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JPH0681860A - 液体クラッチ - Google Patents

液体クラッチ

Info

Publication number
JPH0681860A
JPH0681860A JP25582992A JP25582992A JPH0681860A JP H0681860 A JPH0681860 A JP H0681860A JP 25582992 A JP25582992 A JP 25582992A JP 25582992 A JP25582992 A JP 25582992A JP H0681860 A JPH0681860 A JP H0681860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
case
chamber
torque transmission
pump mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25582992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasube Kikuchi
安兵衛 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd filed Critical Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Priority to JP25582992A priority Critical patent/JPH0681860A/ja
Publication of JPH0681860A publication Critical patent/JPH0681860A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 つれ廻り現象を防止し、外気温度に対応した
回転数でケースを回転させる液体クラッチを提供する。 【構成】 駆動部1で回転する駆動ディスク4が収容さ
れ、回転軸2を中心に回転自在なケース3内を、仕切り
部材でトルク伝達室5と油溜り室6とに区分し、油が油
溜り室からトルク伝達室に供給され、駆動ディスクから
トルクをケースに伝達する液体クラッチにおいて、回転
軸の回転数とケースの回転数の差により回転するポンプ
機構8と、該ポンプ機構によりトルク伝達室の油を吸引
するための第1の流路7aと、ポンプ機構で加圧された
油を油溜り室に送り込むための第2の流路7bと、外気
温度に対応して油溜り室の油をトルク伝達室に流入させ
るため供給孔26を開閉する弁部材25とを設ける。 【効果】 つれ廻り現象を防止し、外気温に最適の回転
数でケースが回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトルク伝達室に供給され
た油によって駆動ディスクの駆動トルクをケースに伝達
する液体クラッチ、特にケースに取付けられた自動車用
エンジンの冷却用ファンを回転制御する液体クラッチに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケース内を仕切板によってトルク伝達室
と油溜り室とに区分し、トルク伝達室内に駆動ディスク
を駆動部の駆動によって回転可能に設け、油溜り室の油
を仕切板に形成した供給調整孔からトルク伝達室に供給
し、トルク伝達室の油を排出路により油溜り室に戻すよ
うにして駆動ディスクとトルク伝達室内壁間のトルク伝
達間隙の油量を調節する構造のカップリング装置(液体
クラッチ)が、既に知られている。
【0003】この種の液体クラッチに用いる油としては
トルク伝達という機能をはたすために一般に粘度の高い
シリコンオイルが用いられる。
【0004】しかしながら、この種の液体クラッチにお
ける問題の1つは、油が多量にトルク伝達室内に存在し
ている状態においてエンジン再始動をする時又は運転中
の急加速をする時に、駆動側の駆動ディスクの加速に追
随してトルク伝達室内に多量に存在する油により被駆動
側のケース(冷却ファン)も短時間ではあるが回転の急
上昇を引起す。この現象は一般には「つれ廻り」現象と
云われ、ファン騒音やそれに伴う不快感を無くし、且つ
燃費の節約のため改善が望まれている。
【0005】従来の液体クラッチにおけるエンジン再始
動の際の「つれ廻り」現象を図6の(B) に示す。そして
この現象はトルク伝達室内の油量が多いければ多い程顕
著に現われる。
【0006】この問題を解決する1つの対策が特公昭6
3−21048号公報に提案され、この公報では仕切板
の供給調整孔から流出する油を一旦直径方向の反対側に
導きそこからトルク伝達室内に供給する構造となってい
る。
【0007】この公報で提案された構造は、トルク伝達
室内に油が殆んどなく油溜り室内に多量に油が存在して
いる時にエンジン停止があった時、油が油溜り室からト
ルク伝達室へ流入しないためエンジン再始動時に「つれ
廻り」現象がなく、それなりに効果があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トルク
伝達室内に多量の油が存在している状況でエンジン停止
した場合の再始動時や、運転中の急加速時における「つ
れ廻り」現象の防止には効果が得られなかった。
【0009】本発明の目的は、上記した各種の状況下に
おける「つれ廻り」現象の発生を防止してファン騒音を
低減し且つ燃費の向上を計れ、更に各種の駆動条件に対
応して駆動ディスクからトルクを最適状態でケースに伝
達し得る液体クラッチを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は駆動部と、この駆動部によって回転する回
転軸と、この回転軸により回転駆動する駆動ディスク
と、この駆動ディスクが収容され、前記回転軸を中心に
回転自在なケースと、このケース内に設けられ、前記ケ
ース内をトルク伝達室と油溜り室とに区分する仕切り部
材とを備え、油が前記油溜り室から前記トルク伝達室に
供給され、前記駆動ディスクからトルクを前記ケースに
伝達する液体クラッチにおいて、前記回転軸の回転数と
前記ケースの回転数の差により回転するポンプ機構と、
該ポンプ機構により前記トルク伝達室の油を吸引するた
めの第1の流路と、前記ポンプ機構で加圧された油を前
記油溜り室に送り込むための第2の流路と、外気温度に
対応して前記油溜り室の油を前記トルク伝達室に流入さ
せるため仕切り部材の供給孔を開閉する弁部材とを有す
る構成にしてある。
【0011】
【作用】本発明においては、回転軸の回転数とケースの
回転数の差により回転するポンプ機構により、第1の流
路よりトルク伝達室の油は常に吸引され、該ポンプ機構
により加圧された油は油溜り室に送り込まれケース外に
設けたバイメタルにより外気温度に対応してトルク伝達
室への油の供給孔の開閉手段が作動して外気温度が上昇
すると多量の油がトルク伝達室に送り込まれケース(冷
却ファン)の回転数を増加せしめる。一方外気温度が低
下すると開閉手段により油溜り室からトルク伝達室に送
り込まれる油量が減少又は零になりケース(冷却ファ
ン)の回転数は減少する。
【0012】本発明では、特に上記したポンプ機構によ
りトルク伝達室内の油を速やかに吸引できるため、図6
の(A) に示すようにエンジン再始動時のみならず、運転
中の急加速時においてもケース側の「つれ廻り」現象を
防止することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明クラッチの第1の実施例を示す
断面図、図2は同じく内部を切断した図1のII−II
矢視図で、図に示すように、駆動部(エンジン)1の駆
動によって回転する回転軸2に、軸受2aを介して大径
短寸のケース3が回転可能に取付けられている。このケ
ース3内は仕切板20と側壁21からなる仕切り部材で
トルク伝達室5と油溜り室6とに分けられ、このトルク
伝達室5内には円板状の駆動ディスク4が挿入配設され
回転軸2の端部に固定されている。また、前記仕切り部
材にベーンポンプ機構8が設けられていると共に、トル
ク伝達室5の油をベーンポンプ機構8に供給する第1の
流路7aが設けてあり、ベーンポンプ機構8で加圧され
た油を油溜り室6に送り込む第2の流路7bが設けてあ
る。そしてケース3の外側には冷却ファン3aが取付け
てある。
【0014】図2はベーンポンプの説明図であり、同図
において、8aは回転軸2の先端に取付けられたロー
タ、8bはベーンであり、ケース3と駆動ディスク4
(回転軸2)間のスリップにより生じる回転数の差によ
り回転駆動される。図示した実施例ではベーンポンプに
より説明するが、本発明ではポンプ機構としてトロコイ
ドポンプ或いはギャポンプ等を用いることができる。ポ
ンプ機構8の送油路は第2の流路7bに接続してあり、
第1の流路7aがポンプ機構8の揚油路に接続してあ
り、従ってトルク伝達室5内の油はポンプ機構8により
排出路32を経て第1の流路7aを介して吸引され、ま
たポンプ機構8により加圧された油は第2の流路7bを
介して油溜り室6へ送り込まれる。また、油溜り室6内
において弁部材25の一端が側壁21に固定してあり、
この弁部材25の他端は、側壁21及び仕切板20を貫
通してトルク伝達室5に連通している供給孔26を覆う
ようにして配設してある。この弁部材25のほぼ中央部
が、連桿27によってケース3外に配置されたバイメタ
ル28と連動するよう構成してある。
【0015】以上のような構成において、外気温度が低
い場合には、バイメタル28は連桿27を介して弁部材
25を押し付けるので、供給孔26の開口面積を狭め、
油溜り室6からトルク伝達室5に送り込まれる油量は減
少する。この油量が減少すると、トルク伝達室5におけ
る油によるトルク伝達率が低下し、ケース3の回転数が
下がって冷却ファン3aは減速する。
【0016】また、外気温度が高い場合には、バイメタ
ル28がケース3の外側に凸に変形し、連桿27を介し
て弁部材25を引き上げるので、供給孔26の開口面積
が広がり、油溜り室6からトルク伝達室5に送り込まれ
る油量が増加する。この油量が増加すると、トルク伝達
室5における油によるトルク伝達率が高まり、ケース3
の回転数が上がって冷却ファン3aが加速する。
【0017】このようにして、第1の実施例によると、
トルク伝達室5内に多量に油が存在しても、再始動や運
転中の急加速時にもトルク伝達室5内の油はポンプ機構
8により速やかに吸引されるため、冷却ファン3aの回
転数は減少し騒音も低下し無駄な燃料消費が防止され
る。また、ポンプ機構により、油溜り室6への油の送り
込みもきわめて迅速かつ円滑に行うことができる。
【0018】図4は第2の実施例の構成を示す説明図で
あり、同図に示すように第2の実施例では、第1の流路
7aにおいて、ケース3の内周面に油をポンプ機構8側
に送り出すダム機構30が設けてある。また、図5は第
3の実施例を示し、この実施例では、ケース3の外周面
にポンプ機構8に送り込む油を一時的に貯える補助油溜
り室31が設けてある。第2及び第3の実施例のその他
の部分の構成は、すでに説明した第1の実施例と同一で
ある。また、第2の実施例に係るダム機構としてケース
3の内周面の油の排出部に、近傍して設けた一般的なダ
ムを例示しているが、送油機能を一層向上するために、
断面L字形のダムや断面U字型のダムを形成してもよ
い。
【0019】第2の実施例によるとダム機構30が設け
てあるために、ポンプ機構8によるトルク伝達室5内の
油の吸引と相まって、より短時間に油送り出しを行うこ
とが可能になる。また、第3の実施例では、補助油溜り
室31を設けてあるので、弁部材25が開放した高温作
動状態で停止して供給孔26よりトルク伝達室5に多量
の油が流入した場合でも、油が排出路32を介して補助
油溜り室31に流入するため、トルク伝達室5内の油量
が減少し、機関再始動直後に起る「つれ廻り」現象の発
生を一層効果的に防止することが可能である。第2及び
第3の実施例のその他の動作及び効果は、すでに説明し
た第1の実施例と同一である。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明はケ
ースと駆動ディスク(回転軸)との回転数の差を利用し
て駆動されるポンプ機構を内蔵し、油をトルク伝達室か
ら速やかに吸引するため例えトルク伝達室内に油が多量
に存在していても、再始動時および運動中の急加速時に
おける「つれ廻り」現象を効果的に防止し、更に外気温
度に対応した最適の回転数でケースを回転させ、燃料を
節約し加速性能を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す説明図であ
る。
【図2】図1のII−II線上の矢視概略図である。
【図3】図1のIII−III線上の矢視拡大概略図で
ある。
【図4】第2の実施例の図3相当図である。
【図5】第3の実施例の構成を示す説明図である。
【図6】本発明と従来例の特性曲線を示す図である。
【符号の説明】
1 駆動部 2 回転軸 3 ケース 5 トルク伝達室 6 油溜り室 7a 第1の流路 7b 第2の流路 8 ベーンポンプ機構 20 仕切板 21 側壁 25 弁部材 26 供給孔 27 連桿 28 バイメタル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部と、この駆動部によって回転する
    回転軸と、この回転軸により回転駆動する駆動ディスク
    と、この駆動ディスクが収容され、前記回転軸を中心に
    回転自在なケースと、このケース内に設けられ、前記ケ
    ース内をトルク伝達室と油溜り室とに区分する仕切り部
    材とを備え、油が前記油溜り室から前記トルク伝達室に
    供給され、前記駆動ディスクからトルクを前記ケースに
    伝達する液体クラッチにおいて、前記回転軸の回転数と
    前記ケースの回転数の差により回転するポンプ機構と、
    該ポンプ機構により前記トルク伝達室の油を吸引するた
    めの第1の流路と、前記ポンプ機構で加圧された油を前
    記油溜り室に送り込むための第2の流路と、外気温度に
    対応して前記油溜り室の油を前記トルク伝達室に流入さ
    せるため仕切り部材の供給孔を開閉する弁部材とを有す
    ることを特徴とする液体クラッチ。
  2. 【請求項2】 前記第1の流路において、前記ケースの
    内周面に、油を前記ポンプ機構側に送り出すダム機構が
    設けてあることを特徴とする請求項1に記載の液体クラ
    ッチ。
  3. 【請求項3】 前記ケースの外周面に、前記ポンプ機構
    に送り込む油を貯える補助油溜り室を設けたことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の液体クラッチ。
JP25582992A 1992-08-31 1992-08-31 液体クラッチ Pending JPH0681860A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25582992A JPH0681860A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 液体クラッチ

Applications Claiming Priority (1)

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JP25582992A JPH0681860A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 液体クラッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0681860A true JPH0681860A (ja) 1994-03-22

Family

ID=17284190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25582992A Pending JPH0681860A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 液体クラッチ

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