JPH0663954A - 型開閉機構 - Google Patents
型開閉機構Info
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- JPH0663954A JPH0663954A JP24599092A JP24599092A JPH0663954A JP H0663954 A JPH0663954 A JP H0663954A JP 24599092 A JP24599092 A JP 24599092A JP 24599092 A JP24599092 A JP 24599092A JP H0663954 A JPH0663954 A JP H0663954A
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C2045/645—Mould opening, closing or clamping devices using magnetic means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大型の型開閉機構と、複雑な制御装置を必要
とせず、比較的簡単な制御装置と型開閉機構で高能率な
型開閉を実現する。 【構成】 可動盤8と固定盤7又は可動金型10と固定
金型9に夫々設けた磁極切換え可能な一対の永久磁石2
1と電磁石22よりなるか、双方とも電磁石22,27
とした磁石対を設けると共に、成形サイクルと金型の間
隔xに応じて電磁力の大きさと方向を調整可能としてな
る電磁力調整手段を設け、可動金型10に作用する外力
に重畳する電磁力を作用させるようにしてなるものであ
る。
とせず、比較的簡単な制御装置と型開閉機構で高能率な
型開閉を実現する。 【構成】 可動盤8と固定盤7又は可動金型10と固定
金型9に夫々設けた磁極切換え可能な一対の永久磁石2
1と電磁石22よりなるか、双方とも電磁石22,27
とした磁石対を設けると共に、成形サイクルと金型の間
隔xに応じて電磁力の大きさと方向を調整可能としてな
る電磁力調整手段を設け、可動金型10に作用する外力
に重畳する電磁力を作用させるようにしてなるものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機に利用する型
開閉機構であり、プレス金型、鋳造金型、ダイキャスト
金型にも適用できる型開閉機構に関するものである。
開閉機構であり、プレス金型、鋳造金型、ダイキャスト
金型にも適用できる型開閉機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧駆動型射出成形機の機械要素
と作動の概要を図6で説明する。図6において1は台
盤、2は締結台、3は締結台2で台盤1に固定された型
締めシリンダ、4は台盤1内に装備されている油圧ポン
プから型締めシリンダ3に高圧油を送給する油圧導管、
5は型締めシリンダ3内に摺動自在に挿入されているピ
ストン、6及び6′は一端が型締めシリンダ3に固定さ
れているタイバーで、図面には2本しか描かれていない
が、通常は4本装備されている。7はタイバー6,6′
の他端に固定されている固定盤、8はタイバー6,6′
に摺動自在に嵌合されている可動盤、9は固定盤7に固
定されている固定金型、10は可動盤8に固定されてい
る可動金型である。また11は台盤1に固定された油圧
シリンダ、12は油圧シリンダ11内に摺動自在に挿入
されているピストン、13はピストン12に固定された
摺動盤、14は摺動盤13に固定された可塑化シリン
ダ、15は同じく摺動盤13に固定された油圧シリン
ダ、16は油圧シリンダ11内に摺動自在に挿入されて
いるピストンである。なお、油圧シリンダ15及びピス
トン16は、図面には1組しか描かれていないが通常は
2組ある。17はピストン16に固定された押圧治具、
18は押圧治具17に固定されたスクリュ駆動モータ、
19は原料供給ホッパである。
と作動の概要を図6で説明する。図6において1は台
盤、2は締結台、3は締結台2で台盤1に固定された型
締めシリンダ、4は台盤1内に装備されている油圧ポン
プから型締めシリンダ3に高圧油を送給する油圧導管、
5は型締めシリンダ3内に摺動自在に挿入されているピ
ストン、6及び6′は一端が型締めシリンダ3に固定さ
れているタイバーで、図面には2本しか描かれていない
が、通常は4本装備されている。7はタイバー6,6′
の他端に固定されている固定盤、8はタイバー6,6′
に摺動自在に嵌合されている可動盤、9は固定盤7に固
定されている固定金型、10は可動盤8に固定されてい
る可動金型である。また11は台盤1に固定された油圧
シリンダ、12は油圧シリンダ11内に摺動自在に挿入
されているピストン、13はピストン12に固定された
摺動盤、14は摺動盤13に固定された可塑化シリン
ダ、15は同じく摺動盤13に固定された油圧シリン
ダ、16は油圧シリンダ11内に摺動自在に挿入されて
いるピストンである。なお、油圧シリンダ15及びピス
トン16は、図面には1組しか描かれていないが通常は
2組ある。17はピストン16に固定された押圧治具、
18は押圧治具17に固定されたスクリュ駆動モータ、
19は原料供給ホッパである。
【0003】さて原料であるペレットを原料供給ホッパ
19に投入し、スクリュ駆動モータ18で図示されてい
ないスクリュを可塑化シリンダ14内で回転させると、
ペレットが可塑化され溶融樹脂としてスクリュ前方に溜
まる。一方台盤1内に装備されている油圧ポンプから、
油圧導管4を通じて型締めシリンダ3の順行シリンダ室
に高圧油を送給すると、ピストン5が押し出され、可動
盤8を介して可動金型10が固定金型9に強く押し付け
られる。この状態で、油圧シリンダ11によってピスト
ン12、摺動盤13を介して可塑化シリンダ14の先端
を固定金型9に押し付けながら、油圧シリンダ11によ
ってスクリュを前進させると、溶融樹脂が可塑化シリン
ダ14の先端から、固定金型9と可動金型10の間のキ
ャビティに射出され固化する。
19に投入し、スクリュ駆動モータ18で図示されてい
ないスクリュを可塑化シリンダ14内で回転させると、
ペレットが可塑化され溶融樹脂としてスクリュ前方に溜
まる。一方台盤1内に装備されている油圧ポンプから、
油圧導管4を通じて型締めシリンダ3の順行シリンダ室
に高圧油を送給すると、ピストン5が押し出され、可動
盤8を介して可動金型10が固定金型9に強く押し付け
られる。この状態で、油圧シリンダ11によってピスト
ン12、摺動盤13を介して可塑化シリンダ14の先端
を固定金型9に押し付けながら、油圧シリンダ11によ
ってスクリュを前進させると、溶融樹脂が可塑化シリン
ダ14の先端から、固定金型9と可動金型10の間のキ
ャビティに射出され固化する。
【0004】次に射出成形の次の工程を図7で説明する
と、図7において20は射出成形品であるが、他の機械
要素は図6と全く同じであるので説明を省略する。さて
台盤1内に装備されている油圧ポンプの油圧を、油圧導
管4から油圧導管4′に切り替え、型締めシリンダ3の
対行シリンダ室に高圧油を送給すると、ピストン5が引
き込まれ、可動盤8を介して可動金型10が固定金型9
から引き離され、射出成形品20を取り出すことが出来
る。以上は油圧を用いた型開閉機構を説明したが、この
他にも電動モータとボールネジ、リンク、カム等を組み
合わせた電動式型開閉機構がある。
と、図7において20は射出成形品であるが、他の機械
要素は図6と全く同じであるので説明を省略する。さて
台盤1内に装備されている油圧ポンプの油圧を、油圧導
管4から油圧導管4′に切り替え、型締めシリンダ3の
対行シリンダ室に高圧油を送給すると、ピストン5が引
き込まれ、可動盤8を介して可動金型10が固定金型9
から引き離され、射出成形品20を取り出すことが出来
る。以上は油圧を用いた型開閉機構を説明したが、この
他にも電動モータとボールネジ、リンク、カム等を組み
合わせた電動式型開閉機構がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】射出成形を能率良く行
なうには、先に述べた可塑化工程、射出工程、成形品取
り出し工程等を高速化すべきであるが、中でも重要なの
は金型開閉工程の高速化である。溶融樹脂は固化時に収
縮してヒケを生じるので、射出成形において良好な結果
を得るには、固化過程で成形品を収縮を相殺するに足る
圧力に保持する必要があり、金型は必然的に大重量の物
にならざるを得なかった。この為型閉じ動作時には大重
量の可動金型10を急加速させると共に、固定金型9に
接触する直前で急減速させ、型締め保圧時には大きな力
で可動金型10を固定金型9に押し付け、型開き動作時
には樹脂の粘着力に打ち勝って大重量の可動金型9を急
加速させなければならなかった。従って高能率射出成形
機には、非常に大型の型開閉機構と、複雑な制御装置が
必要となり、機械のコストが高くなると共に、調整、保
全の面で問題があった。本発明は前記従来の問題を解決
するために提案されたものである。
なうには、先に述べた可塑化工程、射出工程、成形品取
り出し工程等を高速化すべきであるが、中でも重要なの
は金型開閉工程の高速化である。溶融樹脂は固化時に収
縮してヒケを生じるので、射出成形において良好な結果
を得るには、固化過程で成形品を収縮を相殺するに足る
圧力に保持する必要があり、金型は必然的に大重量の物
にならざるを得なかった。この為型閉じ動作時には大重
量の可動金型10を急加速させると共に、固定金型9に
接触する直前で急減速させ、型締め保圧時には大きな力
で可動金型10を固定金型9に押し付け、型開き動作時
には樹脂の粘着力に打ち勝って大重量の可動金型9を急
加速させなければならなかった。従って高能率射出成形
機には、非常に大型の型開閉機構と、複雑な制御装置が
必要となり、機械のコストが高くなると共に、調整、保
全の面で問題があった。本発明は前記従来の問題を解決
するために提案されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、可動
金型と固定金型を具備し、外力を用いて可動金型の開閉
を行なう型開閉機構において、可動盤と固定盤又は可動
金型と固定金型に夫々設けた磁極切換え可能な少なくと
も一対の磁石対と、電磁力調整手段とを設け、前記可動
金型に作用する外力に重畳する電磁力を作用させるもの
であり、また磁石対は永久磁石と電磁石か、夫々電磁石
よりなり、電磁力調整手段は成形サイクルと金型の間隔
xに応じて電磁力の大きさと方向を調整可能としてなる
もので、これらを課題解決のための手段とするものであ
る。
金型と固定金型を具備し、外力を用いて可動金型の開閉
を行なう型開閉機構において、可動盤と固定盤又は可動
金型と固定金型に夫々設けた磁極切換え可能な少なくと
も一対の磁石対と、電磁力調整手段とを設け、前記可動
金型に作用する外力に重畳する電磁力を作用させるもの
であり、また磁石対は永久磁石と電磁石か、夫々電磁石
よりなり、電磁力調整手段は成形サイクルと金型の間隔
xに応じて電磁力の大きさと方向を調整可能としてなる
もので、これらを課題解決のための手段とするものであ
る。
【0007】
【作用】電磁石は電流量と極性を選ぶことによって、磁
極の方向と磁力を任意に変えることができるので、型閉
じ動作時には、相対する磁石面を同磁極にしておけば、
反発力が働く。この反発力は距離の自乗に反比例するの
で、可動金型が固定金型に近付けば反発力は急激に大き
くなり、高速で動いている可動金型を、固定金型の近傍
で急減速することができる。また型締め保圧時には、相
対する磁石面を異磁極にすれば吸引力が働き、可動金型
と固定金型を密着させることができる。更に型開き動作
時には、相対する磁石面を再び同磁極にすれば反発力が
働くので、効率良く型開き動作を開始することができ
る。
極の方向と磁力を任意に変えることができるので、型閉
じ動作時には、相対する磁石面を同磁極にしておけば、
反発力が働く。この反発力は距離の自乗に反比例するの
で、可動金型が固定金型に近付けば反発力は急激に大き
くなり、高速で動いている可動金型を、固定金型の近傍
で急減速することができる。また型締め保圧時には、相
対する磁石面を異磁極にすれば吸引力が働き、可動金型
と固定金型を密着させることができる。更に型開き動作
時には、相対する磁石面を再び同磁極にすれば反発力が
働くので、効率良く型開き動作を開始することができ
る。
【0008】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図5は本発明の実施例を示し、図1は射出成
形機の全体側面図、図2及び図3はその制御回路の一例
を示し、型閉じ動作時及び型開き動作時の金型付近の拡
大図を図4に、型締め保圧時の金型付近の拡大図を図5
に示す。さて図1において、符号1から19に示す機械
要素は図6と全く同じであるので、これらの詳細な説明
は省略する。図1において図6と相違する点は、可動盤
8に永久磁石21,21′を固定し、固定盤7に電磁石
22,22′を固定した点である。また23はスイッチ
ボックス、24は射出成形機のシーケンス制御装置、2
5は直流電源、26は可変抵抗器である。
と、図1〜図5は本発明の実施例を示し、図1は射出成
形機の全体側面図、図2及び図3はその制御回路の一例
を示し、型閉じ動作時及び型開き動作時の金型付近の拡
大図を図4に、型締め保圧時の金型付近の拡大図を図5
に示す。さて図1において、符号1から19に示す機械
要素は図6と全く同じであるので、これらの詳細な説明
は省略する。図1において図6と相違する点は、可動盤
8に永久磁石21,21′を固定し、固定盤7に電磁石
22,22′を固定した点である。また23はスイッチ
ボックス、24は射出成形機のシーケンス制御装置、2
5は直流電源、26は可変抵抗器である。
【0009】次に図1の実施例について作用を説明する
と、先ず型閉じ動作時には、可動金型10が可動盤8と
共に高速度で固定金型9に近付くが、この時図2のスイ
ッチボックス23が、射出成形機のシーケンス制御装置
24の指令により、実線で示した結線にすれば、直流電
源25からの電流により電磁石22,22′は、図4に
示すように相対する永久磁石21,21′と同磁極にな
って互いに反発するので、可変抵抗器26で反発力を制
御することにより、可動金型10を固定金型9の近傍で
急減速することができる。次に型締め保圧時には、図2
のスイッチボックス23が、射出成形機のシーケンス制
御装置24の指令により、破線で示した結線にすれば、
直流電源25からの電流により電磁石22,22′は、
図5に示すように相対する永久磁石21,21′と異磁
極になり、互いに吸引することによって保圧力を高める
ことができる。
と、先ず型閉じ動作時には、可動金型10が可動盤8と
共に高速度で固定金型9に近付くが、この時図2のスイ
ッチボックス23が、射出成形機のシーケンス制御装置
24の指令により、実線で示した結線にすれば、直流電
源25からの電流により電磁石22,22′は、図4に
示すように相対する永久磁石21,21′と同磁極にな
って互いに反発するので、可変抵抗器26で反発力を制
御することにより、可動金型10を固定金型9の近傍で
急減速することができる。次に型締め保圧時には、図2
のスイッチボックス23が、射出成形機のシーケンス制
御装置24の指令により、破線で示した結線にすれば、
直流電源25からの電流により電磁石22,22′は、
図5に示すように相対する永久磁石21,21′と異磁
極になり、互いに吸引することによって保圧力を高める
ことができる。
【0010】更に型開き動作時には、図2のスイッチボ
ックス23が、射出成形機のシーケンス制御装置24の
指令により、再び実線で示した結線にすれば、直流電源
25からの電流により電磁石22,22′は、図4に示
すように相対する永久磁石21,21′と同磁極になっ
て互いに反発するので、容易に型開き動作を開始するこ
とができる。以上は型開閉制御機構に永久磁石と電磁石
を利用した例を示したが、次に磁石対に全て電磁石を利
用した例を図3で説明する。図3において、22,2
2′,23,24,26は図2と同じであるので説明は
省略する。なお、25は電源で、直流電源でも交流電源
でもよく、27,27′は図1の可動盤8に固定された
電磁石である。
ックス23が、射出成形機のシーケンス制御装置24の
指令により、再び実線で示した結線にすれば、直流電源
25からの電流により電磁石22,22′は、図4に示
すように相対する永久磁石21,21′と同磁極になっ
て互いに反発するので、容易に型開き動作を開始するこ
とができる。以上は型開閉制御機構に永久磁石と電磁石
を利用した例を示したが、次に磁石対に全て電磁石を利
用した例を図3で説明する。図3において、22,2
2′,23,24,26は図2と同じであるので説明は
省略する。なお、25は電源で、直流電源でも交流電源
でもよく、27,27′は図1の可動盤8に固定された
電磁石である。
【0011】次に以上の如く構成された実施例について
作用を説明すると、先ず型閉じ動作時には、可動金型1
0が可動盤8と共に高速度で固定金型9に近付くが、こ
の時図3のスイッチボックス23が、射出成形機のシー
ケンス制御装置24の指令により、実線で示した結線に
すれば、電源25からの電流により電磁石22,22′
は相対する電磁石27,27′と同磁極になって互いに
反発するので、可変抵抗器26で反発力を制御すること
により、可動金型10を固定金型9の近傍で急減速する
ことができる。次に型締め保圧時には、図3のスイッチ
ボックス23が、射出成形機のシーケンス制御装置24
の指令により、破線で示した結線にすれば、電源25か
らの電流により電磁石22,22′は、相対する電磁石
27,27′と異磁極になって互いに吸引するので、保
圧力を高めることができる。更に型開き動作時には、図
3のスイッチボックス23が、射出成形機のシーケンス
制御装置24の指令により、再び実線で示した結線にす
れば、電源25からの電流により電磁石22,22′
は、相対する電磁石27,27′と同磁極になって互い
に反発するので、容易に型開き動作を開始することがで
きる。
作用を説明すると、先ず型閉じ動作時には、可動金型1
0が可動盤8と共に高速度で固定金型9に近付くが、こ
の時図3のスイッチボックス23が、射出成形機のシー
ケンス制御装置24の指令により、実線で示した結線に
すれば、電源25からの電流により電磁石22,22′
は相対する電磁石27,27′と同磁極になって互いに
反発するので、可変抵抗器26で反発力を制御すること
により、可動金型10を固定金型9の近傍で急減速する
ことができる。次に型締め保圧時には、図3のスイッチ
ボックス23が、射出成形機のシーケンス制御装置24
の指令により、破線で示した結線にすれば、電源25か
らの電流により電磁石22,22′は、相対する電磁石
27,27′と異磁極になって互いに吸引するので、保
圧力を高めることができる。更に型開き動作時には、図
3のスイッチボックス23が、射出成形機のシーケンス
制御装置24の指令により、再び実線で示した結線にす
れば、電源25からの電流により電磁石22,22′
は、相対する電磁石27,27′と同磁極になって互い
に反発するので、容易に型開き動作を開始することがで
きる。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、微妙な制御と大きな力が必要な金型接近時に的確な
制御が可能であるので、比較的簡単な制御装置と型開閉
機構で高能率な射出成形機を実現することができ、従来
のように非常に大型の型開閉機構と、複雑な制御装置は
全く必要でない。
ば、微妙な制御と大きな力が必要な金型接近時に的確な
制御が可能であるので、比較的簡単な制御装置と型開閉
機構で高能率な射出成形機を実現することができ、従来
のように非常に大型の型開閉機構と、複雑な制御装置は
全く必要でない。
【図1】本発明の実施例に係る射出成形機の全体を示す
側面図である。
側面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る制御回路の概要を示
す配線図である。
す配線図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る制御回路の概要を示
す配線図である。
す配線図である。
【図4】本発明の実施例に係る型開閉機構の側面図であ
る。
る。
【図5】図4と磁極が逆になった場合の型開閉機構の側
面図である。
面図である。
【図6】従来の射出成形機における型開閉機構の全体を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図7】図6の射出成形機と作動状態を異にする側面図
である。
である。
【符号の説明】 1 台盤 2 締結台 3 型締めシリンダ 4 油圧導管 5 ピストン 6,6′ タイバー 7 固定盤 8 可動盤 9 固定金型 10 可動金型 11 油圧シリンダ 12 ピストン 13 摺動盤 14 シリンダ 15 油圧シリンダ 16 ピストン 17 押圧治具 18 スクリュ駆動モータ 19 原料ホッパ 21,21′ 永久磁石 22,22′ 電磁石 23 スイッチボックス 24 シーケンス制御装置 25 直流電源 26 可変抵抗器 27 電磁石
Claims (4)
- 【請求項1】 可動金型と固定金型を具備し、外力を用
いて可動金型の開閉を行なう型開閉機構において、可動
盤と固定盤又は可動金型と固定金型に夫々設けた磁極切
換え可能な少なくとも一対の磁石対と、電磁力調整手段
とを設け、前記可動金型に作用する外力に重畳する電磁
力を作用させることを特徴とする型開閉機構。 - 【請求項2】 請求項1記載の型開閉機構において、磁
石対が永久磁石と電磁石よりなることを特徴とする型開
閉機構。 - 【請求項3】 請求項1記載の型開閉機構において、磁
石対が夫々電磁石よりなることを特徴とする型開閉機
構。 - 【請求項4】 請求項1記載の型開閉機構において、電
磁力調整手段は成形サイクルと金型の間隔xに応じて電
磁力の大きさと方向を調整可能としてなることを特徴と
する型開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24599092A JPH0663954A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 型開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24599092A JPH0663954A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 型開閉機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663954A true JPH0663954A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17141831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24599092A Withdrawn JPH0663954A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 型開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663954A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1992
- 1992-08-24 JP JP24599092A patent/JPH0663954A/ja not_active Withdrawn
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