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JPH071059A - 薄板材料の位置決め方法及び装置 - Google Patents

薄板材料の位置決め方法及び装置

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Publication number
JPH071059A
JPH071059A JP14353793A JP14353793A JPH071059A JP H071059 A JPH071059 A JP H071059A JP 14353793 A JP14353793 A JP 14353793A JP 14353793 A JP14353793 A JP 14353793A JP H071059 A JPH071059 A JP H071059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin plate
plate material
positioning
bodies
positioning table
Prior art date
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Granted
Application number
JP14353793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2972489B2 (ja
Inventor
Masayuki Kishi
正行 貴志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP5143537A priority Critical patent/JP2972489B2/ja
Publication of JPH071059A publication Critical patent/JPH071059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2972489B2 publication Critical patent/JP2972489B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は薄板材料の位置決め方法及び装置に
関し、特に、うねりを有する薄板材料を、うねりを修正
した状態で位置決めし、高精度なプレス加工を行うこと
を特徴とする。 【構成】 本発明による薄板材料の位置決め方法及び装
置は、位置決め台(5)上に載置された薄板材料(2)を複数
の押し体(6a,6b)を介して水平方向の位置決めをし、こ
の押し体(6a,6b)を下降させて押圧することによりうね
りを修正し、この位置決め台(5)の吸着パッド(11)によ
り吸着して位置決めを行う構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄板材料の位置決め方
法及び装置に関し、特に、うねりを有する薄板材料を、
うねりを修正した状態で位置決めし、高精度なプレス加
工を行うための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の薄板材料
の位置決め方法及び装置としては、例えば、図6で示す
構成が一般に採用されていた。すなわち、図6において
符号1で示されるものは、多数の薄板材料2を積層した
状態で保持した保持台であり、この保持体1上の薄板材
料2は、図示しない吸着型ロボットによるロボット搬送
手段3を介して位置決め装置4の位置決め台5上に搬送
される。
【0003】前述の位置決め台5上に搬送された薄板材
料2は、この位置決め装置4の押し体6により位置決め
され、この位置決め後の薄板材料2は再びロボット搬送
手段3を介してプレス7の金型8上に搬送されてプレス
加工される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の薄板材料の位置
決め方法及び装置は、以上のように構成されていたた
め、次のような課題が存在していた。すなわち、前述の
従来構成の場合、薄板材料である例えば鉄板の厚さが
0.6mm 以上の場合には、鉄板自体にうねりやそり等を
生じないため位置決めが可能である。しかし、0.6mm
及びそれ以下の場合には、鉄板にそりやうねり等の歪み
が発生するため、前述の縦方向にストレートな形状の押
し体では水平方向のみの押えしかできず、垂直方向すな
わち上からの押圧ができなかった。そのため、うねりを
有する鉄板の場合には正確な位置決めを行うことはでき
ず、高精度なプレス加工も不可能であった。例えば、3
00mm×300mmで厚さが0.6mmの鉄板では、ロール
材から切断していると共にその他の内部応力の開放によ
り、約20mm程度のうねりやそりが存在し、前述による
従来構成では、このうねりやそりを修正して位置決めす
ることは不可能であった。また、このうねりを修正する
ためには、別に設けた押え機構が必要となり、この場合
には、ロボット搬送が不可能となっていた。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、うねりを有する薄板材料
を、うねりを修正した状態で位置決めし、高精度なプレ
ス加工を行うようにした薄板材料の位置決め方法及び装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による薄板材料の
位置決め方法は、位置決め台上に載置された薄板材料を
複数の押し体を介して水平方向の位置決めをする第1工
程と、前記押し体を下降させて前記薄板材料のうねりを
修正する第2工程と、前記位置決め台の吸着パッドによ
り前記薄板材料を吸着する第3工程とよりなる方法であ
る。
【0007】本発明による薄板材料の位置決め装置は、
位置決め台上に載置された薄板材料を位置決めするよう
にした薄板材料の位置決め装置において、前記位置決め
台に設けられた吸着パッドと、前記位置決め台の第1、
第2側部側に配設され第1方向に移動する一対の第1、
第2押し体と、前記各押し体に設けられたL型部材と、
前記各押し体を有し上下動自在に設けられた上下体と、
前記位置決め台の前記各側部と直交する第3側部に位置
するストッパと、前記第3側部と対向する第4側部側に
移動自在に位置する第3押し体とを備えた構成である。
【0008】さらに詳細には、前記上下体は、この上下
体の下方に位置する固定体に設けられたクランプ用シリ
ンダにて下降するようにした構成である。
【0009】
【作用】本発明による薄板材料の位置決め方法及び装置
において、位置決め台上に薄板材料を投入すると共に、
第1押し体とストッパを前進させることにより、位置決
め台の角部に基準コーナが形成される。次に、第2押し
体を押すことにより横送り開始となり、続いてクランプ
用シリンダを下降させることにより第1、第2押し体が
下降して薄板材料が上から押えられ、うねりが修正され
る。さらに、前記ストッパと対向する第3押し体を押す
ことにより薄板材料は前記基準コーナに押し当てられ
る。次に、位置決め台の吸着パッドによって薄板材料を
吸着することにより下吸着開始となり、前述の各押し体
及びストッパを前進させている各シリンダの作動を解放
することにより薄板材料の位置決め完了となる。この位
置決め完了後の薄板材料は、ロボット搬送によってプレ
ス機に搬送される。
【0010】
【実施例】以下、図面と共に本発明による薄板材料の位
置決め方法及び装置の好適な実施例について詳細に説明
する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を
付して説明する。図1から図3において符号5で示され
るものは位置決め台であり、この位置決め台5に形成さ
れた複数の孔5a内には、真空発生装置10に接続され
た吸着パッド11が内設されている。
【0011】前記位置決め台5の互いに対向する第1、
第2側部20,21側には、第1シリンダ6Aにより水
平方向である第1方向Aに沿って作動する第1押し体6
及び第2シリンダ6Bによりこの第1方向Aに沿って作
動する第2押し体6aが配設されている。また、この第
1、第2側部20,21と直交する第3、第4側部2
2,23側には、第3シリンダ6Cにより前記第1方向
Aと直交する第2方向Bに沿って作動する爪状の第3押
し体6c及び第4シリンダ6Dによりこの第2方向Bに
沿って作動するストッパ6dが配設されている。
【0012】前記第1、第2押し体6a,6b及びスト
ッパ6dは、何れも図2で示すようにその上部にL型部
材30を有し、このL型部材30により薄板材料2を上
から押えることができるように構成されている。
【0013】前記第1、第2、第3押し体6a,6b,
6c及びストッパ6d及び各シリンダ6A〜6Dは、何
れも、図2に示すように、上下体40上に設けられてお
り、この上下体40は、この上下体40の下方に位置す
る固定体50に設けられたクランプ用シリンダ6Eによ
りロッド51及びガイド棒52を介して矢印Cの方向に
沿って上下動できるように構成されている。
【0014】次に、前述の構成において、薄板材料2を
位置決めする方法について図5と共に述べる。まず、位
置決め台5上にワークである厚さ0.6mm又はそれ以下
の鉄板からなる薄板材料2を投入(第1ステップ60)
し、第1、第4シリンダ6A,6Dを前進させて第1押
し体6aとストッパ6dにより基準コーナ70を形成す
る基準コーナ形成(第2ステップ61)を行う。
【0015】次に、第2シリンダ6Bを前進させて薄板
材料2の横送り開始(第3ステップ62)を行い、さら
に、クランプ用シリンダ6Eを介して上下体40を下降
させることにより、第1、第2押し体6a,6bとスト
ッパ6dの各L型部材30が薄板材料2の周縁を押える
ため、薄板材料2のうねり(図4で示すうねり高さH)
等が修正(第4ステップ63)される。
【0016】次に、爪状の第3押し体6cを第3シリン
ダ6Cを介して前進(第5ステップ64)させると、薄
板材料2のワーク用基準コーナ2aが前記第1押し体6
aとストッパ6dにより形成された基準コーナ70に押
し当てられる基準コーナ押し当て(第6ステップ65)
が完了する。
【0017】次に、各吸着パッド11を介して薄板材料
2を吸着して下吸着開始(第7ステップ66)が開始さ
れ、各シリンダ6A,6B,6C,6Dを解放すると、
薄板材料2は位置決め台5上においてワーク固定(第8
ステップ67)となり、位置決め台2上における薄板材
料の位置決め完了(第9ステップ68)となる。
【0018】従って、前述のように、位置決め台5上に
位置決めされた薄板材料2は、図示しないロボット搬送
手段により、次々にプレス(図示せず)でプレス加工す
ることができる。なお、前述の各押し体6a,6bとス
トッパ6dのL型部材30は、図3に示すように、非押
圧時はうねり高さ+αからなる高さh1に位置し、下降
して薄板材料2を押圧した場合は、薄板材料2の板厚+
1又は2mmの高さh2となるように設定されている。
【0019】なお、前述の実施例における第1、第2押
し体6a,6b及びストッパ6dは、上下体40に載置
してクランプ用シリンダ6Eによって同時に下降するよ
うに構成した場合について述べたが、この構成に限るこ
となく、例えば、各々独立して上下動用のシリンダを設
けて上下動するように構成した場合も前述と同様の作用
を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明による薄板材料の位置決め方法及
び装置は、以上のように構成されているため、次のよう
な効果を得ることができる。すなわち、位置決め台上の
薄板材料を複数の押し体とストッパにより水平方向の位
置決めを行った後、各押し体を下降させて薄板材料を押
えることによりうねりを修正すると共に、吸着パッドに
より吸着するため、水平方向の位置決めと、うねりの修
正が同時に達成され、0.6mm以下の薄板でも完全な位
置決めを行い、高精度のプレス加工を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による薄板材料の位置決め方法に適用す
る装置を示す平面図である。
【図2】図1の概略正面図である。
【図3】図1の要部を示す拡大断面図である。
【図4】薄板材料のうねりを示す構成図である。
【図5】フローチャートである。
【図6】従来構成を示す構成図である。
【符号の説明】
2 薄板材料 5 位置決め台 6a,6b 第1、第2押し体 6c 第3押し体 6d ストッパ 6E クランプ用シリンダ 11 吸着パッド 20,21 第1、第2側部 22 第3側部 23 第4側部 30 L型部材 40 上下体 50 固定体 A 第1方向 B 第2方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置決め台(5)上に載置された薄板材料
    (2)を複数の押し体(6a,6b)を介して水平方向の位置決め
    をする第1工程と、前記押し体(6a,6b)を下降させて前
    記薄板材料(2)のうねりを修正する第2工程と、前記位
    置決め台(5)の吸着パッド(11)により前記薄板材料(2)を
    吸着する第3工程とよりなることを特徴とする薄板材料
    の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 位置決め台(5)上に載置された薄板材料
    (2)を位置決めするようにした薄板材料の位置決め装置
    において、前記位置決め台(5)に設けられた吸着パッド
    (11)と、前記位置決め台(5)の第1、第2側部(20,21)側
    に配設され第1方向(A)に移動する一対の第1、第2押
    し体(6a,6b)と、前記各押し体(6a,6b)に設けられたL型
    部材(30)と、前記各押し体(6a,6b)を有し上下動自在に
    設けられた上下体(40)と、前記位置決め台(5)の前記各
    側部(20,21)と直交する第3側部(22)側に位置するスト
    ッパ(6d)と、前記第3側部(22)と対向する第4側部(23)
    側に移動自在に位置する第3押し体(6c)とを備えたこと
    を特徴とする薄板材料の位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記上下体(40)は、この上下体(40)の下
    方に位置する固定体(50)に設けられたクランプ用シリン
    ダ(6E)にて下降するように構成されていることを特徴と
    する薄板材料の位置決め装置。
JP5143537A 1993-06-15 1993-06-15 薄板材料の位置決め装置 Expired - Lifetime JP2972489B2 (ja)

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JPH071059A true JPH071059A (ja) 1995-01-06
JP2972489B2 JP2972489B2 (ja) 1999-11-08

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142754A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Fuji Eng Kk ワーク位置決め装置
KR101493913B1 (ko) * 2013-11-13 2015-02-16 (주)제이케이씨코리아 시트 커팅 장치
US9433994B2 (en) 2012-10-24 2016-09-06 Honda Motor Co., Ltd. Centering device for plate-shaped workpiece

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008142754A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Fuji Eng Kk ワーク位置決め装置
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KR101493913B1 (ko) * 2013-11-13 2015-02-16 (주)제이케이씨코리아 시트 커팅 장치

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