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JPH0669125A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

Info

Publication number
JPH0669125A
JPH0669125A JP21618392A JP21618392A JPH0669125A JP H0669125 A JPH0669125 A JP H0669125A JP 21618392 A JP21618392 A JP 21618392A JP 21618392 A JP21618392 A JP 21618392A JP H0669125 A JPH0669125 A JP H0669125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
chuck
recess
manufacturing apparatus
semiconductor manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21618392A
Other languages
English (en)
Inventor
Mari Muta
真理 牟田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP21618392A priority Critical patent/JPH0669125A/ja
Publication of JPH0669125A publication Critical patent/JPH0669125A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ウエハの中央部が加熱されるのを
防止してウエハの周辺部のみを加熱し、これにより加工
精度を向上させ、パターンの仕上がりにばらつきが生じ
るのを防止することを目的とするものである。 【構成】 チャック11の中央部に凹部13を形成する
ことにより、チャック11の周辺部のウエハ載置面12
のみにウエハが接触するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体製造装置、特
に写真製版工程で行なう周辺露光作業に用いるチャック
を備えている半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10(a)〜(d)は従来の写真製版
工程の一例を工程順に示す概略の断面図である。図にお
いて、1はウエハ2を支持し加熱する回転可能なチャッ
ク、3はウエハ2上に塗布されたレジスト、4は現像液
である。
【0003】次に、動作について説明する。まず、図1
0(a)に示すように、レジスト3が塗布されたウエハ
2をチャック1上に載置し、矢印Aのようにウエハ2を
一定温度に加熱する。次に、図10(b)に示すよう
に、チャック1を回転させながら矢印Bのようにウエハ
2の周辺部に光線を照射し周辺露光作業を行う。この
後、図10(c)に示すように、別のユニット5で現象
処理を行なう。このような工程を経ることにより、周辺
部のレジスト3は、図10(d)に示すように除去され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の半導体製造装置においては、ウエハ2の下面全
体がチャック1の上面と接触しているので、加熱する必
要がないウエハ2の中央部にまでチャック1からの熱が
伝わってしまい、加工精度が悪くなり、パターンの仕上
がりにばらつきを生じさせる原因となるという問題点が
あった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、ウエハの中央
部が加熱されるのを防止して周辺部のみを加熱すること
ができ、これにより加工精度を向上させ、パターンの仕
上がりにばらつきが生じるのを防止することができる半
導体製造装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る半
導体製造装置は、チャックの中央部に凹部を形成するこ
とにより、チャックの周辺部のウエハ載置面にウエハが
接触するようにしたものである。
【0007】請求項2の発明に係る半導体製造装置は、
チャックの中央部に凹部を形成することにより、チャッ
クの周辺部のウエハ載置面にウエハが接触するように
し、また冷却水を通す配管をチャックの凹部内に設けた
ものである。
【0008】請求項3の発明に係る半導体製造装置は、
チャックの中央部に凹部を形成することにより、チャッ
クの周辺部のウエハ載置面にウエハが接触するように
し、また凹部内のウエハ載置面に隣接する部分に断熱材
を設けたものである。
【0009】請求項4の発明に係る半導体製造装置は、
チャックの中央部に凹部を形成することにより、チャッ
クの周辺部のウエハ載置面にウエハが接触するように
し、また凹部内に冷気を導入するための冷気導入口を凹
部に設けたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、チャックの周辺部をウエ
ハ載置面として、この部分でのみウエハがチャックに接
触するようにすることにより、チャックからの熱がウエ
ハの中央部に直接伝わるのを防止する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1は請求項1の発明の一実施例による半導
体製造装置のチャックを示す平面図、図2は図1の概略
の断面図である。図において、11は図10と同様のウ
エハ2を支持し加熱する回転可能なチャックであり、こ
のチャック11の上面には、周辺部のウエハ載置面12
を残して中央部に凹部13が形成されている。
【0012】このような周辺露光用のチャック11を用
いた半導体製造装置においては、図3に示すように、レ
ジスト3を塗布したウエハ2をチャック11上に載せる
と、チャック11からの熱(図中破線矢印)は、チャッ
ク11とウエハ2とが接触しているウエハ載置面12の
みからウエハ2に伝えられる。つまり、凹部13からは
熱が直接伝わらないため、凹部13に対応しているウエ
ハ2の中央部は加熱されなくなるか、あるいは熱の影響
を殆んど受けにくくなる。この結果、加工精度が向上
し、パターンの仕上がりのばらつきが抑えられる。
【0013】実施例2.次に、図4は請求項2の発明の
一実施例による半導体製造装置のチャックを示す平面
図、図5は図4の概略の断面図である。図において、1
4は上面に実施例1と同様のウエハ載置面12及び凹部
13が形成されているチャック、15は凹部13内に設
けられている冷却水用の配管である。
【0014】このようなチャック14では、凹部13内
に設けた配管15に冷却水16を通すことにより、ウエ
ハ2の中央部の温度上昇をより確実に防止して、ウエハ
2の中央部の温度を所定の一定温度に保つことができ
る。従って、加工精度がさらに向上し、パターン仕上が
りのばらつきがより確実に抑えられる。
【0015】実施例3.図6は請求項3の発明の一実施
例による半導体製造装置のチャックを示す平面図、図7
は図6の概略の断面図である。図において、17は凹部
13内のウエハ載置面12に隣接する部分に設けられて
いる円環状の断熱材である。
【0016】このようなチャック11では、ウエハ載置
面12からの熱が断熱材17により遮断されるので、ウ
エハ2の中央部の加熱がより確実に防止されることにな
る。従って、ウエハ2の中央部を所定の一定温度に保つ
ことができ、加工精度が向上する。
【0017】実施例4.図8は請求項4の発明の一実施
例による半導体製造装置のチャックを示す平面図、図9
は図8の概略の断面図である。図において、18は凹部
13内に実施例3と同様に断熱材17が設けられている
チャックであり、このチャック18には、凹部13内に
冷気19を導入するための冷気導入口20が設けられて
いる。
【0018】この実施例4のチャック18によれば、断
熱材17によってウエハ載置面12の熱が内側に伝達さ
れず、しかも凹部13内は冷気導入口20から供給され
る冷気19によって所望の温度に冷却制御されるので、
ウエハ2の中央部をより一層所定の一定温度に精度よく
保つことができる。
【0019】なお、上記実施例4では冷気導入口20が
凹部13の底部の中心に開口しているが、凹部13内の
どこに開口していてもよい。また、実施例4では1本の
通路を2分した冷気導入口20を示したが、導入用と導
出用の通路を2本設けるなどしてもよい。また、上記実
施例2の配管15の形状も、図4に示した形状に限定さ
れるものではない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
半導体製造装置は、チャックの中央部に凹部を形成する
ことにより、チャックの周辺部のウエハ載置面のみにウ
エハが接触するようにしたので、ウエハの中央部が加熱
されるのを防止して周辺部のみを加熱することができ、
これにより加工精度を向上させ、パターンの仕上がりに
ばらつきが生じるのを防止することができるという効果
を奏する。
【0021】また、請求項2の発明の半導体製造装置
は、チャックの中央部に凹部を形成することにより、チ
ャックの周辺部のウエハ載置面のみにウエハが接触する
ようにし、また冷却水を通す配管をチャックの凹部内に
設けたので、上記請求項1の発明の効果に加えて、配管
に冷却水を通すことによりウエハの中央部の加熱をより
確実に防止することができ、加工精度をより一層向上さ
せることができるという効果を奏する。
【0022】さらに、請求項3の発明の半導体製造装置
は、チャックの中央部に凹部を形成することにより、チ
ャックの周辺部のウエハ載置面のみにウエハが接触する
ようにし、また凹部内のウエハ載置面に隣接する部分に
断熱材を設けたので、上記請求項1の発明の効果に加え
て、ウエハ載置面の熱が断熱材により遮断され、ウエハ
の中央部の加熱をより確実に防止することができ、加工
精度をより一層向上させることができるという効果を奏
する。
【0023】さらにまた、請求項4の発明に係る半導体
製造装置は、チャックの中央部に凹部を形成することに
より、チャックの周辺部のウエハ載置面のみにウエハが
接触するようにし、また凹部内に冷気を導入するための
冷気導入口を凹部に設けたので、上記請求項1の発明の
効果に加えて、冷気導入口から凹部内に冷気を導入する
ことにより、ウエハの中央部の加熱をより確実に防止す
ることができ、加工精度をより一層向上させることがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例による半導体製造装
置のチャックを示す平面図である。
【図2】図1の概略の断面図である。
【図3】図1のチャックにレジストが塗布されたウエハ
を載置した状態を示す一部断面図である。
【図4】請求項2の発明の一実施例による半導体製造装
置のチャックを示す平面図である。
【図5】図4の概略の断面図である。
【図6】請求項3の発明の一実施例による半導体製造装
置のチャックを示す平面図である。
【図7】図6の概略の断面図である。
【図8】請求項4の発明の一実施例による半導体製造装
置のチャックを示す平面図である。
【図9】図8の概略の断面図である。
【図10】従来の写真製版工程の一例を工程順に示す概
略の断面図である。
【符号の説明】 2 ウエハ 11 チャック 12 ウエハ載置面 13 凹部 14 チャック 15 配管 16 冷却水 17 断熱材 18 チャック 19 冷気 20 冷気導入口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真製版工程の周辺露光作業時にウエハ
    を支持し加熱するチャックを備えている半導体製造装置
    において、上記チャックは、中央部に凹部が形成されて
    おり、周辺部のウエハ載置面で上記ウエハと接触するよ
    うになっていることを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 写真製版工程の周辺露光作業時にウエハ
    を支持し加熱するチャックを備えている半導体製造装置
    において、上記チャックは、中央部に凹部が形成されて
    おり、周辺部のウエハ載置面で上記ウエハと接触するよ
    うになっているとともに、冷却水を通す配管が上記凹部
    内に設けられていることを特徴とする半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 写真製版工程の周辺露光作業時にウエハ
    を支持し加熱するチャックを備えている半導体製造装置
    において、上記チャックは、中央部に凹部が形成されて
    おり、周辺部のウエハ載置面で上記ウエハと接触するよ
    うになっているとともに、上記凹部内の上記ウエハ載置
    面に隣接する部分に断熱材が設けられていることを特徴
    とする半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 写真製版工程の周辺露光作業時にウエハ
    を支持し加熱するチャックを備えている半導体製造装置
    において、上記チャックは、中央部に凹部が形成されて
    おり、周辺部のウエハ載置面で上記ウエハと接触するよ
    うになっているとともに、上記凹部内に冷気を導入する
    ための冷気導入口が上記凹部に設けられていることを特
    徴とする半導体製造装置。
JP21618392A 1992-08-13 1992-08-13 半導体製造装置 Pending JPH0669125A (ja)

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JP21618392A JPH0669125A (ja) 1992-08-13 1992-08-13 半導体製造装置

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JP21618392A JPH0669125A (ja) 1992-08-13 1992-08-13 半導体製造装置

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JPH0669125A true JPH0669125A (ja) 1994-03-11

Family

ID=16684595

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21618392A Pending JPH0669125A (ja) 1992-08-13 1992-08-13 半導体製造装置

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JP (1) JPH0669125A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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