JPH0684924U - 腰下げベルト及び腰下げバッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】専用ベルトや専用フックベルトによってバッグ
を腰から下げ、大腿部側面に固定して使用する腰下げベ
ルトと腰下げバッグを提供するものである。 【構成】バッグ（７）に、吊り下げリング（８）アジャ
スター（９）、サポートベルト（１０）（１２）、固定
ホルダー凸（１１）固定ホルダー凹（１３）を設け腰下
げバッグ（Ｂ）を構成し、腰下げバッグ（Ｂ）を吊り下
げるために、ウエストベルト（１）にアジャスター
（２）、固定ホルダー凸（３）固定ホルダー凹（４）、
吊り下げベルト（５）アジャスター（６）を設け腰下げ
ベルト（Ａ）を構成し、腰下げバッグ（Ｂ）を吊り下げ
るために、フックベルト（１４）に固定ホルダー凹（１
５）アジャスター（１６）固定ホルダー凸（１７）を設
け腰下げベルト（Ｃ）を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、バイクを使用する時やレジャーなどで、手にバッグを持つ煩わしさ を解消したい時に使用したりするもので、腰から下げ大腿部側面に固定するベル トとバッグに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、小さなバッグ（ポーチ）にベルトを取り付けたものや、小さなバッグ（ポ ーチ）に既存のベルトを通して使用するものが知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べた前者後者共に、ウエスト部分に装着するので、着用する上着 によっては使用しずらく、その為大きさ、容積の小さいものがほとんどであり、 本考案はこのような欠点を補うため、上着に左右されないデザインとし、前者後 者との組み合わせも可能なものとして考案したものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）上記目的を達成する為に、細長くベルト状であるウエストベルト（１）の 一側の先端に差し込み式凸状の固定ホルダー凸（３）を設け、その手前に２本の 細長い隙間を設けた枠状のアジャスター（２）を設ける。ウエストベルト（１） の他側の先端に差し込み式凹状の固定ホルダー凹（４）を設ける。さらにウエス トベルト（１）の表側に、下方に向けて伸びた短いベルト状の吊り下げベルト（ ５）を設け、そしてその付け根に３本の細長い隙間を設けた枠状のアジャスター （６）を設ける。 （ロ）上記目的を達成する為に、短いベルト状のフックベルト（１４）の一側の 先端に差し込み式凸状の固定ホルダー凸（１７）を設け、その手前に２本の細長 い隙間を設けた枠状のアジャスター（１６）を設ける。フックベルト（１４）の 他側の先端に差し込み式凹状の固定ホルダー凹（１５）を設ける。 （ハ）上記目的を達成する為に、箱状のバッグ（７）の上部に、輪状である吊り 下げリング（８）を設け、バッグ（７）の一側面にベルト状のサポートベルト（ １２）を設け、その先端に差し込み式凹状の固定ホルダー凹（１３）を設ける。 そしてバッグ（７）の他側面にベルト状のサポートベルト（１０）を設け、その 先端に差し込み式凸状の固定ホルダー凸（１１）を設け、さらにその手前に２本 の細長い隙間を設けた枠状のアジャスター（９）を設ける。 本考案は、以上の構成からなる腰下げベルト及び腰下げバッグ。

【０００５】

【作用】

本考案は、腰下げベルト（Ａ）、又は腰下げベルト（Ｃ）によって腰下げバッグ （Ｂ）を腰から下げ大腿部側面に固定して使用する。装着方法は、腰下げベルト （Ａ）を腰に巻き、それによって腰下げバッグ（Ｂ）を吊り下げ、サポートベル ト（１０）（１２）によって大腿部側面に固定して使用する。又は腰下げベルト （Ｃ）を既存のベルトの裏から通して腰下げベルト（Ｃ）を腰から下げ、それに よって腰下げバッグ（Ｂ）を吊り下げ、サポートベルト（１０）（１２）によっ て大腿部側面に固定して使用するものである。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 （イ）本考案腰下げベルトの第一実施例は図１に示す如く、ウエストベルト（１ ）の一側である左側の先端に、差し込み式凸状の固定ホルダー凸（３）を設け、 その手前にはウエストベルト（１）を通しその長さを調節する為の２本の細長い 隙間を設けた枠状のアジャスター（２）を設ける。ウエストベルト（１）の他側 である右側の先端には、差し込み式凹状の固定ホルダー凹（４）を設け、さらに ウエストベルト（１）の中心から右より、ウエストベルト（１）を腰に巻いたと き腰横にあたる部分の表側に、下方に向けて伸びた、革やナイロンなどの材質を 用いた短いベルト状の吊り下げベルト（５）を設けその付け根に、吊り下げベル ト（５）を通しその長さを調節する為の３本の隙間を設けた枠状のアジャスター （６）を設け、腰下げベルト（Ａ）を形成する。なおウエストベルト（１）は革 やナイロンなどの材質で腰に巻かれる長さでベルト状にしたものであり、アジャ スター（２）、固定ホルダー凸（３）、固定ホルダー凹（４）、さらにアジャス ター（６）はプラスチック、もしくはそのような材質を用いるのが好ましい。 （ロ）本考案腰下げベルトの第２実施例は図３に示す如く、フックベルト（１４ ）の一側の先端に、差し込み式凸状の固定ホルダー凸（１７）を設け、その手前 には、フックベルト（１４）を通しその長さを調節する為の２本の細長い隙間を 設けた枠状のアジャスター（１６）を設ける。フックベルト（１４）の他側の先 端には、差し込み式凹状の固定ホルダー凹（１５）を設けて、腰下げベルト（Ｃ ）を形成する。なおフックベルト（１４）は革やナイロンなどの材質で短めのベ ルト状にしたものであり、固定ホルダー凹（１５）とアジャスター（１６）、さ らに固定ホルダー凸（１７）は、プラスチック、もしくはそのような材質を用い るのが好ましい。 （ハ）本考案腰下げバッグの実施例は図２に示す如く、箱状に形成されたバッグ （７）の上部中央に金属製で輪状を成す吊り下げリング（８）を設け、バッグ（ ７）の一側面である右側面に、約６０度下方に伸びるベルト状のサポートベルト （１２）を設け、その先端には差し込み式凹状の固定ホルダー凹（１３）を設け る。そしてバッグ（７）の他側面である左側面に、約６０度下方に伸びるベルト 状のサポートベルト（１０）を設け、その先端には差し込み式凸状の固定ホルダ ー凸（１１）を設け、さらにその手前には、サポートベルト（１０）を通しその 長さを調節する為の２本の細長い隙間を設けた枠状のアジャスター（９）を設け て、腰下げバッグ（Ｂ）を形成する。なおバッグ（７）、サポートベルト（１０ ）、サポートベルト（１２）は革やナイロンなどの材質を用い、アジャスター（ ９）、固定ホルダー凸（１１）、さらに固定ホルダー凹（１３）は、プラスチッ ク、もしくはそのような材質を用いるのが好ましい。 なおサポートベルト（１ ０）（１２）とバッグ（７）との取り付け位置は、その付け根が腰下げげバッグ （Ｂ）を吊り下げたとき、膝上約１２〜１４センチに位置するところである。本 考案は以上のような構造で、以下これの使用方法について説明する。 本考案を使用する時は、第一実施例の腰下げベルトである図１の腰下げベルト（ Ａ）は、ウエストベルト（１）を腰に巻きアジャスター（２）によってその長さ を調節して固定ホルダー凸（３）を固定ホルダー凹（４）に差し込み固定する。 そして吊り下げベルト（５）を、別に設けた図２の腰下げバッグ（Ｂ）のバッグ （７）上部の吊り下げリング（８）に通してからアジャスター（６）に通して腰 下げバッグ（Ｂ）を吊り下げる。そしてバッグ（７）の一側面である右側面のサ ポートベルト（１２）と、バッグ（７）の他側面である左側面のサポートベルト （１０）を大腿部に巻き、アジャスター（９）によってサポートベルト（１０） の長さを調節し、固定ホルダー凸（１１）を固定ホルダー凹（１３）に差し込み 、大腿部側面にバッグ（７）を固定して使用する。又は第２実施例の腰下げベル トである図３の腰下げベルト（Ｃ）は、フックベルト（１４）の一側先端の固定 ホルダー凹（１５）側から既存のベルトの裏から通して腰下げベルト（Ｃ）を腰 から下げ、アジャスター（１６）によってフックベルト（１４）の長さを調節し 、フックベルト（１４）の他側先端の固定ホルダー凸（１７）側から、別に設け た図２の腰下げバッグ（Ｂ）のバッグ（７）上部の吊り下げリング（８）に通し てから固定ホルダー凸（１７）を固定ホルダー凹（１５）に差し込んで腰下げバ ッグ（Ｂ）を吊り下げ、バッグ（７）の一側面である右側面のサポートベルト（ １２）と、バッグ（７）の他側面である左側面のサポートベルト（１０）を大腿 部に巻き、アジャスター（９）によってサポートベルト（１０）の長さを調節し 、固定ホルダー凸（１１）を、固定ホルダー凹（１３）に差し込み、大腿部側面 にバッグ（７）を固定して使用する。

【０００７】

【考案の効果】

上着などに左右されずに使用でき、バッグの寸法にある程度の自由度を持たせら れるので、従来の技術で述べた前者後者では収納が難しかった雑誌や本、新聞や おりたたみ式の傘なども収納でき、携帯電話の収納にも便利である。又、従来の 技術で述べた前者後者との組み合わせも可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のＡ腰下げベルトを示す斜視図である。

【図２】本考案のＢ腰下げバッグを示す斜視図である。

【図３】本考案のＣ腰下げベルトを示す斜視図である。

【図４】本考案のＡ腰下げベルトとＢ腰下げバッグを使
った実施例の斜視図である。

【図５】本考案のＣ腰下げベルトとＢ腰下げバッグを使
った実施例の斜視図である。

【符号の説明】

Ａ 腰下げベルト Ｂ 腰下げバッグ Ｃ
腰下げベルト １ ウエストベルト ２ アジャスター ３
固定ホルダー凸 ４ 固定ホルダー凹 ５ 吊り下げベルト ６
アジャスター ７ バッグ ８ 吊り下げリング ９
アジャスター １０ サポートベルト １１ 固定ホルダー凸 １
２ サポートベルト １３ 固定ホルダー凹 １４ フックベルト １
５ 固定ホルダー凹 １６ アジャスター １７ 固定ホルダー凸

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】細長くベルト状であるウエストベルト
   （１）の一側の先端に、差し込み式凸状の固定ホルダー
   凸（３）を設け、その手前に２本の細長い隙間を設けた
   枠状のアジャスター（２）を設け、ウエストベルト
   （１）の他側の先端に差し込み式凹状の固定ホルダー凹
   （４）を設け、ウエストベルト（１）の表側に、下方に
   向けて伸びた短いベルト状の吊り下げベルト（５）を設
   け、その付け根に３本の細長い隙間を設けた枠状のアジ
   ャスター（６）を設け、腰下げベルト（Ａ）を形成す
   る。以上のごとく構成された腰下げベルト。
2. 【請求項２】短いベルト状のフックベルト（１４）の一
   側の先端に、差し込み式凸状の固定ホルダー凸（１７）
   を設け、その手前に２本の細長い隙間を設けた枠状のア
   ジャスター（１６）を設け、フックベルト（１４）の他
   側の先端に差し込み式凹状の固定ホルダー凹（１５）を
   設け、腰下げベルト（Ｃ）を形成する。以上のごとく構
   成された腰下げベルト。
3. 【請求項３】箱状のバッグ（７）の上部に、輪状である
   吊り下げリング（８）を設け、バッグ（７）の一側面
   に、ベルト状のサポートベルト（１２）を設け、その先
   端に差し込み式凹状の固定ホルダー凹（１３）を設け、
   バッグ（７）の他側面に、ベルト状のサポートベルト
   （１０）を設け、その先端に差し込み式凸状の固定ホル
   ダー凸（１１）を設け、その手前に２本の細長い隙間を
   設けた枠状のアジャスター（９）を設け、腰下げバッグ
   （Ｂ）を形成する。以上のごとく構成された腰下げバッ
   グ。