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JPH069994B2 - 軽金属製クラウンレス前フオ−クの製作法 - Google Patents

軽金属製クラウンレス前フオ−クの製作法

Info

Publication number
JPH069994B2
JPH069994B2 JP11718486A JP11718486A JPH069994B2 JP H069994 B2 JPH069994 B2 JP H069994B2 JP 11718486 A JP11718486 A JP 11718486A JP 11718486 A JP11718486 A JP 11718486A JP H069994 B2 JPH069994 B2 JP H069994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light metal
stem
sleeve
front fork
crownless
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11718486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62275887A (ja
Inventor
攻二 木村
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
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Publication of JPS62275887A publication Critical patent/JPS62275887A/ja
Publication of JPH069994B2 publication Critical patent/JPH069994B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 自転車用のクラウンレス前フォークの製法については日
本特許1,258,506(公告昭59−37136)の開示がある。
本発明は前フォークのさや(ブレードと云う)がアルミ
ニウム合金製である場合に関するものである。
一般に自転車の前フォークはステム、クラウン(肩)、
一対のさや(ブレード)という3部品より成るもので、
本出願においては上記3部品の内、クラウンをさやの一
部を以て代用し、自転車製造コストを低減するにある。
上記特許の要旨は「一対のさやを管材から成形し、さや
の弯曲上部をクラウンとして代用し、これらのさやをス
テムに溶接して成る」ものである。
本発明の一対のさやを軽金属即ちアルミニウム又はその
合金の管材から製作し、ステムに溶接するに当って、溶
接強さを増すために特に苦心したのである。
上記特許において用いられたさやの材料は鋼管である
が、本発明においてはさやの材料は軽金属管、特にマグ
ネシウム含有の5000乃至7000シリーズのアルミニウム合
金製の管材である。
このアルミニウム合金製管材の一端を約90度折曲げて、
この上端折曲げ部をクラウンの一部として代用し、所要
のさやに成形する方法については公知の方法に準拠する
ものとし茲では省略する。
本発明の一実施例を添付図面について以下に述べる。
第1図は本発明による断面図を示し、円筒状ステム1の
下方は図のようにテーパーとなって居り、このテーパー
状円筒の周囲には、この外周に適合する円筒状スリーブ
2が設置され、ステム本体1とスリーブ2とから成るス
テム全体が、あらかじめ成形された一対のさや3、4の
間に挟まれて居る。
さや3、4はブレードとも呼ばれて居り、その下端はつ
め5、6が設置され、何れも軽金属例えばアルミニウム
又はアルミニウム合金の管材の上端を約90度折曲げてク
ラウンの代用とし、下端につめを成形して作られている
ものを用いる。
ステム本体1は鋼管又は特殊鋼例えばクロム・モリブデ
ン鋼の管材を用いる。
ステム1の下端に設置する円筒スリーブ2は軽金属即ち
アルミニウム乃至アルミニウム合金より成るものを用い
る。
鋼製ステム1と軽金属製スリーブ2とを接着乃至固着す
る方法として一般に以下の方法が考えられる。
1.半田又はろう付 2.ねじ切による機械的接合 上記の1の方法は自転車フレームに対し焼付塗装を行う
と、その温度が150乃至200度にも達するため劣化し易
く、2の方法も異種金属間であるため強度の点から難点
がある。
そこで鋼製ステムと軽金属製スリーブとを効果的に接合
する方法として摩擦圧接法を採用することにしたのであ
る。
周知のように摩擦圧接法とは2つの金属材料間におい
て、一つの材料を回転させて摩擦することにより発生す
る熱エネルギーを利用し、高圧を加え2つの金属材料を
接合するものであり、本発明において鋼と軽金属との異
種金属間の接合に極めて有効であることが判明したので
ある。
上述のように摩擦圧接によってステム1とスリーブ2と
が接合して成るステム全体の軽金属製スリーブ2の両側
に、一対のさや3、4の上端を溶接して接合して成る断
面図は第2図に示し、スリーブ2の上方周囲を僅かばか
り切除すべき部分7は、ステム1の事後加工のためであ
る。
第1図にスリーブ2とさや3との間の間隙8があるが、
これはスリーブ2にさや3を接着させれば消滅するもの
である。
第3図はスリーブ2より切除部分7を切除したことを示
す。
第4図は本発明により完成した軽金属製クラウンレス前
フォークの外観を示し、スリーブ2の切除部分7の一部
分のみを示す。
上述のように本発明は軽量で美しいアルミニウム又はア
ルミニウム合金の如き軽金属製さやより成るクラウンレ
ス前フォークを支持する円筒状ステムについて、本体は
鋼管として強度を備え、軽金属製さやを接合するために
軽金属製スリーブを装着してステムとさやとの接合を効
果的に実現できるように工夫したもので、自転車業界に
とって一つのメリットとなるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法を示すもので第1図は本発明のステム
を中央に置き両側にクラウンレス用のさやを配置した断
面図、第2図はステムに一対のさやを接合し事後加工の
切除部分を示す断面図、第3図は切除部分を切除した断
面図、第4図は本発明の前フォークの外観図である。 1……円筒状ステム、2……円筒状スリーブ 3……さや、5,6……つめ 8……間隙、7……切除部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定長さ及び直径を有し下端はテーパー状
    鋼管を用意し、該テーパー部分を含む領域を包囲し且つ
    該テーパー部分の形状に対応し密着可能の軽金属管スリ
    ーブを用意し、該鋼管を該スリーブ内に挿入し、該鋼管
    と該軽金属製スリーブとを摩擦圧接法によって接合させ
    て成るステムを中央に設置し、該ステムの該軽金属製ス
    リーブの両側に別途成形の軽金属管より成るクラウンの
    半分を兼用する一対のさやを溶接して成ることを特徴と
    する自動車用軽金属製クラウンレス前フォークの製作
    法。
JP11718486A 1986-05-23 1986-05-23 軽金属製クラウンレス前フオ−クの製作法 Expired - Lifetime JPH069994B2 (ja)

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JP11718486A JPH069994B2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23 軽金属製クラウンレス前フオ−クの製作法

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62275887A JPS62275887A (ja) 1987-11-30
JPH069994B2 true JPH069994B2 (ja) 1994-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106585827B (zh) * 2015-10-20 2019-01-04 良丰机械股份有限公司 前叉臂及前叉
CN106584019A (zh) * 2015-10-20 2017-04-26 良丰机械股份有限公司 前叉臂的制法及前叉的制法

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JPS62275887A (ja) 1987-11-30

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