JPH0670133B2 - リポアミド膜およびその製造法 - Google Patents
リポアミド膜およびその製造法Info
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- JPH0670133B2 JPH0670133B2 JP18845985A JP18845985A JPH0670133B2 JP H0670133 B2 JPH0670133 B2 JP H0670133B2 JP 18845985 A JP18845985 A JP 18845985A JP 18845985 A JP18845985 A JP 18845985A JP H0670133 B2 JPH0670133 B2 JP H0670133B2
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- polyglutamate
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はリポアミド膜およびその製造法に関し、さらに
詳しくは、優れた電子伝達機能を有し、例えば、種々の
有機化合物の選択的還元反応に適用して有用なリポアミ
ド膜およびそれを製造する方法に関する。
詳しくは、優れた電子伝達機能を有し、例えば、種々の
有機化合物の選択的還元反応に適用して有用なリポアミ
ド膜およびそれを製造する方法に関する。
[従来技術] 近年、電子伝達能を有する物質が媒介する電子伝達系を
種々の有機合成に応用するための研究がさかんに進めら
れている。かかる電子伝達性物質の一つとしてリポアミ
ドが知られている。しかし、このものを直接触媒として
使用すると、反応後の分離・回収が困難であるという不
都合がある。
種々の有機合成に応用するための研究がさかんに進めら
れている。かかる電子伝達性物質の一つとしてリポアミ
ドが知られている。しかし、このものを直接触媒として
使用すると、反応後の分離・回収が困難であるという不
都合がある。
そこで、本発明者らは、先に、成膜性に優れたポリグル
タマートに上記リポアミドをアミド型結合により結合せ
しめた電子伝達性の高分子膜を開示した[ジャーナル・
オブ・ポリマー・サイエンス、ポリマー・ケミストリー
・エディション、第23巻、第223頁、1985年(J.Polymer
Science,Polymer Chem.Ed.,23,223(1985)]。
タマートに上記リポアミドをアミド型結合により結合せ
しめた電子伝達性の高分子膜を開示した[ジャーナル・
オブ・ポリマー・サイエンス、ポリマー・ケミストリー
・エディション、第23巻、第223頁、1985年(J.Polymer
Science,Polymer Chem.Ed.,23,223(1985)]。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このリポアミドが結合されてなる膜は、
該膜を介しての電子移動速度、すなわち、電子伝達速度
が充分でなく、例えば、酸化還元反応の触媒としては実
用に適さないという問題がある。
該膜を介しての電子移動速度、すなわち、電子伝達速度
が充分でなく、例えば、酸化還元反応の触媒としては実
用に適さないという問題がある。
本発明は、従来のかかる問題を解消し、ポリグルタマー
トよりなるマトリックスにリポアミドが結合されてなる
基本構造を有するリポアミド膜において、該膜を介する
電子伝達速度が非常に高く、種々の酸化還元反応の触媒
として有用なリポアミド膜およびそれを製造する方法の
提供を目的とする。
トよりなるマトリックスにリポアミドが結合されてなる
基本構造を有するリポアミド膜において、該膜を介する
電子伝達速度が非常に高く、種々の酸化還元反応の触媒
として有用なリポアミド膜およびそれを製造する方法の
提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上記目的を達成すべく、ポリグルタマー
トに結合せしめるリポアミドの構造、ならびに、その結
合方法に焦点を絞って鋭意研究を重ねた結果、まず、ポ
リグルタマートに結合するリポアミドとして、特定の構
造、すなわち、ピリジン核を有するリポアミド誘導体を
採用し、そして、更に該リポアミド誘導体のピリジン核
上の窒素原子を四級化反応によってポリグルタメートに
結合せしめることとし、その結果を確認して本発明を完
成するに到った。
トに結合せしめるリポアミドの構造、ならびに、その結
合方法に焦点を絞って鋭意研究を重ねた結果、まず、ポ
リグルタマートに結合するリポアミドとして、特定の構
造、すなわち、ピリジン核を有するリポアミド誘導体を
採用し、そして、更に該リポアミド誘導体のピリジン核
上の窒素原子を四級化反応によってポリグルタメートに
結合せしめることとし、その結果を確認して本発明を完
成するに到った。
すなわち、本発明のリポアミド膜は、ピリジン核を有す
るリポアミド誘導体を分枝として有するポリグルタマー
トからなることを特徴とし、その製造法は、リポアミド
のピリジン核上の窒素原子を、四級化反応によってポリ
グルタマートに結合せしめる工程を含むことを特徴とす
る。
るリポアミド誘導体を分枝として有するポリグルタマー
トからなることを特徴とし、その製造法は、リポアミド
のピリジン核上の窒素原子を、四級化反応によってポリ
グルタマートに結合せしめる工程を含むことを特徴とす
る。
さらに、本発明のリポアミド膜において、該ポリグルタ
マートが、さらに、1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オク
タンにより架橋されている構造であってもよい。
マートが、さらに、1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オク
タンにより架橋されている構造であってもよい。
[具体的説明] 本発明のリポアミド膜は、ポリグルタマートよりなる高
分子マトリックス中にピリジン核を有するリポアミド誘
導体が結合せしめられてなるものである。
分子マトリックス中にピリジン核を有するリポアミド誘
導体が結合せしめられてなるものである。
まず、高分子マトリックスとなるポリグルタマートとし
ては、例えば、ポリ(γ−メチル‐D-グルタマート)、
ポリ(γ−エチル‐D-グルタマート)、ポリ(γ−ノル
マルプロピル‐D-グルタマート)、ポリ(γ−イソプロ
ピル‐D-グルタマート)、ポリ(γ−イソブチル‐D-グ
ルタマート)、ポリ(γ−シクロヘキシル‐D-グルタマ
ート)、ポリ(γ−イソペンチル‐D-グルタマート)が
あげられ、中でも、次式[I]で示される繰り返し単位
を有するポリ(γ−メチル‐D-グルタマート)(PMG)
は好ましいものである。
ては、例えば、ポリ(γ−メチル‐D-グルタマート)、
ポリ(γ−エチル‐D-グルタマート)、ポリ(γ−ノル
マルプロピル‐D-グルタマート)、ポリ(γ−イソプロ
ピル‐D-グルタマート)、ポリ(γ−イソブチル‐D-グ
ルタマート)、ポリ(γ−シクロヘキシル‐D-グルタマ
ート)、ポリ(γ−イソペンチル‐D-グルタマート)が
あげられ、中でも、次式[I]で示される繰り返し単位
を有するポリ(γ−メチル‐D-グルタマート)(PMG)
は好ましいものである。
かかるポリグルタマートの分子量は10000〜200000であ
ることが好ましい。
ることが好ましい。
そして、このポリグルタマートに導入されるリポアミド
誘導体は、ピリジン核を有するリポアミド誘導体であれ
ば、とくに限定されるものではないが、とくに、次式
[II]で示されるN-ピコリルリポアミドを好適なものと
してあげることができる。
誘導体は、ピリジン核を有するリポアミド誘導体であれ
ば、とくに限定されるものではないが、とくに、次式
[II]で示されるN-ピコリルリポアミドを好適なものと
してあげることができる。
このN-ピコリルリポアミドは、ピリジン核の窒素原子が
四級塩構造となることにより上記ポリグルタマートに結
合されている。
四級塩構造となることにより上記ポリグルタマートに結
合されている。
なお、本発明のリポアミド膜においては、ポリグルタマ
ートがさらに、1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン
(DABCO)により架橋された構造であってもよい。
ートがさらに、1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン
(DABCO)により架橋された構造であってもよい。
ついで、本発明のリポアミド膜の製造法について説明す
る。
る。
この製造工程は、例えば、以下に述べる3段の反応によ
り行なうことができる。
り行なうことができる。
まず、第1段の反応によりリポアミド誘導体を合成す
る。すなわち、上記のN-ピコロリルポアミドを例にとる
と、リポ酸と4-アミノメチルピリジンとをジシクロヘキ
シルカルボジイミドの存在下で反応させる。このときの
反応温度は‐10〜30℃、反応時間は0.5〜100時間にそれ
ぞれ設定することが好ましい。
る。すなわち、上記のN-ピコロリルポアミドを例にとる
と、リポ酸と4-アミノメチルピリジンとをジシクロヘキ
シルカルボジイミドの存在下で反応させる。このときの
反応温度は‐10〜30℃、反応時間は0.5〜100時間にそれ
ぞれ設定することが好ましい。
ついで、第2段の反応として、ポリグルタマートコポリ
マーを合成する。この工程は、例えば、上記したPMGを
例にとって説明すると、先ず、酸性溶媒中でPMGに例え
ばブロモプロパノールを反応させ、このエステル交換反
応により式[I]に示した繰り返し単位のγ位のメチル
基をブロモプロピル基で置換する。この反応において使
用する溶媒としては、ジクロロエタン、メチレンジクロ
ライド、テトラクロロエタン、クロロベンゼンなどがあ
げられる。このエステル交換反応においてはPMGの5〜9
5モル%がポリ(γ−ブロモプロピル−グルタマート)
(PBPG)に変換される。
マーを合成する。この工程は、例えば、上記したPMGを
例にとって説明すると、先ず、酸性溶媒中でPMGに例え
ばブロモプロパノールを反応させ、このエステル交換反
応により式[I]に示した繰り返し単位のγ位のメチル
基をブロモプロピル基で置換する。この反応において使
用する溶媒としては、ジクロロエタン、メチレンジクロ
ライド、テトラクロロエタン、クロロベンゼンなどがあ
げられる。このエステル交換反応においてはPMGの5〜9
5モル%がポリ(γ−ブロモプロピル−グルタマート)
(PBPG)に変換される。
しかるのち、本発明の特徴である第3段の反応により、
PMGよりなるマトリックスを得るとともに、該マトリッ
クスに上記N-ピコリルリポアミドのピリジン核上の窒素
原子を四級化反応により結合せしめことにより、該N-ピ
コリルリポアミドを導入して本発明のリポアミド膜を得
る。すなわち、上記により得られたPMGとPBPGのコポリ
マーに対し、溶媒中でN-ピコリルリポアミドを反応させ
る。このとき、N-ピコリルリポアミドの使用量はPBPGの
モル数に対して1〜100モル%となるように設定するこ
とが好ましい。使用する溶媒としては、例えばジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、N-
メチルピロリドンなどがあげられる。しかるのち、この
溶液を例えばガラス板上にキャスト製膜することにより
本発明のリポアミド膜を得る。このときのキャステング
温度は25〜150℃、キャスティング時間は0.5〜100時間
であることが好ましい。
PMGよりなるマトリックスを得るとともに、該マトリッ
クスに上記N-ピコリルリポアミドのピリジン核上の窒素
原子を四級化反応により結合せしめことにより、該N-ピ
コリルリポアミドを導入して本発明のリポアミド膜を得
る。すなわち、上記により得られたPMGとPBPGのコポリ
マーに対し、溶媒中でN-ピコリルリポアミドを反応させ
る。このとき、N-ピコリルリポアミドの使用量はPBPGの
モル数に対して1〜100モル%となるように設定するこ
とが好ましい。使用する溶媒としては、例えばジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、N-
メチルピロリドンなどがあげられる。しかるのち、この
溶液を例えばガラス板上にキャスト製膜することにより
本発明のリポアミド膜を得る。このときのキャステング
温度は25〜150℃、キャスティング時間は0.5〜100時間
であることが好ましい。
なお、PMGマトリックスを、さらにDABCOにより架橋した
構造とする場合は、上記溶媒中にDABCOを一端に添加す
ればよく、このDABCOの使用量はPBPGのモル数に対して
0.1〜100モル%であることが好ましい。
構造とする場合は、上記溶媒中にDABCOを一端に添加す
ればよく、このDABCOの使用量はPBPGのモル数に対して
0.1〜100モル%であることが好ましい。
[実施例] A.リポアミド膜の製造 (1)リポアミド誘導体(N-ピコリルリポアミド)の合
成 リポ酸2.06g(10ミリモル)をアセトニトリル30mlに溶
解し、氷冷下で該溶液中にジシクロヘキシルカルボジイ
ミド2.2g(11ミリモル)を加えた。ついで4-アミノメチ
ルピリジン1.0ml(10ミリモル)を徐々に滴下し、0〜
5℃で3日間撹拌を続けた。反応終了後、析出したジシ
クロヘキシル尿素をろ別して溶媒を留去した。この残渣
をシリカゲルカラム(溶媒:テトラヒドロフラン)で精
製したのち、クロロホルムに溶解させ、1N塩酸−飽和食
塩水1:1混合溶液を加えて生成物を塩酸塩として水相に
抽出した。この水相を氷冷して、飽和炭酸ナトリウムを
加えて中和した後、塩基生成物をクロロホルムで抽出
し、N-ピコリルリポアミド0.57g(収率19%)を得た。I
R、NMRおよび元素分析により生成物を同定し、目的物で
あることを確認した。
成 リポ酸2.06g(10ミリモル)をアセトニトリル30mlに溶
解し、氷冷下で該溶液中にジシクロヘキシルカルボジイ
ミド2.2g(11ミリモル)を加えた。ついで4-アミノメチ
ルピリジン1.0ml(10ミリモル)を徐々に滴下し、0〜
5℃で3日間撹拌を続けた。反応終了後、析出したジシ
クロヘキシル尿素をろ別して溶媒を留去した。この残渣
をシリカゲルカラム(溶媒:テトラヒドロフラン)で精
製したのち、クロロホルムに溶解させ、1N塩酸−飽和食
塩水1:1混合溶液を加えて生成物を塩酸塩として水相に
抽出した。この水相を氷冷して、飽和炭酸ナトリウムを
加えて中和した後、塩基生成物をクロロホルムで抽出
し、N-ピコリルリポアミド0.57g(収率19%)を得た。I
R、NMRおよび元素分析により生成物を同定し、目的物で
あることを確認した。
(2)γ−ブロモプロピル−γ−メチルグルタマートコ
ポリマー(PBPG)の合成 数平均分子量61,000のPMG4.8g(0.034モル)をジクロロ
エタン50mlに溶解し、これにブロモプロパノール4.73g
(0.034モル)およびp-トルエンスルホン酸12.6g(0.06
6)を加えて60℃で24時間エステル交換反応を行なわせ
た。反応中に生成したメタノールは系外に除去した。反
応終了後に、反応液を5のメタノール中に注いでポリ
マーを沈殿させてこれを回収し、γ−ブロモプロピルグ
ルタマートを53モル%含有するコポリマー、すなわち、
PBPGを得た。
ポリマー(PBPG)の合成 数平均分子量61,000のPMG4.8g(0.034モル)をジクロロ
エタン50mlに溶解し、これにブロモプロパノール4.73g
(0.034モル)およびp-トルエンスルホン酸12.6g(0.06
6)を加えて60℃で24時間エステル交換反応を行なわせ
た。反応中に生成したメタノールは系外に除去した。反
応終了後に、反応液を5のメタノール中に注いでポリ
マーを沈殿させてこれを回収し、γ−ブロモプロピルグ
ルタマートを53モル%含有するコポリマー、すなわち、
PBPGを得た。
(3)リポアミド膜の製造 上記により得られたPBPG 1g(Br基換算0.0044モル)を
ジメチルホルムアミド10mlに溶解させた。これに、さら
にN-ピコリルリポアミド0.68g(0.0022モル)およびDAB
CO 0.12g(0.0011モル)を溶解したのち、この溶液をガ
ラス板上にキャストして、密閉状態で60℃において20分
間保持し、ついで、開放系で60分間乾燥させることによ
り製膜した。この結果、リポアミド単位を0.76ミリモル
/g含有する厚さ20μmのフィルムを得た。このフィルム
を水、メタノールでよく洗浄し、未反応のリポアミドお
よびアミン類を完全に除去せしめた。
ジメチルホルムアミド10mlに溶解させた。これに、さら
にN-ピコリルリポアミド0.68g(0.0022モル)およびDAB
CO 0.12g(0.0011モル)を溶解したのち、この溶液をガ
ラス板上にキャストして、密閉状態で60℃において20分
間保持し、ついで、開放系で60分間乾燥させることによ
り製膜した。この結果、リポアミド単位を0.76ミリモル
/g含有する厚さ20μmのフィルムを得た。このフィルム
を水、メタノールでよく洗浄し、未反応のリポアミドお
よびアミン類を完全に除去せしめた。
B.リポアミド膜を用いた隔膜酸化還元反応 上記により得られたリポアミド膜でガラス製のセルを2
つの区画に仕切り、その一方の区画に還元剤として、7
×10-2モル濃度の次亜硫酸ナトリウム(Na2S2O4)水溶
液を入れ、他方の区画に1.7×10-5モル濃度のメチレン
ブルー(MB)を入れて、該膜を介して次式[III]で示
したような、S2▲O2- 4▼イオンによるメチレンブルー
からロイコメチレンブルー(leuco MB)への還元反応を
行なわせた。
つの区画に仕切り、その一方の区画に還元剤として、7
×10-2モル濃度の次亜硫酸ナトリウム(Na2S2O4)水溶
液を入れ、他方の区画に1.7×10-5モル濃度のメチレン
ブルー(MB)を入れて、該膜を介して次式[III]で示
したような、S2▲O2- 4▼イオンによるメチレンブルー
からロイコメチレンブルー(leuco MB)への還元反応を
行なわせた。
この還元反応の進行を水溶液の可視吸収スペクトルを測
定することにより追跡した。つまり、MBの吸収極大波長
666nmにおける吸光度の時間的変化を測定し、MB→leuco
MBの還元速度kを一次プロット法により求めた。その
結果、 であった。
定することにより追跡した。つまり、MBの吸収極大波長
666nmにおける吸光度の時間的変化を測定し、MB→leuco
MBの還元速度kを一次プロット法により求めた。その
結果、 であった。
また、還元剤として上記のNa2S2O4に代えて、トリブチ
ルホスフィン(Bu3P)を用いて、同様にMBの還元反応を
行なったところ、k=3.2×10-4min-1であった。
ルホスフィン(Bu3P)を用いて、同様にMBの還元反応を
行なったところ、k=3.2×10-4min-1であった。
なお、還元剤を添加しない場合には、MBは24時間経過し
ても全く還元されなかった。
ても全く還元されなかった。
さらに、該リポアミド膜を介しての、MBのリークおよび
Na2S2O4もしくはBu3Pのリークは全くないことが確認さ
れた。
Na2S2O4もしくはBu3Pのリークは全くないことが確認さ
れた。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明のリポアミド膜
は、優れた電子伝達機能を有するため、例えば隔膜酸化
還元反応に利用すると、安価な還元剤により温和な反応
条件で有機化合物の選択的還元を行なうことができ、さ
らにその他にも、電子伝達機能を有する高分子膜として
種々の化学合成の分野での幅広い応用が期待されるた
め、その工業的価値は極めて大である。
は、優れた電子伝達機能を有するため、例えば隔膜酸化
還元反応に利用すると、安価な還元剤により温和な反応
条件で有機化合物の選択的還元を行なうことができ、さ
らにその他にも、電子伝達機能を有する高分子膜として
種々の化学合成の分野での幅広い応用が期待されるた
め、その工業的価値は極めて大である。
Claims (3)
- 【請求項1】ピリジン核を有するリポアミド誘導体を分
枝として有するポリグルタマートからなることを特徴と
するリポアミド膜。 - 【請求項2】該ポリグルタマートが、さらに、1,4-ジア
ザビシクロ[2.2.2]オクタンにより架橋されている特
許請求の範囲第1項記載のリポアミド膜。 - 【請求項3】ピリジン核を有するリポアミド誘導体の該
ピリジン核上の窒素原子を、四級化反応によってポリグ
ルタマートに結合せしめる工程を含むことを特徴とする
リポアミド膜の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18845985A JPH0670133B2 (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | リポアミド膜およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18845985A JPH0670133B2 (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | リポアミド膜およびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6250330A JPS6250330A (ja) | 1987-03-05 |
| JPH0670133B2 true JPH0670133B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=16224075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18845985A Expired - Lifetime JPH0670133B2 (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | リポアミド膜およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670133B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IL123887A0 (en) | 1997-04-02 | 1998-10-30 | Sankyo Co | Dithiolan derivatives their use and pharmaceutical compositions containing the same |
-
1985
- 1985-08-29 JP JP18845985A patent/JPH0670133B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6250330A (ja) | 1987-03-05 |
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