JPH0691716B2 - ピニオンギヤ付モーター用ローターアッシー - Google Patents
ピニオンギヤ付モーター用ローターアッシーInfo
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- JPH0691716B2 JPH0691716B2 JP2138563A JP13856390A JPH0691716B2 JP H0691716 B2 JPH0691716 B2 JP H0691716B2 JP 2138563 A JP2138563 A JP 2138563A JP 13856390 A JP13856390 A JP 13856390A JP H0691716 B2 JPH0691716 B2 JP H0691716B2
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- Japan
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- pinion gear
- rotor body
- rotor
- motor
- rotor assembly
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Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 10
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はピニオンギヤ付モーター用ローターアッシーに
関するものである。
関するものである。
「従来の技術」 ギヤードモーターは、ローターの軸にピニオンギヤを設
けることが必須条件である。
けることが必須条件である。
そしてローターの軸にピニオンギヤを設ける方法とし
て、従来の次のような方法によっていた。
て、従来の次のような方法によっていた。
ローター本体に貫挿した軸自体にピニオンギヤを歯切
りする。
りする。
第2図に示す如く、ローター本体1に貫挿した軸2に
金属製ピニオンギヤ3を嵌合して取りつける。
金属製ピニオンギヤ3を嵌合して取りつける。
第3図及び第4図に示す如く、ローター本体と軸部を
樹脂により一体成形し、軸部自体にピニオンギヤを歯切
りする。
樹脂により一体成形し、軸部自体にピニオンギヤを歯切
りする。
尚、第3図の場合は軸受によってローターを支持する場
合の例を示し、4はローター本体、5は軸部、6は歯切
りしたピニオンギヤである。
合の例を示し、4はローター本体、5は軸部、6は歯切
りしたピニオンギヤである。
また、第4図の場合は、ケーシングに固定した支軸を、
ローターに設けた支軸挿通孔に挿通し、ローターを回転
自在に支持する場合を示し、7はローター本体、8は軸
部、9は歯切りしたピニオンギヤである。また、10はロ
ーターに設けた支軸挿通孔、11はケーシング、12はケー
シング11に固定した支軸である。
ローターに設けた支軸挿通孔に挿通し、ローターを回転
自在に支持する場合を示し、7はローター本体、8は軸
部、9は歯切りしたピニオンギヤである。また、10はロ
ーターに設けた支軸挿通孔、11はケーシング、12はケー
シング11に固定した支軸である。
しかし、上記〜の方法には、次のような問題点があ
る。
る。
先ず、の方法では、ピニオンギヤの部分が軸受部に入
り、設計的に採用困難な場合が生ずる。
り、設計的に採用困難な場合が生ずる。
次に、の方法では、ピニオンギヤの外径が大きくなら
ざるを得ず、小型化する場合に不向きとなる。また、ピ
ニオンギヤ3が軸2に対して滑って回る虞もある。
ざるを得ず、小型化する場合に不向きとなる。また、ピ
ニオンギヤ3が軸2に対して滑って回る虞もある。
最後に、の方法では、ピニオンギヤ部分を小型化する
ことが可能となるが、ピニオンギヤ部分も樹脂であるこ
とから、強度的に弱いという問題点がある。
ことが可能となるが、ピニオンギヤ部分も樹脂であるこ
とから、強度的に弱いという問題点がある。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、ピニオ
ンギヤを小径のものとすることができると共に強度的に
充分であり、而もピニオンギヤがローター本体と完全に
一体となって回転するようになしたピニオンギヤ付モー
ター用ローターアッシーを提供せんとするものである。
ンギヤを小径のものとすることができると共に強度的に
充分であり、而もピニオンギヤがローター本体と完全に
一体となって回転するようになしたピニオンギヤ付モー
ター用ローターアッシーを提供せんとするものである。
「課題を解決するための手段」 而して、本発明の要旨とするところは、樹脂により成形
した円柱状のローター本体と、前記ローター本体の両側
面中央部に、ローター本体の軸線に沿って突出させて形
成した棒状の軸部と、前記ローター本体の外周に配した
マグネット磁極と、各歯がローター本体側の端部近傍迄
延びるピニオンギヤを外周面に刻設し、ギヤとして使用
するに必要な長さの部分を残して前記ローター本体及び
軸部の中心部に、それらの軸線に沿って埋設した金属製
ピニオンギヤとからなるピニオンギヤ付モーター用ロー
ターアッシーにある。
した円柱状のローター本体と、前記ローター本体の両側
面中央部に、ローター本体の軸線に沿って突出させて形
成した棒状の軸部と、前記ローター本体の外周に配した
マグネット磁極と、各歯がローター本体側の端部近傍迄
延びるピニオンギヤを外周面に刻設し、ギヤとして使用
するに必要な長さの部分を残して前記ローター本体及び
軸部の中心部に、それらの軸線に沿って埋設した金属製
ピニオンギヤとからなるピニオンギヤ付モーター用ロー
ターアッシーにある。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の実施例の中央縦断面図である。
図中、13はローターアッシーである。14は樹脂により形
成された円柱状のローター本体、15はローター本体14と
一体成形される棒状の軸部であり、ローター本体14の両
側面中央部に、ローター本体14の軸線に沿って突出させ
て形成される。尚、一方側は他方側より突出する長さを
長くしている。16はローター本体14の外周に配したマグ
ネット磁極、17は金属製ピニオンギヤ、18はケーシング
に固定した支軸を挿通するための支軸挿通孔である。
成された円柱状のローター本体、15はローター本体14と
一体成形される棒状の軸部であり、ローター本体14の両
側面中央部に、ローター本体14の軸線に沿って突出させ
て形成される。尚、一方側は他方側より突出する長さを
長くしている。16はローター本体14の外周に配したマグ
ネット磁極、17は金属製ピニオンギヤ、18はケーシング
に固定した支軸を挿通するための支軸挿通孔である。
また、前記金属製ピニオンギヤ17は、所要の長さの金属
棒の外周面にピニオンギヤを刻設し、且つ各歯はロータ
ー本体側の一端部に僅かの長さaの残余部を残してその
部分迄延びている。尚、本実施例では、軸心に前記支軸
挿通孔18と同径の孔を設けた金属棒を使用している。
棒の外周面にピニオンギヤを刻設し、且つ各歯はロータ
ー本体側の一端部に僅かの長さaの残余部を残してその
部分迄延びている。尚、本実施例では、軸心に前記支軸
挿通孔18と同径の孔を設けた金属棒を使用している。
そして、該金属製ピニオンギヤ17は、ギヤとして使用す
る必要な長さAのみ残して、ローター本体14及び軸部15
の中心部に、それらの軸線に沿って埋設されるものであ
る。尚、これはローター本体14及び軸部15を一体成形す
るときに同時に行われるものである。
る必要な長さAのみ残して、ローター本体14及び軸部15
の中心部に、それらの軸線に沿って埋設されるものであ
る。尚、これはローター本体14及び軸部15を一体成形す
るときに同時に行われるものである。
また、本実施例は、ローター本体の支軸挿通孔にケーシ
ングの支軸を挿通して支持する方式のローターアッシー
を示したが、軸受によってローター本体を支持する方式
の場合にも、同様に実施することができるものである。
ングの支軸を挿通して支持する方式のローターアッシー
を示したが、軸受によってローター本体を支持する方式
の場合にも、同様に実施することができるものである。
「発明の効果」 本発明は上記の如き構成であるから、ピニオンギヤを小
径のものとすることができ、而もピニオンギヤが金属製
であるから強度的にも充分なものである。また、ケーシ
ングの支軸或いは軸受と接触する部分が樹脂であるか
ら、すべり特性を維持することもできるものである。加
えて、ピニオンギヤはギヤとして使用する一部を残して
樹脂からなるローター本体と軸部に埋設されるものであ
るから、その歯の部分に樹脂が入り込んだ状態で固定さ
れ、滑って空回りすることが防止されるものである。且
つまた、該ピニオンギヤはローター本体側の一部に歯が
切られず残されている部分があることから、この部分が
抜け止めとして作用し、抜落が防止されるものである。
径のものとすることができ、而もピニオンギヤが金属製
であるから強度的にも充分なものである。また、ケーシ
ングの支軸或いは軸受と接触する部分が樹脂であるか
ら、すべり特性を維持することもできるものである。加
えて、ピニオンギヤはギヤとして使用する一部を残して
樹脂からなるローター本体と軸部に埋設されるものであ
るから、その歯の部分に樹脂が入り込んだ状態で固定さ
れ、滑って空回りすることが防止されるものである。且
つまた、該ピニオンギヤはローター本体側の一部に歯が
切られず残されている部分があることから、この部分が
抜け止めとして作用し、抜落が防止されるものである。
第1図は本発明の一実施例の中央縦断面図、第2図乃至
第4図は従来のピニオンギヤ付モーター用ローターアッ
シーの中央縦断面図である。 13…ローターアッシー 14…ローター本体、15…軸部 16…マグネット磁極 17…金属製ピニオンギヤ 18…ケーシングの支軸の挿通孔
第4図は従来のピニオンギヤ付モーター用ローターアッ
シーの中央縦断面図である。 13…ローターアッシー 14…ローター本体、15…軸部 16…マグネット磁極 17…金属製ピニオンギヤ 18…ケーシングの支軸の挿通孔
Claims (1)
- 【請求項1】樹脂により成形した円柱状のローター本体
と、前記ローター本体の両側面中央部に、ローター本体
の軸線に沿って突出させて形成した棒状の軸部と、前記
ローター本体の外周に配したマグネット磁極と、各歯が
ローター本体側の端部近傍迄延びるピニオンギヤを外周
面に刻設し、ギヤとして使用するに必要な長さの部分を
残して前記ローター本体及び軸部の中心部に、それらの
軸線に沿って埋設した金属製ピニオンギヤとからなるピ
ニオンギヤ付モーター用ローターアッシー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2138563A JPH0691716B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | ピニオンギヤ付モーター用ローターアッシー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2138563A JPH0691716B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | ピニオンギヤ付モーター用ローターアッシー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0433532A JPH0433532A (ja) | 1992-02-04 |
JPH0691716B2 true JPH0691716B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=15225070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2138563A Expired - Fee Related JPH0691716B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | ピニオンギヤ付モーター用ローターアッシー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0691716B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620580B2 (ja) * | 1985-06-03 | 1994-03-23 | 花王クエ−カ−株式会社 | 鋳型用過酸化物組成物 |
JPH0620581B2 (ja) * | 1985-06-03 | 1994-03-23 | 花王クエ−カ−株式会社 | 鋳型用過酸化物組成物 |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP2138563A patent/JPH0691716B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0433532A (ja) | 1992-02-04 |
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