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JPH07112225B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Publication number
JPH07112225B2
JPH07112225B2 JP61004145A JP414586A JPH07112225B2 JP H07112225 B2 JPH07112225 B2 JP H07112225B2 JP 61004145 A JP61004145 A JP 61004145A JP 414586 A JP414586 A JP 414586A JP H07112225 B2 JPH07112225 B2 JP H07112225B2
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JP
Japan
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key
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Expired - Lifetime
Application number
JP61004145A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62163453A (ja
Inventor
裕 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP61004145A priority Critical patent/JPH07112225B2/ja
Publication of JPS62163453A publication Critical patent/JPS62163453A/ja
Publication of JPH07112225B2 publication Critical patent/JPH07112225B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、画像処理装置に関する。
[従来技術] 一般に、画像伝送に用いられているファクシミリ装置
は、伝送前にオペレータが設定する必要のある項目が多
く、それらを全てオペレータが適切に設定しなければ、
オペレータが所望する画像伝送を実現することができな
い。
とくに近年、画情報の蓄積機能を基本とした多くの伝送
機能を備えたファクシミリ装置が実用されているが、か
かるファクシミリ装置においてはそれらの全ての機能が
オペレータによって理解されていることが前提とされて
いるので、従来、専門のオペレータでなければその機能
を充分に使いこなすことができないという不都合を生じ
ることがあった。
また、ファクシミリ装置によっては、オペレータが実行
すべき操作手順を順次表示して(いわゆるガイダンス表
示)オペレータの操作を誘導するものもあるが、その表
示の自由度が小さいために表示内容が不適切なことが多
く、場合によっては装置の手引書等を参照しなければ理
解できないという不都合を生じることもあった。
またさらに、障害が発生したときにはそれを表示するよ
うにしているが、障害の種類は表示されるがその内容ま
では表示されないので、内容を確認するために手引書等
を参照しなければならないという不都合を生じていた。
また、障害が発生したときにその内容をエラーコードで
表示するものもあるが、そのエラーコードが何をあらわ
すか知らなければならず、やはり手引書等を参照する手
間がかかる。
[目的] 本発明は、上述した従来技術の不都合を解消するために
なされたものであり、不慣れなオペレータでも装置を適
切に操作できるとともに、障害発生時の手間を省くこと
のできる画像処理装置を提供することを目的としてい
る。
[構成] 本発明は、この目的を達成するために、原稿読取部にお
ける原稿の有無、あるいは、画像記録部における記録紙
の有無等の装置の状態、あるいは、相手装置との通信状
況を検出し、この検出結果に基づいて種々のガイダンス
情報を表示する一方、上記ガイダンス情報に基づくオペ
レータの操作入力に従って動作する画像処理装置におい
て、多数の表示素子が平面的に配列されて構成され、上
記検出結果あるいは操作入力に基づいてオペレータが次
に操作すべき操作手順を表示する手順表示部と、この手
順表示部に表示された操作手順の段階においてオペレー
タが選択し得る機能を表示する機能表示部とからなる表
示手段と、上記手順表示部と上記機能表示部の表示内容
をオペレータによる操作の進行に伴って変化させる表示
制御手段と、上記機能表示部と一定の配置関係をもって
配設され、オペレータが操作入力を行うための操作手段
と、上記表示制御手段が上記機能表示部に表示している
表示内容と上記操作手段の操作入力情報に基づいてオペ
レータの操作内容を判断し、その操作内容に対応した動
作を実行する制御手段と、上記装置の状態あるいは通信
状況に異常状態を発生すると、上記機能表示部にその発
生した異常状態を通知する所定の表示情報を表示すると
ともに、そのときに上記操作手段が操作されると、発生
した異常状態に対応したガイダンス情報を上記手順表示
部に表示する異常状態表示手段を備えたものである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に
説明する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例にかかるファ
クシミリ装置の概略構成を示している。
この実施例では、受信画像等を記録出力するプロッタと
してレーザプリンタを応用したものを用いており、大量
の複写物を形成することが可能であるため装置本体の下
部に1000枚程度の記録用紙を収納できる給紙ユニットが
配設されている。
読取原稿の画像を読み取るスキャナにおいて、原稿台1
に載置された読取原稿はピックアップコロ2によって送
り出されて分離搬送ローラ3によって1枚ずつ分離さ
れ、搬送ローラ4によって読取位置に送り出される。そ
して、その画像が読み取られると、反転部5によって反
転されて原稿トレイ6に排出される。
読取位置では、読取原稿の画像は光源7によって照明さ
れ、その画像からの反射光は鏡8,9で反射されてレンズ1
0に導かれ、ラインイメージセンサ11に結像される。
原稿台1で読取原稿の両側を位置決めするガイド1a,1b
は、読取原稿の幅に合わせることができるように搬送方
向と直角の方向に移動することができる。さらに、この
ガイド1a,1bには、その位置に応じて読取原稿のサイズ
を検出するための原稿センサ12が付設されており、この
原稿センサ12の検出出力によって読取原稿のサイズおよ
び読取原稿が原稿台1に載置されているか否かが判別さ
れる。
また、装置本体の上部手前側には、このファクシミリ装
置をオペレータが操作するための操作表示部13が設けら
れている。
画像を記録するプロッタにおいて、レーザユニットLUか
ら出力される記録画像に対応した画信号で変調されたレ
ーザ光は、無端状に構成されたベルト状の感光体14に照
射される。
この感光体14は、3本の駆動ローラ15,16,17に巻回支持
されて矢印方向に回転されるとともに、その表面が帯電
チャージャ18によって均一に帯電され、その帯電された
表面にレーザユニットLUから出力されたレーザ光が露光
されて記録画像(記録情報)に対応した静電潜像が形成
され、この静電潜像は現像器19によってトナー現像され
る。なお、背面板20は露光部で感光体14を平面に保つた
めのものである。
一方、装置本体側に付設されて記録紙がスタックされて
いる給紙カセット21から給紙コロ22によって送り出され
た記録紙は分離搬送ローラ23で1枚ずつ分離されてレジ
ストローラ24へと搬送され、また、大量給紙ユニットに
付設されて記録紙がスタックされている給紙トレイ25か
ら給紙コロ25によって送り出された記録紙は分離搬送ロ
ーラ26で1枚ずつ分離され、さらに搬送ローラ28によっ
てレジストローラ24へと搬送される。
レジストローラ24まで搬送された記録紙は、トナー像の
先端にその先端が一致するタイミングでレジストローラ
24によって感光体14に送り出される。
感光体14に送り出された記録紙は、転写チャージャ29で
感光体14に密着されてトナー像が転写された後、駆動ロ
ーラ16によって曲率分離されたのち、搬送ベルト30によ
って定着器31に搬送され、この定着器31によってトナー
像が表面に定着される。そして、定着を終了した記録紙
は搬出ローラ32,33によりスタッカ34に排出される。
また、感光体14の表面の残留トナーはクリーニングユニ
ット35によって除去されて図示しない排トナータンクに
排出され、感光体14の表面の残留電荷は除電ランプ36に
よって除去される。
なお、給紙カセット21および給紙トレイ25には、収納さ
れている記録紙のサイズを検出するための用紙センサ
(図示略)が配設されており、これによって、給紙カセ
ット21および給紙トレイ25に収納されている記録紙のサ
イズが判別されるとともに、給紙カセット21および給紙
トレイ25に記録紙が収納されている否かが検出される。
また、給紙ユニットは、内部が2つに分割されており、
おのおのの内部を開放できるように2つのドアが形成さ
れている。
このファクシミリ装置の制御系の一例を第3図に示す。
同図において、CPU(中央処理装置)40はこのファクシ
ミリ装置全体を制御するものであり、その実行プログラ
ムはROM(リード・オンリ・メモリ)41に記憶され、そ
のワークエリアはRAM(ランダム・アクセス・メモリ)4
2に形成される。
キャラクタジェネレータ43は、操作表示部13に表示させ
る各種文字および図形(後述)を発生するものであり、
時計回路44は時刻データを出力するものであり、バッテ
リ45によってバックアップされたパラメータメモリ46は
操作表示部13のワンタッチキー(後述)等の設定データ
を記憶するものであり、画像メモリ47は上述したプロッ
タ48に記録出力させる画像データ(非圧縮データ)およ
び送信時あるいは受信時の圧縮された画像データを蓄積
するものである。
この画像メモリ47は、例えば第4図に示したように、そ
の記憶領域のうちプロッタ48で記録できる画像の最大サ
イズ(例えばB4判)に対応した部分が非圧縮の記録デー
タを記憶する記録データ領域に、それ以外の記憶領域が
圧縮された画像データを記憶する圧縮データ領域にそれ
ぞれ設定されており、この圧縮データ領域には、例えば
圧縮された状態の標準的な原稿画像を60枚分記憶するこ
とができる。
プロッタ48の給紙カセット21および給紙トレイ25に付設
されている用紙センサ49、および、スキャナ50の原稿台
1に付設されている原稿センサ12の検出信号はCPU40に
加えられている。
符号化復号化部51,52は画像データを符号化圧縮する機
能と符号化圧縮された画像データを元の画像データに復
号化する機能を備えており、さらにその符号化モードが
複数設定されている。
通信制御部53は所定のファクシミリ伝送制御手順を実行
して相手局と画像伝送を実行するものであり、モデム55
はアナログ回路網である公衆電話回線等を伝送回線とし
て用いることができるようにデジタルデータを変復調す
るものであり、網制御装置56はファクシミリ装置を公衆
電話回線網に接続するためのものである。なお、この網
制御装置56は自動発着信機能を備えている。
そして、これらのCPU40、ROM41、RAM42、キャラクタジ
ェネレータ43、時計回路44、パラメータメモリ46、画像
メモリ47、操作表示部13、プロッタ48、スキャナ50、符
号化復号化部51,52、および、通信制御部53では、バス
ライン57を介してデータのやりとりがなされる。
ここで、ファクシミリ装置の概略動作を説明する。
画像伝送時(蓄積時)には、まず、スキャナ50から読み
取られた画信号はCPU40によって符号化復号化部51(あ
るいは52)に転送されて符号化された後に、画像メモリ
47の圧縮データ領域に蓄積される。
そして宛先と接続されると、画像メモリ47に蓄積された
画像データが宛先へと伝送される。このとき、伝送前手
順によって設定された符号化方式が画像メモリ47に蓄積
したときの符号化方式と異なっている場合には、画像メ
モリ47に蓄積した画像データを一旦符号化復号化部51で
元の画信号に復号し、その画信号を符号化復号化部52で
その設定された符号化方式の符号に変換してから宛先へ
と伝送する。
またこの画像伝送では、画像の1枚毎の先頭に送信識別
情報を付加し、さらにオペレータによって設定された場
合には定型文を付加する。
なお、このように画情報を一旦画像メモリ47に蓄積して
から伝送する形態の画像伝送は、宛先が1つの即時送信
を除く送信が設定されているときに行なわれる。
画情報受信時には、全ての受信画像(圧縮データ)は画
像メモリ47の圧縮データ領域を経由して符号化復号化部
51(あるいは52)に転送され、順次元の画信号(非圧縮
データ)に復号された後に、画像メモリ47の非圧縮デー
タ領域に蓄積される。
そして、1枚分の画像が画像メモリ47に蓄積された時点
で、その画像を一括してプロッタ48に転送し、記録出力
させる。
そして、これを全ての画像の受信を終了するまで繰り返
す。
また、親展伝送が設定されている場合には、圧縮データ
のまま受信画像を画像メモリ47に蓄積する。受信の途中
で記録紙がなくなった場合には、その時点から受信した
画像は圧縮データのまま画像メモリ47に蓄積する(代行
受信)。
そして、このように画像メモリ47に蓄積されている受信
画像は、親展伝送時には暗証番号等の所定のパスワード
が入力されて照会をとれた時点で、また、代行受信時に
は記録紙が補給された時点で、それぞれ記録出力される
ことが可能な状態となり、スタートキー(後述)がオン
されると受信画像の記録出力が開始され、符号化復号化
部51(あるいは52)によって元の画信号に復号されて画
像メモリ47の非圧縮データ領域に蓄積され、それが画像
の1枚分を終了する度にプロッタ48に転送されて記録出
力される。
第5図は、操作表示部13の一例を示している。
図において、スタートキー60はファクシミリ装置に送信
動作等を開始させるためのものであり、ストップキー61
はファクシミリ装置の動作を終了させるためのものであ
り、テンキー62は電話番号や数値データ等を入力するた
めのものであり、ワッタッチキー63は宛先の電話番号や
送信時のモード等を1つのキー入力操作でできるように
するためのものである。また、テンキー62もワンタッチ
キーとして用いることができる。
クリアキー64は入力したデータのうち最後のものを取り
消すためのものであり、電話番号キー65はテンキー62の
入力モードを電話番号入力モードとワンタッチ入力モー
ドにトグル動作で切り換えるものであり、テンキー62の
入力モードが電話番号入力モードのときは発光ダイオー
ド66が点灯する。
解像度キー67は原稿を読み取るときの解像度を設定する
ためのものであり、この解像度キー67をオンする度に解
像度が普通字(4ドット/mm)、小さな字(8ドット/m
m)、微細字(16ドット/mm)、および、MF−1(ミニフ
ァックス)に順次切り換り、対応する発光ダイオード68
が点灯する。
濃度キー69は原稿を読み取るときの濃度を設定するため
のものであり、この濃度キー69をオンする度に濃度が濃
く、普通、薄くに順次切り換り、対応する発光ダイオー
ド70が点灯する。なお、解像度および濃度の切り換えは
サイクリックに行なわれる。
ハーフトーンキー71は原稿を中間調に読み取る中間調読
取モードを設定するものであり、偶数回オンすると中間
調読取モードが解除され、また、中間調読取モードが設
定されているときには発光ダイオード72が点灯する。
マルチモードキー72はテンキー62およびワンタッチキー
63への電話番号や操作の登録、自端末の送信識別情報や
受信識別情報等の設定、時計回路44の時刻合せ等の各種
の設定作業を行なうモードを指定するものであり、この
マルチモードキー73がオンされるとそれに埋設されてい
る発光ダイオード74が点灯する。
コピーキー75はファクシミリ装置でコピーを形成させる
ためのものであり、このコピーキーがオンされるとそれ
に埋設されている発光ダイオード76が点灯する。
ファクシミリキー77はファクシミリ動作モードに復帰さ
せるためのものであり、ファクシミリ動作モードが設定
されているときにはファクシミリキー77に埋設されてい
る発光ダイオード78が点灯する。
表示部79はファクシミリ装置の動作状態を表示するため
のものであり、液晶表示器80は非常に大きな解像度(例
えば縦64ドット横512ドット)の表示画面を備えたもの
であり、この液晶表示器80にオペレータに対する各種の
情報が表示される。また、ガイダンスキー81〜87は液晶
表示器80に表示された内容から所望の項目を選択するた
めのものである。なお、つまみ80aは液晶表示器80の表
示濃度を調整するためのものである。
第6図に表示部79の一例を示す。
表示器88はファクシミリ装置が送信動作中であることを
表示するものであり、表示器89はファクシミリ装置が受
信動作中であることを表示するためのものである。
表示器90はなんらかの原因によって送信が失敗したこと
を表示するためのものであり、表示器91はファクシミリ
装置にユーザでは対処できないような故障等が発生した
ことを表示するためのものであり、表示器92は原稿がミ
スフィードしたことあるいはスキャナカバーが開放して
いることを表示するものである。
表示器93は画像メモリ47の空き領域が所定値よりも小さ
くなったこと(すなわち1枚以上の原稿の画像を蓄積で
きない状況)を表示するものであり、表示器94は画像メ
モリ47へのデータの蓄積が行なわれていることを表示す
るものであり、表示器95は親展受信して親展ファイルを
記憶していることを表示するものであり、表示器96は記
録紙がなくなったりした場合の代行受信を行なって受信
画像を記憶していることを表示するものである。
表示器97は排トナーが排トナーボトルに一杯になったこ
とを表示するものであり、表示器98はトナーが少なくな
ったときに点滅するとともになくなったときに連続点灯
するものであり、表示器99は記録紙をミスフィードした
ことを表示するものであり、表示器100は装置本体の上
カバー、給紙ユニットのドア等が開放していることを表
示するものであり、表示器101および表示器102は給紙カ
セット21および給紙トレイ25に収納されている記録紙の
枚数が少なくなったときに点滅するとともになくなった
ときに連続点灯するものである。
また、表示器88,89,93,94,95,96は緑色の発光素子から
なり、障害の発生を表示する表示器90,91,92,97,98,99,
100,101,102は赤色の発光素子からなる。
第7図は液晶表示器80における表示の内容を例示してい
る。
同図において、液晶表示器80の表示画面は、そのときに
要求される入力操作(可能な操作)を絵文字で表示する
ための絵文字表示領域103、ファクシミリ装置が伝送動
作に移行しているときにその動作状態あるいは操作が要
求されているキー等の内容を表示するためのオンライン
表示領域104、および、オペレータの操作を誘導するガ
イダンス情報、操作内容あるいは機能を説明するための
ガイダンス情報、入力したデータのエコーバック等を表
示するためのメッセージ表示領域105から構成される。
また、オンライン表示領域104には、画像メモリ47の圧
縮データ領域で使用されている部分の容量が[%]で表
示されており、これによって残容量を知ることができ
る。またこのオンライン表示領域104には、交信中の相
手先の名称や電話番号、相手端末の機能の確認(例えば
親展送信時に相手端末に親展受信の機能がない場合には
「親展送信できなせん」と表示)、ガイダンス情報(例
えばファクシミリ通信後にオペレータどうしが会話を希
望するときには「受話器を取りストップキーを押しま
す」を表示)が表示される。
メッセージ表示領域105に表示されるメッセージは、漢
字とカナが混じったわかりやすい内容であり、また、そ
のときに選択できる機能がメニュー表示領域105aに表示
されている。
このメニュー表示領域105aに表示されるメニューは、関
連性の高い複数の機能を1つにまとめたものであり、ま
た、基本的にはメニュー表示領域105aに同時に表示でき
る数(この場合は3個)毎にサブメニューとしてまと
め、これらのサブメニューには、それぞれ識別のための
メニュー番号が付加されている。
そして、サブメニューが2つ以上ある場合には、次のサ
ブメニューをメニュー表示領域105aの右側に設定された
サブメニュー表示領域105bに表示する。またおのおのの
サブメニューに対応したメニュー番号は、メニュー表示
領域105aおよびサブメニュー表示領域105bのタグ105c,1
05dの部分に表示される。
また、サブメニュー表示領域105bに表示されているメニ
ュー番号を持つサブメニューをメニュー表示領域105aに
表示させるには、サブメニュー表示領域105aの直下のガ
イダンスキー87をオンすればよい。このときに、さらに
後続のサブメニューがある場合には、それが順次サブメ
ニュー表示領域105bに表示され、同様にメニュー表示領
域105aに表示させることができる。なお、この表示の切
り換えはサイクリックに行なわれる。
絵文字の一例を第8図に示す。絵文字110は原稿をセッ
トすることをあらわし、絵文字111は部門コードを磁気
カードで入力することをあらわし、絵文字112はワンタ
ッチキー63で宛先を入力することをあらわし、絵文字11
3はテンキー62で電話番号あるいは数値を入力すること
をあらわし、絵文字114はスタートキー60をオンするこ
とをあらわし、絵文字115はYES/NOキー(ガイダンスキ
ー81〜87に割り当てられる)を選択して入力することを
あらわしている。
なお、操作表示部13の前面には磁気カードを挿入するた
めのスロット(図示略)が形成されており、このスロッ
トに磁気カードを挿入すると、操作表示部13に内蔵され
た図示しない磁気カードリーダによって磁気カードに記
録されているデータが読み取られ、CPU40に出力され
る。また、データが読み取られた後には、磁気カードは
スロットから排出される。
さて、以上の構成で、オペレータの操作等に伴う液晶表
示器80の表示内容の変化について説明する。
第9図は、オペレータの操作等によって液晶表示器80の
表示状態を変化をあらわした状態推移図である。
さて、まずファクシミリ装置に電源が投入されると(状
態120)、第10図に示したようなオープニングメッセー
ジの画面300を表示して、送信原稿がセットされていな
い状態で待機する状態121に移行する。
このオープニングメッセージの画面300では、上述した
ような液晶表示器80の表示画面の分割が無視され、挨拶
文のメッセージ200、人物がおじぎするアニメーション2
01、および、機種表示202が表示される。また、メッセ
ージ200はその表示時刻によって「おはようございま
す」、「こんにちは」、「こんばんは」を切り換えても
よく、また、日付によって「あけましておめでとうござ
います」、「メリークリスマス」等の内容にしてもよ
い。
このオープニングメッセージを表示した後は、第11図に
示した待機時の画面301に切り換える。
状態121からは、画情報の送信と、ポーリング受信と、
親展受信している場合にはその受信した画像の取り出し
(ハードコピー出力)が可能であり、したがって、画面
301には、絵文字表示領域103には絵文字110を、メッセ
ージ表示領域105には画情報を送信できることをあらわ
す「通信できます」とそのときに必要となる操作をあら
わす「原稿をセットして宛先を指定します」を、メニュ
ー表示領域105aにガイダンスキー84に対応して「親展と
りだし」を、ガイダンスキー86に対応して「ポーリング
受信」をそれぞれ表示する。なお、「親展とりだし」
は、実際に親展受信している画像ファイルがある場合の
み表示される。
ここで、オペレータがポーリング受信を選択するために
ガイダンスキー86をオンするとポーリング受信のための
条件を設定する状態122に移行し、第12図に示したよう
な画面302に切り換える。
画面302においては、絵文字表示領域103には絵文字112
を、メッセージ表示領域105には「ポーリング受信」と
「宛先をセットします」を、ガイダンスキー82に対応し
て「ガイド」を、ガイダンスキー83に対応して「解除」
を、メニュー表示領域105aにはガイダンスキー84に対応
して「部門コード」を、ガイダンスキー85に対応して
「ポーリングID」をそれぞれ表示する。また、オンライ
ン表示領域104とメニュー表示領域105aとの間に設定さ
れた宛先の数を「宛先数n」として表示し、さらにこの
ときにはサブメニューが2つあるので、サブメニュー表
示領域105bも表示する。なお、図の状態では宛先がまだ
設定されていない状態なのでnには0が表示されている
(以下同じ)。
したがって、ガイダンスキー84,85をオンすると、それ
ぞれ部門コードおよびポーリングID(識別情報)を入力
するための処理に移行してそれぞれの処理に必要な画面
に表示が切り換えられ、ガイダンスキー82をオンすると
このときのメニュー画面105aに表示されている内容につ
いての説明を表示する画面に移行し、ガイダンスキー83
をオンするとそれまでに設定した条件が解除される。
また、次のメニューを見るためにガイダンスキー87をオ
ンすると、第13図に示した画面303に表示が切り換えら
れる。
この画面303ではガイダンスキー84に対応したメニュー
表示領域105aに「時刻指定」を表示し、ガイダンスキー
84をオンすると時刻指定のための処理に移行してそれに
必要な画面に表示が切り換えられる。同時に「時刻設
定」を白黒反転させた反転文字にし、時刻設定が選択さ
れていることを表示する。オペレータが時刻指定した際
には、画面303の「時刻指定」を枠で囲む表示をし、時
刻指定が設定されたことを表示する。また、ガイダンス
キー87をオンすると、表示が画面に302に戻る。
画面302の状態から宛先をテンキー62およびワンタッチ
キー63から入力すると、第14図に示した画面304に表示
が切り換えられる。この画面304では、ガイダンスキー8
6に対応して「宛先確認」が表示され、このガイダンス
キー86をオンすると、そのときに入力された宛先の一覧
を表示した画面に切り換えられ、設定した宛先を確認す
ることができる。そのときに、誤って設定した宛先を削
除する等の訂正を行なうことができる。
また、1つ以上の宛先を設定するとポーリング受信を開
始することができるので、オンライン表示領域104には
スタートキー60をオンしてポーリング受信を開始するこ
とができることをわらわす「スタート」を白黒反転させ
た反転文字で表示する。したがって、スタートキー60を
オンするとポーリング受信のための状態123に移行し、
ここから状態124(ポーリング送信)を経由して状態125
の受信状態へと移行する。
また画面302の状態から、ファクシミリ装置に付属の電
話機をオフフックすると、手動受信を行なうための状態
126に移行し、第15図に示した画面305に移行する。
この画面305では、絵文字表示領域103に絵文字113が表
示されてこの場合には宛先をテンキー62から入力するこ
とが示され、受信動作を示す「受信」がメッセージ表示
領域105に白黒反転文字で表示され、「スタートを押し
ます」が表示され、オンライン表示領域104には「スタ
ート」が白黒反転文字で表示される。
この状態でテンキー62から宛先の電話番号を入力した後
にスタートキー60をオンすると、状態125へ移行して受
信が行なわれる。
ところで、部門コードをセットするときには磁気カード
を用いる場合とテンキー62から直接入力する場合がある
が、磁気カードを用いる場合の画面例を第16図に示す。
この画面306は、このファクシミリ装置を利用する利用
者を限定するための利用者制限を実現するためのもので
あり、この機能が設定されている場合には、コピーとマ
ルチモード機能(ファクシミリ機能)以外の機能を利用
できる者が制限される。
画面301の状態から、ガイダンスキー84をオンすると親
展とりだしのために必要なパスワードを入力する状態12
7に移行して、パスワードの入力画面に表示が切り換え
られ、適正なパスワードが入力された場合には、状態12
8に移行して親展受信した画像が記録出力される。
画面301の状態から、コピーキー75をオンするとコピー
のための各種のパラメータを設定するための状態129に
移行して第17図にしめした画面307を表示する。
画面307では、絵文字表示領域103に絵文字110が、メッ
セージ表示領域105には「コピーできます必要なモード
を選択します」が表示され、ガイダンスキー82に対応し
て「ガイド」が表示される。
またガイダンスキー84に対応して「用紙選択」、「サイ
ズ」(給紙カセット21に収納された記録紙のサイズ)」
および「サイズ2(給紙トレイ25に収納された記録紙の
サイズ)」が順次表示され、ガイダンスキー84をオンす
る度にサイズ1とサイズ2が切り換えられるとともに選
択されたサイズが白黒反転されて表示される。またガイ
ダンスキー85とガイダンスキー86に対応して4段階の複
写倍率が表示され、ガイダンスキー86をオンする度に複
写倍率が小さくなり、ガイダンスキー87をオンする度に
複写倍率が大きくなって、設定された複写倍率が白黒反
転されて表示される。このとき、複写倍率が100%に設
定されている場合には「等倍」と表示され、複写倍率が
100%よりも小さいときは「縮小」と、また、複写倍率
が100%よりも大きいときには「拡大」と表示され、お
のおのコピー先の絵の内容が変化する。
また、テンキー62から入力された置数は、コピー部数と
して表示される。
この状態で複写原稿をセットすると、画面308に表示が
切り換えられ、絵文字114が表示されてスタートキー61
をオンすると複写動作が開始されることが通知される。
そして、スタートキー61をオンすると、そのときの設定
条件によるコピーが開始される状態129aに移行する。
画面301の状態で、マルチモードキー73をオンすると、
各種の設定動作を実行するためのファンクション処理の
状態130に移行し、それに必要な画面に切り換えられ
る。
また画面301の状態で電話機をオフフックすると手動受
信のための条件をセットする状態126に移行し、この状
態126で原稿をセットすると手動送信のためのパラメー
タをセットする状態131に移行する。また、状態131から
げ抜き取ると状態126に戻り、状態126からオンフックす
ると状態121に戻る。
画面301の状態で、送信原稿をセットすると、原稿をセ
ットした状態で待機する状態132に移行し、第19図に示
した画面309を表示する。
この状態では、メニューが3つのサズメニューから構成
されており、画面309の状態からガイダンスキー87をオ
ンするとメニュー番号2のサブメニューを表示する画面
310(第20図参照)に表示が切り換えられ、画面310の状
態からガイダンスキー87をオンするとメニュー番号3の
サブメニューを表示する画面311(第21図参照)に表示
が切り換えられる。また、画面311の状態からガイダン
スキー87をオンするとメニュー番号1のサブメニューを
表示する画面309に表示が切り換えられる。またおのお
のの画面でガイダンスキー82をオンすると、そのときに
表示されているサブメニューの内容の説明が表示され
る。
画面309で、ガイダンスキー84をオンすると部門コード
を入力するための処理に移行してそのための画面に切り
換えられ、ガイダンスキー85をオンすると原稿枚数を入
力するための処理に移行してそのための画面に切り換え
られる。
画面310で、ガイダンスキー84をオンすると定型文を選
択するための処理に移行してそのための画面に切り換え
られ、ガイダンスキー85をオンすると中継宛先を入力す
るための処理すなわち状態133に移行してそのための画
面に切り換えられる。また、状態133では、受信宛先を
入力するための状態134に移行して受信宛先を入力させ
る。
また画面310でガイダンスキー86をオンすると時刻指定
するための処理に移行してそのための画面に切り換えら
れる。
画面311で、ガイダンスキー84をオンすると親展送信の
ための処理に移行してそのための画面に切り換えられ、
ガイダンスキー85をオンすると送信時のオプションを指
定するための処理に移行して第22図に示した画面312を
表示する。
この画面312では、4つのオプション機能についておの
おの設定でき、オプション機能の選択をテンキー62で入
力するように絵文字113を表示する。選択されたオプシ
ョンについては、個別にON/OFF状態を設定することがで
きる。また、ガイダンスキー87をオンするとこのオプシ
ョン設定を終了してその1つ前の画面311に戻る。
画面311で、ガイダンスキー86をオンするとポーリング
送信のための待機状態である状態135に移行し、第23図
に示した画面313を表示する。
この状態では、メニューが2つのサブメニューから構成
されており、画面313の状態からガイダンスキー87をオ
ンするとメニュー番号2のサブメニューを表示する画面
314(第24図参照)に表示が切り換えられ、画面314の状
態からガイダンスキー87をオンするとメニュー番号1の
サブメニューを表示する画面313に表示が切り換えられ
る。またおのおのの画面でガイダンスキー82をオンする
と、そのときに表示されているサブメニューの内容の説
明が表示される。
画面313において、ガイダンスキー84をオンすると部門
コードを入力するための処理に移行してそのための画面
に切り換えられ、ガイダンスキー85をオンすると原稿枚
数を入力するための処理に移行してそのための画面に切
り換えられ、ガイダンスキー86をオンするとポーリング
IDを入力するための処理に移行してそのための画面に切
り換えられる。
画面314で、ガイダンスキー84をオンすると定型文を選
択するための処理に移行してそのための画面に切り換え
られ、ガイダンスキー86をオンするとポーリング送信時
のオプションを指定するための処理に移行して第25図に
示した画面315を表示する。
この画面315では、4つのオプション機能についておの
おの設定でき、オプション機能の選択をテンキー62で入
力するように絵文字113を表示する。選択されたオプシ
ョンについては、個別にON/OFF状態を設定することがで
きる。また、ガイダンスキー87をオンするとこのオプシ
ョン設定を終了してその1つ前の画面314に戻る。
また、ポーリング送信の待機状態で電話機をオフフック
すると状態131の手動送信に移行し、必要な設定を終了
した後にスタートキー62をオンすると、セットされてい
る原稿を読み取り、画像メモリ47に蓄積した後に送信す
るSAF蓄積状態136に移行する。
状態132から、すなわち、画面309,310,311のいずれかが
表示されている状態から1つ以上の宛先を入力すると自
動送信のためのパラメータをセットする状態137に移行
する。
この状態137では、状態132の表示画面309,310,311と同
様な画面317,318,319(第26図,第27図,第28図参照)
を表示して同様な設定処理を実行する。
ただし、この状態137からはスタートキー62をオンする
ことによっていつでも送信動作を開始させることができ
る。また、スタートキー62がオンされた時点で指定され
ている宛先が1つで、送信時刻が指定されていない即時
送信の場合は、即時送信を実行する状態138に移行し、
それ以外の場合には状態136に移行してセットされてい
る原稿の画像を画像メモリ47に蓄積する。
ところで、状態132,135,137からオフフックすると、上
述した手動送信のためのパラメータをセットする状態13
1に移行して、第29図に示した画面319を表示する。
この状態では、メニューが2つのサブメニューから構成
されており、画面319の状態からガイダンスキー87をオ
ンするとメニュー番号2のサブメニューを表示する画面
320(第30図参照)に表示が切り換えられ、画面320の状
態からガイダンスキー87をオンするとメニュー番号1の
サブメニューを表示する画面319に表示が切り換えられ
る。
画面319において、ガイダンスキー84をオンすると部門
コードを入力するための処理に移行してそのための画面
に切り換えられ、ガイダンスキー85をオンすると原稿枚
数を入力するための処理に移行してそのための画面に切
り換えられる。
画面320で、ガイダンスキー84をオンすると定型文を選
択するための処理に移行してそのための画面に切り換え
られ、ガイダンスキー85をオンすると親展伝送のための
処理に移行してそのための画面に切り換えられ、ガイダ
ンスキー86をオンすると送信時のオプションを指定する
ための処理に移行して第22図に示した画面312を表示
し、上述と同様な処理を実行する。
この状態131で、宛先の電話番号を入力してスタートキ
ー62をオンすると状態138に移行して即時送信が開始さ
れ、オンフックすると状態132に戻る。
また、状態132,135,137で、原稿を引き抜くと状態131に
戻ってそれまでに設定されていた条件が全て解除(リセ
ット)される。
ガイダンス表示の一例を次に説明する。
例えば、画面310で定型文を選択するためにガイダンス
キー84をオンした場合、第31図に示した画面32を表示し
て定型文の種類等を表示する。
この画面321ではガイダンスキー82に対応して「ガイ
ド」と表示されるので、このガイダンスキー82をオンす
ると第32図に示した画面322のような図形および漢字か
な混じりの文章からなるガイダンス情報が表示され、こ
の場合には定型文の意味と機能が示される。また、ガイ
ダンス表示画面には、このガイダンス情報の表示から抜
けるための「OK」と表示されたキーがいずれかのガイダ
ンスキー(この場合はガイダンスキー87)に設定されて
おり、そのガイダンスキーをオンすることにより、その
1つ前の画面である画面321に表示を戻す。
ところで、ファクシミリ装置になんらかの障害が発生し
ているとき、上述したように表示部79に対応する障害の
種類を表示するが、これとともに、第33図に示した画面
323のように、絵文字表示領域103にそのときに表示して
いる絵文字にオーバラップさせて「障害」が発生したこ
とをあらわす絵文字210を表示させる。
例えば、送信フェイルによる障害発生であれば、この画
面323の絵文字210が示しているガイダンスキー81をオン
すると、第34図に示した画面324が表示されて、送信フ
ェイルに関する障害の内容が図形および漢字かな混じり
の文章で表示される。また、画面324でガイダンスキー8
7をオンすると、この障害内容の表示を終了して1つ前
の画面323に戻る。
このように障害が発生したときには、その障害の内容を
迅速にかつ簡単に知ることができるので、その障害に対
するオペレータの判断が迅速かつ確実になるので、ファ
クシミリ装置の使い勝手が向上する。また、特に重大な
障害でない場合には、障害の発生を通知するだけでファ
クシミリ装置全体の動作を停止させるようなことはしな
いので、発生している障害に直接関係しないような機能
を使うことができる。
例えば、用紙切れの場合でも送信動作の操作を実行する
ことができる。すなわち、このファクシミリ装置では受
信時あるいは送信時に送信動作のための操作を実行する
ことができるので、受信にかかわる用紙切れの障害が発
生したときにファクシミリ装置全体を停止させて送信操
作までもができなくなるような事態を防止することがで
き、操作の使い勝手を制限するおそれがなくなる。
このようにして、本発明によれば非常に細かい説明の部
分まで液晶表示器80に表示することができるので、オペ
レータが装置の手引書等を引く手間を省くことができ
る。また、ガイダンス情報をメニュー表示して複数の機
能を平行して選択できるようにしているので操作手順が
固定されず、したがって、使い勝手が非常によい。
また、液晶表示器80の表示内容が図形および漢字かな混
じりの文章から構成されるので、非常にわかりやすく、
オペレータが間違えるおそれが少なくなる。またさら
に、説明文を細かく、誤りのない具体的な内容にするこ
とができるので、オペレータの誤認識等を確実に防止で
きる。
さらに、一連の操作手順においては、全ての設定事項が
確定する前の段階では、順次設定内容を取り消して前の
メニューに戻ることができるので、誤操作の可能性を極
力小さくすることができる。また、同様にして液晶表示
器80の表示内容を、実際に画像の送信やコピーを行なわ
ない場合にも適宜に切り換えることができ、その結果、
おのおのの機能について設定できる内容等を一覧するこ
とが単独で可能になり、ファクシミリ装置の使い勝手が
非常に向上する。
なお、上述した実施例では画面表示手段として液晶表示
器80を用いているが、同様な表示機能を備えたものであ
れば、これ以外のものを用いることができる。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、原稿読取部にお
ける原稿の有無、あるいは、画像記録部における記録紙
の有無等の装置の状態、あるいは、相手装置との通信状
況を検出し、この検出結果に基づいて種々のガイダンス
情報を表示する一方、上記ガイダンス情報に基づくオペ
レータの操作入力に従って動作する画像処理装置におい
て、多数の表示素子が平面的に配列されて構成され、上
記検出結果あるいは操作入力に基づいてオペレータが次
に操作すべき操作手順を表示する手順表示部と、この手
順表示部に表示された操作手順の段階においてオペレー
タが選択し得る機能を表示する機能表示部とからなる表
示手段と、上記手順表示部と上記機能表示部の表示内容
をオペレータによる操作の進行に伴って変化させる表示
制御手段と、上記機能表示部と一定の配置関係をもって
配設され、オペレータが操作入力を行うための操作手段
と、上記表示制御手段が上記機能表示部に表示している
表示内容と上記操作手段の操作入力情報に基づいてオペ
レータの操作内容を判断し、その操作内容に対応した動
作を実行する制御手段と、上記装置の状態あるいは通信
状況に異常状態を発生すると、上記機能表示部にその発
生した異常状態を通知する所定の表示状態を表示すると
ともに、そのときに上記操作手段が操作されると、発生
した異常状態に対応したガイダンス情報を上記手順表示
部に表示する異常状態表示手段を備えたので、操作手順
や機能表示、あるいは、異常発生時の表示といったオペ
レータとの意志疎通に必要な要素が表示手段に集約さ
れ、さらに、オペレータが機能選択や指示入力等を行う
ための操作手段が機能表示部と一定の配置関係に配置さ
れているので、装置の操作性が大幅に向上するという効
果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
例示した斜視図、第2図は本発明の一実施例にかかるフ
ァクシミリ装置の概略構成図、第3図は本発明の一実施
例にかかるファクシミリ装置の制御系を示したブロック
図、第4図は画像メモリの記憶状況を説明するための信
号配置図、第5図は操作表示部の一例を示した平面図、
第6図は表示部の一例を示した平面図、第7図は液晶表
示器の表示領域の分割例を示した平面図、第8図は絵文
字の一例を示した平面図、第9図は操作オペレータの操
作等によって液晶表示器の表示状態を変化をあらわした
状態推移図、第10図〜第34図は液晶表示器の表示内容の
一例を示した平面図である。 13……操作表示部、40……CPU(中央処理装置)、41…
…ROM(リード・オンリ・メモリ)、42……RAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)、43……キャラクタジェネレー
タ、44……時計回路、46……パラメータメモリ、47……
画像メモリ、80……液晶表示器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿読取部における原稿の有無、あるい
    は、画像記録部における記録紙の有無等の装置の状態、
    あるいは、相手装置との通信状況を検出し、この検出結
    果に基づいて種々のガイダンス情報を表示する一方、上
    記ガイダンス情報に基づくオペレータの操作入力に従っ
    て動作する画像処理装置において、 多数の表示素子が平面的に配列されて構成され、上記検
    出結果あるいは操作入力に基づいてオペレータが次に操
    作すべき操作手順を表示する手順表示部と、この手順表
    示部に表示された操作手順の段階においてオペレータが
    選択し得る機能を表示する機能表示部とからなる表示手
    段と、 上記手順表示部と上記機能表示部の表示内容をオペレー
    タによる操作の進行に伴って変化させる表示制御手段
    と、 上記機能表示部と一定の配置関係をもって配設され、オ
    ペレータが操作入力を行うための操作手段と、 上記表示制御手段が上記機能表示部に表示している表示
    内容と上記操作手段の操作入力情報に基づいてオペレー
    タの操作内容を判断し、その操作内容に対応した動作を
    実行する制御手段と、 上記装置の状態あるいは通信状況に異常状態を発生する
    と、上記機能表示部にその発生した異常状態を通知する
    所定の表示情報を表示するとともに、そのときに上記操
    作手段が操作されると、発生した異常状態に対応したガ
    イダンス情報を上記手順表示部に表示する異常状態表示
    手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
JP61004145A 1986-01-14 1986-01-14 画像処理装置 Expired - Lifetime JPH07112225B2 (ja)

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Publications (2)

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JPH07112225B2 true JPH07112225B2 (ja) 1995-11-29

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