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JPH0665913A - 砂の地質・地盤の液状化防止方法 - Google Patents

砂の地質・地盤の液状化防止方法

Info

Publication number
JPH0665913A
JPH0665913A JP24406092A JP24406092A JPH0665913A JP H0665913 A JPH0665913 A JP H0665913A JP 24406092 A JP24406092 A JP 24406092A JP 24406092 A JP24406092 A JP 24406092A JP H0665913 A JPH0665913 A JP H0665913A
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JP
Japan
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ground
drainage material
drainage
sand
buried
Prior art date
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Granted
Application number
JP24406092A
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English (en)
Other versions
JP2556801B2 (ja
Inventor
Kenji Ishihara
研而 石原
Hisashi Nirei
久 楡井
Yoshitada Yoshida
喜忠 吉田
Takashi Kusuda
隆 楠田
Kazuo Komura
一夫 香村
Osamu Kazaoka
修 風岡
Kensuke Matsumoto
憲典 松本
Tetsuya Ando
鉄也 安藤
Kenji Ogura
健二 小倉
Hifumi Abe
斐文 阿部
Yasuhiko Shirai
保彦 白井
Takuji Nozaki
卓次 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ABE KENSETSU KK
ASAHI KENSETSU KK
KEISEI KENSETSU KK
SHIRAI KENSETSU KK
TAKUMI KENSETSU KK
Nozaki Kenko KK
Original Assignee
ABE KENSETSU KK
ASAHI KENSETSU KK
KEISEI KENSETSU KK
SHIRAI KENSETSU KK
TAKUMI KENSETSU KK
Nozaki Kenko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ABE KENSETSU KK, ASAHI KENSETSU KK, KEISEI KENSETSU KK, SHIRAI KENSETSU KK, TAKUMI KENSETSU KK, Nozaki Kenko KK filed Critical ABE KENSETSU KK
Priority to JP4244060A priority Critical patent/JP2556801B2/ja
Publication of JPH0665913A publication Critical patent/JPH0665913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2556801B2 publication Critical patent/JP2556801B2/ja
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟弱な砂地盤を長期に渡って効果的に液状化
を防止できる方法を提供するものである。 【構成】 砂地盤に所定の間隔をもって削孔した井戸孔
に、空隙率80%以上で且つ外周面にフィルター材を取
り付けた排水材を挿着して埋設させたものであり、排水
材自体が耐圧性と弾性とを有しているので、井戸形状を
長期に渡って維持し、同時に排水材の外周面に設けたフ
ィルター材のあらゆる部分から排水材の内部に地下水が
侵入するので、フィルター材の目詰まり現象がほとんど
見られず、一旦埋設すると半永久的にその機能が失われ
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、埋立地又は盛土造成地
などの人工的に形成された土地、並びに海・河川辺の土
地で地下水位が高く軟弱な砂地盤等において、地震によ
って生ずる液状化を防止する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の砂地盤における液状化は、地震
による地下水圧の急上昇により軟弱な砂地盤が液体のよ
うに不安定になる現象であり、この地盤の上に家屋等の
建造物又は道路等のライフラインが構築されていると、
これらが倒壊又は崩壊してしまう。このような液状化の
防止方法としては、ドレーンパイプ工法及び砕石ド
レーン工法が従来例として知られている。
【0003】前記のドレーンパイプ工法は、例えば直
径が10cm、長さが9mのプラスチック製のパイプに多
数の孔を開けたものが使用され、そのパイプの外周面に
織布からなる薄いシート状のフィルター材を巻き付けた
ものを、対象とする砂地盤中に所定間隔をもって縦方向
に複数本埋設する工法である。
【0004】前記の砕石ドレーン工法は、対象とする
砂地盤に例えば直径50cm、深さ20m程度の穴を所定
間隔をもって複数個掘削し、その穴内に砕石を投入し突
き固めて形成した工法である。
【0005】これら従来例においては、いずれも砂地盤
に一種の井戸を掘り、地震発生時に上昇した地下水圧を
その井戸から地表に逃がすことにより、液状化現象を抑
制しようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のドレーンパイ
プ工法においては、多数の孔を開けたプラスチック製パ
イプの外周面にシート状のフィルター材を被覆したもの
であり、多数開けた孔の間隔が広いと急激な地下水圧の
上昇による排水ができないばかりでなく、孔の開いてい
る部分に対応するフィルター材が局部的にしか作用せ
ず、フィルター機能が著しく低下し、それによっても急
激な地下水圧の上昇に対応できないと言う問題点を有し
ている。
【0007】逆に、多数開けた孔の間隔を狭くすると、
集水性は向上するがパイプ自体の強度、即ち土圧に対す
る耐圧性が劣化し長期埋設及び複数回の小地震によっ
て、パイプが土圧により押し潰されてしまい、いざとな
った時(震度5〜6程度の地震が生じた時)その機能が
果たせなくなる。
【0008】また、前記の砕石ドレーン工法において
は、掘削した井戸穴内に砕石を投入し突き固める作業を
行うため、施工工事の作業性が悪いばかりでなく、降雨
や地震等により地下水位が上昇した時に、突き固められ
た砕石の間隙内に砂がどんどん入り込んで徐々に間隙を
埋めるようになり、やはりいざとなった時にその機能が
充分果たせなくなると言う問題点を有している。
【0009】従って、従来例においては施工の作業性並
びに長期間に渡る井戸の形状及び機能維持に解決しなけ
ればならない課題を有している。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、砂地盤に所定大きさで
所定深さの井戸孔を所定間隔をもって削孔し、これら井
戸孔に樹脂ストリングをカールさせた状態で中空円柱状
に積層しストリング同士の接触部を溶着させ、且つ外周
面にフィルター材を巻き付けて配設した排水材を夫々埋
設させたことを特徴とする砂地盤の液状化防止方法を提
供するものであり、前記排水材の空隙率が80%以上で
且つフィルター材としては、樹脂製の長繊維不織布が使
用され、前記埋設される排水材が垂直方向、斜め方向又
は水平方向のいずれか又はこれらの組み合わせであると
共に、埋設された排水材の上部に砕石層を形成して蓋部
とし、更に地層に対応して排水材のフィルター材に非通
水部を形成するようにしたものである。
【0011】
【作用】井戸孔に、空隙率80%以上の排水材が使用さ
れているので、外周面に巻き付けたフィルター材のあら
ゆる部分から排水材の内部に地下水が侵入するようにな
り、フィルター材の目詰まり現象がほとんど見られず、
しかも排水材自体は耐圧性に優れているので、長期に渡
る井戸孔の形状維持が可能になるのである。
【0012】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例により更に詳し
く説明すると、図1において、1は液状化防止の対象と
なる砂地盤であり、該砂地盤1に例えばオーガ等の削孔
装置を用いて所定大きさ(100〜200mm)及び深さ
(3〜15m)の井戸穴2を削孔し、該井戸穴内に円柱
状の排水材3を挿着埋設するものである。
【0013】この円柱状の排水材3は、樹脂ストリン
グ、即ち略2mm程度の線状ポリプロピレンを加熱溶融し
てノズルから押し出し、カールさせた状態で順次積層さ
せ、繊条の相互接点を溶着して中空円柱状に成型したも
のであり、一般に市販されている(商品名:ヘチマロン
−新光ナイロン株式会社)。
【0014】前記排水材3は、その中央部に長さ方向に
沿って所定の孔4が形成され、実質的にフレキシブルで
あると共に耐圧性が大きく、その表面開孔率が95〜9
7%、空隙率80〜95%であり、荷重が略10t/m
2 の時の空隙率が80%である。
【0015】このような排水材3の外周面にフィルター
材5を巻き付けて固定する。このフィルター材5は、例
えばポリプロピレン製の長繊維の不織布が最も好ましい
例として使用される。
【0016】前記井戸孔1の削孔は、砂地盤の状況にも
よるが、略0.5〜5m間隔で削孔を行い、夫々の井戸
孔2に前記排水材3を挿着する。この場合に、例えばオ
ーガの内部に予め排水材3を挿着しておき、削孔終了時
に先端のビットを開いて強制的に排水材3を押し込みな
がらオーガを抜き取るようにすれば良い。
【0017】そして、井戸孔1内に挿着された排水材3
の上端部は、そのまま数センチ突出させるか、又は図示
したように、地表より僅かに低く埋設し、その上部に例
えば砕石層6を形成することによって蓋をするようにし
ても良い。
【0018】更に、砂地盤1において、途中に粘土・シ
ルト等からなる難透水層1aが存在する場合がある。こ
の難透水層1aは粒度が非常に細かく、この細かい粒子
が順次溶け出してきてフィルター材5に付着すると共
に、排水材3内に順次堆積し、実質的な目詰まり現象を
起こす虞がある。
【0019】このような場合には、細かい粒子の溶け出
しを抑制するために、その難透水層1aに対応する部位
の前記フィルター材5の外周面に水が通水しない材料、
例えばビニールテープ等を捲回して形成した非通水部7
を形成する。
【0020】前記非通水部7の形成は、予め液状化防止
対象の砂地盤1を掘削して地質調査をする際に、難透水
層1aが存在するか否かが確認でき、その難透水層1a
に対応する深さに見合わせて、前記フィルター材5の外
周面にビニールテープ等を巻き付けて非通水部7を形成
するようにすれば良い。
【0021】つまり、地層に合わせてフィルター材5を
選定することも含むものであり、特に難透水層1aの場
合は、排水材3内に入り込まないように、難透水層に対
応する位置のフィルター材5を塞いでしまうのである。
【0022】また、前記排水材3の物質の比重は1より
小さい場合が多いので、井戸孔2から浮き上がるのを防
止するために、その先端部にウエイト8を取り付けるよ
うにしても良い。この場合のウエイトは、例えばコンク
リート等で形成され、該コンクリートを型枠内に投入し
硬化する前に排水材3の端部をコンクリート内に埋め込
んで、排水材3とウエイト8とを一体的に取り付けるよ
うにすれば良い。
【0023】例えば土盛りした造成地においては、図2
に示したように、液状化防止の施工を行う。即ち、盛土
部11においても地下水面12が生成し、該地下水面1
2で液状化現象が発生し易い場所に、前記図1で示した
ように、排水材3を複数箇所に渡って埋設する。この場
合に、垂直方向に埋設したり斜め方向に埋設したりする
ことができる。
【0024】図3及び図4に示したように、軟弱な砂地
盤1上に既に家屋13が建っている場合には、その家屋
の周面において、地下水面12を越えて垂直方向に複数
本の排水材3を埋設すると共に、家屋の周面から家屋の
下部に至るように斜めの排水材3を複数本埋設する。
【0025】また、図5及び図6に示したように、軟弱
な砂地盤1上に家屋を建てる前においては、家屋の床下
になる部分、即ち土台14の近傍も含めて敷地全域に渡
って多数本の排水材3を垂直方向に埋設する。
【0026】更に、図7に示したような道路又は鉄道用
等の盛土部11においても、前記同様に垂直方向と斜め
方向とに複数本の排水材3を埋設するものである。この
場合には、盛土部11において斜め上方に向けて一部の
排水材3を埋設した方が効果的であり、特に降雨時にお
いての排水機能も付与することができる。
【0027】図8及び図9は、軟弱な砂地盤1上に構築
された道路の例を夫々示したものであり、図8の場合
は、道路の基礎部15及び歩道16に垂直方向に複数本
の排水材3を埋設し、その上部に砕石層5を形成して蓋
をするようにし、その砕石層5は道路の側面に設けた側
溝17に連通させてある。このように構成することで、
排水材3を通して急激に上昇した地下水が砕石層5から
側溝17に逃げるようになる。
【0028】図9に示した道路の場合は、道路の側面か
ら基礎部15の下部に平行及び斜めに複数本の排水材3
を埋設し、該排水材3の一端を側溝17に開口させた構
成としたものであり、排水材3からの地下水は直接側溝
17に逃げるようになる。尚18は路面を形成するアス
ファルトである。
【0029】前記いずれの実施例においても、排水材3
を軟弱な砂地盤1に垂直方向、斜め方向又は水平方向に
埋設したものであり、地震などによる間隙水圧の上昇に
よって押し上げられた地下水を地表又は排水用の側溝等
に噴出させることで、砂地盤の液状化現象を抑制するこ
とができ、家屋や道路の倒壊又は崩壊を防止できるので
ある。
【0030】更に、排水材3自体は埋設状態において、
砂地盤1に対する建造物杭の役目も果たすばかりでな
く、振動吸収作用も行うものであり、建造物の沈下及び
地滑りなどを抑制すると共に、トラック又はダンプカー
等の走行若しくは列車等の通過に基づく地下振動伝達を
緩和する作用も果たすことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る砂地
盤の液状化防止方法は、砂地盤に所定大きさで所定深さ
の井戸孔を所定間隔をもって削孔し、これら井戸孔に樹
脂ストリングをカールさせた状態で中空円柱状に積層し
ストリング同士の接触部を溶着させ、且つ外周面にフィ
ルター材を巻き付けて配設した排水材を夫々埋設させた
ことにより、排水材のほとんど全表面から水が侵入でき
る状態で井戸孔形状を維持しており、長期に渡ってもフ
ィルター材の目詰まり現象がほとんど見られないので、
一旦排水材を埋設すると略半永久的に砂地盤の液状化現
象を抑制できると言う優れた効果を奏する。
【0032】また、前記排水材の空隙率が80%以上で
且つフィルター材としては、樹脂製の長繊維不織布が使
用されているので、施工の際に軽量で持ち運び又は運搬
が容易であり、しかも排水材自体が弾性を有し且つ耐圧
性に優れているので、施工工事が容易であると共に、長
期に渡って井戸形状が維持でき、且つ排水の機能が失わ
れないと言う優れた効果を奏する。
【0033】前記埋設される排水材が垂直方向、斜め方
向又は水平方向のいずれか又はこれらの組み合わせであ
ると共に、埋設された排水材の上部に砕石層を形成して
蓋部としたものであり、種々の状況下にある砂地盤であ
っても、液状化防止の施工工事が可能であると言う優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る砂地盤の液状化防止方法を示す要
部の一部断面図である。
【図2】同液状化防止方法を盛土造成地に適用した例を
示す説明図である。
【図3】同液状化防止方法を家屋建築済みの砂地盤に適
用する例の側面を略示的に示す説明図である。
【図4】同図3の平面を示す説明図である。
【図5】同液状化防止方法を家屋建築前の砂地盤に適用
する例の側面を略示的に示す説明図である。
【図6】同図5の平面を示す説明図である。
【図7】同液状化防止方法を道路又は鉄道用等の盛土に
適用する例の側面を略示的に示す説明図である。
【図8】同液状化防止方法を道路に適用する一例の側面
を略示的に示す説明図である。
【図9】同液状化防止方法を道路に適用する他の例の側
面を略示的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 砂地盤 1a 難透水層 2 井戸孔 3 排水材 4 中央部の孔 5 砕石層 6 フィルター材 7 非通水部 8 ウエイト 11 盛土部 12 地下水面 13 建造物 14 土台 15 基礎部 16 歩道 17 側溝 18 アスファルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 砂の地質・地盤の液状化防止方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、埋立地又は盛土造成地
などの人工的に形成された土地、並びに海・河川辺の土
地で地下水位が高く軟弱な砂の地質・地盤等において、
地震によって生ずる液状化を防止する方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の砂の地質・地盤における液状化
は、地震による地下水圧の急上昇により軟弱な砂の地質
・地盤が液体のように不安定になる現象であり、この地
盤の上に家屋等の建造物又は道路等のライフラインが構
築されていると、これらが倒壊又は崩壊してしまう。こ
のような液状化の防止方法としては、ドレーンパイプ
工法及び砕石ドレーン工法が従来例として知られてい
る。
【0003】前記のドレーンパイプ工法は、例えば直
径が10cm、長さが9mのプラスチック製のパイプに多
数の孔を開けたものが使用され、そのパイプの外周面に
織布からなる薄いシート状のフィルター材を巻き付けた
ものを、対象とする砂の地質・地盤中に所定間隔をもっ
て縦方向に複数本埋設する工法である。
【0004】前記の砕石ドレーン工法は、対象とする
砂の地質・地盤に例えば直径50cm、深さ20m程度の
穴を所定間隔をもって複数個掘削し、その穴内に砕石を
投入し突き固めて形成した工法である。
【0005】これら従来例においては、いずれも砂の地
質・地盤に一種の井戸を掘り、地震発生時に上昇した地
下水圧をその井戸から地表に逃がすことにより、液状化
現象を抑制しようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のドレーンパイ
プ工法においては、多数の孔を開けたプラスチック製パ
イプの外周面にシート状のフィルター材を被覆したもの
であり、多数開けた孔の間隔が広いと急激な地下水圧の
上昇による排水ができないばかりでなく、孔の開いてい
る部分に対応するフィルター材が局部的にしか作用せ
ず、フィルター機能が著しく低下すると共に、使用され
ているフィルターが織布であるため、目詰まりし易く、
且つ初期段階において細かい土粒子(砂粒子)が通過し
て、ドレーンパイプ内に堆積してしまい、それによって
地下水圧の上昇に対応できず、ドレーンパイプ機能が失
われると言う問題点を有している。
【0007】逆に、多数開けた孔の間隔を狭くすると、
集水性は向上するがパイプ自体の強度、即ち土圧に対す
る耐圧性が劣化し長期埋設及び複数回の小地震によっ
て、パイプが土圧により押し潰されてしまい、いざとな
った時(気象庁の震度階級で5程度以上の地震が生じた
時)その機能が果たせなくなる。
【0008】また、前記の砕石ドレーン工法において
は、掘削した井戸穴内に砕石を投入し突き固める作業を
行うため、施工工事の作業性が悪いばかりでなく、降雨
や地震等により地下水位が上昇した時に、突き固められ
た砕石の間隙内に砂がどんどん入り込んで徐々に間隙を
埋めるようになり、やはりいざとなった時にその機能が
充分果たせなくなると言う問題点を有している。
【0009】従って、従来例においては施工の作業性並
びに長期間に渡る井戸の形状及び機能維持に解決しなけ
ればならない課題を有している。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、砂の地質・地盤に所定
大きさで所定深さの井戸孔を所定間隔をもって削孔し、
これら井戸孔に樹脂ストリングをカールさせた状態で中
空円柱状に積層しストリング同士の接触部を溶着させ、
且つ外周面にフィルター材を巻き付けて配設した排水材
を夫々埋設させたことを特徴とする砂の地質・地盤の液
状化防止方法を提供するものであり、前記排水材の空隙
率が80%以上で且つフィルター材としては、樹脂製の
長繊維不織布が使用され、前記埋設される排水材が垂直
方向、斜め方向又は水平方向のいずれか又はこれらの組
み合わせであると共に、埋設された排水材の上部に砕石
層を形成して蓋部とし、更に地層に対応して排水材のフ
ィルター材に非通水部を形成するようにしたものであ
る。
【0011】
【作用】井戸孔に、空隙率80%以上の排水材が使用さ
れているので、外周面に巻き付けたフィルター材のあら
ゆる部分から排水材の内部に地下水が侵入するようにな
り、フィルター材の目詰まり現象がほとんど見られず、
長期にわたり充分な排水能力が維持でき、しかも排水材
自体は耐圧性に優れているので、長期に渡る井戸孔の形
状維持が可能になるのである。
【0012】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例により更に詳し
く説明すると、図1において、1は液状化防止の対象と
なる砂の地質・地盤であり、該砂の地質・地盤1に例え
ばオーガ等の削孔装置を用いて所定大きさ(100〜2
00mm)及び深さ(3〜15m)の井戸孔2を削孔し、
該井戸孔内に円柱状の排水材3を挿着埋設するものであ
る。
【0013】この円柱状の排水材3は、樹脂ストリン
グ、即ち略2mm程度の線状ポリプロピレンを加熱溶融し
てノズルから押し出し、カールさせた状態で順次積層さ
せ、繊条の相互接点を溶着して中空円柱状に成型したも
のであり、一般に市販されている(商品名:ヘチマロン
−新光ナイロン株式会社)。
【0014】前記排水材3は、その中央部に長さ方向に
沿って所定の孔4が形成され、実質的にフレキシブルで
あると共に耐圧性が大きく、その表面開孔率が95〜9
7%、空隙率80〜95%であり、荷重が略10t/m
2 の時の空隙率が80%である。
【0015】このような排水材3の外周面にフィルター
材6を巻き付けて固定する。このフィルター材6は、例
えばポリプロピレン製の長繊維の不織布が最も好ましい
例として使用される。
【0016】前記井戸孔2の削孔は、砂の地質・地盤の
状況にもよるが、略0.5〜5m間隔で削孔を行い、夫
々の井戸孔2に前記排水材3を挿着する。この場合に、
例えばオーガの内部に予め排水材3を挿着しておき、削
孔終了時に先端のビットを開いて強制的に排水材3を押
し込みながらオーガを抜き取るようにすれば良い。
【0017】そして、井戸孔2内に挿着された排水材3
の上端部は、そのまま数センチ突出させるか、又は図示
したように、地表より僅かに低く埋設し、その上部に例
えば砕石層6を形成することによって蓋をするようにし
ても良い。
【0018】更に、砂の地質・地盤1において、途中に
粘土・シルト等からなる難透水層1aが存在する場合が
ある。この難透水層1aは粒度が非常に細かく、この細
かい粒子が順次溶け出してきてフィルター材6に付着す
ると共に、排水材3内に順次堆積し、実質的な目詰まり
現象を起こす虞がある。
【0019】このような場合には、細かい粒子の溶け出
しを抑制するために、その難透水層1aに対応する部位
の前記フィルター材6の外周面に水が通水しない材料、
例えばビニールテープ等を捲回して形成した非通水部7
を形成する。
【0020】前記非通水部7の形成は、予め液状化防止
対象の砂の地質・地盤1を掘削して地質調査をする際
に、難透水層1aが存在するか否かが確認でき、その難
透水層1aに対応する深さに見合わせて、前記フィルタ
ー材6の外周面にビニールテープ等を巻き付けて非通水
部7を形成するようにすれば良い。
【0021】つまり、地層に合わせてフィルター材6を
選定することも含むものであり、特に難透水層1aの場
合は、排水材3内に入り込まないように、難透水層に対
応する位置のフィルター材6を塞いでしまうのである。
【0022】また、前記排水材3の物質の比重は1より
小さい場合が多いので、井戸孔2から浮き上がるのを防
止するために、その先端部にウエイト8を取り付けるよ
うにしても良い。この場合のウエイトは、例えばコンク
リート等で形成され、該コンクリートを型枠内に投入し
硬化する前に排水材3の端部をコンクリート内に埋め込
んで、排水材3とウエイト8とを一体的に取り付けるよ
うにすれば良い。
【0023】例えば土盛りした造成地においては、図2
に示したように、液状化防止の施工を行う。即ち、盛土
部11においても地下水面12が形成され、該地下水面
12で液状化現象が発生し易い場所に、前記図1で示し
たように、排水材3を複数箇所に渡って埋設する。この
場合に、垂直方向に埋設したり斜め方向に埋設したりす
ることができる。
【0024】図3及び図4に示したように、軟弱な砂の
地質・地盤1上に既に家屋13が建っている場合には、
その家屋の周面において、垂直方向に複数本の排水材3
を埋設すると共に、家屋の周面から家屋の下部に至るよ
うに斜めの排水材3を複数本埋設する。この場合でも、
排水材3の難透水層1aに接する部分のフィルター材
は、非通水部とする。
【0025】また、図5及び図6に示したように、軟弱
な砂の地質・地盤1上に家屋を建てる前においては、家
屋の床下になる部分、即ち土台14の近傍も含めて敷地
全域に渡って多数本の排水材3を垂直方向に埋設する。
【0026】更に、図7に示したような道路又は鉄道用
等の盛土部11においても、前記同様に垂直方向と斜め
方向とに複数本の排水材3を埋設するものである。この
場合には、盛土部11において斜め上方に向けて一部の
排水材3を埋設した方が効果的であり、特に降雨時にお
いての排水機能も付与することができる。
【0027】図8及び図9は、軟弱な砂の地質・地盤1
上に構築された道路の例を夫々示したものであり、図8
の場合は、道路の基礎部15及び歩道16に垂直方向に
複数本の排水材3を埋設し、その上部に砕石層5を形成
して蓋をするようにし、その砕石層5は道路の側面に設
けた側溝17に連通させてある。このように構成するこ
とで、排水材3を通して急激に上昇した地下水が砕石層
5から側溝17に逃げるようになる。
【0028】図9に示した道路の場合は、道路の側面か
ら基礎部15の下部に平行及び斜めに複数本の排水材3
を埋設し、該排水材3の一端を側溝17に開口させた構
成としたものであり、排水材3からの地下水は直接側溝
17に逃げるようになる。尚18は路面を形成するアス
ファルトである。
【0029】前記いずれの実施例においても、排水材3
を軟弱な砂の地質・地盤1に垂直方向、斜め方向又は水
平方向に埋設したものであり、地震などによる間隙水圧
の上昇によって押し上げられた地下水を地表又は排水用
の側溝等に噴出させることで、砂の地質・地盤の液状化
現象を抑制することができ、家屋や道路の倒壊又は崩壊
を防止できるのである。
【0030】更に、排水材3自体は埋設状態において、
砂の地質・地盤1に対する建造物杭の役目も果たすばか
りでなく、振動吸収作用も行うものであり、建造物の沈
下及び地滑りなどを抑制すると共に、トラック又はダン
プカー等の走行若しくは列車等の通過に基づく地下振動
伝達を緩和する作用も果たすことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る砂の
地質・地盤の液状化防止方法は、砂の地質・地盤に所定
大きさで所定深さの井戸孔を所定間隔をもって削孔し、
これら井戸孔に樹脂ストリングをカールさせた状態で中
空円柱状に積層しストリング同士の接触部を溶着させ、
且つ外周面にフィルター材を巻き付けて配設した排水材
を夫々埋設させたことにより、排水材のほとんど全表面
から水が侵入できる状態で井戸孔形状を維持しており、
長期に渡ってもフィルター材の目詰まり現象がほとんど
見られないので、一旦排水材を埋設すると略半永久的に
砂の地質・地盤の液状化現象を抑制できると言う優れた
効果を奏する。
【0032】また、前記排水材の空隙率が80%以上で
且つフィルター材としては、樹脂製の長繊維不織布が使
用されているので、施工の際に軽量で持ち運び又は運搬
が容易であり、しかも排水材自体が弾性を有し且つ耐圧
性に優れているので、施工工事が容易であると共に、長
期に渡って井戸形状が維持でき、且つ排水の機能が失わ
れないと言う優れた効果を奏する。
【0033】前記埋設される排水材が垂直方向、斜め方
向又は水平方向のいずれか又はこれらの組み合わせであ
ると共に、埋設された排水材の上部に砕石層を形成して
蓋部としたものであり、種々の状況下にある砂の地質・
地盤であっても、液状化防止の施工工事が可能であると
言う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る砂の地質・地盤の液状化防止方法
を示す要部の一部断面図である。
【図2】同液状化防止方法を盛土造成地に適用した例を
示す説明図である。
【図3】同液状化防止方法を家屋建築済みの砂の地質・
地盤に適用する例の側面を略示的に示す説明図である。
【図4】同図3の平面を示す説明図である。
【図5】同液状化防止方法を家屋建築前の砂の地質・地
盤に適用する例の側面を略示的に示す説明図である。
【図6】同図5の平面を示す説明図である。
【図7】同液状化防止方法を道路又は鉄道用等の盛土に
適用する例の側面を略示的に示す説明図である。
【図8】同液状化防止方法を道路に適用する一例の側面
を略示的に示す説明図である。
【図9】同液状化防止方法を道路に適用する他の例の側
面を略示的に示す説明図である。
【符号の説明】 1 砂の地質・地盤 1a 難透水層 2 井戸孔 3 排水材 4 中央部の孔 5 砕石層 6 フィルター材 7 非通水部 8 ウエイト 11 盛土部 12 地下水面 13 建造物 14 土台 15 基礎部 16 歩道 17 側溝 18 アスファルト
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
フロントページの続き (71)出願人 592195056 香村 一夫 千葉県千葉市花見川区花園5−11−2 (71)出願人 592195067 風岡 修 千葉県千葉市美浜区真砂3−12−3−207 (71)出願人 592195078 旭建設株式会社 千葉県千葉市中央区市場町3−1 (71)出願人 592195089 京成建設株式会社 千葉県船橋市宮本4−17−3 (71)出願人 592195090 工建設株式会社 千葉県千葉市中央区南町2−13−12 (71)出願人 592195104 阿部建設株式会社 千葉県旭市ロの832−7 (71)出願人 592195115 白井建設株式会社 千葉県習志野市津田沼2−4−21 (71)出願人 592195126 ノザキ建工株式会社 千葉県千葉市美浜区新港223−3 (72)発明者 石原 研而 神奈川県横浜市緑区奈良町2415−123 (72)発明者 楡井 久 千葉県千葉市稲毛区山王町397−22 (72)発明者 吉田 喜忠 茨城県稲敷郡茎崎町自由ケ丘401−196 (72)発明者 楠田 隆 千葉県千葉市中央区大森町260−141 (72)発明者 香村 一夫 千葉県千葉市花見川区花園5−11−2 (72)発明者 風岡 修 千葉県千葉市美浜区真砂3−12−3−207 (72)発明者 松本 憲典 千葉県千葉市中央区市場町3−1 旭建設 株式会社内 (72)発明者 安藤 鉄也 千葉県船橋市宮本4−17−3 京成建設株 式会社内 (72)発明者 小倉 健二 千葉県千葉市中央区南町2−13−12 工建 設株式会社内 (72)発明者 阿部 斐文 千葉県旭市ロの832−7 阿部建設株式会 社内 (72)発明者 白井 保彦 千葉県習志野市津田沼2−4−21 白井建 設株式会社内 (72)発明者 野崎 卓次 千葉県千葉市美浜区新港223−3 ノザキ 建工株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砂地盤に所定大きさで所定深さの井戸孔
    を所定間隔をもって削孔し、これら井戸孔に樹脂ストリ
    ングをカールさせた状態で中空円柱状に積層しストリン
    グ同士の接触部を溶着させ、且つ外周面にフィルター材
    を巻き付けて配設した排水材を夫々埋設させたことを特
    徴とする砂地盤の液状化防止方法。
  2. 【請求項2】 排水材の空隙率が80%以上で且つフィ
    ルター材が、樹脂製の長繊維不織布である請求項1に記
    載の砂地盤の液状化防止方法。
  3. 【請求項3】 埋設される排水材が垂直方向、斜め方向
    又は水平方向のいずれか又はこれらの組み合わせである
    請求項1に記載の砂地盤の液状化防止方法。
  4. 【請求項4】 埋設された排水材の上部に砕石層を形成
    して蓋部とした請求項1又は3に記載の砂地盤の液状化
    防止方法。
  5. 【請求項5】 地層に対応して排水材のフィルター材に
    非通水部を形成する請求項1又は2に記載の砂地盤の液
    状化防止方法。
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