JPH0665960A - 合成樹脂製小型マンホール口装置 - Google Patents
合成樹脂製小型マンホール口装置Info
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Abstract
口14を形成した筒状の接続管15を形成する。接続管15の
中間部の周面に連通させて立上がるようにマンホール口
16をブロー成形にて一体に突設する。マンホール口体12
の円筒状部31の下端の一方の相対する両側周面に、下方
に延長して略扇状の延長部32,32を形成する。円筒状部
31の内周中間部に環状のストッパー34を突設する。延長
部32,32を接続管15の両側周面に位置させる。ストッパ
ー34の下面をマンホール本体11のマンホール口16の上面
に係止する。マンホール口体12をマンホール口16の外周
全体に嵌着する。 【効果】 肉厚の薄いマンホール口16全体をマンホール
口体12にて一体的に補強でき、コストもかさまない。
Description
る合成樹脂製小型マンホール口装置に関する。
事が各地で行われている。そして、下水道管を埋設する
場合、管きょの起点や合流点に、または管きょの方向や
勾配等が変化する箇所にマンホールを設置することが義
務付けられ、あるいは管が直線状で長い場合にその管径
に応じて所定の間隔でマンホールを設置することが義務
付けられている。また、このマンホールは、上流側に流
入口、下流側に流出口、上部にマンホール口がそれぞれ
形成され、上端部が蓋体にて閉塞されてマンホールが形
成されている。
設される下水道本管の場合、例えば管きょ径が300 mm以
下の場合には、例えば内径900 mmの1号マンホールを50
mの間隔で設置することが義務付けられ、コンクリート
製の大型のマンホールが用いられていた。
路下に埋設する場合には、距離に関係なく屈曲点毎にマ
ンホールを設置する必要があるため、多数の大型のマン
ホールを用いると費用がかさみ、また下水道管を住宅地
などの幅の狭い道路下に埋設する場合には、既に水道管
やガス管が配設されている場合など、大型のマンホール
の設置が困難な場合がある。
近年、小型の点検口を有する小型のマンホールが普及し
てきた。特に、下水道管が塩化ビニル樹脂製の場合は、
塩化ビニル樹脂製のマンホールを用いると下水道管とマ
ンホールとの接合部を接着剤やゴムリングにて接合する
ことが可能となり、侵水や漏水を防止できることから、
塩化ビニル樹脂製の小型のマンホールが普及してきた。
ルの成形方法としては、射出成形などの方法も考えられ
るが、金型の製造コスト等の観点から、従来、主として
ブロー成形方法が採用されている。
すように、一端部に流入口1を形成し、他端部に流出口
2を開口形成した接続管3の中央上部に筒状のマンホー
ル口4をブロー成形にて一体に突設した構造を採るマン
ホール口本体5では、マンホール口4をブロー成形にて
一体に突設しているため、一般に、マンホール口4の肉
厚は接続管3の肉厚より薄くなる。
上端より上方に位置するマンホール口円筒状部6と、こ
のマンホール口円筒状部6の下端面から下方に、接続管
3の上部周面から両側周面(前側周面および後側周面)
にかけてそれぞれ延長された略扇状のマンホール口延長
部7,7とにより形成されているが、これらマンホール
口円筒状部6の肉厚およびマンホール口延長部7,7の
肉厚はいずれも接続管3の肉厚より薄く、特に基部から
上端に向かって薄くなる。
の強度を補強するため、図11に示すような塩化ビニル樹
脂製などの円筒形状のソケット8の一方の受口の途中を
切断し、この切断した受口を、マンホール口円筒状部6
の外周に接着してマンホール口円筒状部6を補強し、さ
らに、マンホール口延長部7,7が薄肉であるため、ソ
ケット8及びマンホール口延長部7,7の外周側にFR
P層9を形成して、このソケット8およびマンホール口
延長部7,7を一体的に補強している。
ト8の一方の受口を切断するとともに、肉厚の薄いマン
ホール口延長部7,7を補強するためにその外周にFR
P層9を形成すると、ソケット8の切断やFRP層9の
貼着等の作業に手間がかかるとともにコストがかさみ、
外観も良くないという問題を有している。
で、ブロー成形で一体成形された肉厚の薄いマンホール
口の外周全体をマンホール口体にて一体的に嵌着して補
強し、コストがかさまず、見栄えのよい合成樹脂製小型
マンホール口装置を提供することを目的とする。
マンホール口装置は、一端部に流入口を形成し他端部に
流出口を形成した筒状の接続管と、この接続管の中間部
の周面に連通させて立上がるようにブロー成形にて一体
に突設したマンホール口とを有するマンホール口本体
と、上部に受口を形成した円筒状部とこの円筒状部の下
端の一方の相対する両側周面に下方に延長して形成した
略扇状の延長部とを有し、かつこれら延長部および前記
円筒状部の受口より下方に位置する円筒状部下部が前記
マンホール口本体のマンホール口の外周全体に嵌着され
たマンホール口体とを具備したものである。
は、接続管の周面に連通させて立上がるようにブロー成
形にて一体に突設されたマンホール口の肉厚は、接続管
の肉厚より薄くなり、かつ基部から上端に向かって薄く
なるが、マンホール口体の略扇状の延長部を接続管の両
側周面(前側周面および後側周面)に位置させて、マン
ホール口体の円筒状部下部と延長部をマンホール口本体
のマンホール口の外周全体に嵌着することにより、肉厚
の薄いマンホール口の外周全体がマンホール口体にて一
体的に嵌着されて補強される。
装置の一実施例を図1乃至図6に基づいて説明する。
置は、例えば、図1乃至図3に示すように、塩化ビニル
樹脂製の小型マンホール口装置であり、マンホール口本
体11とマンホール口体12とにより形成されている。
脂により一体成形され、一端部に流入口13を開口形成し
他端部に流出口14を開口形成した円筒形状の接続管15が
形成されている。また、この接続管15の流入口13と流出
口14の中間部の周面に連通させて立上がるように円筒形
状のマンホール口16がブロー成形にて一体に突出形成さ
れている。そして、このマンホール口16の口径Laは接続
管15の口径Lbと略同一に形成されている。なお、前記流
入口13は図示しない下水本管が内周側に嵌合されて接続
され、また流出口14は図示しない継手を介して図示しな
い下水本管に接続されるものであり、図1に示すよう
に、流入口13の内周には、ゴムリングなどの弾性リング
17が嵌着した環状凹溝18が形成されている。もちろん、
これら流入口13、流出口14およびマンホール口16は、内
部が互いに連通している。
の上端より上方に位置するマンホール口円筒状部21が形
成されている。さらに、このマンホール口円筒状部21の
下端から下方に向かって前記接続管15の上部周面から両
側周面(前側周面および後側周面)の略半径位置(深さ
の1/2 )にまで略扇状のマンホール口延長部22,22が延
長されている。
ブロー成形にて成形しているため、マンホール口16の肉
厚、すなわちマンホール口円筒状部21およびマンホール
口延長部22,22の肉厚は、接続管15の肉厚より薄くなっ
ており、さらに、図3に示すように、基部から上端に向
けてテーパー状に薄くなり、先細状になっている。
突設されている。
ル樹脂により一体成形され、図1乃至図6に示すよう
に、前記接続管15のマンホール口16よりも大径の円筒状
部31が形成され、この円筒状部31の下端は、一方の相対
する両側周面が下方に延長されて延長部32,32が形成さ
れ、図4および図6に示すように、他方の相対する周面
には円弧状の切欠凹部33,33が形成されている。
31の内周中間部には内方に向けて環状のストッパー34が
突設され、このストッパー34とこのストッパー34より上
方に位置する円筒状部上部35とにより受口36が形成さ
れ、この受口36には図示しないマンホール口管が接続さ
れ、このマンホール口管は地表近くで開口されている。
また、このストッパー34の下面は前記マンホール口本体
11のマンホール口16の上面に係止されるものである。
る円筒状部下部37および延長部32,32の内形状は、マン
ホール口本体11のマンホール口16のマンホール口円筒状
部21およびマンホール口延長部22,22の外形状と略同一
に形成されている。
15の両側周面(前側周面および後側周面)のマンホール
口延長部22,22に位置させ、切欠凹部33,33を接続管15
の上部周面に位置させて、マンホール口体12をマンホー
ル口本体11のマンホール口16に接着して嵌合すると、マ
ンホール口体12のストッパー34の下面がマンホール口本
体11のマンホール口16の上面に係止されるとともに、マ
ンホール口体12のストッパー34より下方に位置する円筒
状部下部37と延長部32,32が、肉厚の薄いマンホール口
円筒状部21の外周と肉厚の薄いマンホール口延長部22,
22の外周とに一体的にぴったりと嵌合接着されることに
より、肉厚の薄いマンホール口16の外周全体がマンホー
ル口体12にて補強される。
ール口16にマンホール口体12を嵌合接着するという容易
な取付作業により、肉厚の薄いマンホール口16の外周全
体を、すなわちマンホール口円筒状部21およびマンホー
ル口延長部22,22をマンホール口体12にて一体的に補強
することができ、土圧等の外圧に対して割れや陥没等を
防止し、侵入水や漏水を防止することができ、従来のよ
うにFRP層をマンホール口延長部22,22に貼着する必
要がなくなり、コストがかさまない。
したものについて説明したが、本発明の接続管15は直線
状のものに限定されず、図7および図8に示すように、
接続管15が屈曲した形状のいわゆる曲り桝にも適用する
ことができる。そして、曲り桝の場合には、マンホール
口体12の延長部32a ,32b および切欠凹部33,33の形状
は、マンホール口16のマンホール口延長部22,22の形状
に応じて設定される。
13を内周側に下水本管が嵌合される受口として、また流
出口14は継手を介して接合される差口として説明した
が、本発明の流入口13および流出口14の種類はこれらに
限定されず、TS受口、ゴムリング受口、自在受口等の
種々のタイプのものにすることができる。
の口径Laと接続管15の口径Lbとが略同一のものについて
説明したが、本発明は、マンホール口16の口径Laが接続
管15の口径Lbより小さい場合にも大きい場合にも適用で
きる。
置によれば、マンホール口体の略扇状の延長部を接続管
の両側周面(前側周面および後側周面)に位置させて、
マンホール口体の円筒状部下部と延長部をマンホール口
本体のマンホール口の外周全体に嵌着することにより、
肉厚の薄いマンホール口の外周全体がマンホール口体に
て一体的に嵌着されて補強される。したがって、肉厚の
薄いマンホール口全体をマンホール口体にて一体的に補
強でき、土圧等による外圧に十分耐え、割れや陥没を防
止することができ、従来のようにFRP層をマンホール
口の下部に貼着する必要がなくなり、コストがかさま
ず、外観も見栄えがよい。
実施例を示す一部を切り欠いた正面図である。
の一実施例を示す平面図である。
正面図である。
縦断側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 一端部に流入口を形成し他端部に流出口
を形成した筒状の接続管と、この接続管の中間部の周面
に連通させて立上がるようにブロー成形にて一体に突設
したマンホール口とを有するマンホール口本体と、 上部に受口を形成した円筒状部とこの円筒状部の下端の
一方の相対する両側周面に下方に延長して形成した略扇
状の延長部とを有し、かつこれら延長部および前記円筒
状部の受口より下方に位置する円筒状部下部が前記マン
ホール口本体のマンホール口の外周全体に嵌着されたマ
ンホール口体とを具備したことを特徴とする合成樹脂製
小型マンホール口装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04219111A JP3109695B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 合成樹脂製小型マンホール口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0665960A true JPH0665960A (ja) | 1994-03-08 |
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ID=16730427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04219111A Expired - Lifetime JP3109695B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 合成樹脂製小型マンホール口装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3109695B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0441792U (ja) * | 1990-08-10 | 1992-04-09 |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP04219111A patent/JP3109695B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3109695B2 (ja) | 2000-11-20 |
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