JPH0683103B2 - 通信方式 - Google Patents
通信方式Info
- Publication number
- JPH0683103B2 JPH0683103B2 JP61288531A JP28853186A JPH0683103B2 JP H0683103 B2 JPH0683103 B2 JP H0683103B2 JP 61288531 A JP61288531 A JP 61288531A JP 28853186 A JP28853186 A JP 28853186A JP H0683103 B2 JPH0683103 B2 JP H0683103B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- communication
- stations
- working line
- signal
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 閉ループを構成している回線に用いる無線機の変調方式
を変更して、通信容量を変更すると共に、減少した通信
容量を他の回線に迂回させる。
を変更して、通信容量を変更すると共に、減少した通信
容量を他の回線に迂回させる。
本発明は、散在する中継局が閉ループ回線網を構成し、
これらの局が互いに通信を行なっている伝送路の通信方
式に関する。
これらの局が互いに通信を行なっている伝送路の通信方
式に関する。
第1図に示すように複数のノード局A,B,……が相互に回
線を引き、網を形成しているシステムがある。各局は互
いに信号を送受信し、又はある特定局に信号に集結さ
せ、制御信号のみループ信号として全局に通信させる。
線を引き、網を形成しているシステムがある。各局は互
いに信号を送受信し、又はある特定局に信号に集結さ
せ、制御信号のみループ信号として全局に通信させる。
このような通信網では、例えばA,B関で障害のため回線
が切れたとき、併設してある光ケーブルを使用して又は
他のルートACB、ADBを使用して、AB間の通信を確保する
のが通常である。
が切れたとき、併設してある光ケーブルを使用して又は
他のルートACB、ADBを使用して、AB間の通信を確保する
のが通常である。
またA,B間で周波数予備方式を採用している場合、第6
図に示すように現用機n台に1台の予備機による回線を
用意しておき、現用機1台が障害を起したとき予備機に
切換える方式を採用している。
図に示すように現用機n台に1台の予備機による回線を
用意しておき、現用機1台が障害を起したとき予備機に
切換える方式を採用している。
しかしながら第6図の方式では予備機を用意せねばなら
ず、各ノード局にこれを置くと全体では多数の無線機が
余分に必要になる。また第1図のように光ケーブルなど
を併設する方式もやはり余分の設備が必要になり、他の
ルートを経由する方式も常時余裕を持たせておくのでな
ければ実施できない。
ず、各ノード局にこれを置くと全体では多数の無線機が
余分に必要になる。また第1図のように光ケーブルなど
を併設する方式もやはり余分の設備が必要になり、他の
ルートを経由する方式も常時余裕を持たせておくのでな
ければ実施できない。
本発明はかゝる点を改善し、少ない無線機で回線障害に
対処しようとするものである。
対処しようとするものである。
本発明では、ある回線例えば第1図のA局、B局間の回
線が降雨などによって劣化するとき、A,B局の無線機の
変調方式を変更し、伝送容量は下るが所要C/Nを下げて
回線を確保すると共に、減少した伝送容量は他回線を迂
回させて回線容量を確保する。
線が降雨などによって劣化するとき、A,B局の無線機の
変調方式を変更し、伝送容量は下るが所要C/Nを下げて
回線を確保すると共に、減少した伝送容量は他回線を迂
回させて回線容量を確保する。
即ち本発明は,複数局(A,B,・・・)の各対向する局間
で現用回線を構成し,送信側で信号を変調して送信する
と受信側で復調することにより信号を受信する通信方式
において, 全ての2局間には現用回線を備え,平常時に各局間での
現用回線は最大限の通信容量に満たない変調方式で通信
を行い, 或る2局間の現用回線の通信品質が劣化すると、送信側
における変調方式を平常時に比べて通信容量が低下する
ように変更して前記劣化した現用回線の通信容量を下
げ,所要C/Nまで下げて該現用回線の通信を続行すると
共に, 前記減少した通信容量分を他の上記各局間の複数の現用
回線の余分な通信容量に割り当てることにより補足し
て,該劣化した現用回線の通信容量を不変にすることを
特徴とするものである。
で現用回線を構成し,送信側で信号を変調して送信する
と受信側で復調することにより信号を受信する通信方式
において, 全ての2局間には現用回線を備え,平常時に各局間での
現用回線は最大限の通信容量に満たない変調方式で通信
を行い, 或る2局間の現用回線の通信品質が劣化すると、送信側
における変調方式を平常時に比べて通信容量が低下する
ように変更して前記劣化した現用回線の通信容量を下
げ,所要C/Nまで下げて該現用回線の通信を続行すると
共に, 前記減少した通信容量分を他の上記各局間の複数の現用
回線の余分な通信容量に割り当てることにより補足し
て,該劣化した現用回線の通信容量を不変にすることを
特徴とするものである。
この方式によれば、予備無線機などを設けずに、回線障
害が生じても当該障害回線を使用可能な範囲で使用し、
不足分は他回線を利用することで、障害回線の伝送量を
落とすことなく通信が可能になる。
害が生じても当該障害回線を使用可能な範囲で使用し、
不足分は他回線を利用することで、障害回線の伝送量を
落とすことなく通信が可能になる。
デジタルマイクロ波無線回線で用いている変調方式とし
ては64QAM、16QAM、4PSK、2PSK等があり、これらの変調
方式を任意に変更して回線を構成する。具体例として無
線伝送速度を最大1Mb/sとすると、64QAMでは、変調器入
力では約1Mb/s×6本、16QAM、4PSK、2PSKでは1Mb/s×
4、1Mb/s×2、1Mb/sとなる。また誤り率1×10-4を確
保するための所要C/N(Carrier/Noise)の理論値は64QA
M、16QAM、4PSK、2PSKでは各々約24.5dB、18.5dB、11.4
dB、8.4dBとなる。
ては64QAM、16QAM、4PSK、2PSK等があり、これらの変調
方式を任意に変更して回線を構成する。具体例として無
線伝送速度を最大1Mb/sとすると、64QAMでは、変調器入
力では約1Mb/s×6本、16QAM、4PSK、2PSKでは1Mb/s×
4、1Mb/s×2、1Mb/sとなる。また誤り率1×10-4を確
保するための所要C/N(Carrier/Noise)の理論値は64QA
M、16QAM、4PSK、2PSKでは各々約24.5dB、18.5dB、11.4
dB、8.4dBとなる。
このように例えば64QAMと16QAMでは着信レベル(C/N)
で6dBの差があるので、伝送路が劣化して64QAMでは所要
の誤り率(1×10-4)を確保することができなくなれば
変調方式を16QAMに変える。このようにすれば伝送路劣
化が6dB以内なら所要の誤り率を確保することができ
る。しかし、64QAMから16QAMへの変更により伝送容量は
2/3に減少する。そこで減少分(1Mb/s×2本)を他回
線、例えばAB間が回線障害で上記のようにしたのであれ
ばAC,CB又はAD,DB間回線を利用して伝送する。これによ
りAB間の伝送容量を確保できる。但し上記他回線の伝送
容量は上るので、常時は余裕を持って運用し、迂回分を
吸収できるようにしておく。或いは最大256QAMの変調方
式が可能であるとして常時は64QAM変調方式で運用し、
迂回分を吸収する必要が生じたら64QAM→256QAMの変更
を行ない、余裕を作る。
で6dBの差があるので、伝送路が劣化して64QAMでは所要
の誤り率(1×10-4)を確保することができなくなれば
変調方式を16QAMに変える。このようにすれば伝送路劣
化が6dB以内なら所要の誤り率を確保することができ
る。しかし、64QAMから16QAMへの変更により伝送容量は
2/3に減少する。そこで減少分(1Mb/s×2本)を他回
線、例えばAB間が回線障害で上記のようにしたのであれ
ばAC,CB又はAD,DB間回線を利用して伝送する。これによ
りAB間の伝送容量を確保できる。但し上記他回線の伝送
容量は上るので、常時は余裕を持って運用し、迂回分を
吸収できるようにしておく。或いは最大256QAMの変調方
式が可能であるとして常時は64QAM変調方式で運用し、
迂回分を吸収する必要が生じたら64QAM→256QAMの変更
を行ない、余裕を作る。
第2図は伝送信号のフォーマットを示し、1フレーム
(F)は同期信号SV(監視、制御用)ビット、データか
らなる。伝送路の変更は、無線回線で伝送路の劣化状況
を判断し、対向局にSVビットで信号を送受すると共に、
基準局例えばA局中でこの通信網の状況を確認後、無線
機に入力される信号を変換させ、他の無線機に入力す
る。なお劣化状況の監視はループ中の基準局(A局)で
なく、ループ外の回線統制機構を持った局で行なっても
よい。
(F)は同期信号SV(監視、制御用)ビット、データか
らなる。伝送路の変更は、無線回線で伝送路の劣化状況
を判断し、対向局にSVビットで信号を送受すると共に、
基準局例えばA局中でこの通信網の状況を確認後、無線
機に入力される信号を変換させ、他の無線機に入力す
る。なお劣化状況の監視はループ中の基準局(A局)で
なく、ループ外の回線統制機構を持った局で行なっても
よい。
第3図は各局に設けられる無線機の構成を示し、これは
論理部12、無線機14、アンテナ16、制御部18からなる。
同様構成の無線装置(20で示す)が各回線に設けられ
(第1図では各局は3回線を持っているので各局3
組)、これらはパケット交換機(これは回線が死ぬと信
号を正常な余っている回線へ自動的に振り分ける)10に
接続される。この1組分の送信側要部を第4図に示す。
自局無線回線状態を検出後、前記SV信号を通して基準局
に入力信号列変更を送出する。その後、無視できる信号
列があれば4相変調器に入るデータの振幅レベルを制御
し、64QAMから2PSKまで制御する(他の変調方式(16PS
K,8PSKなども可能)。受信側は図示しないが、信号欠落
により変調方式の変更を知る。
論理部12、無線機14、アンテナ16、制御部18からなる。
同様構成の無線装置(20で示す)が各回線に設けられ
(第1図では各局は3回線を持っているので各局3
組)、これらはパケット交換機(これは回線が死ぬと信
号を正常な余っている回線へ自動的に振り分ける)10に
接続される。この1組分の送信側要部を第4図に示す。
自局無線回線状態を検出後、前記SV信号を通して基準局
に入力信号列変更を送出する。その後、無視できる信号
列があれば4相変調器に入るデータの振幅レベルを制御
し、64QAMから2PSKまで制御する(他の変調方式(16PS
K,8PSKなども可能)。受信側は図示しないが、信号欠落
により変調方式の変更を知る。
第5図はI,Qの信号列を示し、各々1,3のベクトルを用い
れば16値(16QAM)が得られ、I,Qの3のみ(1は無視し
て)で合成すれば4値(4PSK)となる。この16値→4値
の変換は論理部12で行なう。S1はこの切換えを行なわせ
る元になる受信状態信号である。同様に64QAM,256QAMの
変調方式の適用も可能である。
れば16値(16QAM)が得られ、I,Qの3のみ(1は無視し
て)で合成すれば4値(4PSK)となる。この16値→4値
の変換は論理部12で行なう。S1はこの切換えを行なわせ
る元になる受信状態信号である。同様に64QAM,256QAMの
変調方式の適用も可能である。
各回線の16QAMを標準の伝送容量とし、回線の状態がよ
い時は64QAMを使用し、回線が劣化したとき4PSKまたは2
PSKを用いれば、各回線で上記の例は1Mb/s×2本が常時
余裕であり、この回線を劣化した回線の容量とすること
もできる。
い時は64QAMを使用し、回線が劣化したとき4PSKまたは2
PSKを用いれば、各回線で上記の例は1Mb/s×2本が常時
余裕であり、この回線を劣化した回線の容量とすること
もできる。
以上説明したように本発明によれば、予備無線機などを
設けずに、回線障害が生じても当該障害回線を使用可能
な範囲で使用し、不足分は他回線を利用することで、障
害回線の伝送量を落とすことなく通信が可能になる。ス
ペースダイバーシチを用いなくても、チャンネル容量を
減少させれば64QAM→2PSKで、C/Nで約16dB程度の改善が
得られ、障害回線もこの方式である程度確保することが
可能であり、気象条件、障害物発生などによる伝送能力
の低下に対する対策として有効である。
設けずに、回線障害が生じても当該障害回線を使用可能
な範囲で使用し、不足分は他回線を利用することで、障
害回線の伝送量を落とすことなく通信が可能になる。ス
ペースダイバーシチを用いなくても、チャンネル容量を
減少させれば64QAM→2PSKで、C/Nで約16dB程度の改善が
得られ、障害回線もこの方式である程度確保することが
可能であり、気象条件、障害物発生などによる伝送能力
の低下に対する対策として有効である。
第1図は本発明を適用する回線網の説明図、 第2図は伝送信号のフォーマットの説明図、 第3図は各ノード局の構成を示すブロック図、 第4図は1回線分の送信装置の構成を示すブロック図、 第5図は16QAMの説明図、 第6図は従来方式の一例の説明図である。 第1図でA,B,……はノード局、l1,l2,……は回線、第3
図で10は交換機16はアンテナである。
図で10は交換機16はアンテナである。
Claims (1)
- 【請求項1】複数局(A,B,・・・)の各対向する局間で
現用回線を構成し,送信側で信号を変調して送信すると
受信側で復調することにより信号を受信する通信方式に
おいて, 全ての2局間には現用回線を備え,平常時に各局間での
現用回線は最大限の通信容量に満たない変調方式で通信
を行い, 或る2局間の現用回線の通信品質が劣化すると、送信側
における変調方式を平常時に比べて通信容量が低下する
ように変更して前記劣化した現用回線の通信容量を下
げ,所要C/Nまで下げて該現用回線の通信を続行すると
共に, 前記減少した通信容量分を他の上記各局間の複数の現用
回線の余分な通信容量に割り当てることにより補足し
て,該劣化した現用回線の通信容量を不変にすることを
特徴とする通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61288531A JPH0683103B2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61288531A JPH0683103B2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 通信方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63141432A JPS63141432A (ja) | 1988-06-13 |
JPH0683103B2 true JPH0683103B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=17731445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61288531A Expired - Fee Related JPH0683103B2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683103B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7606575B2 (en) | 1988-08-04 | 2009-10-20 | Broadcom Corporation | Remote radio data communication system with data rate switching |
US20010050943A1 (en) | 1989-08-03 | 2001-12-13 | Mahany Ronald L. | Radio frequency communication network having adaptive communication parameters |
US9118387B2 (en) | 1997-11-03 | 2015-08-25 | Qualcomm Incorporated | Pilot reference transmission for a wireless communication system |
US7184426B2 (en) | 2002-12-12 | 2007-02-27 | Qualcomm, Incorporated | Method and apparatus for burst pilot for a time division multiplex system |
US7068683B1 (en) | 2000-10-25 | 2006-06-27 | Qualcomm, Incorporated | Method and apparatus for high rate packet data and low delay data transmissions |
JP2007267140A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Sanyo Electric Co Ltd | 無線基地局、移動局及び通信方法 |
-
1986
- 1986-12-03 JP JP61288531A patent/JPH0683103B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
桑原守二著「マイクロ波通信」(昭53−2−25)電気通信協会発行P.142−144 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63141432A (ja) | 1988-06-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |