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JPH0711108U - 農作業車輌 - Google Patents

農作業車輌

Info

Publication number
JPH0711108U
JPH0711108U JP4446593U JP4446593U JPH0711108U JP H0711108 U JPH0711108 U JP H0711108U JP 4446593 U JP4446593 U JP 4446593U JP 4446593 U JP4446593 U JP 4446593U JP H0711108 U JPH0711108 U JP H0711108U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation lever
shift operation
gear shift
lever
continuously variable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4446593U
Other languages
English (en)
Inventor
周二 田中
浩二 越野
Original Assignee
三菱農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱農機株式会社 filed Critical 三菱農機株式会社
Priority to JP4446593U priority Critical patent/JPH0711108U/ja
Publication of JPH0711108U publication Critical patent/JPH0711108U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速操作レバーに駆動部材を連結すると共
に、変速操作レバーを無段変速作動リンクに接続して変
速操作レバーの操作力を低減し、かつ駆動部材を小型化
できるようにする。 【構成】 走行機体3の側方に配置した変速操作レバー
39を無段変速作動リンク38から立設すると共に、該
変速操作レバー39に着脱自在に駆動部材であるパワー
シリンダ44を連結する。変速操作レバー39の操作量
を検出するポテンションメータ42を設け、このポテン
ションメータ42が検出した操作量に対応して前記パワ
ーシリンダ44を駆動する。これにより、変速操作レバ
ー39の操作力を低減できると共に、電気的に異常が発
生した場合に、パワーシリンダ44を変速操作レバー3
9から取り外して手動操作により変速操作レバー39を
操作させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は田植え機、トラクタなどの農作業車輌に用いて好適な変速装置に係 り、さらに詳しくは無段変速装置の切替え操作を変速操作レバーにより行う農作 業車輌に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の乗用田植え機は、走行機体の進行方向の前進・後退を切替える前後進切 替装置と、前進・後退についてそれぞれ高速・低速走行に無段変速する無段変速 装置とを備え、走行機体の運転席の側方に配置した1本の変速操作レバーの操作 によって前記前後進切替装置および無段変速装置を操作している。
【0003】 また、従来の農作業車輌における無段変速装置には、変速操作レバーの操作性 を向上させるために、例えば変速操作レバーの操作量をポテンションメータによ り検知して電気信号に変換し、この電気信号に基づいて無段変速装置の無段変速 作動リンクを動作させるパワーシリンダーを設けた構成のものがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の農作業車輌にあっては、変速操作レバーと駆 動部材とを別個に設け、変速操作レバーの操作量をパワーシリンダによって無段 変速作動リンクに伝達する構成であるため、無段変速作動リンクをパワーシリン ダの油圧力のみにより動作させるため、大型の油圧装置を必要とし、この油圧装 置の大型化が避けられず、コストの上昇を招いていた。
【0005】 また、エンジン停止時にはポンプによる油圧が発生しないために、無段変速装 置を操作させることは不可能であった。
【0006】 この考案は、上記のような課題を解消するためになされたもので、変速操作レ バーに駆動部材を連結すると共に、変速操作レバーを無段変速作動リンクに接続 して変速操作レバーの操作力を低減し、かつ駆動部材を小型化できるようにした 農作業車輌における無段変速装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記目的を達成するため、考案に係る農作業車輌では、変速操作レバ ー(39)の操作によって無段変速装置(11)を操作して走行機体(3)を走 行させる農作業車輌において、前記変速操作レバー(39)を前記無段変速装置 (11)に連結すると共に、前記変速操作レバー(39)の操作量を検出する移 動量検出手段(42)を該変速操作レバー(39)に取付け、この移動量検出手 段(42)が検出した操作量に対応して前記変速操作レバー(39)を駆動する 補助駆動部材(44)を該変速操作レバー(39)に連結したものである。
【0008】 さらに好ましくは、この考案に係る農作業車両は、補助駆動部材(44)を変 速操作レバー(39)に着脱自在に取付けたものである。
【0009】
【作用】
以上の構成に基づき、変速操作レバー(39)を回動させることにより変速操 作レバー(39)の操作量に対応して移動量検出手段(42)が回動し、これに より補助駆動部材(44)を動作させ、変速操作レバー(39)を介して無段変 速装置(11)を作動させて変速操作させる。
【0010】 さらに、補助駆動部材(44)を変速操作レバー(39)に着脱自在に取付け ることにより移動量検出手段(42)などの電気的異常により補助駆動部材(4 4)が動作不良となった時でも前記補助駆動部材(44)と前記変速操作レバー (39)との連結を取り外すことにより該変速操作レバー(39)の手動操作が 可能となる。
【0011】 なお、上記括弧内の符号は、図面と対照するためのものであるが、何等この考 案を限定するものではない。
【0012】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、変速操作レバーを無段変速装置に連結すると 共に、変速操作レバーに移動量検出手段を取付け、この移動量検出手段が検出し た変速操作レバーの操作量に対応して無段変速装置を動作させるようにしたので 、変速操作レバーの操作力を低減できると共に、補助駆動部材を小型化でき、さ らにエンジン停止時に変速操作レバーを操作しても移動量検出手段が操作量を検 出しないから、補助駆動部材が動作しない。
【0013】 さらに、農作業車輌では、補助駆動部材を変速操作レバーに着脱自在に連結し たので、電気上のトラブルが発生し、補助駆動部材が作動不良となった場合でも 、補助駆動部材を変速操作レバーから取り外せば、手動操作可能となり、そのよ うな電気的トラブル発生時でも変速操作レバーを操作することができる。
【0014】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】 図1乃至図4は、この考案の第1実施例を示す図である。図において、無段変 速装置を有する乗用田植え機Pは、図1に示すように前輪1および後輪2により 支持されている走行機体3を有しており、この走行機体3の前部にはシート4a を有する運転席4が配置されている。また、この運転席4の前方にはステアリン グ5が設けられ、このステアリング5のステアリングコラム5aには図4に示す ようにその内部に田植え機Pの前輪1あるいは後輪2が走行作業中に農業用水路 などに嵌るようなアクシデントが起きた場合に、田植え機Pの転倒を防止するた めにエンジン(図示せず)を緊急停止させるスイッチ49が設けられている。走 行機体3の後部にはリンク6を介して油圧シリンダ装置(図示せず)により昇降 駆動される植付け装置7が支持されており、かつ該植付け装置7は、苗載せ台8 、プランタ9およびフロート10などを備えている。
【0016】 そして、無段変速装置としてのベルト式無段変速装置11は、図2に示すよう にエンジン出力軸12aと前後進切替装置としてのミッションケース13から突 出したミッション入力軸13aとの間に配置されている。このベルト式無段変速 装置11はエンジン出力軸12aに装着された駆動軸側プーリ14およびミッシ ョン入力軸13aに装着された従動軸側プーリ15を有しており、これらの間に Vベルト16が巻回されている。駆動軸側プーリ14および従動軸側プーリ15 は、図2に示すようにそれぞれ固定シーブ17,18および可動シーブ19,2 0からなり、それぞれ固定シーブボス21,22上に可動シーブボス23,24 がキー25により摺動自在に嵌挿されている。駆動軸側プーリ14の軸先端側お よび従動軸側プーリ15のケース側にはそれぞれ変速調節部材26,27が配設 されている。
【0017】 駆動軸側の変速調節部材26は、固定シーブボス21の先端にベアリング28 を介してかつ固定部材29に連結して支持されているローラ支持体30を有して おり、該ローラ支持体30は環状からなると共に、180度位相を隔ててローラ 31が回転自在に支持されている。また、可動シーブボス23上にはベアリング 32を介してカム部材33が回転自在に支持されており、該カム部材33は前記 ローラ31と当接している端面カム部33aを有すると共に、外径方向に延びる アーム部33bを有している。
【0018】 従動軸側の変速調節部材27は、ミッションケース13の外側面に固定されて いるローラ支持体34および可動シーブボス24上にベアリング35を介して回 転自在に支持されているカム部材36を有しており、前記ローラ支持体34は2 個のローラ37を回転自在に支持しており、またカム部材36はローラ37に当 接している端面カム部36aおよび外径方向に延びるアーム部36bを有してい る。
【0019】 そして、前記駆動軸側の変速調節部材26におけるカム部材33のアーム部3 3bと前記従動軸側の変速調節部材27におけるカム部材36のアーム部36b との間には無段変速作動リンク38が介在・連結されている。
【0020】 また、ベルト式無段変速装置11部分からは、変速操作レバー39が運転席5 に向けて上方に延びている。該変速操作レバー39は、図3に示すように基端部 39aとレバー本体39bとからなり、その基端部39aはジョイント40を介 して支点軸41に回動自在に支承され、変速操作レバー39を走行機体3の前後 方向に回動自在に支持している。また、前記ジョイント40には、変速操作レバ ー39の操作量に対応した電気信号を出力する移動量検出手段としてのポテンシ ョンメータ42が取付けられると共に、このポテンションメータ42よりの出力 信号に基づいて制御装置43を介して動作する補助駆動部材としてのパワーシリ ンダ44の一端が前記レバー本体39bに着脱自在に取付けられている。そして 、制御装置43およびパワーシリンダ44の他端は、ステアリングコラム45に 一体的に取付けられたプレート46に取付けられている。
【0021】 前記ジョイント40には、前記変速作動リンク38を作動させる回動アーム4 7が支点軸41を中心に回動自在に取付けられると共に、該回動アーム47の先 端には変速操作レバー39の回動操作より若干の遅れを有して無段変速作動リン ク38を動作させる溝47aが穿設されており、この溝47aにはボルトピン4 8が遊嵌している。
【0022】 次に作用について説明する。
【0023】 ベルト式無段変速装置11を作動させて変速させるために変速操作レバー39 を回動させると、まずポテンションメータ42が回動し、変速操作レバー39の 操作量を電気信号として制御装置43に供給することになる。これにより、制御 装置43は変速操作レバー39の操作量に対応した量だけパワーシリンダ44を 進退することになり、パワーシリンダ44は、変速操作レバー39の回動操作を 補助することになる。そして、変速操作レバー39の操作量を電気信号として検 知してこれに伴うパワーシリンダ44の進退によって変速操作レバー39を回動 させ、ジョイント40を介して回動アーム47を揺動させる。この場合、回動ア ーム47の先端の溝47aは、ボルトピン48を遊嵌させているために、変速操 作レバー39の回動量を、まずポテンションメータ42が検出し、制御装置43 を介してパワーシリンダ44を進退させた後に、変速操作レバー39により回動 アーム47を介して無段変速作動リンク38を作動させる。また、無段変速作動 リンク38を作動させるためのパワーシリンダ44の進退に伴う作動力が変速操 作レバー39を回動させるので、前記変速操作レバー39を回動させるわずかな 操作力により回動アーム47を介して無段変速作動リンク38を作動させること ができ、これにより駆動軸側のカム部材33と従動軸側のカム部材36とを相対 的に作動させて変速操作を行う。
【0024】 次に、この考案に係る第2実施例を図5に基づいて説明する。
【0025】 図5に示す実施例は、変速操作レバー39のレバー本体39bに連結されて変 速操作レバー39の回動操作を補助する補助駆動部材として第1実施例のパワー シリンダに替えてワイパーモータ50を用いたもので、ワイパーモータ50は、 減速歯車機構51の減速側の歯車51aに操作アーム52の一端を接続すると共 に、他端を変速操作レバー39に連結したものである。すなわち、このワイパー モータ50は、ポテンションメータ42が検出した変速操作レバー39の回動操 作量を制御装置43により検出し、制御装置43よりの電気信号に基づいてワイ パーモータ50を回転させ、この回転を減速歯車機構51により減速したのちに 操作アーム52を介して変速操作レバー39を回動させるものである。
【0026】 なお、前述の農作業車輌である田植え機Pをトラックなどで搬送させる場合に は、トラックの荷台53aに対して田植え機Pなどの農作業車輌を乗降させる際 に、田植え機Pがトラックの荷台53aあるいは荷台と道路との間に架設される 架設路体53bから脱輪する恐れがある。そこで、トラックの荷台53aおよび 架設路体53bに脱輪防止用警報装置を設けて田植え機Pの脱輪を防止すること が必要である。この脱輪防止用警報装置は、図6に示すように荷台53aおよび 架設路体53bの端部にリミットスイッチ54aおよびこのリミットスイッチ5 4aを覆ってこれへの塵埃や水分の浸入を防止するゴム54bからなるスイッチ 部54を設けると共に、このスイッチ部54に制御回路55を接続し、この制御 回路55にリミットスイッチ54aが閉成された時に警報ランプ56aおよび警 報ブザー56bが警報を発するようにした構成である。そして、田植え機Pの前 輪1あるいは後輪2が荷台53aのスイッチ部54上に乗ってリミットスイッチ 54aが閉成されると、制御回路56を介して警報ランプ56aおよび警報ブザ ー56bが警報を発して脱輪の危険性があることを報知する。なお、制御回路5 5には警報ランプ56aおよび警報ブザー56bの動作をリセットするリセット スイッチ57が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】無段変速装置を搭載した乗用田植え機を示す側
面図である。
【図2】無段変速装置を示す断面図である。
【図3】この考案に係る農作業車輌における無段変速装
置の第1実施例を示し、(a)はその側面図、(b)は
その正面図である。
【図4】無段変速装置を搭載した乗用田植え機のステア
リングおよびその周辺の操作装置を示す側面図である。
【図5】この考案に係る農作業車輌における無段変速装
置の第2実施例を示す側面図である。
【図6】トラックの荷台に架設された架設路体を架設し
た状態を示す平面図である。
【図7】脱輪防止用警報装置のスイッチ部を示す断面図
である。
【図8】スイッチ部に車輪が乗った状態の断面図であ
る。
【図9】脱輪防止用警報装置を示す回路図である。
【図10】脱輪防止用警報装置を示す側面図である。
【符号の説明】
3 走行機体 5 ステアリング 11 無段変速装置(ベルト式無段変速装置) 13 前後進切替装置(ミッションケース) 38 無段変速作動リンク 39 変速操作レバー 42 移動量検出手段(ポテンションメータ) 44 パワーシリンダ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速操作レバーの操作によって無段変速
    装置を操作して前記走行機体を走行させる農作業車輌に
    おいて、 前記変速操作レバーを前記無段変速装置に連結すると共
    に、前記変速操作レバーの操作量を検出する移動量検出
    手段を該変速操作レバーに取付け、この移動量検出手段
    が検出した操作量に対応して前記変速操作レバーを駆動
    する補助駆動部材を該変速操作レバーに連結したことを
    特徴とする農作業車輌。
  2. 【請求項2】 補助駆動部材を変速操作レバーに着脱自
    在に取付けたことを特徴とする請求項1記載の農作業車
    輌。
JP4446593U 1993-07-22 1993-07-22 農作業車輌 Pending JPH0711108U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4446593U JPH0711108U (ja) 1993-07-22 1993-07-22 農作業車輌

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4446593U JPH0711108U (ja) 1993-07-22 1993-07-22 農作業車輌

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Publication Number Publication Date
JPH0711108U true JPH0711108U (ja) 1995-02-21

Family

ID=12692249

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4446593U Pending JPH0711108U (ja) 1993-07-22 1993-07-22 農作業車輌

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