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JPH07112496A - ジッパー付袋の製法 - Google Patents

ジッパー付袋の製法

Info

Publication number
JPH07112496A
JPH07112496A JP5262218A JP26221893A JPH07112496A JP H07112496 A JPH07112496 A JP H07112496A JP 5262218 A JP5262218 A JP 5262218A JP 26221893 A JP26221893 A JP 26221893A JP H07112496 A JPH07112496 A JP H07112496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zipper
bag
bag body
strip
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5262218A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Morikawa
信彦 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tokkyo Kanri Co Ltd
Original Assignee
Nihon Tokkyo Kanri Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tokkyo Kanri Co Ltd filed Critical Nihon Tokkyo Kanri Co Ltd
Priority to JP5262218A priority Critical patent/JPH07112496A/ja
Publication of JPH07112496A publication Critical patent/JPH07112496A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 生産性が高く、強度不足の生じないジッパー
付袋の製法を得る。 【構成】 あらかじめジッパー10の咬合部15を押し
潰しておき、この押し潰し部16のところで袋のサイド
シール20、21を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口内にジッパーを取り
付けた袋の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】雄条と雌条から成るジッパーを口内に取
り付けた袋を製造する場合、袋側のサイドシールのため
には、どうしても口内のジッパーを横断するかたちでヒ
ートシールバーを押し当てることが必要となる。この結
果、図6に示すように、ジッパー1の雄条3と雌条4か
ら成る咬合部分2の厚さ(溶解樹脂量)が多くなるた
め、平面的なヒートシールバー5、6を用いた場合、咬
合部2の両サイドW1 、W2 の部分において溶解量及び
押圧力が不足して、シール不良の問題が生じ易い。そこ
で、従来は、ヒートシールバー5、6の温度を上げた
り、押圧力を大きくする等の方法が採られているが、こ
れらの方法の場合、逆に咬合部2の両サイドW1 、W2
の部分において過剰溶解、押圧過多の問題が発生して、
ピンホール等の発生原因となることが多い。
【0003】上記問題点を解決する手段としては、あら
かじめジッパーの咬合部分であってサイドヒートシール
される部分をパンチングしておき、このパンチング部分
をヒートシールすることにより、前記した咬合部分2と
この両サイドW1 、W2 における樹脂量の相違量を緩和
するという製袋法が公知である(特開昭62−1961
31号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この公知例に
おいては、次のような欠点がある。
【0005】a.パンチングを行った場合、この孔の直
径は誤差を見込んで咬合部分2の幅よりも若干大きく設
定してあり、かつ孔はジッパーを打ち抜くため、この部
分の強度が他の部分に比較して弱くなる。
【0006】b.パンチング用の円形刃物を用いて打ち
抜くため、この刃物の運動量の関係から、製袋スピード
を一定以上に上げることができない。
【0007】本発明の目的は、ジッパー付袋の製法にお
いて、上記したa、bの課題を解消することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るジッパー付
袋の製法は次のとおりである。
【0009】咬合部を咬合させたジッパーを、あらかじ
めシール間隔ごとにヒートバーにて溶融しながら押し潰
し、これを袋本体の口内に挿入して押し潰した部分の外
側において袋本体側のサイドシールを行うジッパー付袋
の製法。
【0010】なお、ジッパーとしては、雄条と雌条から
成る咬合部を別々のテープに形成したタイプ又は一枚の
テープの同一面に雄条と雌条から成る咬合部を形成し、
この雄条と雌条の中間でU状に折り曲げて雄条と雌条を
咬合させたタイプを用いることができる。
【0011】
【作用】雄条と雌条が別々のジッパーは、この雄条と雌
条を咬合させた状態でロール状に捲き取られており、こ
のロールからジッパーが供給される。一方、一枚のテー
プに雄条と雌条を形成したジッパーの場合は、フラット
な状態でロール状に捲き取られており、繰り出される途
中でU字状に形成されると共に雄条と雌条が咬合され
る。
【0012】咬合部が咬合されたジッパーは、押し潰し
用のヒートバーにより、一定の間隔(袋の幅)で熱を加
えて溶融しながら押し潰される。この押し潰し幅は、袋
のサイドシールの幅よりも若干大き目とする。
【0013】一定の間隔で押し潰されたジッパーは、次
に袋本体側の口内に挿入され、ここで袋本体側にヒート
シール(又は接着材で接着)される。なお、袋本体側
は、表裏2枚のフィルムを使用するもの又は一枚のフィ
ルムをU字状に折り曲げたもの、或いはガゼット袋、袋
の底に逆V字状の底フィルムを挿入した所謂スタンディ
ングパウチと称されるもの、等である。
【0014】口内にジッパーを挿入し、ヒートシールさ
れた袋本体側は、次にジッパー及び袋本体を横断するか
たちで配置されたサイドシールバーのところに至り、こ
こで、袋のサイドシールが行われる。サイドシールバー
は、ジッパーを押し潰した部分に合わせてあり、この押
し潰した以外の咬合部分にはかからないように調整され
ている。
【0015】自動充填の場合は、サイドシールが行われ
た段階で内容物が袋内に投入され、次にもう一方のサイ
ドシールが行われて袋は密封され、次にサイドシールの
中間でカットされて袋は切り離される。
【0016】自動充填でない場合は、内容物を充填せず
に一袋ごとずつ切り離される。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例図に基づいて詳述す
る。
【0018】図1は、本発明の実施に使用されるジッパ
ーにして、このジッパー10は、雄条12を形成したテ
ープ11と、雌条14を形成したテープ13から成り、
咬合部15を咬合させた状態で、あらかじめ押し潰し用
のヒートバーにより一定の間隔で押し潰し部16が形成
されている。
【0019】このジッパーは、図2に示すように、袋本
体17側の口内に挿入され、図示しない公知の手段で袋
本体フィルム17の口内に夫々にヒートシールされたの
ち、次に、サイドシールバー18、19により、押し潰
し部分16に合わせてジッパー10及び袋本体17が一
点鎖線の部分aで横一文字にヒートシールされる。
【0020】このサイドシール時において、ジッパー1
0の咬合部15は、図3に示すように、押し潰されて偏
平になっている。
【0021】図4は、上記製法により製造されたジッパ
ー付袋であって、サイドシール20、21を横断するジ
ッパー10は、その咬合部15があらかじめ押し潰して
あるため、均一にヒートシールされている。
【0022】図5は、一枚のジッパーテープ23に雄条
12と雌条14を形成し、U字状に折り曲げて咬合させ
たジッパー22であって、袋本体17の口と対向させた
かたちで袋本体17の口内に取り付けられる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように、ジッパーの咬合
部をサイドシール幅に合わせてあらかじめ押し潰してお
くことにより、次の効果を奏する。
【0024】a.公知技術のようにパンチングしないの
で、ジッパーとサイドシールが交叉する部分において強
度不足を発生する心配がない。
【0025】b.ヒートバーで押し潰すだけのため、製
袋スピードをパンチング方式に比較して10%前後アッ
プすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジッパーの斜視図。
【図2】本発明に係る製法の説明図。
【図3】ジッパー部分とサイドシールバーとの関係を示
す説明図。
【図4】本発明に係る製法により製造された袋の説明
図。
【図5】U字状に形成したジッパーの説明図。
【図6】従来のジッパーとサイドシールバーとの関係を
示す説明図。
【符号の説明】
10 ジッパー 15 咬合部 16 押し潰し部 17 袋本体 18、19 サイドシールバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 咬合部を咬合させたジッパーを、あらか
    じめシール間隔ごとにヒートバーにて溶融しながら押し
    潰し、これを袋本体の口内に挿入して押し潰した部分の
    外側において袋本体側のサイドシールを行うジッパー付
    袋の製法。
  2. 【請求項2】 雄条と雌条から成る咬合部を別々のテー
    プに形成したジッパーを用いる請求項1記載のジッパー
    付袋の製法。
  3. 【請求項3】 一枚のテープの同一面に雄条と雌条から
    成る咬合部を形成し、この雄条と雌条の中間でU状に折
    り曲げて雄条と雌条を咬合させたジッパーを用いる請求
    項1記載のジッパー付袋の製法。
JP5262218A 1993-10-20 1993-10-20 ジッパー付袋の製法 Pending JPH07112496A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5262218A JPH07112496A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 ジッパー付袋の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5262218A JPH07112496A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 ジッパー付袋の製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07112496A true JPH07112496A (ja) 1995-05-02

Family

ID=17372725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5262218A Pending JPH07112496A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 ジッパー付袋の製法

Country Status (1)

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JP (1) JPH07112496A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003034338A (ja) * 2001-07-23 2003-02-04 Hosokawa Yoko Co Ltd ジッパ袋及びその製造方法
JP2015048080A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 東洋製罐株式会社 ジッパー付パウチおよびその製造方法
JP2021160325A (ja) * 2020-04-03 2021-10-11 株式会社タチバナ・インダストリーズ 帯状フィルム製造方法及び帯状フィルム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003034338A (ja) * 2001-07-23 2003-02-04 Hosokawa Yoko Co Ltd ジッパ袋及びその製造方法
JP2015048080A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 東洋製罐株式会社 ジッパー付パウチおよびその製造方法
JP2021160325A (ja) * 2020-04-03 2021-10-11 株式会社タチバナ・インダストリーズ 帯状フィルム製造方法及び帯状フィルム

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