JPH0663045A - 超音波内視鏡 - Google Patents
超音波内視鏡Info
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- JPH0663045A JPH0663045A JP4221258A JP22125892A JPH0663045A JP H0663045 A JPH0663045 A JP H0663045A JP 4221258 A JP4221258 A JP 4221258A JP 22125892 A JP22125892 A JP 22125892A JP H0663045 A JPH0663045 A JP H0663045A
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Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】管状をなす被検体内が液体で満たされていなく
ても被検体内を自走しながら超音波検査を行なうことの
できる超音波内視鏡を提供する。 【構成】超音波を送受波する超音波送受波部20を前バ
ルーン4または後バルーン5の内部に設け、これらバル
ーン4,5内に導入される液体を介して超音波を送受波
するようにしたことを特徴とする。
ても被検体内を自走しながら超音波検査を行なうことの
できる超音波内視鏡を提供する。 【構成】超音波を送受波する超音波送受波部20を前バ
ルーン4または後バルーン5の内部に設け、これらバル
ーン4,5内に導入される液体を介して超音波を送受波
するようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管状をなす被検体(た
とえば工業用配管や小腸等の生体器官)を検査する際に
用いられる超音波内視鏡に関する。
とえば工業用配管や小腸等の生体器官)を検査する際に
用いられる超音波内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管状をなす被検体を超音波により
検査する手段として、特開昭58−133224号公報
に示されるような超音波内視鏡が知られている。この超
音波内視鏡は、超音波送受波部と、この超音波送受波部
の後端に設けられた第1のバルーンと、この第1バルー
ンに蛇腹状伸縮部材を介して連結された第2バルーンと
を有し、これら第1及び第2のバルーンを流体圧により
被検体の管壁方向に交互に膨脹収縮させると共に蛇腹状
伸縮部材を流体圧により軸方向に伸縮させて被検体内を
イモ虫式に自走するようになっている。
検査する手段として、特開昭58−133224号公報
に示されるような超音波内視鏡が知られている。この超
音波内視鏡は、超音波送受波部と、この超音波送受波部
の後端に設けられた第1のバルーンと、この第1バルー
ンに蛇腹状伸縮部材を介して連結された第2バルーンと
を有し、これら第1及び第2のバルーンを流体圧により
被検体の管壁方向に交互に膨脹収縮させると共に蛇腹状
伸縮部材を流体圧により軸方向に伸縮させて被検体内を
イモ虫式に自走するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
従来の超音波内視鏡は、管状をなす被検体内を自走しな
がら超音波検査を行なうことができるという利点を有す
るが、超音波検査を行なう際には被検体内を液体で満た
す必要があった。
従来の超音波内視鏡は、管状をなす被検体内を自走しな
がら超音波検査を行なうことができるという利点を有す
るが、超音波検査を行なう際には被検体内を液体で満た
す必要があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、管状をなす被検体内が液体で満たされてい
なくても被検体内を自走しながら超音波検査を行なうこ
とのできる超音波内視鏡を提供することを目的とする。
れたもので、管状をなす被検体内が液体で満たされてい
なくても被検体内を自走しながら超音波検査を行なうこ
とのできる超音波内視鏡を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、軸方向に伸縮する軸方向伸縮部の軸方向両
端部に、流体圧により管状をなす被検体の管壁方向に膨
脹収縮する1対のバルーンを有する超音波内視鏡におい
て、前記バルーン内の少くとも一方に超音波送受波部を
設け、前記バルーン内に導入される液体を通じて超音波
を送受波するようにしたことを特徴とする。
に本発明は、軸方向に伸縮する軸方向伸縮部の軸方向両
端部に、流体圧により管状をなす被検体の管壁方向に膨
脹収縮する1対のバルーンを有する超音波内視鏡におい
て、前記バルーン内の少くとも一方に超音波送受波部を
設け、前記バルーン内に導入される液体を通じて超音波
を送受波するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成の本発明は、超音波送受波部を
バルーン内に設けることにより、バルーン内に導入され
た液体を通じて超音波検査を行なうことが可能となる。
バルーン内に設けることにより、バルーン内に導入され
た液体を通じて超音波検査を行なうことが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0008】図1は本発明の第1実施例に係る超音波内
視鏡の概略構成を示す断面図で、この超音波内視鏡は、
管状をなす被検体内に挿入される本体部1と、この本体
部1の後端から外部に導出されたフレキシブルチューブ
2とからなり、本体部1は軸方向伸縮部3を有してい
る。この軸方向伸縮部3は、蛇腹チューブ6と、この蛇
腹チューブ6の両端に気密に嵌着された本体前部7およ
び本体後部8とからなり、本体前部7および本体後部8
の周面には、前バルーン4および後バルーン5が本体前
部7および本体後部8の外周を覆うように取り付けられ
ている。
視鏡の概略構成を示す断面図で、この超音波内視鏡は、
管状をなす被検体内に挿入される本体部1と、この本体
部1の後端から外部に導出されたフレキシブルチューブ
2とからなり、本体部1は軸方向伸縮部3を有してい
る。この軸方向伸縮部3は、蛇腹チューブ6と、この蛇
腹チューブ6の両端に気密に嵌着された本体前部7およ
び本体後部8とからなり、本体前部7および本体後部8
の周面には、前バルーン4および後バルーン5が本体前
部7および本体後部8の外周を覆うように取り付けられ
ている。
【0009】また、本体前部7および本体後部8の周面
には、流体導入孔9,10が設けられている。これらの
流体導入孔9,10は、前バルーン4および後バルーン
5内に水等の流体を導入排出するためのもので、それぞ
れ加圧チューブ11,12を介して蛇腹チューブ6内の
マイクロバルブ13に接続している。このマイクロバル
ブ13は、蛇腹チューブ6内に流体を供給するためのノ
ズル14を有している。また、このマイクロバルブ13
は前記フレキシブルチューブ2内を挿通する加圧チュー
ブ15を介して図示しない流体供給源に接続しており、
バルブの開閉によって加圧チューブ11,12およびノ
ズル14への流体の供給を選択的に制御できるようにな
っている。
には、流体導入孔9,10が設けられている。これらの
流体導入孔9,10は、前バルーン4および後バルーン
5内に水等の流体を導入排出するためのもので、それぞ
れ加圧チューブ11,12を介して蛇腹チューブ6内の
マイクロバルブ13に接続している。このマイクロバル
ブ13は、蛇腹チューブ6内に流体を供給するためのノ
ズル14を有している。また、このマイクロバルブ13
は前記フレキシブルチューブ2内を挿通する加圧チュー
ブ15を介して図示しない流体供給源に接続しており、
バルブの開閉によって加圧チューブ11,12およびノ
ズル14への流体の供給を選択的に制御できるようにな
っている。
【0010】前記本体後部8は内部に分岐チャンネル1
6を有し、この分岐チャンネル16のチャンネル孔16
a,16bを通じて鉗子等の処置具を被検体内に挿入す
ることができるようになっている。なお、分岐チャンネ
ル16の分岐部には、フレキシブルチューブ2を介して
本体後部8内に挿入された処置具の方向を制御する機械
式スイッチ作動部17が設けられている。また、本体後
部8は表面部にマイクロ圧力センサ18を有し、このマ
イクロ圧力センサ18で後バルーン5の膨脹状態を検知
できるようになっている。
6を有し、この分岐チャンネル16のチャンネル孔16
a,16bを通じて鉗子等の処置具を被検体内に挿入す
ることができるようになっている。なお、分岐チャンネ
ル16の分岐部には、フレキシブルチューブ2を介して
本体後部8内に挿入された処置具の方向を制御する機械
式スイッチ作動部17が設けられている。また、本体後
部8は表面部にマイクロ圧力センサ18を有し、このマ
イクロ圧力センサ18で後バルーン5の膨脹状態を検知
できるようになっている。
【0011】一方、前記本体前部7は内部に空洞部19
を有し、この空洞部19内には流動パラフィン等の液体
(図示せず)が充填されているとともに、超音波送受波
部20が設けられている。この超音波送受波部20は、
超音波振動子21と、この超音波振動子21を蛇腹チュ
ーブ6の軸芯回りに回転させるモータ22と、このモー
タ22の回転角を読み取るエンコーダ23とからなり、
モータ22により超音波振動子21を回転させることに
より被検体の管壁全周を超音波走査することができるよ
うになっている。
を有し、この空洞部19内には流動パラフィン等の液体
(図示せず)が充填されているとともに、超音波送受波
部20が設けられている。この超音波送受波部20は、
超音波振動子21と、この超音波振動子21を蛇腹チュ
ーブ6の軸芯回りに回転させるモータ22と、このモー
タ22の回転角を読み取るエンコーダ23とからなり、
モータ22により超音波振動子21を回転させることに
より被検体の管壁全周を超音波走査することができるよ
うになっている。
【0012】なお、前記フレキシブルチューブ2内に
は、前記分岐チャンネル16に連通するチャンネルチュ
ーブ、前記モータ22およびエンコーダ23に接続され
る信号ケーブル24、前記加圧チューブ15等が内挿さ
れている。
は、前記分岐チャンネル16に連通するチャンネルチュ
ーブ、前記モータ22およびエンコーダ23に接続され
る信号ケーブル24、前記加圧チューブ15等が内挿さ
れている。
【0013】このように構成される超音波内視鏡により
例えば小腸等の腸管内を超音波検査する場合は、図2の
(a)に示す状態すなわち前バルーン4、後バルーン5
および蛇腹チューブ6を膨脹させた状態から、図2の
(b)に示すように後バルーン5を収縮させ、次いで蛇
腹チューブ6を収縮させる。次に図2の(c)に示すよ
うに後バルーン5を膨脹させて腸管25の管壁を後バル
ーン5でグリップした後、前バルーン4を収縮させ、さ
らに図2の(d)に示すように蛇腹チューブ6を軸方向
に伸長させることにより、本体部1が腸管25内をイモ
虫のように移動する。このとき、フレキシブルチューブ
2内を挿通する加圧チューブ15によって流体(液体)
がマイクロバルブ13に送られ、このマイクロバルブ1
3から加圧チューブ11を介して前バルーン4に、もし
くはノズル14を介して蛇腹チューブ6に、もしくは加
圧チューブ12を介して後バルーン5に流体が送られ
る。
例えば小腸等の腸管内を超音波検査する場合は、図2の
(a)に示す状態すなわち前バルーン4、後バルーン5
および蛇腹チューブ6を膨脹させた状態から、図2の
(b)に示すように後バルーン5を収縮させ、次いで蛇
腹チューブ6を収縮させる。次に図2の(c)に示すよ
うに後バルーン5を膨脹させて腸管25の管壁を後バル
ーン5でグリップした後、前バルーン4を収縮させ、さ
らに図2の(d)に示すように蛇腹チューブ6を軸方向
に伸長させることにより、本体部1が腸管25内をイモ
虫のように移動する。このとき、フレキシブルチューブ
2内を挿通する加圧チューブ15によって流体(液体)
がマイクロバルブ13に送られ、このマイクロバルブ1
3から加圧チューブ11を介して前バルーン4に、もし
くはノズル14を介して蛇腹チューブ6に、もしくは加
圧チューブ12を介して後バルーン5に流体が送られ
る。
【0014】また、このとき超音波振動子21はモータ
22によって軸周りに回転し、その回転量をエンコーダ
23で検出する。そして、本体部1が止まっている間の
超音波観測は、前バルーン4を腸管25に接触させた状
態で行われる。また、自走中の超音波観測は、前バルー
ン4が腸管25をグリップしていない時は超音波画像が
得られないので、前バルーン4の膨脹と同期して超音波
の送受波を行う。なお、このとき図示しないモニター画
面には、前バルーン4の収縮前の画像を写しておくよう
にする。
22によって軸周りに回転し、その回転量をエンコーダ
23で検出する。そして、本体部1が止まっている間の
超音波観測は、前バルーン4を腸管25に接触させた状
態で行われる。また、自走中の超音波観測は、前バルー
ン4が腸管25をグリップしていない時は超音波画像が
得られないので、前バルーン4の膨脹と同期して超音波
の送受波を行う。なお、このとき図示しないモニター画
面には、前バルーン4の収縮前の画像を写しておくよう
にする。
【0015】また、超音波観測をしながら、観測された
ある組織を生検処置する場合は、図3に示すように分岐
チャンネル16のチャンネル孔16aまたは16bより
処置具26を突出させることにより生検処置を行なうこ
とができる。この場合、処置具26は、分岐チャンネル
16の分岐部に設けられた機械式スイッチ作動部17に
よってチャンネル孔16aまたは16bから出る方向が
制御される。
ある組織を生検処置する場合は、図3に示すように分岐
チャンネル16のチャンネル孔16aまたは16bより
処置具26を突出させることにより生検処置を行なうこ
とができる。この場合、処置具26は、分岐チャンネル
16の分岐部に設けられた機械式スイッチ作動部17に
よってチャンネル孔16aまたは16bから出る方向が
制御される。
【0016】なお、処置具26は、図4に示すように、
極細多関節アーム27としてもよい。この場合、例えば
先端にはカップ28の開閉アクチュエータ29が設けら
れ、それぞれのアーム部材30の間に湾曲アクチュエー
タが内蔵された間接部31が設けられている。
極細多関節アーム27としてもよい。この場合、例えば
先端にはカップ28の開閉アクチュエータ29が設けら
れ、それぞれのアーム部材30の間に湾曲アクチュエー
タが内蔵された間接部31が設けられている。
【0017】また、本体後部8の表面に取り付けられた
マイクロ圧力センサ18は、後バルーン5を膨脹させ、
腸管25に後バルーン5を接触させた時の圧力を検出す
るもので、これにより腸のぜん動運動を把握することが
できる。さらに、このマイクロ圧力センサ18を本体前
部7にも取り付け、腸管25に対するバルーン4,5の
グリップの度合いをマイクロ圧力センサ18で検出しな
がら、バルーン4,5の膨脹量を制御し、生体に対する
安全性を確保するようにしてもよい。また、超音波観測
は、円柱状超音波素子を用いて電子スキャンを行い、全
周を観測するようにしてもよい。
マイクロ圧力センサ18は、後バルーン5を膨脹させ、
腸管25に後バルーン5を接触させた時の圧力を検出す
るもので、これにより腸のぜん動運動を把握することが
できる。さらに、このマイクロ圧力センサ18を本体前
部7にも取り付け、腸管25に対するバルーン4,5の
グリップの度合いをマイクロ圧力センサ18で検出しな
がら、バルーン4,5の膨脹量を制御し、生体に対する
安全性を確保するようにしてもよい。また、超音波観測
は、円柱状超音波素子を用いて電子スキャンを行い、全
周を観測するようにしてもよい。
【0018】このように本発明の第1実施例では、本体
前部7を含む超音波送受波部20を前バルーン4内に設
けたので、前バルーン4に導入される液体を通じて超音
波を送受波することができる。従って、被検体内が液体
で満たされていないようなところ(例えば小腸など)で
も被検体内を自走しながら超音波検査を行なうことがで
きる。
前部7を含む超音波送受波部20を前バルーン4内に設
けたので、前バルーン4に導入される液体を通じて超音
波を送受波することができる。従って、被検体内が液体
で満たされていないようなところ(例えば小腸など)で
も被検体内を自走しながら超音波検査を行なうことがで
きる。
【0019】なお、上述した第1実施例では流体圧によ
り作動する軸方向伸縮部3の両端部に前バルーン4およ
び後バルーン5を設けたが、機械的に軸方向伸縮する軸
方向伸縮部の両端部に前バルーン4および後バルーン5
を設けても良い。
り作動する軸方向伸縮部3の両端部に前バルーン4およ
び後バルーン5を設けたが、機械的に軸方向伸縮する軸
方向伸縮部の両端部に前バルーン4および後バルーン5
を設けても良い。
【0020】次に本発明の第2実施例を図5を参照して
説明する。なお、図1に示したものと同一部分には同一
符号を付し、その部分の説明は省略する。図5におい
て、32は本体後部8内に形成された第2の空洞部であ
り、この空洞部32には、流動パラフィン等の液体(図
示せず)が充填されているとともに、超音波振動子34
と、この超音波振動子34を蛇腹チューブ6の軸芯回り
に回転させるモータ35と、このモータ35の回転角を
読み取るエンコーダ36とからなる第2の超音波送受波
部33が設けられている。
説明する。なお、図1に示したものと同一部分には同一
符号を付し、その部分の説明は省略する。図5におい
て、32は本体後部8内に形成された第2の空洞部であ
り、この空洞部32には、流動パラフィン等の液体(図
示せず)が充填されているとともに、超音波振動子34
と、この超音波振動子34を蛇腹チューブ6の軸芯回り
に回転させるモータ35と、このモータ35の回転角を
読み取るエンコーダ36とからなる第2の超音波送受波
部33が設けられている。
【0021】また、本体後部8の後端に接続されたフレ
キシブルチューブ2の途中には処置用ユニット37が設
けられ、この処置用ユニット37内には、2つのチャネ
ル孔38a,38bを有する分岐チャンネル39と処置
具の方向を制御する機械式スイッチ作動部40が設けら
れている。
キシブルチューブ2の途中には処置用ユニット37が設
けられ、この処置用ユニット37内には、2つのチャネ
ル孔38a,38bを有する分岐チャンネル39と処置
具の方向を制御する機械式スイッチ作動部40が設けら
れている。
【0022】このように構成される第2実施例の自走原
理は、前述した第1実施例と全く同じである。また、患
部組織を生検処置する場合は、処置用ユニット37のチ
ャンネル孔38a又は38bより処置具26を後バルー
ン5の外周方向に向けて出すことにより行なう。さら
に、超音波検査に関しては、前バルーン4が膨脹してい
る時は超音波振動子21によって行い、後バルーン5が
膨脹している時は超音波振動子34によって行う。従っ
て、超音波振動子21で観測できなかった部位を、本体
後部8内に設けられた超音波振動子34によって観測す
ることができ、第1実施例のものよりも超音波観測のも
れを少なくすることができる。
理は、前述した第1実施例と全く同じである。また、患
部組織を生検処置する場合は、処置用ユニット37のチ
ャンネル孔38a又は38bより処置具26を後バルー
ン5の外周方向に向けて出すことにより行なう。さら
に、超音波検査に関しては、前バルーン4が膨脹してい
る時は超音波振動子21によって行い、後バルーン5が
膨脹している時は超音波振動子34によって行う。従っ
て、超音波振動子21で観測できなかった部位を、本体
後部8内に設けられた超音波振動子34によって観測す
ることができ、第1実施例のものよりも超音波観測のも
れを少なくすることができる。
【0023】次に本発明の第3実施例を図6に示す。こ
の第3実施例の超音波内視鏡は前バルーン5の表面に複
数の触覚センサ40が設けた点が図1に示した第1実施
例と異なり、それ以外は第1実施例と同様の構成であ
る。
の第3実施例の超音波内視鏡は前バルーン5の表面に複
数の触覚センサ40が設けた点が図1に示した第1実施
例と異なり、それ以外は第1実施例と同様の構成であ
る。
【0024】従って、この第3実施例では、前バルーン
4の表面に設けた複数の触覚センサ40により前バルー
ン4と腸管25との接触圧を検知することができる。そ
して、前バルーン4が腸管25をグリップしていない時
は、前バルーン4を完全に収縮させてしまうのではな
く、前バルーン4の表面が腸管25の管壁に軽く接する
程度に前バルーン4を収縮させることにより、前バルー
ン4内の超音波振動子21による超音波検査が自走中も
行うことができる。
4の表面に設けた複数の触覚センサ40により前バルー
ン4と腸管25との接触圧を検知することができる。そ
して、前バルーン4が腸管25をグリップしていない時
は、前バルーン4を完全に収縮させてしまうのではな
く、前バルーン4の表面が腸管25の管壁に軽く接する
程度に前バルーン4を収縮させることにより、前バルー
ン4内の超音波振動子21による超音波検査が自走中も
行うことができる。
【0025】次に本発明の第4実施例を図7および図8
を示す。この第4実施例の超音波内視鏡は、前述した第
2実施例のように、後バルーン5の中に超音波振動子3
4、モータ35、エンコーダ36が設けられている。そ
して、前バルーン4の中には超音波振動子は設けられて
おらず、光学的な内視鏡先端部41が設けられている。
この内視鏡先端部41にはCCD(図示しない)と、C
CDの光電変換面に像を映すための観察窓42と、高輝
度照明窓43と、処置具26の出入口であるチャンネル
孔44が設けられている。高輝度照明窓43からの照明
は、光ファイバで導光されたものでもよいし、内視鏡先
端部31内に小型高輝度発光部材が設けられてもよい。
を示す。この第4実施例の超音波内視鏡は、前述した第
2実施例のように、後バルーン5の中に超音波振動子3
4、モータ35、エンコーダ36が設けられている。そ
して、前バルーン4の中には超音波振動子は設けられて
おらず、光学的な内視鏡先端部41が設けられている。
この内視鏡先端部41にはCCD(図示しない)と、C
CDの光電変換面に像を映すための観察窓42と、高輝
度照明窓43と、処置具26の出入口であるチャンネル
孔44が設けられている。高輝度照明窓43からの照明
は、光ファイバで導光されたものでもよいし、内視鏡先
端部31内に小型高輝度発光部材が設けられてもよい。
【0026】また、前バルーン4と後バルーン5との間
には、蛇腹チューブ6に代って軸方向伸縮チューブ45
が設けられている。この軸方向伸縮チューブ45は流体
の加圧によって周方向の膨脹を規制するために軟らかい
チューブの周囲に、軸と垂直断面となるような規制ひも
が多数まかれている。なお、規制ひもはチューブ45内
に埋め込まれていてもよい。
には、蛇腹チューブ6に代って軸方向伸縮チューブ45
が設けられている。この軸方向伸縮チューブ45は流体
の加圧によって周方向の膨脹を規制するために軟らかい
チューブの周囲に、軸と垂直断面となるような規制ひも
が多数まかれている。なお、規制ひもはチューブ45内
に埋め込まれていてもよい。
【0027】また、軸方向伸縮チューブ45は、その断
面を図8に示すように、マルチルーメン構造となってい
る。中央の丸いルーメンはチューブ・コード類が入るた
めのもので、その周りに3つの扁平したルーメン46
a,46b,46cが設けられている。これら3つのル
ーメン46a,46b,46cは、それぞれ独立して流
体の加減圧ができるようになっており、マイクロバルブ
13によって制御される。なお、後バルーン4より後方
の構成に関しては、第2実施例と同じである。
面を図8に示すように、マルチルーメン構造となってい
る。中央の丸いルーメンはチューブ・コード類が入るた
めのもので、その周りに3つの扁平したルーメン46
a,46b,46cが設けられている。これら3つのル
ーメン46a,46b,46cは、それぞれ独立して流
体の加減圧ができるようになっており、マイクロバルブ
13によって制御される。なお、後バルーン4より後方
の構成に関しては、第2実施例と同じである。
【0028】このように構成される本発明の第4実施例
では、内視鏡先端部41の高輝度照明窓43より腸管2
5内を照明し、観察窓42より被写体像を取り入れるこ
とにより、腸管25内を光学的に観察することができ
る。
では、内視鏡先端部41の高輝度照明窓43より腸管2
5内を照明し、観察窓42より被写体像を取り入れるこ
とにより、腸管25内を光学的に観察することができ
る。
【0029】また、内視鏡的処置も観察窓42より観察
される範囲はチャンネル孔44より処置具26(図では
スネア処置具になっているが、他の処置具でもよい)を
出すことにより行われ、超音波観測された部分に関して
は処置ユニット37のチャンネル孔38aまたは38b
より出される処置具26(図では生検ねじになっている
が、他の処置具でもよい)によってなされる。
される範囲はチャンネル孔44より処置具26(図では
スネア処置具になっているが、他の処置具でもよい)を
出すことにより行われ、超音波観測された部分に関して
は処置ユニット37のチャンネル孔38aまたは38b
より出される処置具26(図では生検ねじになっている
が、他の処置具でもよい)によってなされる。
【0030】さらに、軸方向伸縮チューブ45は、扁平
ルーメン46a,46b,46cを同時に加減圧するこ
とにより軸方向に伸縮し、扁平ルーメン46a,46
b,46cのいずれか1つ若しくは2つを加圧して残り
を減圧すると、図9に示すように減圧されたルーメン側
に湾曲するので、腸管25内を綿密に観察したり、正確
な処置を行うことが可能となる。
ルーメン46a,46b,46cを同時に加減圧するこ
とにより軸方向に伸縮し、扁平ルーメン46a,46
b,46cのいずれか1つ若しくは2つを加圧して残り
を減圧すると、図9に示すように減圧されたルーメン側
に湾曲するので、腸管25内を綿密に観察したり、正確
な処置を行うことが可能となる。
【0031】次に本発明の第5実施例を図10および図
11に示す。この第5実施例は図9に示した第4実施例
と類似しているが、前バルーン5の中に第1実施例と同
様の超音波送受波部20が設けられ、後バルーン5の中
に光学系の内視鏡先端部41が設けられている。この内
視鏡先端部41には、観察窓42、高輝度照明窓43、
チャンネル孔44の他に大チャンネル孔47が設けら
れ、大チャンネル孔47の内側に蛇腹チューブ6の一部
が設けられている。なお、それ以外の構成は第1及び第
4実施例と同様である。
11に示す。この第5実施例は図9に示した第4実施例
と類似しているが、前バルーン5の中に第1実施例と同
様の超音波送受波部20が設けられ、後バルーン5の中
に光学系の内視鏡先端部41が設けられている。この内
視鏡先端部41には、観察窓42、高輝度照明窓43、
チャンネル孔44の他に大チャンネル孔47が設けら
れ、大チャンネル孔47の内側に蛇腹チューブ6の一部
が設けられている。なお、それ以外の構成は第1及び第
4実施例と同様である。
【0032】上記のように構成される本発明の第5実施
例では、図11の(a)に示すように前バルーン4を収
縮させ、さらに蛇腹チューブ6を収縮させると、観察窓
42より腸管25内をほぼ全域に亘って観察することが
できる。従って、例えば腫瘍49が発見されれば、図1
1の(b)に示すように観察窓42で観察しながら蛇腹
チューブ6を腫瘍49の下まで伸ばし、前バルーン4を
膨脹させて腸管25(腫瘍49の部分)をグリップし、
腫瘍49付近を超音波送受波部20で超音波観測するこ
とができる。よって、この第5実施例によれば、同一部
位に対してCCDによる光学的な観察と超音波による観
測の両方を行なうことができる。次に本発明の第6実施
例を図12および図13を参照して説明する。
例では、図11の(a)に示すように前バルーン4を収
縮させ、さらに蛇腹チューブ6を収縮させると、観察窓
42より腸管25内をほぼ全域に亘って観察することが
できる。従って、例えば腫瘍49が発見されれば、図1
1の(b)に示すように観察窓42で観察しながら蛇腹
チューブ6を腫瘍49の下まで伸ばし、前バルーン4を
膨脹させて腸管25(腫瘍49の部分)をグリップし、
腫瘍49付近を超音波送受波部20で超音波観測するこ
とができる。よって、この第5実施例によれば、同一部
位に対してCCDによる光学的な観察と超音波による観
測の両方を行なうことができる。次に本発明の第6実施
例を図12および図13を参照して説明する。
【0033】図12は自走式の内視鏡を示し、図中60
は小腸のぜん動運動を利用して小腸深部または大腸まで
挿入するためのカプセル本体である。このカプセル本体
60の先端部外周には、カプセル本体60内の水素貯蔵
合金62をヒータ63で加熱した時に放出される水素に
よって膨脹するバルーン61が設けられている。また、
カプセル本体60の先端面には赤外線CCDカメラ64
及びLED65が設けられ、体腔内の観察が可能となっ
ている。さらに、カプセル本体60の先端面にはチャン
ネル孔66が設けられ、カプセル本体60内のマイクロ
ポンプ67により腸液等の採取が可能となっており、採
取された腸液等はカプセル本体60内のタンク68に貯
えられるようになっている。一方、カプセル本体60の
後端部からはケーブル69が体外まで延出され、CCD
カメラ64による映像信号が体外へ送信可能となってい
る。
は小腸のぜん動運動を利用して小腸深部または大腸まで
挿入するためのカプセル本体である。このカプセル本体
60の先端部外周には、カプセル本体60内の水素貯蔵
合金62をヒータ63で加熱した時に放出される水素に
よって膨脹するバルーン61が設けられている。また、
カプセル本体60の先端面には赤外線CCDカメラ64
及びLED65が設けられ、体腔内の観察が可能となっ
ている。さらに、カプセル本体60の先端面にはチャン
ネル孔66が設けられ、カプセル本体60内のマイクロ
ポンプ67により腸液等の採取が可能となっており、採
取された腸液等はカプセル本体60内のタンク68に貯
えられるようになっている。一方、カプセル本体60の
後端部からはケーブル69が体外まで延出され、CCD
カメラ64による映像信号が体外へ送信可能となってい
る。
【0034】なお、ヒータ62の加熱を制御する回路7
0は、図13に示すように、CCDカメラ64からの最
新の映像データとメモリ71に一時的に格納された1フ
レーム前の信号との差分信号を演算する差分回路72
と、コンパレータ73及び駆動回路74よりなり、ヒー
タ63を適宜加熱することができるようになっている。
このように構成される本発明の第6実施例は、患者の口
からカプセル本体60を挿入すると、カプセル本体60
は図示しない内視鏡の補助または体温変換のもと、胃か
ら十二指腸へ進み、さらに小腸の入口まで挿入される。
そして、小腸に挿入されたカプセル本体60は、ヒータ
63により水素貯蔵合金62を加熱すると、水素貯蔵合
金62内に含まれている水素が気体となって放出され、
バルーン61を膨脹させる。そして、バルーン61が膨
脹すると、小腸のぜん動運動によりバルーン61が徐々
に小腸の奥へ引き込まれていく。
0は、図13に示すように、CCDカメラ64からの最
新の映像データとメモリ71に一時的に格納された1フ
レーム前の信号との差分信号を演算する差分回路72
と、コンパレータ73及び駆動回路74よりなり、ヒー
タ63を適宜加熱することができるようになっている。
このように構成される本発明の第6実施例は、患者の口
からカプセル本体60を挿入すると、カプセル本体60
は図示しない内視鏡の補助または体温変換のもと、胃か
ら十二指腸へ進み、さらに小腸の入口まで挿入される。
そして、小腸に挿入されたカプセル本体60は、ヒータ
63により水素貯蔵合金62を加熱すると、水素貯蔵合
金62内に含まれている水素が気体となって放出され、
バルーン61を膨脹させる。そして、バルーン61が膨
脹すると、小腸のぜん動運動によりバルーン61が徐々
に小腸の奥へ引き込まれていく。
【0035】通常、液状の物質が腸管75内に入ると、
周期が一様な運動が起こる。これがぜん動運動である
が、内容物が半固形状の場合、腸管75では長期間に亘
って内容物を混和させる分筋運動が生じる。この分筋運
動が生じると、カプセル本体60は前方に進むことが出
来なくなる。そこで、赤外線CCDカメラ64からの画
像信号より小腸の動きを検出し、小腸のぜん動運動が止
まった時にはバルーン61を収縮させ、ぜん動運動が再
開されるようにする。
周期が一様な運動が起こる。これがぜん動運動である
が、内容物が半固形状の場合、腸管75では長期間に亘
って内容物を混和させる分筋運動が生じる。この分筋運
動が生じると、カプセル本体60は前方に進むことが出
来なくなる。そこで、赤外線CCDカメラ64からの画
像信号より小腸の動きを検出し、小腸のぜん動運動が止
まった時にはバルーン61を収縮させ、ぜん動運動が再
開されるようにする。
【0036】このようにして、カプセル本体60が小腸
のぜん動運動により小腸深部の目的部位まで到達する
と、マイクロポンプ67を駆動し、チャンネル孔66か
ら腸液を採取する。チャンネル孔66から採取された腸
液はカプセル本体60内のタンク68に貯えられる。
のぜん動運動により小腸深部の目的部位まで到達する
と、マイクロポンプ67を駆動し、チャンネル孔66か
ら腸液を採取する。チャンネル孔66から採取された腸
液はカプセル本体60内のタンク68に貯えられる。
【0037】このように本発明の第6実施例では、小腸
のぜん動運動が停止した際にバルーン61を収縮させる
ことによりぜん動運動を再開させることができるので、
カプセル本体60を小腸のぜん動運動により目的部位ま
で移動させることができ、小腸のぜん動運動を促進して
目的部位までの到達時間を早めることができる。
のぜん動運動が停止した際にバルーン61を収縮させる
ことによりぜん動運動を再開させることができるので、
カプセル本体60を小腸のぜん動運動により目的部位ま
で移動させることができ、小腸のぜん動運動を促進して
目的部位までの到達時間を早めることができる。
【0038】なお、ヒータ63を加熱制御する制御回路
70を、図15に示すように、バッテリー90と、一定
周期毎にヒータ63を加熱するパルスを発生するタイマ
ー回路91および駆動回路92とで構成しても良い。こ
のような構成によると、バルーン61を一定時間膨脹さ
せてぜん動運動をさせた後、バルーン61を収縮させる
ことができ、分筋運動をできるだけ阻止できるので、挿
入速度の向上が可能である。
70を、図15に示すように、バッテリー90と、一定
周期毎にヒータ63を加熱するパルスを発生するタイマ
ー回路91および駆動回路92とで構成しても良い。こ
のような構成によると、バルーン61を一定時間膨脹さ
せてぜん動運動をさせた後、バルーン61を収縮させる
ことができ、分筋運動をできるだけ阻止できるので、挿
入速度の向上が可能である。
【0039】次に本発明の第7実施例を図14に示す。
同図において、80は自走式のカプセル本体であり、こ
のカプセル本体80は、軸方向に伸縮する蛇腹チューブ
81の両端に前バルーン82および後バルーン83を設
けたものである。これら蛇腹チューブ81およびバルー
ン82,83内には水素貯蔵合金84とヒータ85がそ
れぞれ設けられ、各ヒータ85は制御回路86からの信
号により加熱されるようになっている。
同図において、80は自走式のカプセル本体であり、こ
のカプセル本体80は、軸方向に伸縮する蛇腹チューブ
81の両端に前バルーン82および後バルーン83を設
けたものである。これら蛇腹チューブ81およびバルー
ン82,83内には水素貯蔵合金84とヒータ85がそ
れぞれ設けられ、各ヒータ85は制御回路86からの信
号により加熱されるようになっている。
【0040】前バルーン82の先端には赤外線CCDカ
メラ87が設けられている。また、バルーン82,83
の表面には複数の圧力センサ88が設けられ、これら圧
力センサ88の出力は制御回路86に入力されるように
なっている。
メラ87が設けられている。また、バルーン82,83
の表面には複数の圧力センサ88が設けられ、これら圧
力センサ88の出力は制御回路86に入力されるように
なっている。
【0041】カプセル本体80の後端にはケーブル89
が接続されており、体外へ映像信号や圧力信号等を送信
可能となっている。また、外部から強制的に駆動信号も
入力することが可能であり、異常時に対応できるように
なっている。
が接続されており、体外へ映像信号や圧力信号等を送信
可能となっている。また、外部から強制的に駆動信号も
入力することが可能であり、異常時に対応できるように
なっている。
【0042】このような構成において、小腸がぜん動運
動を行っている時には、バルーン82,83を膨脹させ
るためにバルーン82,83内のヒータ85が加熱され
る。一方、分筋運動が起きた時には、バルーン82,8
3の表面に取り付けられた圧力センサ88の出力が一定
値に落ち着く。これにより分筋運動が検出され、分筋運
動が検出された時には、制御回路86により3つの水素
貯蔵合金84の加熱冷却を繰り返してカプセル本体80
をイモ虫式に自走させる。
動を行っている時には、バルーン82,83を膨脹させ
るためにバルーン82,83内のヒータ85が加熱され
る。一方、分筋運動が起きた時には、バルーン82,8
3の表面に取り付けられた圧力センサ88の出力が一定
値に落ち着く。これにより分筋運動が検出され、分筋運
動が検出された時には、制御回路86により3つの水素
貯蔵合金84の加熱冷却を繰り返してカプセル本体80
をイモ虫式に自走させる。
【0043】このように本実施例によれば、小腸がぜん
動運動をしている時にはバルーン82,83を膨脹させ
て進み、分筋運動の時にはイモ虫式の自走を行うことに
より、カプセル本体80の移動速度を向上させることが
できる。
動運動をしている時にはバルーン82,83を膨脹させ
て進み、分筋運動の時にはイモ虫式の自走を行うことに
より、カプセル本体80の移動速度を向上させることが
できる。
【0044】図16および図17は本発明の第8実施例
を示し、この第8実施例では内視鏡95の先端部に流体
の加圧により周方向に膨脹する前バルーン96が取り付
けられている。この前バルーン96は加圧チューブ97
により加減圧されるようなっている。
を示し、この第8実施例では内視鏡95の先端部に流体
の加圧により周方向に膨脹する前バルーン96が取り付
けられている。この前バルーン96は加圧チューブ97
により加減圧されるようなっている。
【0045】また、前バルーン96の後側には蛇腹チュ
ーブ98が設けられている。この蛇腹チューブ98は自
然状態では軸方向に伸長しており、流体の減圧によって
軸方向に収縮するようになっている。なお、蛇腹チュー
ブ98の一端は内視鏡95に固定され、他端は可動円管
99の前端に連結されている。
ーブ98が設けられている。この蛇腹チューブ98は自
然状態では軸方向に伸長しており、流体の減圧によって
軸方向に収縮するようになっている。なお、蛇腹チュー
ブ98の一端は内視鏡95に固定され、他端は可動円管
99の前端に連結されている。
【0046】この可動円管99の周囲には、流体の加圧
により周方向に膨脹する後バルーン100が取り付けら
れ、可動円管99の一端には薄チューブ101が取り付
けられている。そして、薄チューブ101の他端は内視
鏡95の一部に固定されており、これによって蛇腹チュ
ーブ98内の気密(又は水密)が保たれている。なお、
蛇腹チューブ98は加圧チューブ102により、後バル
ーン101は加圧チューブ103によってそれぞれ流体
の加減圧がなされるようになっている。また、内視鏡9
5の先端面は球面形状となっており、自走時に腸壁に当
たっても滑りやすくなっている。
により周方向に膨脹する後バルーン100が取り付けら
れ、可動円管99の一端には薄チューブ101が取り付
けられている。そして、薄チューブ101の他端は内視
鏡95の一部に固定されており、これによって蛇腹チュ
ーブ98内の気密(又は水密)が保たれている。なお、
蛇腹チューブ98は加圧チューブ102により、後バル
ーン101は加圧チューブ103によってそれぞれ流体
の加減圧がなされるようになっている。また、内視鏡9
5の先端面は球面形状となっており、自走時に腸壁に当
たっても滑りやすくなっている。
【0047】上記のように構成される本発明の第8実施
例は、蛇腹チューブ96を減圧して収縮させると、薄チ
ューブ101が図17に示す如く折り返った形となる。
収縮した蛇腹チューブ98が再び伸長する時は、加圧力
よりもむしろ蛇腹チューブ98の持っている弾性力で伸
長するので、薄チューブ101内が加圧され、膨らむこ
となく、図16の状態に戻すことができる。
例は、蛇腹チューブ96を減圧して収縮させると、薄チ
ューブ101が図17に示す如く折り返った形となる。
収縮した蛇腹チューブ98が再び伸長する時は、加圧力
よりもむしろ蛇腹チューブ98の持っている弾性力で伸
長するので、薄チューブ101内が加圧され、膨らむこ
となく、図16の状態に戻すことができる。
【0048】従って、本発明の第8実施例では、減圧に
より収縮する蛇腹チューブ98と、薄チューブ101の
折り返し動作の組み合わせにより、蛇腹チューブ98内
の気密を保ちながら可動円管99をスムーズに前後移動
させることができる。
より収縮する蛇腹チューブ98と、薄チューブ101の
折り返し動作の組み合わせにより、蛇腹チューブ98内
の気密を保ちながら可動円管99をスムーズに前後移動
させることができる。
【0049】次に本発明の第9実施例を図18および図
19に示す。図18および図19において、104は内
視鏡95の湾曲部であり、湾曲部104の前部外周には
後バルーン100が取り付けられ、加圧チューブ103
から供給される流体圧によって内視鏡95の径方向に膨
脹するようになっている。この後バルーン100の前方
には、加圧チューブ102から供給される流体圧によっ
て軸方向に伸縮する蛇腹チューブ98が設けられてい
る。この蛇腹チューブ98の後端は内視鏡95の先端部
105の外周に気密に取り付けられている。
19に示す。図18および図19において、104は内
視鏡95の湾曲部であり、湾曲部104の前部外周には
後バルーン100が取り付けられ、加圧チューブ103
から供給される流体圧によって内視鏡95の径方向に膨
脹するようになっている。この後バルーン100の前方
には、加圧チューブ102から供給される流体圧によっ
て軸方向に伸縮する蛇腹チューブ98が設けられてい
る。この蛇腹チューブ98の後端は内視鏡95の先端部
105の外周に気密に取り付けられている。
【0050】内視鏡95の先端部105の外周には、可
動円管99が軸方向に移動可能に設けられている。この
可動円管99の周囲には、加圧チューブ97から供給さ
れる流体圧によって径方向に膨脹する前バルーン96が
設けられている。
動円管99が軸方向に移動可能に設けられている。この
可動円管99の周囲には、加圧チューブ97から供給さ
れる流体圧によって径方向に膨脹する前バルーン96が
設けられている。
【0051】可動円管99の一部と内視鏡先端部105
の一部(図では先端面近傍)とは、薄チューブ101に
よって接続されており、これによって蛇腹チューブ98
内の気密が保たれている。
の一部(図では先端面近傍)とは、薄チューブ101に
よって接続されており、これによって蛇腹チューブ98
内の気密が保たれている。
【0052】上述した本発明の第9実施例では、蛇腹チ
ューブ98が収縮している時には可動円管99および前
バルーン96が内視鏡95の先端部105上にあり、観
察視野内にはないが、蛇腹チューブ98を伸長させる
と、図19に示すように可動円管99および前バルーン
96が内視鏡95の先端部105より前に出て、腸壁2
5aをグリップする。また、蛇腹チューブ98が内視鏡
湾曲部104を覆っていないので、内視鏡95が湾曲し
た状態でも装置がスコープ先端の向いている方向へスコ
ープを誘導することができる。
ューブ98が収縮している時には可動円管99および前
バルーン96が内視鏡95の先端部105上にあり、観
察視野内にはないが、蛇腹チューブ98を伸長させる
と、図19に示すように可動円管99および前バルーン
96が内視鏡95の先端部105より前に出て、腸壁2
5aをグリップする。また、蛇腹チューブ98が内視鏡
湾曲部104を覆っていないので、内視鏡95が湾曲し
た状態でも装置がスコープ先端の向いている方向へスコ
ープを誘導することができる。
【0053】なお、加圧チューブ97、102、103
は、内視鏡95の内部に内蔵されていても良い。また、
後バルーン100や蛇腹チューブ98の内視鏡95に対
する取付け位置は、湾曲部104の途中であっても良
い。また、図20に示すように、可動円管99ではな
く、蛇腹チューブ98の一部に前バルーン96が設けら
れていても良い。さらに、後バルーン100は、湾曲部
104の後方や蛇腹チューブ98の上に設けられていて
も良い。
は、内視鏡95の内部に内蔵されていても良い。また、
後バルーン100や蛇腹チューブ98の内視鏡95に対
する取付け位置は、湾曲部104の途中であっても良
い。また、図20に示すように、可動円管99ではな
く、蛇腹チューブ98の一部に前バルーン96が設けら
れていても良い。さらに、後バルーン100は、湾曲部
104の後方や蛇腹チューブ98の上に設けられていて
も良い。
【0054】次に本発明の第10実施例を図21に示
す。同図において、110は内視鏡の挿入部であり、こ
の内視鏡挿入部110の周囲には複数のバルーン111
a,111b,111c,111dが挿入部110の軸
方向に間隔を存して設けられている。これらのバルーン
111a,111b,111c,111dは挿入部11
0の内部に形成された加圧経路112より供給される水
等の流体圧により挿入部110の径方向に膨脹するよう
になっている。なお、挿入部110の先端部内には挿入
部110を空気圧により湾曲させる空気圧湾曲機構11
2が設けられている。
す。同図において、110は内視鏡の挿入部であり、こ
の内視鏡挿入部110の周囲には複数のバルーン111
a,111b,111c,111dが挿入部110の軸
方向に間隔を存して設けられている。これらのバルーン
111a,111b,111c,111dは挿入部11
0の内部に形成された加圧経路112より供給される水
等の流体圧により挿入部110の径方向に膨脹するよう
になっている。なお、挿入部110の先端部内には挿入
部110を空気圧により湾曲させる空気圧湾曲機構11
2が設けられている。
【0055】上述した本発明の第10実施例では、バル
ーン111a,111b,111c,111dを収縮さ
せた状態で内視鏡挿入部110を患者の体腔内に挿入す
る。そして、内視鏡挿入部110の先端部が十二指腸に
到達したら、バルーン111a,111b,111c,
111dを膨脹させる。そうすると、小腸がぜん動運動
を行ない、このぜん動運動により挿入部110を目的部
位へ前進させることができる。また、この第10実施例
では、挿入部110内に設けられた1つの加圧無経路1
12によってバルーン111a,111b,111c,
111dを収縮収縮させることがきる。
ーン111a,111b,111c,111dを収縮さ
せた状態で内視鏡挿入部110を患者の体腔内に挿入す
る。そして、内視鏡挿入部110の先端部が十二指腸に
到達したら、バルーン111a,111b,111c,
111dを膨脹させる。そうすると、小腸がぜん動運動
を行ない、このぜん動運動により挿入部110を目的部
位へ前進させることができる。また、この第10実施例
では、挿入部110内に設けられた1つの加圧無経路1
12によってバルーン111a,111b,111c,
111dを収縮収縮させることがきる。
【0056】次に本発明の第11実施例を図22に示
す。この第11実施例は、前述した第4実施例と第8実
施例とを組み合わせたものであり、内視鏡挿入部110
の先端部には、蛇腹チューブ113の両端部に前バルー
ン114および後バルーン115を設けてなるイモ虫式
自走部116が設けられている。
す。この第11実施例は、前述した第4実施例と第8実
施例とを組み合わせたものであり、内視鏡挿入部110
の先端部には、蛇腹チューブ113の両端部に前バルー
ン114および後バルーン115を設けてなるイモ虫式
自走部116が設けられている。
【0057】この第11実施例では、イモ虫式自走部1
16が内視鏡挿入部110を牽引するときにはバルーン
111b,111c,111dを収縮させる。そして、
小腸のぜん動運動を受けるときにはバルーン111b,
111c,111dを膨脹させて腸管内を自走する。
16が内視鏡挿入部110を牽引するときにはバルーン
111b,111c,111dを収縮させる。そして、
小腸のぜん動運動を受けるときにはバルーン111b,
111c,111dを膨脹させて腸管内を自走する。
【0058】次に本発明の第12実施例を図23に示
す。この第12実施例は、バルーン111a,111
b,111cの内表面にマイクロ圧力センサ117を設
け、これらのマイクロ圧力センサ117で小腸のぜん動
運動を検出するようにしたものであり、それ以外は前述
した第8実施例または第9実施例と同様の構成である。
す。この第12実施例は、バルーン111a,111
b,111cの内表面にマイクロ圧力センサ117を設
け、これらのマイクロ圧力センサ117で小腸のぜん動
運動を検出するようにしたものであり、それ以外は前述
した第8実施例または第9実施例と同様の構成である。
【0059】次に本発明の第13実施例を図24に示
す。図24は本発明を小腸スコープゾンデに適用した実
施例を示し、腸管120内に挿入された可撓性チューブ
121の先端部にはバルーン122が取り付けられてい
る。このバルーン122は可撓性チューブ121内に形
成された送気ルーメン123から供給される流体圧によ
り可撓性チューブ121の径方向に膨脹するようになっ
ている。
す。図24は本発明を小腸スコープゾンデに適用した実
施例を示し、腸管120内に挿入された可撓性チューブ
121の先端部にはバルーン122が取り付けられてい
る。このバルーン122は可撓性チューブ121内に形
成された送気ルーメン123から供給される流体圧によ
り可撓性チューブ121の径方向に膨脹するようになっ
ている。
【0060】上記バルーン122内にはコイル124が
設けられている。このコイル124は送気ルーメン12
3内に配設されたリード線125を介して刺激用電源1
26に接続しており、この電源126から10〜20H
z程度の矩形波が印加されるようになっている。また、
可撓性チューブ121内には、先端にライトガイド12
7およびイメージガイド128の先端面を有するスコー
プゾンデ129が内挿されている。
設けられている。このコイル124は送気ルーメン12
3内に配設されたリード線125を介して刺激用電源1
26に接続しており、この電源126から10〜20H
z程度の矩形波が印加されるようになっている。また、
可撓性チューブ121内には、先端にライトガイド12
7およびイメージガイド128の先端面を有するスコー
プゾンデ129が内挿されている。
【0061】上記のように構成される本発明の第13実
施例では、コイル124に10〜20Hz程度の矩形波
を数回印加すると、Averbach神経業130を刺
激し、刺激部より数cm十二指腸側の腸壁のぜん動運動
が促進される。その結果、バルーン122がぜん動運動
により肛門側に押し出されることになり、能動的にぜん
動運動を促進させて挿入時間を短縮することができる。
施例では、コイル124に10〜20Hz程度の矩形波
を数回印加すると、Averbach神経業130を刺
激し、刺激部より数cm十二指腸側の腸壁のぜん動運動
が促進される。その結果、バルーン122がぜん動運動
により肛門側に押し出されることになり、能動的にぜん
動運動を促進させて挿入時間を短縮することができる。
【0062】次に本発明の第14実施例を図25に示
す。この第14実施例では、内視鏡110の先端部に設
けられた前バルーン114が磁気刺激で促進されたぜん
動運動により肛門側へ押し出される。その際、バルーン
114の内表面に取り付けた圧力センサ131でぜん動
運動を検知し、ぜん動運動を検知したならば送気装置1
32で脱気を行ない、蛇腹113を軸方向に収縮させ
る。そうすると、ぜん動運動による移動量にイモ虫運動
で進むストロークが加わるので、挿入速度が速くなる。
す。この第14実施例では、内視鏡110の先端部に設
けられた前バルーン114が磁気刺激で促進されたぜん
動運動により肛門側へ押し出される。その際、バルーン
114の内表面に取り付けた圧力センサ131でぜん動
運動を検知し、ぜん動運動を検知したならば送気装置1
32で脱気を行ない、蛇腹113を軸方向に収縮させ
る。そうすると、ぜん動運動による移動量にイモ虫運動
で進むストロークが加わるので、挿入速度が速くなる。
【0063】次に本発明の第15実施例を図26に示
す。この第15実施例が前述した第14実施例と異なる
点は、バルーン122の後方にポンプ133により促進
液(ガストリン、セルレイン、モチリン等)を散布する
ことにより、後方のぜん動運動を促進させてバルーン1
22を肛門側に移動させるようにしたものであり、上記
の点以外は前述した第14実施例と同様の構成である。
す。この第15実施例が前述した第14実施例と異なる
点は、バルーン122の後方にポンプ133により促進
液(ガストリン、セルレイン、モチリン等)を散布する
ことにより、後方のぜん動運動を促進させてバルーン1
22を肛門側に移動させるようにしたものであり、上記
の点以外は前述した第14実施例と同様の構成である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波送受波部を前バルーンまたは後バルーンのいずれか
一方の内部に設けたことにより、管状をなす被検体内が
液体で満たされていなくても被検体内を自走しながら超
音波検査を行なうことのできる超音波内視鏡を提供でき
る。
音波送受波部を前バルーンまたは後バルーンのいずれか
一方の内部に設けたことにより、管状をなす被検体内が
液体で満たされていなくても被検体内を自走しながら超
音波検査を行なうことのできる超音波内視鏡を提供でき
る。
【図1】本発明の第1実施例に係る超音波内視鏡の概略
構成を示す断面図。
構成を示す断面図。
【図2】図1に示す超音波内視鏡の作用説明図。
【図3】図1に示す超音波内視鏡の作用説明図。
【図4】図3に示す処置具の構成図。
【図5】本発明の第2実施例に係る超音波内視鏡の概略
構成を示す断面図。
構成を示す断面図。
【図6】本発明の第3実施例に係る超音波内視鏡の概略
構成を示す斜視図。
構成を示す斜視図。
【図7】本発明の第4実施例に係る超音波内視鏡の概略
構成を示す斜視図。
構成を示す斜視図。
【図8】図7に示す軸方向伸縮チューブの断面図。
【図9】図7に示す超音波内視鏡の作用説明図。
【図10】本発明の第5実施例に係る超音波内視鏡の概
略構成を示す斜視図。
略構成を示す斜視図。
【図11】本発明の第5実施例に係る超音波内視鏡の作
用説明図。
用説明図。
【図12】本発明の第6実施例を示す図。
【図13】図12に示す制御回路のブロック構成図。
【図14】本発明の第7実施例を示す図。
【図15】図13に示す制御回路の変形例を示す図。
【図16】本発明の第8実施例を示す図。
【図17】図16に示す蛇腹チューブを軸方向に伸長さ
せたときの状態を示す断面図。
せたときの状態を示す断面図。
【図18】本発明の第9実施例を示す図。
【図19】図18に示す内視鏡を腸管内に挿入した状態
を示す図。
を示す図。
【図20】本発明の第9実施例の変形例を示す図。
【図21】本発明の第10実施例を示す図。
【図22】本発明の第11実施例を示す図。
【図23】本発明の第12実施例を示す図。
【図24】本発明の第13実施例を示す図。
【図25】本発明の第14実施例を示す図。
【図26】本発明の第15実施例を示す図。
3…軸方向伸縮部、4…前バルーン、5…後バルーン、
6…蛇腹チューブ、7…本体前部、8…本体後部、18
…マイクロ圧力センサ、19…空洞部、20…超音波送
受波部、21…超音波振動子、22…モータ、23…エ
ンコーダ。
6…蛇腹チューブ、7…本体前部、8…本体後部、18
…マイクロ圧力センサ、19…空洞部、20…超音波送
受波部、21…超音波振動子、22…モータ、23…エ
ンコーダ。
Claims (1)
- 【請求項1】 軸方向に伸縮する軸方向伸縮部の軸方向
両端部に、流体圧により管状をなす被検体の管壁方向に
膨脹収縮する1対のバルーンを有する超音波内視鏡にお
いて、前記バルーン内の少くとも一方に超音波送受波部
を設け、前記バルーン内に導入される液体を通じて超音
波を送受波するようにしたことを特徴とする超音波内視
鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4221258A JPH0663045A (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 超音波内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4221258A JPH0663045A (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 超音波内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663045A true JPH0663045A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16763956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4221258A Withdrawn JPH0663045A (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 超音波内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663045A (ja) |
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