JPH07114247A - 接触帯電装置 - Google Patents
接触帯電装置Info
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- JPH07114247A JPH07114247A JP25876893A JP25876893A JPH07114247A JP H07114247 A JPH07114247 A JP H07114247A JP 25876893 A JP25876893 A JP 25876893A JP 25876893 A JP25876893 A JP 25876893A JP H07114247 A JPH07114247 A JP H07114247A
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯電用部材の抵抗の製造ばらつき、環境によ
る変動に対して安定的に被帯電体を帯電することが可能
な接触帯電装置を提供する。 【構成】 帯電用部材10は、導電性部材12として、
フィルムの両端を導電性基体11で支持し、たわみを持
たせたものである。そして、そのたわみ部が感光体ドラ
ム50に確実に接触するように、導電性基体11を固定
し、また、帯電用部材10の導電性基体11をスイッチ
18、外部電源22を介して接地している。このような
接触帯電装置において、帯電用部材10の帯電に必要な
電流を流した時の抵抗R(Ω)が、6≦log(R)≦
7.5である。
る変動に対して安定的に被帯電体を帯電することが可能
な接触帯電装置を提供する。 【構成】 帯電用部材10は、導電性部材12として、
フィルムの両端を導電性基体11で支持し、たわみを持
たせたものである。そして、そのたわみ部が感光体ドラ
ム50に確実に接触するように、導電性基体11を固定
し、また、帯電用部材10の導電性基体11をスイッチ
18、外部電源22を介して接地している。このような
接触帯電装置において、帯電用部材10の帯電に必要な
電流を流した時の抵抗R(Ω)が、6≦log(R)≦
7.5である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンター、ビデオプ
リンター、ファクシミリ、複写機、ディスプレー等の電
子写真方式を採用した画像形成装置に用いられる帯電装
置に関するものであり、より詳しくは、外部より電圧を
印加した帯電用部材を被帯電体に接触させて、被帯電体
を帯電もしくは除電する接触帯電装置に関する。
リンター、ファクシミリ、複写機、ディスプレー等の電
子写真方式を採用した画像形成装置に用いられる帯電装
置に関するものであり、より詳しくは、外部より電圧を
印加した帯電用部材を被帯電体に接触させて、被帯電体
を帯電もしくは除電する接触帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の接触帯電装置は、外部より電圧を
印加した導電性ブラシ、導電性弾性ローラ、導電性ブレ
ード等の帯電用部材を被帯電体である感光体表面に接触
させることで、感光体表面を所望電位に帯電するように
構成されていた。
印加した導電性ブラシ、導電性弾性ローラ、導電性ブレ
ード等の帯電用部材を被帯電体である感光体表面に接触
させることで、感光体表面を所望電位に帯電するように
構成されていた。
【0003】この接触帯電装置で起こる帯電機構として
は、例えば、電子写真学会誌,VOL.27,NO.4,1988,p59〜6
3に記載されているように、a)電荷注入による帯電(直
接的な電荷移動)と、b)放電による帯電と、c)摩擦によ
る帯電とが考えられている。特に、a)、b)の場合の被帯
電体の帯電後の表面電位Vsは、
は、例えば、電子写真学会誌,VOL.27,NO.4,1988,p59〜6
3に記載されているように、a)電荷注入による帯電(直
接的な電荷移動)と、b)放電による帯電と、c)摩擦によ
る帯電とが考えられている。特に、a)、b)の場合の被帯
電体の帯電後の表面電位Vsは、
【0004】
【数1】
【0005】で与えられる。ただし、Vaは帯電用部材
に印加する電圧、tは帯電用部材と被帯電体との接触時
間、rは帯電用部材の抵抗、cは被帯電体の静電容量、
cgは帯電用部材と被帯電体との空隙の静電容量、Vt
はパッシェン(Paschen)の法則から導出できる帯電開
始電圧、であり、式(2)のVs、Va、Vtは同符号で
ある。
に印加する電圧、tは帯電用部材と被帯電体との接触時
間、rは帯電用部材の抵抗、cは被帯電体の静電容量、
cgは帯電用部材と被帯電体との空隙の静電容量、Vt
はパッシェン(Paschen)の法則から導出できる帯電開
始電圧、であり、式(2)のVs、Va、Vtは同符号で
ある。
【0006】なお、被帯電体の厚さをd(μm)、比誘
電率をεとすると帯電開始電圧Vt(V)は、
電率をεとすると帯電開始電圧Vt(V)は、
【0007】
【数2】
【0008】で与えられる。
【0009】そして、この種の接触帯電装置を用いて、
安定的に、かつ、ムラ無く被帯電体を帯電させる条件
が、例えば、特開平3−217871号公報に記載され
ている。
安定的に、かつ、ムラ無く被帯電体を帯電させる条件
が、例えば、特開平3−217871号公報に記載され
ている。
【0010】この従来例では、帯電用部材を被帯電体に
摺擦する構成で帯電を行う場合において、帯電用部材の
体積抵抗率、表面抵抗率が規定されており、具体的に
は、帯電用部材の体積抵抗率が109(Ωcm)以下、
当接面の表面抵抗率5×107(Ω/□)以上であり、
帯電用部材の体積抵抗率の上限は帯電効率、表面抵抗率
の下限は被帯電体である感光体にピンホールが発生しな
い条件とされている。
摺擦する構成で帯電を行う場合において、帯電用部材の
体積抵抗率、表面抵抗率が規定されており、具体的に
は、帯電用部材の体積抵抗率が109(Ωcm)以下、
当接面の表面抵抗率5×107(Ω/□)以上であり、
帯電用部材の体積抵抗率の上限は帯電効率、表面抵抗率
の下限は被帯電体である感光体にピンホールが発生しな
い条件とされている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単に従来の技
術で規定される範囲内の体積抵抗率、表面抵抗率を示す
帯電用部材を用いても、所望の被帯電体の表面電位が得
られない場合があり、また逆に、規定範囲外の体積抵抗
率、表面抵抗率を示す帯電用部材でも、所望の被帯電体
の表面電位が得られる場合があり、単なる帯電用部材の
体積抵抗率、表面抵抗率の規定だけでは、帯電を制御す
ることが困難であった。
術で規定される範囲内の体積抵抗率、表面抵抗率を示す
帯電用部材を用いても、所望の被帯電体の表面電位が得
られない場合があり、また逆に、規定範囲外の体積抵抗
率、表面抵抗率を示す帯電用部材でも、所望の被帯電体
の表面電位が得られる場合があり、単なる帯電用部材の
体積抵抗率、表面抵抗率の規定だけでは、帯電を制御す
ることが困難であった。
【0012】そこで、本発明は、上述の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、電流を規定
した帯電用部材の抵抗を所定の範囲内とすることによ
り、帯電用部材の抵抗の製造ばらつき、環境による変動
に対して安定的に被帯電体を帯電することが可能な接触
帯電装置を提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、電流を規定
した帯電用部材の抵抗を所定の範囲内とすることによ
り、帯電用部材の抵抗の製造ばらつき、環境による変動
に対して安定的に被帯電体を帯電することが可能な接触
帯電装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の接触帯電装置
は、帯電用部材に外部より電圧を印加し、被帯電体を帯
電もしくは除電する接触帯電装置において、前記帯電用
部材が導電性基体と前記導電性基体に支持されるととも
に、前記被帯電体に摺擦する導電性部材とで構成され、
かつ、前記帯電用部材に帯電に必要な電流を流した時の
抵抗R(Ω)が、6≦log(R)≦7.5であること
を特徴とする。
は、帯電用部材に外部より電圧を印加し、被帯電体を帯
電もしくは除電する接触帯電装置において、前記帯電用
部材が導電性基体と前記導電性基体に支持されるととも
に、前記被帯電体に摺擦する導電性部材とで構成され、
かつ、前記帯電用部材に帯電に必要な電流を流した時の
抵抗R(Ω)が、6≦log(R)≦7.5であること
を特徴とする。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明を詳細に説明
する。
する。
【0015】まず、本発明に係わる接触帯電装置の概略
断面図を図1に示す。
断面図を図1に示す。
【0016】接地された導電性の円筒基体51の表面に
下引き層52が形成され、その上に光照射を受けた場合
に抵抗が低下する感光層53が形成された感光体ドラム
50が被帯電体として用いられる。本実施例では、感光
体ドラム50として、60(mmφ)のアルミニウム製
の円筒基体51の表面に、厚み7(μm)のアルマイト
製の下引き層52、さらにその上に、厚み17(μ
m)、比誘電率3.3の感光層53が形成されたものを
用いた。尚、本実施例の有機感光体は、感光層53とし
て、電荷発生層上に電荷輸送層を積層した構成を有する
一般的なものである。ただし、本発明はこれに限定され
るものではない。
下引き層52が形成され、その上に光照射を受けた場合
に抵抗が低下する感光層53が形成された感光体ドラム
50が被帯電体として用いられる。本実施例では、感光
体ドラム50として、60(mmφ)のアルミニウム製
の円筒基体51の表面に、厚み7(μm)のアルマイト
製の下引き層52、さらにその上に、厚み17(μ
m)、比誘電率3.3の感光層53が形成されたものを
用いた。尚、本実施例の有機感光体は、感光層53とし
て、電荷発生層上に電荷輸送層を積層した構成を有する
一般的なものである。ただし、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0017】帯電用部材10は、導電性部材12とし
て、フィルムを導電性基体11に接着・接合したもので
ある。具体的には、フィルムの両端を導電性基体11に
より支持し、フィルムがたわみ部を持つようにした構成
である。そして、そのたわみ部が感光体ドラム50に確
実に接触するように、導電性基体11を固定し、また、
帯電用部材10の導電性基体11をスイッチ18、外部
電源22を介して接地してある。
て、フィルムを導電性基体11に接着・接合したもので
ある。具体的には、フィルムの両端を導電性基体11に
より支持し、フィルムがたわみ部を持つようにした構成
である。そして、そのたわみ部が感光体ドラム50に確
実に接触するように、導電性基体11を固定し、また、
帯電用部材10の導電性基体11をスイッチ18、外部
電源22を介して接地してある。
【0018】この状態で、図示していない駆動手段によ
って、感光体ドラム50が矢印a方向に回転を開始し、
それと同時もしくは直後に、スイッチ18を閉じること
で、帯電用部材10に電圧(もしくは電流)が供給さ
れ、帯電用部材10の表面から感光体ドラム50の表面
へと電荷が移動し、感光体ドラム50を帯電処理するこ
とができる。
って、感光体ドラム50が矢印a方向に回転を開始し、
それと同時もしくは直後に、スイッチ18を閉じること
で、帯電用部材10に電圧(もしくは電流)が供給さ
れ、帯電用部材10の表面から感光体ドラム50の表面
へと電荷が移動し、感光体ドラム50を帯電処理するこ
とができる。
【0019】ここで、導電性基体11は、鉄、アルミニ
ウム、ステンレス、真鍮等の金属、合金、カーボン分散
樹脂、金属粒子分散樹脂等からなる。導電性部材12
は、例えば、ナイロン樹脂、オレフィン樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート樹脂にカーボンブラックを分散させ
たものから構成される。尚、フィルムは多層構成として
もよく、フィルムの一端のみを支持した構成でもよい。
また、導電性部材12はブレード形状でもよく、導電性
の繊維からなるブラシでもよい。
ウム、ステンレス、真鍮等の金属、合金、カーボン分散
樹脂、金属粒子分散樹脂等からなる。導電性部材12
は、例えば、ナイロン樹脂、オレフィン樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート樹脂にカーボンブラックを分散させ
たものから構成される。尚、フィルムは多層構成として
もよく、フィルムの一端のみを支持した構成でもよい。
また、導電性部材12はブレード形状でもよく、導電性
の繊維からなるブラシでもよい。
【0020】本実施例では帯電用部材として下記に示す
構成、材質のフィルムで、導電性部材への導電剤の添加
量を変化させて抵抗を変化させたものを用いた。
構成、材質のフィルムで、導電性部材への導電剤の添加
量を変化させて抵抗を変化させたものを用いた。
【0021】導電性部材12として有効長225(m
m)のフィルムを用い、その両端を導電性基体11であ
るアルミニウム板で挟んで固定することにより、帯電用
部材10を構成し、特に、導電性部材12について、以
下の表1に示す3種類を用いた。
m)のフィルムを用い、その両端を導電性基体11であ
るアルミニウム板で挟んで固定することにより、帯電用
部材10を構成し、特に、導電性部材12について、以
下の表1に示す3種類を用いた。
【0022】
【表1】
【0023】次に、上記構成の接触帯電装置を用い、抵
抗Rの異なる上記帯電用部材により被帯電体の帯電を行
い、帯電用部材の帯電特性を調べた。ただし、本発明に
おいて抵抗Rとは帯電に必要な電流を流した時の抵抗で
ある。尚、本実験条件は、以下の表2のようにした。
抗Rの異なる上記帯電用部材により被帯電体の帯電を行
い、帯電用部材の帯電特性を調べた。ただし、本発明に
おいて抵抗Rとは帯電に必要な電流を流した時の抵抗で
ある。尚、本実験条件は、以下の表2のようにした。
【0024】
【表2】
【0025】本実施例の帯電用部材の帯電特性について
図2に示す。図2において、横軸は帯電用部材の抵抗R
の対数値log(R)(Ω)、縦軸は被帯電体の表面電
位の絶対値|Vs|(V)である。図中の記号は測定環
境を表し、NN環境(20℃、50%RH)、HH環境
(35℃、65%RH)、LL環境(10℃、15%R
H)である。
図2に示す。図2において、横軸は帯電用部材の抵抗R
の対数値log(R)(Ω)、縦軸は被帯電体の表面電
位の絶対値|Vs|(V)である。図中の記号は測定環
境を表し、NN環境(20℃、50%RH)、HH環境
(35℃、65%RH)、LL環境(10℃、15%R
H)である。
【0026】図2に示されるように、環境の変動に対し
て帯電用部材の抵抗R(Ω)を106乃至3×107の範
囲内とすることにより、前述の式(2)で示されるような
放電による帯電を行うことができ、安定した被帯電体の
表面電位が得られる。
て帯電用部材の抵抗R(Ω)を106乃至3×107の範
囲内とすることにより、前述の式(2)で示されるような
放電による帯電を行うことができ、安定した被帯電体の
表面電位が得られる。
【0027】ところが、抵抗R(Ω)が106以下で
は、前述の式(1)で示されるような電荷注入による帯電
が行われるため、被帯電体の表面電位は抵抗に依存して
しまい、抵抗が1桁変化すると表面電位は200(V)
も変化してしまう。一方、抵抗R(Ω)が108以上で
は、帯電に必要な電流の供給が間に合わない、いわゆ
る、時定数遅れと呼ばれる現象により帯電効率が低下
し、被帯電体の表面電位は抵抗に依存し、抵抗が1桁変
化すると表面電位は400(V)も変化してしまう。
は、前述の式(1)で示されるような電荷注入による帯電
が行われるため、被帯電体の表面電位は抵抗に依存して
しまい、抵抗が1桁変化すると表面電位は200(V)
も変化してしまう。一方、抵抗R(Ω)が108以上で
は、帯電に必要な電流の供給が間に合わない、いわゆ
る、時定数遅れと呼ばれる現象により帯電効率が低下
し、被帯電体の表面電位は抵抗に依存し、抵抗が1桁変
化すると表面電位は400(V)も変化してしまう。
【0028】一般に帯電用部材の抵抗の製造ばらつきは
1桁程度あり、徹底した管理を行っても0.5桁に抑え
ることが困難である。したがって、抵抗R(Ω)が10
6乃至3×107の範囲では、帯電用部材の抵抗変動に対
して安定した被帯電体の表面電位が得られるため、帯電
用部材の抵抗の製造ばらつきの許容範囲を広くとれ、比
較的製造が容易となり、低コスト化が図れる。ところ
が、抵抗R(Ω)が106以下、3×107以上では、被
帯電体の表面電位は帯電用部材の抵抗変動に依存して安
定しないため、ばらつきのない抵抗の帯電用部材を使用
しなければならないため、帯電用部材の製造が非常に困
難となる。
1桁程度あり、徹底した管理を行っても0.5桁に抑え
ることが困難である。したがって、抵抗R(Ω)が10
6乃至3×107の範囲では、帯電用部材の抵抗変動に対
して安定した被帯電体の表面電位が得られるため、帯電
用部材の抵抗の製造ばらつきの許容範囲を広くとれ、比
較的製造が容易となり、低コスト化が図れる。ところ
が、抵抗R(Ω)が106以下、3×107以上では、被
帯電体の表面電位は帯電用部材の抵抗変動に依存して安
定しないため、ばらつきのない抵抗の帯電用部材を使用
しなければならないため、帯電用部材の製造が非常に困
難となる。
【0029】尚、帯電用部材をフィルムもしくはブラシ
で構成することにより、被帯電体の移動に対して安定な
接触ができ、安定な放電による帯電を行うことができ
る。ここで、安定な接触について詳しく説明すると、フ
ィルムもしくはブラシの繊維が被帯電体に引っ張られて
移動しても、それらのたわみにより、常に被帯電体にフ
ィルムもしくはブラシが接触している状態を保てること
である。さらにまた、フィルムもしくはブラシは低い押
圧力で被帯電体との均一な接触が可能であり、被帯電体
との摩擦力を小さくできるため、帯電用部材、及び、感
光体ドラムの摩耗劣化を防止することができる。また、
帯電用部材をブレードで構成する場合は、ブレードのア
スカーC硬度を20乃至90(゜)、ブレードの被帯電
体への押圧力を線荷重10乃至100(g/cm)、ブ
レードと被帯電体間の摩擦係数を常に0.7以下とする
ことにより、ブレードと被帯電体の接触がより確実にな
り、スティックスリップを起こさずに、安定な放電によ
る帯電が行うことができる。
で構成することにより、被帯電体の移動に対して安定な
接触ができ、安定な放電による帯電を行うことができ
る。ここで、安定な接触について詳しく説明すると、フ
ィルムもしくはブラシの繊維が被帯電体に引っ張られて
移動しても、それらのたわみにより、常に被帯電体にフ
ィルムもしくはブラシが接触している状態を保てること
である。さらにまた、フィルムもしくはブラシは低い押
圧力で被帯電体との均一な接触が可能であり、被帯電体
との摩擦力を小さくできるため、帯電用部材、及び、感
光体ドラムの摩耗劣化を防止することができる。また、
帯電用部材をブレードで構成する場合は、ブレードのア
スカーC硬度を20乃至90(゜)、ブレードの被帯電
体への押圧力を線荷重10乃至100(g/cm)、ブ
レードと被帯電体間の摩擦係数を常に0.7以下とする
ことにより、ブレードと被帯電体の接触がより確実にな
り、スティックスリップを起こさずに、安定な放電によ
る帯電が行うことができる。
【0030】ここで、図2で示した被帯電体の表面電位
Vsの測定方法について説明する。
Vsの測定方法について説明する。
【0031】図1に示す接触帯電装置を使用し、帯電用
部材10の矢印a方向の下流に図示していない表面電位
計測手段(例えば、表面電位計モデル344、Trek製)
を設置することにより、感光体ドラム50の表面電位V
sを測定した。尚、感光体ドラムは帯電用部材10の矢
印aと逆方向の上流に設置された図示していない光源か
ら照射される除電光によって、表面電位が初期化(表面
電位〜0V)される。また、表面電位計測手段、もしく
は、光源を、各々の位置と感光体ドラム50の中心と帯
電用部材10とのなす角が30゜となるように設置し
た。
部材10の矢印a方向の下流に図示していない表面電位
計測手段(例えば、表面電位計モデル344、Trek製)
を設置することにより、感光体ドラム50の表面電位V
sを測定した。尚、感光体ドラムは帯電用部材10の矢
印aと逆方向の上流に設置された図示していない光源か
ら照射される除電光によって、表面電位が初期化(表面
電位〜0V)される。また、表面電位計測手段、もしく
は、光源を、各々の位置と感光体ドラム50の中心と帯
電用部材10とのなす角が30゜となるように設置し
た。
【0032】さて、ここで図2で示した帯電用部材の抵
抗の測定方法を説明する。
抗の測定方法を説明する。
【0033】図1に示す接触帯電装置において、感光体
ドラム50を同一形状の導電性の円筒電極に変えた以外
は、円筒電極の表面移動速度、帯電用部材10の円筒電
極への押圧力等は全て図1、並びに、前述の実験条件と
同一として、感光体ドラム50を所定表面電位に帯電す
るために必要な電流と同一の電流を帯電用部材10に流
した時の帯電用部材10と円筒電極との間の電圧を測定
することにより、帯電用部材の抵抗を求めた。この測定
方法の最も重要な点は、帯電に必要な電流を帯電用部材
10に流して帯電用部材の抵抗を求めることにある。
ドラム50を同一形状の導電性の円筒電極に変えた以外
は、円筒電極の表面移動速度、帯電用部材10の円筒電
極への押圧力等は全て図1、並びに、前述の実験条件と
同一として、感光体ドラム50を所定表面電位に帯電す
るために必要な電流と同一の電流を帯電用部材10に流
した時の帯電用部材10と円筒電極との間の電圧を測定
することにより、帯電用部材の抵抗を求めた。この測定
方法の最も重要な点は、帯電に必要な電流を帯電用部材
10に流して帯電用部材の抵抗を求めることにある。
【0034】尚、帯電に必要な電流は、実際に帯電時の
電流値を測定するか、もしくは、以下に示す式(4)によ
り求められる。
電流値を測定するか、もしくは、以下に示す式(4)によ
り求められる。
【0035】I=ε・εo・L・vp・Vs/d…(4) ここで、I(μA)は所定表面電位Vs(V)に帯電す
るために必要な電流、L(cm)は帯電用部材10の有
効長、d(μm)は感光層53の厚み、εは感光層53
の比誘電率、vp(cm/sec)は感光体ドラム50
の表面移動速度、εo(F/cm)は真空の誘電率であ
る。ちなみに、本実施例においては、感光体ドラムを表
面電位Vs=−600(V)に帯電するのに必要な電流
はI=−6(μA)であった。
るために必要な電流、L(cm)は帯電用部材10の有
効長、d(μm)は感光層53の厚み、εは感光層53
の比誘電率、vp(cm/sec)は感光体ドラム50
の表面移動速度、εo(F/cm)は真空の誘電率であ
る。ちなみに、本実施例においては、感光体ドラムを表
面電位Vs=−600(V)に帯電するのに必要な電流
はI=−6(μA)であった。
【0036】上記より、明かなように、本発明における
帯電用部材の抵抗は、実際の帯電時の状態を反映するも
のであり、単なる帯電用部材の体積抵抗率とは異なるも
のである。
帯電用部材の抵抗は、実際の帯電時の状態を反映するも
のであり、単なる帯電用部材の体積抵抗率とは異なるも
のである。
【0037】詳細に説明すると、帯電用部材の抵抗は電
流に依存し、一般に、電流が1桁変化すると、抵抗は
0.7桁も変化する。さらにまた、帯電用部材は被帯電
体と接触しているため、実際の帯電時の帯電用部材の抵
抗は、電気的な接触抵抗を含み、なおかつ、帯電用部材
と被帯電体との接触面積、及び、帯電用部材の変形具合
に依存する。例えば、被帯電体の移動速度を2倍にし
て、帯電用部材と被帯電体との接触状態、帯電用部材の
変形具合を変化させると、抵抗は0.5乃至1桁も変化
する。よって、帯電用部材に帯電に必要な電流を流し、
かつ、帯電用部材と電極との接触状態を被帯電体とのも
のと同一にして測定した抵抗が、実際の帯電時の状態を
反映する。
流に依存し、一般に、電流が1桁変化すると、抵抗は
0.7桁も変化する。さらにまた、帯電用部材は被帯電
体と接触しているため、実際の帯電時の帯電用部材の抵
抗は、電気的な接触抵抗を含み、なおかつ、帯電用部材
と被帯電体との接触面積、及び、帯電用部材の変形具合
に依存する。例えば、被帯電体の移動速度を2倍にし
て、帯電用部材と被帯電体との接触状態、帯電用部材の
変形具合を変化させると、抵抗は0.5乃至1桁も変化
する。よって、帯電用部材に帯電に必要な電流を流し、
かつ、帯電用部材と電極との接触状態を被帯電体とのも
のと同一にして測定した抵抗が、実際の帯電時の状態を
反映する。
【0038】次に、本発明の接触帯電装置を用いて安定
な帯電を行うことにより、ムラ無く被帯電体を帯電でき
ることを実験例に示す。
な帯電を行うことにより、ムラ無く被帯電体を帯電でき
ることを実験例に示す。
【0039】(実験例)本発明の接触帯電装置を電子写
真方式の画像形成装置に組み込み、画像形成を行い、画
像濃度、画像ムラ、白地汚れを評価することにより、ム
ラ無く被帯電体を帯電できるかどうかを調べた。なお、
白地汚れとは、画像形成された記録紙の非画像部分に若
干のトナー粒子が付着して汚れることである。
真方式の画像形成装置に組み込み、画像形成を行い、画
像濃度、画像ムラ、白地汚れを評価することにより、ム
ラ無く被帯電体を帯電できるかどうかを調べた。なお、
白地汚れとは、画像形成された記録紙の非画像部分に若
干のトナー粒子が付着して汚れることである。
【0040】表3に、各環境下における、各フィルムの
抵抗R(Ω)と表面電位の絶対値|Vs|(V)、画像
濃度、画像ムラ、白地汚れの評価を示す。
抵抗R(Ω)と表面電位の絶対値|Vs|(V)、画像
濃度、画像ムラ、白地汚れの評価を示す。
【0041】
【表3】
【0042】以下、画像形成条件について述べる。
【0043】調べた環境はNN環境(20℃、50%R
H)、HH環境(35℃、65%RH)、LL環境(1
0℃、15%RH)の3水準である。帯電用部材として
用意したフィルム、接触帯電装置の条件は図2に示すも
のと同一である。
H)、HH環境(35℃、65%RH)、LL環境(1
0℃、15%RH)の3水準である。帯電用部材として
用意したフィルム、接触帯電装置の条件は図2に示すも
のと同一である。
【0044】画像形成方法について説明すると、図3に
示す画像形成装置の概略断面図において、画像形成開始
信号を受けて、感光体ドラム50が矢印c方向に回転を
開始し、接触帯電装置30により所定電位に帯電され、
図示していない露光手段から光31が射出されることに
より静電潜像が描き込まれ、現像手段32により静電潜
像に応じたトナー画像が感光体ドラム50上に形成され
る。感光体ドラム50上のトナー画像は、転写手段34
により、図示していない搬送手段で矢印d方向に送られ
てきた記録紙33に転写され、トナー画像が転写された
記録紙33は、図示していない定着手段に送られて定着
され、所望の画像を得る。一方、転写後の感光体ドラム
50上の残留トナーはクリーニング手段35により回収
され、その後、感光体ドラム50上の残留電荷は除電手
段36により除去され、画像形成装置の一連の動作は終
了する。なお、現像手段32として、1成分圧接現像方
式の現像器を使用した。
示す画像形成装置の概略断面図において、画像形成開始
信号を受けて、感光体ドラム50が矢印c方向に回転を
開始し、接触帯電装置30により所定電位に帯電され、
図示していない露光手段から光31が射出されることに
より静電潜像が描き込まれ、現像手段32により静電潜
像に応じたトナー画像が感光体ドラム50上に形成され
る。感光体ドラム50上のトナー画像は、転写手段34
により、図示していない搬送手段で矢印d方向に送られ
てきた記録紙33に転写され、トナー画像が転写された
記録紙33は、図示していない定着手段に送られて定着
され、所望の画像を得る。一方、転写後の感光体ドラム
50上の残留トナーはクリーニング手段35により回収
され、その後、感光体ドラム50上の残留電荷は除電手
段36により除去され、画像形成装置の一連の動作は終
了する。なお、現像手段32として、1成分圧接現像方
式の現像器を使用した。
【0045】以上の画像形成条件で表3を求めた。
【0046】表3に示すように、環境の変動に対する抵
抗R(Ω)が5×105乃至108、望ましくは、106
乃至3×107の範囲内である帯電用部材を用いること
により、画像ムラが無く、かつ、良好な画像濃度が得ら
れる。また、環境の変動に対する抵抗R(Ω)が4×1
05乃至108、望ましくは、5×105乃至108の範囲
内である帯電用部材を用いることにより、白地汚れの無
い画像が得られる。よって、例えばフィルムA−2、A
−3、C−2、C−3のように、環境の変動に対する抵
抗R(Ω)が5×105乃至108、望ましくは、106
乃至3×107の範囲内である帯電用部材を用いること
により、ムラの無い、画像濃度の良好な、かつ、白地汚
れの無い画像が得られる。
抗R(Ω)が5×105乃至108、望ましくは、106
乃至3×107の範囲内である帯電用部材を用いること
により、画像ムラが無く、かつ、良好な画像濃度が得ら
れる。また、環境の変動に対する抵抗R(Ω)が4×1
05乃至108、望ましくは、5×105乃至108の範囲
内である帯電用部材を用いることにより、白地汚れの無
い画像が得られる。よって、例えばフィルムA−2、A
−3、C−2、C−3のように、環境の変動に対する抵
抗R(Ω)が5×105乃至108、望ましくは、106
乃至3×107の範囲内である帯電用部材を用いること
により、ムラの無い、画像濃度の良好な、かつ、白地汚
れの無い画像が得られる。
【0047】ところが、帯電用部材の抵抗R(Ω)が、
106以下では被帯電体の表面電位が所望以上となるこ
とにより画像濃度が薄くなり、5×105以下では実用
不可能となる。また、3×107以上では被帯電体の表
面電位が所望以下となることにより画像濃度が濃くな
り、108以上では実用不可能となる。さらに、抵抗R
(Ω)が、106以下、もしくは、3×107以上では、
被帯電体の表面電位が帯電用部材の抵抗に依存するた
め、帯電用部材の導電性弾性体の抵抗ムラによる画像ム
ラが生じ、5×105以下、もしくは、108以上では実
用不可能となる。また、乃至108、抵抗R(Ω)が4
×105以下では被帯電体の表面電位が所望以上となる
ことにより、表面電位に対して逆極性に帯電したトナー
が付着しやすくなり、白地汚れが増加し、105以下で
は実用不可能となる。また、108以上では被帯電体の
表面電位が所望以下となることにより、トナーが付着し
やすくなり、白地汚れが増加し、2×108以上では実
用不可能となる。
106以下では被帯電体の表面電位が所望以上となるこ
とにより画像濃度が薄くなり、5×105以下では実用
不可能となる。また、3×107以上では被帯電体の表
面電位が所望以下となることにより画像濃度が濃くな
り、108以上では実用不可能となる。さらに、抵抗R
(Ω)が、106以下、もしくは、3×107以上では、
被帯電体の表面電位が帯電用部材の抵抗に依存するた
め、帯電用部材の導電性弾性体の抵抗ムラによる画像ム
ラが生じ、5×105以下、もしくは、108以上では実
用不可能となる。また、乃至108、抵抗R(Ω)が4
×105以下では被帯電体の表面電位が所望以上となる
ことにより、表面電位に対して逆極性に帯電したトナー
が付着しやすくなり、白地汚れが増加し、105以下で
は実用不可能となる。また、108以上では被帯電体の
表面電位が所望以下となることにより、トナーが付着し
やすくなり、白地汚れが増加し、2×108以上では実
用不可能となる。
【0048】尚、本発明の接触帯電装置は被帯電体の表
面速度を変えても同様の効果が得られる。また、帯電用
部材に直流電圧に交流電圧を重畳したものを帯電用部材
に印加しても同様の効果が得られる。ただし、その場合
の抵抗Rは、帯電に必要な電流の平均値を帯電用部材に
印加して測定される。
面速度を変えても同様の効果が得られる。また、帯電用
部材に直流電圧に交流電圧を重畳したものを帯電用部材
に印加しても同様の効果が得られる。ただし、その場合
の抵抗Rは、帯電に必要な電流の平均値を帯電用部材に
印加して測定される。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、帯
電用部材に外部より電圧を印加し、被帯電体を帯電もし
くは除電する接触帯電装置において、前記帯電用部材が
導電性基体と前記導電性基体に支持されるとともに、前
記被帯電体に摺擦する導電性部材とで構成され、かつ、
前記帯電用部材に帯電に必要な電流を流した時の抵抗R
(Ω)を、 6≦log(R)≦7.5 としたので、帯電用部材の抵抗の製造ばらつき、環境に
よる変動に対して安定的に被帯電体を帯電可能な接触帯
電装置を提供できた。
電用部材に外部より電圧を印加し、被帯電体を帯電もし
くは除電する接触帯電装置において、前記帯電用部材が
導電性基体と前記導電性基体に支持されるとともに、前
記被帯電体に摺擦する導電性部材とで構成され、かつ、
前記帯電用部材に帯電に必要な電流を流した時の抵抗R
(Ω)を、 6≦log(R)≦7.5 としたので、帯電用部材の抵抗の製造ばらつき、環境に
よる変動に対して安定的に被帯電体を帯電可能な接触帯
電装置を提供できた。
【0050】また、帯電用部材の抵抗のムラ、ばらつき
の許容範囲を広くとれ、比較的製造容易な帯電用部材で
構成可能としたことにより低コストの接触帯電装置を提
供できた。
の許容範囲を広くとれ、比較的製造容易な帯電用部材で
構成可能としたことにより低コストの接触帯電装置を提
供できた。
【0051】また、本発明の接触帯電装置を画像形成装
置に搭載したことにより、環境の変動に対して良好な画
質が得られる画像形成装置を提供できた。
置に搭載したことにより、環境の変動に対して良好な画
質が得られる画像形成装置を提供できた。
【図1】 本発明に係わる接触帯電装置の概略断面図。
【図2】 本発明の実施例における帯電用部材の抵抗と
被帯電体の表面電位の関係を示した図。
被帯電体の表面電位の関係を示した図。
【図3】 本発明に係わる接触帯電装置を搭載した画像
形成装置の概略断面図。
形成装置の概略断面図。
10…帯電用部材 11…導電性基体 12…導電性部材 17…押圧手段 18…スイッチ 22…外部電源 50…感光体ドラム 51…円筒基体 52…下引き層 53…感光層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 岳彦 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 帯電用部材に外部より電圧を印加し、被
帯電体を帯電もしくは除電する接触帯電装置において、
前記帯電用部材が導電性基体と前記導電性基体に支持さ
れるとともに、前記被帯電体に摺擦する導電性部材とで
構成され、かつ、前記帯電用部材に帯電に必要な電流を
流した時の抵抗R(Ω)が、 6≦log(R)≦7.5 であることを特徴とする接触帯電装置。 - 【請求項2】 前記帯電用部材の導電性部材がフィルム
またはブレードまたはブラシであることを特徴とする請
求項1記載の接触帯電装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25876893A JPH07114247A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 接触帯電装置 |
IT94TO000191A IT1267423B1 (it) | 1993-03-17 | 1994-03-16 | Apparecchio di carica |
GB9510470A GB2287361B (en) | 1993-03-17 | 1994-03-17 | Charger apparatus |
DE4409165A DE4409165C2 (de) | 1993-03-17 | 1994-03-17 | Ladungs-/Entladungsvorrichtung |
GB9405270A GB2276277B (en) | 1993-03-17 | 1994-03-17 | Charger apparatus |
FR9403127A FR2702854B1 (fr) | 1993-03-17 | 1994-03-17 | Procede et appareil de charge d'un organe photosensible. |
US08/214,268 US5453819A (en) | 1993-03-17 | 1994-03-17 | Charger apparatus |
GB9510469A GB2287360B (en) | 1993-03-17 | 1994-03-17 | Charger apparatus |
GB9510471A GB2287362B (en) | 1993-03-17 | 1994-03-17 | Charger apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25876893A JPH07114247A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 接触帯電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07114247A true JPH07114247A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17324820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25876893A Pending JPH07114247A (ja) | 1993-03-17 | 1993-10-15 | 接触帯電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07114247A (ja) |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP25876893A patent/JPH07114247A/ja active Pending
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