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JPH0689773B2 - 蝶番装置 - Google Patents

蝶番装置

Info

Publication number
JPH0689773B2
JPH0689773B2 JP63331597A JP33159788A JPH0689773B2 JP H0689773 B2 JPH0689773 B2 JP H0689773B2 JP 63331597 A JP63331597 A JP 63331597A JP 33159788 A JP33159788 A JP 33159788A JP H0689773 B2 JPH0689773 B2 JP H0689773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
slider
cam
cam surface
spring
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP63331597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02180321A (ja
Inventor
功 肥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP63331597A priority Critical patent/JPH0689773B2/ja
Publication of JPH02180321A publication Critical patent/JPH02180321A/ja
Publication of JPH0689773B2 publication Critical patent/JPH0689773B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D7/00Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
    • F16D7/04Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type
    • F16D7/042Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with at least one part moving axially between engagement and disengagement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転することで開閉動作する扉や蓋のヒンジ部
分に取り付けられて、開閉時の衝撃を緩和する緩衝作用
を有する蝶番装置に関する。
[従来の技術] この種の蝶番装置は扉、蓋などのヒンジ部分に取り付け
られ、比較的小型であることが必要とされており、従来
よりカムとスライダとの摺接によって緩衝を行うものが
使用されている。従来の蝶番装置は扉、蓋などの回転部
材の開閉と共に回転するシャフトの外周ラジアル方向に
カムを設け、スライダがこのカムのカム面に外周側から
摺接する構造となっている。また、スライダをカムに押
圧するばねをスライダと同軸的に設け、シャフトの回転
でカムが回転すると、スライダとカムとがばね力に抗し
て摺接することで開閉時の緩衝を行っている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の蝶番装置ではシャフト,カム,及びスラ
イダを組み合わせて一個の蝶番装置としてユニット化す
ることのできない構造であるのでその取り付けが面倒で
あり、かつスライダがカムの外周側に設けられているた
め、大きなものとなっており、扉、蓋などのヒンジ部分
に取り付ける場合の障害となっている。また全体の構造
が複雑で故障し易いと共に、スライダとカムとが交差方
向に設けられるため、その作動角度に制限が課せられて
いる。
本発明は上記事情を考慮してなされ、その目的とすると
ころがユニット化が可能であると共に、小型で簡単な構
造を有し、しかも作動角度の制限のない蝶番装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成する本発明の蝶番装置は、一端部に相手
部材への取付け部を設けたシャフトと、このシャフトに
回転を拘束されて軸方向に移動可能に取り付けられたス
ライダと、前記シャフトに外挿され前記スライダをシャ
フトの軸方向に移動するように付勢するばねと、前記シ
ャフトの他端部に抜け止めされて相対回転可能に外挿さ
れており、他の相手部材への取付け部が設けられ、かつ
前記スライダが前記シャフトの軸方向から摺接しシャフ
トの相対回転に伴って前記ばねを撓ませる方向にスライ
ダを移動させるカム面が形成されたカムとを備え、前記
両相手部材のいずれか一方が回転部材で他方が固定部材
となっていることを特徴とする。
[作用] 本発明は前記した構成になっているので、スライダ,ば
ね,及びカムは一個のシャフトに組み込まれ、かつカム
及びシャフトにそれぞれ相手部材への取付け部を設ける
一個の蝶番としてユニット化されている。
回転部材の回転でシャフトが相対回転すると、ばねでカ
ムに押圧されているスライダがカム面を摺動しながらば
ねを撓せつつシャフトの軸方向に移動する。このカムと
スライダの摺動による抵抗が緩衝作用を行う。
[実施例] 第1図、第2図および第3図は本発明の一実施例を示
し、シャフト1にスライダ3およびコイルばね4が取り
付けられている。シャフト1は扉、蓋などの回転部材
(図示せず)に回転側部材として取り付けられ、これら
の開閉動作における回転と共に一体的に回転する。この
ためシャフト1の右端側は平行に切り欠かれ、この切り
欠き部分9が回転部材に取り付けられる。また、シャフ
ト1の左端側はカム2内に回転自由状態で挿入されてい
る。このカム2は取付穴8を有する取付片11と一体化さ
れており、取付片11をビスなどによって固定部材に取り
付けることでカム2は固定側部材として固定される。こ
のとき取付片11はカム2を延設して設けるか、あるいは
カム2と別体の部材で形成し適宜の手段でカム2へ固着
して設けてもよい。カム2とシャフト1との離脱を防止
するためカム2の外側のシャフト1部分には抜け止めピ
ン7が差し込まれている。このような構造では、カム
2、スライダ3およびコイルばね4がシャフト1の軸線
上に、すなわち同一の軸上に設けられるため、全体を小
型にすることができる。
前記スライダ3はシャフト1と一体的に回転すると共
に、シャフト1の軸方向に移動可能にシャフト1に取り
付けられている。また、コイルばね4はシャフト1に外
挿されており、このスライダ3をカム2方向に押圧付勢
している。図中、5はコイルばね4の右端側が当接する
ストッパであり、ピン6によってシャフト1に抜け止め
状態で取り付けられている。ここでスライダ3には一部
分がカム2方向に突出された突片3aが形成されており、
この突片3aがカム2のカム面10に摺接している。カム面
10は図示のように谷部2aと頂部2bとの間に略円弧形状の
テーパに成形されており、スライダ3の突片3aがカム面
10を摺動すると、スライダ3がシャフト1に沿ってコイ
ルばね4方向に移動するようになっており、このスライ
ダ3の移動によってコイルばね4が撓むようになってい
る。従って、シャフト1の回転によるスライダ3の移動
ストロークは突片3aがカム面10の谷部2aと頂部2bとの間
を摺動することによって得られ、かつコイルばね4の撓
み量及び荷重はスライダ3の突片3aがカム面10の谷部2a
から頂部2bに摺動することによって漸増し、突片3aがカ
ム面10の頂部2bに達したとき最大となる。このコイルば
ね4の荷重増大によりカム面10に対するスライダ3の押
し付け力が増大し、スライダ3のカム面10上の摺動抵抗
が増大する。このスライダ3の摺動抵抗によりシャフト
1に負荷される回転力が吸収されシャフト1の急激な回
転が阻止され緩衝作用を奏する。また、カム面2にはス
ライダ3の反対方向回転を阻止する段部2cが形成されて
いる。このため、シャフト1の正逆回転はスライダ3の
突片3aがカム面10の谷部2aと頂部2bとの摺動範囲内で可
能であると共に、段部2cで阻止されないシャフト1の一
方向回転も何等回転角度に制限がなく可能となる。この
一方回転の場合はスライダ3の突片3aがカム面10を摺動
するたびに緩衝作用を得る。
次に作動を第1図、第2図および第4図により説明す
る。
第1図および第2図は回転部材の静止状態であり、コイ
ルばね4の押圧によってスライダ3の突片3aがカム2の
段部2cに当接してカム面10の谷部2aに位置するように摺
接している。回転部材を回転させるとシャフト1が共に
回転し、シャフト1の回転と一体的にスライダ3が回転
する。スライダ3はコイルばね4によってカム2方向に
押圧されているが、スライダ3が回転すると、その突片
3aがカム2のカム面10を摺動する。カム面10は右方向に
向かって高くなる円弧状のテーパとなっており、突片3a
がカム面10を摺動すると、第4図に示すようにスライダ
3はコイルばね4に抗して、同ばね4を撓ませながらシ
ャフト1上を右方向に移動しカム面10の頂部2bに達す
る。このスライダ3のカム面10に沿った摺動の際の抵抗
によって回転部材の回転の緩衝が行われ、回転部材の急
激な回転が阻止される。この突片3aの摺動範囲内では回
転部材の正逆回転が可能である。前記緩衝力はカム面10
の傾きおよびコイルばね4のばね力を変化させることに
より、適切範囲内に調整することができる。
前記回転部材はカムの段部2cで阻止されない一方向回転
も可能であり、この場合は突片3aがカム面10を摺動する
たびに緩衝作用が得られる。
このような本実施例はカム2、スライダ3、コイルばね
4がシャフト1の軸方向に設けられているため小型であ
り、部品点数が少なく構造が簡単となっていると共に、
回転角度に制限がなくなる。また、緩衝力はカム面の形
状とコイルばねのばね力で決定されるため、そのばらつ
きが少なくなる。尚、本実施例においてはシャフト1を
回転部材に取り付ける回転側部材とし、カム2を固定部
材に取り付ける固定側部材としたが、逆にシャフト1を
固定部材に取り付ける固定側部材とし、カム2を回転部
材に取り付ける回転側部材としてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、回転部材若しくは固定部
材に取り付けられるカムと、カムに摺接するスライダ
と、スライダをカム方向に押圧するばねとをシャフトの
軸方向に設け、カムのカム面へのスライダの摺動抵抗で
緩衝を行うようにしたため、これらスライダ,ばね,及
びカムが一個のシャフトに組み込まれ、かつカム及びシ
ャフトにそれぞれ相手部材への取付け部を設けて一個の
蝶番としてユニット化されており、その取付けは前記取
付け部を介して極めて容易に行われる。
また、本発明は部品点数が少なく構造が簡単で、小型に
することができ、回転角度に制限を課すことなく緩衝作
用を発揮する。また、緩衝力も調整容易であり、実用性
のある蝶番装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図および
第3図はその底面図および左側面図、第4図は作動状態
を示す正面図である。 1…シャフト、2…カム、3…スライダ、 4…コイルばね、5…ストッパ、 6,7…ピン、10…カム面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端部に相手部材への取付け部を設けたシ
    ャフトと、 このシャフトに回転を拘束されて軸方向に移動可能に取
    り付けられたスライダと、 前記シャフトに外挿され前記スライダをシャフトの軸方
    向に移動するように付勢するばねと、 前記シャフトの他端部に抜け止めされて相対回転可能に
    外挿されており、他の相手部材への取付け部が設けら
    れ、かつ前記スライダが前記シャフトの軸方向から摺接
    しシャフトの相対回転に伴って前記ばねを撓ませる方向
    にスライダを移動させるカム面が形成されたカムとを備
    え、前記両相手部材のいずれか一方が回転部材で他方が
    固定部材となっていることを特徴とする蝶番装置。
JP63331597A 1988-12-30 1988-12-30 蝶番装置 Expired - Fee Related JPH0689773B2 (ja)

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JP63331597A JPH0689773B2 (ja) 1988-12-30 1988-12-30 蝶番装置

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JPH02180321A JPH02180321A (ja) 1990-07-13
JPH0689773B2 true JPH0689773B2 (ja) 1994-11-14

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JPS62143832U (ja) * 1986-03-06 1987-09-10

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JPH02180321A (ja) 1990-07-13

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