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JPH069043Y2 - 再生合材中の塊回収装置 - Google Patents

再生合材中の塊回収装置

Info

Publication number
JPH069043Y2
JPH069043Y2 JP8357188U JP8357188U JPH069043Y2 JP H069043 Y2 JPH069043 Y2 JP H069043Y2 JP 8357188 U JP8357188 U JP 8357188U JP 8357188 U JP8357188 U JP 8357188U JP H069043 Y2 JPH069043 Y2 JP H069043Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skip
lump
skip bucket
foreign matter
hopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8357188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH024695U (ja
Inventor
辰巳 長野
Original Assignee
田中鉄工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 田中鉄工株式会社 filed Critical 田中鉄工株式会社
Priority to JP8357188U priority Critical patent/JPH069043Y2/ja
Publication of JPH024695U publication Critical patent/JPH024695U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH069043Y2 publication Critical patent/JPH069043Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、木片,塊状物等が混入している状態から再生
合材中の異物を効率良く回収する装置に関する。
〔従来の技術〕 舗装道路の掘削や補修等によって発生する廃材は、これ
まで埋立て地等に投棄されていた。しかし、このような
処分は投棄場所に関する制約から無視できない社会問題
となることから、舗装廃材自体が法規で定められた産業
廃棄物に指定されている。
そこで、この舗装廃材を回収し、再使用可能な資源とし
て利用するリサイクルプラントが開発された。このリサ
イクルプラントにおいては、舗装廃材をドラムミキサで
乾燥加熱し、水分や可燃性の異物等を蒸発又は燃焼させ
る。次いで、この廃材は、チャージホッパーで所定量蓄
えられた後、スキップバケットを介してサージビンに投
入される。このサージビンに収納された合材は、再生合
材として適宜ミキサーに送られ、アスファルト製品が生
成される。
〔考案が解決しようとする課題〕 ドラムミキサで加熱された舗装廃材には、土質の塊,破
砕廃材の塊,ドラム内に付着し劣化・炭化した塊,木片
等が混入している。これらの異物が、サージビンから送
り出される再生合材に残留していると、生成されたアス
ファルト合材を舗設するとき、異物だけは生成されたア
スファルト合材となじまない。このため、異物が道路面
の強度不足の原因になったり、クラックの要因になった
りする。
ところが、従来のリサイクルプラントにおいては、この
異物を除去する手段を備えていない。そのため、チャー
ジホッパーからサージビンに再生合材を搬送する過程
で、異物を取り除く作業を作業者自らが行う必要があっ
た。しかし、このような異物除去作業は、搬送経路に作
業者を常に配置することを余儀無くする。また、たとえ
ばチャージホッパーからサージビンにスキップバケット
で送られる再生合材の下層に異物が混入している場合、
異物の上にある再生合材が異物除去作業の支障になり、
危険なものでもある。
そこで、本考案は、チャージホッパーからスキップバケ
ットに再生合材を投入する過程で異物を自動的に除去す
ることにより、リサイクルプラントの無人化を図り、作
業性の優れた再生合材回収装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の回収装置は、その目的を達成するために、舗装
廃材を乾燥加熱するドラムミキサの出側下方に設けたチ
ャージホッパーと、該チャージホッパーから排出された
再生合材を受け入れるスキップバケットと、該スキップ
バケットの上方開口部に張設された塊状物分離用のバー
と、前記チャージホッパーの下方位置からサージビンの
頂部上方の投入位置まで前記スキップバケットを斜め上
方に搬送するスキップレールと、該スキップレールの途
中に設けられたワイヤブラシとを備えていることを特徴
とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、実施例により本考案の特徴
を具体的に説明する。
第1図は、本実施例における回収装置の全体を概略的に
示した図である。
舗装廃材は、ドラムミキサ1で加熱乾燥された後、ドラ
ムミキサ1の出側に設けたチャージホッパー2から再生
合材として定量的にスキップバケット3に切り出され
る。スキップバケット3の一端には牽引ロープ4が結び
付けられており、この牽引ロープ4をウィンチ5で巻き
上げることにより、スキップバケット3は、スキップレ
ール6に沿って上昇する。スキップバケット3の最高上
昇位置はサージビン7の頂部上方に設定されており、こ
こでスキップバケット3が傾倒されて、収容している再
生合材がサージビン7に投入される。
サージビン7内の再生合材は、サージビン7下部に設け
たトロリースケール8から適宜送り出される。このドラ
ムミキサ1からトロリースケール8までがリサイクルプ
ラントである。投入シュート9を経てバッチタワー10の
ミキサー11に投入される。このとき、ドラムミキサ1か
らの再生合材と共に新規な骨材を同時にミキサー11に投
入し、ミキサー11内で両者を混合する。或いは、再生合
材のみをミキサー11に投入してアスファルト製品を作る
こともできる。前記投入シュート9以降がアスファルト
プラントである。
このようなリサイクルプラントのチャージホッパー2か
らサージビン7まで再生合材を搬送する過程で、再生合
材に混入している塊状の異物を除去するため、スキップ
レール6の途中に異物除去部12を設けている。第2図は
この異物除去部12を説明するための図であり、第3図は
異物除去部12をスキップレール6方向からみた断面図で
ある。
すなわち、スキップレール6で構成される搬送路の両側
に、支柱13で一対の飛散防止板14が立設されている。そ
して、これら飛散防止板14の上端に橋渡しされた梁材15
に、スキップバケット3方向に延びた複数のワイヤブラ
シ16が固着されている。
他方、スキップバケット3は、第4図に示すように、進
行方向と平行な複数本のバー17が上面開口部に張設され
ている。このバー17とワイヤブラシ16とは、第3図に示
すように互いに噛み合う形状で配置することが好まし
い。また、スキップバケット3の後端側には、再生合材
から分離される塊状の異物を収容する塊溜めホッパー18
が設けられている。
この塊溜めホッパー18は下位側が開放されており、その
開放側端部にゲート19が取り付けられている。そして、
ゲート19の両端に設けた突起20がスキップレール6で構
成される搬送路の両端に設けた案内レール21(第2図参
照)上を摺動又は転動することによりゲート19が揺動
し、塊溜めホッパー18の下位側を開放する。すなわち、
第2図において矢印Aで示すようにスキップバケット3
の通常走行状態にあっては、塊溜めホッパー18はゲート
19で閉塞されている。そして、突起20が案内レール21を
乗り越えるときには、矢印Bで示すようにゲート19が揺
動し、塊溜めホッパー18の下位側を開放する。
次いで、この装置の作用を説明する。
チャージホッパー2からスキップバケット3に再生合材
を切り出すとき、その再生合材に含まれている塊状の異
物は、スキップバケット3の上面開放部に張設されてい
るバー17によって篩い分けられ、細粒の骨材のみがスキ
ップバケット3に収容される。再生合材から分離した塊
状異物は、バー17の上に乗ったままで、スキップバケッ
ト3の走行に伴ってスキップレール6の傾斜部に運ばれ
る。この傾斜部で、塊状異物は、バー17上を転動し、ス
キップバケット3の下位側に設けられている塊溜めホッ
パー18に収容される。
なお、チャージホッパー2の下方にあるスキップバケッ
ト3を傾斜させるとき、チャージホッパー2からスキッ
プバケット3に再生合材を切り出す際に、塊状異物を分
離して塊溜めホッパー18に収容することができる。この
ため、チャージホッパー2下方のスキップレール6に傾
斜を付けておくことが好ましい。
スキップバケット3がスキップレール6に沿って上昇す
る過程で、塊状異物がバー17に依然として残留する。こ
の残留している異物は、スキップバケット3が異物除去
部12を通過する際、ワイヤブラシ16によってバー17から
削ぎ落とされ、塊溜めホッパー18に収容される。
そして、塊溜めホッパー18が案内レール21の頂部を通過
するとき、第2図の矢印Bで示すようにゲート19が揺動
し、塊溜めホッパー18に収容されている塊状異物が放出
される。この位置の下方には塊回収ホッパー22(第1図
参照)が設けられており、塊溜めホッパー18から放出さ
れた塊状異物はこの塊回収ホッパー22に収容される。な
お、バー17から落下する塊状異物は、塊溜めホッパー18
を経ずにスキップバケット3から直接落下する場合があ
る。そこで、この直接落下する塊状異物を収容するた
め、塊回収ホッパー22の受入れ側開口部を、第1図に示
すようにスキップレール6に沿って大きく開いた形状に
することが好ましい。
このようにして、異物除去部12を通過したスキップバケ
ット3は、再生合材23(第3図参照)のみを収容した状
態となっており、塊溜めホッパー18の内部には塊状異物
がない。この状態で、スキップバケット3をサージビン
7の頂部に搬送し反転させるので、サージビン7に投入
される再生合材23に塊状異物が含まれることがない。
再生合材23をサージビン7に投入した後のスキップバケ
ット3は、牽引ロープ4を巻き戻すことにより、スキッ
プレール6に沿って下降する。この下降の過程で、バー
17は、ワイヤブラシ16に再生摺接する。そのため、バー
17の表面は常に清浄な状態に維持され、再生合材から篩
い分けられた塊状異物の滑りが良好なものとなり、そこ
に滞積することがない。したがって、バー17による篩分
け効果及び塊状異物の分級能は、長期にわたって良好に
維持される。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案においては、チャージホ
ッパーからサージビンに再生合材を搬送する過程で、再
生合材に混入している塊状の異物を自動的に除去する機
構を設けているので、人手を要することなくサージビン
に再生合材のみを投入することができ、この再生合材か
ら得られたアスファルト製品は良好なものとなる。ま
た、ワイヤブラシを設けた搬送路をスキップバケットが
往復動するので、スキップバケットの上面開放側に張設
したバーは常に清浄な表面に保たれ、再生合材の篩分け
及び分離された塊状異物の転動が円滑に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の回収装置を概略的に示し、第2
図及び第3図はその搬送路に設けられた異物除去部を示
し、第4図はスキップバケットの平面図である。 1:ドラムミキサ、2:チャージホッパー 3:スキップバケット、6:スキップレール 7:サージビン、16:ワイヤブラシ 17:バー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】舗装廃材を乾燥加熱するドラムミキサの出
    側下方に設けたチャージホッパーと、該チャージホッパ
    ーから排出された再生合材を受け入れるスキップバケッ
    トと、該スキップバケットの上方開口部に張設された塊
    状物分離用のバーと、前記チャージホッパーの下方位置
    からサージビンの頂部上方の投入位置まで前記スキップ
    バケットを斜め上方に搬送するスキップレールと、該ス
    キップレールの途中に設けられたワイヤブラシとを備え
    ていることを特徴とする再生合材中の塊回収装置。
JP8357188U 1988-06-23 1988-06-23 再生合材中の塊回収装置 Expired - Lifetime JPH069043Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8357188U JPH069043Y2 (ja) 1988-06-23 1988-06-23 再生合材中の塊回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8357188U JPH069043Y2 (ja) 1988-06-23 1988-06-23 再生合材中の塊回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH024695U JPH024695U (ja) 1990-01-12
JPH069043Y2 true JPH069043Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=31308286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8357188U Expired - Lifetime JPH069043Y2 (ja) 1988-06-23 1988-06-23 再生合材中の塊回収装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH069043Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62199017U (ja) * 1986-06-06 1987-12-18

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Publication number Publication date
JPH024695U (ja) 1990-01-12

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