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JPH0668570B2 - 光フアイバ心線 - Google Patents

光フアイバ心線

Info

Publication number
JPH0668570B2
JPH0668570B2 JP60038137A JP3813785A JPH0668570B2 JP H0668570 B2 JPH0668570 B2 JP H0668570B2 JP 60038137 A JP60038137 A JP 60038137A JP 3813785 A JP3813785 A JP 3813785A JP H0668570 B2 JPH0668570 B2 JP H0668570B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber core
coating layer
core wire
secondary coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60038137A
Other languages
English (en)
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JPS61198113A (ja
Inventor
修 清水
昌 木下
晃 植松
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
Priority to JP60038137A priority Critical patent/JPH0668570B2/ja
Publication of JPS61198113A publication Critical patent/JPS61198113A/ja
Publication of JPH0668570B2 publication Critical patent/JPH0668570B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、二次被覆層を改良した光ファイバ心線に関す
る。
(発明の技術的背景) 第7図には従来の光ファイバ心線1が示されており、プ
リフォームロッドを溶融、紡糸して得られた光ファイバ
素線2を備えている。この光ファイバ素線2上には、紡
糸後の傷や外気から光ファイバ素線2を保護するために
プライマリコート3が被覆され、その上には、伝送特性
の改善のためのバッファコート4が被覆されている。こ
れらプライマリコート3及びバッファコート4は一次被
覆層5と称せられ、シリコン樹脂等の熱硬化性樹脂から
形成される。そして、一次被覆層5上には、外力及び温
度変化等に伴って光ファイバ素線2が断線したりその伝
送特性が劣化したりするのを防止するために、二次被覆
層6が設けられる。この二次被覆層6はポリアミド樹脂
や高密度ポリエチレン(以下、HDPEと称す)等の熱
可塑性樹脂から形成される。
(背景技術の問題点) ところで、ポリアミド樹脂から成る二次被覆層6を有す
る光ファイバ心線においては、ポリアミド樹脂の線膨張
係数が約11.4×10−5〔℃−1〕と比較的大きい
ことから、−20℃程度でマイクロベンディングが発生
し、伝送損失が増加してしまう。そこで、従来は、光フ
ァイバ心線1をケーブル化する場合には、線膨張係数の
小さい、例えば、鋼線やガラス繊維強化プラスチックロ
ッドをテンションメンバとして用い、このテンションメ
ンバに光ファイバ心線1を巻き付け、光ファイバ素線2
と二次被覆層6との線膨張係数の差により発生する収縮
応力を吸収するようにしている。しかし、これによって
も光ファイバ心線の伝送損失は−40℃以上になると増
加してしまう。
また、ポリアミド樹脂から成る二次被覆層6を有する光
ファイバ心線1においては、ポリアミド樹脂の100
℃、24時間における加熱収縮量が約1.33%である
ことから、高温雰囲気下では加工時の残留歪や結晶化の
進行によって二次被覆層6が収縮し、約60℃で伝送損
失が増加してしまう。従って、ポリアミド樹脂から成る
二次被覆層6を有する光ファイバ心線1を用いて光ファ
イバケーブルを製作した場合にはその使用可能な温度範
囲は約−40℃〜60℃に限られてしまう。
更に、ポリアミド樹脂のヤング率は、25℃で127kg
/mm2、−20℃で165kg/mm2、又同降伏点応力は
4.15kg/mm2なので、剛性率が比較的小さく、この
ため、ポリアミド樹脂から成る二次被覆層6を有する光
ファイバ心線では側圧により伝送損失が著しく増加して
しまう。
次に、HDPEは、線膨張係数及び加熱収縮量が16.
3×10−5〔℃−1〕、及び3.0%と大きく、かつ
ヤング率及び降伏点応力が87kg/mm2及び2.24kg
/mm2と小さいので、HDPEから成る二次被覆層を有
する光ファイバ心線では、更に使用温度範囲が限られ、
しかも側圧により大きく伝送損失が増加してしまう。
最近では、剛性率が大きく、かつ線膨張係数及び加熱収
縮量の小さいガラス繊維強化プラスチックを二次被覆層
とする光ファイバ心線も提案されているが、このガラス
繊維強化プラスチックは熱硬化型樹脂であるため、光フ
ァイバ素線に押出被覆することができず、従って、製造
上問題を有し、しかも非常に高価なものになってしま
う。また、ガラス繊維強化プラスチックを用いて強度を
向上させる場合には二次被覆層の肉厚をある程度確保し
なければならないので、光ファイバ心線の外径が大きく
なってしまう。
(発明の目的) 本発明の目的は、小径でありながら剛性率が大きい上
に、線膨張係数及び加熱収縮量が小さく、しかも製造の
容易な二次被覆層を有する光ファイバ心線を提供するこ
とにある。
(発明の概要) 本発明は、光ファイバ素線の一次被覆層上に、チタン酸
カリウムを10〜40重量%含むポリアミド樹脂若しく
は高密度ポリエチレンから成る熱可塑性樹脂を用いて二
次被覆層を設けたことを特徴とする。
上記チタン酸カリウムとして、繊維状の六チタン酸カリ
ウム(KO・6TiO)を用い、この六チタン酸カ
リウム繊維をポリアミド樹脂及びHDPEにそれぞれ充
填量を変化させて加え、得られた二次被覆材を試料とし
てその六チタン酸カリウム繊維充填量に対する引張ヤン
グ率(引張速度5mm/分)、線膨張係数{(TMA);
−30℃〜30℃}及び加熱収縮量(100℃、24時
間)を測定したところ、第4図、第5図及び第6図に示
す結果が得られた。即ち、ポリアミド樹脂から成る二次
被覆材は、図中、(A)で示すように、六チタン酸カリ
ウム繊維の充填量が増加するに従ってヤング率は増大
し、線膨張係数及び加熱収縮量は減少している。そし
て、六チタン酸カリウム繊維を15重量%及び30重量
%充填した場合には、ヤング率は約3倍と約4倍に、線
膨張係数は約1/3と約1/5に、又加熱収縮量は約1
/4と約1/20に変化している。また、HDPEから
成る二次被覆材も図中(B)で示すように、同様に変化
し、六チタン酸カリウム繊維を15重量%及び30重量
%充填した場合には、ヤング率は約1.4倍と約1.8
倍に、線膨張係数は約7/8と約5/8に、加熱収縮量
は約2.2/3と約2/3に変化している。
従って、チタン酸カリウムを含むポリアミド樹脂若しく
は高密度ポリエチレンを被覆材として用いることで、剛
性率が大きい上に線膨張係数及び加熱収縮量の小さい二
次被覆層を有する小径の光ファイバ心線を得ることがで
きる。よって、この光ファイバ心線に側圧が加わっても
伝送損失が殆ど増加せず、又この光ファイバ心線を温度
変化の激しい場所に配しても伝送損失は増加しない。
(発明の実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
実施例1 第1図(A)、(B)には本発明に係る光ファイバ心線
7及び8がそれぞれ示されている。これらの光ファイバ
心線7、8はプリフォームロッドを溶融、紡糸して得ら
れたグレーデッドインデックス型の石英製光ファイバ素
線2を備えている。これら光ファイバ素線2、2は、直
径が50μmのコアと直径が125μmのクラッドとか
ら成る。各光ファイバ素線2、2上には、プライマリコ
ート3及びバッファコート4が押出被覆されている。プ
ライマリコート3及びバッファコート4はシリコン樹脂
から成り、バッファコート4の外径が400μmになる
ようにその肉厚が設定され、一次被覆層5を形成してい
る。各一次被覆層5、5上には二次被覆層9、10がそ
れぞれ押出被覆されている。そして、一方の光ファイバ
心線7の二次被覆層9は、六チタン酸カリウム繊維が1
5重量%充填されているポリアミド樹脂から形成されて
いる。また、他方の光ファイバ心線8の二次被覆層10
は、六チタン酸カリウム繊維が30重量%充填されてい
るポリアミド樹脂から形成されている。両二次被覆層9
及び10はそれぞれ外径が0.9mmになるように押出被
覆されている。
比較例 上記第1図に示す実施例の光ファイバ心線において、二
次被覆層をポリアミド樹脂のみから形成した。
さて、上記実施例の両光ファイバ心線7、8と、比較例
の光ファイバ心線との低温伝送特性を調べるために、こ
れら光ファイバ心線を20℃の温度下に配し、5時間経
過する毎に温度を10℃下げつつ0℃から−50℃まで
の温度範囲における各光ファイバ心線の伝送損失増加を
測定した。測定には光源として波長860nmのLEDと
光パワーメータを用いた。測定結果を第1表に示す。
上記第1表において、比較例の光ファイバ心線の伝送損
失増加は、−20℃で0.05dB、−30℃で0.1
5dB、−40℃で0.70dBになっている。これに
対して、本実施例の光ファイバ心線7〔第1図(A)〕
の伝送損失増加は−40℃で0.05dB、−50℃で
0.15dBであった。また、本実施例の光ファイバ心
線8〔第1図(B)〕の伝送損失増加は−40℃で0.
05dB、−50℃で0.13dBであった。このよう
に、本実施例の光ファイバ心線7、8の低温伝送特性は
従来と比較して著しく向上しており、−50℃以上であ
っても充分に使用し得ることが判る。これは、二次被覆
層9、10として六チタン酸カリウム繊維を充填したポ
リアミド樹脂を用いたので、二次被覆層9、10の線膨
張係数が小さくなり、低温下でも殆どマイクロベンディ
ングが発生しないことによると考えられる。
次に、上記実施例の両光ファイバ心線7、8と、比較例
の光ファイバ心線との高温伝送特性を調べた結果を第2
表に示す。この高温伝送特性試験では、60℃及び80
℃でそれぞれ24時間放置した後の室温(25℃)中で
の伝送損失増加を測定した。測定には上記したと同一の
光源及びパワーメータを用いた。
上記第2表から明らかなように、比較例の光ファイバ心
線の伝送損失増加は、60℃で放置した場合には0.0
5dB、80℃で放置した場合には0.4dBであっ
た。これに対して、実施例の光ファイバ心線7、8は6
0℃及び80℃で放置した場合でも伝送損失は増加する
ことがなかった。これは、二次被覆層9、10の加熱収
縮量が極めて小さいので、高温下でも殆どマイクロベン
ディングが発生していないことによると考えられる。
更に、上記実施例の両光ファイバ心線7、8と、比較例
の光ファイバ心線との側圧特性を調べた結果を第3表に
示す。この側圧特性試験では、各光ファイバ心線を#3
0の紙やすりで挟み、20kg/30cm×2の荷重(側
圧)を加えた際の各光ファイバ心線の伝送損失増加を測
定した。測定には上記したと同一の光源及び光パワーメ
ータを用いた。
上記第3表から明らかなように、比較例の光ファイバ心
線においては、伝送損失増加が0.42dBと非常に大
きくなっている。これに対して実施例の光ファイバ心線
7、8は、伝送損失増加が0.15dB及び0.08d
Bとそれほど大きくなっていない。
ところで、上記実施例の両光ファイバ心線7、8と、比
較例の光ファイバ心線の引張試験を行なった。材料長は
300mm、試料数は各20、引張速度は100mm/分、
試験温度は22℃、湿度は55%であった。この引張試
験の結果を第4表に示す。
上記第4表から明らかなように、比較例の光ファイバ心
線における破断荷重の平均値は8.1kg、本実施例の光
ファイバ心線7、8における破断荷重の平均値はそれぞ
れ8.40kgと8.60kgである。比較例と実施例の心
線の破断荷重の差0.30kgと0.50kgは六チタン酸
カリウム繊維によって二次被覆層9、10が補強された
ことによると考えられる。そして、上記第4表の試験結
果より、二次被覆層9、10の剛性率が大きくなってい
ることが判る。よって、本実施例の光ファイバ心線7、
8は耐側圧特性が向上しているので、第3表に示すよう
に、側圧が加わっても伝送損失増加がそれほど大きくな
ることはない。
上記実施例において、六チタン酸カリウム繊維は15重
量%と30重量%の割合でポリアミド樹脂に充填されて
いるが、10重量%〜40重量%の範囲で充填量を変え
ることができ、10重量%以下の場合には二次被覆層9
又は10の線膨張係数、加熱収縮量及び剛性が従来のポ
リアミド樹脂のみから成る二次被覆層と殆ど変らず、又
40重量%以上の場合には二次被覆層の押出作業が困難
になってしまう。
尚、上記実施例では、六チタン酸カリウム繊維を用いた
が、二チタン酸カリウム繊維や四チタン酸カリウム繊維
等を用いても同様の効果を得ることができる。
また、ポリアミド樹脂の如き熱可塑性樹脂にチタン酸カ
リウムを充填するだけであることから、二次被覆層9又
は10を任意に着色することができる利点もある。
実施例2 六チタン酸カリウムを15重量%充填したHDPEと、
六チタン酸カリウムを30重量%充填したHDPEをそ
れぞれ実施例1で示した光ファイバ素線上の一次被覆層
に押出被覆し、これにより六チタン酸カリウム15重量
%含むHDPE二次被覆層を有する光ファイバ心線と、
六チタン酸カリウム30重量%含むHDPE二次被覆層
を有する光ファイバ心線とを得た。
これらの光ファイバ心線の各HDPEは、第4図乃至第
6図に(B)で示すように、充填量15重量%と30重
量%位置での線膨張係数、加熱収縮量及びヤング率を有
している。従って、これらの光ファイバ心線はHDPE
のみから成る二次被覆層を有する光ファイバ心線に比
べ、耐側圧特性、低温伝送特性及び高温伝送特性が優れ
ていることが判る。
第2図(A)には本発明の応用例に係る光ファイバケー
ブルが示されている。即ち、この光ファイバケーブルは
中心に位置するテンションメンバ11を備え、このテン
ションメンバ11はガラス繊維強化プラスチックから形
成されている。テンションメンバ11の周面には介在紐
12を介して6本の光ファイバ心線8′が巻き付けられ
ている。これらの光ファイバ心線8′は第1図(B)に
示す光ファイバ心線8と同一構造であり、六チタン酸カ
リウム繊維を30重量%含むポリアミド樹脂から成る二
次被覆層10′を有している。介在紐12はポリプロピ
レン、カイノール若しくはケブラー(Du PONT社製の商
品名)から形成される。介在紐12及び光ファイバ心線
8′上には押え巻き13が設けられ、押え巻13上には
直接的にポリエチレンから成る外被14が押出被覆され
ている。
ところで、第2図(B)には従来のこの種の光ファイバ
ケーブルが示されている。即ち、テンションメンバ11
の周面には、ポリアミド樹脂のみから成る二次被覆層1
5aを有する光ファイバ心線15が介在12と共に巻き
付けられ、押え巻13上にはクッション層16が設けら
れている。そして、クッション層16上に押え巻き1
3′を介してポリエチレンから成る外被14が押出被覆
されている。クッション層16は介在紐12と同一材料
から形成されており、外被14の成型歪やケーブル自体
に加わる外力を吸収し、従来構造の光ファイバ心線15
に側圧が加わるのを防止している。また、このクッショ
ン層16は、外被14の押出時に光ファイバ心線15の
二次被覆層15aが加熱され、収縮するのを防止とする
断熱材としても用いられている。
これに対して、第2図(A)に示す本発明の光ファイバ
ケーブルにおいては、従来の約4倍のヤング率を有し、
かつ加熱収縮量が従来の約1/20である二次被覆層1
0′を含む光ファイバ心線8′を用いているので、クッ
ション層16は不要であり、従って、押え巻13上には
上記したように直接的に外被14が設けられている。よ
って、ケーブル外径を小さくすることができる上に、ク
ッション層16及び押え巻13が不要になることから、
材料費が少なくて済み、安価に光ファイバケーブルを提
供することができる。また、従来のようにクッション層
16を用いると、外被14の押出時に受ける熱や高温雰
囲気中での熱の影響でクッション層16自体が収縮し、
光ファイバ心線15に側圧が加わる。しかるに、本発明
の光ファイバケーブルではクッション層16を用いてい
ないので、このような問題は生ぜず、よって、クッショ
ン層16による側圧で伝送損失が増加することはない。
第3図(A)には本発明をユニット型光ファイバケーブ
ルに応用した例が示されている。即ち、この光ファイバ
ケーブルは、テンションメンバ11の周面に、複数の光
ユニット17が介在カッド12′及びガスパイプ18と
共に巻き付けられ、これらの上に押え巻13′を介して
ポリ塩化ビニルから成る外被14′が押出被覆されてい
る。各光ユニット17は、小径のテンションメンバ11
aの周面に巻き付けられている6本の光ファイバ心線
8′と、これらの光ファイバ心線8′上に巻かれている
押え巻13aとから成る。各光ファイバ心線8′は、六
チタン酸カリウム繊維を30重量%含むポリアミド樹脂
から成る二次被覆層10′を有している。
比較のために、第3図(B)に、従来のこの種の光ファ
イバケーブルを示す。即ち、従来のこの種の光ファイバ
ケーブルでは、ポリアミド樹脂のみから成る二次被覆層
15aを有する光ファイバ心線15を用いているので、
これら光ファイバ心線15上に押え巻13aを介してク
ッション層16′が設けられ、更にこのクッション層1
6′上に他の押え巻13bが設けられ、これにより光ユ
ニット17′が構成されている。
(発明の効果) 本発明によれば、チタン酸カリウムを含むポリアミド樹
脂若しくは高密度ポリエチレンから成る熱可塑性樹脂か
ら二次被覆層を形成したことで、製造が容易で、しかも
肉厚を大きくしなくても剛性を有する上に、線膨張係数
及び加熱収縮量の小さい二次被覆層を有する光ファイバ
心線が得られる。従って、本発明の光ファイバ心線を用
いる場合には耐側圧特性及び耐温度特性の優れた光ファ
イバケーブルを製作することができる。また、本発明の
光ファイバ心線を用いて光ファイバケーブルを製作する
場合にはクッション層が不要になるので、光ファイバケ
ーブルを小径化することができるだけでなく、材料費が
少なくて済むことから非常に経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)はそれぞれ本発明に係る光ファイ
バ心線を示す斜視図、第2図(A)及び第3図(A)は
第1図(B)の光ファイバ心線を用いた光ファイバケー
ブルをそれぞれ示す断面図、第2図(B)及び第3図
(B)は従来の光ファイバケーブルをそれぞれ示す断面
図、第4図乃至第6図はヤング率、線膨張係数及び加熱
収縮量と六チタン酸カリウム繊維充填量との関係をそれ
ぞれ示す特性図、第7図は従来の光ファイバ心線を示す
斜視図である。 1、7、8……光ファイバ心線、 8′、15…… 〃 2……光ファイバ素線、 5……一次被覆層、 9、10、10′……二次被覆層。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−170809(JP,A) 特開 昭60−107607(JP,A) 特開 昭60−107608(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバ素線上に一次被覆層及び二次被
    覆層がこの順で設けられている光ファイバ心線であっ
    て、前記二次被覆層は、チタン酸カリウムを10〜40
    重量%含むポリアミド樹脂若しくは高密度ポリエチレン
    から成る熱可塑性樹脂であることを特徴とする光ファイ
    バ心線。
  2. 【請求項2】前記チタン酸カリウムは繊維状であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の光ファイバ
    心線。
JP60038137A 1985-02-27 1985-02-27 光フアイバ心線 Expired - Lifetime JPH0668570B2 (ja)

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JPS61198113A JPS61198113A (ja) 1986-09-02
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JPS61198113A (ja) 1986-09-02

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