JPH07111244B2 - バ−ナ - Google Patents
バ−ナInfo
- Publication number
- JPH07111244B2 JPH07111244B2 JP61192316A JP19231686A JPH07111244B2 JP H07111244 B2 JPH07111244 B2 JP H07111244B2 JP 61192316 A JP61192316 A JP 61192316A JP 19231686 A JP19231686 A JP 19231686A JP H07111244 B2 JPH07111244 B2 JP H07111244B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- flame
- holes
- hole
- wire mesh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 1
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高負荷・コンパクト燃焼を実現するバーナに
関するものである。
関するものである。
従来の技術 従来のこの種の高負荷燃焼に関するバーナは、第2図
a、bあるいは第3図a、bに示す構成のものがある。
まず第2図a、bのバーナは、上に凸なる断面形状をし
たバーナ11炎孔を、一定数の穴から成るブロック12を複
数列設けており、これらブロックを、一定間隔のピッチ
で配列している。
a、bあるいは第3図a、bに示す構成のものがある。
まず第2図a、bのバーナは、上に凸なる断面形状をし
たバーナ11炎孔を、一定数の穴から成るブロック12を複
数列設けており、これらブロックを、一定間隔のピッチ
で配列している。
第3図a、bは、バーナ11の炎孔を金網13により構成し
ている。
ている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、第2図のような構成では、穴径が逆火域
より決定され、その値は通常φ1.0以下程度になる。こ
の結果、一定数の穴から成るブロック12間のピッチを、
充分に確保し、2次空気の供給を従進を図ろうとする
と、複数のブロック12から決められる炎孔負荷は、必然
的に大きくなるため、リフト・ブローオフ域が狭くなる
ため、炎孔負荷を適性値に設定するためには、バーナが
必然的に大きくなるという、本質的な問題を有してい
た。
より決定され、その値は通常φ1.0以下程度になる。こ
の結果、一定数の穴から成るブロック12間のピッチを、
充分に確保し、2次空気の供給を従進を図ろうとする
と、複数のブロック12から決められる炎孔負荷は、必然
的に大きくなるため、リフト・ブローオフ域が狭くなる
ため、炎孔負荷を適性値に設定するためには、バーナが
必然的に大きくなるという、本質的な問題を有してい
た。
一方、第3図の構成では、炎孔を短炎化し、高負荷燃焼
を実現するため、全一次燃焼か、高一次燃焼が通常用い
られる。いずれの場合でも、炎孔負荷は、1燃焼音、2
金網13の表面温度から決定される。この結果、この構成
のバーナは、確実に短炎化は図れるため、燃焼排気ガス
下流側の構成、例えば、燃焼室・熱交換器などのコンパ
クト化は可能であるが、上流側、即ちバーナ自身は、上
記二点の対策のため、炎孔負荷を低く設計せざるを得な
いため、コンパクト化は図れないという問題点を有して
いた。
を実現するため、全一次燃焼か、高一次燃焼が通常用い
られる。いずれの場合でも、炎孔負荷は、1燃焼音、2
金網13の表面温度から決定される。この結果、この構成
のバーナは、確実に短炎化は図れるため、燃焼排気ガス
下流側の構成、例えば、燃焼室・熱交換器などのコンパ
クト化は可能であるが、上流側、即ちバーナ自身は、上
記二点の対策のため、炎孔負荷を低く設計せざるを得な
いため、コンパクト化は図れないという問題点を有して
いた。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明のバーナは断面形
状が上に凸なるバーナの炎孔を複数から成る長穴とし、
前記長穴を、前記バーナの長軸方向と直交させ、かつ凸
部の頂きに配置し、前記長穴間のピッチを同長穴の幅以
上とすると共に、前記長穴のあるバーナ外周全域を金網
で覆って前記長穴の全てを、同金網によって密着して覆
った構成としたものである。
状が上に凸なるバーナの炎孔を複数から成る長穴とし、
前記長穴を、前記バーナの長軸方向と直交させ、かつ凸
部の頂きに配置し、前記長穴間のピッチを同長穴の幅以
上とすると共に、前記長穴のあるバーナ外周全域を金網
で覆って前記長穴の全てを、同金網によって密着して覆
った構成としたものである。
作用 本発明は、上記した構成によって、炎孔を構成する長穴
間隔を長穴の幅以上に確保しているため、2次空気は長
穴全周に供給され、火炎は各長穴上で保炎される完全な
分割火炎となり、短炎化が図れる。又、長穴を密着して
囲繞する金網は、メッシュを選択することにより、消炎
距離を維持でき逆火を完全に防止することができると共
に、金網の赤熱化は火炎の保炎性を向上することにな
る。さらに、炎孔負荷は、長穴の長手方向の寸法を調整
することによって簡単に変更が可能である。
間隔を長穴の幅以上に確保しているため、2次空気は長
穴全周に供給され、火炎は各長穴上で保炎される完全な
分割火炎となり、短炎化が図れる。又、長穴を密着して
囲繞する金網は、メッシュを選択することにより、消炎
距離を維持でき逆火を完全に防止することができると共
に、金網の赤熱化は火炎の保炎性を向上することにな
る。さらに、炎孔負荷は、長穴の長手方向の寸法を調整
することによって簡単に変更が可能である。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図a、bにおいて、バーナ1の断面形状は、上
に凸である。炎孔は、複数の長穴2が、前記バーナ1の
長手方向と直交し、かつ凸部の頂きに配置されている。
長穴2のピッチは、長穴2の幅寸法より大きくしてい
る。また金網3は、メッシュ30〜40程度のものであり長
穴2に密着し、該長穴のあるバーナ外周全域を覆ってい
る。
る。第1図a、bにおいて、バーナ1の断面形状は、上
に凸である。炎孔は、複数の長穴2が、前記バーナ1の
長手方向と直交し、かつ凸部の頂きに配置されている。
長穴2のピッチは、長穴2の幅寸法より大きくしてい
る。また金網3は、メッシュ30〜40程度のものであり長
穴2に密着し、該長穴のあるバーナ外周全域を覆ってい
る。
上記構成において、炎孔を構成する長穴2間隔を長穴2
の幅以上に確保している点と、バーナ1の断面形状が上
に凸である点とによって、2次空気は長穴2全周にわた
り供給できるため、火炎は各長穴2上で形成される分割
火炎となり、短炎化が図れる。金網3は、長穴2に密着
して囲繞し、しかもメッシュを選択することによって、
長穴2だけでは逆火する条件でもこれを完全に防止する
ことができ、かつ金網の赤熱により保炎性も向上する。
の幅以上に確保している点と、バーナ1の断面形状が上
に凸である点とによって、2次空気は長穴2全周にわた
り供給できるため、火炎は各長穴2上で形成される分割
火炎となり、短炎化が図れる。金網3は、長穴2に密着
して囲繞し、しかもメッシュを選択することによって、
長穴2だけでは逆火する条件でもこれを完全に防止する
ことができ、かつ金網の赤熱により保炎性も向上する。
発明の効果 以上のように、本発明のバーナによれば、次の効果が得
られる。
られる。
I.炎孔を複数の長穴とし、しかも同長穴のピッチを選択
することによって、2次空気を同長穴の全周に供給する
が可能となり、火炎を分割でき、短炎火が図れる。
することによって、2次空気を同長穴の全周に供給する
が可能となり、火炎を分割でき、短炎火が図れる。
II.各長穴を金網で密着させて囲繞することによって、
逆火を防止すると共に、保炎性能を向上することができ
る。また燃焼量が少ない場合、炎孔に金網が密着してい
ないと、炎孔から噴出する混合気が金網全体に広がり、
そのため炎孔負荷が急激に減少し、クエンチング現象を
生むことがあって、燃焼量をあまり下げられないが、本
発明ではこのようなことはない。
逆火を防止すると共に、保炎性能を向上することができ
る。また燃焼量が少ない場合、炎孔に金網が密着してい
ないと、炎孔から噴出する混合気が金網全体に広がり、
そのため炎孔負荷が急激に減少し、クエンチング現象を
生むことがあって、燃焼量をあまり下げられないが、本
発明ではこのようなことはない。
III.炎孔を長穴としているため、長穴の長手方向の寸法
を変更するだけで、炎孔負荷の設計変更できる。このた
め、バーナの長手方向寸法を変更することなく、仕様変
更できる。また、金網は長穴のあるバーナ外周全域を覆
う構成としてあるから、金網をバーナに取り付けること
が極めて容易になる。例えば,金網の両端同士を溶接す
れば簡単に炎孔に密着させながらバーナに取り付けるこ
とができる。
を変更するだけで、炎孔負荷の設計変更できる。このた
め、バーナの長手方向寸法を変更することなく、仕様変
更できる。また、金網は長穴のあるバーナ外周全域を覆
う構成としてあるから、金網をバーナに取り付けること
が極めて容易になる。例えば,金網の両端同士を溶接す
れば簡単に炎孔に密着させながらバーナに取り付けるこ
とができる。
第1図a、bは本発明の一実施例を示すバーナの正面図
および平面図、第2図a、bは従来例のバーナを示す正
面図および断面図、第3図a、bは従来例のバーナを示
す断面図および平面図である。 1……バーナ、2……長穴、3……金網
および平面図、第2図a、bは従来例のバーナを示す正
面図および断面図、第3図a、bは従来例のバーナを示
す断面図および平面図である。 1……バーナ、2……長穴、3……金網
Claims (1)
- 【請求項1】断面形状が上に凸なるバーナの炎孔を複数
から成る長穴とし、前記長穴を、前記バーナの長軸方向
と直交し、かつ凸部の頂きに配置し、前記長穴間のピッ
チを同長穴の幅以上とすると共に、前記長穴のあるバー
ナ外周全域を金網で覆って前記長穴の全てを、同金網に
よって密着して覆ったバーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61192316A JPH07111244B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | バ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61192316A JPH07111244B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | バ−ナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6349609A JPS6349609A (ja) | 1988-03-02 |
JPH07111244B2 true JPH07111244B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=16289254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61192316A Expired - Lifetime JPH07111244B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | バ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07111244B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01277105A (ja) * | 1988-04-27 | 1989-11-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 低騒音型バーナ |
JP2666354B2 (ja) * | 1988-04-27 | 1997-10-22 | 松下電器産業株式会社 | 低騒音型バーナ |
JP5159329B2 (ja) * | 2008-01-15 | 2013-03-06 | 株式会社アイホー | 燃焼装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62202910A (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-07 | Toshiba Corp | 燃焼装置 |
-
1986
- 1986-08-18 JP JP61192316A patent/JPH07111244B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6349609A (ja) | 1988-03-02 |
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