JPH0683263U - 研磨ディスク - Google Patents
研磨ディスクInfo
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Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 上面と下面との両面を使用することができ、
被研磨物の上下の面を研磨する場合にも、グラインダを
逆さに向けることなく能率的に研磨することができ、さ
らに、研磨布の径が小さくなるまで使用できる研磨ディ
スクの提供を図る。 【構成】 回転体1と、上部研磨布群2…2と、下部研
磨布群3…3とからなる。各研磨布2,3は、基礎シー
ト21,31と、この基礎シートの一方の面に設けられ
た砥材22,32とを備える。上部研磨布群2…2は砥
材22の有る面を上方に配位し、下部研磨布群3…3は
砥材32の有る面を下方に配位したものであるため、デ
ィスクの上下、何れの面でも研磨作業を行うことができ
る。
被研磨物の上下の面を研磨する場合にも、グラインダを
逆さに向けることなく能率的に研磨することができ、さ
らに、研磨布の径が小さくなるまで使用できる研磨ディ
スクの提供を図る。 【構成】 回転体1と、上部研磨布群2…2と、下部研
磨布群3…3とからなる。各研磨布2,3は、基礎シー
ト21,31と、この基礎シートの一方の面に設けられ
た砥材22,32とを備える。上部研磨布群2…2は砥
材22の有る面を上方に配位し、下部研磨布群3…3は
砥材32の有る面を下方に配位したものであるため、デ
ィスクの上下、何れの面でも研磨作業を行うことができ
る。
Description
【0001】
本願考案は、研磨ディスクに関するものである。
【0002】
従来、図7に示すように、グラインダ101等の回転工具に取り付けて使用す る研磨ディスクにあっては、円形の回転体102の下面に円形の研磨布103を 貼り付けたものが知られている。この研磨布103は、下面に多数の砥材が配位 されており、この研磨布の下面を被研磨物に押し付けつつ回転させて研磨してい た。ところが、この種の研磨ディスクの場合では、下面のみが研磨し得るに止ま るため、例えば、図7に示すような、溝部104を研磨する場合、溝部104の 下面105を研磨する場合には、グラインダ101は下方に向けて使用すれば足 りるが、上面106を研磨する場合には、グラインダ101を上下逆さに向けて 使用しなければならない。さらに、溝部104の107底面の研磨は、極めて困 難であり、溝底部用の研磨具に交換して研磨する必要がある。
【0003】 また、回転体102に研磨布103が貼り付けられているため、その研磨布の 研磨能力が低下すると、回転体ごと廃棄しなければならなかった。
【0004】
そこで、本願考案は、上面と下面との両面を使用することができ、被研磨物の 上下の面を研磨する場合にも、グラインダを逆さに向けることなく能率的に研磨 することのできる研磨ディスクを提供せんとするものである。
【0005】 さらに、本願の第2の考案は、上記の目的に加えて、1枚の研磨布が使用済に なっても研磨ディスクを交換する必要がなく、また、回転体をすぐに使い捨てに しなくとも済み、省資源にも寄与することのできる研磨ディスクを提供せんとす るものである。
【0006】 またさらに、本願の第3及び第4の考案は、上記の目的に加えて、使用頻度の 高い研磨ディスクの下面側の研磨能力を高めた研磨ディスクを提供せんとするも のである。
【0007】
本願考案は、次の構成を特徴とする研磨ディスクを提供することにより、上記 の課題を解決する。この研磨ディスクは、上下方向に配設された複数枚の研磨布 2,3と、これらの研磨布の中央に配位されラインダ等の回転工具に取り付けら れて回転する回転体1とを備える。これらの研磨布は、上部研磨布群2…2と、 この上部研磨布群の下方に配位された下部研磨布群3…3とからなる。各研磨布 2,3は、基礎シート21,31と、この基礎シートの一方の面に設けられた砥 材22,32とを備えたものである。この上部研磨布群2…2は、少なくとも1 枚の研磨布2を、砥材の有る面を上方に配位したものである。また、下部研磨布 群3…3は、少なくとも1枚の研磨布3を、砥材の有る面を下方に配位したもの である。
【0008】 本願の第2の考案に係る研磨ディスクは、上記の研磨ディスクにおいて、上部 研磨布群2…2が、複数の研磨布2を、砥材の有る面を上方に配位して重ね合わ せたものであり、下部研磨布群3…3が、複数の研磨布3を、砥材の有る面を下 方に配位して重ね合わせたものである。そして、上部研磨布群2…2と下部研磨 布群3…3との少なくとも何れか一方の研磨布群が、一方の研磨布の基礎シート 21,31に、隣合う他方の研磨布の砥材22,32が食い込まされた状態で、 研磨布が接合されることにより、その研磨布群が構成されているものである。
【0009】 本願の第3の考案に係る研磨ディスクは、上記の研磨ディスクにおいて、下部 研磨布群3…3の最下方の研磨布の下面に、多数の研磨布片4…4を略放射状に 植設することを特徴とする。
【0010】 本願の第4の考案は、少なくとも1枚の研磨布2,3と、この研磨布の中央に 配位されラインダ等の回転工具に取り付けられて回転する回転体1と、この研磨 布の下面に略放射状に植設された多数の研磨布片4…4とを備えたことを特徴と する研磨ディスクを提供する。
【0011】
本願考案の研磨ディスクは、上部研磨布群2…2が、少なくとも1枚の研磨布 2を、砥材の有る面を上方に配位したものであり、また、下部研磨布群3…3が 、少なくとも1枚の研磨布3を、砥材の有る面を下方に配位して重ね合わせたも のであるため、ディスクの上下、何れの面でも研磨作業を行うことができるもの である。
【0012】 さらに、本願の第2の考案に係る研磨ディスクは、下方の研磨布2eが使用不 能となると、その研磨布2eを剥がすだけで、次の未使用の研磨布2dが現れる ものであり、以降最上方の研磨布2aまで、順次使用済の研磨布を剥がすだけで 、連続使用が可能となる。特に、上方の研磨布2dの砥材22が、その下方の研 磨布2eの基礎シート21に食い込んでいるだけであるため、下の研磨布2eに 対して下方に力を加えると、容易にその食い込みが外れて、上方の研磨布2dか ら外れる。他方、研磨中においては、回転方向(横方向)の力が主として加わる ため、多くの砥材22が基礎シート21に上下方向に食い込んでいる状態が維持 され、使用中の研磨布のみが外れることはない。
【0013】 またさらに、本願の第3及び第4の考案に係る研磨ディスクにあっては、使用 頻度の高い研磨ディスクの下面側に、多数の研磨布片4…4が略放射状に植設さ れているため、多数の研磨布片4…4による良好なクッション性により良好な研 磨作業をなすことができるものである。
【0014】
以下、図面に基づき本願考案の一実施例を説明する。 図1の(A)は本願考案の第1の実施例に係る研磨ディスクの上方からの斜視 図であり、(B)は同研磨ディスクの下方からの斜視図である。図2は同研磨デ ィスクの要部拡大縦断面図であり、図3は同研磨ディスクの使用状態の斜視図で ある。
【0015】 この研磨ディスクは、グラインダ等の回転工具に取り付けられて回転する平面 視円形の回転体1と、この回転体1の外周に上下方向へ重ねて配設された複数枚 (図示実施例では9枚)の研磨布2,3とを備える。
【0016】 回転体1は、合成樹脂やファイバーや金属等、この種の研磨ディスクにおいて 使用されている通常の材質からなる。この回転体の中央には、グラインダ等の回 転工具(図示せず)への取り付け穴11が上下方向に貫通して形成されている。 また、回転体の外周には、外周壁12が形成されており、この外周壁12に、研 磨布2が接着される。
【0017】 次に、研磨布について説明する。 まず、研磨布2は、布或いは紙等の基礎シート21と、その上面に設けられた 多数の砥材22とからなる。研磨布3は、布或いは紙等の基礎シート31と、そ の下面に設けられた多数の砥材32とからなる。研磨布2は、この実施例では3 枚が積層され、上部研磨布群2…2を構成する。また研磨布3は、この実施例で は6枚が積層され、下部研磨布群3…3を構成する。これらの研磨布2,3の形 状は同一であり、この実施例では中央に円形の孔を有する円盤形状をしている。 尚、この実施例では、上下の研磨布2,3の外径は同一とされているが、上下の 研磨布の外径を異なるものとしてもよい。また、下方から上方に向かうに従い、 その外径を小さくしていき、全体として円錐台形を構成するようにしたり、ある いはその逆として逆円錐台形とする等、適宜変更することができる。
【0018】 上部研磨布群2…2は、3枚の研磨布2を砥材22を上方にして重ね合わされ て、プレスされている。このプレスにより、下方の研磨布(例えば最下方の研磨 布2)の砥材22が、その上方の研磨布(研磨布2)の基礎シート21に食い込 むことにより上下の研磨布が接合されている。尚、その際、全ての砥材22が基 礎シート21に食い込んでいなくとも、上下の研磨布同士は接合され得る。この ように接合には接着剤は不要であるが、接着剤を点在させてもよく、さらに強力 な接合を得る場合には全面に接着剤を施してもよい。
【0019】 下部研磨布群3…3の構成も、上部研磨布群2…2と上下が逆になるだけで、 実質上同様である。即ち、6枚の研磨布3を砥材22を下方にして重ね合わされ て、プレスされ、必要に応じて接着剤が一部或いは全部に用いられる。
【0020】 そして、上部研磨布群2…2の最下方の研磨布2と、下部研磨布群3…3の最 上方の研磨布3とが接着されている。より詳しくは、上部研磨布群2…2の最下 方の研磨布2の基礎シート21と、下部研磨布群3…3の最上方の研磨布3の基 礎シート21との間に接着剤を塗布して、両者を圧着することによって接着され ているものである。
【0021】 回転体1と、上部研磨布群2…2及び下部研磨布群3…3とは、接着剤により 固定されている。詳しくは、上部研磨布群2…2及び下部研磨布群3…3の中央 に円形の孔に、回転体1の外周壁12が挿入され、接着剤により接着されている 。尚、図2の実施例では、外周壁12の高さは、上部研磨布群2…2と下部研磨 布群3…3の最上方の研磨布3とに対応する程度のものとされている。この場合 、接着剤は、この対応する部分にのみ塗布してもよいが、下部研磨布群3…3の 外周壁12に対応していない部分に及ぶようにしてもよい。そして、この塗布量 を、多めにすると、接着剤が、研磨布間に含浸して、各研磨布間の一体性を高め ることができる。尚、図2に2点鎖線で示すように、外周壁12の高さは、上部 研磨布群2…2と下部研磨布群3…3の全体に及ぶようにするなど、適宜変更す ることが可能である。
【0022】 次に、使用に際しては、通常の研磨ディスクと同様、グラインダー101等の 回転工具の回転軸に、回転体1の取り付け穴11を取り付けて使用する。そして 、図3に示すように、溝部104を研磨する場合、溝部104の下面105を研 磨するには、グラインダ101を下方に向けて使用するのと同様、上面106を 研磨するにも、グラインダ101をそのまま持ち上げれば、上部研磨布群2…2 の最上の研磨布の上面の砥材により研磨が行われることになる。さらに、溝部1 04の107底面の研磨も、上部研磨布群2…2及び下部研磨布群3…3の全体 の外周面4を、押し付けることによって、各研磨布の外周付近の砥材にて研磨す ることができる。
【0023】 そして、使用によって、上部研磨布群2…2の最上方の研磨布2、或いは、下 部研磨布群3…3の最下方の研磨布3の砥材が剥離して使用不能となると、その 研磨布2,3を剥がすだけで、次の未使用の研磨布2,3が現れるものであり、 以降順次使用済の研磨布を剥がすだけで、連続使用が可能となる。
【0024】 尚、使用済の研磨布を剥がす作業は、使用済の研磨布と次の未使用の研磨布と の間に爪を差し込み、捲ってやるだけで、容易に使用済の研磨布が外れるもので ある。即ち、研磨布2,3の砥材22,32が、その上方又は下方の研磨布2, 3の基礎シート21,31に上下食い込んでいるだけであるため、研磨布間に爪 を差し込み、上下に力を加えると、容易にその食い込みが外れて、研磨布間の接 合が外れるものである。尚、上記のように、点在させたり、内周部分に用いたり する等、一部にのみ補助的に接着剤を用いた場合にも、同様の剥離の方法を採る ことができるものである。他方、研磨中においては、回転方向(図では横方向) の力が主として加わるため、多くの砥材が基礎シートに上下方向に食い込んでい る状態が維持され、使用中の研磨布のみが外れることはない。
【0025】 製造に際しては、各研磨布を裁断した後、適宜枚数を重ねてプレスしてもよく 、或いは適宜枚数の研磨布を重ねて、裁断と同時にプレスしてもよい。プレスに 際しては、1枚ずつ順にプレスしてもよく、適宜枚数を一度にプレスしてもよい 。また、回転体に1枚ずつ接着しながら、順に他の研磨布をプレスして接合して もよく、先に適宜枚数を接合した後、回転体に接着するようにしてもよい。
【0026】 尚、最上方の研磨布2aを回転体1に貼り付ける際に、接着剤3がはみ出して 、他の研磨布の間に入ることがあっても、微量であれば、接合の強度が上がるだ けで、研磨作業や使用済研磨布を剥がす作業には、悪影響はない。従って、意図 的に、微量の接着剤を接合の補強用として用いることも可能である。さらにまた 、研磨布を剥がす必要がないならば、研磨布の全面を接着剤で接着するようにし てもよい。尚、通常はこの研磨ディスクを少し傾斜させた状態で被研磨物に押し 付ける結果、研磨布は外周から徐々に消耗されていき徐々にその径が小なる。そ して、この実施例では、回転体1の外周に上部研磨布群2…2及び下部研磨布群 3…3が配位されているため、回転体1に邪魔されることなく、小さな径になる まで使い切ることができるものである。
【0027】 図4は他の実施例を示すものであるが、上部研磨布群2…2と下部研磨布群3 …3とにおける砥材の図示は省略した。この実施例においても、上部研磨布群2 …2は上面側に、下部研磨布群3…3は下面側に、、第1の実施例と同様に砥材 を有するものである。この実施例では、回転体1の上面の外径を大きくして張出 部13を設けたものである。この張出部13は、上部研磨布群2…2にまで及ぶ が、この張出が僅かであれば、上部研磨布群2…2の研磨布2の剥離には悪影響 はない。尚、上部研磨布群2…2の研磨布2の剥離を予定しないならば、張出部 13の外径をさらに大きくすることも可能である。
【0028】 図5はさらに他の実施例を示すもので、この実施例では、回転体1の上下略中 央に円盤部14を設けたものである。そして、この円盤部14の上下面に、上部 研磨布群2…2と下部研磨布群3…3とを接着したものである。尚、この図5に おいても、砥材の図示は省略した。この円盤部14は、他の回転体1と一体に成 形することができるが、別体に成形してもよい。例えば、弾性を有するクッショ ン材を、円盤部14として用いることができる。さらに、上記の各実施例におい て、上部研磨布群2…2と下部研磨布群3…3との間に同様のクッション材等の 他の素材を介在させてもよい。またさらに、研磨布を一枚ずつ外し得るようにし ないのであれば、上部研磨布群2…2及び下部研磨布群3…3の各研磨布間に、 クッション材等の他の素材を介在させてもよい。さらに円盤部として、砥材や、 或いは多数の砥材や針状のものを突設した板状部材を用いて、これらを他の研磨 布の基礎シートに食い込ませるようにしてもよい。研磨布の枚数は、適宜変更す ることができるものであり、最小限、上部研磨布群として1枚、下部研磨布群と して1枚の2枚の研磨布を用いれば足りる。
【0029】 次に、図6に、本願の第3及び第4の考案に係る実施例を示す。この図6は、 当該実施例の研磨ディスクを裏返しの状態、即ち下面を上方にした状態で描いた 斜視図であり、以下の説明と図とは上下が逆となる。この研磨ディスクは、回転 体1の周囲に3枚の上部研磨布2からなる上部研磨布群2…2を配位し、その下 面(図では上面)に多数の研磨布片4…4を略放射状に植設したものである。上 部研磨布群2…2と回転体1とは、先の各実施例と同様の方法で構成されている 。各研磨布片4は、上部研磨布と同様の研磨布を小さな長方形に切り、これを上 部研磨布2に接着したものである。この実施例では、各研磨布片4は、傾斜して 植えられているが、直立させた状態で植える等、その角度は適宜変更し得る。こ の実施例では、研磨ディスクの上面側は上部研磨布群2…2による研磨がなされ 、下面側は研磨布片4…4により研磨がなされるものである。尚、上部研磨布群 2…2の枚数は1枚以上適宜変更して実施できるものであり、また、上部研磨布 群2…2に代えて下部研磨布群3…3を用いてもよい。さらに、先の実施例のよ うに上部研磨布群2…2と下部研磨布群3…3とを併用して、下部研磨布群3… 3の下面に研磨布片4…4を植えるようにしてもよい。
【0030】
以上、本願考案は、上面と下面との両面を使用することができ、被研磨物の上 下の面を研磨する場合にも、グラインダを逆さに向けることなく能率的に研磨す ることのできる研磨ディスクを提供することができたものある。
【0031】 さらに、本願の第2の考案は、上記の効果に加えて、1枚の研磨布が使用済に なっても研磨ディスクを交換する必要がなく、また、回転体をすぐに使い捨てに しなくとも済み、省資源にも寄与することのできる研磨ディスクを提供すること ができたものである。
【0032】 またさらに、本願の第3及び第4の考案は、使用頻度の高い研磨ディスクの下 面側の研磨能力を高めた研磨ディスクを提供することができたものである。
【0033】 さらに実施例のように、回転体1の外周に上部研磨布群2…2及び下部研磨布 群3…3を配位すれば、回転体1に邪魔されることなく、小さな径になるまで使 い切ることができ、さらに経済的なものとなる。
【図1】(A)は本願考案の第1の実施例に係る研磨デ
ィスクの上方からの斜視図であり、(B)は同研磨ディ
スクの下方からの斜視図である。
ィスクの上方からの斜視図であり、(B)は同研磨ディ
スクの下方からの斜視図である。
【図2】同研磨ディスクの要部拡大縦断面図である。
【図3】同研磨ディスクの使用状態の説明図である。
【図4】他の実施例の研磨ディスクの要部拡大縦断面図
である。
である。
【図5】さらに他の実施例の研磨ディスクの要部拡大縦
断面図である。
断面図である。
【図6】さらに他の実施例の研磨ディスクの斜視図であ
る。
る。
【図7】従来の研磨ディスクの使用状態の説明図であ
る。
る。
1 回転体 2 上部の研磨布 3 下部の研磨布 4 研磨布片 21 基礎シート 22 砥材 31 基礎シート 32 砥材
Claims (4)
- 【請求項1】 上下方向に配設された複数枚の研磨布
(2) (3) と、これらの研磨布の中央に配位されラインダ
等の回転工具に取り付けられて回転する回転体(1) とを
備え、 これらの研磨布が、上部研磨布群(2) …(2) と、この上
部研磨布群の下方に配位された下部研磨布群(3) …(3)
とからなり、 各研磨布(2) (3) が、基礎シート(21)(31)と、この基礎
シートの一方の面に設けられた砥材(22)(32)とを備えた
ものであり、 上部研磨布群(2) …(2) が、少なくとも1枚の研磨布
(2) を、砥材の有る面を上方に配位したものであり、 下部研磨布群(3) …(3) が、少なくとも1枚の研磨布
(3) を、砥材の有る面を下方に配位したものであること
を特徴とする研磨ディスク。 - 【請求項2】 上部研磨布群(2) …(2) が、複数の研磨
布(2) を、砥材の有る面を上方に配位して重ね合わせた
ものであり、 下部研磨布群(3) …(3) が、複数の研磨布(3) を、砥材
の有る面を下方に配位して重ね合わせたものであり、 上部研磨布群(2) …(2) と下部研磨布群(3) …(3) との
少なくとも何れか一方の研磨布群が、一方の研磨布の基
礎シート(21)(31)に、隣合う他方の研磨布の砥材(22)(3
2)が食い込まされた状態で、研磨布が接合されることに
より、その研磨布群が構成されていることを特徴とする
請求項1記載の研磨ディスク。 - 【請求項3】 上記の下部研磨布群(3) …(3) の最下方
の研磨布の下面に、多数の研磨布片(4) …(4) が略放射
状に植設されたことを特徴とする請求項1又は2記載の
研磨ディスク。 - 【請求項4】 少なくとも1枚の研磨布(2) (3) と、こ
の研磨布の中央に配位されラインダ等の回転工具に取り
付けられて回転する回転体(1) と、この研磨布の下面に
略放射状に植設された多数の研磨布片(4) …(4) とを備
えたことを特徴とする研磨ディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3055893U JPH0683263U (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 研磨ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3055893U JPH0683263U (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 研磨ディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683263U true JPH0683263U (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=12307143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3055893U Pending JPH0683263U (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 研磨ディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683263U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI613042B (zh) * | 2017-03-10 | 2018-02-01 | Hong Xing Abrasive Technology Co Ltd | 膠合式之平面砂布輪及其製造方法 |
JP2018521871A (ja) * | 2015-07-09 | 2018-08-09 | ルーカス−エアツェット フェアアイニヒテ シュライフ− ウント フレースヴェアクツォイクファブリーケン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトLUKAS−ERZETT Vereinigte Schleif− und Fraeswerkzeugfabriken GmbH & Co. KG | 砥石ディスク |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP3055893U patent/JPH0683263U/ja active Pending
Cited By (2)
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