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JPH068994Y2 - 竪型炉用剛体式垂直ゾンデ - Google Patents

竪型炉用剛体式垂直ゾンデ

Info

Publication number
JPH068994Y2
JPH068994Y2 JP11328188U JP11328188U JPH068994Y2 JP H068994 Y2 JPH068994 Y2 JP H068994Y2 JP 11328188 U JP11328188 U JP 11328188U JP 11328188 U JP11328188 U JP 11328188U JP H068994 Y2 JPH068994 Y2 JP H068994Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
cable bear
cable
drum
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11328188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0238453U (ja
Inventor
巖 宮地
厚一 田中
健司 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nittetsu Plant Designing Corp, Nippon Steel Corp filed Critical Nittetsu Plant Designing Corp
Priority to JP11328188U priority Critical patent/JPH068994Y2/ja
Publication of JPH0238453U publication Critical patent/JPH0238453U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH068994Y2 publication Critical patent/JPH068994Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Blast Furnaces (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は竪型炉の剛体式垂直ゾンデに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来の剛体式垂直ゾンデとしては第5図に示す如くプロ
ーブ1の上端はワイヤロープ2の先端と固定され、ワイ
ヤロープ2の他端は駆動ドラム19に固定されている。ワ
イヤロープ2は各種設備との干渉を避けるために数個の
シーブ12を設けワイヤリングを行なっている。
駆動ドラム19はモーター4にて減速機5を介して駆動さ
れる。プローブ1と駆動ドラム19との間には炉内原料降
下速度とプローブ1降下速度を同調させるため動滑車6
を設け速度制御を行なっている。すなわち炉内原料の降
下速度V1と駆動ドラム19巻戻し速度V2との関係がV1
<V2となるように設定されているため駆動ドラム19に
よりワイヤロープ2を巻戻すことによりプローブ1は降
下を開始するが駆動ドラム19の巻戻し速度V2が速いた
めワイヤロープ2にはV2−V1の速度差によるタルミが
発生することになる。速度差V2−V1を解決するため第
7図に示すウエイト11の昇降ストロークL3を検知する
ことでモーター4をON−OFF制御する。ウエイト11
はプローブ1降下開始時にはプローブ1重量W1により
上限リミットスイッチ(L,S)20が作動する。上限
L,S20作動信号によりモーター4は連続的に回転可能
となりプローブ1は降下を続け原料上面迄挿入される。
原料面に挿入されたプローブ1は原料抵抗により降下速
度V1となり駆動ドラム19巻戻し速度V2との間にV2
1の速度差が生じワイヤロープ2にタルミが生じる。
よって動滑車6はウエイト11の重量W2により降下を続
け下限リミットスイッチ(L,S)21を作動させること
になりモーター4は停止する。
以上の動作を繰返し行なうことによりプローブ1は原料
に追従し降下することになる。ここでプローブ1重量W
1とウエイト11重量W2との関係は以下のように設定する
必要がある。
プローブ1には冷却水等の各種ユーティリティを供給す
る必要がありその方法としては、ケーブルベア10内に各
種フレキシブルホース7を組込み、ケーブルベア10の一
端はプローブ1の上部に、他端はデッキ等に固定し供給
している。
ケーブルベア10はプローブ1の降下時自重にてスムーズ
に追従出来るようU字形配置としている。このためプロ
ーブ1とケーブルベア10の固定端との間には、ケーブル
ベア10屈曲半径R×2倍のケーブルベア10通過スペース
を、また高さ方向にもプローブ1の昇降ストローク×1/
2の通過スペースを確保する必要があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の駆動装置は以下に示すような問題点があった。ケ
ーブルベアは、プローブ冷却用ホース、ガスサンプリン
グ配管、熱電対等を内蔵しその一端はプローブ上部に接
続され、また他端は上部デッキ等に固定しU字形に設置
されている。このためプローブ本体とケーブルベア固定
端との間に位置するケーブルベア移動範囲にはケーブル
ベア屈曲半径の2倍のケーブルベア通過スペースを確保
する必要があった。
通常、炉頂部には各種設備が輻湊して配置されるため剛
体式垂直ゾンデを設置したくても前記スペースを確保す
ることが出来ず当該ゾンデを設置出来ないケースがあっ
た。
さらに、特開昭57−152401号公報の図面に開示されて
いるケーブルベアを使用しない方法もあるが、プローブ
冷却用ホースの破損、広いスペースを確保する必要があ
る等の大きな問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、本考案は、 プローブ本体を索条で昇降し、該プローブを冷却する冷
却水ホース等をサポートするケーブルベアを用いた竪型
炉用剛体式垂直ゾンデにおいて、 該ケーブルベアは、一端を固定し、他端を昇降するプロ
ーブ本体に取り付け、固定側にU字状に垂れ下げてケー
ブルベア用動滑車を設け、該ケーブルベア用動滑車とプ
ローブとの間にケーブルベア支持ローラを2個離間して
設け、 さらに、前記ケーブルベア用動滑車を索条で吊り、その
索条と、プローブを吊っている索条とを巻回した一体の
駆動ドラムを設け、該駆動ドラムの直径がケーブルベア
の動滑車用とプローブ用とで異なり、そのドラム径比を
ケーブルベア用動滑車の移動量とプローブの移動量の比
とし、駆動ドラム索条の巻き方向が互いに異なるごとく
してなることを特徴とする竪型炉用剛体式垂直ゾンデで
ある。
〔作用〕
本考案はプローブ本体にユーティリティを供給するフレ
キシブルホース等を内蔵したケーブルベアをループ状に
構成し、ループ部をデッキ外に配置した。このことによ
り剛体式垂直ゾンデと各種設備との取合いを極力少なく
することが可能となった。プローブ上部に接続固定され
たケーブルベアを直上のデッキ上に設置された回転自在
な上部支持ローラまで導く。また別の支持ローラーを他
設備との干渉がない位置で前記ローラーと平行に設置す
る。この2つの支持ローラーによりケーブルベアループ
部をデッキ外に設置することが可能となり、垂直ゾンデ
の設置に係る。ケーブルベア通過スペースの制約は低減
される。支持ローラーにて支持されたケーブルベアは、
プローブ昇降ストロークに追従作動する必要があるため
支持ローラー以降のケーブルベアをU字形に懸垂させケ
ーブルベア用動滑車を設けるケーブルベア他端はデッキ
等に固定するループ状のケーブルベア配置とする。
プローブ上昇限に於いてケーブルベア懸垂部は下限に位
置し一方プローブ下降限に於いては上限に位置する構成
とする。この時プローブ上部側ケーブルベア重量W1
デッキ外にてU字形に懸垂されたケーブルベア重量W2
とは次の関係になる。W2<W1よってプローブ上部ケー
ブルベア側にデッキ外のケーブルベアが移動しループ状
態を保持することが不可能となる。そこでこのループ状
態維持のためデッキ外のケーブルベア懸垂部にケーブル
ベア用動滑車を設けている。なお、その動滑車の重量が
軽い場合は緊張ウエイトを設ける。プローブを上限より
降下させる場合、ケーブルベア用動滑車は駆動ドラムに
より巻上げることになりケーブルベア懸垂部は、ケーブ
ルベア重量W2のみとなる。よってプローブ重量W3によ
りケーブルベア懸垂部は上昇する。
2<W3 プローブを下限より上昇させる場合、ケーブルベア用動
滑車は駆動ドラムにより巻下げることになりプローブ上
部ケーブルベア重量W1とケーブルベア懸垂部重量W3
バランスしプローブ上昇と共にケーブルベアも追従動作
する構造とした。
プローブ駆動ドラムとケーブルベア用動滑車駆動ドラム
とは同軸上に一体とし減速機を介しモーター1台にて駆
動させる構造とし、またプローブ昇降ストロークL1
ケーブルベア用動滑車ストロークL2の差に対しては
(L1=2L2)、プローブ駆動ドラム径D1とケーブル
ベア用動滑車駆動ドラム径D2との関係をD1=2D2
しストローク差を吸収した。さらにプローブ降下時に
は、プローブ用ワイヤロープを巻戻し、ケーブルベア用
動滑車を巻取ることになるため各ドラムのロープの巻方
向を逆に設けるようにした。
上記手段によって前述の従来法で問題となっていたプロ
ーブ本体とケーブルベア固定端との間のケーブルベア通
過スペースを極力小さくすることが本考案により可能と
なった。
〔実施例〕
以下本考案を使用した場合の実施例を図面に基いて説明
する。
第1図において、プローブ1、上部に取付けたワイヤロ
ープ2は、プローブ1、直上のシーブ12を介して動滑車
6に組込まれている。動滑車6を出たワイヤロープ2は
シーブ13を介して駆動ドラムに固定されている。駆動ド
ラムは、第2図に示す如く大ドラム3、小ドラム14を同
軸上に配置し減速機5を介しモーター4にて駆動され
る。大ドラム3はプローブ1、昇降用小ドラム14はケー
ブルベア用動滑車22昇降用である。
なお、ケーブルベア用動滑車22が軽過ぎるので緊張ウエ
イトを設けている。プローブ1、ストロークL1とケー
ブルベア用動滑車22ストロークL2との関係はL1=2L
2である。
従って大ドラム3、外径D1と小ドラム14外径D2の関係
はD1=2D2とする。第1図に示すケーブルベア用動滑
車22は、プローブ1がストロークの上端にある時下限位
置にありプローブ1、下降によりケーブルベア用動滑車
22は上昇する方向に小ドラム14によりワイヤロープ16を
介して作動する。よって大ドラム3と小ドラム14のワイ
ヤロープ2、16、巻取方向は逆に設定されている。プロ
ーブ1、下降時はモーター4により大ドラム3、小ドラ
ム14を駆動する。ワイヤロープ2は大ドラム3より巻戻
されワイヤロープ2、先端に接続されたプローブ1は自
重により下降を開始する。この時小ドラム14も同時に駆
動されワイヤロープ16を巻取るためワイヤロープ16はシ
ーブ20を介してケーブルベア用動滑車22を巻上げる。こ
のことによりプローブ1下降時の降下抵抗は解除される
ケーブルベア用動滑車22は第4図に示す如く両サイドの
案内ガイド17によりスムーズに作動するようローラー18
でガイドされている。プローブ1上昇時はモーター4を
前記回転方向と逆に回転させる。即ちプローブ1上昇時
にはケーブルベア用動滑車22は下方に移動する。この様
にプローブ1の昇降とケーブルベア10の緊張とを同一軸
の大小ドラムに逆方向に巻付けたワイヤロープ2,16に
よって行なう点が本考案の特徴であり、又この様なケー
ブルベア10配置とすることによって初めてプローブ1昇
降部とケーブルベア10緊張部との間に水平距離を取るこ
とが可能となる。
〔考案の効果〕
本考案は剛体式垂直ゾンデ採用において従来では炉頂部
各種設備との取合上の制約により設置不可能であった竪
型炉にも本ゾンデの採用を可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す全体概略図、第2図は駆
動ドラムの平面図、第3図はケーブルベア用動滑車の正
面図、第4図は第3図の矢視B−B断面、第5図は従来
の剛体式垂直ゾンデの概略図、第6図は第5図の矢視A
−A断面図でケーブルベア断面、第7図はワイヤロープ
用動滑車部概略図である。 1……プローブ、2,16……ワイヤロープ、3……大ド
ラム、4……モーター、5……減速機、6……動滑車、
7……フレキシブルホース、10……ケーブルベア、11…
…ウエイト、12,13,22……シーブ、14……小ドラム、
15……緊張ウエイト、17……案内ガイド、18……ローラ
ー、19……駆動ドラム、20……上限L,S、21……下限
L,S、22……ケーブルベア用動滑車、23……ケーブル
ベア支持ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プローブ本体を索条で昇降し、該プローブ
    を冷却する冷却水ホース等をサポートするケーブルベア
    を用いた竪型炉用剛体式垂直ゾンデにおいて、 該ケーブルベアは、一端を固定し、他端を昇降するプロ
    ーブ本体に取り付け、固定側にU字状に垂れ下げてケー
    ブルベア用動滑車を設け、該ケーブルベア用動滑車とプ
    ローブとの間にケーブルベア支持ローラを2個離間して
    設け、 さらに、前記ケーブルベア用動滑車を索条で吊り、その
    索条と、プローブを吊つている索条とを巻回した一体の
    駆動ドラムを設け、該駆動ドラムの直径がケーブルベア
    の動滑車用とプローブ用とで異なり、そのドラム径比を
    ケーブルベア用動滑車の移動量とプローブの移動量の比
    とし、駆動ドラム索条の巻き方向が互いに異なるごとく
    してなることを特徴とする竪型炉用剛体式垂直ゾンデ。
JP11328188U 1988-08-31 1988-08-31 竪型炉用剛体式垂直ゾンデ Expired - Lifetime JPH068994Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH0238453U JPH0238453U (ja) 1990-03-14
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JP11328188U Expired - Lifetime JPH068994Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 竪型炉用剛体式垂直ゾンデ

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JPH0238453U (ja) 1990-03-14

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