JPH0711942B2 - 画像投影装置 - Google Patents
画像投影装置Info
- Publication number
- JPH0711942B2 JPH0711942B2 JP1196745A JP19674589A JPH0711942B2 JP H0711942 B2 JPH0711942 B2 JP H0711942B2 JP 1196745 A JP1196745 A JP 1196745A JP 19674589 A JP19674589 A JP 19674589A JP H0711942 B2 JPH0711942 B2 JP H0711942B2
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- JP
- Japan
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- metal
- metal halide
- iodide
- light source
- arc
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- Expired - Lifetime
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- Projection Apparatus (AREA)
- Discharge Lamp (AREA)
Description
クタ装置などのような画像投影装置に関する。
る手段として、古くからは映写機や幻燈機などが知られ
ており、最近ではプロジェクタ装置が知られている。
す通り、光源1と、この光源から放射された光を集光さ
せるレフレクタ2などの集光装置と、このレフレクタ2
で集光された光をスクリーン3などの投影面に投影する
光学系レンズ4などの投影装置とで構成されており、例
えば液晶プロジェクタ装置の場合は、液晶表示面5に表
示された文字や表または図形等の画像が上記スクリーン
3に拡大して投影されるようになっている。
要であるため、従来光源としてハロゲン電球が使用され
ていた。
り発光するものであるから光量が少なく、発光効率も低
く、寿命特性も劣るなどの不具合がある。
トの大形化が必要となり、ランプが大形するため、画像
投影装置全体が大形化する不具合がある。
使用する場合が多くなってきた。メタルハライドランプ
は、発光効率が高く、長寿命であり、しかも演色性に優
れるもので、光源の小形化に大きく寄与する利点があ
る。
ス等からなる発光管10に一対の電極11、11を封装し、こ
れら電極11、11を金属箔導体12、12を介して外部リード
線13、13に接続してある。図示のメタルハライドランプ
は両端封止型をなしており、発光管10の軸方向両端に封
止部14、14を形成してあり、これら封止部14、14に上記
金属箔導体12、12を封着してあり、かつこれら封止部1
4、14に上記外部リード線13、13と接続された口金15、1
5を被着してある。
形の外に、片側のみに封止部を形成してこの封止部に一
対の金属箔導体を封着した片封止形のランプもある。
る場合もあるが、光源の小形化の点から発光管がむき出
しの1重管構造が望ましい。
いるとともに、発光金属として金属ハロゲン化物が封入
されており、かつアルゴン等の希ガスが封入されてい
る。
に代表されるアルカリ金属のハロゲン化物が知られてい
るが、ジスプロシウムDy、やホルミウムHo、ツリウムTm
等の希土類金属のハロゲン化物を用いると発光効率が一
層向上するとともに色温度が高くなり、相関色温度を50
00K以上にすることができる利点がある。
使用されており、前記希土類金属と一緒に、よう化ジス
プロシウムDyI3、やよう化ホルミウムHoI3、よう化ツリ
ウムTmI3などの形態で封入されている。
Iのみを使用して、よう化希土類金属の形態で発光管に
封入した場合、放電アーク中の中心部の色温度が周囲の
色温度よりも高くなる温度差を生じ、したがってスクリ
ーン3に投影された場合は、中心部の色温度が高く、周
辺部や隅部の色温度が低くなって、いわゆる色むらの発
生が認められる。
と一緒に発光管に封入した場合、アークが膨らむ傾向に
あり、これに伴いアークの外縁部で生じる分子発光の色
温度がさらに低下する傾向が著しくなる。したがって、
アーク中心部の発光に対応するスクリーン中心部と、ア
ークの外縁部に対応するスクリーン周辺部や隅部とでは
色温度が大きく異なることになる。
色温度差を解消し、スクリーンでの色むらを防止するこ
とができる画像投影装置を提供しようとするものであ
る。
像投影装置において、このランプの発光管内に封入され
た金属ハロゲン化物は、よう化金属とよう素以外のハロ
ゲンの金属化合物とからなり、このよう化金属に対する
上記よう素以外の金属ハロゲン化物の重量比を1:0.2〜
1:5の範囲に規制したことを特徴とする。
とよう素以外のハロゲンの金属化合物とで構成すると、
つまりハロゲンを複数種用いるとアーク中の色温度差が
少なくなり、このためスクリーン上に投影される光の色
むらが低減される。
物の重量比を適切に設定して複数種のハロゲンを用いた
場合にはアークが絞られ、このためアークの外縁部で発
光する分子発光の部分と、アーク中心部の発光との色温
度差が大幅に改善されるものと推察される。
図ないし第5図の特性図を用いて一実施例を説明する。
あり、また、その光源として使用されるメタルハライド
ランプの構造は第1図に示される通りである。
光管10に封装された電極11、11はそれぞれ、電極軸16
と、電極コイル部17とで構成されており、電極軸16は線
径0.8mmのタングステンWにて形成されるとともに、電
極コイル部17も線径0.8mmのタングステンWにて形成さ
れ上記電極軸16の先端部に3〜4回巻回されている。
距離lは、4〜10mm程度に形成されており、したがって
このメタルハライドランプは極めて小形であり、点光源
に近づくように構成されている。
と、金属ハロゲン化物、およびアルゴンなどの希ガスが
封入されている。
ゲン化物とされ、よう素と臭素のハロゲンに、ジスプロ
シウムDy、ホルミウムHo、ツリウムTmの希土類金属が一
緒に封入されている。
I3、よう化ホルミウムHoI3、よう化ツリウムTmI3と、臭
化ジスプロシウムDyBr3、臭化ホルミウムHoBr3、臭化ツ
リウムTmBr3が封入されている。
・0mg/ccとしてあり、これら封入物は、よう化希土類金
属と臭化希土類金属との重量比を1:0.5にしてある。
示す初期特性を有している。
装置において、スクリーン面3上での色温度の分布具合
を調べると、第3図の実線で示す特性が得られた。この
ものと、従来のようにハロゲンとしてよう素のみを使用
した場合の特性(破線で示す)を比べると、色温度の差
が減少していることが判る。
在しているため、電極間に生じるアーク中の太さが絞ら
れ、このためアークの外縁部で発光する分子発光の部分
と、アーク中心部の発光との色温度差が大幅に低減され
ることが原因すると推察される。このため、スクリーン
上に投影される光の色むらが解消されるものである。
金属との封入重量比と、相関色温度差との関係を調べ
た。色温度差はスクリーン上の4隅と、中央部との間の
最大色温度差を測定したもので、この結果を第4図に示
す。
射面での色温度むらは、目視的にみても1000K未満に抑
える必要があり、このため第4図に示される結果より、
よう化金属に対する臭化金属の封入重量比は0.2以上で
なければならないことが理解できる。
させ、その光束維持率を実験により調べたところ、第5
図に示す結果が得られた。
を増すと、光束維持率が低下する傾向がみられる。
が実用上最低限60%であることを要するが、よう化金属
に対する臭化金属との封入重量比を5以下にすれば上記
要求特性を満足することができる。
属をよう化金属と一緒に封入したものにおいても、種々
の実験を行ったところ、上記臭化金属を封入したものと
同様な結果が得られた。
ハロゲン化物との封入重量比は、1:0.2〜1:5に刷れば、
実用性を損なうことなく投影面での色むらを大幅に低減
することができる。
例えば電極の消耗による早期黒化を防止するため、ハロ
ゲン化錫を加えてもよい。
した片封止形のランプであってもよく、さらに、発光管
を外管で囲って2重管構造としても、または光源を小形
化するため発光管をむき出しした1重管構造であっても
よい。
燈機などであってもよい。
中心部と周囲部との色温度差が軽減され、スクリーン上
に投影される光の色むらを解消することができる。
の説明に共通して用いるもので、第1図はレフレクタと
メタルハライドランプの図、第2図はプロジェクタ装置
の原理図、第3図ないし第5図は特性図である。 1……メタルハライドランプ(光源)、2……レフレク
タ(集光装置)、3……スクリーン(投影面)、4……
レンズ(投影装置)、5……液晶表示面、10……発光
管、11……電極、12……金属箔導体、13……外部リード
線、14……圧潰封止部、15……口金、16……電極軸、17
……電極コイル。
Claims (1)
- 【請求項1】光源と、この光源から放射された光を集光
させる集光装置と、この集光装置で集光された光を投影
面に投影する投影装置とからなり、上記光源としてメタ
ルハライドランプを用い、このメタルハライドランプ
は、電極を封装した発光管内に水銀と、少なくともよう
素および希土類金属を含む金属ハロゲン化物、および希
ガスを封入してなる画像投影装置において、 上記発光管内に封入された金属ハロゲン化物は、よう化
金属とよう素以外のハロゲンの金属化合物とからなり、
このよう化金属に対する上記よう素以外の金属ハロゲン
化物の封入重量比を1:0.2〜1:5の範囲にしたことを特徴
とする画像投影装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196745A JPH0711942B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 画像投影装置 |
EP19900301319 EP0382516A3 (en) | 1989-02-07 | 1990-02-07 | Metal halide lamp maintaining a high lumen maintenance factor over an extended operation period |
KR1019900001451A KR0167339B1 (ko) | 1989-02-07 | 1990-02-07 | 금속 할라이드 램프 |
US07/476,036 US5136208A (en) | 1989-02-07 | 1990-02-07 | Metal halide lamp maintaining a high lumen maintenance factor over an extended operation period |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196745A JPH0711942B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 画像投影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0362444A JPH0362444A (ja) | 1991-03-18 |
JPH0711942B2 true JPH0711942B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=16362901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1196745A Expired - Lifetime JPH0711942B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-07-31 | 画像投影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711942B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5451838A (en) * | 1994-03-03 | 1995-09-19 | Hamamatsu Photonics K.K. | Metal halide lamp |
DE102004019185A1 (de) * | 2004-04-16 | 2005-11-10 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Hochdruckentladungslampe |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1196745A patent/JPH0711942B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0362444A (ja) | 1991-03-18 |
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