JPH0679861B2 - 出力装置 - Google Patents
出力装置Info
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- JPH0679861B2 JPH0679861B2 JP60086666A JP8666685A JPH0679861B2 JP H0679861 B2 JPH0679861 B2 JP H0679861B2 JP 60086666 A JP60086666 A JP 60086666A JP 8666685 A JP8666685 A JP 8666685A JP H0679861 B2 JPH0679861 B2 JP H0679861B2
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
- B41J33/14—Ribbon-feed devices or mechanisms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J35/00—Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
- B41J35/22—Mechanisms permitting the selective use of a plurality of ink ribbons
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の分野〕 本発明はタイプライター等プラテン上の印字用シートに
印字出力を行なう出力装置に関する。
印字出力を行なう出力装置に関する。
近年、タイプライタ等印字出力装置は電子化が進み高機
能、高速、高信頼性を有した印字装置が誕生しつつあ
る。これら印字装置は各可動部にそれぞれそれらを駆動
するデバイスが設けられ、一個又は数個のマイクロプロ
セツサでコントロールされる物が多い。
能、高速、高信頼性を有した印字装置が誕生しつつあ
る。これら印字装置は各可動部にそれぞれそれらを駆動
するデバイスが設けられ、一個又は数個のマイクロプロ
セツサでコントロールされる物が多い。
[発明が解決しようとする課題] 上記説明した機器に使用されるデバイス、電子出力装置
は確かに高信頼性を得る事はたやすいが、一方、それら
に付属する機構部品に関連する制御については、まだま
だ改良の余地があった。
は確かに高信頼性を得る事はたやすいが、一方、それら
に付属する機構部品に関連する制御については、まだま
だ改良の余地があった。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、 複数の活字を有する活字部を回転駆動させる駆動手段、 前記活字部のホームポジションを検出する検出手段、 前記活字部がホームポジションにあるかどうか判定する
判定手段、 前記活字部がホームポジションにないと判定される場合
に、前記活字部のホームポジションの検索を行うべく、
前記活字部を先ず所定方向に所定量回転させ、 前記活字部のホームポジションを検出できない場合はそ
の逆方向に前記活字部のホームポジションを検出できる
迄回転させるべく前記駆動手段を制御する制御手段、 とを有している。
判定手段、 前記活字部がホームポジションにないと判定される場合
に、前記活字部のホームポジションの検索を行うべく、
前記活字部を先ず所定方向に所定量回転させ、 前記活字部のホームポジションを検出できない場合はそ
の逆方向に前記活字部のホームポジションを検出できる
迄回転させるべく前記駆動手段を制御する制御手段、 とを有している。
[作用] 以上の構成により、ホイールのホームポジションでイン
ディックスを検出し、エラーが発生した時(検出できな
い時)、ホームポジション付近を優先してシークする事
により、シーク時間を短縮することができる。これは、
ホイールをホームポジションから起動し、印字終了後に
ホームポジションに戻し、この時又は印字部の起動時
に、ホームポジションを確認する場合、エラーが発生し
ても、インデックスは停止位置の近くにある確率が高い
からである。
ディックスを検出し、エラーが発生した時(検出できな
い時)、ホームポジション付近を優先してシークする事
により、シーク時間を短縮することができる。これは、
ホイールをホームポジションから起動し、印字終了後に
ホームポジションに戻し、この時又は印字部の起動時
に、ホームポジションを確認する場合、エラーが発生し
ても、インデックスは停止位置の近くにある確率が高い
からである。
以上の構成により、活字部がホームポジションにないと
判定される場合に、前記活字部のホームポジションの検
索を行うべく、前記活字部を先ず所定方向に所定量回転
させ、 前記活字部のホームポジションを検出できない場合はそ
の逆方向に前記活字部のホームポジションを検出できる
迄回転させることにより、極めて効率良く活字部のホー
ムポジションを検出することが可能となる。
判定される場合に、前記活字部のホームポジションの検
索を行うべく、前記活字部を先ず所定方向に所定量回転
させ、 前記活字部のホームポジションを検出できない場合はそ
の逆方向に前記活字部のホームポジションを検出できる
迄回転させることにより、極めて効率良く活字部のホー
ムポジションを検出することが可能となる。
本発明の出力装置の一実施例であるタイプライタを、以
下の目次に示される順序で説明する。
下の目次に示される順序で説明する。
1.基本構成 2.フィードモータ 3.キヤリッジ 4.リボン巻き取り機構 5.リボン高さ制御 6.リフト系 7.カムの構造 8.カム系の動作 8−1印字状態 8−2待期状態 8−3修正状態 9.修正印字のハンマ打撃 10.修正リボン巻き取り機構 11.修正リボンの上昇、下降 12.ハンマ駆動系 13.ホイール装着機構 14.ホイール落とし込み、嵌合 15.電気的動作制御 15−1制御回路 15−2文字キーの処理 15−3ホームポジシヨン検索 15−4文字キー以外の処理 15−4−1スペースキーの処理 15−4−2修正キーの処理 15−4−3リターンキーの処理 16.印字シーケンスの動作タイムチヤート 16−1コレクタブルリボン・単発印字 16−2コレクタブルリボン・連続印字 16−3コレクタブルリボン・その他 16−4マルチリボン 16−54マルチリボン・連続印字 17.修正印字シーケンス なお、本発明の特徴的な動作は、上記「15−3ホームポ
ジシヨンの検索」に開示される。
ジシヨンの検索」に開示される。
1.基本構成 第1図は、本発明の一実施例の印字装置(タイプライ
タ)の外観図である。
タ)の外観図である。
1はプラテン、2は印字用紙、3は外装、4は電源のオ
ンオフを制御するパワースイツチ、5はキーボードであ
る。6はフード3aの開閉によって、オン、オフされるフ
ードスイツチで、フード3aの開閉を感知し、フード3aが
開けられた時、後述のインクリボン、修正リボンを所定
の位置へシフトさせる信号を発する他、同信号にてキー
ボードをロツクさせている。
ンオフを制御するパワースイツチ、5はキーボードであ
る。6はフード3aの開閉によって、オン、オフされるフ
ードスイツチで、フード3aの開閉を感知し、フード3aが
開けられた時、後述のインクリボン、修正リボンを所定
の位置へシフトさせる信号を発する他、同信号にてキー
ボードをロツクさせている。
第2図は機能系統を説明する概略図である。
1,2は前述のプラテン、印字用紙、12はプラテンと平行
に移動可能で印字手段を搭載したキヤリツジで、本体に
固定された軸13と本体フレーム15の一端面15eに保持さ
れている。
に移動可能で印字手段を搭載したキヤリツジで、本体に
固定された軸13と本体フレーム15の一端面15eに保持さ
れている。
7は印字の為の活字を有し、キヤリツジ12上に搭載され
て、ホイールモータ18によって駆動される活字ホイー
ル、9はインクリボンでリボンカセツト8内に収納さ
れ、その一部がリボンカセツト外に引き出され、活字ホ
イールを印字用紙2の間に回動されている。10は印字ハ
ンマーであって、キヤリツジ内の不図示のソレノイドに
よって付勢され活字ホイールに背面より打撃を与えてイ
ンクリボン9を介して印字用紙上に印字を行なう。
て、ホイールモータ18によって駆動される活字ホイー
ル、9はインクリボンでリボンカセツト8内に収納さ
れ、その一部がリボンカセツト外に引き出され、活字ホ
イールを印字用紙2の間に回動されている。10は印字ハ
ンマーであって、キヤリツジ内の不図示のソレノイドに
よって付勢され活字ホイールに背面より打撃を与えてイ
ンクリボン9を介して印字用紙上に印字を行なう。
17はキヤリツジモータで歯車により減速したのちキヤリ
ツジベルト16を介してキヤリツジ12を駆動する。
ツジベルト16を介してキヤリツジ12を駆動する。
2.フイードモータ 19はフイードモータで、紙送り、リボン送り等の制御を
行うもので常時は歯車、及びベルトを介して異形々状
(非円形断面)をしている制御棒14に駆動力を伝え、制
御棒14は摺動可能なキヤリツジ内を貫通すると共に、キ
ヤリツジ内の後述するギアを介してインクリボンの巻取
り、インクリボンの上下方向のシフトさらに印字された
文字の修正を可能にする修正リボンの制御をつかさどっ
ている。
行うもので常時は歯車、及びベルトを介して異形々状
(非円形断面)をしている制御棒14に駆動力を伝え、制
御棒14は摺動可能なキヤリツジ内を貫通すると共に、キ
ヤリツジ内の後述するギアを介してインクリボンの巻取
り、インクリボンの上下方向のシフトさらに印字された
文字の修正を可能にする修正リボンの制御をつかさどっ
ている。
20は、クラツチソレノイドでフイードモータ19から制御
棒14へ駆動力を伝える歯車をスライドさせクラツチソレ
ノイドがオン状態においてはフイードモータ19の駆動力
がプラテン1に伝えられる。従ってクラツチソレノイド
20はフイードモータ19の駆動力をキヤリツジ内のリボン
コントロールに使用するか、プラテンを駆動するかを選
択する事ができる。21はプラテン1をマニユアルにて駆
動せしめる為のプラテンノブである。
棒14へ駆動力を伝える歯車をスライドさせクラツチソレ
ノイドがオン状態においてはフイードモータ19の駆動力
がプラテン1に伝えられる。従ってクラツチソレノイド
20はフイードモータ19の駆動力をキヤリツジ内のリボン
コントロールに使用するか、プラテンを駆動するかを選
択する事ができる。21はプラテン1をマニユアルにて駆
動せしめる為のプラテンノブである。
40はプラテンデイテント機構部であってプラテン1と同
軸状に保持された三角形状の歯にバネ部材41が係合し、
フイードモータ19がクラツチ機構によって切り離されプ
ラテン1がフリーな状態になってもこのプラテンデイテ
ント機構によってプラテン1の不必要な回転を防止する
と共に、マニユアルによりプラテン1をフイードする場
合ある一定量間隔で送る事を可能にしている。
軸状に保持された三角形状の歯にバネ部材41が係合し、
フイードモータ19がクラツチ機構によって切り離されプ
ラテン1がフリーな状態になってもこのプラテンデイテ
ント機構によってプラテン1の不必要な回転を防止する
と共に、マニユアルによりプラテン1をフイードする場
合ある一定量間隔で送る事を可能にしている。
よって、上述したように本発明の一つの特徴としては前
述の様にプラテン1とプラテン1を駆動するモータが常
時かあるいはマニユアルによりプラテンを回転させる時
切り離す事にある。
述の様にプラテン1とプラテン1を駆動するモータが常
時かあるいはマニユアルによりプラテンを回転させる時
切り離す事にある。
これは以下の効果の為であるローコストでローパワーの
モータでプラテン1を駆動させる場合、プラテン1が印
字用紙を送る為のトルクは必然的に決まる為、そのトル
クが得られる様にギアあるいはベルト等によって減速さ
せる事が必須となる。
モータでプラテン1を駆動させる場合、プラテン1が印
字用紙を送る為のトルクは必然的に決まる為、そのトル
クが得られる様にギアあるいはベルト等によって減速さ
せる事が必須となる。
一方、これらモータは通常、ロータ自身の回転摩擦力を
有する為、前述に記した様にモータからプラテンまでを
大きく減速した場合には、プラテン1をマニユアルで回
転させ様とするとこのモータのロータ摩擦力が大きな摩
擦力となってデイテント機構のクリツク力の応答をにぶ
くさせる他、さらに悪い場合には、デイテント機構のバ
ネ部材41ではプラテン1を正規の位置に保持する事が出
来なくなるということがある。
有する為、前述に記した様にモータからプラテンまでを
大きく減速した場合には、プラテン1をマニユアルで回
転させ様とするとこのモータのロータ摩擦力が大きな摩
擦力となってデイテント機構のクリツク力の応答をにぶ
くさせる他、さらに悪い場合には、デイテント機構のバ
ネ部材41ではプラテン1を正規の位置に保持する事が出
来なくなるということがある。
一方、本発明によれば通常はプラテン1とフイードモー
タ19は切り離されている為、正常なデイテント機能を享
受できる。
タ19は切り離されている為、正常なデイテント機能を享
受できる。
又、本発明の別の特徴としては、フイードモータ19がプ
ラテン1と係合していない時、フイードモータ19の駆動
力をキヤリツジ内のリボン駆動、リボンシフト、修正リ
ボン駆動及び修正リボンのシフトの駆動力に用いる事に
ある。
ラテン1と係合していない時、フイードモータ19の駆動
力をキヤリツジ内のリボン駆動、リボンシフト、修正リ
ボン駆動及び修正リボンのシフトの駆動力に用いる事に
ある。
さらに本発明の別の特徴としては前述の事柄を可能にす
るクラツチ機構にある。そしてまず最初にそのクラツチ
機構について説明する。
るクラツチ機構にある。そしてまず最初にそのクラツチ
機構について説明する。
第3図は本発明の一実施例を示す分解説明図である。図
中鎖線で示した19はフイードモータで本体フレーム15に
固定されている。フイードモータ19の軸19aに歯車22が
固定されている。23は本体フレームに立てられたスタン
ドで、クラツチギア24及びクラツチベルトプーリ25を回
転可能に軸支している。
中鎖線で示した19はフイードモータで本体フレーム15に
固定されている。フイードモータ19の軸19aに歯車22が
固定されている。23は本体フレームに立てられたスタン
ドで、クラツチギア24及びクラツチベルトプーリ25を回
転可能に軸支している。
第4図はその断面図である。図中22は前進の歯車、23は
スタンド、26はスラスト止メ輪でクラツチギア24、クラ
ツチベルト25のスラスト方向の動きを規制している。ク
ラツチギア24はインボリユート歯24aとセレーシヨン24b
を有しており、クラツチベルトプーリ25はベルト歯25a
及びセレーシヨン25bを有している。27はクラツチギア2
4のフランジ24cとクラツチベルトプーリ25の後述のフラ
ンジ25cに回転かつスライド可能に軸支され歯車22と常
に係合しているスライドクラツチである。スライドクラ
ツチ27はインボリユート歯と両サイドに内歯のセレーシ
ヨン27b,27cをもっている。28はコイルスプリングで常
時はスライドクラツチ27はクラツチベルトプーリ25に押
し付けており、その状態でクラツチベルトプーリ25のセ
レシヨン部25bとスライドクラツチの内歯セレーシヨン2
7bが噛み合っていて、スライドクラツチの回転をスリツ
プなく、クラツチベルトプーリ25に伝える事が出来る。
スタンド、26はスラスト止メ輪でクラツチギア24、クラ
ツチベルト25のスラスト方向の動きを規制している。ク
ラツチギア24はインボリユート歯24aとセレーシヨン24b
を有しており、クラツチベルトプーリ25はベルト歯25a
及びセレーシヨン25bを有している。27はクラツチギア2
4のフランジ24cとクラツチベルトプーリ25の後述のフラ
ンジ25cに回転かつスライド可能に軸支され歯車22と常
に係合しているスライドクラツチである。スライドクラ
ツチ27はインボリユート歯と両サイドに内歯のセレーシ
ヨン27b,27cをもっている。28はコイルスプリングで常
時はスライドクラツチ27はクラツチベルトプーリ25に押
し付けており、その状態でクラツチベルトプーリ25のセ
レシヨン部25bとスライドクラツチの内歯セレーシヨン2
7bが噛み合っていて、スライドクラツチの回転をスリツ
プなく、クラツチベルトプーリ25に伝える事が出来る。
又、後述のクラツチソレノイド20によりスライドクラツ
チ27がクラツチギア24方向にスライドすると、第4図中
の2点鎖線の様にセレシヨン25bと27bが解放され今度は
クラツチギア24とセレシヨン24bとスライドクラツチ27
の内歯セレーシヨン27cが係合し、スライドクラツチ27
の回転がクラツチギアに伝達される。
チ27がクラツチギア24方向にスライドすると、第4図中
の2点鎖線の様にセレシヨン25bと27bが解放され今度は
クラツチギア24とセレシヨン24bとスライドクラツチ27
の内歯セレーシヨン27cが係合し、スライドクラツチ27
の回転がクラツチギアに伝達される。
第3図のクラツチソレノイド20はヘツドプレート20aを
有しヘツドプレート20aには、レバー29が挿入される切
欠部20bが設けられると共にレバー29のスリ割り部29aに
ソレノイドのアーマチヤ20cの溝20dが係合している。レ
バー29の先端部は二又構造になっており、2つの腕29b
がスライドクラツチ27、インボリユート歯の壁27dに当
接している。
有しヘツドプレート20aには、レバー29が挿入される切
欠部20bが設けられると共にレバー29のスリ割り部29aに
ソレノイドのアーマチヤ20cの溝20dが係合している。レ
バー29の先端部は二又構造になっており、2つの腕29b
がスライドクラツチ27、インボリユート歯の壁27dに当
接している。
前述の様にフイードモータ19の回転は歯車22を介してス
ライドクラツチ27に伝えられ、常時はバネ部材28によっ
てスライドクラツチ27がクラツチベルトプーリ25と係合
している為クラツチベルトプーリが回転してクラツチベ
ルト30、制御棒プーリ31を介して制御棒14へトルクを伝
達する。この伝達系ではフイードモータがリボンのコン
トロールに使用される。
ライドクラツチ27に伝えられ、常時はバネ部材28によっ
てスライドクラツチ27がクラツチベルトプーリ25と係合
している為クラツチベルトプーリが回転してクラツチベ
ルト30、制御棒プーリ31を介して制御棒14へトルクを伝
達する。この伝達系ではフイードモータがリボンのコン
トロールに使用される。
一ライン分の印字が終了し、紙送りが実行される場合は
後述の制御系によってクラツチソレノイド20が印加さ
れ、アーマチヤ20cが吸引されるとレバー29が支点20bを
中心に矢印I方向に振れ、スライドクラツチ27をバネ部
材28に抗してクラツチギア24側へ移動させる。アーマチ
ヤ20cはこの吸引状態で保持させたまま、フイードモー
タ19が回転すると回転が歯車22、スライドクラツチ27を
介してクラツチギア24が伝わり、さらにクラツチギアに
噛み合う減速ギア32、プラテンギア33をへてプラテン1
に動力が伝達される。
後述の制御系によってクラツチソレノイド20が印加さ
れ、アーマチヤ20cが吸引されるとレバー29が支点20bを
中心に矢印I方向に振れ、スライドクラツチ27をバネ部
材28に抗してクラツチギア24側へ移動させる。アーマチ
ヤ20cはこの吸引状態で保持させたまま、フイードモー
タ19が回転すると回転が歯車22、スライドクラツチ27を
介してクラツチギア24が伝わり、さらにクラツチギアに
噛み合う減速ギア32、プラテンギア33をへてプラテン1
に動力が伝達される。
ここで34は減速ギア32を軸支するスタツド、35はプラテ
ンギア33をプラテン軸に固定しているピンである。
ンギア33をプラテン軸に固定しているピンである。
36,37はプラテン1を本体フレーム15に保持する為の軸
受であり、38はペーパーガイド、37は印字用紙をプラテ
ン1に押え付けるローラである。
受であり、38はペーパーガイド、37は印字用紙をプラテ
ン1に押え付けるローラである。
40はプラテン1の回転にクリツク感をもたせ、不必要な
ガタを除去するデイテントギア、41は本体フレーム15に
固定され先端歯型部41aがデイテントギア40の歯型に系
合してプラテン1の安定位置を生み出している、デイテ
ントバネである。
ガタを除去するデイテントギア、41は本体フレーム15に
固定され先端歯型部41aがデイテントギア40の歯型に系
合してプラテン1の安定位置を生み出している、デイテ
ントバネである。
従ってフイードモータ19によってプラテン1を回転させ
る場合はあらかじめプラテンのある安定位置から、次の
安定位置まで送るのに必要なモータ回転角を求めておい
てその角度の整数倍だけモータが回転する様に制御され
る。
る場合はあらかじめプラテンのある安定位置から、次の
安定位置まで送るのに必要なモータ回転角を求めておい
てその角度の整数倍だけモータが回転する様に制御され
る。
クラツチソレノイドがオフの状態ではスライドクラツチ
27とクラツチギア24は切り離されるので必然的にプラテ
ン1とフイードモータ19は切り離されている。
27とクラツチギア24は切り離されるので必然的にプラテ
ン1とフイードモータ19は切り離されている。
この状態でプラテンノブ42を操作者が手でデイテントギ
ア40のクリツク力以上の上で回転すると、その回転はク
ラツチギア24までは伝わるが、フイードモータ19を回す
事はないので、比較的軽く回転できる。マニユアルの回
転がデイテントギア40とデイテントバネによって生まれ
るプラテン1の安定点でない、つまりデイテントバネが
デイテントギアの歯型に乗り上げている状態で止められ
たとしてもプラテン1の回転摩擦力が小さい為、弱いデ
イテントバネ力でプラテン1を回転させる事が可能で、
安定位置へプラテンを導きやすくなる。
ア40のクリツク力以上の上で回転すると、その回転はク
ラツチギア24までは伝わるが、フイードモータ19を回す
事はないので、比較的軽く回転できる。マニユアルの回
転がデイテントギア40とデイテントバネによって生まれ
るプラテン1の安定点でない、つまりデイテントバネが
デイテントギアの歯型に乗り上げている状態で止められ
たとしてもプラテン1の回転摩擦力が小さい為、弱いデ
イテントバネ力でプラテン1を回転させる事が可能で、
安定位置へプラテンを導きやすくなる。
第5図と第6図はデイテントギア40とデイテントバネ41
の系合の説明図である。
の系合の説明図である。
第5図ではデイテントギア40の三角歯にデイテントバネ
41の先端歯型部41aが完全に噛み合い、プラテン1が安
定状態に保持されている。
41の先端歯型部41aが完全に噛み合い、プラテン1が安
定状態に保持されている。
プラテン1が外力により回転し、第6図の様な位置で止
められると、デイテントバネ41によってデイテントギア
40に圧力Fが加わり、その分、力Frがプラテンを回転さ
せようとする。
められると、デイテントバネ41によってデイテントギア
40に圧力Fが加わり、その分、力Frがプラテンを回転さ
せようとする。
ここでプラテン1の回転摩擦力がFrより大きいとデイテ
ントバネによってプラテンを安定状態に導く事が出来な
い。
ントバネによってプラテンを安定状態に導く事が出来な
い。
本発明によればプラテンの回転摩擦力を小さく押える事
が出来るのでデイテントバネ41の圧力Fが小さくともプ
ラテンを動かす事(第6図から第5図の状態へ回動)が
可能となる。
が出来るのでデイテントバネ41の圧力Fが小さくともプ
ラテンを動かす事(第6図から第5図の状態へ回動)が
可能となる。
3.キヤリツジ 第7図は第2図に示したキヤリジ12の概要を示す断面図
である。
である。
活字ホイール7は、傾き92に保持されている。
リアシヤフト13とレール15eに指示されてキヤリジ12が
紙面垂直方向にキヤリジベルト16の駆動により移動する
様になっていて、さらにホイールモータ18の軸に固定さ
れたホイールピニオン51からホイール受歯車52により減
速され、ホイール受歯車52に嵌合している活字ホイール
7を回転させることにより所望の文字を選字し、ハンマ
ー10により打撃し印字を行なう構造になっている。この
時キヤリジ12を貫通している前述の制御棒14が回転自由
に支持されていおり、フイードモータ19(第2図)の駆
動力をキヤリジ内部に伝達して、リボン9及び修正リボ
ン11のシフト制御、巻取り制御を掌っている。
紙面垂直方向にキヤリジベルト16の駆動により移動する
様になっていて、さらにホイールモータ18の軸に固定さ
れたホイールピニオン51からホイール受歯車52により減
速され、ホイール受歯車52に嵌合している活字ホイール
7を回転させることにより所望の文字を選字し、ハンマ
ー10により打撃し印字を行なう構造になっている。この
時キヤリジ12を貫通している前述の制御棒14が回転自由
に支持されていおり、フイードモータ19(第2図)の駆
動力をキヤリジ内部に伝達して、リボン9及び修正リボ
ン11のシフト制御、巻取り制御を掌っている。
第8図はこの制御棒14からキヤリジ12へのトルク伝達系
の概要を示す機能図である。異形(非円形)14aの断面
形状を有する制御棒14に異形14aと同形状の穴を有し、
回転は制御棒14と一体となるがスライド(矢印60)は自
由なスライドカサ歯車(1)53スライドカサ歯車(2)
54が嵌合している。これら2つのカサ歯車53,54はキヤ
リジ12と共にスライドしてキヤリジ12と相対的に位置が
動かない様にガイド12a,12bにより位置決めされてい
る。
の概要を示す機能図である。異形(非円形)14aの断面
形状を有する制御棒14に異形14aと同形状の穴を有し、
回転は制御棒14と一体となるがスライド(矢印60)は自
由なスライドカサ歯車(1)53スライドカサ歯車(2)
54が嵌合している。これら2つのカサ歯車53,54はキヤ
リジ12と共にスライドしてキヤリジ12と相対的に位置が
動かない様にガイド12a,12bにより位置決めされてい
る。
スライドカサ歯車(1)53のトルクはこれと噛合ってい
るリボンカサ歯車55へ伝達され、リボンベルト56、リボ
ンベルトプーリ57を介してカセツト8に伝達されリボン
巻取りを掌っている。
るリボンカサ歯車55へ伝達され、リボンベルト56、リボ
ンベルトプーリ57を介してカセツト8に伝達されリボン
巻取りを掌っている。
一方、スライドカサ歯車(2)54のトルクはこれと噛合
っているカムカサ歯車58へ伝達され回転カム59を駆動し
てリボン9及び修正リボン11の位置制御、修正リボンの
巻取り機構制御を掌っている。(詳細は後述) キヤリジ全体を表す斜視図を第9図に示す。プラテン1
に巻きつけた印字用紙2をガイドするカードホルダー61
を具備し、キヤリジ12の上面にはカセツト8がカセツト
押えレバー62,63により着脱可能に保持されており、カ
セツト8にはリボン巻取りの軸に直結しているノブ8aを
有してる。修正リボン11は着脱可能に供給スプール64に
固定されていて、修正リボン11の高さ位置を掌るリボン
ガイド(1)65、リボンガイド(2)66に係合され反対
側の巻取りスプール67(後述)に着脱可能に保持され巻
取り機構(後述)により漸次巻き取られる様になってい
る。同様にリボン9もカセツト8のリボン供給口8bから
リボンガイド(2)66、リボンガイド(1)65に導かれ
カセツトの巻取り口8cに入りカセツト内部の巻取り機構
(図示せず)により巻き取られる様になっている。キヤ
リジ12の逆プラテン側にはキヤリジ12がタイプライタ全
体における現在位置を示すインジケータ68(着色あるい
は発光下)が具備されてある。
っているカムカサ歯車58へ伝達され回転カム59を駆動し
てリボン9及び修正リボン11の位置制御、修正リボンの
巻取り機構制御を掌っている。(詳細は後述) キヤリジ全体を表す斜視図を第9図に示す。プラテン1
に巻きつけた印字用紙2をガイドするカードホルダー61
を具備し、キヤリジ12の上面にはカセツト8がカセツト
押えレバー62,63により着脱可能に保持されており、カ
セツト8にはリボン巻取りの軸に直結しているノブ8aを
有してる。修正リボン11は着脱可能に供給スプール64に
固定されていて、修正リボン11の高さ位置を掌るリボン
ガイド(1)65、リボンガイド(2)66に係合され反対
側の巻取りスプール67(後述)に着脱可能に保持され巻
取り機構(後述)により漸次巻き取られる様になってい
る。同様にリボン9もカセツト8のリボン供給口8bから
リボンガイド(2)66、リボンガイド(1)65に導かれ
カセツトの巻取り口8cに入りカセツト内部の巻取り機構
(図示せず)により巻き取られる様になっている。キヤ
リジ12の逆プラテン側にはキヤリジ12がタイプライタ全
体における現在位置を示すインジケータ68(着色あるい
は発光下)が具備されてある。
第10図はキヤリジ12をプラテン1側からプラテンを透視
した斜視図である。制御棒14、スライドカサ歯車53,5
4、リボンカサ歯車55、カム用カサ歯車58及びリボンガ
イド(1),(2)65,66の配置が表われている。なお6
1はカードホルダーである。リボン9及び修正リボン11
と活字ホイール7が印字部付近で当接し、からむのを防
止するためにハンマーケース69が配されていて活字ホイ
ール7の外周部及びハンマーの外部に位置してリボン類
を摺動させて活字ホイール7と隔離させている。
した斜視図である。制御棒14、スライドカサ歯車53,5
4、リボンカサ歯車55、カム用カサ歯車58及びリボンガ
イド(1),(2)65,66の配置が表われている。なお6
1はカードホルダーである。リボン9及び修正リボン11
と活字ホイール7が印字部付近で当接し、からむのを防
止するためにハンマーケース69が配されていて活字ホイ
ール7の外周部及びハンマーの外部に位置してリボン類
を摺動させて活字ホイール7と隔離させている。
次にこれらの制御棒14からの伝達系の詳細な説明に移
る。
る。
4.リボン巻取り機構 第11図はリボン巻取り機構を示す斜視図、第12図はその
中のクラツチ部を示す機構図である。
中のクラツチ部を示す機構図である。
制御棒14が矢印78aの方向に回転するとスライドカサ歯
車53も同方向に回転し、リボンカサ歯車55bはこれらよ
り矢印79aの方向に回転する。これと一体成形されてい
るベルトプーリ55bに噛合っているリボンベルト56から
リボンベルトプーリ57aにトルクが伝達され矢印80aの方
向に回転する。リボンベルトプーリ57aと一体成形され
ているノコギリ歯部57bに噛みあい、リボン巻取り軸75
の軸75aに軸支されているリボン送りポール73を通し
て、リボン巻取り軸75が矢印81aの方向に軸71を中心と
して回動し、このリボン巻取軸75に係合している送り爪
76からカセツト8の巻取り軸連結部にトルクが伝達され
リボン9が巻き取られる様になっている。ここでリボン
巻取り軸75に巻きつけてあるバネクラツチ77は矢印81a
方向の回転はゆるみ側であるのでリボン巻取軸75の運動
に何ら作用を及ぼしていない。
車53も同方向に回転し、リボンカサ歯車55bはこれらよ
り矢印79aの方向に回転する。これと一体成形されてい
るベルトプーリ55bに噛合っているリボンベルト56から
リボンベルトプーリ57aにトルクが伝達され矢印80aの方
向に回転する。リボンベルトプーリ57aと一体成形され
ているノコギリ歯部57bに噛みあい、リボン巻取り軸75
の軸75aに軸支されているリボン送りポール73を通し
て、リボン巻取り軸75が矢印81aの方向に軸71を中心と
して回動し、このリボン巻取軸75に係合している送り爪
76からカセツト8の巻取り軸連結部にトルクが伝達され
リボン9が巻き取られる様になっている。ここでリボン
巻取り軸75に巻きつけてあるバネクラツチ77は矢印81a
方向の回転はゆるみ側であるのでリボン巻取軸75の運動
に何ら作用を及ぼしていない。
一方制御棒14の回転が78bの方向の場合には同様にして
回転トルクはリボンベルトプーリ57b迄は矢印80bの方向
に回転するが、この時リボン送りポール73はポールバネ
74の張力に抗してノコギリ歯の山を乗り越えて軸75aを
中心にして矢印82(第12図)の方向に動くのでトルクは
リボン巻取り軸75へは伝達しない様になっている。さら
にバネクラツチ77のしまり側であるのでリボン巻取軸は
回転せず完全に静止し、カセツト8へは作用は及ぼさな
い様になっている。
回転トルクはリボンベルトプーリ57b迄は矢印80bの方向
に回転するが、この時リボン送りポール73はポールバネ
74の張力に抗してノコギリ歯の山を乗り越えて軸75aを
中心にして矢印82(第12図)の方向に動くのでトルクは
リボン巻取り軸75へは伝達しない様になっている。さら
にバネクラツチ77のしまり側であるのでリボン巻取軸は
回転せず完全に静止し、カセツト8へは作用は及ぼさな
い様になっている。
次にスライドカサ歯車(2)54からの伝達系(カム用)
について述べる。
について述べる。
5.リボン高さ制御 第7図における矢印84方向からの前席板83の矢視図でリ
ボン高さ制御の動作を表わす動作説明図を第13−1〜3
図に示す。
ボン高さ制御の動作を表わす動作説明図を第13−1〜3
図に示す。
第13−1図においては印字ポイント『A』84Aより印字
用リボン9が下方に位置しており、一般にタイプライタ
ーとしての必要機能である『印字した直後の文字がタイ
ピストに見える状態』を表わしている。
用リボン9が下方に位置しており、一般にタイプライタ
ーとしての必要機能である『印字した直後の文字がタイ
ピストに見える状態』を表わしている。
第13−2図においては印字ポイント『A』84Aの高さに
印字リボン9がリフトされている状態で、この高さの状
態のままリボン9を供給,巻取り,選字,打撃すること
により印字がなされることになる。
印字リボン9がリフトされている状態で、この高さの状
態のままリボン9を供給,巻取り,選字,打撃すること
により印字がなされることになる。
第13−3図においては印字ポイント『A』84Aの高さに
修正リボン11がリフトされている状態で、この状態で選
字,打撃することにより既印字の修正(リフトオフ(イ
ンクをはがす)又はカバーラツプ)がなされることにな
る。
修正リボン11がリフトされている状態で、この状態で選
字,打撃することにより既印字の修正(リフトオフ(イ
ンクをはがす)又はカバーラツプ)がなされることにな
る。
6.リフト系 このリフト系の説明を正面図第14図を用いて述べる。板
金製の前席板83に軸85a,85b,85cが3本加締められてあ
りこの3つの軸を中心に回動する羽根状の部材リボン羽
根(1)86、リボン羽根(2)87、リボン羽根(3)8
8、リボン羽根(4)89が取り付けられ、リボン羽根
(1)86の先端の穴部にはリボンガイド(2)66から突
出している軸部66aが嵌合し、リボン羽根(3)88の先
端の穴部には同じくリボンガイト(2)66から突出して
いる軸部66bが嵌合し、リンク機構を構成している。
又、同様にリボン羽根(2)87の先端の穴部にはリボン
ガイド(1)65から突出している軸部65aが嵌合し、リ
ボン羽根(4)89の先端の穴部にはリボンガイド(1)
65から突出している軸部65bが嵌合しリンク機構を構成
しており、リボン羽根(1)86の右端86a、及びリボン
羽根(2)87の左端87aにはそれぞれインボリユート歯
車の歯形が、左右のリボンガイド(1),(2)65,66
が同じ高さ位置になる様に形成されており片方のリンク
機構の動きが他方のリンク機構へ連動し常に左右対称の
位置になる様に構成されている。リボン羽根(1)86に
はフツク部86bにはリボン羽根バネ90が掛けられてあ
り、上方の力を受けており、これらのリンク機構の重力
による負荷分を軽減している。
金製の前席板83に軸85a,85b,85cが3本加締められてあ
りこの3つの軸を中心に回動する羽根状の部材リボン羽
根(1)86、リボン羽根(2)87、リボン羽根(3)8
8、リボン羽根(4)89が取り付けられ、リボン羽根
(1)86の先端の穴部にはリボンガイド(2)66から突
出している軸部66aが嵌合し、リボン羽根(3)88の先
端の穴部には同じくリボンガイト(2)66から突出して
いる軸部66bが嵌合し、リンク機構を構成している。
又、同様にリボン羽根(2)87の先端の穴部にはリボン
ガイド(1)65から突出している軸部65aが嵌合し、リ
ボン羽根(4)89の先端の穴部にはリボンガイド(1)
65から突出している軸部65bが嵌合しリンク機構を構成
しており、リボン羽根(1)86の右端86a、及びリボン
羽根(2)87の左端87aにはそれぞれインボリユート歯
車の歯形が、左右のリボンガイド(1),(2)65,66
が同じ高さ位置になる様に形成されており片方のリンク
機構の動きが他方のリンク機構へ連動し常に左右対称の
位置になる様に構成されている。リボン羽根(1)86に
はフツク部86bにはリボン羽根バネ90が掛けられてあ
り、上方の力を受けており、これらのリンク機構の重力
による負荷分を軽減している。
リボンガイド(1),(2)65,66のリボン当接面の傾
きθ91は第7図における活字ホイール7の傾き92によ
り決定される角度で、リボン9がカセツト8bから引き出
されて8cに収納される経路においてリボン9に自然なカ
ーブを与え、片たるみ等が生じない様にガイドすべく設
定されている。又、前記リンク機構はこのθ91を保持し
たまま作動すること、及びその結果カセツト8から引き
出されているリボン9(修正リボン11も同様)の長さが
リボンガイド65,66の高さによらず常に大約一定になる
様にすることを目的としている。この引き出されている
長さがリボンガイド65,66の高さ位置により変化する場
合にはその分のたるみを大きく吸収する様な機構が必要
となるが前記の様になっている為本提案では必要として
ない。
きθ91は第7図における活字ホイール7の傾き92によ
り決定される角度で、リボン9がカセツト8bから引き出
されて8cに収納される経路においてリボン9に自然なカ
ーブを与え、片たるみ等が生じない様にガイドすべく設
定されている。又、前記リンク機構はこのθ91を保持し
たまま作動すること、及びその結果カセツト8から引き
出されているリボン9(修正リボン11も同様)の長さが
リボンガイド65,66の高さによらず常に大約一定になる
様にすることを目的としている。この引き出されている
長さがリボンガイド65,66の高さ位置により変化する場
合にはその分のたるみを大きく吸収する様な機構が必要
となるが前記の様になっている為本提案では必要として
ない。
リボンガイド(2)66には突出している軸部66cをさら
に具備しており、ダウンセンサーチツプ93がその軸部66
cを中心に回動自由に保持されており、ダウンセンサー
チツプバネ94により右まわり付勢を受けているが、リボ
ン羽根(1)86から突出してるボス86cに突き当たり静
止している。このダウンセンサーチツプ93はリボンガイ
ド(2)66が最下点に位置する時、その状態を検出する
ためのものでダウンセンサー95の接点レバー95aに作用
してダウンセンサー95をONさせて信号を得る様になって
いる。(詳細は後述) なお、第14図,第13−1図〜第13−3図から明らかな様
に羽根ガイドピン96が、カム59の回転半径の短いところ
にいるほどリボンガイドが上昇するように構成されてい
るわけである。
に具備しており、ダウンセンサーチツプ93がその軸部66
cを中心に回動自由に保持されており、ダウンセンサー
チツプバネ94により右まわり付勢を受けているが、リボ
ン羽根(1)86から突出してるボス86cに突き当たり静
止している。このダウンセンサーチツプ93はリボンガイ
ド(2)66が最下点に位置する時、その状態を検出する
ためのものでダウンセンサー95の接点レバー95aに作用
してダウンセンサー95をONさせて信号を得る様になって
いる。(詳細は後述) なお、第14図,第13−1図〜第13−3図から明らかな様
に羽根ガイドピン96が、カム59の回転半径の短いところ
にいるほどリボンガイドが上昇するように構成されてい
るわけである。
第15図に前述のリボンガイド65,66の高さを制御する機
構断面図を示す。前席板83に加締められたカム軸98を回
転中心とする回転カム59には基本的に3異種の半径寸法
の位置にカム溝59a,59b,59cが形成されてある。一方リ
ボン羽根(1)86の略中心部には筒形状の突出部86dが
一体的に形成されてあり、その内径部には羽根ガイドピ
ン96がスライト運動可能にかつ羽根ピンバネ97の圧縮力
に抗して挿入され、この羽根ガイドピン96がカム溝59a,
59b,59cに導かれることによりリボン羽根(1)86が回
転変位し第13−1〜3図に示した様に3種のポジシヨン
をつくり出している。すなわちカム溝59aに羽根ガイド
ピン96が導かれている時は第13−1図の状態に、カム溝
59bの時は第13−2図の状態に、カム溝59cの時は第13−
3図の状態にそれぞれ対応している様になっている。
構断面図を示す。前席板83に加締められたカム軸98を回
転中心とする回転カム59には基本的に3異種の半径寸法
の位置にカム溝59a,59b,59cが形成されてある。一方リ
ボン羽根(1)86の略中心部には筒形状の突出部86dが
一体的に形成されてあり、その内径部には羽根ガイドピ
ン96がスライト運動可能にかつ羽根ピンバネ97の圧縮力
に抗して挿入され、この羽根ガイドピン96がカム溝59a,
59b,59cに導かれることによりリボン羽根(1)86が回
転変位し第13−1〜3図に示した様に3種のポジシヨン
をつくり出している。すなわちカム溝59aに羽根ガイド
ピン96が導かれている時は第13−1図の状態に、カム溝
59bの時は第13−2図の状態に、カム溝59cの時は第13−
3図の状態にそれぞれ対応している様になっている。
7.カムの構造 次にカム系の構造を示す構造図を第16図の分解説明図を
第17図に示す。スライドカサ歯車(2)54と噛み合い、
カム軸98を中心として回転するカムカサ歯車58(第10
図,第15図参照のこと)と回転カム59は嵌合部58aにて
スラスト、回転共に固定されており一体となって運動す
る。この嵌合部58a,59dにはセレーシヨンが形成されて
ある。回転カム59のカム溝の反対面から突出した軸部59
eにはこの軸を中心に回動自由なポイント100の穴部100a
が挿入されて、回動カム59と反対側の面から突出した軸
部100bがシフトカム99のカム溝部99aに挿入される様に
配され、回転カム59とカムカサ歯車58にはさまれる形で
シフトカム99がカムカサ歯車軸部58bに回動自由に嵌合
されて組まれている。この時シフトカム戻しバネ101が
シフトカム突起部99b及び回転カム突起部59fに引掛けら
れ、カムカサ歯車軸部58bに巻き付く形で配され、シフ
トカム99をカムカサ歯車側から見て右まわり方向に付勢
していて、前記突起部99b,59fが突き当たることにより
固定されている。(詳細は後述) 回転カム59近傍には、トリガーレバー軸104が加締めら
れており、これを中心に回動自由にトリガーレバー102
が配されていて、更に近傍のトリガーソレノイドチツプ
103bと一体に運動する様に固定されている。トリガーソ
レノイド103aに通電されると電磁吸引力によりトリガー
ソレノイドチツプ103bが上方に引き上げられ、それに伴
いトリガーレバー102も左まわりに回動しトリガーレバ
ー先端部102aがシフトカム爪部99aと噛みあう位置まで
運動し、又、通電を切ることによりトリガーソレノイド
チツプ103bが離れそれに伴いトリガーレバー102もダウ
ンしてストツパー105の位置に突き当たりシフトカム爪
部99aとは噛みあわない位置にて静止している様になっ
ている。
第17図に示す。スライドカサ歯車(2)54と噛み合い、
カム軸98を中心として回転するカムカサ歯車58(第10
図,第15図参照のこと)と回転カム59は嵌合部58aにて
スラスト、回転共に固定されており一体となって運動す
る。この嵌合部58a,59dにはセレーシヨンが形成されて
ある。回転カム59のカム溝の反対面から突出した軸部59
eにはこの軸を中心に回動自由なポイント100の穴部100a
が挿入されて、回動カム59と反対側の面から突出した軸
部100bがシフトカム99のカム溝部99aに挿入される様に
配され、回転カム59とカムカサ歯車58にはさまれる形で
シフトカム99がカムカサ歯車軸部58bに回動自由に嵌合
されて組まれている。この時シフトカム戻しバネ101が
シフトカム突起部99b及び回転カム突起部59fに引掛けら
れ、カムカサ歯車軸部58bに巻き付く形で配され、シフ
トカム99をカムカサ歯車側から見て右まわり方向に付勢
していて、前記突起部99b,59fが突き当たることにより
固定されている。(詳細は後述) 回転カム59近傍には、トリガーレバー軸104が加締めら
れており、これを中心に回動自由にトリガーレバー102
が配されていて、更に近傍のトリガーソレノイドチツプ
103bと一体に運動する様に固定されている。トリガーソ
レノイド103aに通電されると電磁吸引力によりトリガー
ソレノイドチツプ103bが上方に引き上げられ、それに伴
いトリガーレバー102も左まわりに回動しトリガーレバ
ー先端部102aがシフトカム爪部99aと噛みあう位置まで
運動し、又、通電を切ることによりトリガーソレノイド
チツプ103bが離れそれに伴いトリガーレバー102もダウ
ンしてストツパー105の位置に突き当たりシフトカム爪
部99aとは噛みあわない位置にて静止している様になっ
ている。
8.カム系の動作 次にカム系の実際の動き方について説明する。
8−1印字状態 制御棒14が矢印106aの方向(第16図参照、第11図の78a
方向回転と同方向)に回転するとカムカサ歯車58及び回
転カム59は矢印107aの方向に回転する。又、ここでトリ
ガーレバー102はダウン位置にいるためシフトカム99も
前記突起部99b,59fが突き当たったまま回転カム59と相
対的に同じ回転運動をすることになる。この過程を示し
たシーケンス図を第18図に示す。ここでこれらの図は10
8矢視方向(第16図)から見た様子であり、カム溝が見
えているものである。18−1は羽根ガイドピン96が、第
15図における59aの位置にいるもので第13−1図の状態
に相当するものである。ここから前記矢印107aの方向に
回転カム59が回転すると18−1〜18−3にかけてカム溝
の半径が小さくなるのに伴い羽根ガイドピン96位置が上
昇し、第15図における59bの位置に到達し、第13−2図
の印字状態に相当するものである。さらに107a方向に回
転し続けるとカム溝形状は同半径になっているので羽根
ガイドピンの高さ位置は変わらない。これは一番下の位
置(状態18−1)から考えて、中間位置つまり通常の印
字位置まで、リボンが上昇した後は、その高さ位置を保
つようになっているためである。又、59i部は後述のポ
イント100の作用の為の穴であるためこの動きには何ら
影響を及ぼさない。18−6において59g部は59h部より相
対的に紙面垂直方向に高くなっており、従ってこのルー
プ全体は紙面垂直方向に傾斜を有していることになる
が、羽根ガイドピン96は羽根ピンバネ97により付勢され
ているのでその傾斜に常に接して運動することになる。
よってこの矢印107a方向に回転を続けると常に第13−2
図のリボン高さを維持しかつ制御棒14が矢印78a方向に
回転しているから前述の如くリボン9は、巻き取られて
いるので連続印字の状態になっている。ここで連続印字
の時といえどもハンマー10にて活字ホイール7を打撃す
る時にリボン送りを停止すべく、制御棒の回転は停止し
ており、このタイミングチヤート関係は後述する。
方向回転と同方向)に回転するとカムカサ歯車58及び回
転カム59は矢印107aの方向に回転する。又、ここでトリ
ガーレバー102はダウン位置にいるためシフトカム99も
前記突起部99b,59fが突き当たったまま回転カム59と相
対的に同じ回転運動をすることになる。この過程を示し
たシーケンス図を第18図に示す。ここでこれらの図は10
8矢視方向(第16図)から見た様子であり、カム溝が見
えているものである。18−1は羽根ガイドピン96が、第
15図における59aの位置にいるもので第13−1図の状態
に相当するものである。ここから前記矢印107aの方向に
回転カム59が回転すると18−1〜18−3にかけてカム溝
の半径が小さくなるのに伴い羽根ガイドピン96位置が上
昇し、第15図における59bの位置に到達し、第13−2図
の印字状態に相当するものである。さらに107a方向に回
転し続けるとカム溝形状は同半径になっているので羽根
ガイドピンの高さ位置は変わらない。これは一番下の位
置(状態18−1)から考えて、中間位置つまり通常の印
字位置まで、リボンが上昇した後は、その高さ位置を保
つようになっているためである。又、59i部は後述のポ
イント100の作用の為の穴であるためこの動きには何ら
影響を及ぼさない。18−6において59g部は59h部より相
対的に紙面垂直方向に高くなっており、従ってこのルー
プ全体は紙面垂直方向に傾斜を有していることになる
が、羽根ガイドピン96は羽根ピンバネ97により付勢され
ているのでその傾斜に常に接して運動することになる。
よってこの矢印107a方向に回転を続けると常に第13−2
図のリボン高さを維持しかつ制御棒14が矢印78a方向に
回転しているから前述の如くリボン9は、巻き取られて
いるので連続印字の状態になっている。ここで連続印字
の時といえどもハンマー10にて活字ホイール7を打撃す
る時にリボン送りを停止すべく、制御棒の回転は停止し
ており、このタイミングチヤート関係は後述する。
尚、59lは59mに対して、又59nは59θに対してそれぞれ
紙面垂直方向に高い形状になっている。
紙面垂直方向に高い形状になっている。
8−2待機状態 次に上記印字状態のものから待機状態に移る過程のシー
ケンス図を第19図に示す。印字状態(羽根ガイトピン96
がカム溝59b、第13−2図参照)から制御棒14が矢印106
b方向に(第16図参照、第11図の78b方向回転と同方向)
回転すると回転カム59は矢印107b方向に回転し19−1〜
19−2の様に羽根ガイドピン96は同半径の溝を摺動し、
さらに回転すると19−3において59g部は59h部に比べ
て、前述の如く紙面垂直方向に高いので羽根ガイドピン
96は図の様に半径の増加する方向のカム溝に導かれ、19
−4の様にカム溝59aの位置迄下降し、回転半径の大き
い位置に進むので第14図,第13−1図の待機状態にな
る。
ケンス図を第19図に示す。印字状態(羽根ガイトピン96
がカム溝59b、第13−2図参照)から制御棒14が矢印106
b方向に(第16図参照、第11図の78b方向回転と同方向)
回転すると回転カム59は矢印107b方向に回転し19−1〜
19−2の様に羽根ガイドピン96は同半径の溝を摺動し、
さらに回転すると19−3において59g部は59h部に比べ
て、前述の如く紙面垂直方向に高いので羽根ガイドピン
96は図の様に半径の増加する方向のカム溝に導かれ、19
−4の様にカム溝59aの位置迄下降し、回転半径の大き
い位置に進むので第14図,第13−1図の待機状態にな
る。
この時、制御棒14は矢印78b方向に回転しているから前
述の如くリボン9は巻き取られていないのでリボン9の
むだ使いにはならない様になっている。
述の如くリボン9は巻き取られていないのでリボン9の
むだ使いにはならない様になっている。
第20図にこの最下状態(待機状態)を検出する待機の詳
細図を示す。リボンガイド(2)が最下点に下降してき
た時に回転カム59の外周部の凸部59pがダウンセンサー
チツプ93のボス部93aに作用し、ダウンセンサーチツプ9
3を左まわりに回動させる。これによりダウンセンサー
チツプボス部93bがダウンセンサー95の接点レバー95aを
押しスイツチをONさせることにより正確に最下状態を検
出する様になっている。第19図のシーケンスにおいても
最下状態19−4になるとダウンセンサー95がONするので
そこでフイードモータ19を停止させて一連の動作が停止
することになる。
細図を示す。リボンガイド(2)が最下点に下降してき
た時に回転カム59の外周部の凸部59pがダウンセンサー
チツプ93のボス部93aに作用し、ダウンセンサーチツプ9
3を左まわりに回動させる。これによりダウンセンサー
チツプボス部93bがダウンセンサー95の接点レバー95aを
押しスイツチをONさせることにより正確に最下状態を検
出する様になっている。第19図のシーケンスにおいても
最下状態19−4になるとダウンセンサー95がONするので
そこでフイードモータ19を停止させて一連の動作が停止
することになる。
尚、本カム系の運動の基準はすべてこの最下状態のダウ
ンセンサー95信号ONの状態にあり、ここからのオープン
制御で駆動されている。
ンセンサー95信号ONの状態にあり、ここからのオープン
制御で駆動されている。
一般にタイプライターにおいては、印字の為のリボンの
送り方として大きく分けて2通りあり、1つは第21−1
図に示す様に印字された文字分確実にリボンを送り、重
なりがあると印字欠けになるタイプA109(コレクタブル
リボン、ワンタイムリボン等)なお、第21−1図,第21
−2図,第21−3図は印字後のリボンの状態を示してい
る。
送り方として大きく分けて2通りあり、1つは第21−1
図に示す様に印字された文字分確実にリボンを送り、重
なりがあると印字欠けになるタイプA109(コレクタブル
リボン、ワンタイムリボン等)なお、第21−1図,第21
−2図,第21−3図は印字後のリボンの状態を示してい
る。
そしてもう1つは,第21−2図に示す様にリボン上複数
回数印字可能な場合でリボン送り量を少なくしてリボン
上印字を重ねてしまい1カセツト当たりの印字可能数を
大きくするタイプB110(マルチストライクリボン等)が
ある。
回数印字可能な場合でリボン送り量を少なくしてリボン
上印字を重ねてしまい1カセツト当たりの印字可能数を
大きくするタイプB110(マルチストライクリボン等)が
ある。
本装置では第18図における最下状態18−1から印字状態
18−3までリボン高さを変えている過程で同時に大約タ
イプA109リボン1文字分リボンを送るギヤ,ベルト比を
有する機構になっていてタイプA109リボン使用時のリボ
ン9上昇、巻き取りにかかる時間を最小にし、印字する
時間を極力早める様になっている。この機構において前
記タイプB110リボンを使用して印字する場合リボン位置
を印字状態にしたまま連続的に印字すればリボン送り量
を常に適当に少なくしておけばリボン使用量を少なくす
ることはできるが、印字中どうしてもリボン位置を下げ
て待機状態になった後の1文字分は第18図のシーケンス
によるとタイプA109リボン使用時と同じ量送ってしまう
ので第21−3図に示す様に連続印字の集合間に大きくム
ダ送り部が生じてしまう。この現象を起こさない為のシ
ーケンス図を第22図に示す。リボン高さ最下状態22−1
から回転カム59を矢印107bの方向に回転させることによ
り印字状態の高さまで羽根ガイドピン96を上昇させる。
この時、前述の如く、リボン9は巻き取られず、確実に
印字状態の高さまでは羽根ガイドピン96が導かれる22−
4の状態から回転カム59の回転方向を矢印107aの方向に
反転する。ここで59j部は59k部に対して紙面垂直方向相
対的に高くなっているので22−5の如く羽根ガイドピン
96が導かれていき、同時にリボン必要量送る事により、
第18図と同様に連続印字の状態を続ける事になり、ムダ
送り部の生じないリボン送り系を実現している。ここで
タイプA109(第21−1図)リボン使用か、タイプB110
(第21−2図)リボン使用かの判別はセンサ等を設けて
もよいし、ユーザーのキーボード5からの操作によるも
のであってもよい。
18−3までリボン高さを変えている過程で同時に大約タ
イプA109リボン1文字分リボンを送るギヤ,ベルト比を
有する機構になっていてタイプA109リボン使用時のリボ
ン9上昇、巻き取りにかかる時間を最小にし、印字する
時間を極力早める様になっている。この機構において前
記タイプB110リボンを使用して印字する場合リボン位置
を印字状態にしたまま連続的に印字すればリボン送り量
を常に適当に少なくしておけばリボン使用量を少なくす
ることはできるが、印字中どうしてもリボン位置を下げ
て待機状態になった後の1文字分は第18図のシーケンス
によるとタイプA109リボン使用時と同じ量送ってしまう
ので第21−3図に示す様に連続印字の集合間に大きくム
ダ送り部が生じてしまう。この現象を起こさない為のシ
ーケンス図を第22図に示す。リボン高さ最下状態22−1
から回転カム59を矢印107bの方向に回転させることによ
り印字状態の高さまで羽根ガイドピン96を上昇させる。
この時、前述の如く、リボン9は巻き取られず、確実に
印字状態の高さまでは羽根ガイドピン96が導かれる22−
4の状態から回転カム59の回転方向を矢印107aの方向に
反転する。ここで59j部は59k部に対して紙面垂直方向相
対的に高くなっているので22−5の如く羽根ガイドピン
96が導かれていき、同時にリボン必要量送る事により、
第18図と同様に連続印字の状態を続ける事になり、ムダ
送り部の生じないリボン送り系を実現している。ここで
タイプA109(第21−1図)リボン使用か、タイプB110
(第21−2図)リボン使用かの判別はセンサ等を設けて
もよいし、ユーザーのキーボード5からの操作によるも
のであってもよい。
8−3修正状態 次に第15図におけるカム溝59cに羽根ガイドピン96が導
かれ、第13−3図の修正状態になる過程を述べる。第23
図は第16図における108矢視方向から回転カム59を透視
したシフトカム99、ポイント100、シフトカム戻しバネ1
01、トリガーレバー102の動きを表わしたシーケンス図
である。リボン、アームの最下状態第13−1図に対応し
ている第23図の23−1の状態から、前述の如くトリガー
ソレノイド103を励磁することによりトリガーレバー先
端部102aとシフトカム爪部99aが噛み合い(23−2)そ
の後回転カム59を矢印107bの方向に回転させるべく制御
棒を矢印106b(78b)方向に回転させることにより第23
図においては回転カム59の一部分である軸部59e、突起
部59f及び軸部59eに回動自由に嵌合しているポイント10
0は矢印107bの方向に運動を開始する事になる。しか
し、一方シフトカム99はトリガーレバー102により矢印1
07b方向に回転不可能な状態であるからそのまま静止し
ており、したがってシフトカム戻しバネ101のトルクに
抗してカム59、つまり第23図では突起部59fが回転して
いくことになる。(23−3)それに連れてカム溝99aに
嵌合しているポイント軸部100bのカム溝99aに対する位
置も変わり、カム形状に従ってポイント100の先端部が
回転カム59の回転中心方向に寄る用に運動し(23−
5)、その状態を保つ(23−6)。23−6の状態になっ
た時にトリガーソレノイド103の励磁を解除しトリガー
レバー102をリリースすることによりシフトカム99はシ
フトカム戻しバネ101のチヤージ力により矢印111の方向
に、突起部99bbが突起部59fに突き当たる迄瞬間的に回
転し、それに伴ないポイント軸部100bもカム溝99aを前
述と逆に運動し、ポイトン100の先端部も回転カム59の
回転中心から離れる方向に動き初期の状態に戻る様にな
っている(23−7)。
かれ、第13−3図の修正状態になる過程を述べる。第23
図は第16図における108矢視方向から回転カム59を透視
したシフトカム99、ポイント100、シフトカム戻しバネ1
01、トリガーレバー102の動きを表わしたシーケンス図
である。リボン、アームの最下状態第13−1図に対応し
ている第23図の23−1の状態から、前述の如くトリガー
ソレノイド103を励磁することによりトリガーレバー先
端部102aとシフトカム爪部99aが噛み合い(23−2)そ
の後回転カム59を矢印107bの方向に回転させるべく制御
棒を矢印106b(78b)方向に回転させることにより第23
図においては回転カム59の一部分である軸部59e、突起
部59f及び軸部59eに回動自由に嵌合しているポイント10
0は矢印107bの方向に運動を開始する事になる。しか
し、一方シフトカム99はトリガーレバー102により矢印1
07b方向に回転不可能な状態であるからそのまま静止し
ており、したがってシフトカム戻しバネ101のトルクに
抗してカム59、つまり第23図では突起部59fが回転して
いくことになる。(23−3)それに連れてカム溝99aに
嵌合しているポイント軸部100bのカム溝99aに対する位
置も変わり、カム形状に従ってポイント100の先端部が
回転カム59の回転中心方向に寄る用に運動し(23−
5)、その状態を保つ(23−6)。23−6の状態になっ
た時にトリガーソレノイド103の励磁を解除しトリガー
レバー102をリリースすることによりシフトカム99はシ
フトカム戻しバネ101のチヤージ力により矢印111の方向
に、突起部99bbが突起部59fに突き当たる迄瞬間的に回
転し、それに伴ないポイント軸部100bもカム溝99aを前
述と逆に運動し、ポイトン100の先端部も回転カム59の
回転中心から離れる方向に動き初期の状態に戻る様にな
っている(23−7)。
次にこれらポイント100の動きと回転カム59の動きを総
合した運動を表わすシーケンス図を第24図に示す。最下
状態(第24−1図)から先に述べた様にトリガーレバー
102を上昇させて回転カム59を矢印107bの方向に回転し
始める。24−2〜3において回転カム59の穴部59iから
ポイント100が前述のシフトカム99の作用により突出し
てきている。ここで紙面垂直方向の高さは24−4におい
て高い方から100c>100d>59l>59mの様になっているた
め羽根ガイドピン96はカム溝59lの方向へ導かれていく
ことになる。さらに回転を続けて24−6の状態は羽根ガ
イドピン96が第15図における59cの位置にいるもので第1
3−3図の状態に相当するものであ。この位置にて回転
を停止し、ハンマー10にて打撃することにより、修正を
行なう様になっている。尚、第23図に示したポイント10
0、シフトカム99の動きとのタイミング関係は状態を24
−5と状態24−6の間に23−7のトリガーレバー102を
解放する動作がはいっている様になっている。修正印字
後さらに回転カム59を矢印107b方向に回転させ続け羽根
ガイドピン96を24−7〜24−9の様に導かせて高さ位置
を下降させあとは第19図と同じルートをたどり24−11の
待機位置に戻し回転を停止させて一連のシーケンスを終
了することになる。ここで回転カム59の回転方向は矢印
107こであるから制御棒14の回転方向は矢印106b(78b)
で、リボン9は巻き取られない方向であるからムダ送り
はしていない。
合した運動を表わすシーケンス図を第24図に示す。最下
状態(第24−1図)から先に述べた様にトリガーレバー
102を上昇させて回転カム59を矢印107bの方向に回転し
始める。24−2〜3において回転カム59の穴部59iから
ポイント100が前述のシフトカム99の作用により突出し
てきている。ここで紙面垂直方向の高さは24−4におい
て高い方から100c>100d>59l>59mの様になっているた
め羽根ガイドピン96はカム溝59lの方向へ導かれていく
ことになる。さらに回転を続けて24−6の状態は羽根ガ
イドピン96が第15図における59cの位置にいるもので第1
3−3図の状態に相当するものであ。この位置にて回転
を停止し、ハンマー10にて打撃することにより、修正を
行なう様になっている。尚、第23図に示したポイント10
0、シフトカム99の動きとのタイミング関係は状態を24
−5と状態24−6の間に23−7のトリガーレバー102を
解放する動作がはいっている様になっている。修正印字
後さらに回転カム59を矢印107b方向に回転させ続け羽根
ガイドピン96を24−7〜24−9の様に導かせて高さ位置
を下降させあとは第19図と同じルートをたどり24−11の
待機位置に戻し回転を停止させて一連のシーケンスを終
了することになる。ここで回転カム59の回転方向は矢印
107こであるから制御棒14の回転方向は矢印106b(78b)
で、リボン9は巻き取られない方向であるからムダ送り
はしていない。
修正印字動作のシーケンスは連続修正印字、単発修正印
字にかかわらず、1文字ずつこのシーケンスを実行して
おり、又、タイミングチヤート関係については後述す
る。
字にかかわらず、1文字ずつこのシーケンスを実行して
おり、又、タイミングチヤート関係については後述す
る。
9.修正印字のハンマ打撃 次に修正印字のハンマー打撃の時の動きの詳細について
述べる。一度印字された文字と同じ位置に同じ活字を運
び修正リボンをあててハンマーで打撃してはぎとり(リ
フトオフ)、或いは白文字をかぶせ(カバーラツプ)て
修正を行なうのであるが、この際のキヤリジ12全体の位
置決め及び活字ホイール7の位置決めに高い精度を必要
とし、この精度が悪いと修正しきれず印字残りとなり非
常にみにくいものとなってしまう。これに対して修正印
字時に目的の文字位置近傍でキヤリジ12を微少変位させ
て複数回数ハンマー10で打撃を行ない位置ずれをカバー
する手段は公知てあり、本装置においても被修正文字位
置とその左右1/240inchずつキヤリジ12を移動させた位
置の合計3箇所においてハンマー10を打撃して修正を行
なう様になっている。この時3回前述の修正リボン上昇
のシーケンスを繰り返すとそのために要する時間及び修
正リボン11の消費量の増大化(修正リボン巻取り機構に
ついては後述)につながり、また修正リボンを全く送ら
ないで3回ハンマー打撃を行なっても修正可能であり、
このような実現例もあるが、活字の位置と修正リボンの
相対位置が3回打撃時共変化しないため修正リボン11上
の同じ位置しか使用しないことになり、有効に修正リボ
ン11を使用しているとはいえない。
述べる。一度印字された文字と同じ位置に同じ活字を運
び修正リボンをあててハンマーで打撃してはぎとり(リ
フトオフ)、或いは白文字をかぶせ(カバーラツプ)て
修正を行なうのであるが、この際のキヤリジ12全体の位
置決め及び活字ホイール7の位置決めに高い精度を必要
とし、この精度が悪いと修正しきれず印字残りとなり非
常にみにくいものとなってしまう。これに対して修正印
字時に目的の文字位置近傍でキヤリジ12を微少変位させ
て複数回数ハンマー10で打撃を行ない位置ずれをカバー
する手段は公知てあり、本装置においても被修正文字位
置とその左右1/240inchずつキヤリジ12を移動させた位
置の合計3箇所においてハンマー10を打撃して修正を行
なう様になっている。この時3回前述の修正リボン上昇
のシーケンスを繰り返すとそのために要する時間及び修
正リボン11の消費量の増大化(修正リボン巻取り機構に
ついては後述)につながり、また修正リボンを全く送ら
ないで3回ハンマー打撃を行なっても修正可能であり、
このような実現例もあるが、活字の位置と修正リボンの
相対位置が3回打撃時共変化しないため修正リボン11上
の同じ位置しか使用しないことになり、有効に修正リボ
ン11を使用しているとはいえない。
以下にこの様な点をふまえた本装置の実施方法について
述べる。第25図は前出24−6の状態に等しいものを示し
た説明図であり、羽根ガイドピン96が、修正状態カム溝
に導かれており、112−1の位置において修正のハンマ
ー打撃を行なうことにより、修正リボン11を表わした第
26図における111−1の位置にはぎとられた様子が対応
して示されている。その後回転カム59を微少角度矢印10
7b方向に回転し羽根ガイドピン59が112−2の位置にき
たところで回転を停止し、この時カム溝の形状により、
羽根ガイドピン59を微少位置下降させた位置になるの
で、修正リボン11は微少量印字位置より下に変位するた
め、ここで修正のハンマー打撃を行うことにより修正リ
ボン11上、前の位置より微少位置上方の新しい領域に1
回目の修正にて残った印字あとをはぎとることになる
(112−2)。さらに回転カム59を微少角度矢印107b方
向に回転し羽根ガイドピン96が112−3の位置にきたと
ころで同様のことを行なうことにより、修正リボン上、
111−3の位置に印字あとがくる様になり、さらに新し
い修正リボン11領域を使用することになる。
述べる。第25図は前出24−6の状態に等しいものを示し
た説明図であり、羽根ガイドピン96が、修正状態カム溝
に導かれており、112−1の位置において修正のハンマ
ー打撃を行なうことにより、修正リボン11を表わした第
26図における111−1の位置にはぎとられた様子が対応
して示されている。その後回転カム59を微少角度矢印10
7b方向に回転し羽根ガイドピン59が112−2の位置にき
たところで回転を停止し、この時カム溝の形状により、
羽根ガイドピン59を微少位置下降させた位置になるの
で、修正リボン11は微少量印字位置より下に変位するた
め、ここで修正のハンマー打撃を行うことにより修正リ
ボン11上、前の位置より微少位置上方の新しい領域に1
回目の修正にて残った印字あとをはぎとることになる
(112−2)。さらに回転カム59を微少角度矢印107b方
向に回転し羽根ガイドピン96が112−3の位置にきたと
ころで同様のことを行なうことにより、修正リボン上、
111−3の位置に印字あとがくる様になり、さらに新し
い修正リボン11領域を使用することになる。
これら3回のハンマー打撃時にはキヤリジ12も位置変位
させていることは前述のとおりで、これらを共に実行す
ることにより、よりよい修正品位を得られる様になって
いる。
させていることは前述のとおりで、これらを共に実行す
ることにより、よりよい修正品位を得られる様になって
いる。
10.修正リボン巻取り機構 次に修正リボン11の巻取り機構を示す斜視図を第27図に
示す。これはキヤリジ12を第9図の反対側から見たもの
で修正リボン11がプラテン1側にあるリボンガイド66を
経て、巻き取りコア11aに巻きついてあり、巻き取りコ
ア11aは巻き取りスプール67に着脱可能に保持されてい
る。巻き取りスプール67の外周部には爪部67aが形成さ
れていて、送り爪114、逆転防止爪115の作用により巻き
取りスプール67が回転し、修正リボン11が送られていく
様になっている。この送り機構の詳細を第15図に用いて
説明する。キヤリジ12に固定された巻取り軸117に回動
自由に取付けられた巻取りスプール67と、キヤリジ12に
固定された軸116を中心に回動自由に取り付けられた修
正レバー113と、この修正レバー113から突出している軸
部113aに回動自由に嵌合している送り爪114と、キヤリ
ジ12に固定された軸部118上に回動自由に取り付けられ
た逆転防止爪115から構成されている。修正レバー先端
部113bはリボン羽根(1)突出部86dに嵌合してあり、
突出部86dの動きに連動して修正レバー113も回動する様
になっている。又、送り爪114にはヒゲバネ部114aを有
しており、送り爪先端部114bを右まわり方向に付勢して
巻き取りスプール67に当接させている。さらに逆転防止
爪115にもヒゲバネ部115aを有しており、キヤリジ12に
固定された軸部119に掛けられて、逆転防止爪先端部115
bを右まわり方向に付勢して巻き取りスプール67に当接
させている。
示す。これはキヤリジ12を第9図の反対側から見たもの
で修正リボン11がプラテン1側にあるリボンガイド66を
経て、巻き取りコア11aに巻きついてあり、巻き取りコ
ア11aは巻き取りスプール67に着脱可能に保持されてい
る。巻き取りスプール67の外周部には爪部67aが形成さ
れていて、送り爪114、逆転防止爪115の作用により巻き
取りスプール67が回転し、修正リボン11が送られていく
様になっている。この送り機構の詳細を第15図に用いて
説明する。キヤリジ12に固定された巻取り軸117に回動
自由に取付けられた巻取りスプール67と、キヤリジ12に
固定された軸116を中心に回動自由に取り付けられた修
正レバー113と、この修正レバー113から突出している軸
部113aに回動自由に嵌合している送り爪114と、キヤリ
ジ12に固定された軸部118上に回動自由に取り付けられ
た逆転防止爪115から構成されている。修正レバー先端
部113bはリボン羽根(1)突出部86dに嵌合してあり、
突出部86dの動きに連動して修正レバー113も回動する様
になっている。又、送り爪114にはヒゲバネ部114aを有
しており、送り爪先端部114bを右まわり方向に付勢して
巻き取りスプール67に当接させている。さらに逆転防止
爪115にもヒゲバネ部115aを有しており、キヤリジ12に
固定された軸部119に掛けられて、逆転防止爪先端部115
bを右まわり方向に付勢して巻き取りスプール67に当接
させている。
このような機構において羽根ガイドピン96がカム溝59a
と59bを往復運動する場合、すなわちリボン高さが待機
状態と印字状態を繰り返す普通の印字時には送り爪114
は第15図において114bと120(2点鎖線)の間で運動す
るので巻き取りスプール67の爪部67aには作用を及ぼさ
ないので巻き取りはされない。
と59bを往復運動する場合、すなわちリボン高さが待機
状態と印字状態を繰り返す普通の印字時には送り爪114
は第15図において114bと120(2点鎖線)の間で運動す
るので巻き取りスプール67の爪部67aには作用を及ぼさ
ないので巻き取りはされない。
11.修正リボン上昇、下降 次に修正印字を行う位置までリボンを上昇させた時のリ
ボン羽根(1)86と修正レバー113の動きを示すシーケ
ンス図を第28図に示す。待機状態(28−1)から印字状
態のリボン位置28−2を通過して修正状態28−3に到達
すると送り爪先端部114bは巻き取りスプール爪部67aを
乗り越えた状態になり、ここからリボン高さを最下点で
ある待機状態に下降させる過程で巻き取りスプール67を
右まわりに回転させ、状態28−1にて逆転防止爪先端部
115bが巻き取りスプール爪を乗り越えるので、巻き取り
スプール1歯分回転したことになり、修正リボン11を1
文字分送れる様になっている。
ボン羽根(1)86と修正レバー113の動きを示すシーケ
ンス図を第28図に示す。待機状態(28−1)から印字状
態のリボン位置28−2を通過して修正状態28−3に到達
すると送り爪先端部114bは巻き取りスプール爪部67aを
乗り越えた状態になり、ここからリボン高さを最下点で
ある待機状態に下降させる過程で巻き取りスプール67を
右まわりに回転させ、状態28−1にて逆転防止爪先端部
115bが巻き取りスプール爪を乗り越えるので、巻き取り
スプール1歯分回転したことになり、修正リボン11を1
文字分送れる様になっている。
12.ハンマ駆動系 次にハンマー10を駆動する系について詳細な説明を述べ
る。ハンマーの駆動系を表わす斜視図を第29図に、構造
図を第30図に示す。ハンマー系全体はコの字形をした板
金製のモータ台116に取り付られており、馬丁型積層ヨ
ーク117には2つの巻線コイル118が巻かれてあり、この
巻線コイル118に通電し励磁させることによりヨーク117
にアーマチユア119を吸着させて エネルギーを得る様になっている。アーマチユア119は
モータ台116に加締められた軸126を中心に回動自由に嵌
合していて、逆ヨーク側にはストツパーゴム121が調整
板120に取りつけてあり、非励磁時にはアーマチユア119
はこのストツパーゴム121に付き当たって静止してい
る。アーマチユア先端部119aはハンマーレバー122の先
端部122aと当接しており、ハンマーレバー122はモータ
台116に加締められている軸123を中心として回動自由に
保持されているので先端部122aがアーマチユア先端部11
9aの作用により左まわり方向に回動するとハンマー戻し
バネ125の引張り力に抗してハンマーレバー122及びそれ
に固定されているハンマー10が活字ホイール7を打撃
し、リボンを介して印字を行う。ここで打撃エネルギー
を確保するためにハンマー10には適当な質量を有するウ
エイト124が固定されている。巻線コイル118の励磁が解
除されるとハンマーレバー122はハンマー戻しバネ125の
力により右まわりに回動しハンマーレバー先端部122aが
アーマチユア先端部119aを押してアーマチユア119がス
トツパーゴム121に付き当たって静止することになる。
この静止状態のアーマチユーア119の位置により励磁に
よる吸着力が変化するので調整板120の固定位置調整に
よりハンマー10の打撃力調整を行なう様になっている。
る。ハンマーの駆動系を表わす斜視図を第29図に、構造
図を第30図に示す。ハンマー系全体はコの字形をした板
金製のモータ台116に取り付られており、馬丁型積層ヨ
ーク117には2つの巻線コイル118が巻かれてあり、この
巻線コイル118に通電し励磁させることによりヨーク117
にアーマチユア119を吸着させて エネルギーを得る様になっている。アーマチユア119は
モータ台116に加締められた軸126を中心に回動自由に嵌
合していて、逆ヨーク側にはストツパーゴム121が調整
板120に取りつけてあり、非励磁時にはアーマチユア119
はこのストツパーゴム121に付き当たって静止してい
る。アーマチユア先端部119aはハンマーレバー122の先
端部122aと当接しており、ハンマーレバー122はモータ
台116に加締められている軸123を中心として回動自由に
保持されているので先端部122aがアーマチユア先端部11
9aの作用により左まわり方向に回動するとハンマー戻し
バネ125の引張り力に抗してハンマーレバー122及びそれ
に固定されているハンマー10が活字ホイール7を打撃
し、リボンを介して印字を行う。ここで打撃エネルギー
を確保するためにハンマー10には適当な質量を有するウ
エイト124が固定されている。巻線コイル118の励磁が解
除されるとハンマーレバー122はハンマー戻しバネ125の
力により右まわりに回動しハンマーレバー先端部122aが
アーマチユア先端部119aを押してアーマチユア119がス
トツパーゴム121に付き当たって静止することになる。
この静止状態のアーマチユーア119の位置により励磁に
よる吸着力が変化するので調整板120の固定位置調整に
よりハンマー10の打撃力調整を行なう様になっている。
13.ホイール装着機構 次に活字ホイール7の装着機構について述べる。
装着機構の概略を第31図に示す。ホイールモータ18やハ
ンマー系を保持しているモータ台116は左右に加締めら
れている軸128とキヤリジ12本体側の長さ溝131との嵌合
及びキヤリジに本体に固定されている軸130を中心に回
動自由に保持されているレリーズレバー127の先端部穴1
27aに貫通している軸129と、モータ台穴部116aとの嵌
合、の2カ所で位置決めされている。又、レリーズレバ
ー127を軸130を中心に右まわり方向にユーザーが動かす
事により129と共にモータ台116も第31図中心へスライド
し、活字ホイール7とモータ台側の駆動部との嵌合が解
放されて矢印132aの方向へユーザーが活字ホイールを着
脱できる様になり、又、逆にこの状態で活字ホイールを
矢印132bの方向へユーザーが落とし込んでレリーズレバ
ー127を左まわり方向へ動かしモータ台116をセツトすれ
ば印字状態になる様になつている。このセツトに伴な
い、モータ台116に加締められているホイール軸133の先
端テーパ部133aに活字ホイール中心穴7fが導かれてホイ
ール軸133と最終的に確実に嵌合する事になる。これで
活字ホイール7の回転中心は位置決めされるが回転位置
は位置決めされていない。
ンマー系を保持しているモータ台116は左右に加締めら
れている軸128とキヤリジ12本体側の長さ溝131との嵌合
及びキヤリジに本体に固定されている軸130を中心に回
動自由に保持されているレリーズレバー127の先端部穴1
27aに貫通している軸129と、モータ台穴部116aとの嵌
合、の2カ所で位置決めされている。又、レリーズレバ
ー127を軸130を中心に右まわり方向にユーザーが動かす
事により129と共にモータ台116も第31図中心へスライド
し、活字ホイール7とモータ台側の駆動部との嵌合が解
放されて矢印132aの方向へユーザーが活字ホイールを着
脱できる様になり、又、逆にこの状態で活字ホイールを
矢印132bの方向へユーザーが落とし込んでレリーズレバ
ー127を左まわり方向へ動かしモータ台116をセツトすれ
ば印字状態になる様になつている。このセツトに伴な
い、モータ台116に加締められているホイール軸133の先
端テーパ部133aに活字ホイール中心穴7fが導かれてホイ
ール軸133と最終的に確実に嵌合する事になる。これで
活字ホイール7の回転中心は位置決めされるが回転位置
は位置決めされていない。
14.ホイール落とし込み、嵌合 以下にその機構について第32図に示す機構図を用いて述
べていく。ホイール軸133を中心に回動するホイール受
歯車52の活字ホイール当接面には3カ所角突起部52a,52
b,52cがそれぞれ中心からの位置寸法を異にして形成さ
れてあり、一方、活字ホイールにも3カ所角穴が設けて
あり(7a,7b,7c)、それぞれ中心からの位置寸法を異に
してある。そして角突起部52aと角穴7a,52bと7b,52cと7
cがそれぞれ中心からの位置寸法が同じで嵌合でき、そ
の回転位置以外では嵌合不可能な寸法形状で構成されて
いる。つまり、角突起及び穴が均等(120゜づつ)に設
けられていないのである。あるいは同一半径の円周上に
はないのである。尚、嵌合後はホイール受歯車52と活字
ホイール7がほぼ一体となつて回転できる様に高精度の
嵌合寸法になつている。
べていく。ホイール軸133を中心に回動するホイール受
歯車52の活字ホイール当接面には3カ所角突起部52a,52
b,52cがそれぞれ中心からの位置寸法を異にして形成さ
れてあり、一方、活字ホイールにも3カ所角穴が設けて
あり(7a,7b,7c)、それぞれ中心からの位置寸法を異に
してある。そして角突起部52aと角穴7a,52bと7b,52cと7
cがそれぞれ中心からの位置寸法が同じで嵌合でき、そ
の回転位置以外では嵌合不可能な寸法形状で構成されて
いる。つまり、角突起及び穴が均等(120゜づつ)に設
けられていないのである。あるいは同一半径の円周上に
はないのである。尚、嵌合後はホイール受歯車52と活字
ホイール7がほぼ一体となつて回転できる様に高精度の
嵌合寸法になつている。
活字ホイール装着後、モータ台116をセツトした状態が
第32−1図に示されている。ホイール受歯車52の角突起
部と活字ホイール7の角穴位置は一致していないので活
字ホイール7は角突起部の頂部に当接しており、ホイー
ル受歯車52の活字ホイール当設面より角突起部の高さ分
だけ活字ホイール7の位置が第32−1図の断面図におい
て左方へ移動している。
第32−1図に示されている。ホイール受歯車52の角突起
部と活字ホイール7の角穴位置は一致していないので活
字ホイール7は角突起部の頂部に当接しており、ホイー
ル受歯車52の活字ホイール当設面より角突起部の高さ分
だけ活字ホイール7の位置が第32−1図の断面図におい
て左方へ移動している。
一方、活字ホイール7の左方には前席板83が配してあ
り、前席板83の切欠穴にはドロツプケース144が爪部144
b,144cにて挿入してあり固定されている。ドロツプケー
ス144に一体的に構成された軸部144aにはスラスト方向
に運動自由にホイール押え145が、さらにその外周部に
は同じくスラスト方向に運動自由にホイールロツク146
が嵌合されており、ホイール押え145に対してホイール
押えバネ147、ホイールロツク146に対してはホイールロ
ツクバネ148がそれぞれ独立に作用していて図中右方向
へ付勢している。また、ホイールロツク146はドロツプ
ケース144により、回転方向を規制されており(図示せ
ず)、スラスト方向には動くが回転運動はしない様にな
つている。ホイールロツク先端部146aには第32−2図A
矢視に示す様なラチエツト形状が形成されており、一
方、活字ホイール7にはこれに噛み合う形状のラチエツ
ト7eが形成されているので、第32−1図の状態において
はこれらのラチエツト部が噛み合っており、矢印149の
方向へは回転できない様保持されている。活字ホイール
中央凸部7dとホイール押え145は当接しており、ホイー
ル押えバネ147カにより常に右方向に付勢されている。
この状態で、ホイール受歯車52を矢印149方向へ回転さ
せれば、最大360゜回転する間に角穴7a,7b,7cと角突起
部52a,52b,52cが一致してホイール押え145の作用により
右方向へシフトして嵌合することになる。その状態を示
したものが第32−2図であり、ホイール押え145と活字
ホイール中央凸部7dは当接しているが、ホイールロツク
先端部146aと活字ホイール7e部はホイールロツク146は
第32−1図の状態より右方へは移動できない様なストツ
パーのため(図示せず)解離して活字ホイール7は自由
にかつホイール受歯車52に位置決めされて一体となつて
回転し、選字、印字可能な状態となつている。活字ホイ
ール7装着後のイニシヤル動作時にはホイール受歯車52
の回転角度は安全を期すため720゜程度回転する様にし
てある。以上のような機構により、活字ホイール自動装
填を実現している。
り、前席板83の切欠穴にはドロツプケース144が爪部144
b,144cにて挿入してあり固定されている。ドロツプケー
ス144に一体的に構成された軸部144aにはスラスト方向
に運動自由にホイール押え145が、さらにその外周部に
は同じくスラスト方向に運動自由にホイールロツク146
が嵌合されており、ホイール押え145に対してホイール
押えバネ147、ホイールロツク146に対してはホイールロ
ツクバネ148がそれぞれ独立に作用していて図中右方向
へ付勢している。また、ホイールロツク146はドロツプ
ケース144により、回転方向を規制されており(図示せ
ず)、スラスト方向には動くが回転運動はしない様にな
つている。ホイールロツク先端部146aには第32−2図A
矢視に示す様なラチエツト形状が形成されており、一
方、活字ホイール7にはこれに噛み合う形状のラチエツ
ト7eが形成されているので、第32−1図の状態において
はこれらのラチエツト部が噛み合っており、矢印149の
方向へは回転できない様保持されている。活字ホイール
中央凸部7dとホイール押え145は当接しており、ホイー
ル押えバネ147カにより常に右方向に付勢されている。
この状態で、ホイール受歯車52を矢印149方向へ回転さ
せれば、最大360゜回転する間に角穴7a,7b,7cと角突起
部52a,52b,52cが一致してホイール押え145の作用により
右方向へシフトして嵌合することになる。その状態を示
したものが第32−2図であり、ホイール押え145と活字
ホイール中央凸部7dは当接しているが、ホイールロツク
先端部146aと活字ホイール7e部はホイールロツク146は
第32−1図の状態より右方へは移動できない様なストツ
パーのため(図示せず)解離して活字ホイール7は自由
にかつホイール受歯車52に位置決めされて一体となつて
回転し、選字、印字可能な状態となつている。活字ホイ
ール7装着後のイニシヤル動作時にはホイール受歯車52
の回転角度は安全を期すため720゜程度回転する様にし
てある。以上のような機構により、活字ホイール自動装
填を実現している。
15.電気的動作制御 次に、以上詳述した装置の電気的動作制御について説明
を行う。
を行う。
15−1制御回路 第45−1図は制御回路のブロック図で、又、第45−2図
は、制御回路ブロック図における制御論理回路201の詳
述な構成である。
は、制御回路ブロック図における制御論理回路201の詳
述な構成である。
制御論理回路は、MPU(マイクロ・プロセツシング・ユ
ニツト)230、ROM(リード・オン・メモリ)231、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)232、タイマ233、及び
入出力拡張回路234から構成され、各々はMPUバスにより
接続されている。かかる回路構成によりMPU230は、ROM2
31にあらかじめ収納されているマイクロ・インストラク
ションに従つて演算制御を実行し、キーボード制御回路
とのデータの受け渡し、及びプリンタ制御回路との入出
力制御を行なう。Dタイマ233はMPU230からの制御によ
り、基準時間情報の発生、経過時間の測定又は、タイマ
の制御条件に従つた割込み要求(INT2)を発生し、制御
論理回路の実時間制御を行なう。なおROM231は、後述の
各制御フローチヤートで表わされるプログラムが格納さ
れている。
ニツト)230、ROM(リード・オン・メモリ)231、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)232、タイマ233、及び
入出力拡張回路234から構成され、各々はMPUバスにより
接続されている。かかる回路構成によりMPU230は、ROM2
31にあらかじめ収納されているマイクロ・インストラク
ションに従つて演算制御を実行し、キーボード制御回路
とのデータの受け渡し、及びプリンタ制御回路との入出
力制御を行なう。Dタイマ233はMPU230からの制御によ
り、基準時間情報の発生、経過時間の測定又は、タイマ
の制御条件に従つた割込み要求(INT2)を発生し、制御
論理回路の実時間制御を行なう。なおROM231は、後述の
各制御フローチヤートで表わされるプログラムが格納さ
れている。
制御回路ブロック図において、キーボード制御回路202
はキーボードスイツチ部203のキーボード操作を認識
し、マイクロ・コード化したキーボード操作情報を制御
論理回路に提供する。
はキーボードスイツチ部203のキーボード操作を認識
し、マイクロ・コード化したキーボード操作情報を制御
論理回路に提供する。
制御論理回路201はこのキーボード操作情報により、あ
らかじめ設定された制御シークエンスに従い、入出力回
路を通してプリンタ制御を実行する。
らかじめ設定された制御シークエンスに従い、入出力回
路を通してプリンタ制御を実行する。
プリンタ駆動電源回路204は、VPEによつて制御(VPE=
0でOFF,VPE=1でON)され、各駆動回路(後述)に所
定の電圧で駆動電流を供給する定電圧電源回路であり、
さらにこの出力電圧のモニター信号VBL(所定の出力電
圧のときVBL=0、所定出力電圧未満のときVBL=1)を
制御論理回路に提供する。
0でOFF,VPE=1でON)され、各駆動回路(後述)に所
定の電圧で駆動電流を供給する定電圧電源回路であり、
さらにこの出力電圧のモニター信号VBL(所定の出力電
圧のときVBL=0、所定出力電圧未満のときVBL=1)を
制御論理回路に提供する。
フイード・モータ駆動回路205は、フイード・モータ206
の1〜4相の各々に対応する▲▼〜▲▼に
より制御され、フイード・モータの励磁に必要な所定の
駆動電流を供給する定電流回路である。
の1〜4相の各々に対応する▲▼〜▲▼に
より制御され、フイード・モータの励磁に必要な所定の
駆動電流を供給する定電流回路である。
キヤリア・モータ駆動回路207は、キヤリア・モータ208
の1〜4相の各々に対応する▲▼〜▲▼に
より制御され、キヤリア・モータの励磁に必要な所定の
駆動電流を供給する定電流回路であり、この電流はもう
一つの制御信号(MHにより、2段階に設定される。(CM
H=0のとき大電流値、(MH=1のとき小電流値) ホイール・モータ駆動回路209、ホイール・モータ210、
及び制御信号▲▼〜▲▼,WMHの機能は上記
キヤリア・モータの場合と同様である。
の1〜4相の各々に対応する▲▼〜▲▼に
より制御され、キヤリア・モータの励磁に必要な所定の
駆動電流を供給する定電流回路であり、この電流はもう
一つの制御信号(MHにより、2段階に設定される。(CM
H=0のとき大電流値、(MH=1のとき小電流値) ホイール・モータ駆動回路209、ホイール・モータ210、
及び制御信号▲▼〜▲▼,WMHの機能は上記
キヤリア・モータの場合と同様である。
ハンマー・ソレノイド駆動回路211は▲▼によつ
て制御され(HMR=1のときOFF,HMR=0のときON)ハン
マーソレノイド212に所定の電流を供給する、定電流駆
動回路である。クラツチ・ソレノイド駆動回路213はFCL
T信号によつて制御され(FCLT=1のときON,FCLT=0の
ときOFF)クラツチ・ソレノイド214に所定の電流を供給
する定電流駆動回路であり、その仮定電流は、通電初期
(クラツチ吸引時)には高レベル、初期通電後(クラツ
チ保持期間)には低レベルとなる様に動作する。
て制御され(HMR=1のときOFF,HMR=0のときON)ハン
マーソレノイド212に所定の電流を供給する、定電流駆
動回路である。クラツチ・ソレノイド駆動回路213はFCL
T信号によつて制御され(FCLT=1のときON,FCLT=0の
ときOFF)クラツチ・ソレノイド214に所定の電流を供給
する定電流駆動回路であり、その仮定電流は、通電初期
(クラツチ吸引時)には高レベル、初期通電後(クラツ
チ保持期間)には低レベルとなる様に動作する。
トリガ・ソレノイド駆動回路215は、TSOL信号によつて
制御され、上記クラツチソレノイド駆動回路と同様に、
トリガ・ソレノイド216の吸引、保持電流を制御する。
制御され、上記クラツチソレノイド駆動回路と同様に、
トリガ・ソレノイド216の吸引、保持電流を制御する。
波形整形回路217は、レフト・リミツト・スイツチ218の
ON,OFF状態を、制御論理回路201の入力信号として適当
な、電圧レベルに変換する。
ON,OFF状態を、制御論理回路201の入力信号として適当
な、電圧レベルに変換する。
波形整形回路219、および221はそれぞれ、リボンダウン
SW220、ホイール・インデツクス検出器222のON,OFF状態
を制御論理回路の入力信号として適当な電圧レベルに変
換する。以上の様な構成で駆動回路が形成されている。
SW220、ホイール・インデツクス検出器222のON,OFF状態
を制御論理回路の入力信号として適当な電圧レベルに変
換する。以上の様な構成で駆動回路が形成されている。
次に、以上詳述した装置の動作の制御を上記ハード構成
によつて制御するプログラムについて説明する。
によつて制御するプログラムについて説明する。
15−2文字キーの処理 第33図にMPUによる出力シーケンスの制御フローチヤー
トを示す。S1においてフード3aが開状態であるかを判定
し開状態であるとかかる印字機構当の動作を禁止すべく
後述するフード開処理(S2)を行なう。S3において、キ
ー入力があるかどうかを判定し、S4で前回の印字からの
経過時間によりS5においてリボン印字位置よりダウンさ
せる。S6においてリボンダウン処理が終了したか否かを
判定し終了している場合は、S7において活字エレメント
のホーム位置を選字する。
トを示す。S1においてフード3aが開状態であるかを判定
し開状態であるとかかる印字機構当の動作を禁止すべく
後述するフード開処理(S2)を行なう。S3において、キ
ー入力があるかどうかを判定し、S4で前回の印字からの
経過時間によりS5においてリボン印字位置よりダウンさ
せる。S6においてリボンダウン処理が終了したか否かを
判定し終了している場合は、S7において活字エレメント
のホーム位置を選字する。
ここで本発明で説明する印字装置の活字ホイールのホー
ムは2通り有り、まずその説明を行う。それは第33図の
フローのS1の直前のキー入力が印字及びスペースキー、
タブキー等、そのキー入力によつてキヤリツジが右方向
(印字方向)に移動する場合(第1ホームポジション)
とバツクスペース修正等のキヤリツジが印字方向に対し
て戻る場合(第2ホームポジシヨン)である。なお、こ
こでいうホームポジシヨンは選字の為のホイール位置決
め用のものという意味の他に各々印字動作後の次の動作
までの待機位置のことでもある。
ムは2通り有り、まずその説明を行う。それは第33図の
フローのS1の直前のキー入力が印字及びスペースキー、
タブキー等、そのキー入力によつてキヤリツジが右方向
(印字方向)に移動する場合(第1ホームポジション)
とバツクスペース修正等のキヤリツジが印字方向に対し
て戻る場合(第2ホームポジシヨン)である。なお、こ
こでいうホームポジシヨンは選字の為のホイール位置決
め用のものという意味の他に各々印字動作後の次の動作
までの待機位置のことでもある。
第34図は前者の印字方向の印字直後の活字ホイールのホ
ーム位置(第1ホームポジション)を示している。図中
1はプラテレ、2は印字用紙、7は活字ホイール、10は
ハンマーである。印字直後の為キヤリツジが一文字分右
に移動し、活字ホイールの決められた活字7hがハンマー
10に合う位置に来ている。この位置は活字ホイールの切
欠部7jがすでに印字した文字の下部に位置する様に配し
たもので、これにより操作者は活字ホイールにじゃまさ
れる事なく、すでに印字された文字を見る事が出来る。
ーム位置(第1ホームポジション)を示している。図中
1はプラテレ、2は印字用紙、7は活字ホイール、10は
ハンマーである。印字直後の為キヤリツジが一文字分右
に移動し、活字ホイールの決められた活字7hがハンマー
10に合う位置に来ている。この位置は活字ホイールの切
欠部7jがすでに印字した文字の下部に位置する様に配し
たもので、これにより操作者は活字ホイールにじゃまさ
れる事なく、すでに印字された文字を見る事が出来る。
次に前述の状態からバツクスペースを行ないキヤリツジ
を一文字分左に移動させると従来の装置では第35図の様
に印字された文字「d」の上に活字7hが来る。この状態
では活字7hが文字「d」をかくしてしまう為一旦バツク
スペースしてしまうと合わせた文字が何だつたのか見る
事がむづかしくなる。従つて、ハンマが例えば訂正した
い文字に対応した位置に来ているのかどうか等確認する
のは困難であつた。これに対して第36図は本発明の装置
の第2のホームポジシヨンの説明図で初期の第34図の位
置からバツクスペースするとキヤリツジは一文字分、印
字とは逆方向に戻るが、その時活字ホイールは第2のホ
ーム位置に移動する。これによりハンマー10と文字
「d」が正対し操作者がバツクスペースする事によつて
キヤリツジをどこに戻したかがわかりやすくなる。
を一文字分左に移動させると従来の装置では第35図の様
に印字された文字「d」の上に活字7hが来る。この状態
では活字7hが文字「d」をかくしてしまう為一旦バツク
スペースしてしまうと合わせた文字が何だつたのか見る
事がむづかしくなる。従つて、ハンマが例えば訂正した
い文字に対応した位置に来ているのかどうか等確認する
のは困難であつた。これに対して第36図は本発明の装置
の第2のホームポジシヨンの説明図で初期の第34図の位
置からバツクスペースするとキヤリツジは一文字分、印
字とは逆方向に戻るが、その時活字ホイールは第2のホ
ーム位置に移動する。これによりハンマー10と文字
「d」が正対し操作者がバツクスペースする事によつて
キヤリツジをどこに戻したかがわかりやすくなる。
第33図において、S3においてキー入力が有つた場合は、
S8において文字キーかどうかを判定し、文字キー以外の
場合はS9文字キー以外の処理(後述、第40図)に進む。
S8において文字キーである場合はS10においてリボンダ
ウン処理を実行中であるか否かを判定し、実行中であれ
ばS11において現在装着されているリボンの種類がコレ
クタブル・リボンであるか判定し、これは、ユーザーの
キー入力或いはセンサを設けてもよい。コレクタブル・
リボンであれば、S12において、リボン・ダウン動作を
中断する。このことによりリボン・ダウン動作の終了を
待つことなく、リボン・リフト・アツプを行うことが出
来るのでキー入力に対する応答性が向上できる。
S8において文字キーかどうかを判定し、文字キー以外の
場合はS9文字キー以外の処理(後述、第40図)に進む。
S8において文字キーである場合はS10においてリボンダ
ウン処理を実行中であるか否かを判定し、実行中であれ
ばS11において現在装着されているリボンの種類がコレ
クタブル・リボンであるか判定し、これは、ユーザーの
キー入力或いはセンサを設けてもよい。コレクタブル・
リボンであれば、S12において、リボン・ダウン動作を
中断する。このことによりリボン・ダウン動作の終了を
待つことなく、リボン・リフト・アツプを行うことが出
来るのでキー入力に対する応答性が向上できる。
S11において装着されているリボンがマルチ・リボン等
のコレクタブル・リボンで無い場合は、S13においてリ
ボン・ダウン動作を待つ、S14においてリボンが印字位
置にリフト・アツプされているかを判定し、リフト・ア
ツプされている場合はS16においてリボン巻取りを行な
う。リフト・アツプ状態でない場合はS15においてリボ
ンを印字位置にリフト・アツプすべく動作を行なう。こ
の時、S2においてフード開後の最初のリボン・リフト動
作であれば通常のリボン・リフト・アツプに必要な回転
量に多目に送ることによりフード開時の操作者のリボン
脱着等によるリボンたるみ等を除去できる。
のコレクタブル・リボンで無い場合は、S13においてリ
ボン・ダウン動作を待つ、S14においてリボンが印字位
置にリフト・アツプされているかを判定し、リフト・ア
ツプされている場合はS16においてリボン巻取りを行な
う。リフト・アツプ状態でない場合はS15においてリボ
ンを印字位置にリフト・アツプすべく動作を行なう。こ
の時、S2においてフード開後の最初のリボン・リフト動
作であれば通常のリボン・リフト・アツプに必要な回転
量に多目に送ることによりフード開時の操作者のリボン
脱着等によるリボンたるみ等を除去できる。
15−3ホームポジシヨン検索 次にS17において活字エレメントが第1のホーム位置に
有るか判定し、ホーム位置を検出できない場合はS18に
おいてホーム位置を検出すべくホーム位置の検索を行な
う。第37図は、ホーム位置検出状態を示し、この状態は
あらかじめ決められた活字スポーク7hがハンマー10と一
致し、又同時に活字ホイールの一回転毎に同期して信号
を発生しうる検出器50から、第45−1図に示した波形整
形回路221を介し、(第45図後述)制御論理回路201がホ
ーム位置であることを認識できるような信号(WHX)を
出力するようになつている。
有るか判定し、ホーム位置を検出できない場合はS18に
おいてホーム位置を検出すべくホーム位置の検索を行な
う。第37図は、ホーム位置検出状態を示し、この状態は
あらかじめ決められた活字スポーク7hがハンマー10と一
致し、又同時に活字ホイールの一回転毎に同期して信号
を発生しうる検出器50から、第45−1図に示した波形整
形回路221を介し、(第45図後述)制御論理回路201がホ
ーム位置であることを認識できるような信号(WHX)を
出力するようになつている。
制御論理回路がホーム位置を示しているにもかかわらず
上記、検出器より信号が出力されていない場合、これは
活字ホイールに何らかの外力が加わつてホイールモータ
の励磁相が、MPUから指示されている相と異なつた場合
等が考えられるが、装置は活字ホイールを回転させてホ
ーム位置に戻そうとする。
上記、検出器より信号が出力されていない場合、これは
活字ホイールに何らかの外力が加わつてホイールモータ
の励磁相が、MPUから指示されている相と異なつた場合
等が考えられるが、装置は活字ホイールを回転させてホ
ーム位置に戻そうとする。
そして検出信号が発せられた位置でカウンターをリセツ
トする事になる従来の装置では、その回転方向を一方向
に定める場合が多かつたが、その方向を例えば活字ホイ
ールの背面から見て時計回りすると第38図では活字スポ
ーク7hがハンマー10と一致する位置、つまりホーム位置
をすぐ発見出来たが、第39図の場合には約一回転しない
とホーム位置に戻れず検出に多大な時間を有していた。
トする事になる従来の装置では、その回転方向を一方向
に定める場合が多かつたが、その方向を例えば活字ホイ
ールの背面から見て時計回りすると第38図では活字スポ
ーク7hがハンマー10と一致する位置、つまりホーム位置
をすぐ発見出来たが、第39図の場合には約一回転しない
とホーム位置に戻れず検出に多大な時間を有していた。
しかし通常はこの様な状態は振動等の外乱によつて生じ
る確率が高いので、ホーム位置からのづれ量はたかだか
数活字スポーク分内に入る可能性が高い事がわかつた。
る確率が高いので、ホーム位置からのづれ量はたかだか
数活字スポーク分内に入る可能性が高い事がわかつた。
そこで、本発明による印字装置ではホーム位置未検出の
場合その位置からまず活字ホイールを時計方向に4活字
スポーク分回転して検出器50からの信号の有無を確か
め、検出できない場合反対方向に、その位置から一回転
させる。
場合その位置からまず活字ホイールを時計方向に4活字
スポーク分回転して検出器50からの信号の有無を確か
め、検出できない場合反対方向に、その位置から一回転
させる。
この検索方向は短時間にホーム位置を検出するのに非常
に有効である。ここでは回転方向を時計方向で4活字ス
ポーク分と定めたが、装置により可変させる事はもちろ
ん可能である。
に有効である。ここでは回転方向を時計方向で4活字ス
ポーク分と定めたが、装置により可変させる事はもちろ
ん可能である。
次にS19においてキー入力された文字の選字を行なう。
次に打字する条件をS20〜S23で待つ。まずS20におい
て、上記リボン巻取り又はリボン・リフト・アツプ及ひ
リボン巻取り等の動作終了を待ち、S21において、S19に
おける選字動作等の終了を持ち、S22,S23においてキヤ
リツジが印字位置まで移動するのを待つ。次にS24にお
いて選字した活字を打字すべくハンマーを駆動し印字を
行ない、又、次のキー入力とリボンのダウン制御を行う
べくタイマ233をセツトする。又S25,26においてキヤリ
ツジを次の印字位置へ移動すべくキヤリツジの移動量を
セツトし、キヤリツジを移動させに戻り再び上記制御
を行う。
て、上記リボン巻取り又はリボン・リフト・アツプ及ひ
リボン巻取り等の動作終了を待ち、S21において、S19に
おける選字動作等の終了を持ち、S22,S23においてキヤ
リツジが印字位置まで移動するのを待つ。次にS24にお
いて選字した活字を打字すべくハンマーを駆動し印字を
行ない、又、次のキー入力とリボンのダウン制御を行う
べくタイマ233をセツトする。又S25,26においてキヤリ
ツジを次の印字位置へ移動すべくキヤリツジの移動量を
セツトし、キヤリツジを移動させに戻り再び上記制御
を行う。
15−4文字キー以外の処理 15−4−1スペースキーの処理 第40図は、第33図のS9に示した文字キー以外の処理を示
す制御フローチャートである。
す制御フローチャートである。
まず、S27においてスペースキーであればS28のスペース
キーの処理を行なう。S27においてスペースキーでなけ
ればS29に進みバツクスペースキーであれば、S30のバツ
クスペースキーの処理を行う。S29においてバツクスペ
ースキーでなければS31に進み修正キーであればS32の修
正キーの処理を行なう。S31において修正キーでなけれ
ばS33に進みリターンキーであればS34のリターンキーの
処理を行う。S33においてリターン・キーでなければそ
の他のキー処理を行う。
キーの処理を行なう。S27においてスペースキーでなけ
ればS29に進みバツクスペースキーであれば、S30のバツ
クスペースキーの処理を行う。S29においてバツクスペ
ースキーでなければS31に進み修正キーであればS32の修
正キーの処理を行なう。S31において修正キーでなけれ
ばS33に進みリターンキーであればS34のリターンキーの
処理を行う。S33においてリターン・キーでなければそ
の他のキー処理を行う。
第41図、第42図は、第40図のS28,S30に示したスペース
キーの処理、バツクスペースキーの処理を詳細に示す制
御フローチャートである。両者は移動方向が相違するだ
けで、その他の制御は同様であるので第41図のスペース
キーの処理についてのみ説明する。
キーの処理、バツクスペースキーの処理を詳細に示す制
御フローチャートである。両者は移動方向が相違するだ
けで、その他の制御は同様であるので第41図のスペース
キーの処理についてのみ説明する。
まず、S36においてスペース動作が既に実行中(リピー
ト)かどうか判定しリピートでない場合、あるいは最初
のスペース移動の場合はS37に進み、次回のS36における
判定の為のスペース動作中フラグをセツトし、S38,S39
においてキヤリツジの移動量をセツトし、キヤリツジの
移動を行う。S36においてスペース動作中であると判定
された場合は、S40に進み移動量を更新し、スペース移
動を続行する。
ト)かどうか判定しリピートでない場合、あるいは最初
のスペース移動の場合はS37に進み、次回のS36における
判定の為のスペース動作中フラグをセツトし、S38,S39
においてキヤリツジの移動量をセツトし、キヤリツジの
移動を行う。S36においてスペース動作中であると判定
された場合は、S40に進み移動量を更新し、スペース移
動を続行する。
なお始動時の移動スペース量は印字ピツチセレクタによ
り選択されたピツチにより異なるが、1/15,1/12,1/10イ
ンチ(1スペース量)等である。
り選択されたピツチにより異なるが、1/15,1/12,1/10イ
ンチ(1スペース量)等である。
15−4−2修正キーの処理 次に第40図のS32に示した修正キーの処理について第43
図に制御フローチヤートを示し説明する。S41,S42にお
いてリボンのダウン位置にある状態又は、リボンダウン
動作の終了を待ち、S43において第16,23,24図において
説明した様に、トリガ・ソレノイド103をオンし、以下
の動作において、リボンガイド65,66を修正印字位置に
リフトアツプが可能な状態にする。S44で修正リボンを
修正印字位置にすべくリフトアツプ動作を開始し、S45
において修正すべき文字、即ち前回キー入力された文字
を選字すべく活字選択動作を開始する。
図に制御フローチヤートを示し説明する。S41,S42にお
いてリボンのダウン位置にある状態又は、リボンダウン
動作の終了を待ち、S43において第16,23,24図において
説明した様に、トリガ・ソレノイド103をオンし、以下
の動作において、リボンガイド65,66を修正印字位置に
リフトアツプが可能な状態にする。S44で修正リボンを
修正印字位置にすべくリフトアツプ動作を開始し、S45
において修正すべき文字、即ち前回キー入力された文字
を選字すべく活字選択動作を開始する。
S46において修正リボンが修正印字位置付近(第24図、
状態24−5,24−6)に達するまで待ち、達したならばS4
7においてトリガ・ソレノイド103をオフする。そしてS4
8においてS45で行った選字動作が終了するまで待ち、終
了したならばS49において文字を抹消すべくハンマー10
を駆動し、S50,S51において修正リボンのダウン処理を
行い終了する。
状態24−5,24−6)に達するまで待ち、達したならばS4
7においてトリガ・ソレノイド103をオフする。そしてS4
8においてS45で行った選字動作が終了するまで待ち、終
了したならばS49において文字を抹消すべくハンマー10
を駆動し、S50,S51において修正リボンのダウン処理を
行い終了する。
15−4−3リターンキーの処理 次に第40図のS34に示したリターンキーの処理について
第44図に制御フローチヤートを示し説明する。まずS52
において現在のキヤリツジ位置とリターン(復改)すべ
き位置、例えばレフト・マージンン位置等によりキヤリ
ツジの移動量を求めセツトし、用紙送り量をセツトす
る。次にS54において第3図において説明したクラツチ
・ソレノイド20をオンし、以下の動作において用紙送り
が可能な状態にする。そして、S55において用紙送りを
開始し、S56においてキヤリツジ移動を開始する。
第44図に制御フローチヤートを示し説明する。まずS52
において現在のキヤリツジ位置とリターン(復改)すべ
き位置、例えばレフト・マージンン位置等によりキヤリ
ツジの移動量を求めセツトし、用紙送り量をセツトす
る。次にS54において第3図において説明したクラツチ
・ソレノイド20をオンし、以下の動作において用紙送り
が可能な状態にする。そして、S55において用紙送りを
開始し、S56においてキヤリツジ移動を開始する。
S57において用紙送り動作の終了を待ち、終了したなら
ば、S58においてリボン巻取り及びリボン・リフト等の
リボンに対する動作を可能とするためクラツチ・ソレノ
イド20をオフして終了する。
ば、S58においてリボン巻取り及びリボン・リフト等の
リボンに対する動作を可能とするためクラツチ・ソレノ
イド20をオフして終了する。
尚、用紙送り量は改行ピツチ・セレクタにより選択され
たピツチにより異なるが1,1 1/2,2行(1改行量)であ
る。
たピツチにより異なるが1,1 1/2,2行(1改行量)であ
る。
なお、以上説明した各モータの駆動について更に説明す
ると選字用のホイール・モータ18、キヤリツジ移動用の
キヤリアモータ17、リボンのアツプ,ダウンおよび巻取
り又は用紙送り用のフイードモータ19の駆動は、まず励
磁相のパターンを第45−1図に示す入出力回路234の各
モータに対応したアドレスに書込み、励磁を行ない、励
磁時間もこの時にタイマーにセツトする。そして、タイ
マーにセツトした所望時間が経過するとMPUに割込み信
号(INT2)によつて割込みがかかり、割込み処理の中で
次の励磁相のパターンと励磁時間をセツトし割込み処理
を終了する。以後この処理が設定されたステツプ数だけ
繰り返される。そしてこの処理の間処理の状態を示すフ
ラグ等がセツトせれ処理が終了するとこのフラグ等がリ
セツトされるようになつている。
ると選字用のホイール・モータ18、キヤリツジ移動用の
キヤリアモータ17、リボンのアツプ,ダウンおよび巻取
り又は用紙送り用のフイードモータ19の駆動は、まず励
磁相のパターンを第45−1図に示す入出力回路234の各
モータに対応したアドレスに書込み、励磁を行ない、励
磁時間もこの時にタイマーにセツトする。そして、タイ
マーにセツトした所望時間が経過するとMPUに割込み信
号(INT2)によつて割込みがかかり、割込み処理の中で
次の励磁相のパターンと励磁時間をセツトし割込み処理
を終了する。以後この処理が設定されたステツプ数だけ
繰り返される。そしてこの処理の間処理の状態を示すフ
ラグ等がセツトせれ処理が終了するとこのフラグ等がリ
セツトされるようになつている。
また、このフラグ等はRAM232上に確保されている。
励磁相のパターン及び励磁時間のテーブル等はROM231上
に存在する。また、タイマ233は内部に数個のタイマ・
カウンタが有りタイマ・カウンタに値をセツトすると一
定時間毎にカウント・ダウンされカウンタが0になると
MPUに割込み信号(INT2)により割込みをかける。この
数個のタイマ・カウンタは各モータの励磁時間及び印字
した後のリボン・ダウン動作迄の時間等を作り出すのに
使用される。
に存在する。また、タイマ233は内部に数個のタイマ・
カウンタが有りタイマ・カウンタに値をセツトすると一
定時間毎にカウント・ダウンされカウンタが0になると
MPUに割込み信号(INT2)により割込みをかける。この
数個のタイマ・カウンタは各モータの励磁時間及び印字
した後のリボン・ダウン動作迄の時間等を作り出すのに
使用される。
次にホイール・モータ18の選字処理であるが、これは入
力された文字キーに対応した活字エレメントの位置をRO
M231上の、活字エレメント位置テーブル等により求める
位置と現在の位置との差によつて回転方向及び選字に要
する移動ステツプ数等をMPU230が求めホイール・モータ
18を駆動する。
力された文字キーに対応した活字エレメントの位置をRO
M231上の、活字エレメント位置テーブル等により求める
位置と現在の位置との差によつて回転方向及び選字に要
する移動ステツプ数等をMPU230が求めホイール・モータ
18を駆動する。
16.印字シーケンスの動作タイムチヤート 次に以上説明した印字装置の印字シーケンスを動作タイ
ムチヤートにより説明する。
ムチヤートにより説明する。
16−1コレクタブルリボン,単発印字 第46図はコレクタブル・リボンが装着された場合の単発
印字の場合の印字シーケンスを示す動作タイムチヤート
である。まず、キー入力信号(KS)の入力によりホイー
ル・モータ18(WM)を駆動し、該キー入力に対応する活
字を選択する。それと同時にフイード・モータ19(FM)
を正転(第3図A方向)させ、リボンを印字装置にリフ
ト・アツプし、かつ、リボンを所定量巻取る(第13−2
図参照)。活字選択及びリボン巻取り等の動作終了後、
印字を実行すべくハンマー(HM)10を駆動する。印字終
了後次の印字装置にキヤリツジ12を移動すべくキヤリア
・モータ17(CM)を駆動する。次にリボンをダウンすべ
く、フイード・モータ19(FM)を逆転方向に駆動する。
そして、第20図に示したダウンセンサ95により、リボン
のダウン位置を検出すると、フイード・モータ19(FM)
を停止する。なお、ダウン・センサ95はLOWレベルで検
出状態を示し第13−1図で示される様にダウンセンサチ
ツプ93がダウンセンサ95のレバー95aを押下して検出す
る。第13−1図、第20図がリボンのダウン位置を示して
いる。
印字の場合の印字シーケンスを示す動作タイムチヤート
である。まず、キー入力信号(KS)の入力によりホイー
ル・モータ18(WM)を駆動し、該キー入力に対応する活
字を選択する。それと同時にフイード・モータ19(FM)
を正転(第3図A方向)させ、リボンを印字装置にリフ
ト・アツプし、かつ、リボンを所定量巻取る(第13−2
図参照)。活字選択及びリボン巻取り等の動作終了後、
印字を実行すべくハンマー(HM)10を駆動する。印字終
了後次の印字装置にキヤリツジ12を移動すべくキヤリア
・モータ17(CM)を駆動する。次にリボンをダウンすべ
く、フイード・モータ19(FM)を逆転方向に駆動する。
そして、第20図に示したダウンセンサ95により、リボン
のダウン位置を検出すると、フイード・モータ19(FM)
を停止する。なお、ダウン・センサ95はLOWレベルで検
出状態を示し第13−1図で示される様にダウンセンサチ
ツプ93がダウンセンサ95のレバー95aを押下して検出す
る。第13−1図、第20図がリボンのダウン位置を示して
いる。
16−2コレクタブルリボン・連続印字 次にコレクタブル・リボンが装着されている場合のリボ
ンのダウン状態からキー信号により連続印字が行なわれ
た場合の動作タイムチヤートを第47図に示す。
ンのダウン状態からキー信号により連続印字が行なわれ
た場合の動作タイムチヤートを第47図に示す。
最初は上記単発印字シーケンスと同様にキー入力信号
(KS)の入力によりホイール・モータ18(WM)、フイー
ド・モータ19(FM)、ハンマー10(HM)を駆動する。そ
してキー入力が所定時間内に再びあれば、例えば、次の
印字装置へキヤリツジを移動中にキー入力があれば、リ
ボンのダウンをすることなくアツプした状態でリボンを
巻取り、次の印字をすべく第13−2図の様にリボンは印
字装置を保ったままフイードされる。
(KS)の入力によりホイール・モータ18(WM)、フイー
ド・モータ19(FM)、ハンマー10(HM)を駆動する。そ
してキー入力が所定時間内に再びあれば、例えば、次の
印字装置へキヤリツジを移動中にキー入力があれば、リ
ボンのダウンをすることなくアツプした状態でリボンを
巻取り、次の印字をすべく第13−2図の様にリボンは印
字装置を保ったままフイードされる。
本発明で説明している印字装置ではリボンの待機位置か
ら印字位置へシフトする時、同時にリボンが巻き取られ
る構造となっている。逆に印字位置から待機位置へダウ
ンする場合は、ワンウエイ機構でリボンが逆転しない様
になっている。(前述) しかしながら、フイードモータを非印字方向に逆転させ
た場合フイードモータ19からリボン巻取りに到るまでの
歯車ベルト等のガタは一方向に寄せられて、再び印字の
為にリボンを巻き取ろうとして正転させても、あるフイ
ードモータの回転角度までは上記のメカ的なガタが逆側
(印字側)へ寄るだけでリボンフイードされない。出願
入の実験によればその角度はフイードモータの回転角に
して約15゜である事がわかった。一方、論理上のガタが
ないとした場合の一文字分リボンフイードするのに必要
なフイードモータ19の回転角は240゜である。そこでキ
ー入力によってリボンを巻き取る時、その直前にフイー
ドモータ19が逆の回転をしていた場合には限らず240゜
にガタ分の15゜を加えて回転させる様にした。一方、連
続して印字される場合はリボンがダウンせず印字位置の
ままフイードされるので、上述のガタは印字方向によっ
たままで、ガタ分の15゜は必要ない。
ら印字位置へシフトする時、同時にリボンが巻き取られ
る構造となっている。逆に印字位置から待機位置へダウ
ンする場合は、ワンウエイ機構でリボンが逆転しない様
になっている。(前述) しかしながら、フイードモータを非印字方向に逆転させ
た場合フイードモータ19からリボン巻取りに到るまでの
歯車ベルト等のガタは一方向に寄せられて、再び印字の
為にリボンを巻き取ろうとして正転させても、あるフイ
ードモータの回転角度までは上記のメカ的なガタが逆側
(印字側)へ寄るだけでリボンフイードされない。出願
入の実験によればその角度はフイードモータの回転角に
して約15゜である事がわかった。一方、論理上のガタが
ないとした場合の一文字分リボンフイードするのに必要
なフイードモータ19の回転角は240゜である。そこでキ
ー入力によってリボンを巻き取る時、その直前にフイー
ドモータ19が逆の回転をしていた場合には限らず240゜
にガタ分の15゜を加えて回転させる様にした。一方、連
続して印字される場合はリボンがダウンせず印字位置の
ままフイードされるので、上述のガタは印字方向によっ
たままで、ガタ分の15゜は必要ない。
従って第47図で示されるフイードモータ19の正転パルス
において最初のaパルスは前述の240゜プラス15゜分で
あり以下に続く、bパルスは240゜になっている。
において最初のaパルスは前述の240゜プラス15゜分で
あり以下に続く、bパルスは240゜になっている。
本発明の印字装置はこの様にメカ的なガタ量をモータの
回転角を個々に変える事によって補正している。
回転角を個々に変える事によって補正している。
16−3コレクタブルリボン.その他 次に第48図は、コレクタブルリボンが装着されている場
合においてリボンがダウン動作中にキー入力があった場
合の印字シーケンスを示す動作タイムチヤートである。
以前の動作は上記単発印字シーケンス(第(イ)図)
と同様である。次に印字終了後のリボン・ダウン動作中
に(点で)再びキー入力(点)が有った場合、ホイ
ール・モータ(WM)を駆動し、該キー入力に対応する活
字を選択し、それと同時にリボンダウン動作を中止すべ
く、フイード・モータ(FM)の逆転駆動を停止し、リボ
ンを再びリスト・アップすべくフイードモータ(FM)の
正転駆動を開始し、リボンを印字位置に停止させ、同時
に所定量のリボン巻取りを行う。その後、印字をすべく
ハンマー(HM)を駆動する。
合においてリボンがダウン動作中にキー入力があった場
合の印字シーケンスを示す動作タイムチヤートである。
以前の動作は上記単発印字シーケンス(第(イ)図)
と同様である。次に印字終了後のリボン・ダウン動作中
に(点で)再びキー入力(点)が有った場合、ホイ
ール・モータ(WM)を駆動し、該キー入力に対応する活
字を選択し、それと同時にリボンダウン動作を中止すべ
く、フイード・モータ(FM)の逆転駆動を停止し、リボ
ンを再びリスト・アップすべくフイードモータ(FM)の
正転駆動を開始し、リボンを印字位置に停止させ、同時
に所定量のリボン巻取りを行う。その後、印字をすべく
ハンマー(HM)を駆動する。
16−4マルチリボン 次に、マルチ・リボンが装着されている場合の印字シー
ケンスを説明する。第49図は、単発印字の場合の印字シ
ーケンスを示す動作タイムチヤートである。まず、キー
入力に対応する活字を選択すべくホイール・モータ(W
M)を駆動し、それと同時に、リボン巻取りをせずにリ
ボン・シフト・アツプを行うべく、フイード・モータ
(FM)を逆転駆動する。(第22図における説明参照) 次に第49図〜の間リボンを所定量巻取るべくフイー
ド・モータ(FM)を正転させる。その後、印字を行うべ
くハンマー(HM)を駆動し、そして、キヤリツジを次の
印字装置に移動すべくキヤリア・モータ(CM)を駆動す
る。その後は、他のキー入力がないのでリボン・ダウン
動作をさせるべくフイード・モータ(FM)を逆転駆動す
る。
ケンスを説明する。第49図は、単発印字の場合の印字シ
ーケンスを示す動作タイムチヤートである。まず、キー
入力に対応する活字を選択すべくホイール・モータ(W
M)を駆動し、それと同時に、リボン巻取りをせずにリ
ボン・シフト・アツプを行うべく、フイード・モータ
(FM)を逆転駆動する。(第22図における説明参照) 次に第49図〜の間リボンを所定量巻取るべくフイー
ド・モータ(FM)を正転させる。その後、印字を行うべ
くハンマー(HM)を駆動し、そして、キヤリツジを次の
印字装置に移動すべくキヤリア・モータ(CM)を駆動す
る。その後は、他のキー入力がないのでリボン・ダウン
動作をさせるべくフイード・モータ(FM)を逆転駆動す
る。
そしてダウンセンサーでリボンのダウン位置を検出した
後にフイードモータの駆動を停止する。
後にフイードモータの駆動を停止する。
16−54マルチリボン・連続印字 次にマルチリボン装着時の連続印字について第50図に印
字シーケンスの動作タイミングチヤートを示し説明す
る。点までの動作は第49図の動作と同様であるので説
明は省略する。ここでは第47図と同様に連続して入力さ
れるキー入力間隔が所定時間内であれば、第47図に示し
た様なリボン・ダウン動作をさせること無く連続して印
字することができる。第47図と相違する点は、第50図の
場合がマルチ・リボン装着の場合であり、リボン巻取り
量、つまりフイード・モータの正転駆動時間が短いので
同一文字の連続印字の場合においては、コレクタブル・
リボン装着時の場合よりも、印字に要する時間が短く出
来る。
字シーケンスの動作タイミングチヤートを示し説明す
る。点までの動作は第49図の動作と同様であるので説
明は省略する。ここでは第47図と同様に連続して入力さ
れるキー入力間隔が所定時間内であれば、第47図に示し
た様なリボン・ダウン動作をさせること無く連続して印
字することができる。第47図と相違する点は、第50図の
場合がマルチ・リボン装着の場合であり、リボン巻取り
量、つまりフイード・モータの正転駆動時間が短いので
同一文字の連続印字の場合においては、コレクタブル・
リボン装着時の場合よりも、印字に要する時間が短く出
来る。
次にマルチ・リボン装着時においてリボン・ダウン動作
中にキー入力が有った場合について第51図に印字シーケ
ンスの動作タイム・チヤートを示し説明する。点まで
は第49図の点までの動作と同様であるので説明は省略
する。次に点より、リボンをダウンすべくフイード・
モータ(FM)を逆転駆動させるが、この途中で図より明
らかな様にキー入力(点)が有った場合は、リボンを
そのままダウンさせる。そしてダウン・センサでリボン
がダウンしたことを検出した後も、リボン・リフトアツ
プ動作をすべくフイード・モータの逆転駆動を続行す
る。その後点以降は第49図において説明したようにリ
ボン印字装置までリスト・アツプするまでフイード・モ
ータを逆転駆動し、第49図において説明したように、
〜点までリボンを所定量巻取るべくフイード・モータ
を正転駆動する。なお、フイード・モータを逆転駆動し
ている間に、印字すべく印字の選択を行うべくホイール
・モータを駆動しており、点後、印字すべく該選択し
た活字を殴打すべくハンマーを駆動する。
中にキー入力が有った場合について第51図に印字シーケ
ンスの動作タイム・チヤートを示し説明する。点まで
は第49図の点までの動作と同様であるので説明は省略
する。次に点より、リボンをダウンすべくフイード・
モータ(FM)を逆転駆動させるが、この途中で図より明
らかな様にキー入力(点)が有った場合は、リボンを
そのままダウンさせる。そしてダウン・センサでリボン
がダウンしたことを検出した後も、リボン・リフトアツ
プ動作をすべくフイード・モータの逆転駆動を続行す
る。その後点以降は第49図において説明したようにリ
ボン印字装置までリスト・アツプするまでフイード・モ
ータを逆転駆動し、第49図において説明したように、
〜点までリボンを所定量巻取るべくフイード・モータ
を正転駆動する。なお、フイード・モータを逆転駆動し
ている間に、印字すべく印字の選択を行うべくホイール
・モータを駆動しており、点後、印字すべく該選択し
た活字を殴打すべくハンマーを駆動する。
17.修正印字シーケンス 次に、修正印字のシーケンスについて第52図に動作タイ
ムチヤートを示し説明する。まず、修正キー及び修正す
べき文字を入力する。なお、修正すべき文字は、例えば
メモリー上に記憶された前回印字された文字等でも良
く、修正キーの入力により自動的に修正すべき文字を選
択できるようにしても良い。以上により、修正印字の指
示が有った場合、修正すべく文字に対応した活字を選択
すべくホイール・モータを駆動する。それと同時にキヤ
リジを前印字文字位置へ移動すべくキヤリアモータ(C
M)を駆動すると共に修正リボンを第13−3図に示した
修正印字装置(最大リフト位置)にリフト・アツプすべ
く前述の第16図において説明した如くトリガ・ソレノイ
ド103(TS)をオンする。
ムチヤートを示し説明する。まず、修正キー及び修正す
べき文字を入力する。なお、修正すべき文字は、例えば
メモリー上に記憶された前回印字された文字等でも良
く、修正キーの入力により自動的に修正すべき文字を選
択できるようにしても良い。以上により、修正印字の指
示が有った場合、修正すべく文字に対応した活字を選択
すべくホイール・モータを駆動する。それと同時にキヤ
リジを前印字文字位置へ移動すべくキヤリアモータ(C
M)を駆動すると共に修正リボンを第13−3図に示した
修正印字装置(最大リフト位置)にリフト・アツプすべ
く前述の第16図において説明した如くトリガ・ソレノイ
ド103(TS)をオンする。
次にフイード・モータを逆転駆動することにより、第24
図の示した回転カム59機構を介して、インクリボン9及
び修正リボン11を修正印字位置に向けシフトアツプを開
始し、修正印字位置にシフト・アツプするまでフイード
モータ19を逆転駆動する。修正リボンを修正印字位置
(最大リフト位置)にシフト・アツプさせると、トリガ
ソレノイド103をオフし、ハンマーを駆動し修正リボン
を打つことにより該文字は消去されるが、本発明で述べ
る印字装置では、修正位置、修正リボンの上下位置をわ
ずかに可変させて修正品位を向上させる事は前に説明し
た。
図の示した回転カム59機構を介して、インクリボン9及
び修正リボン11を修正印字位置に向けシフトアツプを開
始し、修正印字位置にシフト・アツプするまでフイード
モータ19を逆転駆動する。修正リボンを修正印字位置
(最大リフト位置)にシフト・アツプさせると、トリガ
ソレノイド103をオフし、ハンマーを駆動し修正リボン
を打つことにより該文字は消去されるが、本発明で述べ
る印字装置では、修正位置、修正リボンの上下位置をわ
ずかに可変させて修正品位を向上させる事は前に説明し
た。
なお、トリガ・ソレノイドのオフは、上記シフト・アツ
プ終了後でなくても良く第24図の動作説明図に示す様に
羽根ガイド・ピン96が修正カムルートに入ればオフして
も良い。なお、修正リボンはリフトオフテープでも良い
し、カバーラツプであっても良い。次に文字を消去した
後修正リボンをダウンさせるが(点)、この動作は上
記リボン・ダウン動作と同じである。
プ終了後でなくても良く第24図の動作説明図に示す様に
羽根ガイド・ピン96が修正カムルートに入ればオフして
も良い。なお、修正リボンはリフトオフテープでも良い
し、カバーラツプであっても良い。次に文字を消去した
後修正リボンをダウンさせるが(点)、この動作は上
記リボン・ダウン動作と同じである。
そこでキヤリツジを修正する文字のセンターから右に1/
240インチ右の位置に移動すべく、キヤリア・モータ(C
M)を駆動し、同時に第26図111−1で示される修正リボ
ンを打つことにより、該文字の右側を消去し、そして、
第52図点において該文字の中央を消去すべくキヤリツ
ジを修正文字のセンター位置へ移動し、それと同時に修
正リボンを第26図111−2に示す位置へ移動し、ハンマ
ーで打撃を加える。
240インチ右の位置に移動すべく、キヤリア・モータ(C
M)を駆動し、同時に第26図111−1で示される修正リボ
ンを打つことにより、該文字の右側を消去し、そして、
第52図点において該文字の中央を消去すべくキヤリツ
ジを修正文字のセンター位置へ移動し、それと同時に修
正リボンを第26図111−2に示す位置へ移動し、ハンマ
ーで打撃を加える。
次に第52図点において、該文字の左側を消去すべくキ
ヤリツジを修正文字の左1/240インチの位置へ移動し、
それと同時に、修正リボンを第26図111−3に示す位置
へ移動し消去する。そして、点において、次の文字、
例えば打ちなおす文字を消去した文字と同一の位置に印
字ができる様にすべく消去した文字の中央にキヤリツジ
を移動させる。
ヤリツジを修正文字の左1/240インチの位置へ移動し、
それと同時に、修正リボンを第26図111−3に示す位置
へ移動し消去する。そして、点において、次の文字、
例えば打ちなおす文字を消去した文字と同一の位置に印
字ができる様にすべく消去した文字の中央にキヤリツジ
を移動させる。
次に、リターン・キー等の入力による用紙送り動作シー
ケンスを、第53図の動作タイム・チヤートに示し説明す
る。まず、リターン・キー等の入力が有ると、第2図、
第3図で説明した如く、用紙送り動作をすべくクラツチ
・ソレノイド20(CS)をオンする。そしてプラテン1を
回転すべく、フイード・モータ(FM)を正転駆動開始す
る。
ケンスを、第53図の動作タイム・チヤートに示し説明す
る。まず、リターン・キー等の入力が有ると、第2図、
第3図で説明した如く、用紙送り動作をすべくクラツチ
・ソレノイド20(CS)をオンする。そしてプラテン1を
回転すべく、フイード・モータ(FM)を正転駆動開始す
る。
そして、キヤリツジを移動する必要が有れば、フイード
・モータの正転駆動と同時にキヤリツジ・モータを駆動
する。そして、所望量の用紙送りをするまでフイード・
モータを正転駆動続け停止し、クラツチ・ソレノイドを
オフする。また所望量のキヤリツジ移動を終了したなら
ばキヤリツジ・モータを停止する。
・モータの正転駆動と同時にキヤリツジ・モータを駆動
する。そして、所望量の用紙送りをするまでフイード・
モータを正転駆動続け停止し、クラツチ・ソレノイドを
オフする。また所望量のキヤリツジ移動を終了したなら
ばキヤリツジ・モータを停止する。
以上、詳述したように、これにより装置のカバー開閉後
は、リボンカセツトが新たに装着された可能性があるの
で、リボン巻取り動作をさせて、巻き取り機構をセツト
することができる。又、この制御をカバー開閉後の次の
印字動作前に限定して、不要なリボン送りを防止するこ
とができる。
は、リボンカセツトが新たに装着された可能性があるの
で、リボン巻取り動作をさせて、巻き取り機構をセツト
することができる。又、この制御をカバー開閉後の次の
印字動作前に限定して、不要なリボン送りを防止するこ
とができる。
又、リボンシフトダウン実行中に次の印字要求があった
時、リボンシフト完了を待たずにシフト・アツプをスタ
ートすることができる。
時、リボンシフト完了を待たずにシフト・アツプをスタ
ートすることができる。
又、ホイールのホームポジシヨンでインデツクス検出
し、エラーが発生した時(検出できない時)、ホームポ
ジシヨン付近を優先してシークする事によりシーク時間
を短縮することができる。これは、ホイールをホームポ
ジシヨンから起動し、印字終了後にホームポジシヨンに
戻し、この時又は印字部の起動時に、ホームポジシヨン
を確認する場合、エラーが発生しても、インデツクスは
停止位置の近くにある確率が高いからである。
し、エラーが発生した時(検出できない時)、ホームポ
ジシヨン付近を優先してシークする事によりシーク時間
を短縮することができる。これは、ホイールをホームポ
ジシヨンから起動し、印字終了後にホームポジシヨンに
戻し、この時又は印字部の起動時に、ホームポジシヨン
を確認する場合、エラーが発生しても、インデツクスは
停止位置の近くにある確率が高いからである。
更に又、ホイールのホームポジシヨンを2ケ所設定し、
キヤリツジの右移動後は、印字後の文字が見える様に、
ホイールの切欠き位置をホームポジシヨン(第1ホーム
ポジシヨン)とし、左移動後はハンマー位置の文字が見
える様にホイールの位置を回転させる第2のホームポジ
シヨンとする。
キヤリツジの右移動後は、印字後の文字が見える様に、
ホイールの切欠き位置をホームポジシヨン(第1ホーム
ポジシヨン)とし、左移動後はハンマー位置の文字が見
える様にホイールの位置を回転させる第2のホームポジ
シヨンとする。
これにより、極めてシーケンスに応じて、スムーズにホ
イールの選字を行うことができる。
イールの選字を行うことができる。
又、1つのモータを紙送りとリボン送り、リボンシフト
に共用しており、又、マニユアル操作時にプラテンを駆
動系と切り放し、無駄な負荷をかけないようにすること
が可能である。
に共用しており、又、マニユアル操作時にプラテンを駆
動系と切り放し、無駄な負荷をかけないようにすること
が可能である。
又、ホイールを落し込むだけで、ホイールの装着を容易
に行うことができる。更に、修正動作時にリボン・シフ
トカムを微少回転させて修正リボンを上下及び又は左右
に移動させる事により、修正リボンを効率良く使用する
ことができる。その他キヤリツジ動作、タイミング制御
を正確に行うことができる。
に行うことができる。更に、修正動作時にリボン・シフ
トカムを微少回転させて修正リボンを上下及び又は左右
に移動させる事により、修正リボンを効率良く使用する
ことができる。その他キヤリツジ動作、タイミング制御
を正確に行うことができる。
活字ホイールの鉛直方向に対する傾斜角に応じたリボン
のリボンガイドにおける当接面の角度を一定にしたまま
リボンの高さを変えることがで、しかも、高さが異なっ
ても、カセツトから引きだされているリボンの長さが、
常に一定(たるみ等を吸収できる)となる様に構成する
ことができる。
のリボンガイドにおける当接面の角度を一定にしたまま
リボンの高さを変えることがで、しかも、高さが異なっ
ても、カセツトから引きだされているリボンの長さが、
常に一定(たるみ等を吸収できる)となる様に構成する
ことができる。
又、リボンの待機位置から印字位置へシフトする場合に
リボンを巻きとる様にし、印字をスムーズに行うことが
できる。そして、各シーケンスに応じて、歯車、ベルト
等のガタをフイードモータを回転角を可変にすることに
より吸収することができる。
リボンを巻きとる様にし、印字をスムーズに行うことが
できる。そして、各シーケンスに応じて、歯車、ベルト
等のガタをフイードモータを回転角を可変にすることに
より吸収することができる。
又、異種半径を有したカムにより、上述の各種、リボン
の動作制御を容易に行うことができる。又ホイールの交
換等を更にやり易くするため、ハンマーが上向きになる
様にハンマーを回動することができる。
の動作制御を容易に行うことができる。又ホイールの交
換等を更にやり易くするため、ハンマーが上向きになる
様にハンマーを回動することができる。
又、以上、詳述したように、本願発明により、コストが
低く、又、駆動電力が小さく高機能かつ操作性が良い出
力装置を提供することができた。
低く、又、駆動電力が小さく高機能かつ操作性が良い出
力装置を提供することができた。
[効果] 以上、詳述した様に、本発明により、 前記活字部がホームポジションにないと判定される場合
に、前記活字部のホームポジションの検索を行うべく、
前記活字部を先ず所定方向に所定量回転させ、 前記活字部のホームポジションを検出できない場合はそ
の逆方向に前記活字部のホームポジションを検出できる
迄回転させることにより、極めて効率良く活字部のホー
ムポジションを検出することが可能となる。
に、前記活字部のホームポジションの検索を行うべく、
前記活字部を先ず所定方向に所定量回転させ、 前記活字部のホームポジションを検出できない場合はそ
の逆方向に前記活字部のホームポジションを検出できる
迄回転させることにより、極めて効率良く活字部のホー
ムポジションを検出することが可能となる。
第1図は本発明の印字装置の外観図、 第2図は機能系統図、 第3図はプラテンまわりの分解説明図、 第4図はクラツチの断面図、 第5,6図はデイテントギヤとデイテントバネの説明図、 第7図はキヤリジの概要断面図、 第8図は制御棒とキヤリジの関係の機能図、 第9,10図はキヤリジ全体の斜視図、 第11図はリボン巻取り機構の斜視図、 第12図はリボン巻取りクラツチの機構図、 第13図はリボンシフトの動作説明図、 第14図はリボンシフト系の正面図、 第15図はリボンガイドの高さ制御の機構断面図、 第16図はカムの構造図、 第17図はカムの分解説明図、 第18図はリボンシフトアツプの回転カムシーケンス図、 第19図はリボンシフトダウンの回転カムシーケンス図、 第20図はダウンセンサーの検出機構の詳細図、 第21図はリボン送り量を示す説明図、 第22図はマルチストライクリボンのシフトアツプの回転
カムシーケンス図、 第23図はシフトカムシーケンス図、 第24図は修正シフトアツプのカムシーケンス図、 第25,26図は修正印字の詳細動作を示す説明図、 第27図は修正リボン巻取り機構の斜視図、 第28図は修正リボン巻取りシーケンス図、 第29図はハンマー系の斜視図、 第30図はハンマー系の構造図、 第31図は活字ホイール装着機構全体図、 第32図は活字ホイール装着機構図、 第33図は出力シーケンスの制御フローチヤート図、 第34〜36図は活字ホイールホーム位置説明図、 第37図はホーム位置検出機構を表す斜視図、 第38,39図はホーム位置検索法を説明する説明図、 第40〜44図は制御フローチヤート図、 第45−1,2図は本装置の制御回路図、 第46〜53図は各動作を行う動作タイムチヤート図。 ここで、 1……プラテン 5……キーボード 7……活字ホイール 8……カセツト 10……ハンマー 12……キヤリジ 14……制御棒 20……クラツチ・ソレノイド 59……回転カム 65,66……リボンガイド 99……シフトカム 100……ポイント 201……制御回路 230……MPU ROM……231 RAM……232
カムシーケンス図、 第23図はシフトカムシーケンス図、 第24図は修正シフトアツプのカムシーケンス図、 第25,26図は修正印字の詳細動作を示す説明図、 第27図は修正リボン巻取り機構の斜視図、 第28図は修正リボン巻取りシーケンス図、 第29図はハンマー系の斜視図、 第30図はハンマー系の構造図、 第31図は活字ホイール装着機構全体図、 第32図は活字ホイール装着機構図、 第33図は出力シーケンスの制御フローチヤート図、 第34〜36図は活字ホイールホーム位置説明図、 第37図はホーム位置検出機構を表す斜視図、 第38,39図はホーム位置検索法を説明する説明図、 第40〜44図は制御フローチヤート図、 第45−1,2図は本装置の制御回路図、 第46〜53図は各動作を行う動作タイムチヤート図。 ここで、 1……プラテン 5……キーボード 7……活字ホイール 8……カセツト 10……ハンマー 12……キヤリジ 14……制御棒 20……クラツチ・ソレノイド 59……回転カム 65,66……リボンガイド 99……シフトカム 100……ポイント 201……制御回路 230……MPU ROM……231 RAM……232
Claims (1)
- 【請求項1】複数の活字を有する活字部を回転駆動させ
る駆動手段、 前記活字部のホームポジションを検出する検出手段、 前記活字部がホームポジションにあるかどうか判定する
判定手段、 前記活字部がホームポジションにないと判定される場合
に、前記活字部のホームポジションの検索を行うべく、
前記活字部を先ず所定方向に所定量回転させ、 前記活字部のホームポジションを検出できない場合はそ
の逆方向に前記活字部のホームポジションを検出できる
迄回転させるべく前記駆動手段を制御する制御手段、 とを有したことを特徴とする出力装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60086666A JPH0679861B2 (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 出力装置 |
DE8686303015T DE3680820D1 (de) | 1985-04-22 | 1986-04-22 | Vorschubeinrichtung in einem drucker. |
EP86303015A EP0202039B1 (en) | 1985-04-22 | 1986-04-22 | Feeding device in a printer |
US07/494,839 US4986677A (en) | 1985-04-22 | 1990-03-16 | Electronic typewriter having improved paper and ink feed mechanisms selectively driven by a single reversible motor |
US08/266,781 US5478158A (en) | 1985-04-22 | 1994-06-28 | Output apparatus having a rotatable type wheel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60086666A JPH0679861B2 (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 出力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61244568A JPS61244568A (ja) | 1986-10-30 |
JPH0679861B2 true JPH0679861B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=13893356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60086666A Expired - Lifetime JPH0679861B2 (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679861B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59138479A (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-08 | Nec Corp | 活字選択機構 |
-
1985
- 1985-04-22 JP JP60086666A patent/JPH0679861B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59138479A (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-08 | Nec Corp | 活字選択機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61244568A (ja) | 1986-10-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |