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JPH0688096A - 洗浄剤および洗浄方法 - Google Patents

洗浄剤および洗浄方法

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Publication number
JPH0688096A
JPH0688096A JP26325692A JP26325692A JPH0688096A JP H0688096 A JPH0688096 A JP H0688096A JP 26325692 A JP26325692 A JP 26325692A JP 26325692 A JP26325692 A JP 26325692A JP H0688096 A JPH0688096 A JP H0688096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
cleaning
agent
weight
alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26325692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Tada
保 多田
Isamu Nakashige
勇 中重
Shoichi Miyano
正一 宮野
Yoshimi Kaji
芳美 加治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
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Publication of JPH0688096A publication Critical patent/JPH0688096A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (a)高級アルコールまたはフェノールのエ
チレンオキシド5〜12モルおよびプロピレンオキシド
0〜12モル付加物等の非イオン界面活性剤:0.2〜
60重量%、(b)エチレンジアミンテトラ酢酸、ニト
リロトリ酢酸等のアミノポリカルボン酸またはその塩、
グルコン酸、クエン酸、グリコール酸、リンゴ酸、酒石
酸またはその塩、マレイン酸のホモまたはコポリマー、
ポリアクリル酸またはその塩などのキレート剤0.5〜
80重量%を含む洗浄剤を用いて、プラスチック等の疎
水性硬表面を有する物品を自動洗浄機により洗浄する。 【効果】 高い洗浄力が得られ、適度の泡立ちにより被
洗物や洗浄機の再汚染を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄機、特に産業用自
動洗浄機においてプラスチック製品のように疎水性硬表
面を有する物品の洗浄に好適な洗浄剤および洗浄方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】外食産業等で用いられる食器、食品流通
の分野等で用いられるプラスチック製のコンテナなど
は、自動洗浄機により洗浄されている。このような自動
洗浄機用の洗浄剤としては、特開昭60−55098号
公報に記載されているようにアルカリ剤を添加したもの
が知られており、水酸化ナトリウム等の強電解質を配合
した洗浄剤は、親水性硬表面の洗浄には有利である。
【0003】しかしながら、プラスチック製品等の疎水
性硬表面の洗浄に際して、水酸化ナトリウム等の強電解
質を添加すると、ゼータ電位の増大により疎水性の強い
汚れの付着力が増加すると考えられている(洗浄設計、
54(1992)、60頁)。事実、我々の検討結果か
らも、アルカリ金属塩の添加により、疎水性硬表面の洗
浄効果の向上は認められなかった。このことは、特開昭
58−21496号公報のように、両性界面活性剤を使
用している洗浄剤についても同様である。なお、前述の
特開昭60−55098号公報および特開昭58−21
496号公報に記載の実施例では、すべて金属表面に対
して洗浄が行なわれており、この点からも上記の事実が
裏付けられる。また、従来は自動洗浄機における発泡ト
ラブルを防止する観点から、いかに発泡を抑えるかとい
う方向でのみ洗浄剤組成が検討されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特に疎水性
硬表面に対する洗浄効果が高く、被洗物や洗浄機の再汚
染が防止された洗浄剤および洗浄方法を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意検討した結果、非イオン界面活性剤
とキレート剤とを組み合わせることにより高い洗浄効果
が得られることを見い出した。また、従来は、専らいか
に発生を防止するかという点でのみ検討されてきた気泡
に着目し、むしろ適度の泡立ちにより、洗浄液中の汚れ
が気泡に付着して洗浄液から除かれ、洗浄機中に分散す
る汚れが増加して被洗物や洗浄機を再汚染することが、
防止されることを見い出した。
【0006】すなわち、本発明の洗浄剤は、以下の
(a)および(b)成分を含有することを特徴とする。 (a) 非イオン界面活性剤:0.2〜60重量%。 (b) キレート剤:0.5〜80重量%。
【0007】また、本発明の洗浄方法は、上記洗浄剤を
用いて、特にプラスチック製品のように疎水性硬表面を
有する物品を自動洗浄することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施態様】
(a)成分の非イオン界面活性剤としては、エトキシ化
ノニルフェノール類、エトキシ化オクチルフェノール
類、エトキシ化ソルビタン脂肪酸エステル類およびそれ
らのプロピレンオキシド付加物等、特に限定されずいず
れもが使用できるが、化2で示されるアルコールないし
フェノールに1分子当たり平均5〜12、好ましくは6
〜8のエチレンオキサイドと、平均0〜12、好ましく
は2〜5のプロピレンオキサイドとをランダムまたはブ
ロック付加した構造をもつ化合物、例えばエトキシ化第
1級脂肪族アルコール類、エトキシ化第2級脂肪族アル
コール類およびそれらのプロピレンオキサイド付加物な
どが特に高い洗浄力を示す。
【0009】
【化2】R−OH (R:炭素数8〜24、好ましくは10〜16の第1
級、第2級もしくは第3級のアルキル基またはアルケニ
ル基あるいはアルキルフェニル基)
【0010】(b)成分のキレート剤としては、アミノ
カルボン酸またはそのアルカリ金属塩もしくはアミン
塩;オキシカルボン酸またはそのアルカリ金属塩;マレ
イン酸ないしは無水マレイン酸のホモポリマーまたはこ
れらと共重合可能な他の単量体とから得られるコポリマ
ー、ポリアクリル酸、あるいはそれらポリマーのアルカ
リ金属塩が好適である。ここで、アミノカルボン酸とし
ては、エチレンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸
などが用いられる。
【0011】また、オキシカルボン酸としては、グルコ
ン酸、クエン酸、グリコール酸、リンゴ酸、酒石酸、乳
酸などが用いられる。疎水性硬表面に対して有効な洗浄
力を得るためには、上記の(a),(b)成分を併用す
ることが重要であり、単独で用いた場合は濃度を高めて
も十分な洗浄力が得られない。
【0012】(a)成分の非イオン界面活性剤は、洗浄
剤中に0.2〜60重量%配合され、好ましくは1.0
〜40重量%である。また、(b)成分のキレート剤
は、洗浄剤中に0.5〜80重量%、好ましくは2.0
〜60重量%配合される。
【0013】本発明の洗浄剤中には、発泡剤または消泡
剤を添加することもでき、これにより気泡の生成量を調
整して再汚染防止性を改善できる。また、従来から知ら
れている他の洗浄成分を配合することもできる。本発明
に使用されうる消泡剤としては、流動パラフィン、エマ
ルジョン状シリコンおよび可溶性シリコン等特に限定さ
れない。消泡剤の中でも、化3
【0014】
【化3】R−OH (R:炭素数4〜16の第1級、第2級または第3級の
アルキル基、アルケニル基またはアルキルフェニル基)
で示されるアルコールまたはフェノールに1分子当たり
4〜25のプロピレンオキサイドを付加したプロポキシ
化第1級脂肪族アルコール類、プロポキシ化脂肪族第2
級アルコール類など、あるいは上記化3のアルコールま
たはフェノールに1分子当たり平均4〜25のプロピレ
ンオキサイドおよび平均1〜5、好ましくは1〜4のエ
チレンオキサイドがランダムまたはブロック付加したプ
ロポキシ化エトキシ化第1級脂肪族アルコール類、プロ
ポキシ化エトキシ化第2級脂肪族アルコール類などや化
【0015】
【化4】 (R1 :第1級、第2級または第3級アルキル基、アル
ケニル基もしくはアルキルフェニル基 R2 :直鎖または分岐を有するアルキレン基、アルケニ
レン基あるいはアルキルフェニレン基 R3 :水素あるいは炭素数1〜4の第1級または第2級
アルキル基、但し、R1,R2およびR3の合計炭素数は8
〜26である。)で示されるジオール類、またはこのジ
オール類のエチレンオキサイド付加物(平均1〜6分子
付加)が特に製剤化の点で扱い易い。これらの消泡剤を
使用する場合、1種または2種以上の消泡剤の合計量は
洗浄剤中で0.02〜10重量%が、洗浄液中で0.0
01〜0.2重量%が好ましい。これ以下の含有量では
消泡効果は乏しく、これ以上でも効果の向上は殆ど期待
できないにもかかわらず不経済であり実用上不適当であ
る。
【0016】本発明の洗浄剤は、使用方法について特に
制限はないが、特に自動洗浄機によりプラスチック製品
等の疎水性硬表面を有する物品を洗浄するのに有効であ
る。また、特に毒性や刺激性の強い成分が含まれている
場合を除き、人間の手洗いによる洗浄に使用することも
できる。
【0017】洗浄機使用時の洗浄液中における(a)成
分の非イオン界面活性剤濃度は0.01〜10重量%が
好ましく、さらに好ましくは0.02〜1.0重量%で
ある。また、(b)成分のキレート剤濃度は0.02〜
10重量%が好ましく、より好ましくは0.05〜1.
0重量%である。(a),(b)両成分の濃度が低すぎ
ると洗浄効果が乏しく、一方、余り多すぎても効果の向
上はほとんど期待できなず、不経済であり実用上好まし
くない。
【0018】本発明の洗浄剤は、適度の泡立ちを示し、
被洗物から除去された汚垢が気泡に付着して洗浄液から
効率的に除去され、被洗物や洗浄機中に付着して再汚染
することが防止される。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、非イオン界面活性剤と
キレート剤とを併用することにより、高い洗浄力が得ら
れるとともに、洗浄剤中の有効成分を効率的に使用しな
がら、再汚染の防止と洗浄力の維持が可能となり、特に
プラスチック製品のように疎水性硬表面を有する物品の
自動洗浄機による洗浄に好適である。
【0020】
【実施例】
実施例1 表1に示した組成の実施例1および比較例1の洗浄剤を
調製し、以下の条件で目視によりその性能を評価した。 被洗物:使用済みポリプロピレン製コンテナー 洗浄機:石川島播磨重工製・JVH−936−1型(コ
ンベアー型) 濃度:0.5%(洗浄槽) 洗浄:62℃・15秒 すすぎ:86℃・15秒
【0021】
【表1】 実施例1 比較例1 組成(wt%): 水酸化ナトリウム − 30 クエン酸三ナトリウム 10 − C12〜C142級アルコール(EO)7(PO)2.5*1 5 − 2−エチルヘキシルアルコール(PO)20*2 1 − m−キシレンスルホン酸ナトリウム 10 − ポリアクリル酸ナトリウム − 5 水 バランス バランス 性能: 泡立ち 適度 無し 洗浄力の強さ ○ △ 洗浄機への汚染の少なさ ○ × タール状の汚 タール状の汚 れが泡に付着 れが水面とタ している。 ンクの内壁と 洗浄機の状態 タンクの底の の接点付近に 沈澱物が少な 付着し、タン い。 クの底に沈澱 する。 *1 ソフタノールEP7025(日本触媒製)、(EO)
7(PO)2.5はエチレンオキサイドが平均7モル、プロピ
レンオキサイドが平均2.5モルC12〜C142級アルコ
ールに付加していることを示す *2 レオコン1020H(ライオン製)
【0022】実施例1は、比較例1に比べ洗浄機の汚染
が少なく、洗浄力が高いことが確認された。また、実施
例1を使用した場合には、再汚染の原因であるタール状
の汚れの残留量は非常に少なくなっている。そして、汚
れが泡に付着することが確認されたことから、泡に付着
した汚れが洗浄槽内の洗浄液中から効率的に除去される
ためと考えられる。
【0023】実施例2〜8 表2および表3に示した組成に従って実施例2〜8およ
び比較例2〜7の洗浄剤を調製し、以下の方法により、
その性能を評価した。
【0024】(1) 評価法 洗浄剤の0.5%水溶液を調製して洗浄液とし、この洗
浄液をガラス瓶に入れて65℃に調整し、使用済みのポ
リプロピレン製の試料を適当な大きさに切断したものを
1分浸漬した後、綿棒で軽く擦り、汚れの落ち具合を評
価する。また、併せて泡立ちを評価する。
【0025】(2) 洗浄力の強さの性能評価基準 ◎:良く落ちる、○:落ちる、△:少し落ちる、×:殆
ど落ちない (3) 泡立ちの性能評価基準 ○:適量、N:殆ど立たない、F:多すぎる
【0026】
【表2】 実 施 例 2 3 4 5 6 7 8 組成(wt%): C12〜C142級アルコール(EO)7(PO)2.5*1 5 5 5 5 5 5 5 クエン酸3ナトリウム 10 − − − − − 10 リンゴ酸2カリウム − 10 − − − − − エチレンジアミン4酢酸4ナトリウム − − 10 − − − − ニトリロトリ酢酸3ナトリウム − − − 10 − − − イソアミレン無水マレイン酸共重合体Na*2 − − − − 6 − − ポリアクリル酸ナトリウム − − − − − 6 − m−キシレンスルホン酸ナトリウム − − − − − − 10 ブチルジグリコールエーテル − − − − − − 10 水酸化ナトリウム − − − − − − 10 精製水 バ ラ ン ス 性能: 泡立ち ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 洗浄力の強さ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ *1 ソフタノールEP7025(日本触媒製)、(EO)
7(PO)2.5はエチレンオキサイドが平均7モル、プロピ
レンオキサイドが平均2.5モルC12〜C142級アルコ
ールに付加していることを示す *2 クインフロー750(日本ゼオン製)
【0027】
【表3】 比 較 例 2 3 4 5 6 7 組成(wt%): C12〜C142級アルコール(EO)7(PO)2.5*1 5 5 − − − 5 クエン酸3ナトリウム − − 10 10 − − リンゴ酸2カリウム − − − − − − エチレンジアミン4酢酸4ナトリウム − − − − − − ニトリロトリ酢酸3ナトリウム − − − − − − イソアミレン無水マレイン酸共重合体Na*2 − − − − − − ポリアクリル酸ナトリウム − − − − − − m−キシレンスルホン酸ナトリウム − − − − − − ブチルジグリコールエーテル − 10 − 10 10 10 水酸化ナトリウム − 10 − 10 10 10 精製水 バ ラ ン ス 性能: 泡立ち ○ ○ N N N ○ 洗浄力の強さ △ △ △ △ × △ *1 ソフタノールEP7025(日本触媒製)、(EO)
7(PO)2.5はエチレンオキサイドが平均7モル、プロピ
レンオキサイドが平均2.5モルC12〜C142級アルコ
ールに付加していることを示す *2 クインフロー750(日本ゼオン製)
【0028】実施例9〜19 表4および表5に示した組成に従って実施例9〜19お
よび比較例8〜9の洗浄剤を調製し、その性能を評価し
た。評価方法および基準については、実施例2〜8に準
じる。
【0029】
【表4】 実 施 例 9 10 11 12 13 14 15 16 組成(wt%): C81級アルコール(EO)12(PO)12 5 − − − − − − − C101級アルコール(EO)8(PO)2 − 5 − − − − − − C162級アルコール(EO)9(PO)3 − − 5 − − − − − C241級アルコール(EO)12(PO)6 − − − 5 − − − − C121級アルコール(EO)6(PO)2 − − − − 5 − − − C12〜C142級アルコール(EO)5 − − − − − 5 − − C12〜C142級アルコール(EO)7(PO)2.5*1 − − − − − − 5 − C121級アルコール(EO)7(PO)3 − − − − − − − 5 ノニルフェニルエーテル(EO)7 − − − − − − − − オクチルフェニルエーテル(EO)6 − − − − − − − − ソルビタンモノステアレート(EO)7 − − − − − − − − C41級アルコール(EO)4(PO)2 − − − − − − − − C12〜C142級アルコール(EO)3 − − − − − − − − クエン酸3ナトリウム 10 10 10 10 10 10 10 10 精製水 バ ラ ン ス 性能: 泡立ち ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 洗浄力の強さ ○ ◎ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎ *1 ソフタノールEP7025(日本触媒製)、(EO)
7(PO)2.5はエチレンオキサイドが平均7モル、プロピ
レンオキサイドが平均2.5モルC12〜C142級アルコ
ールに付加していることを示す
【0030】
【表5】 実施例 比較例 17 18 19 8 9 組成(wt%): C81級アルコール(EO)12(PO)12 − − − − − C101級アルコール(EO)8(PO)2 − − − − − C162級アルコール(EO)9(PO)3 − − − − − C241級アルコール(EO)12(PO)6 − − − − − C121級アルコール(EO)6(PO)2 − − − − − C12〜C142級アルコール(EO)5 − − − − − C12〜C142級アルコール(EO)7(PO)2.5*1 − − − − − C121級アルコール(EO)7(PO)3 − − − − − ノニルフェニルエーテル(EO)7 5 − − − − オクチルフェニルエーテル(EO)6 − 5 − − − ソルビタンモノステアレート(EO)7 − − 5 − − C41級アルコール(EO)4(PO)2 − − − 5 − C12〜C142級アルコール(EO)3 − − − − 5 クエン酸3ナトリウム 10 10 10 10 10 精製水 バ ラ ン ス 性能: 泡立ち ○ ○ ○ N N 洗浄力の強さ ○ ○ ○ △ △ *1 ソフタノールEP7025(日本触媒製)、(EO)
7(PO)2.5はエチレンオキサイドが平均7モル、プロピ
レンオキサイドが平均2.5モルC12〜C142級アルコ
ールに付加していることを示す
【0031】実施例20〜24 表6に示した組成に従って実施例20〜24の洗浄剤を
調製し、その性能を評価した。評価方法および基準につ
いては、実施例2〜8に準じる。
【0032】
【表6】 実 施 例 20 21 22 23 24 組成(wt%): C12〜C142級アルコール(EO)7(PO)2.5*1 2 4 5 5 10 エチレンジアミン4酢酸4ナトリウム 15 15 4 10 4 m−キシレンスルホン酸ナトリウム 10 10 10 10 10 精製水 バ ラ ン ス 性能: 泡立ち ○ ○ ○ ○ ○ 洗浄力の強さ ○ ◎ ○ ◎ ◎ *1 ソフタノールEP7025(日本触媒製)、(EO)
7(PO)2.5はエチレンオキサイドが平均7モル、プロピ
レンオキサイドが平均2.5モルC12〜C142級アルコ
ールに付加していることを示す
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加治 芳美 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 非イオン界面活性剤:0.2〜6
    0重量% (b) キレート剤:0.5〜80重量% を含有することを特徴とする洗浄剤。
  2. 【請求項2】 上記(b)成分のキレート剤が、アミノ
    ポリカルボン酸またはそのアルカリ金属塩ないしはアミ
    ン塩;オキシカルボン酸またはそのアルカリ金属塩;マ
    レイン酸もしくは無水マレイン酸のホモポリマー、これ
    らと共重合可能な他の単量体とから得られるコポリマー
    あるいはポリアクリル酸またはそれらの塩から選ばれる
    一種または二種以上である請求項1に記載の洗浄剤。
  3. 【請求項3】 前記アミノポリカルボン酸がエチレンジ
    アミンテトラ酢酸またはニトリロトリ酢酸であり、ま
    た、前記オキシカルボン酸がグルコン酸、クエン酸、グ
    リコール酸、リンゴ酸、酒石酸または乳酸である請求項
    2に記載の洗浄剤。
  4. 【請求項4】 前記(a)成分の非イオン界面活性剤
    が、化1で示されるアルコールまたはフェノールに、1
    分子当たり平均5〜12モルのエチレンオキサイドと平
    均0〜12モルのプロピレンオキサイドが、ランダムま
    たはブロック付加した非イオン界面活性剤である請求項
    1〜3のいずれか一項に記載の洗浄剤。 【化1】R−OH (R:炭素数8〜24の第1級、第2級または第3級の
    アルキル基またはアルケニル基、あるいはアルキルフェ
    ニル基)
  5. 【請求項5】 さらに、発泡剤または消泡剤を含有する
    請求項1〜4のいずれ一項に記載の洗浄剤。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の洗
    浄剤を希釈して洗浄液を調製し、疎水性硬表面を有する
    被洗物を洗浄液で自動洗浄することを特徴とする洗浄方
    法。
  7. 【請求項7】 洗浄液内における(a)非イオン界面活
    性剤濃度が0.01〜10重量%であり、(b)キレー
    ト剤濃度が0.02〜10重量%である請求項6に記載
    の洗浄方法。
  8. 【請求項8】 被洗物から除去した汚れを、洗浄液中に
    生成した気泡に付着せしめて洗浄液外に取り除く請求項
    6または7に記載の洗浄方法。
JP26325692A 1992-09-04 1992-09-04 洗浄剤および洗浄方法 Pending JPH0688096A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997006232A1 (en) * 1995-08-07 1997-02-20 Unilever Plc Improvements relating to hard surface cleaning composition
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