JPH067750A - 減圧脱脂乾燥方法 - Google Patents
減圧脱脂乾燥方法Info
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- JPH067750A JPH067750A JP4171147A JP17114792A JPH067750A JP H067750 A JPH067750 A JP H067750A JP 4171147 A JP4171147 A JP 4171147A JP 17114792 A JP17114792 A JP 17114792A JP H067750 A JPH067750 A JP H067750A
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- JP
- Japan
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- cleaned
- drying
- degreasing
- pressure
- hydrocarbon
- Prior art date
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B5/00—Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat
- F26B5/04—Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat by evaporation or sublimation of moisture under reduced pressure, e.g. in a vacuum
- F26B5/048—Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat by evaporation or sublimation of moisture under reduced pressure, e.g. in a vacuum in combination with heat developed by electro-magnetic means, e.g. microwave energy
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Molecular Biology (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】有機溶剤を使用することなく、短時間で極小・
精密金属製品の脱脂乾燥を完全に行うことが可能な減圧
脱脂乾燥方法を提供する。 【構成】被洗浄物12を炭化水素軽洗浄剤で洗浄した
後、被洗浄物12を密閉可能な減圧乾燥機10内に挿入
し、当該減圧乾燥機10内を減圧して、被洗浄物12の
脱脂乾燥を行う。
精密金属製品の脱脂乾燥を完全に行うことが可能な減圧
脱脂乾燥方法を提供する。 【構成】被洗浄物12を炭化水素軽洗浄剤で洗浄した
後、被洗浄物12を密閉可能な減圧乾燥機10内に挿入
し、当該減圧乾燥機10内を減圧して、被洗浄物12の
脱脂乾燥を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、減圧脱脂乾燥方法に係
り、特に、炭化水素系洗浄剤で洗浄後の極小・精密金属
製品、詳しくは、極小径、ミニアチュア軸受及びその部
品を脱脂乾燥する減圧脱脂乾燥方法に関する。
り、特に、炭化水素系洗浄剤で洗浄後の極小・精密金属
製品、詳しくは、極小径、ミニアチュア軸受及びその部
品を脱脂乾燥する減圧脱脂乾燥方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特に、形状が複雑でサイズが小さ
い極小・精密金属製品等の炭化水素系洗浄後の脱脂乾燥
方法としては、炭化水素系洗浄工程後、常温で揮発性の
高いフロン、1−1−1トリクロロエタン等の塩素系有
機溶剤、エタノール等のアルコール系有機溶剤、ガソリ
ン、石油ベンジン等の高揮発性石油系炭化水素及びベン
ゼン、ヘキサン、トルエン等の化学化合物系有機溶剤等
が用いて脱脂乾燥する方法が一般的に行われている。そ
して、このような有機溶剤を使用して脱脂乾燥を行うこ
とで、極小・精密金属製品等でも短時間で確実に脱脂乾
燥することができる。また、特に、極小径、ミニアチュ
アの脱脂乾燥には、フロン、1−1−1トリクロロエタ
ンを使用した脱脂乾燥を行うことで、効果的な脱脂乾燥
を行っている。
い極小・精密金属製品等の炭化水素系洗浄後の脱脂乾燥
方法としては、炭化水素系洗浄工程後、常温で揮発性の
高いフロン、1−1−1トリクロロエタン等の塩素系有
機溶剤、エタノール等のアルコール系有機溶剤、ガソリ
ン、石油ベンジン等の高揮発性石油系炭化水素及びベン
ゼン、ヘキサン、トルエン等の化学化合物系有機溶剤等
が用いて脱脂乾燥する方法が一般的に行われている。そ
して、このような有機溶剤を使用して脱脂乾燥を行うこ
とで、極小・精密金属製品等でも短時間で確実に脱脂乾
燥することができる。また、特に、極小径、ミニアチュ
アの脱脂乾燥には、フロン、1−1−1トリクロロエタ
ンを使用した脱脂乾燥を行うことで、効果的な脱脂乾燥
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記フ
ロン、1−1−1トリクロロエタン等は、オゾン層を破
壊する原因となるため使用が制限されている。また、低
引火性の有機溶剤は、消防法上の厳しい制約を受けるた
め、使用する際には、完全防爆仕様にする必要がある
等、莫大な費用がかかるという問題があった。また、有
機溶剤は、有機溶剤中毒予防規制の適用を受ける等、有
機溶剤の使用に当たっては、多くの問題をかかえてい
る。
ロン、1−1−1トリクロロエタン等は、オゾン層を破
壊する原因となるため使用が制限されている。また、低
引火性の有機溶剤は、消防法上の厳しい制約を受けるた
め、使用する際には、完全防爆仕様にする必要がある
等、莫大な費用がかかるという問題があった。また、有
機溶剤は、有機溶剤中毒予防規制の適用を受ける等、有
機溶剤の使用に当たっては、多くの問題をかかえてい
る。
【0004】そこで、前記有機溶剤を使用せずに、極小
・精密金属製品の脱脂乾燥を行うことも考えられるが、
乾燥に時間がかかり、生産性が非常に低下し、現実的で
ないという問題があった。そして、例えば、極小径、ミ
ニアチュア軸受などやその部品の乾燥が不充分で、軸受
及び軸受部品の表面に炭化水素系洗浄剤が残留していた
場合は、後の工程でグリースを入れた際に、当該グリー
スの粘度が低下し、グリース漏れや炭化水素系洗浄剤の
にじみの原因となったり、ベアリング等の音響品質が悪
化したり、HDDスピンドル(ハードディスクドライブ
スピンドル)モータのシャフトまたはハウジングとの接
着ができなくなり、さらに発塵の原因となる等の問題が
あった。
・精密金属製品の脱脂乾燥を行うことも考えられるが、
乾燥に時間がかかり、生産性が非常に低下し、現実的で
ないという問題があった。そして、例えば、極小径、ミ
ニアチュア軸受などやその部品の乾燥が不充分で、軸受
及び軸受部品の表面に炭化水素系洗浄剤が残留していた
場合は、後の工程でグリースを入れた際に、当該グリー
スの粘度が低下し、グリース漏れや炭化水素系洗浄剤の
にじみの原因となったり、ベアリング等の音響品質が悪
化したり、HDDスピンドル(ハードディスクドライブ
スピンドル)モータのシャフトまたはハウジングとの接
着ができなくなり、さらに発塵の原因となる等の問題が
あった。
【0005】本発明は、このような問題を解決すること
を課題とするものであり、前記有機溶剤を使用すること
なく、短時間で極小・精密金属製品の脱脂乾燥を完全に
行うことが可能な減圧脱脂乾燥方法を提供することを目
的とする。
を課題とするものであり、前記有機溶剤を使用すること
なく、短時間で極小・精密金属製品の脱脂乾燥を完全に
行うことが可能な減圧脱脂乾燥方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、被洗浄物を炭化水素系洗浄剤で洗浄する
工程と、前記洗浄後の被洗浄物を密閉容器内に装入する
工程と、前記被洗浄物を装入した密閉容器内を減圧する
工程と、を含むことを特徴とする減圧脱脂乾燥方法を提
供するものである。
に、本発明は、被洗浄物を炭化水素系洗浄剤で洗浄する
工程と、前記洗浄後の被洗浄物を密閉容器内に装入する
工程と、前記被洗浄物を装入した密閉容器内を減圧する
工程と、を含むことを特徴とする減圧脱脂乾燥方法を提
供するものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、炭化水素系洗浄剤で洗浄した
被洗浄物を密閉容器内に装入し、当該密閉容器内を減圧
することで、形状が複雑でサイズが小さい被洗浄物に対
しても、有機溶剤を使用せずに短時間で完全な脱脂乾燥
を行うことができる。即ち、前記密閉容器内を減圧する
と、炭化水素系洗浄剤の蒸気圧が高くなり、前記被洗浄
物に付着している炭化水素系洗浄剤の沸点が大気圧中に
おける沸点よりも低下する。従って、前記炭化水素系洗
浄剤は、大気圧中に存在している時よりも蒸発し易くな
り、脱脂乾燥が大幅に促進され、短時間で完全な脱脂乾
燥を行うことができる。
被洗浄物を密閉容器内に装入し、当該密閉容器内を減圧
することで、形状が複雑でサイズが小さい被洗浄物に対
しても、有機溶剤を使用せずに短時間で完全な脱脂乾燥
を行うことができる。即ち、前記密閉容器内を減圧する
と、炭化水素系洗浄剤の蒸気圧が高くなり、前記被洗浄
物に付着している炭化水素系洗浄剤の沸点が大気圧中に
おける沸点よりも低下する。従って、前記炭化水素系洗
浄剤は、大気圧中に存在している時よりも蒸発し易くな
り、脱脂乾燥が大幅に促進され、短時間で完全な脱脂乾
燥を行うことができる。
【0008】また、本発明に係る減圧脱脂乾燥方法で
は、有機溶剤を使用しないため、従来から有機溶剤の使
用に帰因して発生していた種々の問題を、根本的に解決
することができると共に、コストの低減を図ることもで
きる。さらに、前記密閉容器内の被洗浄物に、例えば、
赤外線ヒータや高周波加熱装置等を用いた所望の加熱を
行うことで、さらに脱脂乾燥性を向上させることが可能
となる。
は、有機溶剤を使用しないため、従来から有機溶剤の使
用に帰因して発生していた種々の問題を、根本的に解決
することができると共に、コストの低減を図ることもで
きる。さらに、前記密閉容器内の被洗浄物に、例えば、
赤外線ヒータや高周波加熱装置等を用いた所望の加熱を
行うことで、さらに脱脂乾燥性を向上させることが可能
となる。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係る一実施例について、図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施例に係る減
圧脱脂乾燥工程を示す構成図である。図1に示す減圧脱
脂乾燥工程では、被洗浄物12を供給するパーツフィー
ダ11、パーツフフィーダ11から供給された被洗浄物
12に、炭化水素系洗浄を行う洗浄機13、炭化水素系
洗浄後の被洗浄物12にエアー脱油を行う脱油機14、
エアー脱油後の被洗浄物12を収容し、例えば、網カゴ
又は油切り棚板が設けられ、被洗浄物12を平らに並べ
られる製品缶15、及び前記製品缶15に収容された被
洗浄物12に減圧乾燥を行う減圧乾燥機10が使用され
る。
を参照して説明する。図1は、本発明の実施例に係る減
圧脱脂乾燥工程を示す構成図である。図1に示す減圧脱
脂乾燥工程では、被洗浄物12を供給するパーツフィー
ダ11、パーツフフィーダ11から供給された被洗浄物
12に、炭化水素系洗浄を行う洗浄機13、炭化水素系
洗浄後の被洗浄物12にエアー脱油を行う脱油機14、
エアー脱油後の被洗浄物12を収容し、例えば、網カゴ
又は油切り棚板が設けられ、被洗浄物12を平らに並べ
られる製品缶15、及び前記製品缶15に収容された被
洗浄物12に減圧乾燥を行う減圧乾燥機10が使用され
る。
【0010】前記パーツフィーダ11と洗浄機13は、
ベルトコンベヤ28を介して連設されており、被洗浄物
12は、ベルトコンベヤ28により、パーツフィーダ1
1から洗浄機13へ搬送される。前記洗浄機13は、洗
浄機入口24、洗浄機出口25が開口されており、洗浄
機入口24と洗浄機出口25との間に位置する上方に
は、被洗浄物12に向けて洗浄剤を噴出する吹出口21
が設置されている。さらに、前記吹出口21に対向する
下方には、被洗浄物12を載置して移動する洗浄コンベ
ヤ20が、洗浄機入口24及び洗浄機出口25を貫通し
た状態で設置されており、被洗浄物12は、洗浄コンベ
ヤ20上より洗浄機入口24から洗浄機出口25に向け
て洗浄機13内を搬送されている間に、前記吹出口21
から噴出される洗浄剤により洗浄される。
ベルトコンベヤ28を介して連設されており、被洗浄物
12は、ベルトコンベヤ28により、パーツフィーダ1
1から洗浄機13へ搬送される。前記洗浄機13は、洗
浄機入口24、洗浄機出口25が開口されており、洗浄
機入口24と洗浄機出口25との間に位置する上方に
は、被洗浄物12に向けて洗浄剤を噴出する吹出口21
が設置されている。さらに、前記吹出口21に対向する
下方には、被洗浄物12を載置して移動する洗浄コンベ
ヤ20が、洗浄機入口24及び洗浄機出口25を貫通し
た状態で設置されており、被洗浄物12は、洗浄コンベ
ヤ20上より洗浄機入口24から洗浄機出口25に向け
て洗浄機13内を搬送されている間に、前記吹出口21
から噴出される洗浄剤により洗浄される。
【0011】前記脱油機14は、脱油機入口26、脱油
機出口27が開口されており、脱油機入口26と脱油機
出口27との間に位置する上方には、被洗浄物12に向
けてエアーを噴出するエアー吹出口22が設置されてい
る。さらに、前記エアー吹出口22に対向する下方に
は、被洗浄物12を載置して移動する脱油コンベヤ29
が、脱油機入口26及び脱油機出口27を貫通した状態
で設置されている。前記被洗浄物12は、脱油コンベヤ
29で脱油機入口26から脱油機出口27に向けて脱油
機14内を搬送されている間に、エアー吹出口22から
噴出されるエアーにより脱油される。
機出口27が開口されており、脱油機入口26と脱油機
出口27との間に位置する上方には、被洗浄物12に向
けてエアーを噴出するエアー吹出口22が設置されてい
る。さらに、前記エアー吹出口22に対向する下方に
は、被洗浄物12を載置して移動する脱油コンベヤ29
が、脱油機入口26及び脱油機出口27を貫通した状態
で設置されている。前記被洗浄物12は、脱油コンベヤ
29で脱油機入口26から脱油機出口27に向けて脱油
機14内を搬送されている間に、エアー吹出口22から
噴出されるエアーにより脱油される。
【0012】また、前記脱油機14を出た被洗浄物12
は、整列機30により製品缶15に平らになるように整
列される。前記減圧乾燥機10は、隔壁23により分割
された予備室16と減圧室17とから構成されており、
前記予備室16側に、開閉自在な乾燥機入口31が設置
されている。そして、この乾燥機入口31を閉鎖した際
には、予備室16内を密閉状態に保持することが可能と
なっており、被洗浄物12に付着した残余の洗浄剤を予
備乾燥させるために、隔壁23を閉じ、抜気したり温風
乾燥することができる。そして、前記被洗浄物12を予
備乾燥することにより、減圧室17での本乾燥時間を短
縮及び確実に行うことができる。さらに、前記予備室1
6と減圧室17とを分割する隔壁23にも、開閉自在な
被洗浄物出入口32が設置されており、被乾燥物12
は、予備室16と減圧室17との間を往復可能となって
いる。そして、この被洗浄物出入口32を閉鎖した際に
は、減圧室17内を密閉状態に保持することが可能とな
っている。前記減圧室17には、減圧室17内を減圧す
る真空ポンプ19が接続されており、さらに、被洗浄物
12を加熱するための赤外線加熱器18が設置されてい
る。
は、整列機30により製品缶15に平らになるように整
列される。前記減圧乾燥機10は、隔壁23により分割
された予備室16と減圧室17とから構成されており、
前記予備室16側に、開閉自在な乾燥機入口31が設置
されている。そして、この乾燥機入口31を閉鎖した際
には、予備室16内を密閉状態に保持することが可能と
なっており、被洗浄物12に付着した残余の洗浄剤を予
備乾燥させるために、隔壁23を閉じ、抜気したり温風
乾燥することができる。そして、前記被洗浄物12を予
備乾燥することにより、減圧室17での本乾燥時間を短
縮及び確実に行うことができる。さらに、前記予備室1
6と減圧室17とを分割する隔壁23にも、開閉自在な
被洗浄物出入口32が設置されており、被乾燥物12
は、予備室16と減圧室17との間を往復可能となって
いる。そして、この被洗浄物出入口32を閉鎖した際に
は、減圧室17内を密閉状態に保持することが可能とな
っている。前記減圧室17には、減圧室17内を減圧す
る真空ポンプ19が接続されており、さらに、被洗浄物
12を加熱するための赤外線加熱器18が設置されてい
る。
【0013】なお、前記製品缶15と減圧乾燥機10
は、例えば、図示しないベルトコンベヤ等を介して接続
し、当該ベルトコンベヤ等により、被洗浄物12を収容
した製品缶15を、前記減圧乾燥機10まで搬送しても
よく、また、減圧乾燥機10を独立した状態で設置し、
台車等の搬送手段を用いて前記製品缶15を、当該減圧
乾燥機10まで搬送してもよい。
は、例えば、図示しないベルトコンベヤ等を介して接続
し、当該ベルトコンベヤ等により、被洗浄物12を収容
した製品缶15を、前記減圧乾燥機10まで搬送しても
よく、また、減圧乾燥機10を独立した状態で設置し、
台車等の搬送手段を用いて前記製品缶15を、当該減圧
乾燥機10まで搬送してもよい。
【0014】そして、本実施例では、減圧乾燥機10内
に、被洗浄物12を加熱するための赤外線加熱器18を
設置したが、これに限らず、高周波加熱器、セラミック
ヒータ、電熱ヒータ等、他の加熱手段を設置してもよ
く、また、加熱手段は、必ずしも設置する必要はない。
さらに、本実施例では、減圧乾燥機10内を予備室16
と減圧室17とに分割したが、減圧乾燥機10内を密閉
・減圧可能であれば、必ずしも予備室16と減圧室17
とに分割する必要はなく、一つの部屋とする構造を有し
てもよい。
に、被洗浄物12を加熱するための赤外線加熱器18を
設置したが、これに限らず、高周波加熱器、セラミック
ヒータ、電熱ヒータ等、他の加熱手段を設置してもよ
く、また、加熱手段は、必ずしも設置する必要はない。
さらに、本実施例では、減圧乾燥機10内を予備室16
と減圧室17とに分割したが、減圧乾燥機10内を密閉
・減圧可能であれば、必ずしも予備室16と減圧室17
とに分割する必要はなく、一つの部屋とする構造を有し
てもよい。
【0015】また、本実施例で説明したパーツフィーダ
11、洗浄機13、エアー脱油機14は、一例であり、
他の公知のパーツフィーダ、洗浄機、脱油機を使用して
もよく、或いは、所望により他の機能を有する装置を付
加してもよいことは勿論である。そしてまた、本実施例
では、図1に基づいて減圧乾燥気10を説明したが、本
出願人が先に出願した特願平2−273065号に提案
するかんつ手段を有する真空乾燥装置及び方法によって
も、本願の目的を充分に達成することができる。即ち、
分割された複数の金型が合体することによって、密閉容
器を形成し、前記密閉容器内へ軸受を連続的に搬送し、
前記密閉容器を減圧し、加熱乾燥する装置及び方法よっ
ても、本願の目的を充分に達成することができるもので
ある。
11、洗浄機13、エアー脱油機14は、一例であり、
他の公知のパーツフィーダ、洗浄機、脱油機を使用して
もよく、或いは、所望により他の機能を有する装置を付
加してもよいことは勿論である。そしてまた、本実施例
では、図1に基づいて減圧乾燥気10を説明したが、本
出願人が先に出願した特願平2−273065号に提案
するかんつ手段を有する真空乾燥装置及び方法によって
も、本願の目的を充分に達成することができる。即ち、
分割された複数の金型が合体することによって、密閉容
器を形成し、前記密閉容器内へ軸受を連続的に搬送し、
前記密閉容器を減圧し、加熱乾燥する装置及び方法よっ
ても、本願の目的を充分に達成することができるもので
ある。
【0016】次に、本実施例に係る減圧脱脂乾燥方法に
より被洗浄物を洗浄・脱脂乾燥する工程について説明す
る。先ず、パーツフィーダ11から供給された被洗浄物
12は、ベルトコンベヤ28により洗浄機13まで搬送
され、洗浄コンベヤ20により洗浄機入口24から洗浄
機13内に装入され、洗浄機出口25に向けて洗浄機1
3内を進む。この時、被洗浄物12は、吹出口21から
噴出される炭化水素系洗浄剤によりジェット洗浄され
る。なお、本実施例では、炭化水素系洗浄剤として白灯
油を用いた。
より被洗浄物を洗浄・脱脂乾燥する工程について説明す
る。先ず、パーツフィーダ11から供給された被洗浄物
12は、ベルトコンベヤ28により洗浄機13まで搬送
され、洗浄コンベヤ20により洗浄機入口24から洗浄
機13内に装入され、洗浄機出口25に向けて洗浄機1
3内を進む。この時、被洗浄物12は、吹出口21から
噴出される炭化水素系洗浄剤によりジェット洗浄され
る。なお、本実施例では、炭化水素系洗浄剤として白灯
油を用いた。
【0017】次に、洗浄機出口25から搬出された被洗
浄物12は、洗浄コンベヤ20から脱油コンベヤ29に
送られ、脱油機14に搬送される。脱油機14に搬送さ
れた被洗浄物12は、脱油コンベヤ29により脱油機入
口26から脱油機14内に装入され、脱油機出口27に
向けて脱油機14内を進む。この時、被洗浄物12は、
エアー吹出口22から噴出されるエアーブローにより脱
油される。なお、本実施例では、被洗浄物12に付着し
た洗浄剤をエアーブローにより脱油する方法について説
明したが、前記被洗浄物12を油切りができる(例え
ば、網状のカゴ等)容器に入れ、遠心脱油(例えば、3
200r.p.m.で回転)してもよい。そして、脱油後は、
前記容器を製品缶15として用い、減圧乾燥機10の予
備室16に搬送し、予備乾燥してもよい。
浄物12は、洗浄コンベヤ20から脱油コンベヤ29に
送られ、脱油機14に搬送される。脱油機14に搬送さ
れた被洗浄物12は、脱油コンベヤ29により脱油機入
口26から脱油機14内に装入され、脱油機出口27に
向けて脱油機14内を進む。この時、被洗浄物12は、
エアー吹出口22から噴出されるエアーブローにより脱
油される。なお、本実施例では、被洗浄物12に付着し
た洗浄剤をエアーブローにより脱油する方法について説
明したが、前記被洗浄物12を油切りができる(例え
ば、網状のカゴ等)容器に入れ、遠心脱油(例えば、3
200r.p.m.で回転)してもよい。そして、脱油後は、
前記容器を製品缶15として用い、減圧乾燥機10の予
備室16に搬送し、予備乾燥してもよい。
【0018】次いで、脱油機14から搬出された被洗浄
物12は、脱油コンベヤ29から整列機30に送られ、
整列機30により製品缶15内に収容される。被洗浄物
12を収容した製品缶15は、減圧乾燥機10に搬送さ
れ、乾燥機入口31から予備室16に装入される。次
に、乾燥機入口31を閉鎖し、予備室16を密閉状態と
し、予備乾燥を行う。この予備乾燥は、前述のように、
隔壁23を閉じることで、他の被洗浄物12を減圧室1
7で減圧本乾燥中でも行うことができる。次いで、被洗
浄物出入口32を開放し、予備室16内の製品缶15を
減圧室17内に装入し、被洗浄物出入口32を閉鎖す
る。その後、先ず、真空ポンプ19を作動し、減圧室1
7内を減圧状態にしてから赤外線加熱器18により被洗
浄物12を80℃程度まで加熱する。この時、前記減圧
室17内は、760×10-3〜760×10-4Torr
になるまで減圧した。
物12は、脱油コンベヤ29から整列機30に送られ、
整列機30により製品缶15内に収容される。被洗浄物
12を収容した製品缶15は、減圧乾燥機10に搬送さ
れ、乾燥機入口31から予備室16に装入される。次
に、乾燥機入口31を閉鎖し、予備室16を密閉状態と
し、予備乾燥を行う。この予備乾燥は、前述のように、
隔壁23を閉じることで、他の被洗浄物12を減圧室1
7で減圧本乾燥中でも行うことができる。次いで、被洗
浄物出入口32を開放し、予備室16内の製品缶15を
減圧室17内に装入し、被洗浄物出入口32を閉鎖す
る。その後、先ず、真空ポンプ19を作動し、減圧室1
7内を減圧状態にしてから赤外線加熱器18により被洗
浄物12を80℃程度まで加熱する。この時、前記減圧
室17内は、760×10-3〜760×10-4Torr
になるまで減圧した。
【0019】このようにして被洗浄物12の乾燥を行う
ことで、当該被洗浄物12は、短時間で完全に乾燥し
た。なお、本実施例では、炭化水素系洗浄剤として白灯
油を使用したが、これに限らず、石油を分溜して白灯油
に準ずる物理的特性及び化学的特性を有する、例えば、
エクソン社の「アクトレル」1178L,114DL,
1111L等の洗浄剤、あるいは、石油系または炭化水
素系軽質油等を適宜選択できる。
ことで、当該被洗浄物12は、短時間で完全に乾燥し
た。なお、本実施例では、炭化水素系洗浄剤として白灯
油を使用したが、これに限らず、石油を分溜して白灯油
に準ずる物理的特性及び化学的特性を有する、例えば、
エクソン社の「アクトレル」1178L,114DL,
1111L等の洗浄剤、あるいは、石油系または炭化水
素系軽質油等を適宜選択できる。
【0020】さらに、本実施例では、減圧室17内を7
60×10-3〜760×10-4Torrになるまで減圧
したが、これに限らず、減圧状態は、10-1Torr、
または、0.1〜0.3気圧など、被洗浄物12や洗浄
剤により、適宜選択することができる。次に、炭化水素
系洗浄剤を乾燥(蒸発)させる際の雰囲気の圧力と蒸発
量との関係を以下の方法で調査した。
60×10-3〜760×10-4Torrになるまで減圧
したが、これに限らず、減圧状態は、10-1Torr、
または、0.1〜0.3気圧など、被洗浄物12や洗浄
剤により、適宜選択することができる。次に、炭化水素
系洗浄剤を乾燥(蒸発)させる際の雰囲気の圧力と蒸発
量との関係を以下の方法で調査した。
【0021】前記洗浄機13を使用し、被洗浄物12と
してミニアチュア軸受完成品(名番#695)を洗浄し
た後、前記脱油機14を使用して脱油を行った。このエ
アー脱油後の各軸受には、5mgの炭化水素系洗浄剤が
付着していた。次に、この軸受を減圧乾燥機10を使用
し、減圧室17内を、10-1Torr、25℃に設定し
た場合と、大気圧、25℃に設定した場合における乾燥
状態について調査した。なお、炭化水素系洗浄剤とし
て、白灯油と灯油を分留して得た市販品(C8 〜C12の
石油系炭化水素)を使用した。この結果を図2に示す。
してミニアチュア軸受完成品(名番#695)を洗浄し
た後、前記脱油機14を使用して脱油を行った。このエ
アー脱油後の各軸受には、5mgの炭化水素系洗浄剤が
付着していた。次に、この軸受を減圧乾燥機10を使用
し、減圧室17内を、10-1Torr、25℃に設定し
た場合と、大気圧、25℃に設定した場合における乾燥
状態について調査した。なお、炭化水素系洗浄剤とし
て、白灯油と灯油を分留して得た市販品(C8 〜C12の
石油系炭化水素)を使用した。この結果を図2に示す。
【0022】図2から、減圧室17内を減圧した場合
(10-1Torr、25℃)は、減圧しない場合(大気
圧)に比べ、乾燥時間が著しく短縮したことが確認され
た。次に、炭化水素系洗浄剤を乾燥(蒸発)させる際の
雰囲気温度と蒸発量との関係を以下の方法で調査した。
シャーレに炭化水素系洗浄剤として白灯油を20ml入
れたサンプルを3つ用意し、各々のサンプルを25℃、
60℃、80℃の恒温槽(大気圧)に装入し、前記白灯
油の蒸発残量を調査した。この結果を図3に示す。
(10-1Torr、25℃)は、減圧しない場合(大気
圧)に比べ、乾燥時間が著しく短縮したことが確認され
た。次に、炭化水素系洗浄剤を乾燥(蒸発)させる際の
雰囲気温度と蒸発量との関係を以下の方法で調査した。
シャーレに炭化水素系洗浄剤として白灯油を20ml入
れたサンプルを3つ用意し、各々のサンプルを25℃、
60℃、80℃の恒温槽(大気圧)に装入し、前記白灯
油の蒸発残量を調査した。この結果を図3に示す。
【0023】図3より、80℃の恒温槽に入れたサンプ
ルは、約1時間30分程度で白灯油が全て蒸発し、60
℃の恒温槽に入れたサンプルは、約2時間15分程度で
白灯油が全て蒸発したが、25℃の恒温槽に入れたサン
プルは、6時間以上経過しても、60%以上の白灯油が
残留していることが確認された。以上から、雰囲気温度
及び真空度を上げることにより、炭化水素系洗浄剤の蒸
発が促進されることが立証された。
ルは、約1時間30分程度で白灯油が全て蒸発し、60
℃の恒温槽に入れたサンプルは、約2時間15分程度で
白灯油が全て蒸発したが、25℃の恒温槽に入れたサン
プルは、6時間以上経過しても、60%以上の白灯油が
残留していることが確認された。以上から、雰囲気温度
及び真空度を上げることにより、炭化水素系洗浄剤の蒸
発が促進されることが立証された。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る減圧
脱脂乾燥方法によれば、炭化水素系洗浄剤で洗浄した被
洗浄物を密閉容器内に装入し、当該密閉容器内を減圧す
ることで、前記被洗浄物に付着している炭化水素系洗浄
剤の蒸発を促進することができる。従って、形状が複雑
でサイズが小さい被洗浄物に対しても、有機溶剤を使用
せずに短時間で完全な脱脂乾燥を行うことができる。こ
の結果、従来から有機溶剤の使用に帰因して発生してい
た種々の問題を、根本的に解決することができると共
に、コストの低減を図ることができる。
脱脂乾燥方法によれば、炭化水素系洗浄剤で洗浄した被
洗浄物を密閉容器内に装入し、当該密閉容器内を減圧す
ることで、前記被洗浄物に付着している炭化水素系洗浄
剤の蒸発を促進することができる。従って、形状が複雑
でサイズが小さい被洗浄物に対しても、有機溶剤を使用
せずに短時間で完全な脱脂乾燥を行うことができる。こ
の結果、従来から有機溶剤の使用に帰因して発生してい
た種々の問題を、根本的に解決することができると共
に、コストの低減を図ることができる。
【図1】本発明の実施例に係る減圧脱脂乾燥工程を示す
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の実施例に係る炭化水素系洗浄剤を乾燥
させる際の雰囲気の圧力と蒸発量との関係を示す図であ
る。
させる際の雰囲気の圧力と蒸発量との関係を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施例に係る炭化水素系洗浄剤を乾燥
させる際の雰囲気温度と蒸発量との関係を示す図であ
る。
させる際の雰囲気温度と蒸発量との関係を示す図であ
る。
10 減圧乾燥機 11 パーツフィーダ 12 被洗浄物 13 洗浄機 14 脱油機 15 製品缶 16 予備室 17 減圧室
Claims (1)
- 【請求項1】 被洗浄物を炭化水素系洗浄剤で洗浄する
工程と、前記洗浄後の被洗浄物を密閉容器内に装入する
工程と、前記被洗浄物を装入した密閉容器内を減圧する
工程と、を含むことを特徴とする減圧脱脂乾燥方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4171147A JPH067750A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 減圧脱脂乾燥方法 |
US07/937,381 US5337497A (en) | 1992-06-29 | 1992-08-31 | Method and apparatus for drying bearing |
GB9218518A GB2268253B (en) | 1992-06-29 | 1992-09-01 | Method and apparatus for drying objects |
GB9524818A GB2296556B (en) | 1992-06-29 | 1992-09-01 | Method for degreasing-drying objects |
US08/698,589 USRE36796E (en) | 1992-06-29 | 1996-08-16 | Method and apparatus for drying bearing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4171147A JPH067750A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 減圧脱脂乾燥方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067750A true JPH067750A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15917863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4171147A Pending JPH067750A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 減圧脱脂乾燥方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5337497A (ja) |
JP (1) | JPH067750A (ja) |
GB (1) | GB2268253B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018146195A (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-20 | セイコーエプソン株式会社 | 乾燥装置、記録装置及び乾燥方法 |
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CN112024234A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-12-04 | 烟台美丰机械有限公司 | 轨道清洗机 |
JP6994127B1 (ja) * | 2021-03-22 | 2022-01-14 | 株式会社スギノマシン | 減圧乾燥機 |
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GB343981A (en) * | 1928-11-29 | 1931-02-27 | Friberg S Hoegvacuumpump Ab | Improved method of drying wet materials |
GB572708A (en) * | 1943-06-15 | 1945-10-19 | George Irsay De Irsa | An improved process and apparatus for drying wood |
IT501827A (ja) * | 1954-01-25 | |||
GB875614A (en) * | 1959-02-24 | 1961-08-23 | J P Filhol Ltd | Apparatus for cleaning jewels, jewellery and the like |
GB1280079A (en) * | 1969-03-31 | 1972-07-05 | Boewe Boehler & Weber Kg Masch | Method and apparatus for the removal of solvents from lubricants |
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-
1992
- 1992-06-29 JP JP4171147A patent/JPH067750A/ja active Pending
- 1992-08-31 US US07/937,381 patent/US5337497A/en not_active Ceased
- 1992-09-01 GB GB9218518A patent/GB2268253B/en not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-08-16 US US08/698,589 patent/USRE36796E/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
GB2268253A (en) | 1994-01-05 |
GB2268253B (en) | 1997-01-29 |
GB9218518D0 (en) | 1992-10-14 |
US5337497A (en) | 1994-08-16 |
USRE36796E (en) | 2000-08-01 |
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