JPH0681153U - データ通信処理装置 - Google Patents
データ通信処理装置Info
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- JPH0681153U JPH0681153U JP022662U JP2266293U JPH0681153U JP H0681153 U JPH0681153 U JP H0681153U JP 022662 U JP022662 U JP 022662U JP 2266293 U JP2266293 U JP 2266293U JP H0681153 U JPH0681153 U JP H0681153U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ノードは、優先度の低い通常データを格納す
る通常データフィールドと、優先度の高い音声データを
格納する音声データフィールドとを有したフレームをネ
ットワーク上に巡回させ、各局のフレームを時分割的に
送受信する。音声データの送信時には、プロトコルハン
ドラ24および音声データ送信バッファ25が、受信し
た自局のフレームに対して送信権を獲得する。一方、通
常データの送信時には、プロトコルハンドラ24および
通常データ送信バッファ27が、受信した各局のフレー
ムに対して送信権を獲得する。 【効果】 音声データと通常データとが異なる形態によ
り送信されるため、通常データの通信時間が音声データ
の送信により遅延しない。また、音声データを即座に送
信することができる。
る通常データフィールドと、優先度の高い音声データを
格納する音声データフィールドとを有したフレームをネ
ットワーク上に巡回させ、各局のフレームを時分割的に
送受信する。音声データの送信時には、プロトコルハン
ドラ24および音声データ送信バッファ25が、受信し
た自局のフレームに対して送信権を獲得する。一方、通
常データの送信時には、プロトコルハンドラ24および
通常データ送信バッファ27が、受信した各局のフレー
ムに対して送信権を獲得する。 【効果】 音声データと通常データとが異なる形態によ
り送信されるため、通常データの通信時間が音声データ
の送信により遅延しない。また、音声データを即座に送
信することができる。
Description
【0001】
本考案は、フレームをネットワーク上に巡回させ、各局のフレームを時分割的 に送受信するデータ通信処理装置に関するものである。
【0002】
情報処理装置は、情報データやプログラム等の資源を有効に利用するため、複 数のデータ通信処理装置を通信線によりリング状に接続したリング型LAN(Lo cal Area Network) によって、複数台が相互にアクセス可能に接続される場合が 多くなっている。
【0003】 リング型LANに使用されるデータ通信処理装置は、通常、トークンパッシン グ方式によりネットワークアクセス制御を行なうようになっており、各データ通 信処理装置間においてトークン(ネットワークのアクセス権)を順次受け渡し、 アクセス権を獲得したときにフレーム単位にデータ通信を行なうようになってい る。これにより、従来のデータ通信処理装置は、リング型LANの伝送路上にお ける情報データの競合を防止できるようになっている。
【0004】
しかしながら、上記従来のデータ通信処理装置では、全ての情報データがアク セス権を獲得するまで送信されないため、特定の情報データを緊急に送信する際 に即座に対応することができない。そこで、特開平2−39752号公報には、 情報データの緊急度に応じた優先度を示すデータ領域をフレームに付加し、この 優先度を基にして緊急を要する情報データを優先的に転送するデータ通信処理装 置が開示されている。
【0005】 ところが、この場合には、優先度の低い情報データ(以下、低優先度情報デー タと称する)が優先度の高い情報データ(以下、高優先度情報データと称する) の通信が終了するまで転送されないことになる。従って、例えば音声等の連続的 に生成される高優先度情報データが各データ通信処理装置から送信される場合に は、送信要求が生じてから低優先度情報データが宛先局に受信されて取り込まれ るまでの遅延時間が高優先度情報データの送出頻度により不定となる。これによ り、各データ通信処理装置は、情報データの遅延時間の最大値を保証することが できないため、異常の発生の有無を遅延時間により確認することができないとい う問題がある。
【0006】 従って、本考案においては、高優先度情報データにより低優先度情報データの 遅延時間を不定にさせることなく高優先度情報データを即座に転送することがで きるデータ通信処理装置を提供することを目的としている。
【0007】
本考案のデータ通信処理装置は、上記課題を解決するために、優先度の低い低 優先度情報データを格納する低優先度情報データ領域と、優先度の高い高優先度 情報データを格納する高優先度情報データ領域とを有したフレームをネットワー ク上に巡回させ、各局のフレームを時分割的に送受信するものである。そして、 自局のフレームの受信時に送信権を獲得し、このフレームの低優先度情報データ 領域に低優先度情報データを格納する第1送信手段と、各局のフレームの受信時 に送信権を獲得し、このフレームの高優先度情報データ領域に高優先度情報デー タを格納する第2送信手段とを有していることを特徴としている。
【0008】
上記の構成によれば、高優先度情報データの送信時において、受信した各局の フレームに対して送信権が獲得されるため、高優先度情報データを即座に転送す ることが可能になっている。さらに、低優先度情報データと高優先度情報データ とがフレームのそれぞれ異なるデータ領域に格納され、且つ、低優先度情報デー タが自局のフレームの低優先度情報データ領域にのみ格納されて送信されるよう になっているため、低優先度情報データの通信時間が高優先度情報データの送信 により遅延することがない。従って、データ通信処理装置は、低優先度情報デー タの遅延時間の最大値を設定することが可能であるため、ネットワークにおける 異常の発生の有無を確認することが可能になっている。
【0009】
本考案の一実施例を図1ないし図3に基づいて説明すれば、以下の通りである 。
【0010】 本実施例に係るデータ通信処理装置であるノードは、リング型LANにおいて 時分割多重方式によりネットワークアクセス制御を行なうようになっている。リ ング型LANは、例えば図3に示すように、複数のノード1・2・3・4を通信 線5を介してリング状に接続することにより構成されており、通信線5からなる ネットワーク上には、各局ノード1・2・3・4のフレーム6・7・8・9がそ れぞれ存在するようになっている。
【0011】 上記のフレーム6・7・8・9は、同一のデータ構造を有しており、図2に示 すように、フラグシーケンスフィールド11、宛先アドレスフィールド12、自 ノードアドレスフィールド13、フレーム寿命フィールド14、データ長フィー ルド15、低優先度情報データである通常データを格納する通常データフィール ド16、通常データフレームチェックシーケンスフィールド17、音声データ使 用中フィールド18、音声データ発信ノードアドレスフィールド19、高優先度 情報データである音声データを格納する音声データフィールド20、および音声 データフレームチェックシーケンスフィールド21を有している。
【0012】 上記の宛先アドレスフィールド12は、通常データフィールド16に格納され た通常データの受信局となるノード1・2・3・4に固有の宛先アドレスデータ を格納する領域であり、自ノードアドレスフィールド13は、フレーム6・7・ 8・9を送信したノード1・2・3・4の自局アドレスデータを記憶する領域で ある。尚、これらの宛先アドレスフィールド12および自ノードアドレスフィー ルド13は、全てのノード1・2・3・4を指定する特定のアドレスデータも記 憶できるようになっている。
【0013】 フレーム寿命フィールド14は、ノード1・2・3・4の異常等によりノード バイパス機能が働いてフレーム6・7・8・9の監視が行なえなくなった場合に 、他のノード1・2・3・4によりフレーム6・7・8・9を消滅させるために 用いるフレーム寿命データを格納する領域である。即ち、フレーム寿命フィール ド14には、各ノード1・2・3・4がフレーム6・7・8・9に通常データや 音声データを格納してネットワーク上にデータ送信を行なうときにフレーム寿命 データが格納されるようになっており、フレーム寿命データは、フレーム6・7 ・8・9が受信側の他のノード1・2・3・4を通過する度に、他のノード1・ 2・3・4の設定値と比較されるようになっている。そして、フレーム寿命デー タが設定値よりも大きな値であるとの比較結果が得られた場合には、フレーム寿 命データが減算された後、フレーム6・7・8・9が次のノード1・2・3・4 に送信されるようになっている。一方、フレーム寿命データが設定値よりも小さ な値であるとの比較結果が得られた場合には、ノード1・2・3・4等に異常が 生じているとして比較対象となっているフレーム6・7・8・9の送信が停止さ れるようになっている。
【0014】 データ長フィールド15は、低優先度情報データである通常データおよび高優 先度情報データである音声データのデータ長を示すデータを格納する領域であり 、このデータ長フィールド15の通常データ長および音声データ長は、任意に変 更することが可能になっている。これにより、通常データのデータ伝送の頻度が 高い場合には、通常データ長を大きな値に設定すると共に音声データ長を小さな 値に設定することにより効率良く伝送が行なえるようになっている。一方、通常 データのデータ伝送の頻度が低い場合には、通常データ長を小さな値に設定する と共に音声データ長を大きな値に設定することにより効率良く伝送が行なえるよ うになっている。
【0015】 通常データフレームチェックシーケンスフィールド17は、通常データフレー ムに該当する領域のデータ内容の異常の有無を確認するためのデータを格納する 領域である。また、音声データ使用中フィールド18は、音声データフィールド 20に音声データが格納されているか否かを示す使用中フラグを格納する領域で ある。音声データ発信ノードアドレスフィールド19は、音声データフィールド 20に格納されたデータの受信局となるノード1・2・3・4のアドレスデータ を格納する領域である。音声データフレームチェックシーケンスフィールド21 は、音声データフレームに該当する領域のデータ内容の異常の有無を確認するた めのデータを格納する領域である。
【0016】 上記のフレーム6・7・8・9を送受信するノード1・2・3・4は、フレー ム6・7・8・9への直接的なアクセスを行なう中継器22と、この中継器22 に接続された上位装置30とを有している。上位装置30は、図示しないターミ ナルやホストコンピュータ等の情報処理装置に接続されており、情報処理装置間 において送受信される通常データおよび音声データの情報処理等を行なうように なっている。
【0017】 上記の中継器22は、図1に示すように、通信線5に接続されたリング媒体I /F受信部23を有している。リング媒体I/F受信部23は、通信線5を介し て受信したフレーム6・7・8・9の信号形態を中継器22における処理に適合 した信号形態に変換するようになっている。このリング媒体I/F受信部23は 、上述のフレーム6・7・8・9内のデータを用いて通信制御を行なうプロトコ ルハンドラ24(第1送信手段・第2送信手段)に接続されており、このプロト コルハンドラ24にフレーム6・7・8・9を出力するようになっている。そし て、プロトコルハンドラ24は、リング媒体I/F送信部31に接続されており 、リング媒体I/F送信部31は、プロトコルハンドラ24から入力されたフレ ーム6・7・8・9の信号形態を通信線5に適合した信号形態に変換して出力す るようになっている。
【0018】 また、プロトコルハンドラ24には、図3の上位装置30に接続された上位I /F部29が接続されており、プロトコルハンドラ24と上位I/F部29とは 、各種の制御信号を送受信するようになっている。さらに、プロトコルハンドラ 24と上位I/F部29とは、音声データ送信バッファ25(第2送信手段)、 音声データ受信バッファ26、通常データ送信バッファ27(第1送信手段)、 および通常データ受信バッファ28を介して接続されており、音声データ送信バ ッファ25および通常データ送信バッファ27は、上位I/F部29から出力さ れた音声データおよび通常データをそれぞれ一時的に記憶して、プロトコルハン ドラ24に出力するようになっている。一方、音声データ受信バッファ26およ び通常データ受信バッファ28は、プロトコルハンドラ24から出力された音声 データおよび通常データをそれぞれ一時的に記憶して、上位I/F部29に出力 するようになっている。
【0019】 上記の構成において、ノード1・2・3・4の動作について説明する。
【0020】 先ず、図3に示すように、各ノード1・2・3・4が通信線5を介してリング トポロジーの形態に接続され、リング型LANが形成されると、各ノード1・2 ・3・4のプロトコルハンドラ24は、自局のフレーム6・7・8・9がネット ワーク上を巡回しているか否かを監視することになる。そして、これらのノード 1・2・3・4は、自局のフレーム6・7・8・9が存在していなければフレー ム6・7・8・9をネットワーク上に生成させることによって、自局のフレーム 6・7・8・9をネットワーク上に一つだけ存在させるように動作することにな る。
【0021】 上記のフレーム6・7・8・9の動作によって、各局のフレーム6・7・8・ 9が時分割的にネットワーク上を巡回することになると、ノード1・2・3・4 は、通常データおよび音声データの通信が可能になる。そして、ノード1・2・ 3・4が通常データを送信する場合には、図1に示すように、上位装置30から 上位I/F部29を介して通常データ送信バッファ27に通常データが書き込ま れることになると共に、通常データを送信する旨および送信先のノード1・2・ 3・4に付された宛先アドレスデータ等が制御信号としてプロトコルハンドラ2 4に通知されることになる。
【0022】 上記の制御信号を受信したプロトコルハンドラ24は、ネットワーク上を巡回 するフレーム6・7・8・9を受信したときに、自ノードアドレスフィールド1 3に格納された自局アドレスデータを読み出し、この自局アドレスデータを基に して、受信したフレーム6・7・8・9が自局のノード1・2・3・4に対応す るか否かを判定することになる。そして、自局のノード1・2・3・4に対応す るとの判定結果が得られた場合には、通常データ送信バッファ27の通常データ がフレーム6・7・8・9の通常データフィールド16に格納された後、フレー ム6・7・8・9がリング媒体I/F送信部31を介してネットワーク上に送信 されることになる。
【0023】 一方、自局のノード1・2・3・4に対応するとの判定結果が得られなかった 場合には、フレーム6・7・8・9内の通常データ関連のフィールドのデータが 取り込まれ、受信した通常データフレームチェックシーケンスフィールド17の データと、受信時にノード1・2・3・4自身が作成したフレームチェックシー ケンスデータとが比較されることになる。そして、両データが同一であれば正常 に受信されたと判定され、取り込まれたデータが通常データ受信バッファ28に 格納されることになる。この後、フレーム寿命フィールド14および通常データ フレームチェックシーケンスフィールド17のデータが更新され、フレーム6・ 7・8・9がリング媒体I/F送信部31を介してネットワーク上に送信される ことになる。
【0024】 また、通常データフレームチェックシーケンスフィールド17およびフレーム 寿命フィールド14のデータを基にした判定により、受信したフレーム6・7・ 8・9が異常であるとの判定結果が得られた場合には、このフレーム6・7・8 ・9を受信したノード1・2・3・4において破棄されることになる。これによ り、破棄されたフレーム6・7・8・9は、ネットワーク上から消失することに なるが、このフレーム6・7・8・9の消失を検知した該当ノード1・2・3・ 4によりネットワーク上に再送信されることになる。
【0025】 この際、後述の音声データに関連するフィールドのデータについては、初期化 された状態でもって送信されることになる。これは、音声データの消滅を意味す るが、伝送障害により遅延が生じた音声データが音声再生作業上の重要な意味を 持たないため、新たに送信される音声データを受信させることを最優先させるた めである。
【0026】 次に、ノード1・2・3・4が音声データを送信する場合には、上位装置30 から上位I/F部29を介して音声データ送信バッファ25に音声データが書き 込まれることになると共に、音声データを送信する旨および送信先のノード1・ 2・3・4に付された宛先アドレスデータ等が制御信号としてプロトコルハンド ラ24に通知されることになる。
【0027】 上記の制御信号を受信したプロトコルハンドラ24は、ネットワーク上を巡回 するフレーム6・7・8・9を受信したときに、音声データ使用中フィールド1 8の使用中フラグが“1”であるか否かを判定することによって、受信したフレ ーム6・7・8・9の音声データフィールド20に音声データが格納されている か否かを判定することになる。そして、音声データが格納されていないフレーム 6・7・8・9を受信したとの判定結果が得られた場合には、音声データ使用中 フィールド18の使用中フラグが“1”に設定されると共に、自局アドレスデー タおよび音声データが音声データ発信ノードアドレスフィールド19および音声 データフィールド20にそれぞれ格納され、さらに、音声データフレームチェッ クシーケンスフィールド21のデータが更新された後、フレーム6・7・8・9 がネットワーク上に送信されることになる。
【0028】 一方、音声データが格納されているフレーム6・7・8・9を受信したとの判 定結果が得られた場合には、音声データ発信ノードアドレスフィールド19に格 納された自局アドレスデータが自局のものであるか否かが判定されることになる 。そして、自局アドレスデータが自局のノード1・2・3・4を示すものでない との判定結果が得られた場合には、音声データフレームチェックシーケンスフィ ールド21のデータが正しいことが確認された後、音声データフィールド20の 音声データが音声データ受信バッファ26にコピーされることになる。
【0029】 また、自局アドレスデータが自局のノード1・2・3・4を示すものであると の判定結果が得られた場合には、音声データ送信バッファ25に音声データが格 納されていれば、この音声データが音声データフィールド20に格納され、音声 データフレームチェックシーケンスフィールド21のデータが更新された後、ネ ットワーク上に送信されることになる。一方、音声データ送信バッファ25に音 声データが格納されていない場合には、音声データ使用中フィールド18の使用 中フラグが“0”にクリアされた後、ネットワーク上に送信されることになる。
【0030】 このように、本実施例のノード1・2・3・4は、優先度の低い低優先度情報 データである通常データを格納する通常データフィールド16と、優先度の高い 高優先度情報データである音声データを格納する音声データフィールド20とを 有したフレーム6・7・8・9をネットワーク上に巡回させ、各局のフレーム6 ・7・8・9を時分割的に送受信するようになっている。そして、音声データの 送信時には、第2送信手段であるプロトコルハンドラ24および音声データ送信 バッファ25が、受信した自局のフレーム6・7・8・9に対して送信権を獲得 し、通常データフィールド16に通常データを格納するようになっている。また 、通常データの送信時には、第1送信手段であるプロトコルハンドラ24および 通常データ送信バッファ27が、受信した各局のフレーム6・7・8・9に対し て送信権を獲得し、音声データフィールド20に音声データを格納するようにな っている。
【0031】 これにより、音声データの送信時において各局のフレーム6・7・8・9に対 して送信権が獲得されるため、音声データを即座に転送することが可能になって いる。さらに、通常データと音声データとがフレーム6・7・8・9のそれぞれ 異なるデータフィールド16・20に格納され、且つ、通常データが自局のフレ ーム6・7・8・9の通常データフィールド16にのみ格納されて送信されるよ うになっているため、通常データの通信時間が音声データの送信により遅延する ことがなく、さらに、通常データの遅延時間の最大値を設定することが可能にな っている。従って、ノード1・2・3・4は、ネットワークにおける異常の発生 の有無を確認することが可能になっている。
【0032】
本考案のデータ通信処理装置は、以上のように、優先度の低い低優先度情報デ ータを格納する低優先度情報データ領域と、優先度の高い高優先度情報データを 格納する高優先度情報データ領域とを有したフレームをネットワーク上に巡回さ せ、各局のフレームを時分割的に送受信するものであり、自局のフレームの受信 時に送信権を獲得し、このフレームの低優先度情報データ領域に低優先度情報デ ータを格納する第1送信手段と、各局のフレームの受信時に送信権を獲得し、こ のフレームの高優先度情報データ領域に高優先度情報データを格納する第2送信 手段とを有している構成である。
【0033】 これにより、高優先度情報データの送信時において、受信した各局のフレーム に対して送信権が獲得されるため、高優先度情報データを即座に転送することが 可能である。
【0034】 さらに、低優先度情報データと高優先度情報データとがフレームのそれぞれ異 なるデータ領域に格納され、低優先度情報データが自局のフレームの低優先度情 報データ領域にのみ格納されて送信されるため、低優先度情報データの通信時間 が高優先度情報データの送信により遅延することがない。よって、低優先度情報 データの遅延時間の最大値を設定することができるため、ネットワークにおける 異常の発生の有無を確認することが可能であるという効果を奏する。
【図1】本考案のデータ通信処理装置の中継器のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】フレームのデータフィールドを示す説明図であ
る。
る。
【図3】データ通信処理装置をリング状に接続したネッ
トワークの説明図である。
トワークの説明図である。
1・2・3・4 ノード(データ通信処理装置) 5 通信線 6・7・8・9 フレーム 16 通常データフィールド 20 音声データフィールド 22 中継器 24 プロトコルハンドラ(第1送信
手段・第2送信手段) 25 音声データ送信バッファ(第2
送信手段) 27 通常データ送信バッファ(第1
送信手段) 30 上位装置
手段・第2送信手段) 25 音声データ送信バッファ(第2
送信手段) 27 通常データ送信バッファ(第1
送信手段) 30 上位装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9371−5K H04L 13/00 311
Claims (1)
- 【請求項1】優先度の低い低優先度情報データを格納す
る低優先度情報データ領域と、優先度の高い高優先度情
報データを格納する高優先度情報データ領域とを有した
フレームをネットワーク上に巡回させ、各局のフレーム
を時分割的に送受信するデータ通信処理装置であって、 自局のフレームの受信時に送信権を獲得し、このフレー
ムの低優先度情報データ領域に低優先度情報データを格
納する第1送信手段と、各局のフレームの受信時に送信
権を獲得し、このフレームの高優先度情報データ領域に
高優先度情報データを格納する第2送信手段とを有して
いることを特徴とするデータ通信処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP022662U JPH0681153U (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | データ通信処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP022662U JPH0681153U (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | データ通信処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681153U true JPH0681153U (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=12089065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP022662U Pending JPH0681153U (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | データ通信処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681153U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005303827A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Ntt Docomo Inc | 無線基地局、通信経路制御方法およびパケット転送方法 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP022662U patent/JPH0681153U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005303827A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Ntt Docomo Inc | 無線基地局、通信経路制御方法およびパケット転送方法 |
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