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JPH069583Y2 - 定電圧電源回路 - Google Patents

定電圧電源回路

Info

Publication number
JPH069583Y2
JPH069583Y2 JP1987044215U JP4421587U JPH069583Y2 JP H069583 Y2 JPH069583 Y2 JP H069583Y2 JP 1987044215 U JP1987044215 U JP 1987044215U JP 4421587 U JP4421587 U JP 4421587U JP H069583 Y2 JPH069583 Y2 JP H069583Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
output
transistor
differentiating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987044215U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63153782U (ja
Inventor
俊男 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1987044215U priority Critical patent/JPH069583Y2/ja
Publication of JPS63153782U publication Critical patent/JPS63153782U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH069583Y2 publication Critical patent/JPH069583Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は例えば民生機器内での定電圧電源回路に関す
る。
(従来の技術) 第5図は従来のこの種の定電圧電源の一例を示す回路図
である。図において1は矩形波発振回路であり2端子の
入力を短絡したNAND回路NおよびNを直列接続
し、NAND回路Nの出力をコンデンサCを介し抵
抗R11を経てNAND回路Nの入力に帰還するととも
に、NAND回路Nの出力とNの入力の接続点は直
列に接続されたR12およびR13を経て前記コンデン
サCと抵抗R11の接続点に接続され、抵抗R13
並列にダイオードDが接続されている。
矩形波発振回路1の出力はコンデンサCおよびR
直列接続により成る微分回路2に接続されている。微分
回路2の出力はコンパレータ・スイッチング回路4の一
方の入力に接続されている。3は抵抗Rとツェナーダ
イオードDの直列接続よりなる基準電圧回路で入力直
流電圧Vから基準電圧Vを作られその基準電圧回路
3の出力は後述するコンパレータ・スイッチング回路4
および誤差増幅用トランジスタ回路7に接続される。誤
差増幅用トランジスタ回路7はNPNトランジスタQ
を主体として構成され、NPNトランジスタQのコレ
クタは微分回路2の出力に接続され、エミッタは基準電
圧回路3の出力と接地間に直列接続された抵抗Rと抵
抗Rの接続点に接続されまたコンデンサCを介して
接地されている。コンパレータ・スイッチング回路4は
コンパレータQとトランジスタQ,Q,Qおよ
び抵抗R,R,Rにより構成され、コンパレータ
の一方の入力は基準電圧回路3の出力に接続される
とともにNPNトランジスタQのベースに接続されて
いる。コンパレータQの他方の入力は前記の通り微分
回路2の出力と接続され、出力は抵抗Rを介してNP
NトランジスタQのエミッタに接続されている。トラ
ンジスタQのコレクタはPNPトランジスタQのベ
ースに接続されるとともに抵抗Rを介してトランジス
タQのエミッタおよび本従来例の定電圧電源回路の入
力およびNPNトランジスタQのコレクタに接続され
ている。トランジスタQのコレクタはトランジスタQ
のベースに接続されるとともに抵抗Rを介してトラ
ンジスタQのエミッタに接続されている。トランジス
タQのエミッタはコンパレータ・スイッチ回路4の出
力であり、接地間にダイオードDが逆方向に接続され
ている。コンパレータ・スイッチ回路4の出力は直列イ
ンダクターLと並列コンデンサCより成る平滑回路
5を経て出力され直流出力電圧Vが得られる。
直流出力電圧Vは帰還分割回路6により抵抗Rと抵
抗RおよびダイオードDの直列回路により分割され
抵抗Rと抵抗Rの接続点の電圧が誤差増幅用トラン
ジスタ回路7のNPNトランジスタQのベースに接続
され、また抵抗Rと抵抗Rの接続点はコンデンサC
を介して接地されている。
次にその動作について説明する。矩形波発振回路1の出
力は微分回路2により微分されその出力電圧Vの波形
は第6図(b)に実線で示されている。微分回路2の出力
電圧Vはコンパレータ・スイッチ回路4のコンパレー
タQで基準電圧回路3の出力である基準電圧Vと比
較されVがVより低くなるとコンパレータ・スイッ
チ回路4のトランジスタQ,Q,Qはいづれもオ
ン状態からオフ状態に変り、従ってコンパレータ・スイ
ッチ回路4の出力電圧Vの波形は第6図(a)に実線で
示すような矩形波となり、それが平滑回路5によって平
滑化され出力直流電圧Vが得られる。
いま出力直流電圧Vが上昇したとすると、Vは分割
回路6で分割されて誤差増幅用トランジスタQのベー
スに供給されるので、そのベースの電位が上昇しQ
コレクタとエミッタ間の抵抗が低下する。誤差増幅用ト
ランジスタQは微分回路2の抵抗Rと並列に接続さ
れているので、微分の時定数が下り、従って微分回路の
出力電圧Vの波形は第6図(b)の点線で示した波形の
ようになり従ってコンパレータ・スイッチ回路4の出力
波形は前述の説明から分るように第6図(a)の点線で示
したようになり、すなわちコンパレータ・スイッチ回路
の出力の矩形波の幅が狭くなり、その結果、出力電圧V
は下る。このように帰還分割回路6、誤差増幅トラン
ジスタ回路7、コンパレータ・スイッチ回路4によって
形成されるフィードバック・ループにより出力直流電圧
が一定に制御される。
ここで帰還分割回路6の中のダイオードDの電圧降下
を無視すると、出力直流電圧Vは次式で表される。
={(R+R)/R}[{R/(R+R
)}×V+I+VBE]…(1) ここでIは誤差増幅トランジスタQのエミッタ電流
であり、VBEはトランジスタQのベース・エミッタ
間電圧である。従って出力直流電圧Vは誤差増幅トラ
ンジスタQのエミッタ電流の影響を受けるという欠点
があった。また誤差増幅用トランジスタQのインピー
ダンスの変化により矩形発振回路1に対する負荷インピ
ーダンスが変化して矩形波出力のデュティー・レシオが
変化し、従って出力直流電圧Vの制御範囲が狭くなる
という欠点があった。
(考案が解決しようとする問題点) 以上述べたように従来例の定電圧電源回路では誤差増幅
用トランジスタのエミッタ電流によって出力直流電圧が
影響を受け、また出力直流電圧の制御範囲が狭くなると
いう欠点があった。本考案は上記の欠点を除去した定電
圧電源回路を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案では、微分回路の出力と基準電圧点間に誤差増幅
用トランジスタ回路のコレクタ・エミッタ通路を接続
し、このトランジスタ回路のベースに帰還分割回路の出
力を供給するように構成されている。
(作用) 本考案の定電圧電源回路では微分回路の時定数は一定と
し、コンパレータ回路へ入力される微分回路出力波形の
レベルを出力直流電圧Vの変化に応じて変化させるこ
とにより微分回路の出力波形の基線を変化させてコンパ
レータ・スイッチ回路の出力である矩形波の幅を変化さ
せて出力直流電圧が一定になるように制御している。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面を参照して説明する。第1
図は本考案の一実施例を示した回路図である。1は矩形
波発振回路、2は微分回路、3は基準電圧回路、4はコ
ンパレータ・スイッチ回路、5は平滑回路、6は帰還分
割回路、7は誤差増幅用トランジスタ回路である。本実
施例では誤差増幅用回路7のトランジスタはPNPタイ
プでありそのエミッタが基準電圧回路3の出力、即ちコ
ンパレータ・スイッチ回路4の一方の入力に接続され、
コレクタは微分回路2の出力、即ちコンパレータ・スイ
ッチ回路4の他方の入力に接続されている。なお、図示
しないが矩形波発振回路1には、例えば基準電圧回路3
から安定した動作電圧が供給されている。
次に本実施例の動作について説明する。矩形波発振回路
1、基準電圧回路3、コンパレータ・スイッチ回路4、
平滑回路5、分割回路6の動作については前述の従来例
の場合と同じである。本実施例では微分回路2の抵抗R
と直流電位的に並列に接続された誤差増幅トランジス
タQは逆接続であるためインピーダンスが高いので微
分回路2の時定数は一定であり、微分回路2の出力の微
分波形の下降の傾斜は一定である。次に電圧制御の動作
を説明する。第2図(a)は矩形波発振回路1の出力電圧
波形を示し、第2図(b)の実線は定常時の微分回路2の
出力電圧の波形を示す。第2図(c)の実線はそのときの
コンパレータ回路4の出力電圧波形Vを示す。いま入
力直流電圧Vが上昇して、それに伴い出力直流電圧V
が上昇すると、出力直流電圧Vを帰還分割回路で分
割されて供給された誤差増幅トランジスタ回路7のPN
PトランジスタQのベース電圧が上るためにベースと
コレクタの間の電圧が増大して微分回路2の出力電圧波
形Vは直流的に下り、第2図(b)の点線で示す波形と
なる。従ってコンパレータ・スイッチ回路の出力電圧の
矩形波は第2図(c)点線で示すようになり矩形波の幅が
狭くなり従って出力直流電圧Vを低下させるように制
御される。この場合直流出力電圧Vは次式で与えられ
る。
={(R+R)/R}(V−VBE)…
(2) ここでVBEは誤差増幅トランジスタQのベース・エ
ミッタ間電圧である。これを従来例の出力直流電圧V
を示す第(1)式と比較すると誤差増幅トランジスタQ
のエミッタ電流による電圧変動がない。また矩形波発振
回路1の負荷の変動がない為、その出力である矩形波の
デューティ・レシオの変動もない。従って入力直流電圧
の変動に対する出力直流電圧Vの変動がより少な
い。第3図は入力直流電圧Vと出力直流電圧Vの関
係を示すものであり、図において点線は従来例の場合を
示し、実線は本考案の一実施例の場合を示す。この図よ
り本考案の定電圧電源回路ではその入出力特性が改善さ
れていることが明らかである。
第4図は本考案の他の実施例を示すものであり、この実
施例ではコンパレータ・スイッチ回路4の他方の入力と
接地の間にダイオードが逆接続されて微分回路の出力波
形の負の部分をクリップし、また分割回路6の抵抗R
と直列に温度補償ダイオードDを接続して温度補償が
行われ、また誤差増幅用トランジスタQのベースと直
流入力の間に安定用抵抗Rを挿入して電圧制御の安定
化を図っている。
なお、以上述べた本考案の実施例では、誤差増幅トラン
ジスタQのエミッタを基準電圧回路3の基準電圧出力
端に接続しているが、前述のように誤差増幅トランジス
タQは微分回路2の出力波形のレベルを出力直流電圧
の変化に応じて変化させるために設けられており、
そのエミッタは必ずしも基準電圧出力端に接続される必
要はない。例えば、ツェナーダイオードDの端子電圧
を分圧回路によって分圧した分圧出力端等の安定した電
圧が得られる点に接続してもよいものである。
[考案の効果] 以上記述した如く、本考案では誤差増幅用トランジスタ
回路の構成方法により定電圧電源回路に入出力特性が改
善されるとともに、従来例に比して構成部品の数もより
少ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の定電圧電源回路の一実施例を示した回
路図、第2図は第1図に示した実施例の各部の電圧波形
を示した図、第3図は従来例ならびに本実施例の入出力
特性を示した図、第4図は本考案の定電圧電源回路の他
の実施例を示した回路図、第5図は定電圧電源回路の従
来例を示した回路図、第6図は第5図に示した従来例の
各部の電圧波形を示した図である。 1……矩形波発振回路、2……微分回路 3……基準電圧回路 4……コンパレータ・スイッチ回路 5……平滑回路 6……帰還分割回路 7……誤差増幅用トランジスタ回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形波発振回路と、その出力を微分する微
    分回路と、入力直流電圧から基準電圧を作成する基準電
    圧回路と、前記基準電圧と微分回路の出力を比較して、
    入力直流電圧のスイッチングを行なうコンパレータ・ス
    イッチング回路と、その出力である矩形波より直流出力
    電圧を作成する平滑回路と、コレクタ・エミッタ通路が
    前記微分回路の出力と所定電圧点間に接続された誤差増
    幅用トランジスタ回路と、前記直流出力電圧を前記誤差
    増幅用トランジスタ回路のベースに供給し当該トランジ
    スタのコレクタ・エミッタ間インピーダンスを制御する
    帰還分割回路とを具備したことを特徴とする定電圧電源
    回路。
  2. 【請求項2】さらに前記微分回路の出力端と基準電位点
    間に接続されたクランプ用ダイオードと、前記帰還分割
    回路に直列接続された温度補償用ダイオードと、前記入
    力直流電圧点と前記誤差増幅用トランジスタのベース間
    に接続された抵抗とを具備したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の定電圧電源回路。
JP1987044215U 1987-03-27 1987-03-27 定電圧電源回路 Expired - Lifetime JPH069583Y2 (ja)

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JPS63153782U JPS63153782U (ja) 1988-10-07
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JPS58190275A (ja) * 1982-04-30 1983-11-07 Toshiba Corp 昇圧チヨツパの制御装置

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