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JPH06734U - ボール箱組立装置 - Google Patents

ボール箱組立装置

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Publication number
JPH06734U
JPH06734U JP1672293U JP1672293U JPH06734U JP H06734 U JPH06734 U JP H06734U JP 1672293 U JP1672293 U JP 1672293U JP 1672293 U JP1672293 U JP 1672293U JP H06734 U JPH06734 U JP H06734U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
assembly
carton
folding
box
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP1672293U
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English (en)
Inventor
ダブリュー ウルリッヒ ローレンス
ダブリュー ウォーカー コニー
Original Assignee
デュラブル パッケイジング コーポレーション
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Publication date
Application filed by デュラブル パッケイジング コーポレーション filed Critical デュラブル パッケイジング コーポレーション
Priority to JP1672293U priority Critical patent/JPH06734U/ja
Publication of JPH06734U publication Critical patent/JPH06734U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンパクトにしたボール箱組立装置を提供す
る。 【構成】 ボール箱素材貯蔵セクション12、組立セク
ション14、底フラップ折り畳みセクション16を有す
る。ボール箱素材貯蔵セクション12は素材を貯え、こ
れを組立セクション14に向かって押すマガジン組立体
を有し、組立セクション14は、ボール箱素材の移動方
向に対して横方向に移動できる水平なキヤリエッジ板3
0に装着されたボール箱素材開き組立体42を有する。
回動アーム組立体46が折り畳みアーム組立体44に回
動自在に取り付けられ、かつ折り畳みアーム組立体44
に平行な第1位置と折り畳みアーム組立体44と垂直な
第2位置との間を移動できる。回動アーム組立体及び折
り畳みアーム組立体の第2位置への移動により、ボール
箱素材を管状形体へ組み立てるときにボール箱素材の側
パネルを把持する吸引カップ90が回動アーム組立体4
6に取り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、側パネル及び端パネルと、これらと一体の底フラップとを有する折 り畳み可能なボール箱素材を組み立てるためのボール箱組立装置に関し、特に組 立式の形態で装置に供給されるボール箱素材を組立て引き続いて、ボール箱の底 フラップを折り畳むための装置に関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする問題点】
矩形4フラップ型式の折り畳み可能な在来の輸送用容器は、代表的には所定の 型に切断した単一片の厚紙、段ボール等から製造され、矩形のボール箱への折り 畳みを容易にする筋付け折り畳み線を備えている。製造者は通常厚紙の型を一旦 2つの対向した縁部を合わせるように折り畳み、次いでこれら2つの縁部を例え は接着テープ片で接合し、これにより“マニュファクチャーズジョイント”とし て通常知られるものを形成する。ボール箱を使用のため組立てるとき、マニュフ ァクチャーズジョイントはボール箱の端パネルと側パネルの出合いによって構成 されるコーナーにある。
【0003】 ボール箱製造者は、ボール箱素材をこのコンパクトな形態で船積みするが、各 々のボール箱素材は半分折り畳まれ、かつ、マニュファクチャーズジョイントに よって接合された自由端部を有する一枚の段ボールである。このコンパクトな折 り畳み形状は当該技術、以下の説明及び実用新案登録請求の範囲において用語“ 組立式”と呼ばれている。使用者が受け取る時に、各ボール箱を矩形形状に開き 、次いで底フラップを閉鎖位置に内方へ折り畳むことによって各ボール箱を組立 てなければならない。次いで、底フラップを代表的には接着剤により、ガムテー プ片により、又はホッチキスで閉鎖位置に維持する。本考案は、RSC(標準の スロット付ボール箱)、半入れ子式として知られる型式の折り畳み可能な4フラ ップボール箱を組立るための装置に関する。
【0004】 側パネルと、この側パネルと一体の底フラップ及び上フラップとを有する組立 式の又はつぶされた管状形成ボール箱或いはボール箱素材として供給されるよう なボール箱素材を組立てかつその底を閉鎖するように設計された既知の装置は、 ボール箱素材用マガジンを支持する支持部と、ボール箱素材を引き出してこれを 送る供給ユニットと、ボール箱に充填する前に底フラップを折り込んで、おそら く、密封するための底閉鎖装置とを備えている。供給ユニットは供給路に垂直に 取付けられる空気で作用するキャッチャーを備え、このキャッチャーはボール箱 素材を把持し、これをマガジンから引き出し、かつボール箱素材とともに供給路 に沿って移動することができるように伸張可能であり、このような移動中、ボー ル箱は管状形態に組立てられ、底フラップは折り込まれる。この段階で、キャッ チャーはボール箱から離され、他のボール箱を把持するために戻る。既知の装置 では、組立ボール箱を把持してこれを組立てるためマガジンに近づいたり遠ざか ったりする第1の直線運動と、組立てたボール箱を装置から搬送するため第1の 直線運動に垂直な第2の直線運動とが存在する。これら2つの直線運動は装置の 外形寸法の相当な増大を必要とする。このような装置の例は米国特許第RE27 631号及び第4285689号に開示されている。
【0005】 本考案の目的は、装置全体の外形寸法を小さくできるように構成したボール箱 組立装置を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決する手段】
本考案のボール箱組立装置はボール箱素材貯蔵セクション、ボール箱組立セク ション及び低フラップ折り畳みセクションを有している。 ボール箱素材貯蔵セクションは、組立式ボール箱素材を実質的に垂直な向きで 蓄えてこれをボール箱組立セクションに向って付勢するためのマガジン組立体を 有する。
【0007】 ボール箱組立セクションは、マガジン組立体内のボール箱素材の移動方向に直 交する方向に移動できる実質的に水平なキャリエッジ板上に取付けられたボール 箱開放組立体を有する。ボール箱開放組立体は折り畳みアーム組立体と回動アー ム組立体とを有する。折り畳みアーム組立体はキャリエッジ板に固定した実質的 に垂直な軸を中心に回動し、かつ、マガジン組立体内の前方のボール箱素材の側 パネルに一般的に平行な第1の位置とボール箱の側パネルに一般的に垂直な第2 の位置との間を移動することができる。回動アーム組立体は、折り畳みアーム組 立体に回動自在に取付けられ、かつ折り畳みアーム組立体に実質的に平行な第1 の位置と折り畳みアーム組立体に実質的に垂直な第2の位置との間を移動するこ とができる。
【0008】 回動アーム組立体及び折り畳みアーム組立体がこれらの第1の位置にあるとき 、マガジン装置から前方のボール箱素材の側パネルを把持するための少なくとも 1つの吸引カップを有する把持装置が回動アーム組立体に取付けられている。回 転アーム組立体及び折り畳みアーム組立体の第2の位置への移動によりボール箱 素材の端パネルを折り畳みアーム組立体に接触させてボール箱素材を管状の形態 に組立てる。キャリエッジ板は、ボール箱組立セクション内の第1の位置と、底 フラップ折り畳みセクションへ延び、組立ボール箱を底フラップ折り畳みセクシ ョンへ搬送するための第2の位置との間を、実質的に水平な平面で移動すること ができる。
【0009】 本考案の装置は、好適には組立ボール箱を底フラップを折り込むための底フラ ップ折り畳み装置を有している。底フラップ折り畳み装置は、ボール箱組立セク ション内に回動自在に取付けられ、組立ボール箱のトレーリング底端フラップで 折り込むためのフラップキッカー組立体を有している。底フラップ折り畳みセク ションを通してボール箱が移動するとき、組立ボール箱のリーディング底端フラ ップと底側フラップとを夫々折り込むための長手方向に延びたプラウ部材と1対 の細まり側プラウバーとが底フラップ折り畳みセクション内に取付けられている 。 要するに、本考案によれば、側パネル及び端パネルと、これらパネルと一体 に形成した頂フラップ及び底フラップとを有する組立式ボール箱素材として供給 されるボール箱を組立ててその底を閉鎖するボール箱組立装置において:組立式 ボール箱素材を、その底フラップを下にして実質的に垂直な向きで貯蔵しこれを ボール箱組立セクションに向って付勢するためのマガジン装置を有するボール箱 素材貯蔵セクションを備え;前記ボール箱組立セクションはボール箱素材を前記 マガジン装置から受け入れ、前記ボール箱素材を管状形態に組立てるためのボー ル箱開放組立体を備え、このボール箱開放組立体は、実質的に垂直な軸を中心に 回動し、かつ、前記マガジン装置内で前記組立式ボール箱素材の側パネルに一般 的に平行な第1の位置と前記組立式ボール箱素材の側パネルに一般的に垂直な第 2の位置との間を移動することのできる折り畳みアームと、前記折り畳みアーム に回動自在に取付けられ、前記折り畳みアームに実質的に平行な第1の位置と前 記折り畳みアームに実質的に垂直な第2の位置との間を移動することのできる回 動アームとを有し、前記ボール箱開放組立体は、更に、前記折り畳みアームをそ の第1と第2の位置との間を移動させるための第1の位置と、前記回動アームを その第1と第2の位置との間を移動させるための第2の装置と、前記回動アーム 及び折り畳みアームがこれらの第1の位置にあるとき、前記ボール箱素材の側パ ネルを前記マガジン装置から把持するための前記回動アームに連結した把持装置 とを備え、前記回動アーム及び折り畳みアームをこれらの第2の位置へ移動させ るとき、前記ボール箱素材の端パネルは前記折り畳みアームと接触してボール箱 素材を管状形態に組立て、前記折り畳みアームは実質的に水平なキャリエッジ板 に回転自在に取付けた実質的に垂直な第1の軸に取付けられ、前記キャリエッジ 板前記ボール箱開放組立体の下に延び、かつ、これに取付けられ、前記キャリエ ッジ板を、第3の装置により実質的に水平平面を通して前記ボール箱組立セクシ ョン内の第1の位置と、底フラップ折り畳みセクションへ延び、組立ボール箱を 底フラップ折り畳みセクション内へ搬送するため第2の位置との間を移動させる ことができ、更に組立ボール箱の底フラップを折り込むための底フラップ折り畳 み装置を備えることを特徴とするボール箱組立装置を提供する。
【0010】 さらに別の特徴は、添付図面を参照して以下の詳細な説明から明らかになろう 。
【0011】
【好適実施例の説明】
図面は、10で一般的に示すボール箱組立装置の好適実施例の種々の図を示す 。装置10の説明を容易にするために、装置をボール箱素材の貯蔵セクション又 はマガジンセクション12、ボール箱組立セクション14、及び底フラップ折り 畳みセクション16に機械的に分割する。セクション12、14、16は、18 で一般的に示す適当なフレーム構造体に取付けられている。図1ないし図4を参 照すると、ボール箱素材貯蔵セクション12は、フレーム構造体18の一方の側 部から延びているのに対し、ボール箱組立セクション14及び底フレーム折り畳 みセクションはフレーム構造体18内にある。
【0012】 ボール箱素材貯蔵セクション12は、ボール箱素材22を支持しかつこれをボ ール箱組立セクション14へ一枚ずつ送り込むための適当なマガジン組立体20 を有している。在来方法でのマガジン組立体20は、ボール箱素材22を実質的 に垂直な位置に支持するための傾斜した底ガイド24と側ガイド26とを有して いる。代表的には、ボール箱素材をボール箱組立セクション14に向って付勢す る適当な釣合重り(図示せず)が設けられている。
【0013】 図2ないし図6を参照すると、ボール箱組立セクション14は、組立式のボー ル箱素材22を受け入れるためにマガジン組立体20と向かい合いの関係に位置 決めされている。実質的に水平なキャリエッジ板30が、マガジン組立体20内 のボール箱素材の移動方向に対して直角方向に移動可能にフレーム構造体18の 下部分内に取付けられている。キャリエッジ板30は、フレーム構造体18にし っかりと所定位置に固定された案内軸32、34に沿って摺動運動可能に適当に 取付けられている。キャリエッジ板30の移動はキャリエッジ用空気ピストン・ シリンダ組立体36によって制御されるのが好ましく、シリンダ部分38はキャ リエッジ板30の下側に固定され、ピストン部分40はフレーム構造体18に固 定されている。ピストン部分40の伸縮によりキャリエッジ板30をボール箱組 立セクション14内の第1の位置と底フラップ折り畳みセクション16へ延びて いる第2の位置との間を夫々移動させる。
【0014】 組立式のボール箱素材をマガジン組立体20から受け取り、かつ、ボール箱素 材を底フラップ折り畳みセクション16に移動するための開放管状形態に開くた めのボール箱素材開き組立体42がキャリエッジ30に取付けられている。組立 体42は折り畳みアーム組立体44と回動アーム組立体46とを有する。 折り畳みアーム組立体44は折り畳みアーム即ち板48を有し、この板48は 垂直に延びた前面50と後面52とを有し、この板48は垂直方向に間隔をへだ てた1対の溝形支持部材54にこの部材54を貫いて部材54の中へ延びている 締付手段55によって摺動可能に取付けられている。支持部材54は、垂直方向 に延びた板56に固定され、一方、この板は軸58とともに回転運動可能に垂直 方向に延びた軸58に適当に取付けられている。軸58は、下端がキャリエッジ 板30に固定されている直立の支持部材60を介してカートリッジ板30に回転 自在に取付けられている。軸58は、支持部材60に固定されている上下の軸受 62を通って延びている。軸58を通る垂直軸線を中心とする折り畳みアーム組 立体44の回動は、折り畳みアーム用空気ピストン・シリンダ組立体64によっ て制御されるのが好ましく、シリンダ部分66はキャリエッジ板30に取付けら れ、ピストン部分68は板56に適当に取付けられている。ピストン部分68の 伸縮により折り畳みアーム組立体44を、図2で分るように、前面50がマガジ ン組立体20内の前方の組立式ボール箱素材の側パネルと一般的に平行になるよ うな第1の位置と、図3で分るように、前面50がこのような側パネルと一般的 に垂直になるような第2の位置との間を夫々回動させる。
【0015】 回動アーム組立体46は、一般的に水平方向に延びた溝形回動アーム部材70 を有し、この部材70はその内方端部が折り畳みアーム組立体44の折り畳みア ーム48に回動可能に取付けられている。図4及び図6を参照すると、回動アー ム70の内方端部は垂直軸72に取付けられ、一方、軸72は折り畳みアーム4 8の面50に固定されている上下の軸受74に回軸自在に支承されている。折り 畳みアーム組立体44に対し、軸72を通る垂直軸線を中心とする回動アーム7 0の回動は、回動アーム用空気ピストン・シリンダ組立体74によって制御され るのが好ましく、シリンダ部分76は支持部材54の間に回動自在に適当に取付 けられ、ピストン部分78は回動アーム70に取付けられた一対のクランク板8 0を介して回動アーム内方端部に回動自在に取付けられている。ピストン部分7 8の伸縮により、アーム70を図2で分かるように、折り畳みアーム48と実質 的に平行な第1の位置と、図4で分かるように折り畳みアーム48に実質的に垂 直な第2の位置との間を夫々回動させる。
【0016】 1対の吸引カップ組立体82が回動アーム70にこれとともに移動可能に取付 けられている。組立体82は真空源(図示せず)と連通している吸引カップ部材 84を有している。吸引カップ部材84はブラケット86に取付けられ、このブ ラケット86は回動アーム70に取付けた実質的に垂直な溝部材88に取付けら れている。吸引カップ部材84は溝部材88内でブラケット86の選択的位置決 めによって垂直方向に調整できるのが好ましい。吸引カップ部材84は回動アー ム70に対する溝部材88の選択的位置決めによって水平方向に調整できるのが 好ましい。回動アーム70がその第1の位置にあるとき、吸引カップ部材84の 吸引カップ部分90は、マガジン組立体20内の前方のボール箱素材に向って溝 部材70の前方へ延び、吸引カップ部分に真空を加えるとき、吸引カップ部分9 0はボール箱素材の側部パネルを把持する。
【0017】 底フラップキッカー組立体92が、ボール箱組立セクション14内に回動自在 に取付けられている。キッカー組立体92は、ブラケット95に回動自在に取付 けられているキッカー板94を有し、このブラケット95は支持部材60に取付 けられている。キッカー板94は、キッカー組立体用空気ピストン・シリンダ組 立体96によって制御されるのが好ましく、シリンダ部分98はキャリエッジ板 30に回動自在に取付けられ、ピストン部分100はキッカー板94に回動自在 に取付けられている。ピストン部分100の伸縮により、キッカー板94を図4 で分かるように、ボール箱の底部のトレーリング端フラップを折り込むための実 質的に水平な位置と、図2に示すような実質的な垂直な位置との間を夫々移動さ せることは明らかである。
【0018】 底フラップ折り畳みセクション16は、キャリエッジ板30によってセクショ ン16の中へ送り込まれる組立ボール箱の底側フラップとリーディング底端フラ ップとを折り込む底フラップ折り畳み装置を備えている。ボール箱のリーディン グ底端フラップを在来の方法で折り込むための長手方向に延びたプラウ部材10 2がフレーム構造体18に取付けられている。底部の側フラップを在来の方法で 折り込むための一対の細まり側プラウバー104が、フレーム構造体18に取付 けられている。
【0019】 一対の間隔をへだてた側ガイドレール105が、底フラップ折り畳みセクショ ン16内に支持されている。ガイドレール105は、種々の寸法のボール箱を案 内できるように適当な方法で水平に、かつ水垂に調整可能であるのが好ましい。 詳細には示さないが、ガイドレール105は組立ボール箱の側パネルに接触し、 かつ、組立ボール箱をセクション16を通して導くための動力式コンベア装置を 備えるのが良い。
【0020】 空気シリンダ組立体36、64、74、96の逐次作動は、在来の空気回路( 図示せず)の動力弁(図示せず)を以下のボール箱組立装置10の動作説明でも っと明らかになる方法で制御するためにキャリエッジ板30に位置決めしたリミ ットスイッチによって制御される。組立体37のピストン部分40の伸長を制御 する第1のリミットスイッチ106がキャリエッジ板30に適当に位置決めされ 、これにより折り畳みアーム48をその第2の位置へ移動させるとき、キャリエ ッジ板30をその第2の位置へ移動させる。リミットスイッチ106は又組立体 96のピストン部分100の伸長を制御し、これにより折り畳みアーム48をそ の第2の位置へ移動させるときキッカー板94をその水平位置へ移動させる。第 1のリミットスイッチ106は折り畳みアーム48に取付けた制御ピン107に よって作動される。
【0021】 キャリエッジ板がその第2位置へ移動するとき吸引カップ部材84への真空源 を閉鎖するための第2のリミットスイッチ108が、キャリエッジ板30に適当 に位置決めされている。第2のリミットスイッチ108は又、組立体74のピス トン部分78の収縮を制御し、これによりキャリエッジ板がその第2の位置へ移 動するとき回動アーム組立体46をその第1の位置へ移動させる。第2のリミッ トスイッチ108は又、組立体96のピストン部分100の収縮を制御し、これ によりキャリエッジ板がその第2の位置へ移動するときキッカー板94をその垂 直位置へ移動させる。第2のリミットスイッチ108はさらに組立体36のピス トン部分40の収縮を制御し、これによりキャリエッジ板30をその第1の位置 へ戻す。第2の位置へのキャリエッジ板の移動中、スイッチ108に接触してこ れを作動する戻り止め部材110がフレーム構造体18に取付けられている。戻 り止め部材110の長手方向に延びた部分は、スイッチをその作動位置に短時間 維持し、この間すぐ上で述べた作動が開始される。キャリエッジ部材30がその 第1の位置に戻り始めると、リミットスイッチは戻り止め部材110から離れ、 吸引カップ部材84への真空源を再び開く不作動位置に戻る。
【0022】 組立体64のピストン部分68の伸長を制御する第3のリミットスイッチ11 2が、キャリエッジ板30に適当に位置決めされて、キャリエッジ板30がその 第1の位置に戻るとき、折り畳みアーム組立体44をその第1の位置へ移動させ る。スイッチ112がキャリエッジ板30のその第1の位置へ移動中スイッチ1 12に接触してこれを作動する戻り止め部材がフレーム構造体18に取付けられ ている。
【0023】 ピストン部分68の収縮及びピストン部分78の伸長を制御する第4のリミッ トスイッチ116がキャリエッジ板30に適当に位置決めされ、これにより折り 畳みアーム組立体44がその第1の位置に達するとき、折り畳みアーム組立体4 4及び回動アーム組立体46のこれらの第2の位置への戻りを夫々開始する。折 り畳みアーム組立体44がその第1の位置に達するとき、板56がスイッチ11 6と接触するのでこれを作動する。
【0024】 組立装置10の作動サイクルを、装置にボール箱22を通すことによって説明 する。 装置を作動に備えるために、マガジン組立体20に複数の組立式ボール箱素材 を充填し、これらボール箱は全て垂直に向けられ、かつ同一方向に整列するよう にマガジン内に挿入される。ボール箱素材を、これらの側パネルが図1に示すよ うに左方に端折り部を有するような方向に整列させる。装置の組立の際、マガジ ン組立体20の部材24、26を、組立式ボール箱素材の全幅に既知の方法で取 付ける。マガジン組立体20の部材24はボール箱素材をボール箱組立セクショ ン14に向けるように適当に調整されているので、ボール箱の底の折り畳み線( 底部のフラップを折り込むとき、ボール箱の底に来る)は、キッカー板94がそ の水平位置にあるとき、キッカー板94と同じ高さになる。ガイドレール105 を、マガジン組立体20に装填した特定のボール箱の寸法を受け入れるために適 当に調整する。折り畳みアーム48を、組立ボール箱の長手方向の中心線とプラ ウ部材102とを整列させるように支持部材54に対して調整する。
【0025】 装置10は、作動サイクルの開始時に図2に示すように位置決めされている。 即ち、キャリエッジ板30、折り畳みアーム組立体44、及び回動アーム組立体 46は、これらの第1の位置にあり、キッカー板94はその垂直位置にある。又 、板56はスイッチ116と接触しており、戻り止め部材114はスイッチ11 2と接触している。
【0026】 装置10をこのように位置決めして装置を“オン”位置に働らかせるとき、真 空源は吸引カップ部材84に供給され、これにより吸引カップ90はマガジン組 立体20の前方のボール箱素材の側パネルを把持する。同時に、折り畳みアーム 組立体44及び回動アーム組立体46を、図3に実線で示すように、上述したよ うな方法で、夫々のシリンダ組立体64、74によってこれらの第2の位置へ移 動させる。折り畳みアーム組立体44及び回動アーム組立体がこれらの第2の位 置へ移動すると、先行するボール箱素材はボール箱の側パネルと接触している吸 引カップ90の内方への移動によってマガジン組立体20からボール箱組立セク ション14へ内方に、引き込まれる。折り畳みアーム48の回動により面50を ボール箱のトレーリング端パネルに接触させ、折り畳みアーム組立体44及び回 動アーム組立体が同時にこれらの第2の位置に達するときボール箱素材を管状の 組立形態に開く。
【0027】 折り畳みアーム組立体44がその第2の位置に達するときピン107はスイッ チ106と接触してこれを作動し、同時に、これによりシリンダ組立体96を作 動してキッカー板94をトレーリング底端フラップを折り込む水平位置に移動さ せ、シリンダ組立体36を作動してキャリエッジ組立体30のその第2の位置に 向う移動を開始させて、図3に仮想線で示すように、上述したような方法で組立 ボール箱を底フラップ折り畳みセクション16に搬送する。
【0028】 キャリエッジ板30が組立ボール箱を底フラップ折り畳みセクション16に搬 送する第2の位置に達するとき戻り止め部材110は、一連の作動の開始を制御 するスイッチ108に接触してこれを作動する。吸引カップ部材84への真空源 を遮断し、組立ボール箱を吸引カップ部材から離す。シリンダ組立体74は第1 の位置に戻る回動アーム組立体46の移動を開始させる。シリンダ組立体96は キッカー板組立体92の移動を開始させて、キッカー板94をその垂直位置に戻 す。シリンダ組立体36はキャリエッジ板30の移動を開始させて、キャリエッ ジ板30をその第1の位置に戻す。
【0029】 底フラップ折り畳みセクション16内の組立ボール箱を、適当な搬送装置(図 示せず)によって搬送して、組立ボール箱をセクション16を通して移動させる 。組立ボール箱がセクション16を通して移動するとき、プラウ102はリーデ ィング底フラップに接触し、かつこれを折り込む、側部のプラウ部材104は底 側フラップに接触してこれを折り込む。従って、ボール箱組立装置から出るボー ル箱は組立てられ、全ての底フラップは折り込まれる。
【0030】 キャリエッジ板30がボール箱組立セクション16を立ち去るときスイッチ1 08は戻り止め部材110との接触から解放され、最初の位置に戻り、その結果 吸引カップ部材84に真空の供給が戻る。キャリエッジ板30がボール箱組立セ クション14内の第1の位置に戻るとき、戻り止め部材114はスイッチ112 と接触してこれを作動し、シリンダ組立体64は折り畳みアーム組立体をその第 1の位置へ回動させる。今、ボール箱組立て組立体の構成要素は、次のボール箱 素材を把持して作動サイクルを繰返す準備の最初の位置にある。
【0031】 かくして組立体ボール箱素材を容易に組立てる新規なボール箱組立装置を説明 した。本発明を必要な程度の詳細について記載したが、この開示は例示としての みなされ、構造の詳細および部品の組立せと配列の種々の変更を実用新案登録請 求の範囲に記載の如き本考案の範囲および精神から逸脱することなく訴えること ができることが理解されよう。
【0032】
【考案の効果】
本考案は上述したように、往復動するキャリエッジ板にボール箱素材をマガジ ン装置から把持してこれを所定位置に移動させる把持装置を設けるとともに、折 り畳みアームを把持装置の移動と関連して作動させるようにしたので、キャリエ ッジ板の位置でボール箱の開放を行なわせ、キャリエッジ板の移動により、ボー ル箱を底フラップの折り込み位置へ移動させることができ、装置を全体的にコン パクトに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるボール箱組立装置の斜視図であ
る。
【図2】折り畳みアーム組立体及び回動アーム組立体を
これらの第1の位置で示した本考案の好ましい実施例に
よって構成したボール箱組立装置の部分平面図である。
【図3】折り畳みアーム組立体及び回動アーム組立体を
これらの第2の位置で、組み立てられたボール箱を装置
内に示している図2と同様なボール箱組立装置の部分平
面図である。
【図4】図3で組み立てられたボール箱を仮想線で装置
内に示しているようなボール箱組立装置を部分的に切欠
いた立面図である。
【図5】図4の線5−5における断面図である。
【図6】図4の線6−6における断面図である。
【符号の説明】
10 ボール箱組立装置 12 ボール箱素材貯蔵セクション又はマガジンセクシ
ョン 14 ボール箱組立セクション 16 底フラップ折り畳みセクション 18 フレーム構造体 20 マガジン組立体 22 空のボール箱 24 底ガイド 26 側ガイド 30 キャリエッジ板 32、34 案内軸 36、64、74 ピストン・シリンダ組立体 38 シリンダ部分 40 ピストン部分 44 折り畳みアーム組立体 46 回動アーム組立体 70 回動アーム 82 吸引カップ組立体 92 キッカー組立体 102 プラウ部材 104 側プラウバー 106 第1のリミットスイッチ 108 第2のリミットスイッチ 112 第3のリミットスイッチ 116 第4のリミットスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側パネル及び端パネルと、これらのパネ
    ルと一体に形成した頂フラップ及び底フラップとを有す
    る組立式ボール箱素材として供給されるボール箱を組立
    ててその底を閉鎖するボール箱組立装置において: (a) 組立式ボール箱素材を、その底フラップを下にして
    実質的に垂直な向きで貯蔵しこれをボール箱組立セクシ
    ョンに向って付勢するためのマガジン装置を有するボー
    ル箱素材貯蔵セクションを備え; (b) 前記ボール箱組立セクションはボール箱素材を前記
    マガジン装置から受け入れ、前記ボール箱素材を管状形
    態に組立てるためのボール箱開放組立体を備え、このボ
    ール箱開放組立体は、実質的に垂直な軸を中心に回動
    し、かつ、前記マガジン装置内で前記組立式ボール箱素
    材の側パネルに一般的に平行な第1の位置と前記組立式
    ボール箱素材の側パネルに一般的に垂直な第2の位置と
    の間を移動することのできる折り畳みアームと、前記折
    り畳みアームに回動自在に取付けられ、前記折り畳みア
    ームに実質的に平行な第1の位置と前記折り畳みアーム
    に実質的に垂直な第2の位置との間を移動することので
    きる回動アームとを有し、前記ボール箱開放組立体は、
    更に、前記折り畳みアームをその第1と第2の位置との
    間を移動させるための第1の位置と、前記回動アームを
    その第1と第2の位置との間を移動させるための第2の
    装置と、前記回動アーム及び折り畳みアームがこれらの
    第1の位置にあるとき、前記ボール箱素材の側パネルを
    前記マガジン装置から把持するための前記回動アームに
    連結した把持装置とを備え、前記回動アーム及び折り畳
    みアームをこれらの第2の位置へ移動させるとき、前記
    ボール箱素材の端パネルは前記折り畳みアームと接触し
    てボール箱素材を管状形態に組立て、 前記折り畳みアームは実質的に水平なキャリエッジ板に
    回転自在に取付けた実質的に垂直な第1の軸に取付けら
    れ、前記キャリエッジ板は前記ボール箱開放組立体の下
    に延び、かつ、これに取付けられ、 前記キャリエッジ板を、第3の装置により実質的に水平
    平面を通して前記ボール箱組立セクション内の第1の位
    置と、底フラップ折り畳みセクションへ延び、組立ボー
    ル箱を底フラップ折り畳みセクション内へ搬送するため
    第2の位置との間を移動させることができ、 更に組立ボール箱の底フラップを折り込むための底フラ
    ップ折り畳み装置を備えることを特徴とするボール箱組
    立装置。
JP1672293U 1993-04-05 1993-04-05 ボール箱組立装置 Pending JPH06734U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541299A (en) * 1978-09-15 1980-03-24 Sundpacma Ab Assembling device of corrugated cardboard box
JPS5564025A (en) * 1978-10-26 1980-05-14 Consumers Glass Co Ltd Packing device

Patent Citations (2)

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