピン接続部に応力が作用することもなく、接続の
信頼性が向上する。さらに圧力センサ素子から引き出さ
れるリードピンの曲げ加工時にその曲げ方向にバラツキ
があっても、前記V字状底部で規制され、これによって
歩留りが向上されるという特長がある。
5はスプリング34の弾圧力でV字状底部内に圧入され
ることから、振動等により、リードピン25が特にX方
向に位置ずれすることがなく、しかも圧力センサ素子の
リードピン接続部に応力が作用することもなく、接続の
信頼性が向上する。さらに圧力センサ素子から引き出さ
れるリードピンの曲げ加工時にその曲げ方向にバラツキ
があっても、前記V字状底部で規制され、これによって
歩留りが向上されるという特長がある。
【0020】図11は、ケース38と、このケース38
の頂面にインサート成形されるコネクタとの間の防水性
を高めるために構成された半導体式圧力センサの実施例
を示すものである。
の頂面にインサート成形されるコネクタとの間の防水性
を高めるために構成された半導体式圧力センサの実施例
を示すものである。
【0021】すなわち、この実施例にあっては、逆カッ
プ形状の金属製ケース38の頂面に、外部接続端子39
を貫通させる貫通孔49を穿設し、この金属製ケース3
8と一体のコネクタ40を一体成形するに際し、上記貫
通孔49に外部接続端子39を貫通位置せしめた上でコ
ネクタ40のインサート成形を行ない、さらに金属製ケ
ース38の内周面と、インサート成形されたコネクタ4
0との間にシールリング50を嵌入するための隙間51
を成形したものである。
プ形状の金属製ケース38の頂面に、外部接続端子39
を貫通させる貫通孔49を穿設し、この金属製ケース3
8と一体のコネクタ40を一体成形するに際し、上記貫
通孔49に外部接続端子39を貫通位置せしめた上でコ
ネクタ40のインサート成形を行ない、さらに金属製ケ
ース38の内周面と、インサート成形されたコネクタ4
0との間にシールリング50を嵌入するための隙間51
を成形したものである。
【0022】そしてこのコネクタ一体の金属製ケース3
8をステム36上に被着するとき、上記隙間51内にシ
ールリング50を介在せしめて被着すれば、そのシール
リング50の作用によりケース38内の防水性が一層高
められる。
8をステム36上に被着するとき、上記隙間51内にシ
ールリング50を介在せしめて被着すれば、そのシール
リング50の作用によりケース38内の防水性が一層高
められる。
【0023】また金属製ケース38の貫通部は小径の貫
通孔49のみであって、圧力センサの外側周面は、その
金属製ケース38及び金属製ステム36によって覆われ
ていることからシール性に優れ該圧力センサ外部からの
例えば電波ノイズ等が該圧力センサ内に及ぼされること
がなく、これにより外部電波障害等に対する信頼性も著
しく向上されるという効果がある。
通孔49のみであって、圧力センサの外側周面は、その
金属製ケース38及び金属製ステム36によって覆われ
ていることからシール性に優れ該圧力センサ外部からの
例えば電波ノイズ等が該圧力センサ内に及ぼされること
がなく、これにより外部電波障害等に対する信頼性も著
しく向上されるという効果がある。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、円筒ケース22
の一端面の周辺にフランジ23を有すると共に、その一
端面の中央に圧力導入パイプ24が接続されかつ前記一
端面から前記圧力導入パイプ24と平行に支出される複
数のリードピン25が設けられた半導体圧力センサ素子
21と、中央に前記圧力導入パイプが貫通固定される透
孔27を有しかつ一側面に前記リードピン25と対応す
る溝28が形成されかつ電気絶縁性材料で形成されたホ
ルダ26と、中央に圧力導入孔37を有するステム36
と、前記圧力センサ素子21の円筒ケース22に嵌合さ
れ前記フランジ23の径より小なる径の透孔31を有す
る押え部材30とを備え、前記フランジ23を押さえ部
材30と前記ホルダ26とで前記ステム36に固定し、
一方、リードピン25は前記溝28に沿って屈曲され、
ホルダ26上面に支持させた回路基板41とリードピン
25との間に導電性スプリング34を接触介在させてな
る半導体式圧力センサであるから、これによれば、圧力
センサ素子に設けられているリードピン25をホルダ2
6に形成されている溝28内に位置せしめ、次いでその
ホルダ26上に押さえ部材30を当てがって圧力センサ
素子21の固定を図ると共に、その押さえ部材30に設
けられているスプリング挿通孔35内に、前記リードピ
ン25と接続される導電性スプリング34を挿通し、さ
らにその押さえ部材30上にそのスプリング34と導通
される回路基板41を配置したものであるから、圧力セ
ンサ素子21のリードピン25と回路基板41の回路パ
ターンとは、上記スプリング34を介して確実な電気的
接続がなされる。
の一端面の周辺にフランジ23を有すると共に、その一
端面の中央に圧力導入パイプ24が接続されかつ前記一
端面から前記圧力導入パイプ24と平行に支出される複
数のリードピン25が設けられた半導体圧力センサ素子
21と、中央に前記圧力導入パイプが貫通固定される透
孔27を有しかつ一側面に前記リードピン25と対応す
る溝28が形成されかつ電気絶縁性材料で形成されたホ
ルダ26と、中央に圧力導入孔37を有するステム36
と、前記圧力センサ素子21の円筒ケース22に嵌合さ
れ前記フランジ23の径より小なる径の透孔31を有す
る押え部材30とを備え、前記フランジ23を押さえ部
材30と前記ホルダ26とで前記ステム36に固定し、
一方、リードピン25は前記溝28に沿って屈曲され、
ホルダ26上面に支持させた回路基板41とリードピン
25との間に導電性スプリング34を接触介在させてな
る半導体式圧力センサであるから、これによれば、圧力
センサ素子に設けられているリードピン25をホルダ2
6に形成されている溝28内に位置せしめ、次いでその
ホルダ26上に押さえ部材30を当てがって圧力センサ
素子21の固定を図ると共に、その押さえ部材30に設
けられているスプリング挿通孔35内に、前記リードピ
ン25と接続される導電性スプリング34を挿通し、さ
らにその押さえ部材30上にそのスプリング34と導通
される回路基板41を配置したものであるから、圧力セ
ンサ素子21のリードピン25と回路基板41の回路パ
ターンとは、上記スプリング34を介して確実な電気的
接続がなされる。
【0025】さらに本発明の圧力センサは、圧力センサ
素子21をホルダ26に嵌合させ、さらにこのホルダ2
6をステム36に嵌合させ、次いでそのホルダ26にス
プリング34を挿入した上で回路基板41を被着して組
立てられるものであるから、圧力センサの組立作業性が
大幅に向上され、これによって生産性、経済性に優れた
圧力センサが得られる。
素子21をホルダ26に嵌合させ、さらにこのホルダ2
6をステム36に嵌合させ、次いでそのホルダ26にス
プリング34を挿入した上で回路基板41を被着して組
立てられるものであるから、圧力センサの組立作業性が
大幅に向上され、これによって生産性、経済性に優れた
圧力センサが得られる。
【図1】従来の圧力センサを示した構造説明図。
【図2】図1における要部説明図。
【図3】本発明実施例の圧力センサを示した構造説明
図。
図。
【図4】本発明実施例の圧力センサ素子の斜視図。
【図5】本発明実施例のホルダの斜視図。
【図6】本発明実施例の押さえ部材のみの斜視図。
【図7】本発明他の実施例を示す圧力センサの斜視図。
【図8】本発明他の実施例を示すホルダの斜視図。
【図9】本発明のさらに他の実施例を示すホルダの斜視
図。
図。
【図10】図9における作用説明図。
【図11】本発明のさらに他の実施例を示す圧力センサ
断面図。
断面図。
21…圧力センサ素子 22…円筒ケース 23…フランジ 24…圧力導入パ
イプ 25…リードピン 26…ホルダ 27…透孔 28…溝 29…ねじ孔 30…押さえ部材 31…透孔 32…固定ねじ 33…挿通孔 34…導電性スプ
リング 35…スプリング挿通孔 36…ステム 37…圧力導入孔 38…ケース 39…外部接続端子 40…コネクタ 41…回路基板 42…シール材 43…Oリング 44…Oリング 45…導電性スプリング 46…スペーサ 47…貫通孔 48…スプリング
ガイド部 49…貫通孔 50…シールリン
グ 51…隙間
イプ 25…リードピン 26…ホルダ 27…透孔 28…溝 29…ねじ孔 30…押さえ部材 31…透孔 32…固定ねじ 33…挿通孔 34…導電性スプ
リング 35…スプリング挿通孔 36…ステム 37…圧力導入孔 38…ケース 39…外部接続端子 40…コネクタ 41…回路基板 42…シール材 43…Oリング 44…Oリング 45…導電性スプリング 46…スペーサ 47…貫通孔 48…スプリング
ガイド部 49…貫通孔 50…シールリン
グ 51…隙間
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒ケース(22)の一端面の周辺にフ
ランジ(23)を有すると共に、その一端面の中央に圧
力導入パイプ(24)が接続されかつ前記一端面から前
記圧力導入パイプ(24)と平行に支出される複数のリ
ードピン(25)が設けられた半導体圧力センサ素子
(21)と、中央に前記圧力導入パイプが貫通固定され
る透孔(27)を有しかつ一側面に前記リードピン(2
5)と対応する溝(28)が形成されかつ電気絶縁性材
料で形成されたホルダ(26)と、中央に圧力導入孔
(37)を有するステム(36)と、前記圧力センサ素
子(21)の円筒ケース(22)に嵌合され前記フラン
ジ(23)の径より小なる径の透孔(31)を有する押
え部材(30)とを備え、前記フランジ(23)を押さ
え部材(30)と前記ホルダ(26)とで前記ステム
(36)に固定し、一方、リードピン(25)は前記溝
(28)に沿って屈曲され、ホルダ(26)上面に支持
させた回路基板(41)とリードピン(25)との間に
導電性スプリング(34)を接触介在させてなることを
特徴とする半導体式圧力センサ。 - 【請求項2】 測定媒体の圧力を電気信号に変換する圧
力センサ素子(21)と、該圧力センサ素子(21)が
装着された金属製ステム(36)と、逆カップ形状の頂
面を貫通する外部接続端子(39)を支持するコネクタ
(40)を具備し、かつ前記金属製ステム(36)上に
被着される金属製ケース(38)とを有し、上記金属製
ケース(38)の内周面と、該金属製ケース(38)に
インサート成形されたコネクタ(40)の周面との間に
隙間(51)を形成し、該隙間(51)内にシールリン
グ(50)を介在せしめたことを特徴とする半導体式圧
力センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27077693A JPH07120337A (ja) | 1993-08-31 | 1993-10-28 | 半導体式圧力センサ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21583693 | 1993-08-31 | ||
JP5-215836 | 1993-08-31 | ||
JP27077693A JPH07120337A (ja) | 1993-08-31 | 1993-10-28 | 半導体式圧力センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07120337A true JPH07120337A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=26521080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27077693A Pending JPH07120337A (ja) | 1993-08-31 | 1993-10-28 | 半導体式圧力センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07120337A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004264243A (ja) * | 2003-03-04 | 2004-09-24 | Denso Corp | 圧力センサ |
JP2006145468A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Nagano Keiki Co Ltd | センサのシール構造及びセンサのシール方法 |
JP2007513329A (ja) * | 2003-11-21 | 2007-05-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 結合エレメント |
JP2014021129A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Wabco Gmbh | センサ測定値を検出して処理しかつ/又は操作器を制御する装置 |
KR20140042206A (ko) * | 2012-09-28 | 2014-04-07 | 타이코에이엠피(유) | 압력센서 |
JP2015219132A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 株式会社デンソー | センサ装置 |
JP2021060240A (ja) * | 2019-10-04 | 2021-04-15 | 株式会社不二工機 | 圧力センサ |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP27077693A patent/JPH07120337A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4891777B2 (ja) * | 2003-11-21 | 2012-03-07 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 結合エレメント |
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