JPH0680610U - 包装体移送用の吸着パット - Google Patents
包装体移送用の吸着パットInfo
- Publication number
- JPH0680610U JPH0680610U JP2183593U JP2183593U JPH0680610U JP H0680610 U JPH0680610 U JP H0680610U JP 2183593 U JP2183593 U JP 2183593U JP 2183593 U JP2183593 U JP 2183593U JP H0680610 U JPH0680610 U JP H0680610U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- package
- pad
- air suction
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】吸着移送時における包装体の脱落問題をパット
凹部による機械的なロック吸着によって解消し得る包装
体移送用の吸着パットを提供することにある。 【構成】被包装品2を吸着変形可能な軟質袋3で包装し
た包装体1をエア吸引力で吸着して移送する包装体移送
用の吸着パットであって、このパット本体11の袋吸引
凹部12を開口部より奥行きが広くなるテーパー溝の断
面形状とし、この凹部内底面に袋シートを支持する突出
部13と、該突出部13を外囲する環状空所14とを設
け、この環状空所14に吸引用可撓管15が接続される
エア吸引孔16を開設し、このエア吸引孔16からのエ
ア吸引により包装体軟質袋3の一部3aを凹部テーパー
面13aに沿うフィットロック形状に膨出変形させて吸
着移送するようにしたことを特徴とする。
凹部による機械的なロック吸着によって解消し得る包装
体移送用の吸着パットを提供することにある。 【構成】被包装品2を吸着変形可能な軟質袋3で包装し
た包装体1をエア吸引力で吸着して移送する包装体移送
用の吸着パットであって、このパット本体11の袋吸引
凹部12を開口部より奥行きが広くなるテーパー溝の断
面形状とし、この凹部内底面に袋シートを支持する突出
部13と、該突出部13を外囲する環状空所14とを設
け、この環状空所14に吸引用可撓管15が接続される
エア吸引孔16を開設し、このエア吸引孔16からのエ
ア吸引により包装体軟質袋3の一部3aを凹部テーパー
面13aに沿うフィットロック形状に膨出変形させて吸
着移送するようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は被包装品を吸着変形可能な軟質袋で包装した包装体(例えば三食分の 生麺個装品を軟質袋で包装した生麺包装体)をエア吸引力で吸着して移送する包 装体移送用の吸着パットに関するものである。
【0002】
第1のコンベアで搬送される包装体を第1のコンベアと平行に並設された第2 のコンベアの搬送停止カートンへ自動的に箱詰めする場合に、第1コンベアの定 位置に搬送停止された包装体をエア吸引力で吸着して前記カートンへ移動収納す る吸着移送装置が適用される。
【0003】
前記のような移送装置に装備される従来の吸着パットは、包装体の袋面を膨出 変形させない面接触の状態で吸着するように構成されているので、吸着移送時に おける振動等によってパット吸着の包装体が吸着パットから脱落するという問題 があった。
【0004】 本考案の目的は、前記のような包装体の吸着移送時における脱落問題をパット 凹部による機械的なロック吸着によって解消し得る包装体移送用の吸着パットを 提供することにある。
【0005】
前記の目的を達成するために、本考案による包装体移送用の吸着パットは、こ のパット本体の袋吸引凹部を開口部より奥行きが広くなるテーパー溝の断面形状 とし、この凹部内底面に袋シートを支持する突出部と、該突出部を外囲する環状 空所とを設け、この環状空所に吸引用可撓管が接続されるエア吸引孔を開設し、 このエア吸引孔からのエア吸引により包装体軟質袋の一部を凹部テーパー面に沿 うフィットロック形状に膨出変形させて吸着移送するように構成した。
【0006】
前記構成の吸着パットによれば、エア吸引孔からのエア吸引により包装体軟質 袋の一部が凹部テーパー面に沿うフィットロック形状に膨出変形されるので、こ のパット凹部による機械的なロック吸着によってパット吸着の包装体が吸着パッ トから脱落するという問題を解消することができる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面に従い具体的に説明する。 図中1は被包装品2を吸着変形可能な合成樹脂製の軟質袋3で包装した包装体 で、本実施例では三食分の生麺個装品を軟質袋3の中に収容し、この袋口部を針 金状のツイスト紐(図示せず)で封止した生麺包装体を対象としている。
【0008】 4は前記包装体1を搬送する第1のコンベア、5はこの第1のコンベア4と平 行に並設されたカートンCを搬送するための第2のコンベア、6は第1コンベア 4の定位置に搬送停止された包装体1をエア吸引力で吸着して第2コンベア5の 搬送停止カートンCへ移動収納する吸着移送装置で、図1矢印Xの方向に反転回 動する回動アーム7と、この回動アーム7の回動で第1のコンベア4と第2のコ ンベア6との間を垂直姿勢の状態を維持して移動される垂下体8と、この垂下体 8の下端部に固定されたパット昇降シリンダ9と、このパット昇降シリンダ9の 作動で上下動される吸着パット10(本考案の対象とする包装体移送用の吸着パ ット)とを具備する。
【0009】 本考案の対象とする前記吸着パット10は、図2に示すような断面形状をなす 金属製のパット本体11を備え、このパット本体11の袋吸引凹部12を開口部 より奥行きが広くなるテーパー溝の断面形状とし、この凹部内底面に袋シートを 支持する円形状の突出部13と、該突出部13を外囲する円環状の環状空所14 とを設け、この環状空所14に吸引用可撓管15が接続されるエア吸引孔16を 開設し、このエア吸引孔16からのエア吸引により包装体軟質袋3の一部3aを 凹部テーパー面13aに沿う図2想像線で示すようなフィットロックの形状に膨 出変形させて吸着移送するように構成している。
【0010】
本考案の包装体移送用の吸着パットは、前記のような構成のものであるから、 エア吸引孔16からのエア吸引により包装体軟質袋3の一部3aを凹部テーパー 面13aに沿うフィットロック形状に膨出変形させることができ、このパット凹 部12による機械的なロック吸着によって包装体1を確実に保持し、パット吸着 の包装体1が吸着移送時の振動等で吸着パット10から脱落する問題を解消する ことができるという優れた実用上の効果を奏する。
【図1】本考案の吸着パットが装備される包装体吸着移
送装置を示した側面図。
送装置を示した側面図。
【図2】本考案の一実施例による吸着パットを包装体吸
着状態で示した断面図。
着状態で示した断面図。
1…包装体、2…被包装品、3…軟質袋、4…第1のコ
ンベア、5…第2のコンベア、C…カートン、6…吸着
移送装置、10…吸着パット、11…パット本体、12
…袋吸引凹部、13…凹部内底面の突出部、13a…凹
部テーパー面、14…環状空所、15…吸引用可撓管、
16…エア吸引孔。
ンベア、5…第2のコンベア、C…カートン、6…吸着
移送装置、10…吸着パット、11…パット本体、12
…袋吸引凹部、13…凹部内底面の突出部、13a…凹
部テーパー面、14…環状空所、15…吸引用可撓管、
16…エア吸引孔。
Claims (1)
- 【請求項1】 被包装品を吸着変形可能な軟質袋で包装
した包装体をエア吸引力で吸着して移送する包装体移送
用の吸着パットであって、このパット本体の袋吸引凹部
を開口部より奥行きが広くなるテーパー溝の断面形状と
し、この凹部内底面に袋シートを支持する突出部と、該
突出部を外囲する環状空所とを設け、この環状空所に吸
引用可撓管が接続されるエア吸引孔を開設し、このエア
吸引孔からのエア吸引により包装体軟質袋の一部を凹部
テーパー面に沿うフィットロック形状に膨出変形させて
吸着移送するようにしたことを特徴とする包装体移送用
の吸着パット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2183593U JPH0680610U (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 包装体移送用の吸着パット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2183593U JPH0680610U (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 包装体移送用の吸着パット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680610U true JPH0680610U (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=12066137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2183593U Pending JPH0680610U (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 包装体移送用の吸着パット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0680610U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013184251A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | 吸着具およびピッキング装置 |
JP2014213394A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-17 | 西部電機株式会社 | ピッキング装置 |
JP2016078878A (ja) * | 2014-10-15 | 2016-05-16 | 大森機械工業株式会社 | ピロー包装体の保持具、搬送装置、吸着保持方法 |
JP2022153714A (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-13 | 株式会社日本ピスコ | 移動装置の吸着機構 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5918967U (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-04 | オリジン工業株式会社 | 額縁 |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP2183593U patent/JPH0680610U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5918967U (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-04 | オリジン工業株式会社 | 額縁 |
Cited By (4)
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JP2022153714A (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-13 | 株式会社日本ピスコ | 移動装置の吸着機構 |
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