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JPH06959Y2 - 冷菓製造装置 - Google Patents

冷菓製造装置

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Publication number
JPH06959Y2
JPH06959Y2 JP14680187U JP14680187U JPH06959Y2 JP H06959 Y2 JPH06959 Y2 JP H06959Y2 JP 14680187 U JP14680187 U JP 14680187U JP 14680187 U JP14680187 U JP 14680187U JP H06959 Y2 JPH06959 Y2 JP H06959Y2
Authority
JP
Japan
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frozen dessert
storage container
blade
peripheral surface
inner peripheral
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP14680187U
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English (en)
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JPS6452476U (ja
Inventor
忠彦 塩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kunimori Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Kunimori Kagaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kunimori Kagaku Co Ltd filed Critical Kunimori Kagaku Co Ltd
Priority to JP14680187U priority Critical patent/JPH06959Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、アイスクリーム、シャーベット等の各種冷
菓を製造する冷菓製造装置、詳しくは投入された冷菓材
料を効率的に冷却しながら撹拌及び混練して冷菓を製造
する冷菓製造装置に関する。
[従来技術] 従来の冷菓製造装置は、内部に蓄冷剤が封入された蓄冷
容器内にて放射方向に延びる複数の羽根を有する回転部
材を回転可能に支持し、該回転部材の回転に伴って投入
された冷菓材料を冷却しながら撹拌及び混練することに
より冷菓を製造している。
[考案が解決しようとする問題点] 然し乍、上記した従来の冷菓製造装置にあっては、蓄冷
容器内面に対する付着に伴って冷菓材料が冷却されてい
る。そして冷凍された冷菓材料が蓄冷容器の内面に付着
したままの状態で他の冷菓材料が冷却されるため、冷却
効率が悪く、冷菓製造時間が長くなる問題を有してい
る。また、蓄冷容器の内面に付着した冷菓材料のみが過
度に冷却されるとともに内側の冷菓材料の冷却が悪くな
るため、冷菓材料をほぼ均一に冷却して高品質な冷菓を
製造出来なかった。更に、製造された冷菓の取出し時に
おいては、蓄冷容器内面に付着して固型化した冷菓を取
出すことが困難であり、冷菓の製造効率が悪かった。
[考案の目的] 本考案の目的は、上記した従来の欠点を解決し、投入さ
れた冷菓材料を効率的に冷却して製造時間を短縮し得る
とともにほぼ均一な冷却状態で高品質の冷菓を製造する
ことが可能な冷菓製造装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] このため本考案は、内部に蓄冷剤が封入されるとともに
底面中央部に下端開口が開閉可能なシリンダを有した蓄
冷容器と、前記蓄冷容器内にて回転可能に支持され、そ
の内面にほぼ沿い、かつ回転方向と反対方向に向って上
方から下方へ傾斜する第1羽根と前記第1羽根の前端或
いは後端にて前記蓄冷容器の内周面に沿ってほぼ上方へ
起立する第2羽根と前記シリンダ内にて回転可能に支持
される吐出スクリユーとを有した回転部材と、前記回転
部材を所要の方向へ回転駆動する駆動手段とを備え、前
記駆動手段の駆動に伴って回転する前記回転部材によ
り、蓄冷容器内に投入された冷菓材料を前記第2羽根に
て前記蓄冷容器の内周面へ所定の厚さにて付着させて冷
却したのち、冷却された冷菓材料を前記第1羽根により
前記蓄冷容器の内周面から削り取ることにより冷菓材料
を撹拌及び混練して冷菓を製造するように冷菓製造装置
が構成される。
[考案の作用] 本考案は上記のように構成されるため、蓄冷容器内に投
入された冷菓材料を容器内面に対し第2羽根により所要
の厚さとなるように付着させて冷却した後、第1羽根に
より冷却された冷菓材料を容器内面から削り取りながら
冷却材料が撹拌及び混練される。これにより冷却された
冷菓材料と未冷却の冷菓材料とを混ぜ合せて短時間に冷
却して冷菓を製造する。そして製造された冷菓は、シリ
ンダ内にて回転する吐出スクリユーにより装置外へ吐出
される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は本考案に係る冷菓製造装置の分解斜視図、第2
図は組立てられた冷菓製造装置の中央縦断面図、第3図
は支持スタンドに対する容器本体の支持構造及び駆動部
に対する蓋体及び製造器本体の取付構造を示す斜視図、
第4図は支持部材の取付け構造を示す部分断面図、第5
図は回転部材の斜視図であり、冷菓製造装置1は支持ス
タンド3と、駆動部5と、製造器本体7とから構成され
ている。
前記支持スタンド3は水平方向へ延出して支持台(図示
せず)に載置される二又状の平面部3aと、前記平面部
3aの基端にて上方へ起立し、上端外周に係合凹部3b
を有した横断面がほぼ小判形の支柱部3cとが合成樹脂
にて一体成形されている。前記駆動部5のケース9には
電動モータ17が収容され、該電動モータ17には異形
断面の中空部を有した連結軸15aが一体形成された駆
動歯車15が複数の歯車19を介して所要の減速比にて
連結されている。第1図に示す前記ケース9の先端及び
左右側面には係合突部21a・21bが一体形成され、
その内の係合突部21aは後述する蓋体29に設けられ
た係合孔29dに、また他方の係合突部21bは蓋体2
9に設けられた係合溝29fに夫々係合される。また、
第1図に示す右端にて下方へ垂下する基端部右側には係
合凹部23が形成され、該係合凹部23には後述する容
器本体27の係合突部27cが掛止される。
前記製造器本体7は蓄冷容器25と、該蓄冷容器25が
収容される容器本体27と、前記蓄冷容器25及び容器
本体27の上端開口を閉鎖する蓋体29と、前記蓄冷容
器25内にて回転可能に支持される回転部材31とから
構成されている。前記蓄冷容器25は熱伝導率が高いス
テンレス或いはアルミニウム等の金属製からなる内側容
器26と、前記内側容器26外周面に対して所要の間隔
を設けて対向する熱伝導率が低い合成樹脂製の外側容器
28と、前記内側容器26と、外側容器28との間隙内
に封入される蓄冷剤32及び内側容器26及び外側容器
28の底面中央部に挿通されるシリンダ33から構成さ
れている。そして内側容器26は有底のほぼ円筒形状か
らなり、上端が外周側へ延出した後、垂下して外側容器
28上端部に係止されるように内側へ折返されるととも
に底面中央部の開口35周縁に応じた係止片26aが求
心方向へ所要の幅で延出するように折曲形成されてい
る。また、前記内側容器26の外周面には蛇腹状に折返
されたのフィン37が取付けられている。前記外側容器
28は前記内側容器26の外周面と所要の間隔をおいて
対向する有底のほぼ円筒形状に形成され、その上端部は
折曲形成された内側容器26の上端部に対してパッキン
グ(図示せず)を介して固定されている。また、外側容
器28の底面中央部に形成された開口41周縁にはボス
28bが一体形成され、該ボス28bの上面にはリング
状のパッキング43を介して内側容器26の係止片26
aが重ね合されている。そして前記内側容器26の係止
片26a及び外側容器28のボス28bは開口35・4
1内に挿通されるシリンダ33により挾持されている。
即ち、該シリンダ33は熱伝導率が低い断熱特性を有す
る合成樹脂製にて前記内側容器26の係止片26a上面
に対してパッキング45を介して係止される大径部33
aと前記開口35・41に挿嵌される小径部33bとか
ら構成され、該小径部33bの外周にはねじ33cが旋
設されている。そして大径部33aが内側容器26の係
止片26a上面に対してパッキング45を介して係止さ
れるとともに小径部33bが開口35・41内に挿嵌さ
れたシリンダ33は外側容器28の下方からねじ止めさ
れるナット47により内側容器26の係止片26a及び
外側容器28のボス28bが挾持される。これにより内
側容器26及び外側容器28がシリンダ33により一体
的に組付けられる。尚、前記ナット47は外側容器28
下面及びシリンダ33に対して接着固定される。また、
前記シリンダ33には後述する吐出スクリユー31bを
回転可能に支持する支持孔33dが形成されるとともに
大径部33aの上部には軸線回りへ所要の間隔をおいて
起立する爪部33eが一体形成されている。前記シリン
ダ33の下端部には前記支持孔33dと連通する透孔5
1aを有するホルダ51が取付けられ、該ホルダ51の
下面には対向する一対の係合凹部51bが形成されてい
る。そして係合凹部51bには前記透孔51aを閉鎖す
る平面部53a及び前記透孔51aと連通する孔53b
を有するスライド板53がシリンダ33の軸線と直交す
る方向へ移動可能に支持されている。前記外側容器28
の底面にはねじ穴28aが形成され、該ねじ穴28aか
ら蓄冷剤32が内側容器26と外側容器28との間隙内
に充填される。そして蓄冷剤32の注入後にねじ止めさ
れるねじ49により前記ねじ穴28aが閉鎖される。
前記蓄冷容器25を収容する容器本体27は熱伝導率が
低い合成樹脂にて有底のほぼ円筒形状に形成され、該容
器本体27の底面には前記シリンダ33が挿通される透
孔27aが形成されている。前記容器本体27の上端部
には被係合部27bが夫々形成されている。また前記容
器本体27の外周部には前記支柱部3cが挿嵌可能な小
判形の中空部27fを有する取付部27dが一体形成さ
れ、該取付部27dの下端部には前記係合凹部3bに係
合可能な爪部11aを有する弾性片11bが一体形成さ
れた固定リング11が、前記弾性片11bと取付部27
d内面との間に所要の間隙を設けて取付けられている。
そして前記弾性片11bと取付部27d内面との間には
金属製でU字形の押圧部材13が取付けられ、該押圧部
材13の一片には取付部27d下端に設けられた透孔2
7eと連通するナット部13aが、また他片には弾性片
11bに当接する押圧片13bが設けられている。そし
て前記押圧片13bは前記透孔27eを挿通してナット
部13aに噛合されて当接する取付ねじ14により前記
弾性片11bが弾性変形される。前記取付部27dの上
面には前記係合凹部23に対応する係合突部27cが一
体形成され、係合凹部23に対する係合突部27cの掛
止により容器本体27に載置された駆動部5が回り止め
される。
前記容器本体27の上部には蓋体29が着脱可能に取付
けられ、該蓋体29の外周縁には各被係合部27bに係
合する係合部29aが一体形成されている。そして該被
係合部27bに対する係合部29aの係合により蓄冷容
器25が収容された容器本体27に蓋体29が着脱可能
に取付けられる。また、前記蓋体29の中心部には後述
する回転部材31の軸部31aを挿通する透孔29b
が、また上面外周面には冷菓材料の投入開口29cが形
成されている。更に、前記蓋体29の透入開口29c側
壁には前記係合突部21aが係止される係止孔29d
が、また蓋体29の上面凹所29eには前記係合突部2
1bが係止される係止溝29fが夫々形成されている。
前記蓄冷容器25内には投入された冷菓材料を撹拌押圧
混練するとともに製造された冷菓を吐出する合成樹脂製
の回転部材31が回転可能に支持されている。該回転部
材31は上部が前記連結軸15aに回り止め可能に挿嵌
される異形断面形状に形成された軸部31aと、前記軸
部31aの下部にて前記シリンダ33の支持孔33d内
に回転可能に支持される吐出スクリユー31bとが一体
成形されている。そして前記軸部31aの上部には所要
の角度をおいて蓄冷容器25内面に向って延びる一対の
アーム部31cが一体成形され、一方のアーム部31c
先端には蓄冷容器25の内周面に沿いかつ回転部材31
の回転方向と反対方向に向って他方のアーム部31c下
方に応じた位置まで下降傾斜する第1羽根31dが一体
成形されている。そして前記第1羽根31d下端には蓄
冷容器25底面に沿って軸部31aに向う第3羽根31
eが一体成形されている。また、前記第1羽根31d下
端には蓄冷容器25の内周面に沿い、上方に位置する他
方のアーム部31c先端に向って起立する第2羽根31
fが一体成形されている。該第2羽根31fは下端が蓄
冷容器25内周面下部に近接した状態から上端が蓄冷容
器25内周面上部に対して若干の隙間を有するように中
心側に向って所要の角度θにて傾いた状態で一体成形さ
れている。尚、前記第1羽根31dの外周面には蓄冷容
器25の内周面に対して近接する突条31hが一体成形
されている。また、前記第3羽根31eの下部には外周
側から軸部31aに向う凹凸部31gが形成されてい
る。前記第3羽根31eの回転方向手前には一端が第1
羽根31dの下端部に、また他端が前記吐出スクリユー
31b上方に応じた軸部31aに回転可能に支持された
移送スクリユー61が配置されている。前記軸部31a
側に応じた移送スクリユー61端面には多数の突部61
aが軸線回りへ所要の間隔をおいて一体成形され、該突
部61aが爪部33eに噛合わされている。これにより
前記回転部材31の回転に伴って前記移送スクリユー6
1が軸部31aに向うように回転される。
次に、上記のように構成された冷菓製造装置1の作用を
第2図、第6図及び第7図に従って説明する。
先ず、冷菓製造装置1の組立方法を第2図に従って説明
すると、取付ねじ14が緩められた状態で支持スタンド
3の支柱部3cが取付部27dの中空部27f内に挿嵌
された状態で容器本体27が上方へ持ち上げられると、
固定リング11の爪部11aが支柱部3cの係合凹部3
bに位置される。この状態にて取付ねじ14がねじ締め
されると、該取付ねじ14軸端と押圧部材13の押圧片
13bとの当接により弾性片11bが弾性変形され、係
合凹部3bに爪部11aが係合される。これにより容器
本体27の上動状態が保持されるとともに載置面と後述
する製造器本体7下面との間には製造された冷菓を受け
る皿、コーンカップ等を差し込むための空間65が形成
される。
上記状態にて上動された駆動部5のケース9に設けられ
た係合突部21aが係合孔29dに、また係合突部21
bが係合溝29fに夫々係合されると、蓋体29が駆動
部5に取付けられる。更に、容器本体27に収容された
蓄冷容器25に取付けられたシリンダ33の支持孔33
d内に吐出スクリユー31bが回転可能に支持された回
転部材31の軸部31a上部を連結軸15a内に挿嵌し
た状態で蓋体29の係合部29aを被係合部27bへ係
合させることにより製造器本体7が蓋体29に取付けら
れる。そして製造器本体7及び蓋体29が取付けられた
後、時計方向に対する回動操作により係合突部27cが
係合凹部23に掛止される。これにより取付部27dに
対して駆動部5が回り止めされる。尚、前記蓄冷容器2
5内に回転部材31が回転可能に支持されたとき、移送
スクリユー61の突部61aはシリンダ33の爪部33
eに噛合わされる。また、蓄冷容器25に取付けられた
シリンダ33下端にはホルダ51が取付けられるととも
にホルダ51の孔53bはスライド板53により閉鎖さ
れる。更に、蓄冷容器25は予め冷凍室内にて封入され
た蓄冷剤32が約−15〜−25℃の所要温度となるよ
うに冷却されている。
回転部材31の回転状態を示す第6図及び冷菓材料の冷
却状態を示す第7図において、上記状態にて電動モータ
17が駆動されると、回転部材31は第6図に示す実線
矢印のA方向へ回転されるとともに移送スクリユー61
は回転部材31の回転に伴って第6図に示す実線矢印の
B方向に向って回転される。そして上記状態にて蓋体2
9の投入開口29cから調合された冷菓材料67が蓄冷
容器25内に投入されると、この冷菓材料67は蓄冷容
器25内にて冷却されながら回転する回転部材31によ
り撹拌及び混練される。即ち、第7図に示すように前記
蓄冷容器25の内周面に対して回転する第2羽根31f
により所要の厚さにて付着して投入された冷菓材料67
を冷却させた後、回転する第1羽根31dにより蓄冷容
器25内周面から冷却された冷菓材料67が削り取られ
る。また、蓄冷容器25の底面に付着して冷却された冷
菓材料67は回転する第3羽根31eにより削り取られ
る。このとき、前記第3羽根31e下部には多数の凹凸
部31gが形成され、蓄冷容器25底面に対する摺接面
積を少ないため、回転部材31の回転抵抗が増大するこ
とが回避される。そして上記のように蓄冷容器25の内
周面及び底面から削り取られた冷菓材料67は第3羽根
31eの回転方向手前に寄せ集められた後、回転部材3
1の回転に伴って軸部31a側に向って回転する移送ス
クリユー61により蓄冷容器25の中心部側へ移動され
る。これにより冷却された冷菓材料67と未冷却の冷菓
材料67とが混ぜ合されることにより冷菓材料67の冷
却が促進されるとともに冷菓材料67が撹拌及び混練さ
れる。
そして冷却の進展に伴って冷菓材料67がある程度冷却
されたとき、この冷菓材料67は前述した作用と同様に
第2羽根31fにより蓄冷容器25内周面に付着されて
冷却された後、第1羽根31dにより蓄冷容器25内周
面から削り取られながら撹拌及び混練される。このと
き、半固体化した冷菓材料67により回転部材31の回
転抵抗が増大する傾向を示すが、前記第2羽根31fが
蓄冷容器25の下部から上方に向い若干中心部へ傾斜す
るように形成されているため、蓄冷容器25内周面に対
する冷菓材料67の付着時に半固体化した冷菓材料67
を隙間の広い第2羽根31f上方へ逃がすことが出来
る。これにより回転部材31の回転抵抗が増大すること
が回避される。また、上記冷菓の製造時において、シリ
ンダ33の支持孔33d内に流入した冷菓材料はシリン
ダ33により断熱されて冷菓材料67の凍結が防止され
るため、回転部材31の回転抵抗が増大することが回避
される。
上記した蓄冷容器25内周面に対する第2羽根31fに
よる冷菓材料67の付着作用及び第1羽根31dによる
削り取り作用に伴って所要の固さの冷菓が製造される
と、スライド板53がその孔53bと透孔51aとが挿
通するように移動操作される。そして製造された冷菓は
第1羽根31d及び第3羽根31eにより蓄冷容器25
内周面から削り取られて第3羽根31e側に寄せ集めら
れた後、移送スクリユー61の回転に伴ってシリンダ3
3内に導入されたのち、吐出スクリユー31bの回転に
伴って外部へ押出されて空間65内に差込まれた皿、コ
ーンカップ等に受承される。
このように本実施例は、投入された冷菓材料67を第2
羽根31fにより蓄冷容器25内周面へ所要の厚さにて
付着させながら冷却した後、冷却された冷菓材料67を
第1羽根31dにより削り取って撹拌及び混練すること
が出来、冷菓材料67の冷却効率を高めて冷菓を短時間
に製造することが可能である。
[考案の効果] このため本考案は、投入された冷菓材料を効率的に冷却
して製造時間を短縮し得るとともにほぼ均一な冷却状態
で高品質の冷菓を製造することが可能な冷菓製造装置を
提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る冷菓製造装置の分解斜視図、第2
図は組立てられた冷菓製造装置の中央縦断面図、第3図
は支持スタンドに対する容器本体の支持構造及び駆動部
に対する蓋体及び製造器本体の取付構造を示す斜視図、
第4図は支持部材の取付け構造を示す部分断面図、第5
図は回転部材の斜視図、第6図及び第7図は作用を示す
説明図である。 図中1は冷菓製造装置、5は駆動部、25は蓄冷容器、
31は回転部材、31bは吐出スクリユー、31dは第
1羽根、31fは第2羽根、31hは突条、67は冷菓
材料である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に蓄冷剤が封入されるとともに底面中
    央部に下端開口が開閉可能なシリンダを有した蓄冷容器
    と、 前記蓄冷容器内にて回転可能に支持され、その内面にほ
    ぼ沿い、かつ回転方向と反対方向に向って上方から下方
    へ傾斜する第1羽根と前記第1羽根の前端或いは後端に
    て前記蓄冷容器の内周面に沿ってほぼ上方へ起立する第
    2羽根と前記シリンダ内にて回転可能に支持される吐出
    スクリユーとを有した回転部材と、 前記回転部材を所用の方向へ回転駆動する駆動手段と、 を備え、前記駆動手段の駆動に伴って回転する前記回転
    部材により、蓄冷容器内に投入された冷菓材料を前記第
    2羽根にて前記蓄冷容器の内周面へ所要の厚さにて付着
    させて冷却したのち、冷却された冷菓材料を前記第1羽
    根により前記蓄冷容器の内周面から削り取ることにより
    冷菓材料を攪拌及び混練して冷菓を製造することを特徴
    とする冷菓製造装置。
  2. 【請求項2】前記蓄冷容器の内周面と対向する第1羽根
    の外側面には前記蓄冷容器内周面に摺接可能な突部が設
    けられたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項の冷菓製造装置。
  3. 【請求項3】前記第2羽根は前記蓄冷容器の内周面に対
    して下方から上方に向って徐々に離間するように形成さ
    れたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項の
    冷菓製造装置。
JP14680187U 1987-09-25 1987-09-25 冷菓製造装置 Expired - Lifetime JPH06959Y2 (ja)

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JPS6452476U JPS6452476U (ja) 1989-03-31
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EP3062629B1 (en) * 2013-10-30 2019-07-03 Nestec S.A. Machine, system and method for preparing a cooled confectionery product with aerated texture

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