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JPH07115141A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH07115141A
JPH07115141A JP5282008A JP28200893A JPH07115141A JP H07115141 A JPH07115141 A JP H07115141A JP 5282008 A JP5282008 A JP 5282008A JP 28200893 A JP28200893 A JP 28200893A JP H07115141 A JPH07115141 A JP H07115141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
predetermined number
data line
ferroelectric capacitors
sub
fram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5282008A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kuroda
謙一 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5282008A priority Critical patent/JPH07115141A/ja
Publication of JPH07115141A publication Critical patent/JPH07115141A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1MOS・多キャパシタ型のFRAMの低コ
スト化を推進し、その動作特性を安定化する。 【構成】 1MOS・多キャパシタ型のFRAM等にお
いて、その下部電極が共通結合される所定数の強誘電体
キャパシタの一部又は全部を、対応する選択MOSFE
TQN0及びQN1等の上層にオーバーラップして形成
するとともに、所定数の強誘電体キャパシタならびにそ
の共通結合された下部電極となるサブデータ線d000
及びd100等を、配線形成処理終了後、データ線等の
金属配線層の上層に形成する。これにより、選択MOS
FETと対応する所定数の強誘電体キャパシタを立体的
に形成し、メモリアレイ部のレイアウト効率を高めるこ
とができるとともに、配線形成工程における熱処理が強
誘電体キャパシタの保持特性に与える影響をなくすこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置に関
するもので、例えば、1MOS・多キャパシタ型のフェ
ロエレクトリック(Ferroelectric)RA
M(Random Access Memory:ラン
ダムアクセスメモリ)に利用して特に有効な技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】不揮発性の記憶素子として強誘電体キャ
パシタを用いたいわゆるフェロエレクトリックRAM
(以下、FRAMと略称する)がある。また、1個の選
択MOSFET(Metal Oxide Semic
onductor FieldEffect Tran
sistor:金属酸化物半導体型電界効果トランジス
タ。この明細書では、MOSFETをして絶縁ゲート型
電界効果トランジスタの総称とする)に対応して複数の
強誘電体キャパシタを設けることで高集積化を図ったい
わゆる1MOS・多キャパシタ型のFRAMがある。さ
らに、このような1MOS・多キャパシタ型において、
プレート線及びデータ線等の非選択レベルを書き込み電
圧の二分の一とすることで非選択状態の強誘電体キャパ
シタに対するストレスを軽減する方法が提案されてい
る。
【0003】1MOS・多キャパシタ型のFRAMにつ
いては、例えば、特開平4−90189号公報に記載さ
れている。また、1MOS・多キャパシタ型のストレス
軽減対策については、特願平4−252326号に記載
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ストレス軽減対策
を施した従来の1MOS・多キャパシタ型において、例
えばプレート線P00〜P03をその上部電極とする4
個の強誘電体キャパシタの下部電極は、図13に例示さ
れるように、サブデータ線d000として一体化して形
成され、共通結合される。サブデータ線d000は、そ
の一方において対応する選択MOSFETQN0のソー
スSとなるN型拡散層ND1に結合され、その他方にお
いて対応するストレス防止用MOSFETQP0のソー
スSとなるP型拡散層PD1に結合される。つまり、ス
トレス軽減対策を施した従来の1MOS・多キャパシタ
型では、その下部電極が共通結合される所定数の強誘電
体キャパシタは、対応する選択MOSFETQN0及び
ストレス防止用MOSFETQP0に対してオーバーラ
ップすることなく平面的に形成される訳であって、サブ
データ線として一体化された所定数の強誘電体キャパシ
タの下部電極は、その両端において対応する選択MOS
FET及びストレス防止用MOSFETの拡散層に結合
すべく折り曲げて形成される。このため、メモリアレイ
部のレイアウト効率が低下しチップ面積が増大して、F
RAMの低コスト化が制約を受けるとともに、特にサブ
データ線の両端に近接する部分で強誘電体キャパシタが
変形しその保持特性が変化して、FRAMの動作特性が
不安定となる。
【0005】一方、従来のFRAMでは、強誘電体キャ
パシタの上層に、つまりは強誘電体キャパシタや対応す
るサブデータ線の形成後に、データ線及びワード線等と
なる金属配線層が形成される。このため、先に形成され
た強誘電体キャパシタは、配線形成工程における熱処理
によってその保持特性が影響を受ける結果となり、これ
によってFRAMの動作特性がさらに不安定なものとな
る。
【0006】この発明の目的は、特に1MOS・多キャ
パシタ型のFRAMの低コスト化を推進し、その動作特
性を安定化することにある。
【0007】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、1個の選択MOSFETに対
応して所定数の強誘電体キャパシタが設けられる1MO
S・多キャパシタ型のFRAM等において、その下部電
極が共通結合される所定数の強誘電体キャパシタの一部
又は全部を、対応する選択MOSFETの上層にオーバ
ーラップして形成するとともに、所定数の強誘電体キャ
パシタならびにその共通結合された下部電極となるサブ
データ線等を、配線形成処理終了後、金属配線層の上層
に形成する。
【0009】
【作用】上記手段によれば、選択MOSFETと対応す
る所定数の強誘電体キャパシタを立体的に形成してメモ
リアレイ部のレイアウト効率を高め、FRAM等のチッ
プ面積を削減することができる。また、所定数の強誘電
体キャパシタの共通結合された下部電極となるサブデー
タ線の上面を平坦化し、その両端における強誘電体キャ
パシタの変形を防止することができるとともに、配線形
成工程における熱処理が強誘電体キャパシタの保持特性
に与える影響をなくすことができる。この結果、特に1
MOS・多キャパシタ型のFRAM等の低コスト化を推
進し、その動作特性を安定化することができる。
【0010】
【実施例】図1には、この発明が適用されたFRAMの
一実施例のブロック図が示されている。また、図2に
は、図1のFRAMに含まれるメモリアレイMARYの
第1の実施例の部分的な回路図が示されている。これら
の図をもとに、まずこの実施例のFRAM及びそのメモ
リアレイの構成及び動作の概要について説明する。な
お、この実施例のFRAMは、特に制限されないが、シ
ングルチップマイクロコンピュータに内蔵され、制御プ
ログラムや固定データ等を格納する読み出し専用メモリ
として用いられる。図2の各回路素子ならびに図1の各
ブロックを構成する回路素子は、公知の半導体集積回路
の製造技術により、単結晶シリコンのような1個の半導
体基板上に形成される。以下の回路図において、そのチ
ャンネル(バックゲート)部に矢印が付されるMOSF
ETはPチャンネル型であって、矢印の付されないNチ
ャンネルMOSFETと区別して示される。
【0011】図1において、この実施例のFRAMは、
半導体基板面の大半を占めて配置されるメモリアレイM
ARYをその基本構成要素とする。このメモリアレイ
は、8×(p+1)個のメモリブロックMB00〜MB
07ないしMBp0〜MBp7を含み、これらのメモリ
ブロックのそれぞれは、図2のメモリブロックMB00
及びMB10に代表して示されるように、格子状に配置
された4×(n+1)個の記憶素子つまり強誘電体キャ
パシタC00〜C03ならびにC10〜C13等と、n
+1個の選択MOSFETQN0及びQN1等とを含
む。各メモリブロックの同一の列に配置された4個の強
誘電体キャパシタの一方の電極は、対応するサブデータ
線d000〜d00nからd070〜d07nないしd
p00〜dp0nからdp70〜dp7nを介して、対
応する選択MOSFETQN0及びQN1等のソースに
それぞれ共通結合される。また、各メモリブロックの同
一の行に配置されたn+1個の強誘電体キャパシタの他
方の電極は、対応するプレート線P00〜P03ないし
Pp0〜Pp3にそれぞれ共通結合される。さらに、各
メモリブロックの選択MOSFETQN0及びQN1等
のドレインは、対応するデータ線D00〜D0nないし
D70〜D7nにそれぞれ共通結合され、そのゲート
は、対応するワード線W0〜Wpにそれぞれ共通結合さ
れる。
【0012】メモリアレイMARYを構成するワード線
W0〜Wpは、その左方においてXアドレスデコーダX
Dに結合され、択一的に選択状態とされる。また、プレ
ート線P00〜P03ないしPp0〜Pp3は、その右
方においてプレートドライバPDに結合され、選択的に
所定の選択又は非選択レベルとされる。Xアドレスデコ
ーダXDには、XアドレスバッファXBからi+1ビッ
トの内部アドレス信号x0〜xiが供給され、内部電圧
発生回路VGから内部電圧VWが供給される。また、プ
レートドライバPDには、XアドレスバッファXBから
内部アドレス信号x0〜xiが供給され、内部電圧発生
回路VGから内部電圧VP,VO及びHVOが供給され
る。XアドレスバッファXBには、アドレス入力端子A
X0〜AXiを介してXアドレス信号AX0〜AXiが
供給され、内部電圧発生回路VGには、電源電圧入力端
子VCCを介して電源電圧VCCが供給される。
【0013】内部電圧発生回路VGは、電源電圧VCC
を昇圧して所定の内部電圧VP,VW及びVOを形成す
るとともに、内部電圧VO及び接地電位VSS間の中間
電位とされる内部電圧HVOを形成する。このうち、内
部電圧VOは、強誘電体キャパシタに対するいわゆる書
き込み電圧としてプレートドライバPD及びリードライ
ト回路RWに供給され、内部電圧HVOも、プレートド
ライバPD及びリードライト回路RWに供給される。ま
た、内部電圧VWは、内部電圧VOより少なくとも選択
MOSFETのしきい値電圧分以上高い電位とされ、ワ
ード線W0〜Wpの選択レベルとしてXアドレスデコー
ダXDに供給される。そして、内部電圧VPは、内部電
圧VWよりさらに高い電位とされ、強誘電体キャパシタ
のリフレッシュ電圧としてプレートドライバPDに供給
される。
【0014】XアドレスバッファXBは、アドレス入力
端子AX0〜AXiを介して入力されるXアドレス信号
AX0〜AXiを取り込み、保持するとともに、これら
のXアドレス信号をもとに内部アドレス信号x0〜xi
を形成して、XアドレスデコーダXD及びプレートドラ
イバPDに供給する。
【0015】一方、XアドレスデコーダXDは、FRA
Mの動作モードに応じてXアドレスバッファXBから供
給される内部アドレス信号x0〜xiを選択的にデコー
ドして、ワード線W0〜Wpを択一的に内部電圧VWの
ような選択レベルとする。また、プレートドライバPD
は、FRAMの動作モードに応じて内部アドレス信号x
0〜xiを選択的にデコードして、プレート線P00〜
P03ないしPp0〜Pp3を選択的に所定の選択レベ
ル又は非選択レベルとする。
【0016】次に、メモリアレイMARYを構成するデ
ータ線D00〜D0nないしD70〜D7nは、その下
方においてYスイッチYSに結合され、このYスイッチ
YSを介して共通データ線B0〜B7に8本ずつ選択的
に接続される。
【0017】YスイッチYSは、データ線D00〜D0
nないしD70〜D7nに対応して設けられる8×(n
+1)個のスイッチMOSFETを含む。これらのスイ
ッチMOSFETのドレインは、対応するデータ線D0
0〜D0nないしD70〜D7nにそれぞれ結合され、
そのソースは、n+1個ずつ対応する共通データ線B0
〜B7に順次共通結合される。また、スイッチMOSF
ETのゲートは、n+1個おきに8個ずつ順次共通結合
され、YアドレスデコーダYDから対応するデータ線選
択信号Y0〜Ynがそれぞれ共通に供給される。
【0018】YスイッチYSを構成するスイッチMOS
FETは、対応するデータ線選択信号Y0〜Ynのハイ
レベルを受けて8個ずつ選択的にオン状態となり、デー
タ線D00〜D0nないしD70〜D7nのうち対応す
る8本と共通データ線B0〜B7とを選択的に接続状態
とする。
【0019】YアドレスデコーダYDには、Yアドレス
バッファYBからj+1ビットの内部アドレス信号y0
〜yjが供給される。また、YアドレスバッファYBに
は、アドレス入力端子AY0〜AYjを介してYアドレ
ス信号AY0〜AYjが供給される。
【0020】YアドレスバッファYBは、アドレス入力
端子AY0〜AYjを介して供給されるYアドレス信号
AY0〜AYjを取り込み、保持するとともに、これら
のYアドレス信号をもとに内部アドレス信号y0〜yj
を形成して、YアドレスデコーダYDに供給する。ま
た、YアドレスデコーダYDは、YアドレスバッファY
Bから供給される内部アドレス信号y0〜yjをデコー
ドして、対応するデータ線選択信号Y0〜Ynを択一的
にハイレベルとする。
【0021】メモリアレイMARYのデータ線D00〜
D0nないしD70〜D7nのうち指定された8本が選
択的に接続状態とされる共通データ線B0〜B7は、そ
の下方においてリードライト回路RWに結合される。
【0022】リードライト回路RWは、共通データ線B
0〜B7に対応して設けられる8個の単位リードライト
回路を備え、これらの単位リードライト回路のそれぞれ
は、センスアンプ,ライトアンプ,入力ラッチ及び出力
ラッチを含む。このうち、センスアンプの入力端子は、
対応する共通データ線B0〜B7に結合され、その出力
端子は、対応する出力ラッチの入力端子に結合される。
出力ラッチの出力端子は、対応するリードデータ線RD
0〜RD7を介してデータ出力バッファOBの対応する
単位回路の入力端子に結合され、これらの単位回路の出
力端子は、対応するデータ入出力端子IO0〜IO7に
結合される。一方、データ入力バッファIBの各単位回
路の入力端子は、対応するデータ入出力端子IO0〜I
O7に結合され、その出力端子は、ライトデータ線WD
0〜WD7を介してリードライト回路RWの対応する入
力ラッチの入力端子に結合される。これらの入力ラッチ
の出力端子は、対応するライトアンプの入力端子に結合
され、各ライトアンプの出力端子は、対応する共通デー
タ線B0〜B7に結合される。
【0023】リードライト回路RWの各単位リードライ
ト回路を構成するセンスアンプは、FRAMが読み出し
モードとされるとき、メモリアレイMARYの選択され
た強誘電体キャパシタから対応するデータ線及び共通デ
ータ線B0〜B7を介して電流信号として出力される読
み出し信号を電圧信号に変化し、増幅する。これらの読
み出し信号は、対応する入力ラッチに伝達された後、リ
ードデータ線RD0〜RD7を介してデータ出力バッフ
ァOBの対応する単位回路に伝達され、さらに対応する
データ入出力端子IO0〜IO7を介して外部に送出さ
れる。
【0024】一方、リードライト回路RWの各単位リー
ドライト回路を構成する入力ラッチは、FRAMが書き
込みモードとされるとき、データ入出力端子IO0〜I
O7からデータ入力バッファIBならびにライトデータ
線WD0〜WD7を介して入力される書き込みデータを
取り込み、保持するとともに、対応するライトアンプに
伝達する。これらの書き込みデータは、対応するライト
アンプによって所定の書き込み信号とされ、共通データ
線B0〜B7からメモリアレイMARYの対応するデー
タ線を介して選択された強誘電体キャパシタに書き込ま
れる。
【0025】この実施例において、リードライト回路R
Wの各単位リードライト回路を構成する出力ラッチと対
応する入力ラッチとの間には、データ帰還信号線がそれ
ぞれ設けられる。周知のように、FRAMでは、いわゆ
る破壊読み出しによる記憶データの読み出しが行われ
る。このため、この実施例のFRAMでは、選択された
強誘電体キャパシタから対応するセンスアンプを介して
出力ラッチに読み出された記憶データが、これらのデー
タ帰還信号線を介して対応する入力ラッチに伝達され、
選択された強誘電体キャパシタに再書き込みされる。
【0026】タイミング制御回路TCは、マイクロコン
ピュータの前段回路から起動制御信号として供給される
FRAMイネーブル信号FRE,リードライト信号R/
W及びリフレッシュ起動信号RFをもとに、タイミング
制御のための各種内部制御信号を選択的に形成し、FR
AMの各部に供給する。
【0027】図3には、図2のメモリアレイMARYの
一実施例の部分的な平面配置図が示され、図4には、そ
の一実施例のA−B断面構造図が示されている。これら
の図をもとに、この実施例のFRAMのメモリアレイの
配置及び素子構造ならびにその特徴について説明する。
なお、図3には、データ線D00〜D03,プレート線
P00〜P03及びP10〜P11ならびにその交点に
配置される合計24個の強誘電体キャパシタとその関連
部分が例示的に示されている。以下、図3及び図4に示
される部分を例に、具体的な説明を進める。
【0028】図3において、メモリアレイMARYを構
成するプレート線P00〜P03ならびにP10〜P1
1は、所定の間隔をおいて同図の水平方向に平行して配
置され、プレート線P03及びP10の下層には、対応
するワード線W0及びW1がそれぞれ平行して配置され
る。また、データ線D00〜D03は、所定の間隔をお
いて同図の垂直方向に平行して配置され、これらのデー
タ線の下層には、対応するサブデータ線d000〜d0
03ならびにd100〜d103がそれぞれ平行して配
置される。プレート線P00〜P03ならびにP10〜
P11とサブデータ線d000〜d003ならびにd1
00〜d103との交点には、斜線で示されるように、
対応するプレート線をその上部電極とし対応するサブデ
ータ線をその下部電極とする強誘電体キャパシタC00
〜C03ならびにC10〜C11等が形成される。ま
た、データ線D00〜D03の下層には、点線で示され
るように、対応する選択MOSFETQN0及びQN1
等のソース及びドレインとなるN型拡散層NDがそれぞ
れ形成される。
【0029】ここで、N型拡散層NDは、図4に例示さ
れるように、ワード線W0及びW1をそのフォトマスク
の一部としてP型半導体基板PSUB面上のP型低濃度
半導体領域P- に形成され、実質的に三つの拡散層ND
1〜ND3に分割される。このうち、選択MOSFET
QN0及びQN1の共通ドレインDとなる拡散層ND2
は、埋込導電層BC1を介してアルミニウム等の金属配
線層からなるデータ線D00に結合される。また、選択
MOSFETQN0のソースSとなる拡散層ND1は、
埋込導電層BC2を介して対応するサブデータ線d00
0に結合され、選択MOSFETQN1のソースSとな
る拡散層ND3は、埋込導電層BC3を介して対応する
サブデータ線d100に結合される。拡散層ND1及び
ND2の外側には、フィールド絶縁膜FIが形成され、
その下層には、チャンネルストッパCHSとなるP型高
濃度半導体領域P+ が形成される。なお、埋込導電層B
C1〜BC3は、いわゆる選択埋め込み技術を利用して
例えばタングステン等の金属導電体を選択的に埋め込む
ことによって形成される。
【0030】白金Ptからなるサブデータ線d000及
びd100等の上層には、同様に白金Ptからなるプレ
ート線P00〜P03ならびにP10及びP11が直交
して形成され、これらのサブデータ線及びプレート線の
交点には、BaMgF4 等の強誘電体SEがディポジシ
ョンされる。これにより、プレート線P00〜P03な
らびにP10〜P11は、強誘電体キャパシタC00〜
C03ならびにC10〜C11の上部電極となり、サブ
データ線d000及びd100は、これらの強誘電体キ
ャパシタの下部電極となる。データ線D00等とサブデ
ータ線d000及びd100等との間ならびにこれらの
サブデータ線の下層には、酸化シリコン(SiO2 )か
らなる絶縁膜ILがそれぞれ形成される。
【0031】つまり、この実施例のFRAMでは、図4
から明らかなように、メモリアレイMARYを構成する
強誘電体キャパシタC00〜C03ならびにC10〜C
11等が、対応する選択MOSFETQN0及びQN1
等の上層にオーバーラップして形成される形となり、こ
れによってメモリアレイMARYのレイアウト効率が高
められる。この結果、相応して1MOS・多キャパシタ
型のFRAMのチップ面積を削減し、その低コスト化を
推進できるものである。
【0032】一方、この実施例において、強誘電体キャ
パシタC00〜C03ならびにC10〜C11の下部電
極となるサブデータ線d000及びd100等は、その
全体が半導体基板面に対して水平となるべく形成され
る。また、その上面は、埋込導電層BC1〜BC3の上
面を含めて、いわゆるCMP(Chemical Me
chanical Polishing)法によって研
磨され、その水平度が高められる。この結果、この実施
例のFRAMでは、各サブデータ線上に配置されるすべ
ての強誘電体キャパシタが、同一の条件下で形成される
ものとなり、これによって特にサブデータ線の両端部に
形成される強誘電体キャパシタの変形を防止し、FRA
Mの動作特性を安定化することができるものである。
【0033】図5には、図1のFRAMに含まれるメモ
リアレイMARYの第2の実施例の部分的な回路図が示
されている。また、図6には、図5のメモリアレイMA
RYの一実施例の部分的な平面配置図が示され、図7に
は、その一実施例のC−D断面構造図が示されている。
なお、この実施例は、前記図2〜図4の実施例を基本的
に踏襲するものであるため、これと異なる部分について
のみ説明を追加する。また、図5には、メモリブロック
MB00,MB07,MB10及びMB17を構成する
サブデータ線d000,d070,d100及びd17
0とその関連部分が例示的に示され、図6には、データ
線D00〜D03,プレート線P00〜P03及びP1
0ならびにその交点に配置される合計20個の強誘電体
キャパシタとその関連部分が例示的に示されているが、
以下の記述では、これらの図に示される部分を例に、具
体的な説明を進める。
【0034】図5において、この実施例のメモリアレイ
MARYは、メモリブロックMB00〜MB07ないし
MBp0〜MBp7を構成するすべてのサブデータ線d
000,d070,d100及びd170等と所定の電
位供給点つまり回路の接地電位との間にそれぞれ設けら
れるPチャンネル型のストレス防止用MOSFETQP
0及びQP1等を含む。これらのストレス防止用MOS
FETのゲートは、対応するワード線W0及びW1等に
それぞれ共通結合される。これにより、ストレス防止用
MOSFETQP0及びQP1等は、対応するワード線
W0及びW1等が回路の接地電位のような非選択レベル
とされるとき選択的にオン状態となり、対応するサブデ
ータ線d000及びd100等と回路の接地電位との間
を選択的に接続状態となる。この結果、サブデータ線d
000及びd100等は、その非選択時にフローティン
グ状態とされることがなくなり、プレート線P00〜P
03ならびにP10〜P13等の非選択レベルと同電位
となって、非選択状態の強誘電体キャパシタに対するス
トレスを防止することができる。
【0035】ところで、ストレス防止用MOSFETQ
P0及びQP1等は、図6に示されるように、データ線
D00〜D03等の下層に形成されるP型拡散層PDを
そのドレイン及びソースとして形成される。これらの拡
散層PDは、図7に例示されるように、二つに分岐され
た一方のワード線W0等をフォトマスクの一部として形
成され、拡散層PD1及びPD2に二分割される。この
うち、MOSFETQP1等のソースSとなる拡散層P
D1は、埋込導電層BC4を介して対応するサブデータ
線d000等に結合され、ドレインDとなる拡散層PD
2は、埋込導電層BC5を介して接地電位供給配線SV
SSに結合される。拡散層PD1及びPD2の上層に
は、対応するサブデータ線d000ならびにプレート線
P00及びP01つまりは対応する複数の強誘電体キャ
パシタの一部がオーバーラップして形成される。この結
果、この実施例のFRAMでは、ストレス防止用MOS
FETQP0及びQP1が追加されるにもかかわらず、
これにともなうチップ面積の増大を最小限に抑制し、そ
の低コスト化を推進できるものである。
【0036】図8には、図1のFRAMに含まれるメモ
リアレイMARYの第3の実施例の部分的な回路図が示
されている。また、図9には、図8のメモリアレイMA
RYの一実施例の部分的な平面配置図が示され、図10
及び図11ならびに図12には、その一実施例のE−F
断面構造図及びG−H断面構造図ならびにI−J断面構
造図がそれぞれ示されている。なお、この実施例は、前
記図2〜図4の実施例を基本的に踏襲するものであるた
め、これと異なる部分についてのみ説明を追加する。ま
た、図8には、メモリブロックMB00,MB07,M
B10及びMB17を構成するサブデータ線d000及
びd001,d070及びd071,d100及びd1
01ならびにd170及びd171とその関連部分が例
示的に示され、図9には、データ線D00〜D03,プ
レート線P00〜P03及びP10〜P11ならびにそ
の交点に配置される合計24個の強誘電体キャパシタと
その関連部分が例示的に示されているが、以下の記述で
は、これらの図に示される部分を例に具体的な説明を進
める。
【0037】図8において、この実施例のメモリアレイ
MARYを構成するすべてのメモリブロックMB00,
MB07,MB10及びMB17等は、データ線D00
及びD70等に対応して2本ずつ設けられる2×(n+
1)本のサブデータ線d000及びd001,d070
及びd071,d100及びd101ならびにd170
及びd171等をそれぞれ含む。このうち、対をなす一
方のサブデータ線d000,d070,d100及びd
170等は、直列形態とされるデプレッション型の選択
MOSFETQD1又はQD3とエンハンスメント型の
選択MOSFETQN1又はQN3とを介して対応する
データ線D00等に結合され、他方のサブデータ線d0
01,d071,d101及びd171等は、逆順で直
列形態とされるエンハンスメント型の選択MOSFET
QN2又はQN4とデプレッション型の選択MOSFE
TQD2又はQD4とを介して対応するデータ線D00
等に結合される。対をなす選択MOSFETQN1及び
QD2ならびにQN3及びQD4のゲートは、対応する
ワード線W0U又はW1U等にそれぞれ共通結合され、
選択MOSFETQD1及びQN2ならびにQD3及び
QN4のゲートは、対応するワード線W0L又はW1L
等にそれぞれ共通結合される。
【0038】これらのことから、対をなす一方のサブデ
ータ線d000,d070,d100及びd170等
は、対応するワード線W0U又はW1Uがハイレベルと
されかつワード線W0L又はW1Lがロウレベルとされ
ることで選択的に対応するデータ線D00及びD07等
に接続状態とされ、他方のサブデータ線d001,d0
71,d101及びd171等は、対応するワード線W
0U又はW1Uがロウレベルとされかつワード線W0L
又はW1Lがハイレベルとされることで選択的に対応す
るデータ線D00及びD07等に接続状態とされる。
【0039】ここで、データ線D00及びD01等は、
図9に例示されるように、対応する一対のサブデータ線
d000及びd001ならびにd100及びd101あ
るいはd002及びd003ならびにd102及びd1
03の中間に平行して配置される。また、サブデータ線
d000〜d003ならびにd100〜d103等の下
層には、図に点線で示されるように、対応する二対の選
択MOSFETのドレイン及びソースとなるH字形のN
型拡散層NDが形成され、直交するプレート線P02及
びP03ならびにP10及びP11等の下層には、対応
するワード線W0L及びW0UならびにW1U及びW1
L等がそれぞれ形成される。
【0040】この実施例において、データ線D00等
は、図10〜図12に例示されるように、アルミニウム
等の金属配線層により、選択MOSFETQD1,QN
1,QN3及びQD3等のゲートとなるワード線W0
L,W0U,W1U及びW1L等のすぐ上層に形成さ
れ、その上層には、金属配線層からなりプレート線P0
0〜P03ならびにP10〜P11等のシャント線とな
るプレートシャント線P00S〜P03SならびにP1
0S〜P11S等が形成される。そして、これらのプレ
ートシャント線の上層には、半導体基板面に水平となる
べくサブデータ線d000及びd100等が形成され、
さらにこれらのサブデータ線に直交して、プレート線P
00〜P03ならびにP10〜P11等が形成される。
【0041】一方、N型拡散層NDは、図10に示され
るようにに、ワード線W0L,W0U,W1U及びW1
L等をフォトマスクの一部として形成され、拡散層ND
4〜ND8等に分割される。このうち、選択MOSFE
TQN1及びQD2ならびにQN3及びQD4の共通ド
レインDとなる拡散層ND6は、図11に示されるよう
に、コンタクトCON1を介して対応するデータ線D0
0等に結合される。また、選択MOSFETQD1のド
レインDとなる拡散層ND4は、埋込導電層BC6を介
して対応するサブデータ線d000等に結合され、選択
MOSFETQD3のドレインDとなる図示されない拡
散層ND8は、同様な埋込導電層を介して対応するサブ
データ線d100に結合される。
【0042】つまり、この実施例のFRAMでは、サブ
データ線d000〜d003ならびにd100〜d10
3等とプレート線P00〜P03ならびにP10〜P1
1等とを含む強誘電体キャパシタが、データ線及びプレ
ートシャント線を含む金属配線層の上層に形成され、金
属配線層を形成するための配線形成処理が終了した後に
形成される。周知のように、配線形成工程では、CVD
(ChemicalVapor Depositio
n)処理等に際して400〜500℃の熱処理が必要と
され、配線形成工程が強誘電体キャパシタ形成後に行わ
れる従来のFRAMでは、この熱処理によって先に形成
済の強誘電体キャパシタの情報保持特性が影響を受け
る。この実施例の場合、配線形成処理終了後に強誘電体
キャパシタを形成することで、配線形成工程における熱
処理によって強誘電体キャパシタの情報保持特性が変化
せず、これによって1MOS・多キャパシタ型のFRA
Mの動作特性をさらに安定化することができるものとな
る。
【0043】以上の本実施例に示されるように、この発
明を強誘電体キャパシタを記憶素子とする1MOS・多
キャパシタ型のFRAM等の半導体記憶装置に適用する
ことで、次のような作用効果が得られる。すなわち、 (1)1個の選択MOSFETに対応して所定数の強誘
電体キャパシタが設けられる1MOS・多キャパシタ型
のFRAM等において、その下部電極が共通結合される
所定数の強誘電体キャパシタの一部又は全部を、対応す
る選択MOSFETの上層にオーバーラップして形成す
ることで、選択MOSFETと対応する所定数の強誘電
体キャパシタを立体的に形成し、メモリアレイ部のレイ
アウト効率を高めることができるという効果が得られ
る。
【0044】(2)上記(1)項において、その下部電
極が共通結合される所定数の強誘電体キャパシタに対応
してストレス防止用MOSFETを設け、各ストレス防
止用MOSFETの一部又は全部を、対応する所定数の
強誘電体キャパシタの下層にオーバーラップして形成す
ることで、非選択状態とされる強誘電体キャパシタに対
するストレスを防止しつつ、メモリアレイ部のレイアウ
ト効率をさらに高めることができるという効果が得られ
る。 (3)上記(1)項及び(2)項により、FRAM等の
チップ面積を削減し、その低コスト化を推進することが
できるという効果が得られる。
【0045】(4)上記(1)項〜(3)項において、
所定数の強誘電体キャパシタの下部電極が共通結合され
るサブデータ線を、半導体基板面に対して水平に形成
し、その上面をCMP法により平坦化することで、特に
サブデータ線の両端に形成される強誘電体キャパシタの
変形を防止できるという効果が得られる。 (5)上記(4)項において、強誘電体キャパシタなら
びに関連するサブデータ線等を、配線形成処理終了後、
金属配線層の上層に形成することで、配線形成工程にお
ける熱処理が強誘電体キャパシタの保持特性に与える影
響をなくすことができるという効果が得られる。 (6)上記(4)項及び(5)項により、1MOS・多
キャパシタ型の動作特性を安定化することができるとい
う効果が得られる。
【0046】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、FRAMのメモリアレイMARY及
び周辺部は、複数のメモリマットに分割することができ
る。また、FRAMは、×1又は×16ビット構成等、
任意のビット構成を採りうるし、そのブロック構成や起
動制御信号及びアドレス信号の組み合わせならびに内部
電圧の種類及び電位関係等は、種々の実施形態を採りう
る。
【0047】図2及び図5ならびに図8において、メモ
リアレイMARYを構成するメモリブロックの数は任意
に設定できるし、各メモリブロックを構成するプレート
線及びデータ線の数ならびに各サブデータ線に結合され
る強誘電体キャパシタの数等も任意に設定できる。図5
において、ストレス防止用MOSFETQP0及びQP
1のドレインは、例えば内部電圧HVO等の供給点に結
合されるものであってもよい。さらに、図3,図4,図
6,図7,図9,図10及び図11に示されるメモリア
レイMARYの具体的な回路構成やMOSFETの導電
型ならびにレイアウト及び素子構造等は、これらの実施
例による制約を受けない。
【0048】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるシン
グルチップマイクロコンピュータのFRAMに適用した
場合について説明したが、それに限定されるものではな
く、例えば、FRAMとして単体で形成されるものやF
RAMを内蔵する各種のディジタル集積回路装置にも適
用できる。この発明は、少なくとも強誘電体キャパシタ
を記憶素子とする1MOS・多キャパシタ型の半導体記
憶装置に広く適用できる。
【0049】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、1個の選択MOSFETに
対応して所定数の強誘電体キャパシタが設けられる1M
OS・多キャパシタ型のFRAM等において、その下部
電極が共通結合される所定数の強誘電体キャパシタの一
部又は全部を、対応する選択MOSFETの上層にオー
バーラップして形成するとともに、所定数の強誘電体キ
ャパシタならびにその共通結合された下部電極となるサ
ブデータ線等を、配線形成処理終了後、金属配線層の上
層に形成することで、選択MOSFETと対応する所定
数の強誘電体キャパシタを立体的に形成してメモリアレ
イ部のレイアウト効率を高め、FRAM等のチップ面積
を削減できる。また、所定数の強誘電体キャパシタの共
通結合された下部電極となるサブデータ線を平坦化し、
その両端における強誘電体キャパシタの変形を防止でき
るとともに、配線形成工程における熱処理が強誘電体キ
ャパシタの保持特性に与える影響をなくすことができ
る。この結果、1MOS・多キャパシタ型のFRAM等
の低コスト化を推進し、その動作特性を安定化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたFRAMの一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1のFRAMに含まれるメモリアレイの第1
の実施例を示す部分的な回路図である。
【図3】図2のメモリアレイの一実施例を示す部分的な
平面配置図である。
【図4】図3のメモリアレイの一実施例を示すA−B断
面構造図である。
【図5】図1のFRAMに含まれるメモリアレイの第2
の実施例を示す部分的な回路図である。
【図6】図5のメモリアレイの一実施例を示す部分的な
平面配置図である。
【図7】図6のメモリアレイの一実施例を示すC−D断
面構造図である。
【図8】図1のFRAMに含まれるメモリアレイの第3
の実施例を示す部分的な回路図である。
【図9】図8のメモリアレイの一実施例を示す部分的な
平面配置図である。
【図10】図9のメモリアレイの一実施例を示すE−F
断面構造図である。
【図11】図9のメモリアレイの一実施例を示すG−H
断面構造図である。
【図12】図9のメモリアレイの一実施例を示すI−J
断面構造図である。
【図13】この発明に先立って本願発明者等が開発した
FRAMのメモリアレイの一例を示す部分的な断面構造
図である。
【符号の説明】
MARY・・・メモリアレイ、XD・・・Xアドレスデ
コーダ、PD・・・プレートドライバ、XB・・・Xア
ドレスバッファ、YS・・・Yスイッチ、YD・・・Y
アドレスデコーダ、YB・・・Yアドレスバッファ、R
W・・・リードライト回路、OB・・・データ出力バッ
ファ、IB・・・データ入力バッファ、VG・・・内部
電圧発生回路、TC・・・タイミング制御回路。MB0
0〜MB07,MB10〜MB17・・・・メモリブロ
ック、W0〜W1,W0U〜W1U,W0L〜W1L・
・・ワード線、P00〜P03,P10〜P13・・・
プレート線、D00〜D0nないしD70〜D7n・・
・データ線、d000〜d00nないしd070〜d0
7n,d100〜d10nないしd170〜d17n・
・・サブデータ線、C00〜C03,C10〜C13・
・・強誘電体キャパシタ、QN0〜QN4・・・エンハ
ンスメント型NチャンネルMOSFET、QP0〜QP
1・・・エンハンスメント型PチャンネルMOSFE
T、QD1〜QD4・・・デプレッション型Nチャンネ
ルMOSFET。PSUB・・・P型半導体基板、NW
・・・N型ウェル領域、PW・・・P型ウェル領域、N
D,ND1〜ND7・・・N型拡散層、N+ ・・・N型
高濃度半導体領域、PD,PD1〜PD2・・・P型拡
散層、P+ ・・・P型高濃度半導体領域、P- ・・・P
型低濃度半導体領域、D・・ドレイン、S・・・ソー
ス、BC1〜BC6・・・埋込導電層、CHS・・・チ
ャンネルストッパ、SE・・・強誘電体、FI・・・フ
ィールド絶縁膜、IL・・・絶縁膜、SVSS・・・接
地電位供給配線、P00S〜P03S,P10S〜P1
1S・・・プレートシャント線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 14/00 H01L 21/304 321 Z 27/10 451 7210−4M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その一方の電極が所定数個ずつそれぞれ
    共通結合されその他方の電極が対応するプレート線に結
    合される強誘電体キャパシタと、上記所定数の強誘電体
    キャパシタの共通結合された一方の電極と対応するデー
    タ線との間に設けられる選択MOSFETとを含むメモ
    リアレイを具備し、上記所定数の強誘電体キャパシタの
    一部又は全部が対応する上記選択MOSFETの上層に
    オーバーラップして形成されることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記所定数の強誘電体キャパシタの共通
    結合された一方の電極は、サブデータ線として一体化さ
    れるものであり、上記サブデータ線は、半導体基板面に
    対して水平に形成されしかもその上面がCMP法による
    平坦化処理を受けるものであって、上記サブデータ線と
    対応する上記選択MOSFETのソースとなる拡散層と
    の間には、選択埋め込み法により形成される埋込導電層
    が設けられるものであることを特徴とする請求項1の半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記メモリアレイは、上記所定数の強誘
    電体キャパシタの共通結合された一方の電極と所定の電
    位供給点との間にそれぞれ設けられその一部又は全部が
    対応する上記所定数の強誘電体キャパシタの下層にオー
    バーラップして形成されるストレス防止用MOSFET
    を含むものであることを特徴とする請求項1又は請求項
    2の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記強誘電体キャパシタ及びサブデータ
    線は、配線形成処理終了後、金属配線層の上層に形成さ
    れるものであることを特徴とする請求項1,請求項2又
    は請求項3の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 上記半導体記憶装置は、シングルチップ
    マイクロコンピュータに内蔵されるものであることを特
    徴とする請求項1,請求項2,請求項3又は請求項4の
    半導体記憶装置。
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