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JPH0695470A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH0695470A
JPH0695470A JP4269424A JP26942492A JPH0695470A JP H0695470 A JPH0695470 A JP H0695470A JP 4269424 A JP4269424 A JP 4269424A JP 26942492 A JP26942492 A JP 26942492A JP H0695470 A JPH0695470 A JP H0695470A
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JP
Japan
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temperature
paper
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printing paper
conveyance
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Application number
JP4269424A
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English (en)
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JP2998819B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Muto
清 武藤
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP4269424A priority Critical patent/JP2998819B2/ja
Publication of JPH0695470A publication Critical patent/JPH0695470A/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷用紙の搬送状態を検出し用紙の搬送に
異常を検出した場合には、装置内の温度がより低い設定
温度に達した時点で排出手段を駆動することにより、装
置内の温度を速やかに低下させ搬送異常により装置内に
残存する印刷用紙を装置から容易に取り除くことができ
る画像形成装置を提供する。 【構成】 用紙センサにより印刷用紙がプリンタ本体
内で正常に搬送されているかどうかを検出し、印刷用紙
が正常に搬送されている場合には温度センサにより検出
されたプリンタ本体内の温度と温度メモリに記憶されて
いる比較的高い第1温度との比較に基づいてファンモー
タの回転駆動を行い、一方、印刷用紙の搬送に異常が発
生した場合には温度センサにより検出されたプリンタ本
体内の温度と温度メモリに記憶されている第1温度より
も低い第2温度との比較に基づいてファンモータの回転
駆動を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温度センサにより装置本
体内の温度を検出し、その検出された温度と所定の設定
温度との比較結果に基づき排気装置を介して装置本体内
の暖気を外部に排出するようにしたレーザプリンタ等の
画像形成装置に関し、特に、装置本体内における印刷用
紙の搬送状態を検出するとともに、その検出された搬送
状態に従って温度センサにより検出された装置本体内温
度と比較される設定温度を可変とすることができる画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザプリンタ等の画像形成装
置においては高温発生部を装置内に備えており、画像の
形成動作に伴い装置内の温度が上昇することから装置内
の暖気を装置の外部に排気すべく排気装置が設けられて
いる。
【0003】この排気装置は排気ファンを有しており、
画像形成中に常時排気ファンを回転させておくと必要以
上に電力を消費し、また、排気ファンの回転に伴って長
時間に渡って騒音が発生する。そこで、従来より装置内
の温度を検出する温度センサと、その温度センサにより
検出された装置内温度と予め設定された設定温度(通
常、比較的高い温度に設定され、大体80℃程度の高温
に設定されている)とを比較する比較手段とを有し、装
置内温度が設定温度よりも高くなった場合に排気ファン
の回転駆動を行なうようにした画像形成装置が種々提案
されている。
【0004】かかる画像形成装置によれば、温度センサ
により検出された装置内温度が設定温度よりも高くなっ
た時点で排気ファンの回転駆動が開始されることから、
必要以上に電力を消費したり騒音が長時間に渡って発生
することがなく、また、装置内の温度を比較的速やかに
低下させて装置内の温度が高くなり過ぎることを防止す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の画像形成装置においては、排気ファンの駆動を開始
させる基準となる設定温度は1つしか有しておらず、か
かる設定温度と温度センサにより検出された装置内温度
との比較結果のみに基づいて排気ファンの駆動が行なわ
れている。また、装置内で印刷用紙を搬送する搬送装置
における用紙の搬送状態を検出し、その検出結果と連動
させて排気ファンの駆動の開始を行なうようなことは全
くなされていない。
【0006】従って、従来の画像形成装置では、搬送装
置による印刷用紙の搬送状態が正常に行なわれている
か、又、搬送状態に異常を生じたかどうかとは無関係に
排気ファンの駆動が行なわれることとなる。これより、
搬送状態に異常を来した場合には、装置内が80℃程度
の高温に達しないと排気ファンが回転駆動されないこと
から、装置内が高温であるため搬送異常により装置内に
残された印刷用紙を装置内から取り除くことが困難にな
るという問題があった。
【0007】本発明は前記従来技術の問題点を解消する
ためになされたものであり、印刷用紙の搬送状態を検出
し用紙の搬送に異常を検出した場合には、装置内の温度
がより低い設定温度に達した時点で排出手段を駆動する
ことにより、装置内の温度を速やかに低下させ搬送異常
により装置内に残存する印刷用紙を装置から容易に取り
除くことができる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、装置本体内で印刷用紙を搬送経路に沿って搬
送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段により搬送さ
れた印刷用紙上に画像を形成する画像形成手段と、前記
搬送経路中に配設されるとともに前記搬送手段により搬
送されてきた印刷用紙の搬送状態を検出する搬送状態検
出手段と、前記装置本体内における温度を検出する温度
検出手段と、予め設定された第1温度及びその第1温度
よりも低い第2温度を記憶する温度記憶手段と、前記装
置本体内の暖気を装置本体の外部に排出する排出手段
と、前記温度検出手段により検出された温度と前記温度
記憶手段に記憶された第1温度及び第2温度とを比較す
る比較手段と、前記比較手段による比較結果に基づいて
前記排出手段の駆動制御を行なう制御手段とを備え、前
記制御手段は、前記搬送状態検出手段により印刷用紙の
搬送が正常に行なわれていることが検出された場合、前
記比較手段による前記温度検出手段を介して検出された
温度と前記第1温度との比較結果に基づいて前記排出手
段の駆動制御を行ない、前記搬送状態検出手段により印
刷用紙の搬送状態に異常を生じたことが検出された場
合、前記比較手段による前記温度検出手段を介して検出
された温度と前記第2温度との比較結果に基づいて前記
排出手段の駆動制御を行なう構成とされる。
【0009】
【作用】前記構成を有する本発明では、用紙搬送手段を
介して画像形成手段に印刷用紙を搬送し、画像形成手段
において印刷用紙上に画像の形成が行なわれる。かかる
画像形成動作と並行して、温度検出手段により検出され
た装置本体内の温度と温度記憶手段に記憶された第1温
度及び第1温度よりも低い第2温度とが比較手段を介し
て比較されるとともに、搬送状態検出手段により搬送経
路中における印刷用紙の搬送状態が検出される。
【0010】そして、搬送状態検出手段により印刷用紙
の搬送が正常に行なわれていることが検出された場合に
は、前記比較手段は第1温度と装置本体内の温度とを比
較し、その比較結果に基づき制御手段が排出手段を駆動
して装置本体内の暖気を外部に排出する。一方、搬送状
態検出手段により印刷用紙の搬送に異常を生じたことが
検出された場合には、前記比較手段は第2温度と装置本
体内の温度とを比較し、その比較結果に基づき制御手段
が排出手段を駆動して装置本体内の暖気を外部に排出す
る。
【0011】これにより、印刷用紙の搬送に異常を生じ
た場合には、装置本体内の温度が低い温度になった時点
で排出手段が駆動されることから、装置本体内が速やか
に冷却されて搬送異常により装置本体内に残存した印刷
用紙が簡単に取り除かれるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明をレーザプリンタについて具体
化した一実施例に基づき図面を参照しつつ詳細に説明す
る。図1はプリンタの概略を模式的に示す側断面図であ
り、プリンタ本体1内には給紙部A、画像形成部B、画
像定着部C及び排気部Dが配設されている。
【0013】給紙部Aは給紙カセット2、半月ローラ3
及び一対の給紙ローラ4から構成される。給紙カセット
2内には、印刷用紙Pが積層した状態で収納されてお
り、また、給紙カセット2の底面はバネ5により常時上
方に付勢されている。給紙カセットの前端部における上
方には、後述するメインモータ45により回転駆動され
る半月ローラ3が支持されており、かかる半月ローラ3
は給紙カセット2に収納された印刷用紙Pを1枚づつ順
次間欠的に給紙ローラ4方向に送るものである。また、
半月ローラ3の下流には給紙ローラ4が配設され、かか
る給紙ローラ4はメインモータ45により回転駆動され
て印刷用紙Pを更に下流方向に送る。
【0014】また、給紙ローラ4の下流において、給紙
ローラ4と後述のレジストローラ14との間には用紙案
内ガイド12が配置されるとともに、その用紙案内ガイ
ド12の下流端位置にはセンサ13が配設されている。
かかるセンサ13は用紙案内ガイド12から送られてき
た印刷用紙Pの先端部を検出するものであり、センサ1
3の検出信号はレジストローラ14の回転駆動のトリガ
信号として使用される。
【0015】センサ13の下流位置に配設された一対の
レジストローラ14は、その回転接触位置にて印刷用紙
Pの斜行を矯正するとともに、印刷用紙Pを下流の用紙
案内ガイド16からローラ17を経て画像形成部Bへ送
るものである。また、レジストローラ14はセンサ13
による検出信号が出力されてから一定の時間経過後、後
述のソレノイドクラッチ43を介して回転駆動が開始さ
れる。更に、前記用紙案内ガイド16及びローラ17は
レジストローラ14から送られてきた印刷用紙Pを画像
形成部Bに給送するものであり、画像形成部Bにおいて
は印刷用紙P上に所定の画像が形成される。
【0016】画像形成部Bはプリンタ本体1の内部上方
に配置されたスキャナユニット21、ケース15内に配
設された感光体ドラム20、現像装置22、転写帯電器
18、及び、除電器19とから構成される。スキャナユ
ニット21はホストコンピュータ等の外部機器49(図
3参照)から受信された画像データに基づいてレーザ発
振器を走査し、レーザ発振器からのレーザ光をミラーM
にて反射させた後ケース15に穿設された透過孔15A
から感光体ドラム20上に画像の露光を行なって静電潜
像を形成するものである。また、感光体ドラム20はド
ラム周面に感光材を設けてなり、メインモータ45によ
り回転される。更に、現像装置22は前記のようにスキ
ャナユニット21を介して感光体ドラム20上に形成さ
れた静電潜像を現像するためのものであり、後述する高
圧電源ユニット42(図3参照)により制御される。転
写帯電器18は現像装置22によって現像された静電潜
像を印刷用紙P上に転写するものであり、また、除電器
19は静電潜像が転写された後に印刷用紙Pを感光体ド
ラム20から剥離すべく印刷用紙Pの除電を行なうもの
である。尚、両転写帯電器18及び除電器19は共に高
圧電源ユニット42を介して制御される(図3参照)。
【0017】これにより、用紙案内ガイド16からロー
ラ17により送られてきた印刷用紙P上には、画像形成
部Bを通過する際に画像データに従って所定の画像が形
成され、この後印刷用紙Pは除電器19の下流に配設さ
れた搬送ガイド23から画像定着部Cに搬送される。
【0018】画像定着部Cはケース24内に配設された
ヒートローラ25を中心として構成される。かかるヒー
トローラ25内にはヒータ26が内設されており、ヒー
トローラ25の回転駆動はメインモータ45により制御
される一方、ヒータ26の加熱制御は後述するACドラ
イバ回路46を介して行なわれる。また、ヒートローラ
25に対向接触して従動ローラ50が配置され、これら
の各ローラ25、50により印刷用紙Pは加熱されて画
像が定着されつつ一対の排出ローラ51に向かって給送
される。ここに、ヒータ26は画像形成部Bによる画像
形成動作が開始されると同時に点灯され、ヒートローラ
25が加熱される。
【0019】排出ローラ51の下流には排紙案内ガイド
27が配置されており、また、排紙案内ガイド27の下
流端にはメインモータ45により回転される排紙ローラ
28が支持されている。これより、画像定着部Cから排
出された印刷用紙Pは排紙案内ガイド27から排紙ロー
ラ28を介してプリンタ本体1の上面に形成された排紙
トレイ29上に排紙されてスタックされる。
【0020】また、前記画像定着部Cと前記排紙案内ガ
イド27との連結部の近傍には、用紙センサ30が配置
されている。かかる用紙センサ30は後述するタイマT
(図3参照)と協働して印刷用紙Pの搬送状態を検出す
る搬送状態検出装置を構成するものであり、前記レジス
トローラ14がその回転を開始してからタイマTに設定
された第1の所定時間を経過しても用紙センサ30が印
刷用紙Pの通過を検出しない場合、又は、用紙センサ3
0が印刷用紙Pの通過を検出してからタイマTに設定さ
れた第2の所定時間が経過しても用紙センサ30が用紙
無し(印刷用紙Pが用紙センサ30を通過したこと)を
検出しない場合には印刷用紙Pの搬送に異常が発生した
と判断するものである。
【0021】更に、前記画像形成部Bと画像定着部Cと
に渡る上方位置には、ファンモータ31により回転され
る排気ファンFが取り付けられており、この排気ファン
Fは図2に示すように、主に画像定着部Cのヒートロー
ラ25等から発せられる熱により暖められたプリンタ本
体1内の暖気を外部に排出するものである。また、画像
定着部Cの上方には、温度センサ41が配設されてお
り、かかる温度センサ41はプリンタ本体1内における
温度を検出するものである。
【0022】これより、前記用紙センサ30により印刷
用紙Pが正常に搬送されていることが検出されている場
合には、後述する温度メモリ52(図3参照)に記憶さ
れた第1温度(80℃前後に設定されている)と温度セ
ンサ41により検出されたプリンタ本体1内の温度とが
比較され、その検出された温度が温度メモリ52の第1
温度よりも高くなったときに排気ファンFの回転駆動が
行なわれてプリンタ本体1内の暖気が外部に排出され
る。そして、プリンタ本体1内の温度が80℃よりも低
くなるまで冷却されてスキャナユニット21等の保護が
図られる。
【0023】一方、用紙センサ30により印刷用紙Pの
搬送に異常が発生したことが検出された場合には、温度
メモリ52に記憶された前記第1温度よりも低い第2温
度(40℃前後に設定されている)と温度センサ41に
より検出されたプリンタ本体1内の温度とが比較され、
その検出された温度が温度メモリ52の第2温度よりも
高くなったときに排気ファンFの回転駆動が行なわれて
プリンタ本体1内の暖気が外部に排出される。そして、
プリンタ本体1内の温度が40℃よりも低くなるまで速
やかに冷却される。
【0024】次に、前記のように構成されたレーザプリ
ンタの制御系について図3を参照しつつ説明する。図3
はレーザプリンタにおける制御系のブロック図を示すも
のであり、制御装置(以下、CPUと称する)40を核
として構成される。CPU40は各種の演算、処理を実
行し、公知のROM、RAMを有している。ROMには
後述するファンモータFの回転制御プログラム、印刷用
紙Pの搬送異常時におけるジャム処理プログラム、その
他印字制御プログラム等のプリンタの制御上必要な各種
のプログラムが記憶されている。また、RAMはCPU
40により演算された各種のデータを一時的に記憶する
ものである。
【0025】CPU40には、AC電源から電源スイッ
チSを介して低圧電源ユニット47が接続され、CPU
40はこの低圧電源ユニット47から電圧の供給を受け
て所定の演算等を実行する。また、低圧電源ユニット4
7からはモータドライバ44及びACドライバ回路46
に電圧が供給されている。
【0026】また、CPU40には用紙センサ30、ス
キャナユニット21、ファンモータ31及びセンサ13
が接続されている。用紙センサ30はタイマTに設定さ
れた前記第1時間(レジストローラ14が回転を開始し
てから計時される)と第2時間(用紙センサ30が印刷
用紙Pの通過を検出してから計時される)とに基づいて
印刷用紙Pの搬送状態を検出し、CPU40はこの検出
結果から印刷用紙Pが正常に搬送されているかどうかを
判断する。尚、上記第1及び第2時間は前記ROMにデ
ータとして記憶されており、CPU40によりタイマT
に設定される。
【0027】印刷用紙Pが正常に搬送されている場合、
CPU40は温度センサ41により検出されたプリンタ
本体1内の温度と温度メモリ52に記憶されている第1
温度(80℃)とを比較する。比較の結果、温度センサ
41により検出された温度が第1温度よりも高い場合に
は、ファンモータ31の回転駆動を行なって排気ファン
Fを介してプリンタ本体1内の暖気を外部に排出する一
方、温度センサ41により検出された温度が第1温度よ
りも低い場合には、ファンモータ31の回転駆動を停止
する。
【0028】また、印刷用紙Pの搬送に異常が発生した
場合、CPU40は温度センサ41により検出されたプ
リンタ本体1内の温度と温度メモリ52に記憶されてい
る第2温度(第1温度よりも低い40℃)とを比較す
る。比較の結果、温度センサ41により検出された温度
が第2温度よりも高い場合には、ファンモータ31の回
転駆動を行なって排気ファンFを介してプリンタ本体1
内の暖気を外部に排出する一方、温度センサ41により
検出された温度が第2温度よりも低い場合には、ファン
モータ31の回転駆動を停止する。尚、上記第1及び第
2温度を記憶する温度メモリ52はCPU40に接続さ
れている。
【0029】更に、CPU40はホストコンピュータ等
の外部機器49からビデオコントローラ48を介して受
信した画像データ等に基づいてスキャナユニット21の
制御を行い、レーザ発振器からレーザ光を感光体ドラム
20上に照射してドラム20上に静電潜像を形成する。
また、用紙センサ13は印刷用紙Pの先端部を検出した
ときに検出信号をCPU40に出力し、CPU40はか
かる検出信号を受けてタイマTにより一定時間を計時し
た後ソレノイドクラッチ43を介してレジストローラ1
4を回転駆動する。
【0030】また、CPU40は高圧電源ユニット42
を介して現像装置22、転写帯電器18及び除電器19
の制御を行い、前記のように感光ドラム20上に形成さ
れた静電潜像に基づいて印刷用紙P上に画像形成を行な
う。更に、CPU40は前記低圧電源ユニット47から
電圧を供給されたモータドライバ44を制御してメイン
モータ45の回転制御を行なうとともに、かかるメイン
モータ45を介して給紙部Cの半月ローラ3、給紙ロー
ラ4、感光体ドラム20、排紙ローラ28、及び、ヒー
トローラ25の回転を制御するものである。また、CP
U40は低圧電源ユニット47から電圧が供給されたA
Cドライバ46を介してヒートローラ25に内設された
ヒータ26の加熱制御を行なう。
【0031】続いて、前記のように構成されたレーザプ
リンタの動作について図4及び図5を参照して説明す
る。図4はファンモータFの回転制御プログラムを示す
フローチャート、図5は印刷用紙Pの搬送異常時におけ
るジャム処理プログラムのフローチャートを示す。
【0032】先ず、図4において、電源スイッチSを介
してレーザプリンタに電源が投入されると、CPU40
は初期設定を行なった後フローチャートの実行を開始す
る。ステップ(以下、Sと略記する)1において、外部
機器49からビデオコントローラ回路基板48を介して
画像データ等の受信を行なうとともに、ビデオコントロ
ーラ回路基板48からのデータ中に印刷開始信号が存在
するかどうかを判断する。印刷開始信号が存在する場合
(S1:YES)にはS2に移行する一方、印刷開始信
号が存在しない場合(S1:NO)には印刷開始信号が
入力されるまで待機する。
【0033】S2ではヒートローラ25に内設されたヒ
ータ26の加熱を開始してヒートローラ25の温度を上
昇させる。ヒートローラ25の温度が画像定着可能な状
態に至ったとき、メインモータ45を介して給紙部Cの
半月ローラ3、給紙ローラ4を回転させて印刷用紙Pの
搬送を開始するとともに、ビデオコントローラ回路基板
48から受信された画像データに基づいてスキャナユニ
ット21を走査して感光ドラム20上に静電潜像を形成
し、更に、高圧電源ユニット42により現像装置22、
転写帯電器18及び除電器19を駆動して印刷用紙P上
に画像の印刷を開始する(S3)。
【0034】この後、S4において、温度センサ41に
よりプリンタ本体1内の温度を検出するとともに、その
検出されたプリンタ本体1内温度と温度メモリ52に記
憶されている第1温度とを比較し、検出温度が第1温度
以上であるかどうか判断する。判断の結果、第1温度以
上である場合(S4:YES)、ファンモータ31を回
転し排気ファンFを介してプリンタ本体1内の暖気を外
部に排出した後(S5)、S7に移行する。一方、温度
センサ41により検出された温度が第1温度よりも低い
場合(S4:NO)には、ファンモータ31の回転を停
止した後(S6)、S7に移行する。
【0035】S7においては、用紙センサ30により印
刷用紙Pの搬送状態を検出し、その搬送状態が正常に行
なわれているかどうか判断される。印刷用紙Pが正常に
搬送されている場合(S7:YES)、S8にて印刷動
作が終了かどうかを判断する。印刷すべき画像データが
残存している場合(S8:NO)には、印刷を続行すべ
く再度S4以下の処理が行なわれる。また、印刷を終了
する場合(S8:YES)には、新たな画像データの印
刷を開始すべくS1に戻る。これに対して、S7で、前
述したようにレジストローラ14の回転開始からタイマ
Tに設定された第1の所定時間を経過しても用紙センサ
30が印刷用紙Pの通過を検出しないような、または、
用紙センサ30が印刷用紙Pの通過を検出してからタイ
マTに設定された第2の所定時間が経過しても用紙セン
サ30が用紙無しを検出しないような印刷用紙Pの搬送
に異常が発生した場合(S7:NO)には、S9におい
て後述する印刷用紙Pのジャム処理が実行された後S1
に戻る。
【0036】次に、印刷用紙Pの搬送異常から生じるジ
ャムを処理するジャム処理について図5を参照しつつ説
明する。先ず、印刷用紙Pの搬送に異常が生じた場合、
S11においてヒートローラ25内のヒータ26がオフ
される。続く、S12ではメインモータ45の回転が停
止され、更に、スキャナユニット21によるレーザ発振
器の走査も停止される(S13)。また、高圧電源ユニ
ット42もオフされる(S14)。
【0037】続くS15において、温度センサ41によ
りプリンタ本体1内の温度を検出するとともに、その検
出した温度と温度メモリ52に記憶された第2温度とを
比較し、検出温度が第2温度以上になったかどうか判断
する。第2温度以上である場合(S15:YES)に
は、ファンモータ31の回転を行い排気ファンFを介し
てプリンタ本体1内の暖気を外部に排出した後(S1
6)、S18に移行する。一方、温度センサ41により
検出された温度が第2温度よりも低い場合(S15:N
O)には、ファンモータ31の回転を停止した後(S1
7)、S18に移行する。
【0038】S18では、用紙センサ30によりジャミ
ングしている印刷用紙Pが取り除かれたかどうか判断さ
れる。ジャム用紙が取り除かれていない場合(S18:
NO)には、再度ファンモータ31の回転制御を行なう
べくS15に戻る。また、ジャム用紙が取り除かれた場
合(S18:YES)にはファンモータ31の回転を停
止し(S19)、この後ジャム処理を終了する。
【0039】以上詳細に説明した通り本実施例に係るレ
ーザプリンタでは、用紙センサ31とタイマTとの協働
により印刷用紙Pがプリンタ本体1内で正常に搬送され
ているかどうかを検出し、印刷用紙Pが正常に搬送され
ている場合には温度センサ41により検出されたプリン
タ本体1内の温度と温度メモリ52に記憶されている比
較的高い第1温度との比較に基づいてファンモータ31
の回転駆動を行い、一方、印刷用紙Pの搬送に異常が発
生した場合には温度センサ41により検出されたプリン
タ本体1内の温度と温度メモリ52に記憶されている第
1温度よりも低い第2温度との比較に基づいてファンモ
ータ31の回転駆動を行なうようにしたので、印刷用紙
Pの搬送に異常が発生した場合には比較的低い第2温度
を基準としてファンモータ31の回転駆動を行なって速
やかにプリンタ本体1内の暖気を外部に排出することが
できる。
【0040】これにより、プリンタ本体1内が速やかに
冷却され、画像定着部C等においてジャミングした印刷
用紙Pを極めて容易に取り除くことができるものであ
る。尚、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変
形が可能であることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、印刷用紙の
搬送状態を検出し用紙の搬送に異常を検出した場合に
は、装置内の温度がより低い設定温度に達した時点で排
出手段を駆動することにより、装置内の温度を速やかに
低下させ搬送異常により装置内に残存する印刷用紙を装
置から容易に取り除くことができる画像形成装置を提供
することができ、その奏する効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザプリンタの概略を模式的に示す側断面図
である。
【図2】排気ファンによりプリンタ本体内の暖気を外部
に排出する状態を示す説明図である。
【図3】レーザプリンタにおける制御系のブロック図で
ある。
【図4】図4はファンモータの回転制御プログラムを示
すフローチャートである。
【図5】印刷用紙の搬送異常時におけるジャム処理プロ
グラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ本体 2 給紙カセット 3 半月ローラ 4 給紙ローラ 12、16 用紙案内ガイド 14 レジストローラ 18 転写帯電器 19 除電器 20 感光体ドラム 21 スキャナユニット 22 現像装置 23 搬送ガイド 27 排紙案内ガイド 30 用紙センサ 31 ファンモータ 40 CPU 41 温度センサ 52 温度メモリ A 給紙部A B 画像形成部 C 画像定着部 D 排気部 F 排気ファン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内で印刷用紙を搬送経路に沿
    って搬送する用紙搬送手段と、 前記用紙搬送手段により搬送された印刷用紙上に画像を
    形成する画像形成手段と、 前記搬送経路中に配設されるとともに前記搬送手段によ
    り搬送されてきた印刷用紙の搬送状態を検出する搬送状
    態検出手段と、 前記装置本体内における温度を検出する温度検出手段
    と、 予め設定された第1温度及びその第1温度よりも低い第
    2温度を記憶する温度記憶手段と、 前記装置本体内の暖気を装置本体の外部に排出する排出
    手段と、 前記温度検出手段により検出された温度と前記温度記憶
    手段に記憶された第1温度及び第2温度とを比較する比
    較手段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて前記排出手段の
    駆動制御を行なう制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記搬送状態検出手段により印刷用紙の搬送が正常に行
    なわれていることが検出された場合、前記比較手段によ
    る前記温度検出手段を介して検出された温度と前記第1
    温度との比較結果に基づいて前記排出手段の駆動制御を
    行ない、 前記搬送状態検出手段により印刷用紙の搬送状態に異常
    を生じたことが検出された場合、前記比較手段による前
    記温度検出手段を介して検出された温度と前記第2温度
    との比較結果に基づいて前記排出手段の駆動制御を行な
    うことを特徴とする画像形成装置。
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