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JPH0671986U - 水中配管設備における遠隔操作用流体供給ホースの接続装置 - Google Patents

水中配管設備における遠隔操作用流体供給ホースの接続装置

Info

Publication number
JPH0671986U
JPH0671986U JP1943193U JP1943193U JPH0671986U JP H0671986 U JPH0671986 U JP H0671986U JP 1943193 U JP1943193 U JP 1943193U JP 1943193 U JP1943193 U JP 1943193U JP H0671986 U JPH0671986 U JP H0671986U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
remote operation
actuator
air
supply hose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1943193U
Other languages
English (en)
Inventor
隆晴 大下
義博 森岡
弘道 弓場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1943193U priority Critical patent/JPH0671986U/ja
Publication of JPH0671986U publication Critical patent/JPH0671986U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中配管設備における弁の開閉用アクチュエ
ータと、遠隔操作用流体ホースとの接続が、空気雰囲気
中で行なえるようにした。 【構成】 水中に設置した配管1の弁2に付設したアク
チュエータ3に、操作用の流体を供給するための管4を
接続し、管4の端部にクイックコネクタ5を接続すると
ともに、クイックコネクタ5を、下向きの開口部を有す
る箱形の空気溜めボックス6内に取付け、作業船7から
延設した遠隔操作用流体ホース9をコネクタ5に接続す
るに際し、潜水夫の搬入した空気ボンベの空気をボック
ス6に注入して、ボックス6内を空気雰囲気化し、ホー
ス9とコネクタ5との接続を空気雰囲気のもとで行なえ
るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水中配管設備に設けられているバルブを遠隔操作するための遠隔操 作用流体供給ホースを、上記バルブに付設されたバルブ操作用のアクチュエータ に接続するための接続装置に関し、特に空気雰囲気内でホースの接続が行なえる ようにした、水中配管設備における遠隔操作用流体供給ホースの接続装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、図5に示すように、水中配管設備においては、水中に設置された配管 1にバルブ2が設けられていて、このバルブ2を水面上の作業船7から遠隔操作 してバルブ2の開閉を行なうための遠隔操作用アクチュエータ3がバルブ2に付 設されており、バルブの遠隔操作時に、このアクチュエータ3に遠隔操作用流体 供給ホース(油圧ホース,空気圧ホース)9を接続して、作業船7上の操作盤8 の操作でバルブ2の遠隔操作を行なうようになっている。 そして従来は、アクチュエータ3とホース9との接続を、ダイバー20が水中に もぐりホース9のクイックコネクタ9a,9bをアクチュエータ3のクイックコ ネクタ3a,3bにそれぞれ接続する作業によって、行なっている。 なお図5中の符号21は海底,符号22は水面をそれぞれ示している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述のように、アクチュエータへのホースの接続が、従来は水中で の接続作業であるため、接続時にホース内やアクチュエータ内に(海)水が浸入 するという問題点がある。〔なお(海)水の浸入がアクチュエータの性能,寿命 に悪影響を及ぼすことは周知のことである〕 本考案は、このような問題点の解決をはかろうとするもので、上記の接続を空 気雰囲気内で行なえるようにした、水中配管設備における遠隔操作用流体供給ホ ースの接続装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案の水中配管設備における遠隔操作用流体供 給ホースの接続装置は、水中に設置された配管と、同配管に取付けられたバルブ と、同バルブに付設された遠隔操作用アクチュエータとをそなえた水中配管設備 において、上記アクチュエータが遠隔操作用流体供給ホースを接続されるコネク タをそなえ、同コネクタが、上記バルブの近傍に取付けられ下向きの開口部を有 する空気溜めボックスの内部に配設されていることを特徴としている。
【0005】
【作用】
上述の本考案の水中配管設備における遠隔操作用流体供給ホースの接続装置で は、空気溜めボックスの下向きの開口部から圧縮空気を注入して、同空気溜めボ ックスの内部を空気雰囲気化することができる。そして、このようにして形成さ れた空気雰囲気のもとで、アクチュエータに遠隔操作用流体供給ホースを接続す ることができる。
【0006】
【実施例】
以下、図面により本考案の一実施例としての水中配管設備における遠隔操作用 流体供給ホースの接続装置について説明すると、図1は全体を模式的に示した側 面図、図2は空気溜めボックスの取付け部の側面図、図3は同正面図、図4は変 形例の要部模式側面図である。 なお図1〜4中図5と同じ符号はほぼ同一の部材を示している。
【0007】 この実施例の水中配管設備も、水中に設置された配管1にバルブ2が取付けら れており、このバルブ2に遠隔操作用アクチュエータ3が付設されている。 アクチュエータ3に操作用の流体を供給するための管(油圧配管または空気圧 管)4が接続されていて、管4の先端にクイックコネクタ5が取付けられている 。 符号6は空気溜めボックスを示している。 この空気溜めボックス6は下向きの開口部を有する箱体で構成されていて、図 2,3に示すように、配管1にブラケット6aを介して取付けられている。 そして、クイックコネクタ5が空気溜めボックス6の内部に取付けられている 。
【0008】 符号9は遠隔操作用流体供給ホースをし示しており、このホース9は作業船7 上の操作盤8を介して作業船7上の流体圧供給源(図示せず)に接続されている 。符号10は空気抜き弁を示している。 上述の構成において、クイックコネクタ5に対するホース9の接続は、次の手 順で行なわれる。 すなわち、ホース9の先端部に取付けられたクイックコネクタ9aが空気溜め ボックス6の内部に取付けられているクイックコネクタ5に接続されるのである が、その接続作業に先立って、空気溜めボックス6の内部に、空気11の注入が行 なわれる。なお、このとき空気抜き弁10は閉じられている。
【0009】 この空気の注入は、潜水夫が空気ボンベを水中に搬入し、この空気ボンベ内の 空気を空気溜めボックス6の内部に下向きの開口部から放出することにより、行 なわれる。 そして、この空気の注入により、空気溜めボックス6の内部から水を排除して 空気溜めボックス6の内部を空気雰囲気化することができる。 このようにして造り出された空気雰囲気内で、クイックコネクタ5と9aとの 接続が、潜水夫によって行なわれる。
【0010】 なお、ホース9が空気圧ホースの場合、図4に示すように、ホース9に弁12を 介して分岐管を付設し、この分岐管を空気溜めボックス6内に導入し、弁12を開 放して空気溜めボックス6内にホース9を介して空気の供給をすることにより、 空気ボンベの使用を省略することができる。 クイックコネクタ5と9との接続作業の終了後、空気抜き弁10を開放すること により、空気溜めボックス6に生じる浮力を無くすことができる。 このように、この実施例の場合、遠隔操作用流体供給ホース9の接続作業を、 水中で、ホース9やアクチュエータ3内に(海)水を浸入させることなく行なう ことができる。
【0011】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の水中配管設備における遠隔操作用流体供給ホー スの接続装置によれば、次のような効果ないし利点が得られる。 (1) 弁開閉遠隔操作の一部である遠隔操作用流体供給ホースの接続作業を、水中 で、ホースやアクチュエータ内に海水を浸入させること無く行なうことができる 。 (2) 上記(1)により、アクチュエータへの浸水を防止でき、弁やアクチュエータ の発錆等によるスティクが無くなり、且つ弁やアクチュエータの長寿命化,信頼 性向上を図ることができる。 (3) 遠隔操作用流体供給ホースの水中での接続作業が容易となるため、短時間で 遠隔操作用流体供給ホースをアクチュエータに接続でき、特に緊急時における弁 の遠隔開閉操作に顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての水中配管設備におけ
る遠隔操作用流体供給ホースの接続装置の全体を模式的
に示した側面図。
【図2】同空気溜めボックスの取付け部の側面図。
【図3】同正面図。
【図4】同変形例の要部模式側面図。
【図5】従来の水中配管設備における遠隔操作用流体供
給ホースの接続手順を示す模式図。
【符号の説明】
1 配管 2 バルブ 3 アクチュエータ 4 管 5 クイックコネクタ 6 空気溜めボックス 7 作業船 8 操作盤 9 遠隔操作用流体供給ホース 10 空気抜き管 11 空気

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中に設置された配管と、同配管に取付
    けられたバルブと、同バルブに付設された遠隔操作用ア
    クチュエータとをそなえた水中配管設備において、上記
    アクチュエータが遠隔操作用流体供給ホースを接続され
    るコネクタをそなえ、同コネクタが、上記バルブの近傍
    に取付けられ下向きの開口部を有する空気溜めボックス
    の内部に配設されていることを特徴とする、水中配管設
    備における遠隔操作用流体供給ホースの接続装置。
JP1943193U 1993-03-24 1993-03-24 水中配管設備における遠隔操作用流体供給ホースの接続装置 Withdrawn JPH0671986U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1943193U JPH0671986U (ja) 1993-03-24 1993-03-24 水中配管設備における遠隔操作用流体供給ホースの接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1943193U JPH0671986U (ja) 1993-03-24 1993-03-24 水中配管設備における遠隔操作用流体供給ホースの接続装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0671986U true JPH0671986U (ja) 1994-10-07

Family

ID=11999099

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1943193U Withdrawn JPH0671986U (ja) 1993-03-24 1993-03-24 水中配管設備における遠隔操作用流体供給ホースの接続装置

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JP (1) JPH0671986U (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970703