JPH06778U - 封書式写真帳 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スナップ写真を郵送する際に、写真を整理し
た写真帳の状熊で、そのまま封書式に使用できる写真帳
を提供する。 【構成】 透視窓を有する写真挿入部（１）を侍つ写真
帳の表紙（２）に沿ってミシン目（３）を設け、表紙
（２）の裏面の一部に沿って粘着剤（４）を塗布し剥離
紙（５）で覆ったことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は郵送に使用できる封書式の写真帳に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は直接郵送に使用できる写真帳は無かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

その為、従来は次のような方法が取られていた。 （イ）写真を封書に同封して郵送する。 （ロ）写真帳を更に大きな封筒に入れて郵送する。 いずれも手間が掛かり、わずらわしく、開封後の整理にも不適格であった。 本考案は、これらの欠点を除く為になされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

透視窓を有する写真挿入部（１）を特つ写真帳の、表紙（２）の縁に沿ってミ シン目（３）を設け、表紙（２）の裏面の縁の一部に沿って粘着剤（４）を塗布 し剥離紙（５）で覆う。本案は、以上のような構成よりなる写真帳である。

【０００５】

【作用】

写真挿入部（１）に郵送しようとする写真を入れ、文章を書き、剥離紙（５） を剥がし、表紙（２）を左右両面から粘着剤（４）により封をして、宛名書きの うえ郵送し、受取人はこれをミシン目（３）より開封し、そのまま閲覧する。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について設明する。 （イ）表紙（２）よりやや小さめの、透視窓を有する写真挿入部（１）を複数頁 設ける。 （ロ）表紙（２）の縁に沿って、写真帳を閉じた時に、写真挿入部（１）に重な らない程度外側にミシン目（３）を設ける。 （ハ）表紙（２）の裏面の縁の一部に沿って、ミシン目（３）に重ならない程度 外側に粘着剤（４）を塗布し、剥離紙（５）で覆う。 本案は以上のような構造で、これを使用する時は、写真挿入部（１）に、郵送 しようとする写真を入れ、剥離紙（５）を剥がし、表紙（２）を粘着剤（４）に より左右を貼り合わせて封をし、表紙（２）の所定の位置に宛名書きのうえ切手 を貼り郵送する。受取人は、これをミシン目（３）より開封し閲覧する。 なお第５図に示すように、写真挿入部（１）を１頁に写真を１枚挿入するよう にしたり、文章用頁（６）を設けても良く、これらの増減により郵送に係る料金 調整の目安ともなる。

【０００７】

【考案の効果】

これにより写真を写真帳に美しく収納した後、それをそのまま封筒として利用 し、手軽に郵送する事が出来、これを受け取った後は、開封すれば写真と手紙を 繁雑になる事無く、交互に眺めながらの閲覧も容易で、閲覧後は改めて写真を別 の写真帳に収納し直す手間もなく、そのままでの保管、整理に有効であり、写真 とその差し出し人、及び手紙とを共通の状態で管理出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の表正面図である。

【図２】本考案の裏正面図である。

【図３】本考案の斜視図である。

【図４】本考案の使用時の状態を示す表正面図である。

【図５】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 写真挿入部 ２ 表紙 ３ ミシン目 ４ 粘着剤 ５ 剥離紙 ６ 文章用頁

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 写真挿入部（１）を持つ写真帳の表紙
   （２）の縁に沿ってミシン目（３）を設け、表紙（２）
   の裏側の縁の一都に沿って粘着剤（４）を塗布し剥離紙
   （５）で覆った、封素式写真帳。