JPH071189Y2 - 電子ゲーム装置 - Google Patents
電子ゲーム装置Info
- Publication number
- JPH071189Y2 JPH071189Y2 JP1987085120U JP8512087U JPH071189Y2 JP H071189 Y2 JPH071189 Y2 JP H071189Y2 JP 1987085120 U JP1987085120 U JP 1987085120U JP 8512087 U JP8512087 U JP 8512087U JP H071189 Y2 JPH071189 Y2 JP H071189Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- glass plate
- game device
- electronic control
- electronic game
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、スロットマシン，パチンコ機，その他諸々
の電子ゲーム装置に関する。
の電子ゲーム装置に関する。
〈従来の技術〉 この種電子ゲーム装置には、マイクロコンピュータ等の
電子制御部が組込まれている。ところが遊技者の中に
は、無線機や圧電素子等を利用して妨害電波を発生さ
せ、これをゲーム機内へ送り込むことにより、電子制御
部を異常動作させる等の不正利用者が増加してきてい
る。この不正行為に対処するため、メーカ側では、ゲー
ム機内に誤動作防止装置を組み込む等の工夫を施してい
るが、年々、この種不正行為が多様化し且つ高度化する
ため、これに追随して新たな誤動作防止装置を開発する
のが困難であり、また内部回路の複数化や機械のコスト
高を招く等の問題もあった。
電子制御部が組込まれている。ところが遊技者の中に
は、無線機や圧電素子等を利用して妨害電波を発生さ
せ、これをゲーム機内へ送り込むことにより、電子制御
部を異常動作させる等の不正利用者が増加してきてい
る。この不正行為に対処するため、メーカ側では、ゲー
ム機内に誤動作防止装置を組み込む等の工夫を施してい
るが、年々、この種不正行為が多様化し且つ高度化する
ため、これに追随して新たな誤動作防止装置を開発する
のが困難であり、また内部回路の複数化や機械のコスト
高を招く等の問題もあった。
そこで出願人は、先般、ボックスの内面にアルミニウム
箔のような金属箔を貼付して、電子制御部の周囲をシー
ルドする方法を提案した（実開昭58−80290号）。この
方法によれば、金属箔によるシールド層がボックス内へ
の外部信号の侵入を阻止し、電子制御部の異常動作を確
実に防止することができ、その上この方法は、簡易且つ
安価に実施できるという利点がある。
箔のような金属箔を貼付して、電子制御部の周囲をシー
ルドする方法を提案した（実開昭58−80290号）。この
方法によれば、金属箔によるシールド層がボックス内へ
の外部信号の侵入を阻止し、電子制御部の異常動作を確
実に防止することができ、その上この方法は、簡易且つ
安価に実施できるという利点がある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、ボックスの前面は開口し、その前面開口部に
は、ゲーム装置に応じて図柄表示、標識、照明、透視等
の目的のためにガラス板が配備されており、このガラス
板には、ボックス内部と同様の金属箔を貼着することが
できず、従って、このガラス板の部分より妨害電波を送
り込む不正が依然として行われている。そこで、この考
案は、ガラス板を特殊ガラスにて構成することにより、
上記の不都合を解消し、電子制御部への妨害電波の送込
みを完全に阻止した電子ゲーム装置を提供することを目
的とする。
は、ゲーム装置に応じて図柄表示、標識、照明、透視等
の目的のためにガラス板が配備されており、このガラス
板には、ボックス内部と同様の金属箔を貼着することが
できず、従って、このガラス板の部分より妨害電波を送
り込む不正が依然として行われている。そこで、この考
案は、ガラス板を特殊ガラスにて構成することにより、
上記の不都合を解消し、電子制御部への妨害電波の送込
みを完全に阻止した電子ゲーム装置を提供することを目
的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案は、シールドされた前面開口のボックス内に電
子制御部が組込まれると共に、前記ボックスの前面開口
部にガラス板が配備されて成る電子ゲーム装置におい
て、前記ガラス板は、透明電導膜で表明処理された電導
ガラスにより構成したことを特徴とする。
子制御部が組込まれると共に、前記ボックスの前面開口
部にガラス板が配備されて成る電子ゲーム装置におい
て、前記ガラス板は、透明電導膜で表明処理された電導
ガラスにより構成したことを特徴とする。
〈作用〉 この考案によれば、ボックスはシールド作用を有し、加
えてボックスの前面開口部に配備されるガラス板を透明
電導膜で表面処理された電導ガラスにて構成することに
より、このガラス板にもシールド機能を付与したので、
外部からの電波が完全に遮断されて電子制御部の妨害電
波による異常動作が確実に防止される。
えてボックスの前面開口部に配備されるガラス板を透明
電導膜で表面処理された電導ガラスにて構成することに
より、このガラス板にもシールド機能を付与したので、
外部からの電波が完全に遮断されて電子制御部の妨害電
波による異常動作が確実に防止される。
〈実施例〉 図面はこの考案の一実施例にかかる電子ゲーム装置を示
す。
す。
電子ゲーム装置は、一例として複数の回転ドラム1a〜1c
を持つスロットマシン１を示したが、これに限らず、パ
チンコ機その他電子制御部を有す諸々のゲーム装置に適
用する。
を持つスロットマシン１を示したが、これに限らず、パ
チンコ機その他電子制御部を有す諸々のゲーム装置に適
用する。
スロットマシン１は、公知の如く、ボックス11の側面に
複数の回転ドラム1a〜1cを一斉に回転さっせる操作ハン
ドル２を備え、ボックス11の前面には各回転ドラム1a〜
1cを停止させる押釦３、回転ドラム外周の絵柄を縦，
横，斜めに整列して表す絵柄表示部４、ゲーム内容に関
連する案内情報がランプの点灯により表示される上下の
案内表示部５などが設けられ、ボックス１中には、スロ
ットマシンの動作を制御する電子制御部６が配備されて
いる。上記絵柄表示部４および各案内表示部５は、それ
ぞれボックス１の開口部にガラス板７が嵌め込まれてお
り、各案内表示部５は、内部には点滅電球或いは蛍光灯
等の照明具８が配備して構成されている。
複数の回転ドラム1a〜1cを一斉に回転さっせる操作ハン
ドル２を備え、ボックス11の前面には各回転ドラム1a〜
1cを停止させる押釦３、回転ドラム外周の絵柄を縦，
横，斜めに整列して表す絵柄表示部４、ゲーム内容に関
連する案内情報がランプの点灯により表示される上下の
案内表示部５などが設けられ、ボックス１中には、スロ
ットマシンの動作を制御する電子制御部６が配備されて
いる。上記絵柄表示部４および各案内表示部５は、それ
ぞれボックス１の開口部にガラス板７が嵌め込まれてお
り、各案内表示部５は、内部には点滅電球或いは蛍光灯
等の照明具８が配備して構成されている。
この考案は、上記ガラス板７に電導ガラス7aを適用した
ことを特徴とする。この電導ガラス7aには、例えば第３
図に示す如く、ソーダガラス711に二酸化ケイ素膜712を
コーティングして強化された基礎ガラス板71に対し、酸
化錫にフッ素をドーピングした透明電導膜72を表面処理
したものを用い、透明電導膜72のシールド性能により、
ガラス板７からの妨害電波の侵入、さらにはボックス内
からのノイズの放出を阻止する。
ことを特徴とする。この電導ガラス7aには、例えば第３
図に示す如く、ソーダガラス711に二酸化ケイ素膜712を
コーティングして強化された基礎ガラス板71に対し、酸
化錫にフッ素をドーピングした透明電導膜72を表面処理
したものを用い、透明電導膜72のシールド性能により、
ガラス板７からの妨害電波の侵入、さらにはボックス内
からのノイズの放出を阻止する。
尚、ボックス１を構成する金属板、ガラス板以外のパネ
ルには、パネル内面に、例えば金属箔の貼付け等による
シールド層を形成し、電子制御部６を完全シールドする
ことは勿論である。
ルには、パネル内面に、例えば金属箔の貼付け等による
シールド層を形成し、電子制御部６を完全シールドする
ことは勿論である。
〈考案の効果〉 この考案は上記の如く、シールドされた前面開口のボッ
クス内に電子制御部が組込まれると共に、前記ボックス
の前面開口部にガラス板が配備されて成る電子ゲーム装
置において、前記ガラス板は、透明電導膜で表面処理さ
れた電導ガラスにより構成したから、ガラス板にもシー
ルド機能が付与され、ボックスとガラス板のシールド作
用により外部からの妨害電波の進入が完全に遮断され、
以て電子制御部は妨害電波により異常動作することがな
く、常に正確に作動する等、考案目的を達成した顕著な
効果を奏する。
クス内に電子制御部が組込まれると共に、前記ボックス
の前面開口部にガラス板が配備されて成る電子ゲーム装
置において、前記ガラス板は、透明電導膜で表面処理さ
れた電導ガラスにより構成したから、ガラス板にもシー
ルド機能が付与され、ボックスとガラス板のシールド作
用により外部からの妨害電波の進入が完全に遮断され、
以て電子制御部は妨害電波により異常動作することがな
く、常に正確に作動する等、考案目的を達成した顕著な
効果を奏する。
第１図はこの考案の一実施例にかかるスロットマシンの
斜視図、第２図は第１図の縦断面図、第３図はガラス板
の拡大断面図である。 11……ボックス、６……電子制御部 ７……ガラス板、7a……電導ガラス
斜視図、第２図は第１図の縦断面図、第３図はガラス板
の拡大断面図である。 11……ボックス、６……電子制御部 ７……ガラス板、7a……電導ガラス
Claims (1)
- 【請求項１】シールドされた前面開口のボックス内に電
子制御部が組込まれると共に、前記ボックスの前面開口
部にガラス板が配備されて成る電子ゲーム装置におい
て、 前記ガラス板は、透明電導膜で表面処理された電導ガラ
スにより構成したことを特徴とする電子ゲーム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987085120U JPH071189Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 電子ゲーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987085120U JPH071189Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 電子ゲーム装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63193092U JPS63193092U (ja) | 1988-12-13 |
| JPH071189Y2 true JPH071189Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=30940235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987085120U Expired - Lifetime JPH071189Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 電子ゲーム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071189Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002336408A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-11-26 | Toppan Label Co Ltd | 遊技機 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0742468Y2 (ja) * | 1989-07-05 | 1995-10-04 | 日本板硝子株式会社 | 遊戯用パチンコ台 |
| JP2584341Y2 (ja) * | 1990-06-20 | 1998-10-30 | 中東産業 株式会社 | ゲーム機用キヤビネツト |
| JP2700078B2 (ja) * | 1991-05-31 | 1998-01-19 | サミー株式会社 | スロットマシン |
| JP2009095373A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Sammy Corp | 遊技機 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3010077C2 (de) * | 1980-03-15 | 1981-07-30 | Vereinigte Glaswerke Gmbh, 5100 Aachen | Verfahren zum Aufbringen von mit einem Halogen, vorzugsweise mit Fluor dotierten Zinnoxidschichten auf Glasoberflächen durch Pyrolyse |
| JPS5880290U (ja) * | 1981-11-25 | 1983-05-31 | 高砂電器産業株式会社 | ゲ−ム機 |
| JPS60153187U (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-12 | 株式会社日東 | 遊技機用透過板 |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP1987085120U patent/JPH071189Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002336408A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-11-26 | Toppan Label Co Ltd | 遊技機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63193092U (ja) | 1988-12-13 |
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