JPH0696107A - 自動せり処理システム - Google Patents
自動せり処理システムInfo
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- JPH0696107A JPH0696107A JP24058092A JP24058092A JPH0696107A JP H0696107 A JPH0696107 A JP H0696107A JP 24058092 A JP24058092 A JP 24058092A JP 24058092 A JP24058092 A JP 24058092A JP H0696107 A JPH0696107 A JP H0696107A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 落札情報を補助人が確実に知ることができる
ようにして、次のせりに速やかに移行できるようにし、
せり効率を向上させる。 【構成】 買参人が操作し上場された上場品のせりに応
札するための多数の応札機Kと、上場品が上場されるせ
り場に設けられせり人の操作に基づいて所定のせり処理
を行なうせり操作装置Sと、上場品の価格を表示すると
ともにせり処理後の落札情報をせり毎に表示する掲示盤
Dと、上記掲示盤Dのほかに上記落札情報を表示する補
助掲示盤Rとを備えた。そして、一つのせりが終ると、
落札情報が補助掲示盤Rの落札情報記憶手段61に順番
に記憶され、未表示有無表示手段65により未表示有無
表示部55に表示される。その後、補助人が繰り上げ信
号送出手段63から繰り上げ信号を送出すると、落札情
報表示手段62によって落札情報が落札情報表示部54
に順次表示されるとともに、この表示された落札情報
が、ラベルプリンタPによってラベルに印字される。
ようにして、次のせりに速やかに移行できるようにし、
せり効率を向上させる。 【構成】 買参人が操作し上場された上場品のせりに応
札するための多数の応札機Kと、上場品が上場されるせ
り場に設けられせり人の操作に基づいて所定のせり処理
を行なうせり操作装置Sと、上場品の価格を表示すると
ともにせり処理後の落札情報をせり毎に表示する掲示盤
Dと、上記掲示盤Dのほかに上記落札情報を表示する補
助掲示盤Rとを備えた。そして、一つのせりが終ると、
落札情報が補助掲示盤Rの落札情報記憶手段61に順番
に記憶され、未表示有無表示手段65により未表示有無
表示部55に表示される。その後、補助人が繰り上げ信
号送出手段63から繰り上げ信号を送出すると、落札情
報表示手段62によって落札情報が落札情報表示部54
に順次表示されるとともに、この表示された落札情報
が、ラベルプリンタPによってラベルに印字される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生鮮品等の卸売市場等
で利用される自動せり処理システムに係り、特に、上場
品をせり場に上場し、売り手であるせり人と買い手であ
る買参人との間で上場品の購入数やその価格を決定する
ための自動せり処理システムに関する。
で利用される自動せり処理システムに係り、特に、上場
品をせり場に上場し、売り手であるせり人と買い手であ
る買参人との間で上場品の購入数やその価格を決定する
ための自動せり処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、生花の卸売市場におい
ては、生花のせり(「花きせり」という)が行なわれ
る。このせりは、せり場を複数並設し、例えば、同一種
類の花をその100本を売買単位として、せり人の側に
この売買単位の花を多数用意し、適宜の上場数毎に各せ
り場に上場する。多数の買参人は、この並設されたせり
場に対向して階段状に設定された買参人席に着席する。
そして、各せり場のせり人と買参人席の買参人とがせり
により上場品の価格を決定するようにしている。
ては、生花のせり(「花きせり」という)が行なわれ
る。このせりは、せり場を複数並設し、例えば、同一種
類の花をその100本を売買単位として、せり人の側に
この売買単位の花を多数用意し、適宜の上場数毎に各せ
り場に上場する。多数の買参人は、この並設されたせり
場に対向して階段状に設定された買参人席に着席する。
そして、各せり場のせり人と買参人席の買参人とがせり
により上場品の価格を決定するようにしている。
【0003】従来、このような市場において用いられる
自動せり処理システムとしては、例えば、特開昭62−
256164号公報に掲載されたものが知られている。
この自動せり処理システムは、図10に示すように、買
参人席に夫々設けられ買参人の操作により、上場された
上場品のせりに応札するための多数の応札機1と、上場
品が上場される複数のせり場毎に設けられ応札機1から
の応札信号及びせり人の操作に基づいて所定のせり処理
を行なう複数のせり操作装置2と、該せり操作装置2に
夫々対応して設けられ上場品に係るせり情報を表示する
電光掲示盤3とを備えている。4はせり操作装置2を統
括管理するセンタ装置である。
自動せり処理システムとしては、例えば、特開昭62−
256164号公報に掲載されたものが知られている。
この自動せり処理システムは、図10に示すように、買
参人席に夫々設けられ買参人の操作により、上場された
上場品のせりに応札するための多数の応札機1と、上場
品が上場される複数のせり場毎に設けられ応札機1から
の応札信号及びせり人の操作に基づいて所定のせり処理
を行なう複数のせり操作装置2と、該せり操作装置2に
夫々対応して設けられ上場品に係るせり情報を表示する
電光掲示盤3とを備えている。4はせり操作装置2を統
括管理するセンタ装置である。
【0004】せりを行なうときは、せり操作装置2によ
り、センタ装置4に予め入力された上場物の名称,スタ
ート価格,上場数量等を電光掲示盤3に表示する。一
方、買参人は、何れか一つの応札機1に買参人カードを
挿入し、選択キーにより参加するせり(せり操作装置)
を選択する。その後、せりが開始されたならば、買参人
は、掲示盤3に表示された価格で応札する意思があれ
ば、応札ボタン5を押釦する。せり操作装置2では、応
札ボタン5を押釦した応札機1のカードの識別番号を読
み取るとともに、応札ボタン5による応札数を検出して
おり、複数の応札を検出する度に電光掲示盤3の価格表
示を上昇していく。この価格の上昇を見て、買参人は、
応札する意思がある間は応札ボタン5を押し続け、応札
する意思がない場合には応札ボタン5を離す。
り、センタ装置4に予め入力された上場物の名称,スタ
ート価格,上場数量等を電光掲示盤3に表示する。一
方、買参人は、何れか一つの応札機1に買参人カードを
挿入し、選択キーにより参加するせり(せり操作装置)
を選択する。その後、せりが開始されたならば、買参人
は、掲示盤3に表示された価格で応札する意思があれ
ば、応札ボタン5を押釦する。せり操作装置2では、応
札ボタン5を押釦した応札機1のカードの識別番号を読
み取るとともに、応札ボタン5による応札数を検出して
おり、複数の応札を検出する度に電光掲示盤3の価格表
示を上昇していく。この価格の上昇を見て、買参人は、
応札する意思がある間は応札ボタン5を押し続け、応札
する意思がない場合には応札ボタン5を離す。
【0005】そして、最終段階に至って、応札者が1名
になると、せり操作装置2は上昇する価格を停止し、一
定時間経過後、せり人の指示により落札する。この落札
により、電光掲示盤3に、落札した買参人のコード番号
や購買数量の落札情報を表示する。その後、上場数に残
があれば、その残数についてのせり(所謂「マリせり」
という)を上記と同様に行ない買参人に分配する。この
場合、上場品は、せり操作装置の近傍に持ちきたされ
て、せりが終ると、せり人の補助人が電光掲示盤3に表
示された買参人のコード番号や購買数量の落札情報をカ
ードに書き取り、そのカードを上場品に添付して、その
上場品が落札した買参人に間違いなく届けられるように
している。
になると、せり操作装置2は上昇する価格を停止し、一
定時間経過後、せり人の指示により落札する。この落札
により、電光掲示盤3に、落札した買参人のコード番号
や購買数量の落札情報を表示する。その後、上場数に残
があれば、その残数についてのせり(所謂「マリせり」
という)を上記と同様に行ない買参人に分配する。この
場合、上場品は、せり操作装置の近傍に持ちきたされ
て、せりが終ると、せり人の補助人が電光掲示盤3に表
示された買参人のコード番号や購買数量の落札情報をカ
ードに書き取り、そのカードを上場品に添付して、その
上場品が落札した買参人に間違いなく届けられるように
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の自動せり処理システムにあっては、せり人の補助人
が電光掲示盤3に表示された買参人のコード番号や購買
数量をカードに書き取るので、書き取りのための時間を
必要とし、一つのせりが終っても、しばらくは掲示盤3
に表示した落札情報を保持しておかなければならないの
で、それだけ、次のせりが開始されるまでの時間が長く
なり、せり効率が悪くなっているという問題があった。
また、次のせりを開始するために素早く記入しなければ
ならないので、それだけ、書き誤りが生じ易いという問
題もあった。
来の自動せり処理システムにあっては、せり人の補助人
が電光掲示盤3に表示された買参人のコード番号や購買
数量をカードに書き取るので、書き取りのための時間を
必要とし、一つのせりが終っても、しばらくは掲示盤3
に表示した落札情報を保持しておかなければならないの
で、それだけ、次のせりが開始されるまでの時間が長く
なり、せり効率が悪くなっているという問題があった。
また、次のせりを開始するために素早く記入しなければ
ならないので、それだけ、書き誤りが生じ易いという問
題もあった。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、掲示盤に表示された落札情報を消しても、その
落札情報を補助人が確実に知ることができるようにし、
もって、次のせりに速やかに移行できるようにして、せ
り効率を向上させる点にある。
もので、掲示盤に表示された落札情報を消しても、その
落札情報を補助人が確実に知ることができるようにし、
もって、次のせりに速やかに移行できるようにして、せ
り効率を向上させる点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、買参人が操作し上場さ
れた上場品のせりに応札するための応札信号を発生する
多数の応札機と、上場品が上場されるせり場に設けられ
上記応札信号及びせり人の操作に基づいて所定のせり処
理を行なうせり操作装置と、上場品のせり情報及びせり
処理後の落札情報をせり毎に表示する掲示盤とを備えた
自動せり処理システムにおいて、上記掲示盤のほかに上
記落札情報を表示する補助掲示盤を設けたものである。
るための本発明の技術的手段は、買参人が操作し上場さ
れた上場品のせりに応札するための応札信号を発生する
多数の応札機と、上場品が上場されるせり場に設けられ
上記応札信号及びせり人の操作に基づいて所定のせり処
理を行なうせり操作装置と、上場品のせり情報及びせり
処理後の落札情報をせり毎に表示する掲示盤とを備えた
自動せり処理システムにおいて、上記掲示盤のほかに上
記落札情報を表示する補助掲示盤を設けたものである。
【0009】そして、必要に応じ、補助掲示盤は、上記
落札情報を順番に記憶する落札情報記憶手段と、落札情
報記憶手段が記憶した落札情報を順番にかつ繰り上げ信
号を受信する都度繰り上げながら落札情報表示部に表示
させる落札情報表示手段と、繰り上げ信号を送出する繰
り上げ信号送出手段とを備える。
落札情報を順番に記憶する落札情報記憶手段と、落札情
報記憶手段が記憶した落札情報を順番にかつ繰り上げ信
号を受信する都度繰り上げながら落札情報表示部に表示
させる落札情報表示手段と、繰り上げ信号を送出する繰
り上げ信号送出手段とを備える。
【0010】また、必要に応じ、補助掲示盤は、未だ落
札情報表示部に表示されていない落札情報の有無を落札
情報有無表示部に表示させる未表示有無表示手段を備え
る。
札情報表示部に表示されていない落札情報の有無を落札
情報有無表示部に表示させる未表示有無表示手段を備え
る。
【0011】更に、補助掲示盤は、上記繰り上げ信号の
送出毎に落札情報表示部の表示が繰り上がったことを知
らせる注意音を発生する注意音発生手段を備える。
送出毎に落札情報表示部の表示が繰り上がったことを知
らせる注意音を発生する注意音発生手段を備える。
【0012】更に、必要に応じ、補助掲示盤は、ベース
と、ベースに立設されたスタンドと、該スタンドに設け
られ、表側及び裏側に夫々上記落札情報表示部が設けら
れた表示体とから構成される。
と、ベースに立設されたスタンドと、該スタンドに設け
られ、表側及び裏側に夫々上記落札情報表示部が設けら
れた表示体とから構成される。
【0013】また、必要に応じ、補助掲示盤は、落札情
報表示部に表示される落札情報を、当該上場品等に貼着
するためのラベルに印字するラベルプリンタを備える。
報表示部に表示される落札情報を、当該上場品等に貼着
するためのラベルに印字するラベルプリンタを備える。
【0014】
【作用】このような構成からなる自動せり処理システム
によれば、せり操作装置によって、応札機からの応札信
号及びせり人の操作に基づいて所定のせり処理が行なわ
れ、買参人に落札処理が行なわれると、せり処理後の落
札情報が掲示盤に表示されるとともに、補助掲示盤に表
示される。補助人は、この表示を見ながら、落札情報を
カードに書き取ったり、上場品を仕分けしたりする等
の、上場品の処理を行なう。そのため、掲示盤から終っ
たせりの落札情報を消しても、補助掲示盤に表示される
ので、補助人が結果を見失う事態がないことから、せり
人は、掲示盤に次のせりに係る情報を表示して、次のせ
りに即座に移行することができ、せりとせりとの間隔を
小さくすることができるようになる。
によれば、せり操作装置によって、応札機からの応札信
号及びせり人の操作に基づいて所定のせり処理が行なわ
れ、買参人に落札処理が行なわれると、せり処理後の落
札情報が掲示盤に表示されるとともに、補助掲示盤に表
示される。補助人は、この表示を見ながら、落札情報を
カードに書き取ったり、上場品を仕分けしたりする等
の、上場品の処理を行なう。そのため、掲示盤から終っ
たせりの落札情報を消しても、補助掲示盤に表示される
ので、補助人が結果を見失う事態がないことから、せり
人は、掲示盤に次のせりに係る情報を表示して、次のせ
りに即座に移行することができ、せりとせりとの間隔を
小さくすることができるようになる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に
係る自動せり処理システムについて説明する。この実施
例に係る自動せり処理システムは、図2に示すように、
並設された複数のせり場(実施例では3個所)に対向し
て設けられた階段状の買参人席(実施例では256席)
に夫々設けられ、買参人が操作し上場された上場品のせ
りに応札するための多数の応札機K(実施例では256
台(K0 〜Ki 〜Kn ))と、せり場毎に設けられせり
人が操作し所定のせり処理を行なう複数のせり操作装置
S(実施例では3台(Sa,Sb,Sc))と、該せり
操作装置Sに夫々対応して設けられ上場品の価格等のせ
り情報やせり処理後の落札情報を表示する電光掲示盤D
(実施例では3台(Da,Db,Dc))と、電光掲示
盤Dのほかに上記落札情報を表示する補助掲示盤R(実
施例では3台(Ra,Rb,Rc))とを備えている。
補助掲示盤Rは、落札情報を当該上場品等に貼着するた
めのラベルに印字するラベルプリンタP(実施例では3
台(Pa,Pb,Pc))を備えている。W(Wa,W
b,Wc)はせり操作装置S(Sa,Sb,Sc)毎に
設けられ、オペレータが操作し上記各せり操作装置Sを
支援するワークステーションである。Hはせり操作装置
S及びワークステーションWとせり情報の送受を行なう
等の機能を有し、せり操作装置S及びワークステーショ
ンWを統括管理するセンタ装置である。
係る自動せり処理システムについて説明する。この実施
例に係る自動せり処理システムは、図2に示すように、
並設された複数のせり場(実施例では3個所)に対向し
て設けられた階段状の買参人席(実施例では256席)
に夫々設けられ、買参人が操作し上場された上場品のせ
りに応札するための多数の応札機K(実施例では256
台(K0 〜Ki 〜Kn ))と、せり場毎に設けられせり
人が操作し所定のせり処理を行なう複数のせり操作装置
S(実施例では3台(Sa,Sb,Sc))と、該せり
操作装置Sに夫々対応して設けられ上場品の価格等のせ
り情報やせり処理後の落札情報を表示する電光掲示盤D
(実施例では3台(Da,Db,Dc))と、電光掲示
盤Dのほかに上記落札情報を表示する補助掲示盤R(実
施例では3台(Ra,Rb,Rc))とを備えている。
補助掲示盤Rは、落札情報を当該上場品等に貼着するた
めのラベルに印字するラベルプリンタP(実施例では3
台(Pa,Pb,Pc))を備えている。W(Wa,W
b,Wc)はせり操作装置S(Sa,Sb,Sc)毎に
設けられ、オペレータが操作し上記各せり操作装置Sを
支援するワークステーションである。Hはせり操作装置
S及びワークステーションWとせり情報の送受を行なう
等の機能を有し、せり操作装置S及びワークステーショ
ンWを統括管理するセンタ装置である。
【0016】応札機Kは、買参人を識別する識別情報
(買参人コード)を備えた買参人カードCが挿入される
買参人カード挿入部10と、各せり操作装置Sに夫々対
応して設けられ押釦により対応するせり操作装置Sに対
する応札信号を発生する複数の応札ボタンB(実施例で
は3個(Ba,Bb,Bc))と、各せり操作装置Sに
夫々対応して設けられ各せり操作装置Sに係る上場品の
応札数を設定する一対のロータリスイッチで構成された
複数の応札数設定部N(実施例では3個(Na,Nb,
Nc))とを備えている。買参人カードCは、応札機K
の数分設けられ、各せり操作装置S(Sa,Sb,S
c)によって走査される固有の識別コードを備えてい
る。
(買参人コード)を備えた買参人カードCが挿入される
買参人カード挿入部10と、各せり操作装置Sに夫々対
応して設けられ押釦により対応するせり操作装置Sに対
する応札信号を発生する複数の応札ボタンB(実施例で
は3個(Ba,Bb,Bc))と、各せり操作装置Sに
夫々対応して設けられ各せり操作装置Sに係る上場品の
応札数を設定する一対のロータリスイッチで構成された
複数の応札数設定部N(実施例では3個(Na,Nb,
Nc))とを備えている。買参人カードCは、応札機K
の数分設けられ、各せり操作装置S(Sa,Sb,S
c)によって走査される固有の識別コードを備えてい
る。
【0017】せり操作装置S(Sa,Sb,Sc)は、
表示部20を備えている。表示部20は、買参人席の応
札機Kに対応して設けられ、応札ボタンBを押している
とき、点灯する多数の応札表示ランプを備えている。ま
た、表示部20は、せりに係る出荷番号、上場数、1口
当りの本数、残数、せり上げられた価格、、落札時の買
参人の識別番号、買参人が購入する買数(応札数)、そ
の買参人席等を表示する。また、せりの準備中を表示す
る準備ランプ、せり中を表示するせりランプ、マリせり
中を表示するマリせり表示ランプ等を備えている。更に
また、落札待ち時間を調整する落札待ち時間調整キー2
1、価格上昇速度を調整する価格上昇速度調整キー2
2、価格上昇単位を変更する価格上昇単位変更キー2
3、落札を決定するとき等押釦する決定キー24、価格
上昇をさせてせりを開始するとき押釦する開始キー2
5、価格上昇を一時中断するとき押釦する停止キー26
とを備えている。
表示部20を備えている。表示部20は、買参人席の応
札機Kに対応して設けられ、応札ボタンBを押している
とき、点灯する多数の応札表示ランプを備えている。ま
た、表示部20は、せりに係る出荷番号、上場数、1口
当りの本数、残数、せり上げられた価格、、落札時の買
参人の識別番号、買参人が購入する買数(応札数)、そ
の買参人席等を表示する。また、せりの準備中を表示す
る準備ランプ、せり中を表示するせりランプ、マリせり
中を表示するマリせり表示ランプ等を備えている。更に
また、落札待ち時間を調整する落札待ち時間調整キー2
1、価格上昇速度を調整する価格上昇速度調整キー2
2、価格上昇単位を変更する価格上昇単位変更キー2
3、落札を決定するとき等押釦する決定キー24、価格
上昇をさせてせりを開始するとき押釦する開始キー2
5、価格上昇を一時中断するとき押釦する停止キー26
とを備えている。
【0018】ワークステーションWは、図2に示すよう
に、オペレータがキー操作するものであり、その入力結
果等を該ワークステーションWの表示部及びせり操作装
置Sに並設されるモニタ27に表示する。28はワーク
ステーションWによってせり結果等を出力する帳票発行
機である。
に、オペレータがキー操作するものであり、その入力結
果等を該ワークステーションWの表示部及びせり操作装
置Sに並設されるモニタ27に表示する。28はワーク
ステーションWによってせり結果等を出力する帳票発行
機である。
【0019】電光掲示盤Dは、図3及び図4に示すよう
に、主掲示盤30と副掲示盤40とを備えている。主掲
示盤30には、せり操作装置Sからの指令により、せり
に係る出荷番号を表示する出荷番号表示部31、上場数
または残数を表示する上場数表示部32、1口当りの数
量を表示する入数表示部33、せり上げられた価格を表
示する価格表示部34、落札時等に決定した買参人の識
別番号を表示する買参人表示部35、買参人が購入する
買数(応札数)を表示する買数表示部36、せりの準備
中を表示する準備ランプ37、せり中を表示するせりラ
ンプ38、マリせり中を表示するマリせり表示ランプ3
9を備えている。
に、主掲示盤30と副掲示盤40とを備えている。主掲
示盤30には、せり操作装置Sからの指令により、せり
に係る出荷番号を表示する出荷番号表示部31、上場数
または残数を表示する上場数表示部32、1口当りの数
量を表示する入数表示部33、せり上げられた価格を表
示する価格表示部34、落札時等に決定した買参人の識
別番号を表示する買参人表示部35、買参人が購入する
買数(応札数)を表示する買数表示部36、せりの準備
中を表示する準備ランプ37、せり中を表示するせりラ
ンプ38、マリせり中を表示するマリせり表示ランプ3
9を備えている。
【0020】副掲示盤40には、品種や等級等の上場品
に関する各種情報や次回の情報を表示する機能を備える
とともに、図4に示すように、切り替えによりスクロー
ルして必要な買参人の識別番号,価格,応札数を表示し
うる機能を備えている。
に関する各種情報や次回の情報を表示する機能を備える
とともに、図4に示すように、切り替えによりスクロー
ルして必要な買参人の識別番号,価格,応札数を表示し
うる機能を備えている。
【0021】補助掲示盤Rは、図1、図2及び図5
(a)(b)(c)に示すように、ベース50と、ベー
ス50に立設されたスタンド51と、該スタンド51に
設けられ、せり人の補助人が見る表側及び買参人が見る
裏側に夫々表示面52が設けられた表示体53とから構
成されている。各表示面52には、せり毎の落札情報、
実施例では落札時の買参人の識別番号及びその買参人が
購入する買数(応札数)を表示する落札情報表示部54
が設けられている。
(a)(b)(c)に示すように、ベース50と、ベー
ス50に立設されたスタンド51と、該スタンド51に
設けられ、せり人の補助人が見る表側及び買参人が見る
裏側に夫々表示面52が設けられた表示体53とから構
成されている。各表示面52には、せり毎の落札情報、
実施例では落札時の買参人の識別番号及びその買参人が
購入する買数(応札数)を表示する落札情報表示部54
が設けられている。
【0022】また、表示体53内には表示制御部60が
設けられており、該表示制御部60は、せり操作装置S
から送出されたせり毎の落札情報である落札時の買参人
の識別番号及びその買数(応札数)を順番に記憶する落
札情報記憶手段61と、落札情報記憶手段61が記憶し
た落札情報を順番にかつ繰り上げ信号を受信する都度繰
り上げながら上記落札情報表示部54に表示させる落札
情報表示手段62と、繰り上げ信号を送出する繰り上げ
信号送出手段63とを備えている。繰り上げ信号送出手
段63は、ベース50に設けられたフートスイッチ64
を有し、このフートスイッチ64のON作動により繰り
上げ信号を送出する。尚、フートスイッチ64に限ら
ず、手動の押しボタンであっても差し支えない。
設けられており、該表示制御部60は、せり操作装置S
から送出されたせり毎の落札情報である落札時の買参人
の識別番号及びその買数(応札数)を順番に記憶する落
札情報記憶手段61と、落札情報記憶手段61が記憶し
た落札情報を順番にかつ繰り上げ信号を受信する都度繰
り上げながら上記落札情報表示部54に表示させる落札
情報表示手段62と、繰り上げ信号を送出する繰り上げ
信号送出手段63とを備えている。繰り上げ信号送出手
段63は、ベース50に設けられたフートスイッチ64
を有し、このフートスイッチ64のON作動により繰り
上げ信号を送出する。尚、フートスイッチ64に限ら
ず、手動の押しボタンであっても差し支えない。
【0023】更に、表示体53には、上記繰り上げ信号
の送出毎に落札情報表示部54の表示が繰り上がったこ
とを知らせる注意音を発生する注意音発生手段67が設
けられている。
の送出毎に落札情報表示部54の表示が繰り上がったこ
とを知らせる注意音を発生する注意音発生手段67が設
けられている。
【0024】また、表側の表示面52には、未だ落札情
報表示部54に表示されていない未表示落札情報の有無
を表示する未表示有無表示部55が設けられている。こ
の未表示有無表示部55は、複数のランプを並べたもの
である。更に、表示制御部60は、未だ落札情報表示部
54に表示されていない未表示落札情報の有無を未表示
有無表示部55に表示する未表示有無表示手段65を備
えている。未表示有無表示手段65は、落札された買参
人の識別番号及びその応札数の落札情報一つについて未
表示有無表示部55のランプ一つを点灯するものであ
る。
報表示部54に表示されていない未表示落札情報の有無
を表示する未表示有無表示部55が設けられている。こ
の未表示有無表示部55は、複数のランプを並べたもの
である。更に、表示制御部60は、未だ落札情報表示部
54に表示されていない未表示落札情報の有無を未表示
有無表示部55に表示する未表示有無表示手段65を備
えている。未表示有無表示手段65は、落札された買参
人の識別番号及びその応札数の落札情報一つについて未
表示有無表示部55のランプ一つを点灯するものであ
る。
【0025】また、図1及び図2に示すように、補助掲
示盤Rは、落札情報表示部54に表示される落札情報
を、当該上場品等に貼着するためのラベルに印字するラ
ベルプリンタPを備えている。ラベルプリンタPは、落
札情報表示部54に買参人の識別番号及び買数が表示さ
れたとき、これと同じデータを印字する。
示盤Rは、落札情報表示部54に表示される落札情報
を、当該上場品等に貼着するためのラベルに印字するラ
ベルプリンタPを備えている。ラベルプリンタPは、落
札情報表示部54に買参人の識別番号及び買数が表示さ
れたとき、これと同じデータを印字する。
【0026】次に、せり操作装置SのCPUによって実
現される機能について詳しく説明する。せり操作装置S
は、応札ボタンBのオン動作中に買参人カードCの識別
情報を読み取るとともに応札信号を検知する機能と、応
札ボタンBのオン動作中に応札数設定部Nに設定された
応札数(応札口数)を読み取る応札数読取り機能とを備
えている。
現される機能について詳しく説明する。せり操作装置S
は、応札ボタンBのオン動作中に買参人カードCの識別
情報を読み取るとともに応札信号を検知する機能と、応
札ボタンBのオン動作中に応札数設定部Nに設定された
応札数(応札口数)を読み取る応札数読取り機能とを備
えている。
【0027】また、せり操作装置Sは、表示部20及び
電光掲示盤Dに表示される価格を上昇させる価格上昇機
能を備えている。この価格上昇機能は、せり操作装置S
の開始キー25を押下したとき、設定された設定速度に
従い、設定された価格上昇単位に従って、順次価格を書
き換えながら表示させるものである。また、せり操作装
置Sは、応札数読取り機能が読み取った応札数を常時加
減算して総応札数を算出するとともに、該算出された総
応札数と上場数との比較を行ない、価格上昇中に総応札
数が上場数以下になったとき価格上昇を停止する機能を
備えている。また、応札信号の検知及び識別情報読取り
結果に基づいて応札信号を送出した買参人を送出順に記
憶する機能と、価格上昇を停止した時点で応札信号を送
出している買参人の番号を、該買参人が設定した応札数
分の上場品を落札したものとして、その送出順に上記掲
示盤Dに表示させる機能とを備えている。更に、価格上
昇を停止した時点で応札信号を送出している買参人の番
号及び、該買参人が設定した応札数を、その送出順に上
記補助掲示盤Rに送出する機能を備えている。更にま
た、せり操作装置Sは、停止キー26の押釦により価格
表示部の表示を停止させる機能、決定キー24の押釦に
より落札を決定する等の各種機能を有する。
電光掲示盤Dに表示される価格を上昇させる価格上昇機
能を備えている。この価格上昇機能は、せり操作装置S
の開始キー25を押下したとき、設定された設定速度に
従い、設定された価格上昇単位に従って、順次価格を書
き換えながら表示させるものである。また、せり操作装
置Sは、応札数読取り機能が読み取った応札数を常時加
減算して総応札数を算出するとともに、該算出された総
応札数と上場数との比較を行ない、価格上昇中に総応札
数が上場数以下になったとき価格上昇を停止する機能を
備えている。また、応札信号の検知及び識別情報読取り
結果に基づいて応札信号を送出した買参人を送出順に記
憶する機能と、価格上昇を停止した時点で応札信号を送
出している買参人の番号を、該買参人が設定した応札数
分の上場品を落札したものとして、その送出順に上記掲
示盤Dに表示させる機能とを備えている。更に、価格上
昇を停止した時点で応札信号を送出している買参人の番
号及び、該買参人が設定した応札数を、その送出順に上
記補助掲示盤Rに送出する機能を備えている。更にま
た、せり操作装置Sは、停止キー26の押釦により価格
表示部の表示を停止させる機能、決定キー24の押釦に
より落札を決定する等の各種機能を有する。
【0028】更に、せり操作装置Sは、上場数から上記
落札した応札数を減算して残数を算出する機能、上記価
格上昇中に上記応札信号の検知及び識別情報の読取り結
果に基づいて応札信号の送出を有から無にした買参人を
順番に記憶する機能、応札信号の送出を有から無にする
のが遅かった順に残数分の上場品を落札したものとして
上記掲示盤Dに表示させるとともに、そのデータを上記
補助掲示盤Rに送出する機能を備えている。
落札した応札数を減算して残数を算出する機能、上記価
格上昇中に上記応札信号の検知及び識別情報の読取り結
果に基づいて応札信号の送出を有から無にした買参人を
順番に記憶する機能、応札信号の送出を有から無にする
のが遅かった順に残数分の上場品を落札したものとして
上記掲示盤Dに表示させるとともに、そのデータを上記
補助掲示盤Rに送出する機能を備えている。
【0029】次に、この自動せり処理システムを用いて
行なわれるせりについて、例えば、上記の生花のせり
(「花きせり」という)について説明する。上記と同様
に、せりにおいては、例えば同一種類の花をその100
本を売買単位として、3か所のせり場で夫々せりを行な
う。
行なわれるせりについて、例えば、上記の生花のせり
(「花きせり」という)について説明する。上記と同様
に、せりにおいては、例えば同一種類の花をその100
本を売買単位として、3か所のせり場で夫々せりを行な
う。
【0030】ここで、この自動せり処理システムの基本
的処理について説明する。先ず、出荷番号,上場数やス
タート価格等の所定のせり情報は、予め、センタ装置H
に入力されており、せりが変わる毎にセンタ装置Hから
そのせりデータがせり操作装置Sに送られて、せり操作
装置S及び電光掲示盤Dへ表示される。
的処理について説明する。先ず、出荷番号,上場数やス
タート価格等の所定のせり情報は、予め、センタ装置H
に入力されており、せりが変わる毎にセンタ装置Hから
そのせりデータがせり操作装置Sに送られて、せり操作
装置S及び電光掲示盤Dへ表示される。
【0031】買参人は、何れか一つの応札機Kに買参人
カードCを挿入する。また、参加したいせりの応札口数
を対応する応札数設定部Nに入力する。その後、せりに
おいて、買参人は、掲示盤Dに表示された価格で応札す
る意思があれば、応札ボタンBを押釦する。この場合、
応札ボタンBの押釦により、買参人カードCの識別情報
が出力され、これにより、せり操作装置Sが買参人カー
ドCの識別情報を読み取るとともに応札信号として検知
する。また、応札数設定部Nからも設定した応札数に応
じた信号が出力され、これにより、応札数(応札口数)
が読み取られる。
カードCを挿入する。また、参加したいせりの応札口数
を対応する応札数設定部Nに入力する。その後、せりに
おいて、買参人は、掲示盤Dに表示された価格で応札す
る意思があれば、応札ボタンBを押釦する。この場合、
応札ボタンBの押釦により、買参人カードCの識別情報
が出力され、これにより、せり操作装置Sが買参人カー
ドCの識別情報を読み取るとともに応札信号として検知
する。また、応札数設定部Nからも設定した応札数に応
じた信号が出力され、これにより、応札数(応札口数)
が読み取られる。
【0032】この場合、3つのせり操作装置Sで同時に
せりが行なわれていても、応札信号,買参人カードCの
識別情報及び応札口数の情報は、各せりに対応した応札
ボタンBを個々に押釦することで、対応したせり操作装
置Sに読み取られることになり、そのため、3か所のせ
り場で行なわれるせりに重複して参加できる。
せりが行なわれていても、応札信号,買参人カードCの
識別情報及び応札口数の情報は、各せりに対応した応札
ボタンBを個々に押釦することで、対応したせり操作装
置Sに読み取られることになり、そのため、3か所のせ
り場で行なわれるせりに重複して参加できる。
【0033】次に、一つのせり操作装置Sが行なうせり
の一例について説明する。図6乃至図8に示すように、
予め、センタ装置Hからせり操作装置Sに価格上昇単
位,価格上昇速度や落札待ち時間等の状態設定に係るせ
り情報を送っておく(101)。この状態で、先ず、せ
り人は、せり操作装置SのワークステーションWにおい
て、これから行なわれるせりに上場される製品の出荷番
号の確認を行なう(102)。この出荷番号の確認で
は、最初のせりを除き、次回のせりの出荷番号を確認す
る。そのため、行なわれるせりについては、データに変
更があった場合のみ入力し直し、変更がない場合には自
動的に処理される。その後、せりが終了したかを確認し
(103)、せりが終ったならば、電光掲示盤Dに終了
を表示し(104)、せり継続ならば、次に進む。
の一例について説明する。図6乃至図8に示すように、
予め、センタ装置Hからせり操作装置Sに価格上昇単
位,価格上昇速度や落札待ち時間等の状態設定に係るせ
り情報を送っておく(101)。この状態で、先ず、せ
り人は、せり操作装置SのワークステーションWにおい
て、これから行なわれるせりに上場される製品の出荷番
号の確認を行なう(102)。この出荷番号の確認で
は、最初のせりを除き、次回のせりの出荷番号を確認す
る。そのため、行なわれるせりについては、データに変
更があった場合のみ入力し直し、変更がない場合には自
動的に処理される。その後、せりが終了したかを確認し
(103)、せりが終ったならば、電光掲示盤Dに終了
を表示し(104)、せり継続ならば、次に進む。
【0034】次に、センタ装置Hに予め入力しておいた
該当する出荷番号に係るせり情報がせり操作装置Sに送
られ、せり操作装置S及び電光掲示盤Dに表示される
(105)。また、上場品は、せり操作装置Sの近傍に
持ちきたされて、補助人によって取り扱われる。せり操
作装置Sの表示部20の準備中のランプ及び電光掲示盤
Dの準備中のランプ37が点灯し、上場品の出荷番号
と、1口当りの本数を示す入数と、上場口数とが表示さ
れる。次に、立ち値を、せり操作装置Sのワークステー
ションWから入力すると(106,107)、立ち値
が、せり操作装置Sの表示部20及び電光掲示盤Dの価
格表示部34に表示される(108)。
該当する出荷番号に係るせり情報がせり操作装置Sに送
られ、せり操作装置S及び電光掲示盤Dに表示される
(105)。また、上場品は、せり操作装置Sの近傍に
持ちきたされて、補助人によって取り扱われる。せり操
作装置Sの表示部20の準備中のランプ及び電光掲示盤
Dの準備中のランプ37が点灯し、上場品の出荷番号
と、1口当りの本数を示す入数と、上場口数とが表示さ
れる。次に、立ち値を、せり操作装置Sのワークステー
ションWから入力すると(106,107)、立ち値
が、せり操作装置Sの表示部20及び電光掲示盤Dの価
格表示部34に表示される(108)。
【0035】買参人は、電光掲示板Dに表示されたせり
情報を見て、購入する意思があれば、購入したい口数を
該当するせりに対応した応札数設定部Nにて設定し(1
09)、該当する応札ボタンBを押す(109)。これ
により、各応札機Kから入力された総応札口数がせり操
作装置Sで算出され、この算出された総応札口数がせり
操作装置Sの表示部に表示される(110)。せり操作
装置Sでは、この総応札口数と上場口数との比較監視を
行なっており(111)、総応札口数が上場口数を上回
ったとき(上場数<総応札口数になったとき)(111
YES)、せり操作装置Sの表示部の準備ランプを消灯
し(112)、操作装置の開始キー25に設けた開始ラ
ンプを点灯する(113)。
情報を見て、購入する意思があれば、購入したい口数を
該当するせりに対応した応札数設定部Nにて設定し(1
09)、該当する応札ボタンBを押す(109)。これ
により、各応札機Kから入力された総応札口数がせり操
作装置Sで算出され、この算出された総応札口数がせり
操作装置Sの表示部に表示される(110)。せり操作
装置Sでは、この総応札口数と上場口数との比較監視を
行なっており(111)、総応札口数が上場口数を上回
ったとき(上場数<総応札口数になったとき)(111
YES)、せり操作装置Sの表示部の準備ランプを消灯
し(112)、操作装置の開始キー25に設けた開始ラ
ンプを点灯する(113)。
【0036】この状態で、せり人は、応札者が2人以上
であることを確認して、せり操作装置Sの開始キー25
を押釦する(114)。これにより、せりが開始され
(115)、電光掲示盤Dの準備ランプ37が消灯し、
せり中を表示するせり操作装置Sのランプ及び電光掲示
盤Dせりランプ78が点灯するとともに、価格表示部3
4の価格が、予め決められた価格上昇単位及び価格上昇
速度で順に上昇していく(116)。この場合、価格上
昇単位及び価格上昇速度は、せり操作装置Sの価格上昇
単位変更キー23及び価格上昇速度調整キー22の押釦
により、せり人の判断で適宜変更可能になっている。
であることを確認して、せり操作装置Sの開始キー25
を押釦する(114)。これにより、せりが開始され
(115)、電光掲示盤Dの準備ランプ37が消灯し、
せり中を表示するせり操作装置Sのランプ及び電光掲示
盤Dせりランプ78が点灯するとともに、価格表示部3
4の価格が、予め決められた価格上昇単位及び価格上昇
速度で順に上昇していく(116)。この場合、価格上
昇単位及び価格上昇速度は、せり操作装置Sの価格上昇
単位変更キー23及び価格上昇速度調整キー22の押釦
により、せり人の判断で適宜変更可能になっている。
【0037】そして、買参人は、電光掲示盤Dの価格上
昇を見ながら、応札ボタンBを押し続け、あるいは、価
格に折合いがつかないとき等に、応札ボタンBを放す。
また、途中から、せりに参加したい買参人があった場合
には、上記と同様に応札数設定部Nに購入したい口数を
入力し、応札ボタンBを押釦してせりに参加する。せり
操作装置Sでは、このせり中の応札ボタンBの押釦の有
無を検知し(117)、押釦されている応札機Kの応札
口数を常時加算して総応札口数の算出を行なっており
(118)、この総応札口数をせり操作装置Sの表示部
に随時表示する(119)。
昇を見ながら、応札ボタンBを押し続け、あるいは、価
格に折合いがつかないとき等に、応札ボタンBを放す。
また、途中から、せりに参加したい買参人があった場合
には、上記と同様に応札数設定部Nに購入したい口数を
入力し、応札ボタンBを押釦してせりに参加する。せり
操作装置Sでは、このせり中の応札ボタンBの押釦の有
無を検知し(117)、押釦されている応札機Kの応札
口数を常時加算して総応札口数の算出を行なっており
(118)、この総応札口数をせり操作装置Sの表示部
に随時表示する(119)。
【0038】また、せり操作装置Sは、算出された総応
札口数と上場口数との比較監視を行なっており(12
0)、総応札口数が上場口数を上回っているときは(1
20NO)、上記のせり中の応札ボタンBの押釦の有無
を検知している(121)。即ち、応札ボタンBを放し
た買参人があると、応札ボタンBを放した応札機Kの応
札口数を減算して総応札口数の算出を行なって(12
2)、この総応札口数をせり操作装置Sの表示部に随時
表示する(123)。
札口数と上場口数との比較監視を行なっており(12
0)、総応札口数が上場口数を上回っているときは(1
20NO)、上記のせり中の応札ボタンBの押釦の有無
を検知している(121)。即ち、応札ボタンBを放し
た買参人があると、応札ボタンBを放した応札機Kの応
札口数を減算して総応札口数の算出を行なって(12
2)、この総応札口数をせり操作装置Sの表示部に随時
表示する(123)。
【0039】総応札口数が上場口数内に入ると(上場数
≧総応札口数になると)(120YES)、落札したと
して価格表示部の価格上昇が停止する(124)。ここ
までの過程においては、せり操作装置Sは、応札ボタン
Bを押した買参人の買参人カード番号と、各買参人カー
ド番号の応札口数と、応札ボタンBを押した順番と、応
札ボタンBを放した順番とを記憶している。そして、こ
の落札時に、応札ボタンBを押釦していた買参人があれ
ば(125YES)、これらの買参人の買参人カード番
号及び応札口数を、応札ボタンBを押した順番にせり操
作装置S及び電光掲示盤Dに表示する(126)。せり
人は、この表示内容を確認して、せり操作装置Sの決定
キー24を押す(127)。これにより、最後に応札ボ
タンBを放した買参人以外で、応札ボタンBを押し続け
ていた買参人に応札口数分落札決定する。これにより、
その結果は、センタ装置Hに送られ、記録され帳票処理
等の処理に供される(128)とともに、補助掲示盤R
に送られる。また、上場数からこの落札された総応札口
数が減算され(129)、残数が算出される。そして、
この残数は、せり操作装置S及び電光掲示盤Dの上場数
表示部に表示される。
≧総応札口数になると)(120YES)、落札したと
して価格表示部の価格上昇が停止する(124)。ここ
までの過程においては、せり操作装置Sは、応札ボタン
Bを押した買参人の買参人カード番号と、各買参人カー
ド番号の応札口数と、応札ボタンBを押した順番と、応
札ボタンBを放した順番とを記憶している。そして、こ
の落札時に、応札ボタンBを押釦していた買参人があれ
ば(125YES)、これらの買参人の買参人カード番
号及び応札口数を、応札ボタンBを押した順番にせり操
作装置S及び電光掲示盤Dに表示する(126)。せり
人は、この表示内容を確認して、せり操作装置Sの決定
キー24を押す(127)。これにより、最後に応札ボ
タンBを放した買参人以外で、応札ボタンBを押し続け
ていた買参人に応札口数分落札決定する。これにより、
その結果は、センタ装置Hに送られ、記録され帳票処理
等の処理に供される(128)とともに、補助掲示盤R
に送られる。また、上場数からこの落札された総応札口
数が減算され(129)、残数が算出される。そして、
この残数は、せり操作装置S及び電光掲示盤Dの上場数
表示部に表示される。
【0040】残数がある場合は(130)、更に、最後
に応札ボタンBを放した買参人から放すのが遅い順に、
これらの買参人の買参人カード番号及び応札数を表示す
る(131)。なお、最後の買参人の、落札数は購入で
きるだけの残数分となり、そのため、応札口数より少な
くなる場合がある。せり人は、この表示内容を確認し
て、せり操作装置Sの決定キーを押す(132)。これ
により、結果がセンタ装置H及び補助掲示盤Rに送られ
(133)、上場数すべてが分配される。そのため、残
数を再度せりにかける所謂マリせりを特に行なわなくて
も良くなるので、一回のせり時間が短縮され、せり効率
が向上する。また、応札ボタンBを押釦及び放した順位
を考慮して分配を行なうので、公平なせり処理を行なう
ことができる。
に応札ボタンBを放した買参人から放すのが遅い順に、
これらの買参人の買参人カード番号及び応札数を表示す
る(131)。なお、最後の買参人の、落札数は購入で
きるだけの残数分となり、そのため、応札口数より少な
くなる場合がある。せり人は、この表示内容を確認し
て、せり操作装置Sの決定キーを押す(132)。これ
により、結果がセンタ装置H及び補助掲示盤Rに送られ
(133)、上場数すべてが分配される。そのため、残
数を再度せりにかける所謂マリせりを特に行なわなくて
も良くなるので、一回のせり時間が短縮され、せり効率
が向上する。また、応札ボタンBを押釦及び放した順位
を考慮して分配を行なうので、公平なせり処理を行なう
ことができる。
【0041】図9には、分配の具体例を示している。こ
れは、上場数が50口の場合に、買参人(応札口数2
0口),買参人(応札口数10口),買参人(応札
口数30口),買参人(応札口数20口),買参人
(応札口数25口),買参人(応札口数10口)で応
札した場合の例である。買参人が応札した時点で総応
札口数が50口を上回るので、価格上昇が始まり、買参
人,,,と順に応札ボタンBを放し、が放し
た時点で総応札数が50口を下回るので、,に落札
する。また、残数15口は、最後に応札ボタンBを放し
たに落札される。
れは、上場数が50口の場合に、買参人(応札口数2
0口),買参人(応札口数10口),買参人(応札
口数30口),買参人(応札口数20口),買参人
(応札口数25口),買参人(応札口数10口)で応
札した場合の例である。買参人が応札した時点で総応
札口数が50口を上回るので、価格上昇が始まり、買参
人,,,と順に応札ボタンBを放し、が放し
た時点で総応札数が50口を下回るので、,に落札
する。また、残数15口は、最後に応札ボタンBを放し
たに落札される。
【0042】次に、補助掲示盤Rでの作用を説明する。
一つのせりが終ると、せり操作装置Sからは、落札した
買参人のコード番号及び買数の落札情報が送られてくる
が、この落札情報は、落札情報記憶手段61に順番に記
憶される。また、未表示有無表示手段65によって、未
表示有無表示部55のランプが、記憶された買参人の落
札情報の数分点灯する。そして、補助人が、フートスイ
ッチ64を押釦すると、繰り上げ信号送出手段63から
繰り上げ信号が送出され、落札情報表示手段62によっ
て最初の落札情報が落札情報表示部54に表示される。
また、この表示された落札情報が、ラベルプリンタPに
よってラベルに印字される。これにより、補助人は、落
札情報表示部54の表示を見ながら、上場品を表示の数
分仕分けするとともに、この仕分けした上場品にラベル
を貼着する。次に、補助人が、フートスイッチ64を押
釦すると、繰り上げ信号送出手段63から繰り上げ信号
が送出され、落札情報表示手段62によって二番目の落
札情報が落札情報表示部54に表示され、ラベルプリン
タPによってラベルに印字される。また、未表示有無表
示部55のランプが一つ消え、残りの表示されていない
落札情報の数分点灯する。
一つのせりが終ると、せり操作装置Sからは、落札した
買参人のコード番号及び買数の落札情報が送られてくる
が、この落札情報は、落札情報記憶手段61に順番に記
憶される。また、未表示有無表示手段65によって、未
表示有無表示部55のランプが、記憶された買参人の落
札情報の数分点灯する。そして、補助人が、フートスイ
ッチ64を押釦すると、繰り上げ信号送出手段63から
繰り上げ信号が送出され、落札情報表示手段62によっ
て最初の落札情報が落札情報表示部54に表示される。
また、この表示された落札情報が、ラベルプリンタPに
よってラベルに印字される。これにより、補助人は、落
札情報表示部54の表示を見ながら、上場品を表示の数
分仕分けするとともに、この仕分けした上場品にラベル
を貼着する。次に、補助人が、フートスイッチ64を押
釦すると、繰り上げ信号送出手段63から繰り上げ信号
が送出され、落札情報表示手段62によって二番目の落
札情報が落札情報表示部54に表示され、ラベルプリン
タPによってラベルに印字される。また、未表示有無表
示部55のランプが一つ消え、残りの表示されていない
落札情報の数分点灯する。
【0043】そして同様に、補助人は、落札情報表示部
54の二番目の表示を見ながら、上場品を表示の数分仕
分けするとともに、この仕分けした上場品にラベルを貼
着する。このようにして、フートスイッチ64を順次押
釦して、未表示有無表示部55のランプが全部消えるま
で、仕分け及びラベル貼着作業を行なう。この場合、補
助人は、落札情報表示部54の表示を見ながら、上場品
を仕分けすることができるので、確実に仕分けできると
ともに、買参人及びその買数を表示したラベルを貼るだ
けで良く、また、ラベルは表示された落札情報と同じな
ので、確実に仕分け作業を行なうことができるととも
に、せり情報を書き取る作業もないことから、煩雑にな
る事態が防止される。また、この落札情報は、補助人の
みならず買参人も見ることができるので、せり結果の確
認ができる。
54の二番目の表示を見ながら、上場品を表示の数分仕
分けするとともに、この仕分けした上場品にラベルを貼
着する。このようにして、フートスイッチ64を順次押
釦して、未表示有無表示部55のランプが全部消えるま
で、仕分け及びラベル貼着作業を行なう。この場合、補
助人は、落札情報表示部54の表示を見ながら、上場品
を仕分けすることができるので、確実に仕分けできると
ともに、買参人及びその買数を表示したラベルを貼るだ
けで良く、また、ラベルは表示された落札情報と同じな
ので、確実に仕分け作業を行なうことができるととも
に、せり情報を書き取る作業もないことから、煩雑にな
る事態が防止される。また、この落札情報は、補助人の
みならず買参人も見ることができるので、せり結果の確
認ができる。
【0044】また、この場合、繰り上げ信号の送出毎
に、注意音発生手段67から落札情報表示部54の表示
が繰り上がったことを知らせる注意音が発生することか
ら、補助人は、フートスイッチ64が作動して情報が切
り替わったことを、視覚のみならず聴覚によって認識で
き、そのため、これから行なう作業が表示された落札情
報に係る上場品に対してのものであることを確実に認識
でき、それだけ作業が確実に行なわれる。
に、注意音発生手段67から落札情報表示部54の表示
が繰り上がったことを知らせる注意音が発生することか
ら、補助人は、フートスイッチ64が作動して情報が切
り替わったことを、視覚のみならず聴覚によって認識で
き、そのため、これから行なう作業が表示された落札情
報に係る上場品に対してのものであることを確実に認識
でき、それだけ作業が確実に行なわれる。
【0045】更に、一つのせりが終ったならば、せり人
は、次のせりに即座に移行し、上記と同様にせり操作装
置Sを操作する。この場合、電光掲示盤Dには、次のせ
りに係る情報が表示され、電光掲示盤Dからは終ったせ
りの落札情報が消えるが、この落札情報は、補助掲示盤
Rに記憶されて、順次表示されるので、補助人が結果を
見失う事態がない。そのため、せりとせりとの間隔を小
さくすることができ、それだけせり効率が向上させられ
る。
は、次のせりに即座に移行し、上記と同様にせり操作装
置Sを操作する。この場合、電光掲示盤Dには、次のせ
りに係る情報が表示され、電光掲示盤Dからは終ったせ
りの落札情報が消えるが、この落札情報は、補助掲示盤
Rに記憶されて、順次表示されるので、補助人が結果を
見失う事態がない。そのため、せりとせりとの間隔を小
さくすることができ、それだけせり効率が向上させられ
る。
【0046】なお、上記実施例においては、応札機Kを
256台,せり操作装置Sを3台用いた場合について説
明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、適
宜の数に定めて良い。また、せりの方法も上述したもの
に限らず、どのような方法で行なうようにしても良い。
256台,せり操作装置Sを3台用いた場合について説
明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、適
宜の数に定めて良い。また、せりの方法も上述したもの
に限らず、どのような方法で行なうようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動せり
処理システムによれば、せり処理後の落札情報を掲示盤
のほかに、補助掲示盤に表示するので、補助人は、この
表示を見ながら、落札情報をカードに書き取ったり、上
場品を仕分けしたりする等の、上場品の処理を行なうこ
とができる。そのため、掲示盤から終ったせりの落札情
報を消しても、補助掲示盤に表示されるので、補助人が
結果を見失う事態がないことから、せり人は、掲示盤に
次のせりに係る情報を表示して、次のせりに即座に移行
することができ、せりとせりとの間隔を小さくして、せ
り効率を向上させることができる。
処理システムによれば、せり処理後の落札情報を掲示盤
のほかに、補助掲示盤に表示するので、補助人は、この
表示を見ながら、落札情報をカードに書き取ったり、上
場品を仕分けしたりする等の、上場品の処理を行なうこ
とができる。そのため、掲示盤から終ったせりの落札情
報を消しても、補助掲示盤に表示されるので、補助人が
結果を見失う事態がないことから、せり人は、掲示盤に
次のせりに係る情報を表示して、次のせりに即座に移行
することができ、せりとせりとの間隔を小さくして、せ
り効率を向上させることができる。
【0048】また、繰り上げ信号送出手段から繰り上げ
信号を送出してから、落札情報を落札情報表示部に順番
に表示するようにすれば、補助人が、繰り上げ信号を送
出するまでは、その表示を見ていることができるので、
表示の確認を確実に行なうことができる。
信号を送出してから、落札情報を落札情報表示部に順番
に表示するようにすれば、補助人が、繰り上げ信号を送
出するまでは、その表示を見ていることができるので、
表示の確認を確実に行なうことができる。
【0049】更に、未だ落札情報表示部に表示されてい
ない落札情報の有無を表示させるようにすれば、補助人
は、処理されていない上場品があることを認識できるの
で、それだけ、処理に余裕を持つことができ、便利にな
る。
ない落札情報の有無を表示させるようにすれば、補助人
は、処理されていない上場品があることを認識できるの
で、それだけ、処理に余裕を持つことができ、便利にな
る。
【0050】また、繰り上げ信号の送出毎に、注意音発
生手段から注意音を発生させるようにした場合には、補
助人は、繰り上げ信号送出手段が作動して情報が切り替
わったことを、視覚のみならず聴覚によって認識でき、
そのため、これから行なう作業が表示された落札情報に
係る上場品に対してのものであることを確実に認識で
き、それだけ、作業を確実に行なうことができる。
生手段から注意音を発生させるようにした場合には、補
助人は、繰り上げ信号送出手段が作動して情報が切り替
わったことを、視覚のみならず聴覚によって認識でき、
そのため、これから行なう作業が表示された落札情報に
係る上場品に対してのものであることを確実に認識で
き、それだけ、作業を確実に行なうことができる。
【0051】また、表示体の表側及び裏側に夫々落札情
報表示部を設けた場合には、落札情報を、補助人のみな
らず買参人も見ることができるので、それだけ、せり結
果の確認を確実にできる。
報表示部を設けた場合には、落札情報を、補助人のみな
らず買参人も見ることができるので、それだけ、せり結
果の確認を確実にできる。
【0052】更にまた、ラベルプリンタを備えた場合に
は、ラベルを上場品等に貼着するだけで仕分表示がで
き、また、補助人が落札情報をカードに逐一記入しなく
ても良くなり、それだけ作業効率を向上させることがで
きる。
は、ラベルを上場品等に貼着するだけで仕分表示がで
き、また、補助人が落札情報をカードに逐一記入しなく
ても良くなり、それだけ作業効率を向上させることがで
きる。
【図1】本発明の自動せり処理システムを示すブロック
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の実施例に係る自動せり処理システムの
全体構成を示す図である。
全体構成を示す図である。
【図3】自動せり処理システムの電光掲示盤を示す正面
図である。
図である。
【図4】自動せり処理システムの電光掲示盤のスクロー
ル状態を示す図である。
ル状態を示す図である。
【図5】自動せり処理システムの補助掲示盤を示す正面
図(a),側面図(b)及び裏面図(c)である。
図(a),側面図(b)及び裏面図(c)である。
【図6】自動せり処理システムにおいて実施されるせり
処理の一例を説明するためのフローチャートである。
処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図7】自動せり処理システムにおいて実施されるせり
処理の一例を説明するためのフローチャートである。
処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図8】自動せり処理システムにおいて実施されるせり
処理の一例を説明するためのフローチャートである。
処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図9】自動せり処理システムにおいて実施されるせり
処理の具体例を示すグラフである。
処理の具体例を示すグラフである。
【図10】従来の自動せり処理システムの一例の全体構
成を示す図である。
成を示す図である。
K(K0 〜Ki 〜Kn ) 応札機 S(Sa,Sb,Sc) せり操作装置 D(Da,Db,Dc) 電光掲示盤 R(Ra,Rb,Rc) 補助掲示盤 P(Pa,Pb,Pc) ラベルプリンタ W(Wa,Wb,Wc) ワークステーション H センタ装置 C 買参人カード B(Ba,Bb,Bc) 応札ボタン N(Na,Nb,Nc) 応札数設定部 50 ベース 51 スタンド 52 表示面 53 表示体 54 落札情報表示部 55 未表示有無表示部 60 表示制御部 61 落札情報記憶手段 62 落札情報表示手段 63 繰り上げ信号送出手段 64 フートスイッチ 65 未表示有無表示手段 67 注意音発生手段
Claims (6)
- 【請求項1】 買参人が操作し上場された上場品のせり
に応札するための応札信号を発生する多数の応札機と、
上場品が上場されるせり場に設けられ上記応札信号及び
せり人の操作に基づいて所定のせり処理を行なうせり操
作装置と、上場品のせり情報及びせり処理後の落札情報
をせり毎に表示する掲示盤とを備えた自動せり処理シス
テムにおいて、上記掲示盤のほかに上記落札情報を表示
する補助掲示盤を設けたことを特徴とする自動せり処理
システム。 - 【請求項2】 補助掲示盤は、上記落札情報を順番に記
憶する落札情報記憶手段と、落札情報記憶手段が記憶し
た落札情報を順番にかつ繰り上げ信号を受信する都度繰
り上げながら落札情報表示部に表示させる落札情報表示
手段と、繰り上げ信号を送出する繰り上げ信号送出手段
とを備えたことを特徴とする請求項1記載の自動せり処
理システム。 - 【請求項3】 補助掲示盤は、未だ落札情報表示部に表
示されていない落札情報の有無を落札情報有無表示部に
表示させる未表示有無表示手段を備えたことを特徴とす
る請求項2記載の自動せり処理システム。 - 【請求項4】 補助掲示盤は、上記繰り上げ信号の送出
毎に落札情報表示部の表示が繰り上がったことを知らせ
る注意音を発生する注意音発生手段を備えたことを特徴
とする請求項2または3記載の自動せり処理システム。 - 【請求項5】 補助掲示盤は、ベースと、ベースに立設
されたスタンドと、該スタンドに設けられ、表側及び裏
側に夫々上記落札情報表示部が設けられた表示体とから
構成されていることを特徴とする請求項1,2,3また
は4記載の自動せり処理システム。 - 【請求項6】 補助掲示盤は、落札情報表示部に表示さ
れる落札情報を、当該上場品等に貼着するためのラベル
に印字するラベルプリンタを備えたことを特徴とする請
求項1,2,3,4または5記載の自動せり処理システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24058092A JPH0696107A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 自動せり処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24058092A JPH0696107A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 自動せり処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0696107A true JPH0696107A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17061635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24058092A Pending JPH0696107A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 自動せり処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0696107A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007125944A1 (ja) | 2006-04-28 | 2007-11-08 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | 気体分離膜 |
JP2008165609A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Fujitsu Frontech Ltd | せり制御装置及びせり制御方法 |
US8206493B2 (en) | 2007-10-26 | 2012-06-26 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Gas separation membrane |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP24058092A patent/JPH0696107A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007125944A1 (ja) | 2006-04-28 | 2007-11-08 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | 気体分離膜 |
JP2008165609A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Fujitsu Frontech Ltd | せり制御装置及びせり制御方法 |
US8206493B2 (en) | 2007-10-26 | 2012-06-26 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Gas separation membrane |
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