JPH07117875A - 自動給紙装置及び記録装置 - Google Patents
自動給紙装置及び記録装置Info
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- JPH07117875A JPH07117875A JP27058193A JP27058193A JPH07117875A JP H07117875 A JPH07117875 A JP H07117875A JP 27058193 A JP27058193 A JP 27058193A JP 27058193 A JP27058193 A JP 27058193A JP H07117875 A JPH07117875 A JP H07117875A
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Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動給紙装置において、シートのバックテン
ションをなくしてシートの送り不良の防止及び装置の小
型化を図る。 【構成】 予備ローラ531により送り出されたシート
を分離ローラ512と摩擦分離部材530とで一枚ずつ
分離する。分離されたシートが記録部400の搬送手段
413,414により搬送されている間、分離ローラ5
12、予備ローラ531及びシートストッパ540をシ
ートから離間させる。これにより、搬送手段413,4
14によるシート搬送時にバックテンションが全く加わ
ることがなくなるため、シートの斜行やジャムを防止で
きる。また、記録部400の搬送手段の搬送力を小さく
できるため装置の小型化が図れる。また、シートストッ
パ540を設けることにより、シートセット時にシート
束を分離ローラ512と摩擦分離部材530との間に挿
入してしまうことがない。
ションをなくしてシートの送り不良の防止及び装置の小
型化を図る。 【構成】 予備ローラ531により送り出されたシート
を分離ローラ512と摩擦分離部材530とで一枚ずつ
分離する。分離されたシートが記録部400の搬送手段
413,414により搬送されている間、分離ローラ5
12、予備ローラ531及びシートストッパ540をシ
ートから離間させる。これにより、搬送手段413,4
14によるシート搬送時にバックテンションが全く加わ
ることがなくなるため、シートの斜行やジャムを防止で
きる。また、記録部400の搬送手段の搬送力を小さく
できるため装置の小型化が図れる。また、シートストッ
パ540を設けることにより、シートセット時にシート
束を分離ローラ512と摩擦分離部材530との間に挿
入してしまうことがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンター、複写機、
ワープロ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ、或
はこれらの複合機に適応可能な自動給紙装置及び記録装
置に関するものである。
ワープロ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ、或
はこれらの複合機に適応可能な自動給紙装置及び記録装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シートの送り方向に回転する分離
ローラと、この分離ローラに当接する高摩擦係数からな
る摩擦分離部材との間でシートを一枚ずつ分離して送り
出す形式のシート分離手段を設けた給紙装置がある。
ローラと、この分離ローラに当接する高摩擦係数からな
る摩擦分離部材との間でシートを一枚ずつ分離して送り
出す形式のシート分離手段を設けた給紙装置がある。
【0003】この種のシート分離手段では、摩擦分離部
材がバネにより分離ローラ側に付勢されており、分離さ
れたシートが記録部側の搬送手段により搬送されている
ときにもシートを分離ローラと分離摩擦部材とで挟持し
た状態となっているため、シートに大きなバックテンシ
ョンを与えることになる。
材がバネにより分離ローラ側に付勢されており、分離さ
れたシートが記録部側の搬送手段により搬送されている
ときにもシートを分離ローラと分離摩擦部材とで挟持し
た状態となっているため、シートに大きなバックテンシ
ョンを与えることになる。
【0004】このようにシートに加わるバックテンショ
ンが大きいとシートの搬送直進性が妨げられて斜行した
り詰まったりする虞があった。また、バックテンション
が大きいと記録部側の搬送手段の搬送力を大きくしなけ
ればならず装置の大型化を招く虞があった。
ンが大きいとシートの搬送直進性が妨げられて斜行した
り詰まったりする虞があった。また、バックテンション
が大きいと記録部側の搬送手段の搬送力を大きくしなけ
ればならず装置の大型化を招く虞があった。
【0005】そこで、このようなバックテンションを低
下させるために、分離ローラを半月ローラ(Dカットロ
ーラ)とし、さらに分離ローラの駆動軸上で摩擦分離部
材と対向する位置に円筒状のアイドラローラを設けたも
のが提案されている。
下させるために、分離ローラを半月ローラ(Dカットロ
ーラ)とし、さらに分離ローラの駆動軸上で摩擦分離部
材と対向する位置に円筒状のアイドラローラを設けたも
のが提案されている。
【0006】このものでは、送り出したシートに分離ロ
ーラの切り欠き部を対向させることによりシートを摩擦
係数の高い分離ローラと摩擦分離部材とで挟持しないよ
うにし、摩擦係数の低いアイドラローラと摩擦分離部材
とでシートを挟持するようにしてバックテンションを小
さくしている。
ーラの切り欠き部を対向させることによりシートを摩擦
係数の高い分離ローラと摩擦分離部材とで挟持しないよ
うにし、摩擦係数の低いアイドラローラと摩擦分離部材
とでシートを挟持するようにしてバックテンションを小
さくしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の改良したものであっても、十分にバックテンション
を低下させることはできない。すなわち、アイドラロー
ラと摩擦分離手段とのシートの挟持力は分離ローラのも
のに比べて小さいだけであり、シートに必ずバックテン
ションが与えてしまう。
来の改良したものであっても、十分にバックテンション
を低下させることはできない。すなわち、アイドラロー
ラと摩擦分離手段とのシートの挟持力は分離ローラのも
のに比べて小さいだけであり、シートに必ずバックテン
ションが与えてしまう。
【0008】また、分離性能を上げるために摩擦分離手
段を付勢するバネの力を大きくすればその分アイドラロ
ーラと摩擦分離手段とでのシートの挟持力が大きくなっ
てしまい、バックテンションが増大してしまう。
段を付勢するバネの力を大きくすればその分アイドラロ
ーラと摩擦分離手段とでのシートの挟持力が大きくなっ
てしまい、バックテンションが増大してしまう。
【0009】このように、シートに必ずバックテンショ
ンが生じてしまうと、それに見合うだけの搬送力を有す
る搬送手段を用いなければならない。そのため、装置を
小型化する際に搬送手段(モータ等)の小型化を図る上
で支障となるという問題点があった。
ンが生じてしまうと、それに見合うだけの搬送力を有す
る搬送手段を用いなければならない。そのため、装置を
小型化する際に搬送手段(モータ等)の小型化を図る上
で支障となるという問題点があった。
【0010】さらに、半月ローラを用いると紙送り量が
一定に決まってしまい、紙送り量を大きくする場合には
ローラ径を大きくしなければならず、これも小型化を図
る上で支障となっていた。
一定に決まってしまい、紙送り量を大きくする場合には
ローラ径を大きくしなければならず、これも小型化を図
る上で支障となっていた。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、バックテンションを可
及的に低減させてシートの送り不良の防止及び装置の小
型化が図れるようにすることにある。
ので、その目的とするところは、バックテンションを可
及的に低減させてシートの送り不良の防止及び装置の小
型化が図れるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを記録
部に送り出す分離ローラと、前記分離ローラに対応して
設けられた摩擦分離部材と、積載されたシートを支持す
るシート支持手段と、前記シート支持手段に支持された
シートを前記分離ローラに送り込む予備ローラと、前記
分離ローラを前記摩擦分離部材と当接する作用位置と離
間する不作用位置の間で移動させる分離ローラ移動手段
と、前記予備ローラを前記シートと当接する作用位置と
離間する不作用位置との間で移動させる予備ローラ移動
手段と、前記分離ローラ及び前記予備ローラの間に配置
され、シートの先端を規制して送り出しを禁止する作用
位置とシートの送り出しを許容する不作用位置との間で
移動可能なシートストッパと、前記シートストッパを作
用位置と不作用位置の間で移動させるストッパ移動手段
と、前記分離ローラ、予備ローラ及びシートストッパの
下流側に配置され、分離ローラ及び予備ローラにより送
り出されたシートを搬送する搬送手段と、を備え、前記
搬送手段により搬送されているシートが前記分離ロー
ラ、予備ローラ及びシートストッパに対応する位置にあ
る場合には、前記分離ローラ、予備ローラ及びシートス
トッパを前記分離ローラ移動手段、前記予備ローラ移動
手段及びストッパ移動手段のそれぞれにより不作用位置
に維持させることを特徴とするものである。
部に送り出す分離ローラと、前記分離ローラに対応して
設けられた摩擦分離部材と、積載されたシートを支持す
るシート支持手段と、前記シート支持手段に支持された
シートを前記分離ローラに送り込む予備ローラと、前記
分離ローラを前記摩擦分離部材と当接する作用位置と離
間する不作用位置の間で移動させる分離ローラ移動手段
と、前記予備ローラを前記シートと当接する作用位置と
離間する不作用位置との間で移動させる予備ローラ移動
手段と、前記分離ローラ及び前記予備ローラの間に配置
され、シートの先端を規制して送り出しを禁止する作用
位置とシートの送り出しを許容する不作用位置との間で
移動可能なシートストッパと、前記シートストッパを作
用位置と不作用位置の間で移動させるストッパ移動手段
と、前記分離ローラ、予備ローラ及びシートストッパの
下流側に配置され、分離ローラ及び予備ローラにより送
り出されたシートを搬送する搬送手段と、を備え、前記
搬送手段により搬送されているシートが前記分離ロー
ラ、予備ローラ及びシートストッパに対応する位置にあ
る場合には、前記分離ローラ、予備ローラ及びシートス
トッパを前記分離ローラ移動手段、前記予備ローラ移動
手段及びストッパ移動手段のそれぞれにより不作用位置
に維持させることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】以上の構成とすると、予備ローラによって積載
されているシートの予備分離が行われて、ある程度のシ
ートの分離が行われる。そして、分離ローラと摩擦分離
部材とによって確実にシートが一枚ずつ分離されて送ら
れる。このように確実に分離ローラによりシートが分離
されるため、搬送手段によりシートが搬送された後に分
離ローラを不作用位置に移動させてもシートが重送され
ることがない。
されているシートの予備分離が行われて、ある程度のシ
ートの分離が行われる。そして、分離ローラと摩擦分離
部材とによって確実にシートが一枚ずつ分離されて送ら
れる。このように確実に分離ローラによりシートが分離
されるため、搬送手段によりシートが搬送された後に分
離ローラを不作用位置に移動させてもシートが重送され
ることがない。
【0014】そして、搬送手段によりシートが搬送され
るときには分離ローラ、予備ローラシートストッパがシ
ートから離間しているためシートにバックテンションを
生じさせることがなくなる。
るときには分離ローラ、予備ローラシートストッパがシ
ートから離間しているためシートにバックテンションを
生じさせることがなくなる。
【0015】また、シートを補充する際やシートを手差
しで供給する場合に、シートストッパがシートの先端を
規制して所定の位置に位置決めすることができるため、
不作用位置にある分離ローラと分離摩擦部材との間に間
違ってシート束が挿入されてしまうことがない。
しで供給する場合に、シートストッパがシートの先端を
規制して所定の位置に位置決めすることができるため、
不作用位置にある分離ローラと分離摩擦部材との間に間
違ってシート束が挿入されてしまうことがない。
【0016】
【実施例】まず、図面を参照して本発明の第1の実施例
を説明する。
を説明する。
【0017】図1は本発明に係る自動給紙部500の斜
視図である。
視図である。
【0018】ここで、400はプリンター部であり、自
動給紙部500はプリンター部400に対して図1の位
置関係で固定されている。
動給紙部500はプリンター部400に対して図1の位
置関係で固定されている。
【0019】図2は本発明による自動給紙部500の構
成例を示す外観斜視図である。
成例を示す外観斜視図である。
【0020】511はメインホルダで、自動給紙部50
0の部品をすべて支持し、前記プリンター部400に固
定されている。
0の部品をすべて支持し、前記プリンター部400に固
定されている。
【0021】512は回転によって記録用紙を一枚ずつ
分離し、プリンター部400の給紙部へ送り込むための
分離ローラであり、図3乃至図5に示されているよう
に、分離ローラ512の内径部を分離ローラ軸513が
貫通して、分離ローラ512の凸部512aと分離ロー
ラ軸513の凹部513aとが係合することによって、
回転方向に対して一体的に回転できるようになってい
る。
分離し、プリンター部400の給紙部へ送り込むための
分離ローラであり、図3乃至図5に示されているよう
に、分離ローラ512の内径部を分離ローラ軸513が
貫通して、分離ローラ512の凸部512aと分離ロー
ラ軸513の凹部513aとが係合することによって、
回転方向に対して一体的に回転できるようになってい
る。
【0022】分離ローラ軸513の一端(図5中右端)
にはギア部513bが形成され、クラッチギア517の
第一ギア517a(図12参照)と噛み合っていて、ク
ラッチギア517からの動力が伝達される。2つのギア
513b,517aのギア比は1:1であり、クラッチ
ギア517が一回転するとき、ギア部513b及び分離
ローラ軸512も一回転する。また、分離ローラ軸51
3はそのギア部513bと分離ローラ軸512の間に有
る分離ローラ軸ホルダ(R)519に嵌入していてその
軸受け部519bによって回転できるように支持されて
いる。
にはギア部513bが形成され、クラッチギア517の
第一ギア517a(図12参照)と噛み合っていて、ク
ラッチギア517からの動力が伝達される。2つのギア
513b,517aのギア比は1:1であり、クラッチ
ギア517が一回転するとき、ギア部513b及び分離
ローラ軸512も一回転する。また、分離ローラ軸51
3はそのギア部513bと分離ローラ軸512の間に有
る分離ローラ軸ホルダ(R)519に嵌入していてその
軸受け部519bによって回転できるように支持されて
いる。
【0023】521はメインシャフトであり、メインホ
ルダ511に形成されている右腕部511h及び左腕部
511h´とで支持されている。そして、分離ローラ軸
ホルダ(R)519はメインシャフト521とメインホ
ルダ511から突出している凸部511bとで、位置決
めがされており、それによって、分離ローラ軸513の
一端を位置決めする軸受け部材となっている。
ルダ511に形成されている右腕部511h及び左腕部
511h´とで支持されている。そして、分離ローラ軸
ホルダ(R)519はメインシャフト521とメインホ
ルダ511から突出している凸部511bとで、位置決
めがされており、それによって、分離ローラ軸513の
一端を位置決めする軸受け部材となっている。
【0024】分離ローラ軸513の他端は分離ローラ軸
ホルダ(L)523に嵌入している。分離ローラ軸ホル
ダ(L)523はその一端をメインシャフト521に軸
支されていて、メインシャフト521の中心として上下
に回動できる構成となっている。また、分離ローラ軸ホ
ルダ(L)523の他端にはばね掛け部523aが形成
されており、メインホルダ511のばね掛け部511c
との間に分離ローラ軸バネ526が掛け渡されているた
め、分離ローラ軸ホルダ(L)523は図3中の矢印A
方向に常に付勢されている。
ホルダ(L)523に嵌入している。分離ローラ軸ホル
ダ(L)523はその一端をメインシャフト521に軸
支されていて、メインシャフト521の中心として上下
に回動できる構成となっている。また、分離ローラ軸ホ
ルダ(L)523の他端にはばね掛け部523aが形成
されており、メインホルダ511のばね掛け部511c
との間に分離ローラ軸バネ526が掛け渡されているた
め、分離ローラ軸ホルダ(L)523は図3中の矢印A
方向に常に付勢されている。
【0025】分離ローラ軸513には分離ローラホルダ
(L)523を貫通してカム圧入部513cが反対側に
突出しており、このカム圧入部513cに分離ローラカ
ム527が圧入嵌合していて、分離ローラカム527が
分離ローラ軸513と一体的に回転する。
(L)523を貫通してカム圧入部513cが反対側に
突出しており、このカム圧入部513cに分離ローラカ
ム527が圧入嵌合していて、分離ローラカム527が
分離ローラ軸513と一体的に回転する。
【0026】メインホルダ511には前記分離ローラカ
ム527が対応する位置にカム受部511dが一体に設
けられており、分離ローラカム527がカム受部511
dに摺接可能となっている。そして、図3の状態では、
分離ローラカム527がカム受部511dに当接してい
るため分離ローラホルダー(L)523の図3中のA方
向の移動が制限されている。
ム527が対応する位置にカム受部511dが一体に設
けられており、分離ローラカム527がカム受部511
dに摺接可能となっている。そして、図3の状態では、
分離ローラカム527がカム受部511dに当接してい
るため分離ローラホルダー(L)523の図3中のA方
向の移動が制限されている。
【0027】分離ローラカム527は図4に示すよう
に、その外周は嵌合部を中心とした半径の異なるエキセ
ントリックな形状に形成されており、分離ローラ軸51
3が回転したときに分離ローラカム527の半径の差の
分だけ、分離ローラホルダー(L)523がメインシャ
フト521を中心として上下に回動する。
に、その外周は嵌合部を中心とした半径の異なるエキセ
ントリックな形状に形成されており、分離ローラ軸51
3が回転したときに分離ローラカム527の半径の差の
分だけ、分離ローラホルダー(L)523がメインシャ
フト521を中心として上下に回動する。
【0028】すなわち、メインホルダ511のカム受け
部511dにカム半径の最大部527bが摺接している
時は分離ローラ512の他端が用紙を支持する給紙ガイ
ド529に設けられている摩擦板a530と離れていて
(不作用位置)、分離ローラ512の下に紙パスを形成
する。また、メインホルダ511のカム受け部511d
にカム半径の最小部527aが来た時は分離ローラ軸5
12の左端が給紙ガイド529の摩擦板a530に接す
ることが可能で(作用位置)、この時分離ローラ軸51
2と摩擦板a530の間に用紙があれば、用紙を記録装
置の給紙部方向に送ることができる。
部511dにカム半径の最大部527bが摺接している
時は分離ローラ512の他端が用紙を支持する給紙ガイ
ド529に設けられている摩擦板a530と離れていて
(不作用位置)、分離ローラ512の下に紙パスを形成
する。また、メインホルダ511のカム受け部511d
にカム半径の最小部527aが来た時は分離ローラ軸5
12の左端が給紙ガイド529の摩擦板a530に接す
ることが可能で(作用位置)、この時分離ローラ軸51
2と摩擦板a530の間に用紙があれば、用紙を記録装
置の給紙部方向に送ることができる。
【0029】分離ローラ512による用紙の給送時、分
離ローラホルダ(R)519は固定されているので、分
離ローラ軸512の分離ローラホルダ(L)523側だ
けが変位して分離ローラ512の他端側だけが摩擦板a
530と接することになる。すなわち、図2の矢印C方
向より見た分離ローラ512の形状を示す図5に基づい
てこれを説明すると、分離ローラ512の摩擦板a53
0に接する部分は図のようにテーパ状になっていて摩擦
板a530に接した時に点接触を防ぐと共に接触面積を
大きくしている。これは分離ローラ512の初期の摩耗
を防ぎ、また用紙に対して点接触にならないようにして
安定した用紙のキャッチを可能にしている。
離ローラホルダ(R)519は固定されているので、分
離ローラ軸512の分離ローラホルダ(L)523側だ
けが変位して分離ローラ512の他端側だけが摩擦板a
530と接することになる。すなわち、図2の矢印C方
向より見た分離ローラ512の形状を示す図5に基づい
てこれを説明すると、分離ローラ512の摩擦板a53
0に接する部分は図のようにテーパ状になっていて摩擦
板a530に接した時に点接触を防ぐと共に接触面積を
大きくしている。これは分離ローラ512の初期の摩耗
を防ぎ、また用紙に対して点接触にならないようにして
安定した用紙のキャッチを可能にしている。
【0030】ここで、摩擦板a530は図3に示したよ
うに、ヘの字形に曲がっていて分離坂部530aをもっ
ており、後述の摩擦板b538との間で段差S3を形成
している。この段差S3は用紙が複数枚セットされた時
の用紙の分離性能を良くするためのものである。
うに、ヘの字形に曲がっていて分離坂部530aをもっ
ており、後述の摩擦板b538との間で段差S3を形成
している。この段差S3は用紙が複数枚セットされた時
の用紙の分離性能を良くするためのものである。
【0031】これを説明すると、図3に示すように、用
紙3を記録装置の紙送り装置側に渡した後に、分離ロー
ラ512が不作用位置にいる時に、一番上の用紙3が記
録装置の紙送り装置により矢印J方向に移動したとき用
紙3の下の用紙3´との間に隙間S4ができて、用紙3
´が用紙3に連れ回り重送しないようにしている。ま
た、用紙3´の先端部が分離坂530aに当接して前進
を規制されることで更に重送防止効果が高められる。
紙3を記録装置の紙送り装置側に渡した後に、分離ロー
ラ512が不作用位置にいる時に、一番上の用紙3が記
録装置の紙送り装置により矢印J方向に移動したとき用
紙3の下の用紙3´との間に隙間S4ができて、用紙3
´が用紙3に連れ回り重送しないようにしている。ま
た、用紙3´の先端部が分離坂530aに当接して前進
を規制されることで更に重送防止効果が高められる。
【0032】分離ローラ512の上流側に設けられた予
備ローラ531は図6に示すように内側にキー溝531
aをもったスリーブを有し、該キー溝531aと予備ロ
ーラ軸533に形成されているキー部533aとを係合
させて予備ローラ軸533と嵌合している。軸533の
両端は予備ローラホルダ535の軸受け部で保持されて
いて、軸533と予備ローラ531は一体で回転できる
ようになっている。
備ローラ531は図6に示すように内側にキー溝531
aをもったスリーブを有し、該キー溝531aと予備ロ
ーラ軸533に形成されているキー部533aとを係合
させて予備ローラ軸533と嵌合している。軸533の
両端は予備ローラホルダ535の軸受け部で保持されて
いて、軸533と予備ローラ531は一体で回転できる
ようになっている。
【0033】予備ローラ531はその半径の大きいR1
の紙送り部531bと給紙を行なわない小さい半径R2
の部分531cよりなり、通常はR2の部分531cを
ローラ下部の摩擦板b538と対向させることによって
用紙が容易にセットできるようになっている。
の紙送り部531bと給紙を行なわない小さい半径R2
の部分531cよりなり、通常はR2の部分531cを
ローラ下部の摩擦板b538と対向させることによって
用紙が容易にセットできるようになっている。
【0034】予備ローラホルダ535はその一端をメイ
ンシャフト521に係合していて(図7参照)、メイン
シャフト521の回りを矢印D方向に自在に回動できる
ようになっている。
ンシャフト521に係合していて(図7参照)、メイン
シャフト521の回りを矢印D方向に自在に回動できる
ようになっている。
【0035】予備ローラバネ539はダブルトーション
バネで、その両側のコイル部はメインシャフト521に
係合していて、予備ローラホルダ535の両外側に位置
する。予備ローラバネ539の一端539aはメインホ
ルダ511の係止部511aに、また、他端は分離ロー
ラ軸ホルダ(R)519の係止部519a(図2参照)
にそれぞれ係止されている。また、該予備ローラバネ5
39の作用腕539bは予備ローラホルダ535の係止
部535aに係止されていて、予備ローラホルダ535
に、図7中、時計方向回りの回動習性を与える。
バネで、その両側のコイル部はメインシャフト521に
係合していて、予備ローラホルダ535の両外側に位置
する。予備ローラバネ539の一端539aはメインホ
ルダ511の係止部511aに、また、他端は分離ロー
ラ軸ホルダ(R)519の係止部519a(図2参照)
にそれぞれ係止されている。また、該予備ローラバネ5
39の作用腕539bは予備ローラホルダ535の係止
部535aに係止されていて、予備ローラホルダ535
に、図7中、時計方向回りの回動習性を与える。
【0036】予備ローラ軸533の一端に形成されてい
るのカム軸533bはメインホルダ511の左腕部51
1h´に形成されている異形穴511e(図2参照)に
嵌入していて、その軸部533bは該穴511eの下側
縁511fに当接して、前記予備ローラバネ539の作
用とあいまって、予備ローラホルダ535のD方向(図
7参照)の位置を決めている。
るのカム軸533bはメインホルダ511の左腕部51
1h´に形成されている異形穴511e(図2参照)に
嵌入していて、その軸部533bは該穴511eの下側
縁511fに当接して、前記予備ローラバネ539の作
用とあいまって、予備ローラホルダ535のD方向(図
7参照)の位置を決めている。
【0037】予備ローラ軸533の右端にはギア部53
3cが形成されていて、クラッチギア517の第2ギア
517b(図12参照)と噛み合っている。クラッチギ
ア517はメインシャフト521上を回転しているの
で、予備ローラホルダ535が、図7中、矢印D方向に
回動しても予備ローラ軸533のギア533cとクラッ
チギア517の第2ギア517bとの噛み合いは保た
れ、常に、予備ローラ軸533はクラッチギア517か
らの動力を受け取ることができるようになっている。
3cが形成されていて、クラッチギア517の第2ギア
517b(図12参照)と噛み合っている。クラッチギ
ア517はメインシャフト521上を回転しているの
で、予備ローラホルダ535が、図7中、矢印D方向に
回動しても予備ローラ軸533のギア533cとクラッ
チギア517の第2ギア517bとの噛み合いは保た
れ、常に、予備ローラ軸533はクラッチギア517か
らの動力を受け取ることができるようになっている。
【0038】また、2つのギアのギア比は分離ギア部と
同ように1:1であり、クラッチギア517の1回転で
予備ローラ軸533のギア部533cも1回転する。
同ように1:1であり、クラッチギア517の1回転で
予備ローラ軸533のギア部533cも1回転する。
【0039】予備ローラ軸533の一端に設けられてい
るカム軸533bのカム形状は図6の矢印Bより見た状
態である図8に示すように、その断面形状は偏心カム形
状をしている。そのため、カム軸533bが当接してい
るメインホルダ511の異形穴511eの下側縁511
fとの相対関係により待機位置では予備ローラ531を
上げていて予備ローラ531の紙送り部531bが下側
に来た時、予備ローラ531を下げる働きがあり、その
上げておく分、待機時に摩擦板b538との間にセット
できる用紙の許容枚数を増やすことができる。
るカム軸533bのカム形状は図6の矢印Bより見た状
態である図8に示すように、その断面形状は偏心カム形
状をしている。そのため、カム軸533bが当接してい
るメインホルダ511の異形穴511eの下側縁511
fとの相対関係により待機位置では予備ローラ531を
上げていて予備ローラ531の紙送り部531bが下側
に来た時、予備ローラ531を下げる働きがあり、その
上げておく分、待機時に摩擦板b538との間にセット
できる用紙の許容枚数を増やすことができる。
【0040】このカム軸533bでの予備ローラ531
の上下動作量の増分は図8中、(S1+S2)であり、
図7中、R1をその分大きくすれば、同様に紙送り許容
枚数が増えるが、R1を大きくすることは装置を大きく
してしまうという欠点があり、また、R2を小さくする
ことも装置の強度上限界がある。そのため、R1及びR
2は適正に設定されている。
の上下動作量の増分は図8中、(S1+S2)であり、
図7中、R1をその分大きくすれば、同様に紙送り許容
枚数が増えるが、R1を大きくすることは装置を大きく
してしまうという欠点があり、また、R2を小さくする
ことも装置の強度上限界がある。そのため、R1及びR
2は適正に設定されている。
【0041】551は給紙ガイド529上に支持されて
いる用紙の幅方向の位置決めを行うための左ガイドであ
る。本実施例では用紙を片側基準でプリンター部400
に給送するものについて記載しているため、ガイドを片
側にのみ設けている。
いる用紙の幅方向の位置決めを行うための左ガイドであ
る。本実施例では用紙を片側基準でプリンター部400
に給送するものについて記載しているため、ガイドを片
側にのみ設けている。
【0042】次に、給紙ガイド529上にセットしたと
きの用紙の先端の位置を決めるための紙ストッパ540
について説明する。
きの用紙の先端の位置を決めるための紙ストッパ540
について説明する。
【0043】紙ストッパ540は上記両ローラ512,
531が不作用位置(各摩擦板に接してない初期状態位
置)でオペレータが用紙をセットする際に、用紙の先端
位置を、決めるもので、メインホルダ511の支点51
1gに係合していて、ストッパバネ541により図9
中、矢印E方向に付勢されている。
531が不作用位置(各摩擦板に接してない初期状態位
置)でオペレータが用紙をセットする際に、用紙の先端
位置を、決めるもので、メインホルダ511の支点51
1gに係合していて、ストッパバネ541により図9
中、矢印E方向に付勢されている。
【0044】紙ストッパ540のメインシャフト521
に対向する部分は図9に示すように、コの字形に凹部5
40aが形成されており、そこにメインシャフト521
上を回転するストッパーアップカム542が配置されて
いて、通常、初期位置では紙ストッパ540のカム対向
部540aと、カムの小径部(r1)とが当接し、その
位置が決まっている。このとき自動給紙装置の下にある
給紙ガイド529の対応受け穴529aに紙ストッパ5
40の先端部540bが入っているため、給紙ガイド5
29に沿って差し込まれる用紙を紙ストッパ540の先
端部540bが規制して停止させる。
に対向する部分は図9に示すように、コの字形に凹部5
40aが形成されており、そこにメインシャフト521
上を回転するストッパーアップカム542が配置されて
いて、通常、初期位置では紙ストッパ540のカム対向
部540aと、カムの小径部(r1)とが当接し、その
位置が決まっている。このとき自動給紙装置の下にある
給紙ガイド529の対応受け穴529aに紙ストッパ5
40の先端部540bが入っているため、給紙ガイド5
29に沿って差し込まれる用紙を紙ストッパ540の先
端部540bが規制して停止させる。
【0045】また、紙ストッパ540の先端部540b
は図10に示すように、初期位置で用紙の進入方向に対
して、αだけ傾いている。これは紙ストッパ540の回
転中心511gに対してほぼ直角の面を形成して、用紙
の進入方向の力に対して、紙ストッパ540が揚力を受
けないようにしている。
は図10に示すように、初期位置で用紙の進入方向に対
して、αだけ傾いている。これは紙ストッパ540の回
転中心511gに対してほぼ直角の面を形成して、用紙
の進入方向の力に対して、紙ストッパ540が揚力を受
けないようにしている。
【0046】ストッパーアップカム542の大半径r2
が図9から反時計方向に回転して紙ストッパ540の当
接部540cと当接している時は図11に示すように給
紙ガイド529との間に隙間S5なる紙パスができて不
作用位置になる。
が図9から反時計方向に回転して紙ストッパ540の当
接部540cと当接している時は図11に示すように給
紙ガイド529との間に隙間S5なる紙パスができて不
作用位置になる。
【0047】ストッパーアップカム542とクラッチギ
ア517とは図12に示すように、第1キー部542a
とキー溝517cとで一体化していて、紙ストッパ54
0が不作用位置(隙間S5)にある時、前記2つのロー
ラ512,531はまだ不作用位置にあり、よって紙ス
トッパ540を越えて用紙は記録装置の給紙口まで進入
することができる。
ア517とは図12に示すように、第1キー部542a
とキー溝517cとで一体化していて、紙ストッパ54
0が不作用位置(隙間S5)にある時、前記2つのロー
ラ512,531はまだ不作用位置にあり、よって紙ス
トッパ540を越えて用紙は記録装置の給紙口まで進入
することができる。
【0048】次に、クラッチギア517への動力伝達部
分について述べる。
分について述べる。
【0049】クラッチギア517には前述のように、ス
トッパアップカム542がキー542aとキー溝517
cの関係で係合している。また、ストッパアップカム5
42はクラッチギア517との係合とは反対側で図13
に示すように、出力ギア543のキー溝部543cと、
第2キー部542bとが係合している。544は軸受け
であり、メインホルダ511の右腕部511hの所定の
穴に嵌入され、出力ギア543の受部543aを保持し
ている。
トッパアップカム542がキー542aとキー溝517
cの関係で係合している。また、ストッパアップカム5
42はクラッチギア517との係合とは反対側で図13
に示すように、出力ギア543のキー溝部543cと、
第2キー部542bとが係合している。544は軸受け
であり、メインホルダ511の右腕部511hの所定の
穴に嵌入され、出力ギア543の受部543aを保持し
ている。
【0050】上記部品はメインシャフト521の軸芯上
にあり、出力ギア543の回転はストッパアップカム5
42を介し、クラッチギア517に伝えられ、更には前
記分離ローラ軸513、予備ローラ軸533へと伝えら
れる。
にあり、出力ギア543の回転はストッパアップカム5
42を介し、クラッチギア517に伝えられ、更には前
記分離ローラ軸513、予備ローラ軸533へと伝えら
れる。
【0051】出力ギア543はハス歯部543bを持
ち、図14に示すように、2段ギア545のウォーム歯
部545aに噛み合い、2段ギア545からの回転を伝
達している。2段ギア545はモータブラケット546
の係止穴546a(上下2か所ある)に係止され、係止
穴546aを中心として自由に回転できる。
ち、図14に示すように、2段ギア545のウォーム歯
部545aに噛み合い、2段ギア545からの回転を伝
達している。2段ギア545はモータブラケット546
の係止穴546a(上下2か所ある)に係止され、係止
穴546aを中心として自由に回転できる。
【0052】自動給紙モータ501はその取付けフラン
ジ501aに2か所の凸部501b、501c、また、
メタル部501dがあり、モータブラケット546のメ
タル受穴546b、係止部546c546dに各々係止
するようになっていて、特に、凸部501bと係止部5
46cはメタル部501dとメタル受穴546bを中心
とした、矢印F方向のモータ本体の回転で、ツメ部54
6eを乗り越えて係止され、モータブラケット546と
モータ501の位置決めがなされる。モータブラケット
546は3本のネジ547でメインホルダ511に固定
される。
ジ501aに2か所の凸部501b、501c、また、
メタル部501dがあり、モータブラケット546のメ
タル受穴546b、係止部546c546dに各々係止
するようになっていて、特に、凸部501bと係止部5
46cはメタル部501dとメタル受穴546bを中心
とした、矢印F方向のモータ本体の回転で、ツメ部54
6eを乗り越えて係止され、モータブラケット546と
モータ501の位置決めがなされる。モータブラケット
546は3本のネジ547でメインホルダ511に固定
される。
【0053】この時、モータ501の端子4本501f
は基板548側に向くようになっている。モータ501
の出力軸の先端にはウォーム形状をしたモータピニオン
501eが設けられていて、前記2段ギア545のハス
歯部545bに係合し、モータ501の動力を伝える。
は基板548側に向くようになっている。モータ501
の出力軸の先端にはウォーム形状をしたモータピニオン
501eが設けられていて、前記2段ギア545のハス
歯部545bに係合し、モータ501の動力を伝える。
【0054】モータ501はパルスモータであり、2相
励磁で、バイポーラ駆動され、20ステップで1周す
る。また、モータ501からクラッチギア517までの
減速のトータルギア比は1:256である。
励磁で、バイポーラ駆動され、20ステップで1周す
る。また、モータ501からクラッチギア517までの
減速のトータルギア比は1:256である。
【0055】次に、自動給紙部500の初期位置(ホー
ムポジション)検出について述べる。
ムポジション)検出について述べる。
【0056】図13に示すように、クラッチギア517
はストッパアップカム542と係合し、アップカム54
2のカム部542cの左側に隣り合って、初期位置検出
用のカム部517dを有する。クラッチギア517のカ
ム部517dは初期位置検出用の溝517eが前述のキ
ー溝517cの反対側に設けられている。
はストッパアップカム542と係合し、アップカム54
2のカム部542cの左側に隣り合って、初期位置検出
用のカム部517dを有する。クラッチギア517のカ
ム部517dは初期位置検出用の溝517eが前述のキ
ー溝517cの反対側に設けられている。
【0057】次に、図2の矢印G方向より見た断面図を
図15にて説明する。
図15にて説明する。
【0058】図2に示すように、紙ストッパ540の左
側には初期位置検出用のイニシャルレバー549が位置
している。
側には初期位置検出用のイニシャルレバー549が位置
している。
【0059】イニシャルレバー549はメインホルダ5
11の回転中心軸511gに回転自在に係合している。
また、イニシャルレバー549の回転中心549aとは
反対側には基板548上に設けられたセンサースイッチ
502のアクチュエータ部502aを押すための板状の
作用部549bがある。更には回転中心549aと作用
部549bの間に前記カム部517dをトレースする従
動部549cを有している。
11の回転中心軸511gに回転自在に係合している。
また、イニシャルレバー549の回転中心549aとは
反対側には基板548上に設けられたセンサースイッチ
502のアクチュエータ部502aを押すための板状の
作用部549bがある。更には回転中心549aと作用
部549bの間に前記カム部517dをトレースする従
動部549cを有している。
【0060】これらの構成により、クラッチギア517
の検出用溝517eにイニシャルレバーの従動部549
cが落ちている時(図15の実線で示す状態)はスイッ
チ502はon信号を出す。
の検出用溝517eにイニシャルレバーの従動部549
cが落ちている時(図15の実線で示す状態)はスイッ
チ502はon信号を出す。
【0061】カム部517dの外周部517fに従動部
549cが有る時(図15の破線で示す状態)にはスイ
ッチ502のアクチュエータ部502aは押され、of
f信号を出す。以上により、センサースイッチ502の
on信号を基準に本装置の初期位置は決定される。
549cが有る時(図15の破線で示す状態)にはスイ
ッチ502のアクチュエータ部502aは押され、of
f信号を出す。以上により、センサースイッチ502の
on信号を基準に本装置の初期位置は決定される。
【0062】ここで、センサー502のイニシャルレバ
ー549との位置関係は誤検出しないように、正確に位
置決めする必要がある。本実施例ではメインホルダ51
1にセンサー502の位置決めのための当接部511i
(図15に図示)を設け、更に、センサー502を取付
けている基板548をたわませて、センサー502の外
形部を該当接部に当接させ、正確な位置出しをしてい
る。メインホルダ511には基板548をたわませるた
めの基板押え部511j(図2に図示)が設けられてい
る。
ー549との位置関係は誤検出しないように、正確に位
置決めする必要がある。本実施例ではメインホルダ51
1にセンサー502の位置決めのための当接部511i
(図15に図示)を設け、更に、センサー502を取付
けている基板548をたわませて、センサー502の外
形部を該当接部に当接させ、正確な位置出しをしてい
る。メインホルダ511には基板548をたわませるた
めの基板押え部511j(図2に図示)が設けられてい
る。
【0063】次に、自動給紙モードと手差しモードの切
り替えについて説明する。
り替えについて説明する。
【0064】この切り替えは図2に示すスライドスイッ
チ形式の給紙切り替えスイッチ503の切り替え信号に
より行なう。本実施例では該切り替えスイッチ503が
offの時自動給紙モードであり、onの時手差しモー
ドである。基板548の左端にはコネクタ550が設け
られていて(図2に図示)、不図示の外部回路よりモー
タ駆動電力の供給やセンサースイッチ502と給紙切り
替えスイッチ503の信号の出力を行なっている。
チ形式の給紙切り替えスイッチ503の切り替え信号に
より行なう。本実施例では該切り替えスイッチ503が
offの時自動給紙モードであり、onの時手差しモー
ドである。基板548の左端にはコネクタ550が設け
られていて(図2に図示)、不図示の外部回路よりモー
タ駆動電力の供給やセンサースイッチ502と給紙切り
替えスイッチ503の信号の出力を行なっている。
【0065】ここで、プリンター部400の構成を概略
説明する。
説明する。
【0066】図1において、キャリア410には記録手
段を構成する記録ヘッド401とインクを貯留するイン
クタンク411とが連結されたヘッドカートリッジ41
2が搭載されている。キャリア410はシートの送り方
向と直交する方向に配置されたガイドに沿って移動可能
に支持されている。また、キャリア410は図示しない
リードスクリュー417に摺動自在に嵌入されていて、
リードスクリュー417に結合されたキャリアモータ4
02の正転、逆転駆動によるリードスクリュー417の
回動によってガイドに沿って往復移動する。
段を構成する記録ヘッド401とインクを貯留するイン
クタンク411とが連結されたヘッドカートリッジ41
2が搭載されている。キャリア410はシートの送り方
向と直交する方向に配置されたガイドに沿って移動可能
に支持されている。また、キャリア410は図示しない
リードスクリュー417に摺動自在に嵌入されていて、
リードスクリュー417に結合されたキャリアモータ4
02の正転、逆転駆動によるリードスクリュー417の
回動によってガイドに沿って往復移動する。
【0067】記録ヘッド401はインクジェット方式の
ものであり、例えば電気熱変換体を用いて熱エネルギー
を発生させ、インク中に膜沸騰を越える加熱によって気
泡を生じさせて、気泡の安定した体積膨張によりインク
滴吐出を行って用紙に印字等をするものである。
ものであり、例えば電気熱変換体を用いて熱エネルギー
を発生させ、インク中に膜沸騰を越える加熱によって気
泡を生じさせて、気泡の安定した体積膨張によりインク
滴吐出を行って用紙に印字等をするものである。
【0068】キャリア410のスキャンによって一行記
録を行うと搬送手段によって用紙を一行分搬送して次の
行記録を行う。この搬送手段は、搬送ローラ413とこ
れに圧接するピンチローラ414からなるローラ対及び
排出ローラ415とこれに当接する拍車416とからな
る回転対である。搬送ローラ413及び排出ローラ41
5の駆動は紙送りモーター403によって行われる。
録を行うと搬送手段によって用紙を一行分搬送して次の
行記録を行う。この搬送手段は、搬送ローラ413とこ
れに圧接するピンチローラ414からなるローラ対及び
排出ローラ415とこれに当接する拍車416とからな
る回転対である。搬送ローラ413及び排出ローラ41
5の駆動は紙送りモーター403によって行われる。
【0069】404はホームポジションセンサーであ
り、キャリアモータ402によりキャリア410を走査
し、キャリア410に設けられている図示しない遮蔽板
がホームポジションセンサー404を遮蔽することによ
り、記録動作等の基準点を検出することができる。
り、キャリアモータ402によりキャリア410を走査
し、キャリア410に設けられている図示しない遮蔽板
がホームポジションセンサー404を遮蔽することによ
り、記録動作等の基準点を検出することができる。
【0070】405はペーパーセンサであり、自動給紙
部500から送られてくる用紙の有無を検出するための
ものである。
部500から送られてくる用紙の有無を検出するための
ものである。
【0071】以上の構成よりなる自動給紙部500の動
作に関連した詳細な説明を以下に説明する。図16およ
び図17は本発明の一実施例を適用した自動給紙部50
0の動作の変化を経時的に説明したものである。図16
は動作説明図、図17は各要素のタイミングチャート図
である。
作に関連した詳細な説明を以下に説明する。図16およ
び図17は本発明の一実施例を適用した自動給紙部50
0の動作の変化を経時的に説明したものである。図16
は動作説明図、図17は各要素のタイミングチャート図
である。
【0072】図16において、(1)は記録用紙が装填
される前の状態を示す。
される前の状態を示す。
【0073】(A)紙ストッパ540は給紙ガイド52
9の対応受穴529aに入っている。故に、用紙3は紙
ストッパ540によりその先端が位置決めされる。
9の対応受穴529aに入っている。故に、用紙3は紙
ストッパ540によりその先端が位置決めされる。
【0074】(B)分離ローラ512は分離ローラカム
527の最大半径部527bがメインホルダ511のカ
ム受部511dに当接していて不作用位置にある。
527の最大半径部527bがメインホルダ511のカ
ム受部511dに当接していて不作用位置にある。
【0075】(C)予備ローラ531は予備ローラ軸5
33のカム部533bの最大半径S1がメインホルダ5
11の異形穴511eの下側縁部511fに来ていて、
また予備ローラ531の小半径S2部531cが給紙ガ
イド529側に向いていて、不作用位置にある。
33のカム部533bの最大半径S1がメインホルダ5
11の異形穴511eの下側縁部511fに来ていて、
また予備ローラ531の小半径S2部531cが給紙ガ
イド529側に向いていて、不作用位置にある。
【0076】(D)イニシャルレバー549はその従動
部549cがクラッチギア517のカム溝517eに落
ちていて、センサスイッチ502はon信号を出力して
いる。
部549cがクラッチギア517のカム溝517eに落
ちていて、センサスイッチ502はon信号を出力して
いる。
【0077】(2)はモータ501が回転を開始して、
クラッチギア517が約30°回転した状態で、手差し
モード位置でもある。
クラッチギア517が約30°回転した状態で、手差し
モード位置でもある。
【0078】(A)紙ストッパ540は給紙ガイド52
9の対応受穴529aより出て、前述の図11に示すよ
うに給紙ガイド529との間に隙間S5なる紙パスがで
き、不作用位置になる。
9の対応受穴529aより出て、前述の図11に示すよ
うに給紙ガイド529との間に隙間S5なる紙パスがで
き、不作用位置になる。
【0079】(B)分離ローラ512はまだ不作用位置
にある。
にある。
【0080】(C)予備ローラ531も、依然不作用位
置にある。前記2つのローラ512,531および紙ス
トッパ540は不作用位置であるので、よって紙ストッ
パ540を越えて用紙は記録装置の給紙口(不図示)ま
で進入することができる。
置にある。前記2つのローラ512,531および紙ス
トッパ540は不作用位置であるので、よって紙ストッ
パ540を越えて用紙は記録装置の給紙口(不図示)ま
で進入することができる。
【0081】(D)イニシャルレバー549はその従動
部549cが、クラッチギア517のカム外周部517
fに乗上げていて、センサスイッチ502はoff信号
を出している。
部549cが、クラッチギア517のカム外周部517
fに乗上げていて、センサスイッチ502はoff信号
を出している。
【0082】(3)はモータ501が更に回転して、ク
ラッチギア517が約80°回転した状態である。
ラッチギア517が約80°回転した状態である。
【0083】(A)紙ストッパ540は前述と同じく不
作用位置にある。
作用位置にある。
【0084】(B)分離ローラ512はこのとき予備ロ
ーラ531に先立って、給紙ガイド529の摩擦板a5
30に接し作用位置となる。
ーラ531に先立って、給紙ガイド529の摩擦板a5
30に接し作用位置となる。
【0085】(C)予備ローラ531はまだ不作用位置
にあり、用紙3はまだ給紙されず初期位置にいる。前
記、2つのローラ512,531のうち分離ローラ51
2を先に作用位置にするのは予備ローラ531による用
紙搬送が起こる前に、分離部の分離メカニズムを確定さ
せ、用紙の重送を防止するためである。
にあり、用紙3はまだ給紙されず初期位置にいる。前
記、2つのローラ512,531のうち分離ローラ51
2を先に作用位置にするのは予備ローラ531による用
紙搬送が起こる前に、分離部の分離メカニズムを確定さ
せ、用紙の重送を防止するためである。
【0086】(D)イニシャルレバー549は前述と同
じくセンサスイッチ502を押して、off信号を出し
ている。
じくセンサスイッチ502を押して、off信号を出し
ている。
【0087】(4)はモータ501が更に回転して、ク
ラッチギア517が約105°回転した状態である。
ラッチギア517が約105°回転した状態である。
【0088】(A)紙ストッパ540は前述と同じく不
作用位置にある。
作用位置にある。
【0089】(B)分離ローラ512は前述と同じく作
用位置にある。
用位置にある。
【0090】(C)予備ローラ531は作用位置にな
り、用紙3の給紙が始まる。
り、用紙3の給紙が始まる。
【0091】このとき予備ローラ531の下の用紙が複
数枚あるときは予備ローラ531と紙の摩擦係数が紙間
の係数より大であるので一番上の用紙のみを搬送し始め
る。また摩擦板b538と紙の摩擦係数はやはり紙間の
それより大であるので、複数枚の用紙が一度に搬送され
ることもない。ここで、 予備ローラ531と紙の摩擦係数ーーーμy 紙間の摩擦係数ーーーーーμk 紙と摩擦板bの摩擦係数ーーーμmb とすると、 μy > μk > μmb なる関係になる。
数枚あるときは予備ローラ531と紙の摩擦係数が紙間
の係数より大であるので一番上の用紙のみを搬送し始め
る。また摩擦板b538と紙の摩擦係数はやはり紙間の
それより大であるので、複数枚の用紙が一度に搬送され
ることもない。ここで、 予備ローラ531と紙の摩擦係数ーーーμy 紙間の摩擦係数ーーーーーμk 紙と摩擦板bの摩擦係数ーーーμmb とすると、 μy > μk > μmb なる関係になる。
【0092】(D)イニシャルレバー549は前述と同
じくセンサスイッチ502を押して、off信号を出し
ている。
じくセンサスイッチ502を押して、off信号を出し
ている。
【0093】(5)はモータ501が更に回転して、ク
ラッチギア517が約290°回転した状態である。
ラッチギア517が約290°回転した状態である。
【0094】(A)紙ストッパ540は前述と同じく不
作用位置にある。
作用位置にある。
【0095】(B)分離ローラ512は前述と同じく作
用位置にあり、用紙3は分離部を越えて分離ローラ51
2により記録装置の給紙口(不図示)に向かって送られ
る。
用位置にあり、用紙3は分離部を越えて分離ローラ51
2により記録装置の給紙口(不図示)に向かって送られ
る。
【0096】(C)予備ローラ531は不作用位置にな
り始める。これは前記(3)項で述べた理由と同じで、
予備ローラ531を先に不作用位置にして分離部の分離
メカニズムを解除させる前に、予備ローラ531による
用紙搬送を中止して用紙の重送を防止するためである。
り始める。これは前記(3)項で述べた理由と同じで、
予備ローラ531を先に不作用位置にして分離部の分離
メカニズムを解除させる前に、予備ローラ531による
用紙搬送を中止して用紙の重送を防止するためである。
【0097】(D)イニシャルレバー549は前述と同
じくセンサスイッチ502を押して、off信号を出し
ている。
じくセンサスイッチ502を押して、off信号を出し
ている。
【0098】(6)はモータ501がさらに回転してク
ラッチギアが約340°回転した状態である。
ラッチギアが約340°回転した状態である。
【0099】(A)紙ストッパ540は前述と同じく不
作用位置にある。
作用位置にある。
【0100】(B)分離ローラ512は(1)、(2)
の場合よりは下がっているが、不作用位置となる。
の場合よりは下がっているが、不作用位置となる。
【0101】(C)予備ローラ531は不作用位置とな
る。
る。
【0102】(D)イニシャルレバー549は前述と同
じくセンサスイッチ502を押して、OFF信号を出し
ている。前記(2)項の位置まで、自動給紙モードより
遅いスピード(本実施例では約500pps)でモータ
501を回転、停止する。この時、前述のようにオペレ
ータは記録装置Hの給紙口に直接所望の用紙を挿入でき
る。このモードは自動給紙部500で給紙搬送できない
例えば厚い用紙などに用いられる。
じくセンサスイッチ502を押して、OFF信号を出し
ている。前記(2)項の位置まで、自動給紙モードより
遅いスピード(本実施例では約500pps)でモータ
501を回転、停止する。この時、前述のようにオペレ
ータは記録装置Hの給紙口に直接所望の用紙を挿入でき
る。このモードは自動給紙部500で給紙搬送できない
例えば厚い用紙などに用いられる。
【0103】次に、本案実施の回路構成を示すブロック
図とその制御シーケンスについて説明する。図18は本
実施例の構成を示すブロック図である。
図とその制御シーケンスについて説明する。図18は本
実施例の構成を示すブロック図である。
【0104】同図において、100はある手順を実行す
る例えばマイクロコンピュータ形態のCPUであり、本
実施例の処理手段等のシーケンスに従って各部を制御す
る。200はテキストデータや画像データを展開したり
する領域や作業用の領域などを設けたRAMであり、記
憶した内容を電源off後もリチウム電池等のバックア
ップ手段により保持しておくSRAMと、電源off後
には記憶した内容が消去されてしまうDRAMの2種類
で構成されている。そして、DRAM部には本案で用い
るイニシャルステップ記憶領域2001、回転回数記憶
領域2002が設けられ、SRAM部にはイニシャル有
無記憶領域2003が設けられている。
る例えばマイクロコンピュータ形態のCPUであり、本
実施例の処理手段等のシーケンスに従って各部を制御す
る。200はテキストデータや画像データを展開したり
する領域や作業用の領域などを設けたRAMであり、記
憶した内容を電源off後もリチウム電池等のバックア
ップ手段により保持しておくSRAMと、電源off後
には記憶した内容が消去されてしまうDRAMの2種類
で構成されている。そして、DRAM部には本案で用い
るイニシャルステップ記憶領域2001、回転回数記憶
領域2002が設けられ、SRAM部にはイニシャル有
無記憶領域2003が設けられている。
【0105】300は前記手順に対応したプログラムや
その他フォントデータなどの固定データを格納したRO
Mであり、400は前述したインクジェット記録方式の
プリンター部である。
その他フォントデータなどの固定データを格納したRO
Mであり、400は前述したインクジェット記録方式の
プリンター部である。
【0106】500は前記プリンター部400に用紙を
1枚ずつ供給させるための前述した自動給紙部であり、
前述したように、自動給紙モーター501、給紙イニシ
ャルセンサー502、給紙切り替えセンサー503、分
離ローラ512、予備ローラー531、紙ストッパー5
40等を含んでいる。
1枚ずつ供給させるための前述した自動給紙部であり、
前述したように、自動給紙モーター501、給紙イニシ
ャルセンサー502、給紙切り替えセンサー503、分
離ローラ512、予備ローラー531、紙ストッパー5
40等を含んでいる。
【0107】600は文字や数字及びその他のキャラク
タを入力するためのキーや、各種指令を与えるためのキ
ー等を備えたキーボード部であり、700は表示器を備
えた表示部である。
タを入力するためのキーや、各種指令を与えるためのキ
ー等を備えたキーボード部であり、700は表示器を備
えた表示部である。
【0108】上述の構成における自動給紙部500の動
作制御シーケンスを、図19乃至図22のフローチャー
トを用いて説明する。
作制御シーケンスを、図19乃至図22のフローチャー
トを用いて説明する。
【0109】図19は記録装置あるいは情報処理装置の
電源on時の際の、自動給紙部500 のイニシャル動
作の処理を説明するフローチャートである。電源スイッ
チがoff からonの状態になり、自動給紙部500
のイニシャルが開始されると、S1において、DRA
M内のイニシャルステップ記憶領域2001内に、14
2 ステップに相当する分の値が初期値としてセット記
憶される。この値は給紙イニシャルセンサー502 の
onエッジから自動給紙モータ501 をあと何ステッ
プ駆動させるかの値となる。
電源on時の際の、自動給紙部500 のイニシャル動
作の処理を説明するフローチャートである。電源スイッ
チがoff からonの状態になり、自動給紙部500
のイニシャルが開始されると、S1において、DRA
M内のイニシャルステップ記憶領域2001内に、14
2 ステップに相当する分の値が初期値としてセット記
憶される。この値は給紙イニシャルセンサー502 の
onエッジから自動給紙モータ501 をあと何ステッ
プ駆動させるかの値となる。
【0110】次のS2では自動給紙モードか手差しモー
ドかの判断を行っている。給紙切り替えセンサー503
がoff であり、自動給紙モードであると判断した
場合には次のS3で、SRAM内に記憶しているイニシ
ャル有無記憶領域2003内の値を調べる。この値が0
の時にはイニシャルが完了していないことを示してお
り、1の時にはイニシャルが既に完了していることを示
している。また、初期の値としては0がセットされる構
成となっている。
ドかの判断を行っている。給紙切り替えセンサー503
がoff であり、自動給紙モードであると判断した
場合には次のS3で、SRAM内に記憶しているイニシ
ャル有無記憶領域2003内の値を調べる。この値が0
の時にはイニシャルが完了していないことを示してお
り、1の時にはイニシャルが既に完了していることを示
している。また、初期の値としては0がセットされる構
成となっている。
【0111】S3において、1がセットされていた場合
は前回電源をoff にする時に、自動給紙部500
がイニシャルを完了している位置に停止していたことを
示すものであり、そのままの状態で自動給紙部500
のイニシャルは完了という項へ移行することになる。ま
た、S3において0がセットされており、イニシャルが
完了していないと判断した場合には次のS4において給
紙イニシャルセンサー502 がonしているか否かの
判断を行う。
は前回電源をoff にする時に、自動給紙部500
がイニシャルを完了している位置に停止していたことを
示すものであり、そのままの状態で自動給紙部500
のイニシャルは完了という項へ移行することになる。ま
た、S3において0がセットされており、イニシャルが
完了していないと判断した場合には次のS4において給
紙イニシャルセンサー502 がonしているか否かの
判断を行う。
【0112】この時、給紙イニシャルセンサー502
がonしている場合には給紙イニシャルセンサー502
をoff させるために、S5において710 ステ
ップ自動給紙モーター501 を駆動させた後、次のS
6へと移行する。また、給紙イニシャルセンサー502
がoff していた場合にはそのまま次のS6へと移
行することになる。
がonしている場合には給紙イニシャルセンサー502
をoff させるために、S5において710 ステ
ップ自動給紙モーター501 を駆動させた後、次のS
6へと移行する。また、給紙イニシャルセンサー502
がoff していた場合にはそのまま次のS6へと移
行することになる。
【0113】次のS6ではイニシャル動作をスタート
し、自動給紙モーター501 の駆動が行われるため、
自動給紙部500 内の分離ローラ512 、予備ロー
ラ531 及び紙ストッパー540 がイニシャルの完
了位置、すなわち、ホームポジション位置にいないこと
を示すためにイニシャル有無記憶領域内に0をセットさ
せている。
し、自動給紙モーター501 の駆動が行われるため、
自動給紙部500 内の分離ローラ512 、予備ロー
ラ531 及び紙ストッパー540 がイニシャルの完
了位置、すなわち、ホームポジション位置にいないこと
を示すためにイニシャル有無記憶領域内に0をセットさ
せている。
【0114】そして、次のS7で自動給紙モーター50
1 の駆動を開始し、次のS8で、給紙イニシャルセン
サー502 のonエッジ検出後、イニシャルステップ
記憶領域内に記憶されている値に相当するステップ数だ
け自動給紙モーター501の駆動を行った後、自動給紙
モーター501を停止し、次のS9へと移行する。S9
においてはイニシャル動作が完了している状態であるこ
とを示すためにイニシャル有無記憶領域内に1をセット
し、自動給紙部500のイニシャルは完了となる。
1 の駆動を開始し、次のS8で、給紙イニシャルセン
サー502 のonエッジ検出後、イニシャルステップ
記憶領域内に記憶されている値に相当するステップ数だ
け自動給紙モーター501の駆動を行った後、自動給紙
モーター501を停止し、次のS9へと移行する。S9
においてはイニシャル動作が完了している状態であるこ
とを示すためにイニシャル有無記憶領域内に1をセット
し、自動給紙部500のイニシャルは完了となる。
【0115】また、S2の判断によって手差しモードで
あると判断した場合にはS10へと移行する。
あると判断した場合にはS10へと移行する。
【0116】S10においてはS3の場合と同ようの判
断が行われる。S10において、イニシャルが完了して
いると判断した場合にはS15に移行する。
断が行われる。S10において、イニシャルが完了して
いると判断した場合にはS15に移行する。
【0117】S15においては自動給紙部500の状態
が手差しモード対応位置になるように、自動給紙モータ
ー501の駆動を開始するに当たって、S6と同ように
自動給紙部500内の分離ローラ512、予備ローラ5
31及び紙ストッパー540がホームポジション位置か
らいなくなることを示すために、イニシャル有無記憶領
域内に0をセットしている。
が手差しモード対応位置になるように、自動給紙モータ
ー501の駆動を開始するに当たって、S6と同ように
自動給紙部500内の分離ローラ512、予備ローラ5
31及び紙ストッパー540がホームポジション位置か
らいなくなることを示すために、イニシャル有無記憶領
域内に0をセットしている。
【0118】そして、次のS16で自動給紙モーター5
01を426ステップ駆動させ、上記自動給紙部500
内の各部品の状態を手差しモード対応位置に変化させ、
自動給紙部500のイニシャル動作を完了する。
01を426ステップ駆動させ、上記自動給紙部500
内の各部品の状態を手差しモード対応位置に変化させ、
自動給紙部500のイニシャル動作を完了する。
【0119】また、S10において、イニシャルが完了
していないと判断した場合にはS11に移行する。そし
て、S11からS14まで、S6からS9までと同よう
の制御を行いS15へと移行して、S15以降上記と同
ようの制御を行うことになる。
していないと判断した場合にはS11に移行する。そし
て、S11からS14まで、S6からS9までと同よう
の制御を行いS15へと移行して、S15以降上記と同
ようの制御を行うことになる。
【0120】次に図20は給紙動作における紙送りモー
タの駆動開始までの、自動給紙部500の動作の処理を
説明するフローチャートである。
タの駆動開始までの、自動給紙部500の動作の処理を
説明するフローチャートである。
【0121】用紙の給紙命令が与えられると、S17に
おいて、S2の時と同ように給紙切り替えセンサー50
3の状態から、自動給紙部500の状態が自動給紙モー
ドであるか手差しモードであるかの判断を行う。
おいて、S2の時と同ように給紙切り替えセンサー50
3の状態から、自動給紙部500の状態が自動給紙モー
ドであるか手差しモードであるかの判断を行う。
【0122】S17において、手差しモードであると判
断した場合には自動給紙部500は動作しないため、S
18へと移行し、S18において紙送りモーター403
の駆動を開始させ終了となる。また、S17において自
動給紙モードであると判断した場合にはS19へと移行
する。そして、S19からS25まで、S3からS9ま
でと同様の制御を行った後、S26へと移行する。
断した場合には自動給紙部500は動作しないため、S
18へと移行し、S18において紙送りモーター403
の駆動を開始させ終了となる。また、S17において自
動給紙モードであると判断した場合にはS19へと移行
する。そして、S19からS25まで、S3からS9ま
でと同様の制御を行った後、S26へと移行する。
【0123】S26においては自動給紙を行うために自
動給紙モーター501の駆動を開始するに当たって、S
6と同ように自動給紙部500内の分離ローラ512、
予備ローラ531及び紙ストッパー540がホームポジ
ション位置からいなくなることを示すために、イニシャ
ル有無記憶領域内に0をセットしている。
動給紙モーター501の駆動を開始するに当たって、S
6と同ように自動給紙部500内の分離ローラ512、
予備ローラ531及び紙ストッパー540がホームポジ
ション位置からいなくなることを示すために、イニシャ
ル有無記憶領域内に0をセットしている。
【0124】そして、次のS27で自動給紙モーター5
01の駆動を開始し用紙の自動給紙を開始する。
01の駆動を開始し用紙の自動給紙を開始する。
【0125】次のS28においては自動給紙動作を開始
してから、分離ローラ512及び予備ローラ531が何
回転しているかの判断を行うための初期値として、DR
AM内の回転回数記憶領域内2002内に1をセット
し、続くS29で上記各種ローラが自動給紙動作を開始
してから1回転目であるか否かの判断を行っている。
してから、分離ローラ512及び予備ローラ531が何
回転しているかの判断を行うための初期値として、DR
AM内の回転回数記憶領域内2002内に1をセット
し、続くS29で上記各種ローラが自動給紙動作を開始
してから1回転目であるか否かの判断を行っている。
【0126】S29において1回転目であると判断した
場合にはS30へと移行する。1回転目の駆動時には給
紙イニシャルセンサー502がonしている領域を測定
するため、S30において自動給紙部500のホームポ
ジションから4400ステップ自動給紙モーター501
を駆動させた位置から給紙イニシャルセンサ502のo
nエッジの検出を開始させている。
場合にはS30へと移行する。1回転目の駆動時には給
紙イニシャルセンサー502がonしている領域を測定
するため、S30において自動給紙部500のホームポ
ジションから4400ステップ自動給紙モーター501
を駆動させた位置から給紙イニシャルセンサ502のo
nエッジの検出を開始させている。
【0127】そして、S31において、給紙イニシャル
センサー502のonエッジからoffエッジまでの測
定を行い、続くS32で、上記給紙イニシャルセンサー
502のonエッジからoffエッジまでの値の半分を
イニシャルステップ記憶領域に記憶させた後、S33へ
と移行する。S33においては2回転目の駆動に入ると
いう判断の準備のために、回転回数記憶領域の内容を2
に変更している。
センサー502のonエッジからoffエッジまでの測
定を行い、続くS32で、上記給紙イニシャルセンサー
502のonエッジからoffエッジまでの値の半分を
イニシャルステップ記憶領域に記憶させた後、S33へ
と移行する。S33においては2回転目の駆動に入ると
いう判断の準備のために、回転回数記憶領域の内容を2
に変更している。
【0128】続くS29では再び上記各種ローラの駆動
が1回転目であるか否かの判断を行っているが、今回は
1回転目の駆動を行い、S33の処理を行った後の判断
であるため、1回転目ではないと判断され、S34へと
移行する。S34においては2回転目の駆動において、
ホームポジションから2418ステップ自動給紙モータ
ー501が駆動を行った箇所で、ペーパーセンサー40
5のon検出を行っている。
が1回転目であるか否かの判断を行っているが、今回は
1回転目の駆動を行い、S33の処理を行った後の判断
であるため、1回転目ではないと判断され、S34へと
移行する。S34においては2回転目の駆動において、
ホームポジションから2418ステップ自動給紙モータ
ー501が駆動を行った箇所で、ペーパーセンサー40
5のon検出を行っている。
【0129】そして、続くS35においてペーパーセン
サーがonであると判断した場合には自動給紙モーター
501を853ステップ駆動させた後、S36へと移行
し、S36において紙送りモーター403の駆動を開始
させる。また、自動給紙モーター501は続くS37に
おいて、ホームポジションから4835ステップ(約3
40。)の位置で停止させる。この場合では図16の
(6)で示している通り、分離ローラ512、予備ロー
ラ531及び紙ストッパ540は全て用紙に対して非接
触の位置(不作用位置)となるため、自動給紙モーター
501による用紙の搬送に対する分離ローラ512、予
備ローラ531及び紙ストッパ540の搬送負荷を無く
すことが可能となる。
サーがonであると判断した場合には自動給紙モーター
501を853ステップ駆動させた後、S36へと移行
し、S36において紙送りモーター403の駆動を開始
させる。また、自動給紙モーター501は続くS37に
おいて、ホームポジションから4835ステップ(約3
40。)の位置で停止させる。この場合では図16の
(6)で示している通り、分離ローラ512、予備ロー
ラ531及び紙ストッパ540は全て用紙に対して非接
触の位置(不作用位置)となるため、自動給紙モーター
501による用紙の搬送に対する分離ローラ512、予
備ローラ531及び紙ストッパ540の搬送負荷を無く
すことが可能となる。
【0130】そして、次のS38においては、ペーパー
センサー405がOFFになるまでの判断を行ってい
る。S38の判断によって、ペーパーセンサー405が
OFFになったと判断した場合には、次のS39へと移
行して、S39において、給紙イニシャルセンサー50
2のonエッジからイニシャルステップ記憶領域に記憶
している値の箇所まで自動給紙モータ501を駆動して
終了となる。
センサー405がOFFになるまでの判断を行ってい
る。S38の判断によって、ペーパーセンサー405が
OFFになったと判断した場合には、次のS39へと移
行して、S39において、給紙イニシャルセンサー50
2のonエッジからイニシャルステップ記憶領域に記憶
している値の箇所まで自動給紙モータ501を駆動して
終了となる。
【0131】また、前記S35において、ペーパーセン
サーがoffであると判断した場合にはS40へと移行
する。S40においては上記各種ローラーの駆動が4回
転行われたか否かの判断を行っている。上述している時
点では各種ローラーの回転は2回転であるのでS33へ
と移行していき、3回転目の駆動であるという判断の準
備を行い、3回転目の駆動を連続して行う。
サーがoffであると判断した場合にはS40へと移行
する。S40においては上記各種ローラーの駆動が4回
転行われたか否かの判断を行っている。上述している時
点では各種ローラーの回転は2回転であるのでS33へ
と移行していき、3回転目の駆動であるという判断の準
備を行い、3回転目の駆動を連続して行う。
【0132】そして、続くS29で再び1回転目の駆動
であるかの判断を行うが、今回は3回転目の駆動である
のでS34へと移行し、3回転目の駆動において、ホー
ムポジションから2418ステップ自動給紙モーター5
01が駆動を行った箇所で、ペーパーセンサー405の
on検出を行う。
であるかの判断を行うが、今回は3回転目の駆動である
のでS34へと移行し、3回転目の駆動において、ホー
ムポジションから2418ステップ自動給紙モーター5
01が駆動を行った箇所で、ペーパーセンサー405の
on検出を行う。
【0133】続くS35においてペーパーセンサー40
5がonであると判断した場合にはS36へと移行し、
S36→S37→S38→S39と上述したのと同様の
制御を行う。また、S35においてペーパーセンサー4
05がoffであると判断した場合には上述S40と同
様の制御を行い、上述している時点では各種ローラーの
回転は3回転であるのでS33へと移行していき、4回
転目の駆動であるという判断の準備を行い、4回転目の
駆動を連続して行う。
5がonであると判断した場合にはS36へと移行し、
S36→S37→S38→S39と上述したのと同様の
制御を行う。また、S35においてペーパーセンサー4
05がoffであると判断した場合には上述S40と同
様の制御を行い、上述している時点では各種ローラーの
回転は3回転であるのでS33へと移行していき、4回
転目の駆動であるという判断の準備を行い、4回転目の
駆動を連続して行う。
【0134】そして、続くS29で再び1回転目の駆動
であるかの判断を行うが、今回は4回転目の駆動である
のでS34へと移行し、4回転目の駆動においてホーム
ポジションから2418ステップ自動給紙モーター50
1が駆動を行った箇所で、ペーパーセンサー405のo
n検出を再び行う。
であるかの判断を行うが、今回は4回転目の駆動である
のでS34へと移行し、4回転目の駆動においてホーム
ポジションから2418ステップ自動給紙モーター50
1が駆動を行った箇所で、ペーパーセンサー405のo
n検出を再び行う。
【0135】続くS35においてペーパーセンサー40
5がonであると判断した場合にはS36へと移行し、
S36→S37→S38→S39と上述したのと同様の
制御を行う。また、S35においてペーパーセンサー4
05がoffであると判断した場合には上述したS40
と同様の制御を行う。今回は4回転目の駆動の区間にお
いてもペーパーセンサー405がonされなかったこと
になるため、S41へと移行し、表示器へのエラーメッ
セージの表示やブザー等で使用者に異常状態であるとい
うことを知らせた後S39へと移行し、上述したS39
と同様の制御を行って終了となる。
5がonであると判断した場合にはS36へと移行し、
S36→S37→S38→S39と上述したのと同様の
制御を行う。また、S35においてペーパーセンサー4
05がoffであると判断した場合には上述したS40
と同様の制御を行う。今回は4回転目の駆動の区間にお
いてもペーパーセンサー405がonされなかったこと
になるため、S41へと移行し、表示器へのエラーメッ
セージの表示やブザー等で使用者に異常状態であるとい
うことを知らせた後S39へと移行し、上述したS39
と同様の制御を行って終了となる。
【0136】次に図21は自動給紙モードから手差しモ
ードへ切り替える時の、自動給紙部500の動作の処理
を説明するフローチャートである。
ードへ切り替える時の、自動給紙部500の動作の処理
を説明するフローチャートである。
【0137】給紙切り替えセンサー503が、自動給紙
モードから手差しモードに切り替えられると、自動給紙
部500のイニシャル動作の処理の時に説明した、S1
0からS16の制御が実行されて終了となる。
モードから手差しモードに切り替えられると、自動給紙
部500のイニシャル動作の処理の時に説明した、S1
0からS16の制御が実行されて終了となる。
【0138】次に図22は手差しモードから自動給紙モ
ードへ切り替える時の、自動給紙部500の動作の処理
を説明するフローチャートである。給紙切り替えセンサ
ー503が、手差しモードから自動給紙モードに切り替
えられると、自動給紙部500のイニシャル動作の処理
の時に説明した、S4からS7の制御が実行されて終了
となる。
ードへ切り替える時の、自動給紙部500の動作の処理
を説明するフローチャートである。給紙切り替えセンサ
ー503が、手差しモードから自動給紙モードに切り替
えられると、自動給紙部500のイニシャル動作の処理
の時に説明した、S4からS7の制御が実行されて終了
となる。
【0139】続いて、本発明の第2の実施例を説明す
る。
る。
【0140】前記第1の実施例では、自動給紙装置によ
る給紙の後、記録装置の紙送り機構だけの駆動で搬送さ
れている用紙が、分離ローラ512、予備ローラ531
及び紙ストッパ540と、用紙搬送面に挟まれる間を通
過している間は、前記3つの部材を用紙に対して非接触
の位置におく方法として、ホームポジションから約2
0。手前で自動給紙モータ501を停止するという手段
によって行っていたが、ホームポジションから約30。
進んだ位置で停止させ、ペーパーセンサー405がOF
Fになった後に前記進ませた分を戻すという方法にして
も、第1の実施例と同様な効果を得ることができる。
る給紙の後、記録装置の紙送り機構だけの駆動で搬送さ
れている用紙が、分離ローラ512、予備ローラ531
及び紙ストッパ540と、用紙搬送面に挟まれる間を通
過している間は、前記3つの部材を用紙に対して非接触
の位置におく方法として、ホームポジションから約2
0。手前で自動給紙モータ501を停止するという手段
によって行っていたが、ホームポジションから約30。
進んだ位置で停止させ、ペーパーセンサー405がOF
Fになった後に前記進ませた分を戻すという方法にして
も、第1の実施例と同様な効果を得ることができる。
【0141】次に、本発明の自動給紙装置を設けるのに
最適な記録装置について説明する。
最適な記録装置について説明する。
【0142】図23及び図24は、ラップトップ式のパ
ーソナルコンピュータを示したもので、600はキーボ
ード、700はディスプレイであり、上述したプリンタ
ー部400及び自動給紙部500を内蔵している。
ーソナルコンピュータを示したもので、600はキーボ
ード、700はディスプレイであり、上述したプリンタ
ー部400及び自動給紙部500を内蔵している。
【0143】自動給紙部500の給紙ガイド529はキ
ーボード600の下側に配置されており、キーボード6
00を持ち上げて用紙を自動給紙部500にセットする
ことができる。プリンター部400で記録された用紙は
排出口800から排出される。
ーボード600の下側に配置されており、キーボード6
00を持ち上げて用紙を自動給紙部500にセットする
ことができる。プリンター部400で記録された用紙は
排出口800から排出される。
【0144】このようなパーソナルコンピュータでは小
型化を目的のひとつとしているため、極力厚さ方向の寸
法も小さく抑えたいという要望があり、このような要望
に対して本発明の自動給紙装置は十分に小型化を図るこ
とができるため最適なものである。
型化を目的のひとつとしているため、極力厚さ方向の寸
法も小さく抑えたいという要望があり、このような要望
に対して本発明の自動給紙装置は十分に小型化を図るこ
とができるため最適なものである。
【0145】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
シートが搬送手段により搬送されているときに分離ロー
ラ、予備ローラ及びシートストッパを不作用位置に維持
させてシートにバックテンションを生じさせないように
することができるため、バックテンションによるシート
の斜行や詰まりを防止することができる。
シートが搬送手段により搬送されているときに分離ロー
ラ、予備ローラ及びシートストッパを不作用位置に維持
させてシートにバックテンションを生じさせないように
することができるため、バックテンションによるシート
の斜行や詰まりを防止することができる。
【0146】さらに、バックテンションが生じないよう
にしたため、シートの搬送力を小さくすることが可能と
なり、装置の小型化を図ることができる。
にしたため、シートの搬送力を小さくすることが可能と
なり、装置の小型化を図ることができる。
【0147】また、シートストッパを設けたことによ
り、シートを補充する際やシートを手差しで供給する場
合に、不作用位置にある分離ローラと分離摩擦部材との
間に間違ってシート束が挿入されることがなく、装置の
使い勝手を向上させることができる。
り、シートを補充する際やシートを手差しで供給する場
合に、不作用位置にある分離ローラと分離摩擦部材との
間に間違ってシート束が挿入されることがなく、装置の
使い勝手を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例の自動給紙部の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示す自動給紙部の構成例を示す外観斜視
図である。
図である。
【図3】図2に示す分離ローラの側面図である。
【図4】図2に示す分離ローラの軸に設けられたカムの
形状を示す斜視図である。
形状を示す斜視図である。
【図5】図2におけるC矢視図である。
【図6】図2に示す予備ローラの取り付け状態を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図7】図2に示す予備ローラの側面図である。
【図8】図6におけるB矢視図である。
【図9】図2に示すシートストッパの作用状態を示す側
面図である。
面図である。
【図10】図9に示すシートストッパの形状を示す図で
ある。
ある。
【図11】図9に示すシートストッパの不作用状態を示
す図である。
す図である。
【図12】図2に示すシートストッパーアップカムとク
ラッチギアの接続状態を示す分解斜視図である。
ラッチギアの接続状態を示す分解斜視図である。
【図13】図2に示すクラッチギアと出力ギアの接続状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図14】図2に示す自動給紙モータの取り付け状態を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図15】図2におけるG矢視図である。
【図16】図1に示す自動給紙部の各部の動作順序を示
す動作説明図である。
す動作説明図である。
【図17】図1に示す自動給紙部の各部の動作順序を示
すタイミングチャ−ト図である。
すタイミングチャ−ト図である。
【図18】図1に示す自動給紙部を制御する回路構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図19】図1に示す自動給紙部のイニシャル動作のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図20】図1に示す自動給紙部の給紙動作のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図21】図1に示す自動給紙部の自動給紙モードから
手差し給紙モードへの切り替え動作のフローチャートで
ある。
手差し給紙モードへの切り替え動作のフローチャートで
ある。
【図22】図1に示す自動給紙部の手差しモードから自
動給紙モードへの切り替え動作のフローチャートであ
る。
動給紙モードへの切り替え動作のフローチャートであ
る。
【図23】本発明による、記録装置利用のパ−ソナルコ
ンピュ−タに搭載した場合の一例を示す外観斜視図であ
る。
ンピュ−タに搭載した場合の一例を示す外観斜視図であ
る。
【図24】図23に示すパ−ソナルコンピュ−タの縦断
面図である。
面図である。
3 用紙(シート) 100 CPU 200 RAM 300 ROM 400 プリンタ部 401 記録ヘッド 402 キャリアモータ 403 紙送りモータ 404 ホームポジションセンサー 405 ペーパーセンサー 600 キーボード部 700 表示部 500 自動給紙部 501 自動給紙モータ 501a フランジ 501b 凸部 501c 凸部 501d メタル部 501e ピニオン 501f 端子 502 センサースイッチ(給紙イニシャルセンサー) 502a アクチュエータ 503 給紙切り替えスイッチ(給紙切り替えセンサ
ー) 511 メインホルダ 511a 予備バネ係止部 511b 凸部(分離ホルダ(R)の受部) 511c バネ掛け部(分離バネ用) 511d カム受部 511e 異形穴 511f 異形穴の下側縁部 511g 支点 511h 右腕部 511i センサー当接部 511j 基板押え部 512 分離ローラ 512a 分離ローラ凸部 513 分離ローラ軸 513a 分離ローラ軸の凸部 513b 分離ローラ軸のギア部 513c 分離ローラ軸のカム圧入部 517 クラッチギア 517a 第1 ギア 517b 第2 ギア 517c キー溝 517d カム部 517e カム溝 517f 外周部 519 分離ローラホルダ(R) 519a 係止部(予備ローラバネの) 519b 軸受け部 521 メインシャフト 523 分離ローラホルダ(L) 523a バネ掛け部 526 分離ローラバネ 527 分離ローラカム 527a カム半径最小部 527b カム半径最大部 529 給紙ガイド 529a 受穴(紙ストッパの) 530 摩擦板a 530a 分離坂部 531 予備ローラ 531a キー溝 533 予備ローラ軸 533a キー部 533b カム軸部 533c ギア部 535 予備ローラホルダ 535a バネ係止部 538 摩擦板b 539 予備ローラバネ 539a 左端 539b 作用腕 540 紙ストッパ 540a コの字形凹部 540b 先端部 540c 当接部 541 ストッパバネ 542 ストッパアップカム 542a 第1キー部 542b 第2キー部 542c カム部 543 出力ギア 543a 受部 543b ハス歯部 543c キー溝部 544 軸受け 545 2段ギア 545a ウォーム歯部 545b ハス歯部 546 モータブラケット 546a 係止穴(2 段ギアの) 546b メタル受穴 546c 係止部 546d 係止部 546e ツメ部 547 ネジ(モータブラケット固定用) 548 基板 549 イニシャルレバー 549a 回転中心 549b 板状の作用部 549c 従動部 550 コネクタ 551 左ガイド
ー) 511 メインホルダ 511a 予備バネ係止部 511b 凸部(分離ホルダ(R)の受部) 511c バネ掛け部(分離バネ用) 511d カム受部 511e 異形穴 511f 異形穴の下側縁部 511g 支点 511h 右腕部 511i センサー当接部 511j 基板押え部 512 分離ローラ 512a 分離ローラ凸部 513 分離ローラ軸 513a 分離ローラ軸の凸部 513b 分離ローラ軸のギア部 513c 分離ローラ軸のカム圧入部 517 クラッチギア 517a 第1 ギア 517b 第2 ギア 517c キー溝 517d カム部 517e カム溝 517f 外周部 519 分離ローラホルダ(R) 519a 係止部(予備ローラバネの) 519b 軸受け部 521 メインシャフト 523 分離ローラホルダ(L) 523a バネ掛け部 526 分離ローラバネ 527 分離ローラカム 527a カム半径最小部 527b カム半径最大部 529 給紙ガイド 529a 受穴(紙ストッパの) 530 摩擦板a 530a 分離坂部 531 予備ローラ 531a キー溝 533 予備ローラ軸 533a キー部 533b カム軸部 533c ギア部 535 予備ローラホルダ 535a バネ係止部 538 摩擦板b 539 予備ローラバネ 539a 左端 539b 作用腕 540 紙ストッパ 540a コの字形凹部 540b 先端部 540c 当接部 541 ストッパバネ 542 ストッパアップカム 542a 第1キー部 542b 第2キー部 542c カム部 543 出力ギア 543a 受部 543b ハス歯部 543c キー溝部 544 軸受け 545 2段ギア 545a ウォーム歯部 545b ハス歯部 546 モータブラケット 546a 係止穴(2 段ギアの) 546b メタル受穴 546c 係止部 546d 係止部 546e ツメ部 547 ネジ(モータブラケット固定用) 548 基板 549 イニシャルレバー 549a 回転中心 549b 板状の作用部 549c 従動部 550 コネクタ 551 左ガイド
Claims (9)
- 【請求項1】 シートを記録部に送り出す分離ローラ
と、 前記分離ローラに対応して設けられた摩擦分離部材と、 積載されたシートを支持するシート支持手段と、 前記シート支持手段に支持されたシートを前記分離ロー
ラに送り込む予備ローラと、 前記分離ローラを前記摩擦分離部材と当接する作用位置
と離間する不作用位置の間で移動させる分離ローラ移動
手段と、 前記予備ローラを前記シートと当接する作用位置と離間
する不作用位置との間で移動させる予備ローラ移動手段
と、 前記分離ローラ及び前記予備ローラの間に配置され、シ
ートの先端を規制して送り出しを禁止する作用位置とシ
ートの送り出しを許容する不作用位置との間で移動可能
なシートストッパと、 前記シートストッパを作用位置と不作用位置の間で移動
させるストッパ移動手段と、 前記分離ローラ、予備ローラ及びシートストッパの下流
側に配置され、分離ローラ及び予備ローラにより送り出
されたシートを搬送する搬送手段と、を備え、 前記搬送手段により搬送されているシートが前記分離ロ
ーラ、予備ローラ及びシートストッパに対応する位置に
ある場合には、前記分離ローラ、予備ローラ及びシート
ストッパを前記分離ローラ移動手段、前記予備ローラ移
動手段及びストッパ移動手段のそれぞれにより不作用位
置に維持させることを特徴とする自動給紙装置。 - 【請求項2】 シート送り待機状態において、前記分離
ローラ移動手段及び予備ローラ移動手段によって前記分
離ローラ及び予備ローラをそれぞれ不作用位置に移動さ
せ、前記ストッパ移動手段によってシートストッパを作
用位置に移動させてなる請求項1に記載の自動給紙装
置。 - 【請求項3】 前記分離ローラ移動手段は、前記分離ロ
ーラを支持し一端を支点として揺動自在な駆動軸の他端
に設けられた分離ローラカムを有し、駆動軸の一回転に
より前記分離ローラカムが回転して駆動軸を揺動させる
ことによって前記分離ローラを作用位置と不作用位置と
の間で移動させてなる請求項2に記載の自動給紙装置。 - 【請求項4】 前記予備ローラに対向させて摩擦分離部
材を配置してなる請求項2または3に記載の自動給紙装
置。 - 【請求項5】 前記予備ローラ移動手段は、前記予備ロ
ーラを支持する平行移動可能な駆動軸の一端に設けられ
た予備ローラカムを有し、駆動軸の一回転により前記予
備ローラカムが回転して駆動軸を平行移動させることに
よって前記予備ローラを作用位置と不作用位置との間で
移動させてなる請求項4に記載の自動給紙装置。 - 【請求項6】 前記ストッパ移動手段は、揺動自在に支
持されたシートストッパを移動させるストッパカムを有
し、該ストッパカムの回転によりシートストッパを作用
位置と不作用位置との間で移動させてなる請求項2また
は3に記載の自動給紙装置。 - 【請求項7】 シート支持手段における前記分離ローラ
の上流側に段差部を形成してなる請求項1乃至6のいず
れか1項に記載の自動給紙装置。 - 【請求項8】 シートに記録をする記録部と、 シートを前記記録部に送り出す分離ローラと、 前記分離ローラに対応して設けられた摩擦分離部材と、 積載されたシートを支持するシート支持手段と、 前記シート支持手段に支持されたシートを前記分離ロー
ラに送り込む予備ローラと、 前記分離ローラを前記摩擦分離部材と当接する作用位置
と離間する不作用位置の間で移動させる分離ローラ移動
手段と、 前記予備ローラを前記シートと当接する作用位置と離間
する不作用位置との間で移動させる予備ローラ移動手段
と、 前記分離ローラ及び前記予備ローラの間に配置され、シ
ートの先端を規制して送り出しを禁止する作用位置とシ
ートの送り出しを許容する不作用位置との間で移動可能
なシートストッパと、 前記シートストッパを作用位置と不作用位置の間で移動
させるストッパ移動手段と、 前記分離ローラ、予備ローラ及びシートストッパの下流
側に配置され、分離ローラ及び予備ローラにより送り出
されたシートを搬送する搬送手段と、を備え、 前記搬送手段により搬送されているシートが前記分離ロ
ーラ、予備ローラ及びシートストッパに対応する位置に
ある場合には、前記分離ローラ、予備ローラ及びシート
ストッパを前記分離ローラ移動手段、前記予備ローラ移
動手段及びストッパ移動手段のそれぞれにより不作用位
置に維持させることを備えたことを特徴とする記録装
置。 - 【請求項9】 前記記録部は、信号に応じて電気熱変換
体に通電し、前記電気熱変換体による膜沸騰を越える加
熱によって生じる気泡の成長によりインクを吐出して記
録を行うインクジェット方式である請求項8に記載の記
録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27058193A JPH07117875A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 自動給紙装置及び記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27058193A JPH07117875A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 自動給紙装置及び記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07117875A true JPH07117875A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17488128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27058193A Withdrawn JPH07117875A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 自動給紙装置及び記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07117875A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6326948B1 (en) | 1997-01-20 | 2001-12-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Input device |
US6831629B2 (en) | 2001-01-19 | 2004-12-14 | Nagano Fujitsu Component Limited | Pointing device |
US7652659B2 (en) | 2004-03-25 | 2010-01-26 | Pioneer Corporation | Information input device and method |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP27058193A patent/JPH07117875A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6326948B1 (en) | 1997-01-20 | 2001-12-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Input device |
US6831629B2 (en) | 2001-01-19 | 2004-12-14 | Nagano Fujitsu Component Limited | Pointing device |
US7489296B2 (en) | 2001-01-19 | 2009-02-10 | Fujitsu Component Limited | Pointing device |
US7502013B2 (en) | 2001-01-19 | 2009-03-10 | Fujitsu Component Limited | Pointing device |
US7502014B2 (en) | 2001-01-19 | 2009-03-10 | Fujitsu Component Limited | Pointing device |
US7595712B2 (en) | 2001-01-19 | 2009-09-29 | Fujitsu Component Limited | Pointing device |
US7633488B2 (en) | 2001-01-19 | 2009-12-15 | Fujitsu Component Limited | Pointing device |
US7652659B2 (en) | 2004-03-25 | 2010-01-26 | Pioneer Corporation | Information input device and method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |