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JPH0690213A - 伝送装置の音声チャネルユニット - Google Patents

伝送装置の音声チャネルユニット

Info

Publication number
JPH0690213A
JPH0690213A JP23944192A JP23944192A JPH0690213A JP H0690213 A JPH0690213 A JP H0690213A JP 23944192 A JP23944192 A JP 23944192A JP 23944192 A JP23944192 A JP 23944192A JP H0690213 A JPH0690213 A JP H0690213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
voice channel
unit
transmission device
channel unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23944192A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Kaetsu
光男 嘉悦
Hirobumi Imabayashi
博文 今林
Kenji Tsuzumi
謙二 津々見
Kenji Toshimitsu
憲二 利光
Hirohisa Watanabe
浩弥 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP23944192A priority Critical patent/JPH0690213A/ja
Publication of JPH0690213A publication Critical patent/JPH0690213A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送装置の音声チャネルユニットに関し、プ
リント配線板に部品を適正に配置して特性の確保を図る
ことを目的とする。 【構成】 伝送装置の音声チャネルユニットでは、第1
の信号変換手段11aの近傍に又は隣接してインタフェ
ース手段13を配置し、第1の信号変換手段11aの近
傍に接続手段14を配置する。これらの第1の信号変換
手段11a、インタフェース手段13及び接続手段14
は、表面実装技術によりプリント配線板10に搭載す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインタフェース信号と音
声チャネル信号との変換又は逆変換を行う伝送装置の音
声チャネルユニットに関し、特に信号の流れに沿った適
正な部品配置がなされた伝送装置の音声チャネルユニッ
トに関する。
【0002】階層化されたディジタル音声多重伝送装置
の発達はめざましく、それに伴って伝送装置を構成する
部品が改善され、それら部品の実装技術の改善も求めら
れている。
【0003】
【従来の技術】従来、インタフェース信号と音声チャネ
ル信号との変換又は逆変換を行う音声チャネルユニット
では、リード挿入部品(IMD;Insert Mounting Devi
ce)及びハイブリッド集積回路(HIC;Hybrid Integ
rated Circuit )等を組み合わせて、プリント配線板上
に部品配置を行い、パターン配線を行なっていた。
【0004】この際、部品配置では、部品形状が大きく
部品点数も多いため、ちょうど亀の親子のように部品の
上に部品を重ねて実装していた。また、パターン配線で
は、部品を挿設するためのスルーホールが部品点数の増
加に伴って飛躍的に増えるため、多層プリント配線板を
使用していた。
【0005】一方、表面実装技術(SMT;Surface Mo
unting Technology )、製造技術の進歩により、HIC
等の高付加価値部品を使わずに、SMTを用いて上記伝
送装置の音声チャネルユニットを構成することが可能に
なりつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、HIC等の高
付加価値部品を使っている間は、それら部品間を接続す
るプリント配線板の配線パターンは比較的複雑ではな
く、余り問題は無かったが、HIC等を構成していた多
数の部品をSMD部品に置き換えて同一の回路をプリン
ト配線板に配置するとなると、プリント配線板の配線パ
ターンは非常に複雑になり、小型化のニーズに応えなが
ら音声チャネルユニットの所期の特性を確保することが
難しくなった。
【0007】すなわち、配線スペースが少ない所に過密
に配線を行うため、部品配置の仕方によっては配線が互
いに近づき過ぎたり、配線を引回し過ぎたりしていた。
その結果、部品、配線パターン等の間で干渉が生じ、音
声が歪み、漏話が生じたり、高レベル信号が低レベル信
号に混入してノイズになる等の障害が発生する。このた
めに、音声チャネルユニットの所期の特性、例えば、パ
ルスマスク特性、ジッタ特性等を満足することができな
いという問題点があった。
【0008】また、部品点数の増加に伴う単一面上にお
けるパターン配線量の制約から多層プリント配線板を使
用するために、コスト高になるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、プ
リント配線板に部品を適正に配置して特性の確保を図っ
た伝送装置の音声チャネルユニットを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は上記目的を達成す
る本発明の原理図である。本発明の伝送装置の音声チャ
ネルユニットは、第1の信号変換手段11a、インタフ
ェース手段13、接続手段14及びプリント配線板10
から構成される。
【0010】第1の信号変換手段11aは、一つのチャ
ネルの音声信号とインタフェース信号との変換又は逆変
換を行う。インタフェース手段13は前記第1の信号変
換手段11aの近傍に又は隣接して配置し、前記インタ
フェース信号を送受信する。接続手段14は前記第1の
信号変換手段11aの近傍に配置し、前記音声信号等の
アナログ信号及び前記インタフェース信号等のディジタ
ル信号を、外部と入出力を行う。プリント配線板10
は、表面実装技術により、前記第1の信号変換手段11
a、前記インタフェース手段13及び前記接続手段14
を搭載する。
【0011】
【作用】第1の信号変換手段11aの近傍に又は隣接し
てインタフェース手段13を配置し、第1の信号変換手
段11aの近傍に接続手段14を配置する。これらの第
1の信号変換手段11a、インタフェース手段13及び
接続手段14は、表面実装技術によりプリント配線板1
0に搭載する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は、ディジタル多重伝送を行う通信網の一
例を示すブロック図である。図において、ディジタル多
重伝送を行う通信網は、交換局1と、交換局1に接続さ
れる端末局2とから構成される。
【0013】ここで、交換局1には「局側多重伝送装置
(COT;Central Office Terminal )」が設置され、
複数の他の交換局と接続される。また、端末局2には
「遠隔局多重伝送装置(RT;Remote Terminal )」が
設置され、例えば電話、ファクシミリ及びコンピュータ
のように加入者端末等のデータ端末装置(DTE;Data
Terminal Equipment )3が接続される。さらに、交換
局1と端末局2との間は「T1伝送方式」と呼ばれる数
〔Km〕ごとに中継器が必要なメタリック平衡対ケーブ
ルを使用するディジタル1次群(1.544〔メガビッ
ト/秒〕)伝送方式によるデータ伝送が行われる。
【0014】交換局1及び端末局2にはそれぞれ伝送装
置1a,2aが設置されており、ディジタル加入者線多
重伝送方式(DLC;Digital Loop Carrier)によるデ
ータ伝送が行える。すなわち、データ端末装置3から伝
送されたデータは端末局2の伝送装置2aによって多重
化され、T1伝送方式により交換局1の伝送装置1aに
伝送される。交換局1は複数の端末局2から伝送された
データをさらに多重化し、交換機1bを介して他の交換
局に伝送する。
【0015】図3は伝送装置の一部を示す図であって、
シェルフの一例を示す図である。図2に示す伝送装置1
a,2aは「シェルフ(Shelf )」と呼ばれる構成をと
っており、各棚には音声チャネルユニットが収納され
る。
【0016】シェルフ40は、「U1〜U4」で示す上
位システム(Upper System)41、「共通部U,共通部
L」で示す共通部42及び「L1〜L4」で示す下位シ
ステム(Lower System)43に大別される。上位システ
ム41及び下位システム43は同一の機能を有するシス
テムであって、それぞれ「ダイグループ(Digroup )」
と呼ばれる24本の加入者線を1本に多重化するための
グループを4つ有する。なお、音声チャネルユニットの
一つのユニットでは2本の加入者線が接続できるので、
一つのダイグループは12の音声チャネルユニットから
構成される。また、共通部42は、共通部Uが上位シス
テム41全体の制御を行い、共通部Lが下位システム4
3全体の制御を行う。
【0017】次に、本発明の音声チャネルユニットにつ
いて説明する。図1は本発明の原理図であるとともに、
実施例を示す図である。図において、伝送装置の音声チ
ャネルユニットとしてのプリント配線板10には、信号
変換手段11a,12a、保護手段11b,12b、呼
出手段11c,12c、給電手段11e,12e、イン
タフェース手段13、接続手段14、集中管理手段15
及び状態表示手段16が搭載されている。この音声チャ
ネルユニットは、図2に示す端末局2に設置される。
【0018】信号変換手段11a,12aには変復調器
(CODEC;Coder and Decoder)が使用され、一つ
のチャネルの音声信号とインタフェース信号との変換又
は逆変換を行う。保護手段11b,12bは、雷サージ
印加及び商用交流電圧線との接触等による異常電圧が印
加された場合に電子部品等の損傷を防止する。呼出手段
11c,12cは、加入者端末等のデータ端末装置3を
呼び出す。給電手段11e,12eは、加入者端末等の
データ端末装置3がそれ自体電源を有しないためにデー
タ端末装置3へ所定の電力を供給し、さらに電話機の場
合はフックのオン/オフ及び障害の検出を行う。
【0019】インタフェース手段13は、信号変換手段
11a,12aでディジタル化されたインタフェース信
号の送受信を行う。接続手段14は、音声信号等のアナ
ログ信号及びインタフェース信号等のディジタル信号
を、外部と入出力を行う。集中管理手段15は、音声チ
ャネルユニットに搭載された接続手段14及び信号変換
手段11a等の各手段の動作状態を監視及びユニットの
状態設定(機能、制御)等を行う。状態表示手段16に
は発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)が
使用され、音声チャネルユニット全体の現在の状態、す
なわち通話状態及び回線障害等を表示する。なお、プリ
ント配線板10は、例えば78×225〔mm〕の長方
形の形状をなす二層のプリント配線板である。この二層
のプリント配線板を使用することにより、コストを抑え
ることができる。
【0020】次に、プリント配線板10上の各手段の配
置について説明する。まず、長方形の形状をなすプリン
ト配線板10の短辺の一つに沿って接続手段14を配置
する。そして、プリント配線板10の長辺の一つに沿っ
て、接続手段14側から順に保護手段11b、呼出手段
11c、信号変換手段11a及び給電手段11eを直列
に隣接して配置する。同様に、プリント配線板10の他
の長辺に沿って、接続手段14側から順に保護手段12
a、呼出手段12c、信号変換手段12a及び給電手段
12eを直列に隣接して配置する。なお、呼出手段11
c,12cの一部は保護手段11b,12bとほぼ平行
して、かつ、プリント配線板10の中央寄りに配置し、
呼出手段11c,12cの端部が接続手段14に隣接す
るように配置する。なお、状態表示手段16はプリント
配線板10の他の短辺に沿って配置する。
【0021】また、プリント配線板10の中央部には、
接続手段14側に集中管理手段15を、状態表示手段1
6側にはインタフェース手段13を配置する。集中管理
手段15は呼出手段11c,12c及びインタフェース
手段13に隣接し、インタフェース手段13は信号変換
手段11a,12a及び給電手段11e,12eに隣接
する。
【0022】図4は、端末局側の音声チャネルユニット
の接続ブロック図である。図において、集中管理手段1
5は信号処理用プロセッサ151、準備用プロセッサ1
52及び識別コード(Physical Inventory)153から
構成される。なお、他の要素であって、図1と同一の要
素には同一番号を付し説明を省略する。また、説明を簡
単にするため、保護手段11b、呼出手段11c、信号
変換手段11a及び給電手段11e(以下、これら全て
を「第1チャネル」と呼ぶ。)と、保護手段12b、呼
出手段12c、信号変換手段12a及び給電手段12e
とはそれぞれ同一であるので、第1チャネルを流れる信
号について説明する。
【0023】信号処理用プロセッサ151は加入者端末
の呼び出し及び通話を制御するために、信号変換手段1
1a,12a及び給電手段11e,12eから動作状態
を入力し、信号変換手段11a,12a及び給電手段1
1e,12eを動作制御する。準備用プロセッサ152
は音声チャネルユニットの集中管理を行うために、機能
設定を行い、アラーム情報及び実装情報等を収集し、必
要に応じて各手段の動作を制御する。識別コード153
は図示されていないROM等に格納され、他の音声チャ
ネルユニット等との識別を行うために付された固有のユ
ニット番号である。
【0024】まず、図2に示す交換局1及び他の交換局
からデータ端末装置3を呼び出す場合、呼出信号は接続
手段14から呼出手段11cに入力される。呼出手段1
1cは呼び出すべきデータ端末装置3を選択して、保護
手段11b及び接続手段14を介してデータ端末装置3
へ呼出信号を伝送する。
【0025】そして、データ端末装置3から出力された
アナログデータは接続手段14、保護手段11b及び給
電手段11eを介して信号変換手段11aに入力され
る。信号処理用プロセッサ151は給電手段11e及び
信号変換手段11aを常に監視しており、データ端末装
置3との接続状態及びデータの伝送状態を検出して、信
号変換手段11aに信号を変換するための指令を出力す
る。信号処理用プロセッサ151から指令を受けた信号
変換手段11aは、データ端末装置3から出力されたア
ナログデータをディジタルデータに変換し、インタフェ
ース手段13を介して目的の交換局1又は他の交換局へ
伝送する。
【0026】なお、準備用プロセッサ152は通信を行
う準備として、例えば識別コード153を参照して機能
設定を行い、アラーム情報及び実装情報等を収集し、シ
ェルフ内の集中管理ユニットとデータ交換を行う。
【0027】図5は、端末局側の音声チャネルユニット
の主信号の流れを示す図である。図1で示した配置によ
って、プリント配線板10の長手方向に沿って大きく三
つのブロックに分割できる。すなわち、プリント配線板
10の長辺に沿って配置された二つのチャネル処理ブロ
ックと、プリント配線板10の中央部に配置された共通
処理ブロックとに分けられる。
【0028】加入者のデータ端末装置から伝送されたア
ナログデータAS1は、順に接続手段14、保護手段1
1b、呼出手段11c及び給電手段11eを介して信号
変換手段11aに入力される。このアナログデータAS
1は信号変換手段11aによってディジタルデータDS
に変換され、インタフェース手段13及び接続手段14
を介して目的の交換局へ伝送される。
【0029】逆に、交換局等から伝送されたディジタル
データDSは、接続手段14及びインタフェース手段1
3を介して信号変換手段11aに入力される。このディ
ジタルデータDSは信号変換手段11aによってアナロ
グデータAS1に変換され、給電手段11e、呼出手段
11c、保護手段11b及び接続手段14を介して加入
者のデータ端末装置へ伝送される。
【0030】したがって、二つのチャネル処理ブロック
の間に共通処理ブロックを配置したので、チャネル間の
干渉、音声の歪み、漏話を防止することができる。ま
た、信号の流れに沿って保護手段11b,12b、呼出
手段11c,12c、給電手段11e,12e及び信号
変換手段11a,12aを配置したので、配線パターン
がクロスせず、高レベル信号が低レベル信号に混入して
ノイズになる等の障害が防止される。
【0031】さらに、チャネル処理ブロックと共通処理
ブロックとの間に各手段のグランド線を配置し、接続手
段14の近傍にグランド点G1でこれらのグランド線を
まとめる(以下、このようなグランド線を一点にまとめ
たグランド点を「一点グランド」と呼ぶ。)ことによ
り、グランドの電位を一定にする。これにより、各手段
からグランド線を通じて発生する雑音を防止することが
できる。
【0032】図6は本発明の他の実施例を示す図であ
る。図において、伝送装置の音声チャネルユニットとし
てのプリント配線板10には、信号変換手段11a,1
2a、保護手段11b,12b、受電手段11d,12
d、線数変換手段11f,12f、増幅手段11g,1
2g、インタフェース手段13、接続手段14、集中管
理手段15a,15b,15c及び状態表示手段16が
搭載されている。この音声チャネルユニットは、図2に
示す交換局1に設置される。
【0033】信号変換手段11a,12aには変復調器
が使用され、一つのチャネルの音声信号とインタフェー
ス信号との変換又は逆変換を行う。保護手段11b,1
2bは、雷サージ印加及び商用交流電圧線との接触等に
よる異常電圧が印加された場合に電子部品の損傷を防止
する。受電手段11d,12dは、図2に示す交換機1
bからの電力を受電する。線数変換手段11f,12f
は、端末局との間で送受信される二線のデータ信号と、
他の交換局との間で送受信される四線のデータ信号とを
相互に変換する。増幅手段11g,12gは、送受信す
るデータ信号の増幅を行う。
【0034】インタフェース手段13は、信号変換手段
11a,12aでディジタル化されたインタフェース信
号の送受信を行う。接続手段14は、音声信号等のアナ
ログ信号及びインタフェース信号等のディジタル信号
を、外部と入出力を行う。集中管理手段15は、音声チ
ャネルユニットに搭載された接続手段14及び信号変換
手段11a等の各手段の動作状態を監視する。状態表示
手段16には発光ダイオードが使用され、音声チャネル
ユニット全体の現在の状態、すなわち通話状態及び回線
障害等を表示する。なお、プリント配線板10は、例え
ば78×225〔mm〕の長方形の形状をなす二層のプ
リント配線板である。この二層のプリント配線板を使用
することにより、コストを抑えることができる。
【0035】次に、プリント配線板10上の各手段の配
置について説明する。まず、長方形の形状をなすプリン
ト配線板10の短辺の一つに沿って接続手段14を配置
する。そして、プリント配線板10の長辺の一つに沿っ
て、接続手段14側から順に保護手段11b、受電手段
11d、線数変換手段11f及び増幅手段11gを直列
に隣接して配置する。同様に、プリント配線板10の他
の長辺に沿って、接続手段14側から順に保護手段12
b、受電手段12d、線数変換手段12f及び増幅手段
12gを直列に隣接して配置する。なお、線数変換手段
11fに隣接して信号変換手段11aを、線数変換手段
12fに隣接して信号変換手段12aをプリント配線板
10の中央部に配置する。また、状態表示手段16はプ
リント配線板10の他の短辺に沿って配置する。
【0036】また、状態表示手段16側であって、増幅
手段11gに隣接して集中管理手段15aを配置し、増
幅手段12gに隣接して集中管理手段15bを配置す
る。さらに、プリント配線板10の中央部には、接続手
段14側に集中管理手段15cを、状態表示手段16側
にはインタフェース手段13を配置する。集中管理手段
15は呼出手段11c,12c及びインタフェース手段
13に隣接し、インタフェース手段13は信号変換手段
11a,12a及び給電手段11e,12eに隣接す
る。
【0037】図7は、交換局側の音声チャネルユニット
の接続ブロック図である。図において、集中管理手段1
5は信号処理用プロセッサ151、準備用プロセッサ1
52及び識別コード(Physical Inventory)153から
構成される。なお、信号処理用プロセッサ151は図6
に示す集中管理手段15aに相当する。同様に、準備用
プロセッサ152及び識別コード153は、それぞれ集
中管理手段15b及び集中管理手段15cに相当する。
また、他の要素であって、図5及び図6と同一の要素に
は同一番号を付し、説明を省略する。以下、図5と同様
に、説明を簡単にするため、第1チャネルを流れる信号
について説明する。
【0038】まず、端末局2から出力されたディジタル
データは接続手段14、インタフェース手段13を介し
て信号変換手段11aに入力される。信号処理用プロセ
ッサ151は受電手段11d及び信号変換手段11aを
常に監視しており、端末局2との接続状態及びデータの
伝送状態を検出して、信号変換手段11aに信号を変換
するための指令を出力する。信号処理用プロセッサ15
1から指令を受けた信号変換手段11aは、端末局2か
ら出力されたディジタルデータをアナログデータに変換
し、増幅手段11g及び線数変換手段11f、受電手段
11d、保護手段11b及び接続手段14を介して目的
の交換機等へ伝送する。
【0039】図8は、交換局側の音声チャネルユニット
の主信号の流れを示す図である。図6で示した配置によ
って、プリント配線板10の長手方向に沿って大きく三
つのブロックに分割できる。すなわち、プリント配線板
10の長辺に沿って配置された二つのチャネル処理ブロ
ックと、プリント配線板10の中央部に配置された共通
処理ブロックとに分けられる。
【0040】図2に示す端末局2から伝送されたディジ
タルデータDSは、順に接続手段14、インタフェース
手段13を介して信号変換手段11aに入力される。こ
のディジタルデータDS1は信号変換手段11aによっ
てアナログデータAS1に変換され、増幅手段11g及
び線数変換手段11f、受電手段11d、保護手段11
b及び接続手段14を介して目的の交換局へ伝送され
る。
【0041】逆に、交換機から伝送されたアナログデー
タAS1は、接続手段14及び保護手段11b、受電手
段11d、線数変換手段11f、増幅手段11gを介し
て信号変換手段11aに入力される。このアナログデー
タAS1は、信号変換手段11aによってディジタルデ
ータDSに変換され、インターフェース手段13及び接
続手段14を介して端末局2へ伝送される。
【0042】したがって、二つのチャネル処理ブロック
の間に共通処理ブロックを配置したので、チャネル間の
干渉、音声の歪み、漏話を防止することができる。ま
た、信号の流れに沿って保護手段11b,12b、受電
手段11d,12d、線数変換手段11f,12f、増
幅手段11g,12g及び信号変換手段11a,12a
を配置したので、配線パターンがクロスせず、高レベル
信号が低レベル信号に混入してノイズになる等の障害が
防止される。
【0043】さらに、チャネル処理ブロックと共通処理
ブロックとの間に各手段のグランド線を配置し、接続手
段14の近傍にグランド点G2で一点グランドすること
により、グランドの電位を一定にする。これにより、各
手段からグランド線を通じて発生する雑音を防止するこ
とができる。
【0044】上記の説明では、プリント配線板10には
二層のプリント配線板を使用したが、四層のプリント配
線板等の多層プリント配線板を使用してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の伝送装置の
音声チャネルユニットでは、第1の信号変換手段の近傍
に又は隣接してインタフェース手段を配置し、第1の信
号変換手段の近傍に接続手段を配置し、これらの第1の
信号変換手段、インタフェース手段及び接続手段は、表
面実装技術によりプリント配線板に搭載するように構成
したので、音声の歪み、漏話及び高レベル信号が低レベ
ル信号に混入してノイズになる等の障害を防止し、音声
チャネルユニットの所期の特性を満足させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】ディジタル多重伝送を行う通信網の一例を示す
ブロック図である。
【図3】伝送装置の一部を示す図である。
【図4】端末局側の音声チャネルユニットの接続ブロッ
ク図である。
【図5】端末局側の音声チャネルユニットの主信号の流
れを示す図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す図である。
【図7】交換局側の音声チャネルユニットの接続ブロッ
ク図である。
【図8】交換局側の音声チャネルユニットの主信号の流
れを示す図である。
【符号の説明】
10 プリント配線板 11a,12a 信号変換手段 11b,12b 保護手段 11c,12c 呼出手段 11e,12e 給電手段 13 インタフェース手段 14 接続手段 15 集中管理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 利光 憲二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 渡辺 浩弥 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号とインタフェース信号との変換
    又は逆変換を行う伝送装置の音声チャネルユニットにお
    いて、 一つのチャネルの音声信号とインタフェース信号との変
    換又は逆変換を行う第1の信号変換手段(11a)と、 前記第1の信号変換手段(11a)の近傍に又は隣接し
    て配置し、前記インタフェース信号を送受信するインタ
    フェース手段(13)と、 前記第1の信号変換手段(11a)の近傍に配置し、前
    記音声信号等のアナログ信号及び前記インタフェース信
    号等のディジタル信号を、外部と入出力を行う接続手段
    (14)と、 表面実装技術により、前記第1の信号変換手段(11
    a)、前記インタフェース手段(13)及び前記接続手
    段(14)を搭載するプリント配線板(10)と、 を有することを特徴とする伝送装置の音声チャネルユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記プリント配線板(10)は長方形の
    形状をなしており、前記接続手段(14)を前記プリン
    ト配線板(10)の長方形の短辺に配置するように構成
    したことを特徴とする請求項1記載の伝送装置の音声チ
    ャネルユニット。
  3. 【請求項3】 前記プリント配線板(10)は、二層の
    プリント配線板で構成したことを特徴とする請求項1記
    載の伝送装置の音声チャネルユニット。
  4. 【請求項4】 前記接続手段(14)と前記第1の信号
    変換手段(11a)との間に配置し、雷サージ印加及び
    商用交流電圧線との接触等による異常電圧が印加された
    場合に電子部品の損傷を防止する第1の保護手段(11
    b)を、さらに有することを特徴とする請求項1記載の
    伝送装置の音声チャネルユニット。
  5. 【請求項5】 前記接続手段(14)と前記第1の信号
    変換手段(11a)との間に配置し、加入者端末等のデ
    ータ端末装置を呼び出す第1の呼出手段(11c)を、
    さらに有することを特徴とする請求項1記載の伝送装置
    の音声チャネルユニット。
  6. 【請求項6】 前記接続手段(14)とは反対側に、か
    つ、前記信号変換手段(11a)に隣接して配置し、加
    入者端末等のデータ端末装置へ所定の電力を供給する給
    電手段(11e)を、さらに有することを特徴とする請
    求項1記載の伝送装置の音声チャネルユニット。
  7. 【請求項7】 前記接続手段(14)及び前記信号変換
    手段(11a)の近傍に配置し、ユニットに搭載された
    前記接続手段(14)及び前記信号変換手段(11a)
    等の各手段の動作状態を監視する集中管理手段(15)
    を、さらに有することを特徴とする請求項1記載の伝送
    装置の音声チャネルユニット。
  8. 【請求項8】 前記プリント配線板(10)に配置され
    た前記接続手段(14)とは異なる長方形の他の短辺に
    配置し、ユニット全体の現在の状態を表示する状態表示
    手段(16)を、さらに有することを特徴とする請求項
    1記載の伝送装置の音声チャネルユニット。
  9. 【請求項9】 前記第1の信号変換手段(11a)とは
    反対側に、かつ、前記インタフェース手段(13)に隣
    接して配置し、他のチャネルの音声信号と前記インタフ
    ェース信号との変換又は逆変換を行う第2の信号変換手
    段(12a)を、さらに有することを特徴とする請求項
    1記載の伝送装置の音声チャネルユニット。
  10. 【請求項10】 前記接続手段(14)及び前記信号変
    換手段(11a)等の各手段からのグランド線を前記接
    続手段(14)の近傍に一点グランドするように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の伝送装置の音声チャ
    ネルユニット。
  11. 【請求項11】 前記接続手段(14)と前記第1の信
    号変換手段(11a)との間に配置し、交換機から供給
    される電力を受ける受電手段(11d)を、さらに有す
    ることを特徴とする請求項1記載の伝送装置の音声チャ
    ネルユニット。
  12. 【請求項12】 前記第1の信号変換手段(11a)に
    隣接して配置し、二線インタフェース信号と四線インタ
    フェース信号との変換又は逆変換を行う第1の線数変換
    手段(11f)を、さらに有することを特徴とする請求
    項1記載の伝送装置の音声チャネルユニット。
  13. 【請求項13】 前記第1の信号変換手段(11a)の
    近傍に配置し、前記インタフェース信号の増幅を行う増
    幅手段(11g)を、さらに有することを特徴とする請
    求項1記載の伝送装置の音声チャネルユニット。
  14. 【請求項14】 前記インタフェース手段(13)に隣
    接して配置し、ユニットに搭載された前記接続手段(1
    4)及び前記第1の信号変換手段(11a)等の各手段
    の動作状態を監視する第1の集中管理手段(15a)
    と、前記接続手段(14)に隣接して配置し、ユニット
    に搭載された前記接続手段(14)及び前記第1の信号
    変換手段(11a)等の各手段の動作状態を監視すると
    ともに、所定の機能設定等を行う第3の集中管理手段
    (15c)と、をさらに有することを特徴とする請求項
    1記載の伝送装置の音声チャネルユニット。
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