JPH07101924B2 - 映像信号のノイズ除去装置 - Google Patents
映像信号のノイズ除去装置Info
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- JPH07101924B2 JPH07101924B2 JP26976187A JP26976187A JPH07101924B2 JP H07101924 B2 JPH07101924 B2 JP H07101924B2 JP 26976187 A JP26976187 A JP 26976187A JP 26976187 A JP26976187 A JP 26976187A JP H07101924 B2 JPH07101924 B2 JP H07101924B2
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- spatial frequency
- video signal
- motion
- frequency component
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 2
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- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 claims 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
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- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 230000016776 visual perception Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/80—Details of filtering operations specially adapted for video compression, e.g. for pixel interpolation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/21—Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、映像信号のノイズ除去装置に関し、特にフレ
ームメモリを用いた巡回型フィルタによって構成されて
映像信号に含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去装
置に関するものである。
ームメモリを用いた巡回型フィルタによって構成されて
映像信号に含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去装
置に関するものである。
背景技術 映像信号はフレーム周期で画像情報が繰り返される信号
であり、フレーム間の自己相関が非常に強い。一方、映
像信号に含まれるノイズ成分は一般にフレーム相関が殆
どないことから、映像信号を時間的にフレーム周期毎に
平均すると、信号成分のエネルギーは殆ど変化しないで
ノイズ成分のエネルギーのみが低下することになる。か
かる事実に鑑みなされたノイズ除去装置があり、その基
本型の構成の一例を第2図に示す。
であり、フレーム間の自己相関が非常に強い。一方、映
像信号に含まれるノイズ成分は一般にフレーム相関が殆
どないことから、映像信号を時間的にフレーム周期毎に
平均すると、信号成分のエネルギーは殆ど変化しないで
ノイズ成分のエネルギーのみが低下することになる。か
かる事実に鑑みなされたノイズ除去装置があり、その基
本型の構成の一例を第2図に示す。
第2図において、放送波から取り出されたり、記録媒体
から読み取られたりして得られる映像信号は、A/D(ア
ナログ/ディジタル)変換器1でディジタル化されて減
算器2の一入力となる。減算器2の減算出力は乗算器3
で係数αが乗ぜられて加算器4の一入力となる。加算器
4の加算出力はそのままD/A(ディジタル/アナログ)
変換器5でアナログ化されて映像信号出力となると共
に、フレームメモリ6に供給されて1フレーム分のデー
タが記憶されることによって1フレーム相当期間だけ遅
延される。この遅延映像信号はクロマインバータ7にお
いてNTSC方式でのフレーム毎のクロマ成分の位相反転に
基づいてクロマ成分のみが反転されてフレーム毎のクロ
マ位相が合わせられたのち、減算器2及び加算器4の各
他入力となる。以上により、フレームメモリを用いた巡
回型フィルタ8Bが構成される。
から読み取られたりして得られる映像信号は、A/D(ア
ナログ/ディジタル)変換器1でディジタル化されて減
算器2の一入力となる。減算器2の減算出力は乗算器3
で係数αが乗ぜられて加算器4の一入力となる。加算器
4の加算出力はそのままD/A(ディジタル/アナログ)
変換器5でアナログ化されて映像信号出力となると共
に、フレームメモリ6に供給されて1フレーム分のデー
タが記憶されることによって1フレーム相当期間だけ遅
延される。この遅延映像信号はクロマインバータ7にお
いてNTSC方式でのフレーム毎のクロマ成分の位相反転に
基づいてクロマ成分のみが反転されてフレーム毎のクロ
マ位相が合わせられたのち、減算器2及び加算器4の各
他入力となる。以上により、フレームメモリを用いた巡
回型フィルタ8Bが構成される。
この巡回型フィルタ8Bにおいて、係数αは0<α≦1の
値をとり、α=1ではノイズ除去効果はなく、入力映像
信号xがそのまま出力映像信号vとなってしまう。逆
に、α≒0では全帰還巡回型フィルタとなり、ノイズ除
去効果が最も大きくなる。第3図にα=0.5のときの巡
回型フィルタ8Bの入出力利得特性が示されており、本図
から明らかなように、巡回型フィルタ8Bは時間方向(フ
レーム方向)のローパスフィルタ特性を有し、図の斜線
部のノイズを除去できることになる。
値をとり、α=1ではノイズ除去効果はなく、入力映像
信号xがそのまま出力映像信号vとなってしまう。逆
に、α≒0では全帰還巡回型フィルタとなり、ノイズ除
去効果が最も大きくなる。第3図にα=0.5のときの巡
回型フィルタ8Bの入出力利得特性が示されており、本図
から明らかなように、巡回型フィルタ8Bは時間方向(フ
レーム方向)のローパスフィルタ特性を有し、図の斜線
部のノイズを除去できることになる。
ところで、画像には動きがあり、この動き部分では映像
信号のフレーム間の相関が小さい。したがって、αを小
さく設定した際に、動画部で第3図の斜線図に動き成分
が存在すると、この動き成分が減衰されるために画面に
動きによるいわゆるぼけの現象が起こる。このぼけの現
象をなくすために、従来、減算器2の減算出力であるフ
レーム間差信号pに基づいて画像の動きを検出する動き
検出器9を設け、フレーム間差信号pのレベルに応じて
αの値を制御するようになっている。そして、静止画部
では、αの値を小さく設定することによりノイズを除去
でき、動画部では、αの値を大きく設定することによ
り、上記ぼけの現象を抑えることができるのである。
信号のフレーム間の相関が小さい。したがって、αを小
さく設定した際に、動画部で第3図の斜線図に動き成分
が存在すると、この動き成分が減衰されるために画面に
動きによるいわゆるぼけの現象が起こる。このぼけの現
象をなくすために、従来、減算器2の減算出力であるフ
レーム間差信号pに基づいて画像の動きを検出する動き
検出器9を設け、フレーム間差信号pのレベルに応じて
αの値を制御するようになっている。そして、静止画部
では、αの値を小さく設定することによりノイズを除去
でき、動画部では、αの値を大きく設定することによ
り、上記ぼけの現象を抑えることができるのである。
しかしながら、このように構成された従来装置では、動
画部においてぼけの現象による画質劣化を抑えるために
は、ノイズ除去効率を犠牲にしなければならないため、
十分なノイズ除去効果と動きによるぼけの軽減を両立さ
せることは困難であった。すなわち、動画部でαの値を
大きく設定すると、ノイズ除去効率が犠牲となることに
より、ノイズが浮きでてしまう現象が起こることにな
る。
画部においてぼけの現象による画質劣化を抑えるために
は、ノイズ除去効率を犠牲にしなければならないため、
十分なノイズ除去効果と動きによるぼけの軽減を両立さ
せることは困難であった。すなわち、動画部でαの値を
大きく設定すると、ノイズ除去効率が犠牲となることに
より、ノイズが浮きでてしまう現象が起こることにな
る。
発明の概要 本発明は、上記のような従来のものの欠点を除去すべく
なされたもので、動きによるぼけの現象を軽減しかつ動
画部においても十分なノイズ除去効果を得ることが可能
な映像信号のノイズ除去装置を提供することを目的とす
る。
なされたもので、動きによるぼけの現象を軽減しかつ動
画部においても十分なノイズ除去効果を得ることが可能
な映像信号のノイズ除去装置を提供することを目的とす
る。
本発明による映像信号のノイズ除去装置は、映像信号を
所定期間だけ遅延せしめる遅延手段を有する巡回型フィ
ルタによって構成されたノイズ除去装置であって、巡回
型フィルタにおける巡回成分中の所定空間周波数成分の
他の空間周波数成分に対する割合を動き検出出力に基づ
いて制御する構成となっている。
所定期間だけ遅延せしめる遅延手段を有する巡回型フィ
ルタによって構成されたノイズ除去装置であって、巡回
型フィルタにおける巡回成分中の所定空間周波数成分の
他の空間周波数成分に対する割合を動き検出出力に基づ
いて制御する構成となっている。
実 施 例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
本発明の一実施例を示す第1図において、第2図と同等
部分は同一符号により示されており、基本的には、巡回
型フィルタ8Aの構成が第2図のそれと異なっている。巡
回型フィルタ8Aにおいて、その巡回成分であるフレーム
間差信号pは空間LPF(ローパスフィルタ)10及び空間H
PF(ハイパスフィルタ)11に供給される。第4図には空
間LPF10の構成の一例が示されており、この空間LPF10で
は、フレーム間差信号pが先ず垂直LPF10aを通り、続い
て水平LPF10bを通ることによって低域空間周波数成分r
が分離される。空間HPF11は空間LPF10と逆特性となって
おり、フレーム間差信号pから高域空間周波数成分sを
分離する。空間LPF10で分離された低域空間周波数成分
rは乗算器12で係数α又は1が乗ぜられて加算器13の一
入力となり、空間HPF11で分離された高域空間周波数成
分sは乗算器14で係数αが乗ぜられて加算器13の他入力
となる。
部分は同一符号により示されており、基本的には、巡回
型フィルタ8Aの構成が第2図のそれと異なっている。巡
回型フィルタ8Aにおいて、その巡回成分であるフレーム
間差信号pは空間LPF(ローパスフィルタ)10及び空間H
PF(ハイパスフィルタ)11に供給される。第4図には空
間LPF10の構成の一例が示されており、この空間LPF10で
は、フレーム間差信号pが先ず垂直LPF10aを通り、続い
て水平LPF10bを通ることによって低域空間周波数成分r
が分離される。空間HPF11は空間LPF10と逆特性となって
おり、フレーム間差信号pから高域空間周波数成分sを
分離する。空間LPF10で分離された低域空間周波数成分
rは乗算器12で係数α又は1が乗ぜられて加算器13の一
入力となり、空間HPF11で分離された高域空間周波数成
分sは乗算器14で係数αが乗ぜられて加算器13の他入力
となる。
乗算器12の係数(α又は1)は係数発生器15において動
き検出器9の検出出力に基づいて設定され、動き検出器
9で動画部と判定されたとき係数1、静止画部と判定さ
れたとき係数αとなる。係数αの値は例えばα=0.5に
固定とされる。これにより、高域空間周波数成分(垂
直、水平方向の高域成分)は絶えずループ内を係数αが
乗ぜられた成分として巡回し、時間方向(フレーム方
向)において第3図に示すような特性となる。一方、低
域空間周波数成分は動画部ではそのまま、静止画部では
第3図に示すような特性のものとして、係数αが乗ぜら
れた高域空間周波数成分に混合されることになる。すな
わち、巡回成分中の低域空間周波数成分の高域空間周波
数成分に対する割合が、動き検出出力に基づいて動画部
と静止画部とで制御されることになる。動き検出器9
は、従来例の場合と同様に、フレーム間差信号pに基づ
いて画像の動きを検出する。加算器13の加算出力は巡回
成分として加算器4に供給される。
き検出器9の検出出力に基づいて設定され、動き検出器
9で動画部と判定されたとき係数1、静止画部と判定さ
れたとき係数αとなる。係数αの値は例えばα=0.5に
固定とされる。これにより、高域空間周波数成分(垂
直、水平方向の高域成分)は絶えずループ内を係数αが
乗ぜられた成分として巡回し、時間方向(フレーム方
向)において第3図に示すような特性となる。一方、低
域空間周波数成分は動画部ではそのまま、静止画部では
第3図に示すような特性のものとして、係数αが乗ぜら
れた高域空間周波数成分に混合されることになる。すな
わち、巡回成分中の低域空間周波数成分の高域空間周波
数成分に対する割合が、動き検出出力に基づいて動画部
と静止画部とで制御されることになる。動き検出器9
は、従来例の場合と同様に、フレーム間差信号pに基づ
いて画像の動きを検出する。加算器13の加算出力は巡回
成分として加算器4に供給される。
なお、本実施例では、係数αの値を例えばα=0.5に固
定としたが、場合によっては第2図に示す従来装置と同
様に動き検出器9の検出出力に応じてαの値を変化され
る方法を併用することも可能である。
定としたが、場合によっては第2図に示す従来装置と同
様に動き検出器9の検出出力に応じてαの値を変化され
る方法を併用することも可能である。
かかる構成において、動き検出器9で静止画部と判定さ
れたときには、係数発生器15によって乗算器12の係数が
αに設定されることにより、巡回型フィルタ8Aが第2図
の巡回型フィルタ8Bと同様に第3図に示す如き時間方向
(フレーム方向)のローパスフィルタ特性を示し、図の
斜線部のノイズを除去できることになる。一方、動き検
出器9で動画部と判定された場合には、乗算器12の係数
が1に設定されることにより、フレーム間差信号pから
分離された低域空間周波数成分がそのまま、係数αが乗
ぜられた高域空間周波数成分に混合されることになる。
れたときには、係数発生器15によって乗算器12の係数が
αに設定されることにより、巡回型フィルタ8Aが第2図
の巡回型フィルタ8Bと同様に第3図に示す如き時間方向
(フレーム方向)のローパスフィルタ特性を示し、図の
斜線部のノイズを除去できることになる。一方、動き検
出器9で動画部と判定された場合には、乗算器12の係数
が1に設定されることにより、フレーム間差信号pから
分離された低域空間周波数成分がそのまま、係数αが乗
ぜられた高域空間周波数成分に混合されることになる。
したがって、動画部では、視覚上、減衰されることによ
って主にぼけを発生させる低域空間周波数成分がそのま
ま出力されるので、動きによるぼけの大幅な軽減が可能
となり、また特に視覚上気になる垂直、水平方向の高域
にあるノイズ成分はフレーム間相関を利用して除去され
るため、動画部での特性として十分なノイズ除去効果を
得ることができることになる。
って主にぼけを発生させる低域空間周波数成分がそのま
ま出力されるので、動きによるぼけの大幅な軽減が可能
となり、また特に視覚上気になる垂直、水平方向の高域
にあるノイズ成分はフレーム間相関を利用して除去され
るため、動画部での特性として十分なノイズ除去効果を
得ることができることになる。
なお、上記実施例においては、フレーム相関を利用した
ノイズ除去装置としたが、フィールド相関を利用したノ
イズ除去装置としても良く、フレームメモリ6として、
1フィールドメモリ又は2フレームメモリを用いる構成
でも、同等の効果が得られる。
ノイズ除去装置としたが、フィールド相関を利用したノ
イズ除去装置としても良く、フレームメモリ6として、
1フィールドメモリ又は2フレームメモリを用いる構成
でも、同等の効果が得られる。
また、上記実施例では、巡回成分中の低域空間周波数成
分の高域空間周波数成分に対する割合を動き検出出力に
基づいて制御する構成について述べたが、巡回成分を低
域、中域、高域空間周波数成分に分け、低域、中域空間
周波数成分を動き検出出力に基づく所定の混合比で高域
空間周波数成分に混合する構成とすることも可能であ
る。
分の高域空間周波数成分に対する割合を動き検出出力に
基づいて制御する構成について述べたが、巡回成分を低
域、中域、高域空間周波数成分に分け、低域、中域空間
周波数成分を動き検出出力に基づく所定の混合比で高域
空間周波数成分に混合する構成とすることも可能であ
る。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、巡回型フィルタ
における巡回成分中の所定空間周波数成分の他の空間周
波数成分に対する割合を動き検出出力に基づいて制御す
ることにより、動きによるぼけを視覚上支障のないレベ
ルにすると共に、高域ノイズに対してはフレーム間相関
を利用してノイズ除去を行なうので、動画部において動
きによるぼけの現象を軽減し、しかも十分なノイズ除去
効果を得ることができる。
における巡回成分中の所定空間周波数成分の他の空間周
波数成分に対する割合を動き検出出力に基づいて制御す
ることにより、動きによるぼけを視覚上支障のないレベ
ルにすると共に、高域ノイズに対してはフレーム間相関
を利用してノイズ除去を行なうので、動画部において動
きによるぼけの現象を軽減し、しかも十分なノイズ除去
効果を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
従来例を示すブロック図、第3図はα=0.5のときの巡
回型フィルタの入出力特性を示す図、第4図は第1図に
おける空間LPFの構成の一例を示すブロック図、第5図
はフレーム間差信号の特性図である。 主要部分の符号の説明 3,12,14……乗算器 4,13……加算器、6……フレームメモリ 8A,8B……巡回型フィルタ 9……動き検出器、10……空間LPF 11……空間HPF、15……係数発生器
従来例を示すブロック図、第3図はα=0.5のときの巡
回型フィルタの入出力特性を示す図、第4図は第1図に
おける空間LPFの構成の一例を示すブロック図、第5図
はフレーム間差信号の特性図である。 主要部分の符号の説明 3,12,14……乗算器 4,13……加算器、6……フレームメモリ 8A,8B……巡回型フィルタ 9……動き検出器、10……空間LPF 11……空間HPF、15……係数発生器
Claims (1)
- 【請求項1】映像信号を所定時間だけ遅延せしめて遅延
映像信号を生成する遅延手段を含む巡回型フィルタを含
んで前記映像信号中のノイズを除去するノイズ除去装置
であって、 前記映像信号と前記遅延手段とによって生成された前記
遅延映像信号との差信号を生成する差検出手段と、 前記差信号に基づいて像の動きを検出する動き検出手段
と、 前記動き検出手段の検出出力に基づいて前記差信号中に
含まれる複数の空間周波数成分についての各巡回係数を
調整する制御手段とからなり、 前記巡回型フィルタは低空間周波数通過フィルタ及び高
空間周波数通過フィルタとからなって前記複数の空間周
波数成分として前記差信号の低空間周波数及び高空間周
波数成分を生成し、前記低及び高空間周波数成分には各
巡回係数が乗算せしめられ、 前記制御手段は、前記動き検出手段が像の動きを検出し
ている間には前記低空間周波数成分に対応する巡回係数
を変化せしめて前記空間周波数成分における前記低空間
周波数成分の割合を減少せしめる一方、前記高空間周波
数成分に対応する巡回係数は前記動き検出手段の動き検
出如何に拘らず一定に維持することを特徴とする映像信
号のノイズ除去装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26976187A JPH07101924B2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 映像信号のノイズ除去装置 |
US07/209,929 US4860104A (en) | 1987-10-26 | 1988-06-22 | Noise eliminating apparatus of a video signal utilizing a recursive filter having spatial low pass and high pass filters |
DE3851683T DE3851683T2 (de) | 1987-10-26 | 1988-06-27 | Vorrichtung zur Rauschunterdrückung in einem Videosignal. |
EP19880305929 EP0314269B1 (en) | 1987-10-26 | 1988-06-27 | Noise eliminating apparatus of video signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26976187A JPH07101924B2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 映像信号のノイズ除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01112873A JPH01112873A (ja) | 1989-05-01 |
JPH07101924B2 true JPH07101924B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=17476782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26976187A Expired - Lifetime JPH07101924B2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 映像信号のノイズ除去装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4860104A (ja) |
EP (1) | EP0314269B1 (ja) |
JP (1) | JPH07101924B2 (ja) |
DE (1) | DE3851683T2 (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63232577A (ja) * | 1987-03-19 | 1988-09-28 | Sony Corp | ノイズ低減回路 |
JPH01233825A (ja) * | 1988-03-14 | 1989-09-19 | Victor Co Of Japan Ltd | 巡回型ノイズリデューサ回路 |
JP2752085B2 (ja) * | 1988-05-12 | 1998-05-18 | 株式会社東芝 | 画像表示装置 |
JPH02275588A (ja) * | 1989-04-18 | 1990-11-09 | Toshiba Corp | リカーシブフィルタおよびこれを用いた画像表示装置 |
US5091925A (en) * | 1990-01-18 | 1992-02-25 | Siemens Aktiengesellschaft | X-ray diagnostics installation with spatial frequency filtering |
JP2934036B2 (ja) * | 1991-03-07 | 1999-08-16 | 松下電器産業株式会社 | 動き検出方法およびノイズ低減装置 |
US5278638A (en) * | 1991-09-30 | 1994-01-11 | Pioneer Electronic Corporation | Noise reducing circuit for images |
DE4137373C1 (ja) * | 1991-11-13 | 1993-06-17 | Siemens Ag, 8000 Muenchen, De | |
JP3006290B2 (ja) * | 1992-06-25 | 2000-02-07 | 松下電器産業株式会社 | ノイズ低減装置 |
JP3177543B2 (ja) * | 1992-07-22 | 2001-06-18 | トウシバビデオプロダクツ プライベート リミテッド | 映像信号のノイズ低減装置 |
US5341174A (en) * | 1992-08-17 | 1994-08-23 | Wright State University | Motion compensated resolution conversion system |
JPH06121192A (ja) * | 1992-10-08 | 1994-04-28 | Sony Corp | ノイズ除去回路 |
KR960012932B1 (ko) * | 1993-09-17 | 1996-09-25 | 대우전자 주식회사 | 이차원 공간 필터링을 이용한 시간축 대역 제한 방법 |
KR0134325B1 (ko) * | 1993-12-16 | 1998-04-23 | 배순훈 | 영상 데이타 전처리 필터 |
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