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JPH0662252A - デジタル画像生成装置 - Google Patents

デジタル画像生成装置

Info

Publication number
JPH0662252A
JPH0662252A JP5116960A JP11696093A JPH0662252A JP H0662252 A JPH0662252 A JP H0662252A JP 5116960 A JP5116960 A JP 5116960A JP 11696093 A JP11696093 A JP 11696093A JP H0662252 A JPH0662252 A JP H0662252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gradation
curve
curves
image
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5116960A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Fukui
一之 福井
Takanobu Yamada
孝信 山田
Yoshinobu Namita
芳伸 波田
Hiroyuki Deyama
弘幸 出山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP5116960A priority Critical patent/JPH0662252A/ja
Publication of JPH0662252A publication Critical patent/JPH0662252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが希望の中間的な階調特性を容易に選
択できるデジタル画像形成装置を提供する 【構成】 記憶手段に記憶した複数の階調カーブの中か
らユーザが選択した2種類の階調カーブの中間に、第3
の階調カーブを作成させる。さらに、第1と第2の階調
カーブの間を任意の数(N)で分割するための分割数を
入力することにより、両カーブの間に連続的に変化する
複数個の第3の階調カーブを演算により作ることができ
る。また、原画の1部を同じ紙にこれらの中間的な階調
カーブを用いて試験的にプリントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルプリンタ、デ
ジタル複写機などにおけるデジタル画像形成装置の階調
制御に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルプリンタ、デジタル複写機など
における電子写真プロセスにおいては、原稿読取濃度
(多値のデジタル値)に対応してレーザ発光を変調して
画像を再現する。画像再現において、出力画像の濃度
は、原稿読取濃度(デジタル値)に比例していることが
望ましい。出力画像濃度の原稿読取濃度に対する関係で
ある階調特性は、ピクトリアルな画像の印象を大きく左
右する因子である。そこで、入力される原稿濃度を処理
して、形成される画像の濃度が入力原稿濃度に比例する
ように発光特性を補正する。これを階調補正という。カ
ラー画像再現においては、基本的に出力画像が原稿濃度
にリニアに変化することが求められ、このために画像の
安定化が求められる。階調特性は、電子写真プロセスの
感光体感度、表面電位、現像バイアス電位、現像特性等
の変化により微妙に変化してしまう。そこで、自動濃度
制御、階調補正などで画像再現を安定化している。デジ
タル画像形成装置においては、読み取った原稿濃度は、
多値のデジタル値に変換されるが、多値データの非線形
変換はルックアップテーブル処理などにより容易である
ので、デジタル画像形成装置では、各種安定化制御が可
能である(たとえば、本出願人による特開平3−271
764号公報に記載された装置)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現実には、画
像安定化は完全ではないため、安定化制御による再現画
像の品質は、一部のプロのユーザにとっては満足できな
いことがある。また、デジタルイコライザ的機能とし
て、ユーザが階調特性を任意に選択できるようにする
と、ユーザは、好みの画調を実現できる。そこで、階調
特性をユーザが積極的に変化できるようにすると、ユー
ザに満足感を与えることができると考えられる。なお、
ユーザによる階調特性の変化を可能にするためには、階
調補正と画像安定化システムを連動して動作する必要が
あり、個々の画像生成プロセスに対応したプロセス制御
系が求められる。ところで、ユーザによる選択において
は、目標の階調カーブを選んでも、これでいいとは感じ
ない場合がある。このような場合、さらに微細に階調カ
ーブを設定できると、好みの画像が得られやすくなる。
選択可能な範囲内でさらに微細に中間的な階調の設定を
可能にすると、ユーザの希望の階調が得られやすいと考
えられる。また、このような多くの階調が実現可能な場
合は、ユーザの選択が簡単にできるようにすると、使い
勝手がよい。
【0004】本発明の目的は、ユーザが希望の階調特性
を容易に選択できるデジタル画像形成装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1のデジ
タル画像形成装置は、複数の階調カーブを記憶する記憶
手段と、記憶手段に記憶された複数の階調カーブから任
意の第1と第2の階調カーブを選択する選択手段と、上
記の第1の第2の階調カーブから第3の階調カーブを演
算する階調カーブ演算手段と、上記の第3の階調カーブ
に対応した発光特性により発光を行わせる発光制御手段
とを備える。好ましくは、さらに、上記の第1と第2の
階調カーブの間を任意の数(N)で分割するための分割
数を入力する入力手段を備え、上記の階調カーブ演算手
段は、上記の第1と第2の階調カーブを連続的にN段階
に分割した新たなN個の階調補正カーブを演算する。本
発明に係る第2のデジタル画像形成装置は、複数の階調
カーブを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された複
数の階調カーブから任意の第1と第2の階調カーブを選
択する選択手段と、上記の第1の第2の階調カーブから
第3の階調カーブを演算する階調カーブ演算手段と、作
成した階調カーブを試しコピーするため、原稿画像の1
部分に対し、演算して得られた階調カーブを用いて、同
一コピー紙上に繰り返し出力処理を行わしめるプリント
制御手段とを備える。
【0006】
【作用】本発明に係る第1のデジタル画像形成装置で
は、記憶手段に記憶した複数の階調カーブの中からユー
ザが選択した2種類の階調カーブの中間に、第3の階調
カーブを作成させる。第3の階調カーブを記憶装置に記
憶しておくことにより、得られた階調カーブが繰り返し
使用可能になる。さらに、第1と第2の階調カーブの間
を任意の数(N)で分割するための分割数を入力するこ
とにより、両カーブの間に連続的に変化する複数個の階
調カーブを演算により作ることができる。また、本発明
に係る第2のデジタル画像形成装置では、第1と第2の
階調カーブから1以上の第3の階調カーブを作成し、原
稿画像の1部分に対し、作成した階調カーブを用いて同
一コピー紙上に異なった階調の同一画像を繰り返し出力
して、作成した階調カーブを試しコピーする。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による実施例に
ついて次の順序で説明する。 (a)デジタルカラー複写機の構成 (b)画像信号処理 (c)画像安定化 (d)階調制御 (e)階調選択 (f)外部記憶装置の利用 (g)階調カーブ切り換えの画質モニター (h)目標階調カーブの合成 (i)目標階調カーブの微細な選択 (j)試し焼きモード (k)階調補正データの演算 (l)プリンタ制御のフロー
【0008】(a)デジタルカラー複写機の構成 図1は、本発明の実施例に係るデジタルカラー複写機の
全体構成を示す断面図である。デジタルカラー複写機
は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部100と、イ
メージリーダ部で読み取った画像を再現するプリンタ部
200とに大きく分けられる。イメージリーダ部100
のスキャナ10は、原稿を照射する露光ランプ12と、
原稿からの反射光を集光するロッドレンズアレー13、
及び集光された光を電気信号に変換する密着型のCCD
センサ14を備えている。スキャナ10は、原稿読取時
にはモータ11により駆動されて、矢印の方向(副走査
方向)に移動し、プラテン15上に載置された原稿を走
査する。図3に示すように、イメージリーダ部100
は、イメージリーダ制御部101により制御される。イ
メージリーダ制御部101は、プラテン15上の原稿の
位置を示す位置検出スイッチ102からの位置信号によ
って、ドライブI/O103を介して露光ランプ12を
制御し、また、ドライブI/O103およびパラレルI
/O104を介してスキャンモータドライバ105を制
御する。スキャンモータ11は、スキャンモータドライ
バ105により駆動される。
【0009】図1に戻って説明を続けると、露光ランプ
12で照射された原稿面の画像は、CCDセンサ14で
光電変換される。CCDセンサ14により得られた赤
(R)、緑(G)、青(B)の3色の多値電気信号は、
読取信号処理部20により、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)のいずれかの8ビット
の階調データに変換され、プリンタ制御部201に出力
する。図3に示すように、画像制御部106は、CCD
カラーイメージセンサ14および画像信号処理部20の
それぞれとバスで互いに接続されている。CCDカラー
イメージセンサ14からの画像信号は、画像信号処理部
20に入力されて処理される。図2に示すように、画像
信号処理部20においては、CCDセンサ14によって
光電変換された画像信号は、A/D変換器21により
R,G,Bの多値デジタル画像データに変換され、次に、
それぞれ、シェーディング補正回路22においてシェー
ディング補正される。このシェーディング補正された画
像データは原稿の反射光データであるため、log変換回
路23によってlog変換を行って実際の画像の濃度デー
タに変換される。さらに、アンダーカラー除去・墨加刷
回路24で、余計な黒色の発色を取り除くとともに、真
の黒色データKをR,G,Bデータより生成する。そし
て、マスキング処理回路25にて、R,G,Bの3色のデ
ータがY,M,Cの3色のデータに変換される。こうして
変換されたY,M,Cデータにそれぞれ所定の係数を乗じ
る濃度補正処理を濃度補正回路26にて行い、空間周波
数補正処理を空間周波数補正回路27において行った
後、プリンタ制御部201に画像濃度信号として出力す
る。
【0010】図1に戻って説明を続けると、プリンタ部
200において、プリントヘッド部31は、入力される
階調データに対して感光体の階調特性に応じた階調補正
を行った後、補正後の画像データをD/A変換してレー
ザダイオード駆動信号を生成して、この駆動信号により
半導体レーザ264(図4)を発光させる。階調データ
に対応して発光強度を変調してプリントヘッド部31か
ら発生されるレーザビームは、ポリゴンミラーを経て、
反射鏡37を介して、回転駆動される感光体ドラム41
を露光する。感光体ドラム41は、1複写ごとに露光を
受ける前にイレーサランプ42で照射され、帯電チャー
ジャ43により一様に帯電されている。この状態で露光
をうけると、感光体ドラム41上に原稿の静電潜像が形
成される。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのト
ナー現像器45a〜45dのうちいずれか一つだけが選択
され、感光体ドラム41上の静電潜像を現像する。一
方、複写紙は用紙カセット50より給紙され、転写ドラ
ム51上に巻きつけられる。現像されたトナー像は、転
写チャージャ46により複写紙に転写される。上記印字
過程は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)及びブラック(K)の4色について繰り返して行
われる。このとき、感光体ドラム41と転写ドラム51
の動作に同期してスキャナ10はスキャン動作を繰り返
す。その後、複写紙は、分離爪47を作動させることに
よって転写ドラム51から分離され、定着装置48を通
って定着され、排紙トレー49に排紙される。
【0011】(b)プリンタ制御部と画像信号処理 図3と図4は、デジタルカラー複写機の制御系の全体の
ブロック図を示す。プリンタ部200には、プリント動
作一般の制御を行うプリンタ制御部201が備えられ
る。CPUを備えるプリンタ制御部201には、制御用
のプログラムが格納された制御ROM202、各種デー
タ(階調補正データなど)が格納されたデータROM20
3およびRAM204が接続される。プリンタ制御部2
01は、これらROM、RAMのデータによってプリン
ト動作の制御を行う。プリンタ制御部201は、V0
ンサ44、AIDCセンサ210、ATDCセンサ21
1、温度センサ212、湿度センサ213からのアナロ
グ信号や、かぶり入力スイッチ214、カラーバランス
スイッチ216、感光体ロットスイッチ218からの信
号が入力される。ここで、V0センサ44は、感光体表
面の電位を検出する。また、AIDCセンサ210は、
各色ごとに、標準作像条件(感光体表面電位V0、現像
バイアス電位VB、露光量)で現像された感光体上の基
準トナー像のトナー量を検出し、V0,VB,露光量を最
適条件に設定する。また、後述する操作パネル221か
らのキー入力等を受け付けるパネルCPU150でのキ
ー入力によって、パラレルI/O222を介して、プリ
ンタ制御部201に各種データが入力される。同様に、
後で詳細に説明するタブレットエディタ232(図13
参照)での入力値もパネルCPU150を介してプリン
タ制御部201に入力される。
【0012】プリンタ制御部201は、各種入力データ
によって、制御ROM202の内容に従って、複写制御
部231を制御し、さらに、パラレルI/O241およ
びドライブI/O242を介して帯電チャージャ43の
グリッド電位VGを発生するVG発生用高圧ユニット24
3および現像器45a〜45dの現像バイアス電位VB
発生するVB発生用高圧ユニット244を制御する。プ
リンタ制御部201は、また、イメージリーダ部100
の画像信号処理部20と画像データバスで接続されてお
り、画像データバスを介して入ってくる画像濃度信号を
基にして、後で説明するように、階調補正テーブルが格
納されているデータROM203の内容を参照して発光
レベルを定め、ドライブI/O261およびパラレルI
/O262を介して半導体レーザドライバ263を制御
している。半導体レーザ264は半導体レーザドライバ
263によって、その発光が駆動される。階調表現は、
半導体レーザ264の発光強度の変調により行う。
【0013】図5は、操作パネル221の外観を示す。
ここで、LCD表示部301は、操作で設定されたモー
ドの表示、ユーザへの操作手順の説明、ジャム表示やコ
ピー動作中表示等の状態表示を行う。パネルリセットキ
ー302は、全モードの初期化を行うキーである。キー
303は、コピー枚数の設定を行うテンキーとクリアを
行うクリアキーである。スタートキー304は、コピー
の開始を指示するキーである。画質メニューキー305
を押すと、LCD表示部301には、画質調整用のメニ
ューが表示される。ユーザは、これを操作することによ
り画質調整が可能である。クリエイトメニューキー30
6を押すと、LCD表示部301には、各種クリエイト
機能の設定メニューが表示される。ユーザは、これを操
作することにより様々な機能設定・モード設定が可能で
ある。エンターキー307は、上述の画質メニューおよ
びクリエイトメニューの各操作画面において、確定キー
および次画面キーとして使用される。リバースキー30
8は、キャンセルキー、前画面キーとして使用される。
カーソルキー309は、各操作画面において、メニュー
のカーソル選択およびレベル設定を行うキーである。マ
ルチファンクションキー310は、LCD表示部301
に表示される各選択メニューによって、意味を変えるこ
とができるキーである。このパネルは、ICカード挿入
口311、312を備え、最大で2つまでのICカード
が同時に挿入できる。そして、各挿入口に対応して、プ
ログラム呼び出し/登録キー313とICカード排出キ
ー314を備える。なお、バーコードリーダペン315
を用いて、バーコードを読み取って、様々なモード設定
を行うことが可能である。
【0014】図6は、プリンタ制御部201における画
像データ処理のブロック図である。ここで、画像信号処
理部20からの画像データ(8ビット)は、インターフェ
ース部251を介して、ファーストイン・ファーストア
ウトメモリ(以下FIFOメモリという)252に入力さ
れる。このFIFOメモリ252は、主走査方向の所定
の行数分の画像の階調データを記憶することができるラ
インバッファメモリであり、イメージリーダ部100と
プリンタ部200との動作クロック周波数の相違を吸収
するために設けられる。FIFOメモリ252のデータ
は、次にγ補正部253に入力される。データROM2
03の各種γ補正データがプリンタ制御CPU250に
よりγ補正部253に送られ、γ補正部253は、入力
データを補正して発光レベルをD/A変換部254に送
る。なお、データROM203には、各種階調補正デー
タが格納されている。D/A変換部254で発光レベル
(デジタル値)から変換されたアナログ電圧は、次に、
ゲイン切換部255において、プリンタ制御部201か
らのゲイン設定値に対応してゲイン切換信号発生回路部
256によりスイッチSW1,SW2,…(異なったパ
ワーP1,P2,…に対応)を切り換えて設定されたゲ
インで増幅された後、ドライブI/O261を介して半
導体レーザドライバ263に送られ、半導体レーザ26
4をその値の光強度で発光させる。一方、プリンタ制御
CPU250は、クロック切換回路257に信号を送っ
て、クロック発生回路258又は259を選択し、その
クロック発生回路の発生するクロック信号をパラレルI
/O262を介して半導体レーザドライバ263に送
り、画像データをそのクロックで変調させる。クロック
発生回路の選択により、発光信号のデューティ比(パタ
ーン)が変化され(たとえば100%と80%)、階調
の再現性を選択できる。デューティ比が100%のとき
は、通常の発光に相当するが、デューティ比が80%の
ときは、通常の発光期間の80%の期間に発光が行われ
る。
【0015】(c)画像安定化 階調特性は、基本的に、感光体の感度特性、現像特性、
および、帯電電位V0,現像バイアス電位VB,静電潜像
の減衰電位VSの設定によって決定される。カラー画像
再現においては、基本的に形成される画像(出力画像)
の濃度が原稿濃度にリニアに変化することが求められ、
このために画像の安定化が求められる。本発明は、階調
特性をユーザが選択できるようにするものであるが、階
調制御システムは、画像安定化システムと連動して動作
し、選択された階調特性を常に安定して供給できるもの
でなければならない。
【0016】画像安定化を説明する前に、電子写真プロ
セスの概略を説明する。図7は、感光体ドラム41のま
わりの帯電チャージャ43と現像器45rの配置を図式
的に示す。ここで、感光体41には、放電電位VGの帯
電チャージャ43が対向して設置される。帯電チャージ
ャ43のグリッドには、グリッド電位発生ユニット24
3により負のグリッド電位VGが印加されている。グリ
ッド電位VGと感光体ドラムの表面電位V0との関係は、
ほぼV0=VGとみなせるので、感光体ドラム41表面で
の電位V0は、グリッド電位VGによって制御できる。な
お、表面電位V0は、表面電位計であるV0センサ44に
より検知される。まず、レーザ露光前において、帯電チ
ャージャ43によって感光体ドラム41には負の表面電
位V0が、また、現像バイアス発生ユニット244によ
り現像器45rのローラには、低電位の負の現像バイア
ス電位VB(|VB|<|V0|)が与えられる。すなわ
ち、現像器45rの現像スリーブ電位はVBである。レ
ーザ露光によって感光体ドラム41上の照射位置の電位
が低下して表面電位V0から静電潜像の減衰電位VSへ遷
移する。減衰電位VSが現像バイアス電位VBよりも低電
位になると、現像器45rのスリーブ表面に運ばれて来
た負に帯電したトナーが感光体ドラム41の上に付着す
る。
【0017】ここで、V0とVBの差は,大きすぎると非
露光部へのキャリア付着が発生し、小さすぎるとトナー
かぶりを生じるため、大きすぎても小さすぎてもよくな
い。トナー付着量は、現像電位差ΔV=|VB−VS|が
大きいほど多い。一方、減衰電位VSは、同じ露光量で
あっても表面電位V0が変化するにつれ変化する。そこ
で、V0とVBの差をある程度の範囲内に維持しつつ、た
とえば差を一定にしつつ、表面電位V0および現像バイ
アス電位VBを変化すれば、VBとVSの差が変化するの
で、トナー付着量を変えることができ、濃度を制御する
ことができる(たとえば特開平3−271764号公報
参照)。また、レーザ発光のゲインは、V0センサ44
により得られた感光体の感度情報によって切り換えられ
る。
【0018】また、電子写真プロセスは、静電気を取り
扱うため、環境の影響を受けてしまう。そのため、主に
現像特性と感光体特性が変化するので、この補償が必要
になる。そこで、4色について、それぞれ、標準作像条
件で現像された基準トナー像に付着したトナー量をAI
DCセンサ210で検出する。すなわち、感光体ドラム
41上の画像領域外に濃度制御の基本となる基準トナー
像を形成し、感光体ドラム41の近傍に設けられたAI
DCセンサ210によってトナー量を検出する。この検
出値に対応して、現像バイアス電位VBとグリッド電位
Gを変化させ、現像電位差(ΔV)を選択して、最大
濃度レベルでのトナー付着量を一定に保つ自動濃度制御
を行うことができる。また、地肌かぶりも除去しなけれ
ばならない。
【0019】(d)階調制御 次に、入力される画像信号の値と実際にプリントされた
画像濃度がリニアな標準の階調補正について説明する。
特に、カラー画像においては、基本的にリニアな特性が
求められる。図8は、反転現像におけるセンシトメトリ
の図である。イメージリーダから入力される画像信号の
値(画像入力レベルOD)は、原稿濃度に対してリニア
に出力される。この画像入力レベル値Lxに対してレー
ザ発光量P(Lx)を直線的に変化させると、階調特性
(実際にプリントされた画像濃度(出力画像濃度ID)
の画像入力レベルODに対する関係)は非線形になる。
レーザ発光に対応して、感光体の表面電位VSが減衰す
る。すなわち、レーザ発光量が増加するにつれ表面電位
は徐々に非線形的に減衰していく。また、現像バイアス
電位VBは、地肌かぶりを除去するように感光体帯電電
位V0に対して定められ、そして、現像電位差(VB−V
S(Lx))に対応して出力画像濃度ID(VS)が得ら
れるのであるが、この現像特性は、また非線形性を示
す。そこで、レーザの発光量Pを直線的に変化させるの
ではなく、感光体特性と現像特性のそれぞれの非線形性
を補正して、出力画像濃度を入力レベルに対してリニア
になるように、後述するように発光特性を非線形に補正
する。このことにより、出力画像濃度は、画像入力レベ
ルに対してリニアにできる。
【0020】図9は、出力画像濃度IDを画像入力レベ
ルODに対してリニアにする標準の階調特性を実現する
階調補正データの求め方を示す図である。画像入力デー
タをそのまま無変換で下側に示すようにレーザ露光量に
リニアに変換して露光したとき、上側に示す階調カーブ
(画像入力レベルに対する出力画像濃度の関係)は、破
線のように非線形になる。これを実線で示す目標の階調
カーブに変換するための発光特性が、図中下の実線のカ
ーブとなる。すなわち、図中の点線上のA点(画像入力
レベルL1)を実線上のA'点に変換するには、A'点と
同じ出力画像濃度の破線上のA"点のレーザ露光量P
(L1)を入力画像データL1に対応して出力すればよ
い。同様に、点線上のB点を目標の実線上のB’点に変
換するには、B'点と同じ出力画像濃度の破線上のB"点
のレーザ露光量P(L2)を出力すればよい。こうし
て、画像入力レベルに対するレーザ露光量すなわち階調
補正データが求められる。
【0021】(e)階調選択 以上では、原稿画像に忠実な出力を得るために入力画像
データに対してリニアに画像濃度を出力する標準の階調
カーブを実現することを説明した。本実施例では、ユー
ザは、標準のリニアな階調カーブの他に、違った階調カ
ーブを選択できる。目標の階調カーブの選択において、
本実施例では、ユーザによる選択を容易にするために、
階調カーブの形状とその形状の変化の度合いとの2階層
の入力で指定する。
【0022】図10は、目標の階調カーブの形状とその
形状変化の段階の概念を図式的に示す。階調カーブの選
択の組み合わせとしては、標準カーブとの相対的関係の
基に、次の4種類(a)〜(d)が考えられる。また、
各形状の変化の段階(レベル)を変えることにより無限
の階調カーブが実現できる。低濃度強調型(a)では、
階調カーブを上に凸にする。この階調カーブを用いる
と、重厚な感じが得られる。高濃度強調型(b)では、
階調カーブを下に凸にする。この階調カーブを用いる
と、パステル調の感じが得られる。また、全体に暗い画
像を修正できる。中間調濃度部強調型(c)では、階調
カーブは、高レベル側で大きく上に凸とするが、低レベ
ル側で小さく下に凸とする。この階調カーブを用いる
と、「彩やか」、「シャープ」といった感じが得られ
る。中間調濃度部非強調型(d)では、階調カーブは、
低レベル側で小さく上に凸とするが、高レベル側で大き
く下に凸とする。この階調カーブを用いると、「しっと
り」、「なめらか」といった感じが得られる。中間調濃
度部強調型(c)と中間調濃度部非強調型(d)の階調
カーブがリニアな直線に交わる点は、たとえば標準階調
カーブ(図8)の場合と同じにすればよい。
【0023】次に、これらの階調カーブの選択や具体的
方法について説明する。まず、図5に示す操作パネル2
21による階調カーブの選択について説明する。操作パ
ネル221の設定では、階調カーブの選択とその形状の
変化度合いとの2段階の入力で選択する。キー306の
操作によって、階調カーブ選択の画面を表示部301に
呼び出す。図11は、表示部301に表示される選択画
面の図である。選択画面においては、標準階調カーブと
図10で示した各種類の階調カーブが、階調カーブの特
徴を表した言葉(「標準」、「なめらか」、「彩や
か」、「明るく」、「重く」)とともに表示される。表
示された5つの階調カーブの中から所望の階調カーブの
選択は、表示部301の下方に設けられたキー310に
よって選択される。キー310によって、いずれかの階
調カーブを選択すると次に、図12に示すように、階調
カーブの変化の度合いを示した言葉(「弱く」、「標
準」、「強く」)が表示部301に表示される。ユーザ
は、先ほどと同様にキー310によっていずれかを選択
することによって、変化度合いの設定を行う。つまり、
変化度合いは3つのレベルが選択可能であり、「強く」
を選択すると先の図11で選択した種類の階調カーブ形
状であって、図10で示す標準階調カーブより最も離れ
た階調カーブが選択され、「弱く」を選択すると標準階
調カーブに一番近い階調カーブが選択され、「標準」を
選択すると中間の階調カーブが選択される。
【0024】上記の選択においては、所望の階調カーブ
の種類の選択の後に、階調カーブのレベルの入力を促す
表示が出力され、レベルの未入力時は、レベル“0”で
標準の目標カーブが選択される。また、図13に示すタ
ブレットエディタ232によっても、階調カーブの選択
が可能である。図13は、タブレットエディタ232の
外観を示す。座標入力部320においては、座標入力ペ
ン321を用いてポイントすることにより、原稿上の位
置指定を行うことができる。これにより、各種編集機能
の内の部分編集指定を行える。また、この座標入力部3
20には、モード設定用のキー群322,323が設け
られる。すなわち、モード設定キー322,323、階
調カーブ設定部324およびカラーパレット325が座
標入力部320に印刷されており、設定機能によって、
モード設定部やレベル設定部として使用できる。モード
設定キー322、323は、それぞれ、各種モード設定
用のキーであり、座標入力ペン321で押すことによ
り、モード設定を行うことができる。したがって、キー
群322、323を用いて、階調カーブの種類と度合い
を選択することも可能である。
【0025】(f)外部記憶装置の利用 さらに、階調カーブは、ICカードなどの外部記憶装置
から入力できる。図5に示した操作パネル221では2
個のICカードが挿入口311、312に挿入できる。
ICカードのメモリ構成は、本体の種類に対応して構成
する。図14と図15は、ICカードの外観と内部構成
を示す。ここで、ICカード本体130には、導電部1
31が印刷されている。この導電部131を通じて外部
から電源供給が行われ、または、外部とのシリアルイン
ターフェースによりデータの送受信を行うことができ
る。ICカード内にある制御CPU132は、E2PR
OM133の管理および外部とのインターフェース制御
を行う。E2PROM133にデータが保持される。
【0026】図16は、ICカードに記憶される内部デ
ータ134の構成を示す。内部データ134は、可変長
のブロック135に分割されている。そして、各ブロッ
クにそれぞれプログラムデータ(モード設定)を書き込
むことができる。これにより、1枚のICカード内に複
数のプログラムを登録することが可能である。1個のブ
ロック135は、以下に説明するような様々なデータか
ら構成される。すなわち、「ヘッダー」には、プログラ
ムの登録/未登録、プログラムの種類を示すコードが入
る。「プログラム名」には、プログラムのユーザ登録名
称が入り、これを基に、プログラム作成者、プログラム
の目的などをユーザが簡単に知ることが可能になる。
「機種コード」には、プログラムを作成した機種のコー
ドが入る。「機種特性情報」には、異機種間でICカー
ドを使用するために、プログラムを作成した機種のより
詳細な特性情報が入る。「各種モードメモリ」には、操
作パネル上で設定可能な様々な複写モードが入る。これ
を読み出すことにより、このプログラムを作成したとき
のモード設定状態を忠実に再現することができる。一例
として、本モードメモリ内には、複写機本体のROM2
03に内蔵している階調カーブとは異なる任意の階調カ
ーブ136と、複写機本体のROM203に内蔵してい
る数種類の階調カーブの内のどの階調カーブを選択する
かを示すカーブ番号137との一方または両方が入って
いる。このように機種コードも記憶するようにしたの
で、ICカードに、挿入可能な機械のコード情報と、そ
れぞれの機械に応じた目標の階調カーブ補正情報を記憶
しておくことが可能になる。このため、複数の機械に対
して目標階調データを供給できる。
【0027】図17は、操作パネル221の制御系の構
成を示す。パネルCPU150は、各種入出力デバイス
151〜158を制御しながら、操作パネル221を統
括制御する。また、操作パネル221上で設定された複
写モードは、インターフェースを通じて他のCPUへ指
示信号として送られる。操作パネル上の操作キー302
〜310,313,314はキーマトリック151を形
成しており、ON/OFFの状態は、キーマトリックス
151を捜査することで読み込まれる。LCDインター
フェース152は、LCDコントローラ、ビデオRA
M、キャラクタ・ジェネレータなどから構成され、メイ
ンCPU150から設定された表示データを表示部30
1のLCDモジュール153に表示させるためのデータ
に変換し、LCDモジュール153に表示させる。IC
カードインターフェース部154は、ICカード挿入口
311,312に対応した2つのICカードユニット
(ICカードリーダ/ライタ)155、156の制御、
ICカード挿入の検出、ICカードの排出などを行う。
ICカードとは、シリアルインターフェースを通じてデ
ータの送受信を行うため、ICカードインターフェース
部154でインターフェース制御を行って、パネルCP
U150の負担を軽くしている。タブレットインターフ
ェース部157は、前述したタブレットエディタ232
とのデータ送受信制御を行っている。バーコードインタ
ーフェース部157は、バーコードリーダペン315で
読み出され、送られてくるデータを解析し、パネルCP
U150が処理しやすいデータ形式に変換する。
【0028】ICカードからの階調データの選択につい
て説明する。図18は、ICカードが1つセットされた
ときの表示部301に表示される階調カーブ選択画面を
示す。ICカード内には、ユーザーが作成した任意の階
調カーブが1プログラムごとに8種類登録できる。そし
て、この画面では、ユーザーは、その内の4種類と本体
のROM203に記憶されている5種類の計9種類の形
状の階調カーブから選択できる。図19は、ICカード
が2つセットされたときの階調カーブ選択画面を示す。
この画面では、各ICカード内に登録されている階調カ
ーブの内、各4種類がメニュー表示され、その中から階
調カーブを選択することができる。
【0029】(g)階調カーブ切り換えの画質モニター 階調カーブの選択を行うときに、ユーザによる選択を容
易にするために、画質モニターモードを設ける。画質モ
ニターは、図20に示すように、1枚の用紙上に、予め
タブレットエディタ232で指定された画像の一部につ
いて、作像条件を変えた例えば8種類のサンプルコピー
を作成し、その中からユーザーの好みに合った画像を簡
単に選択できるようにした機能である。本実施例では、
階調カーブの切り換えを行って、用紙上に階調カーブの
異なったサンプルコピーを作成する。図21に、図20
の8つの画像に対応する階調カーブの例を示す。ユーザ
ーは、サンプルコピーを参照して、階調カーブの切り換
えによって得られる異なった画質のコピーを簡単に選択
することが可能である。
【0030】図22は、画質モニターモードにおいて画
質モニターサンプルコピーを作成するための操作パネル
221の表示部301での操作画面を示す。この操作画
面に従ってタブレットエディタ232上で、モニターす
るエリアの中心を指定し、原稿をセットした後に、スタ
ートキー304を押すと、モニターするエリアについて
図20に示されるサンプルコピーが作成される。各画像
の上部には、画像番号1〜8が印字される。コピーが終
了すると、図23に示す画像番号選択画面に移る。図2
3のメニューから任意の画像番号を選択することによ
り、それに対応した階調カーブが選択される。これによ
り、ユーザーは、簡単に好みの画質を選択できる。
【0031】(h)目標階調カーブの合成 階調カーブは、記憶された複数の階調カーブから合成し
て作成することもできる。図24は、階調カーブの合成
を行うための操作画面を示す。この画面の中には、合成
を行うための第1カーブと第2カーブの2つのカーブの
選択メニューが表示される。ここで、第1カーブは、本
体に記憶された階調カーブであり、第2カーブは、IC
カードに記憶された階調カーブである。ユーザーは、そ
れら2つのカーブの選択を行う。また、先に述べたよう
に、階調カーブは、本体内蔵のものとICカード内のも
のとがある。そして、ICカードの挿入状態によって、
この操作画面内の選択メニューが切り替わり、ICカー
ド内の階調カーブによる階調カーブ合成を行うことも可
能である。
【0032】次に、図25は、図24の操作画面の次に
表示される操作画面を示す。そして、この階調カーブ合
成画面では、階調カーブの合成方法について、以下に示
す3通りの選択枝の内から選択することができる。
(i)平均。(ii)高濃度=第1カーブ、低濃度=第2
カーブ。(iii)高濃度=第2カーブ、低濃度=第1カ
ーブ。したがって、第1の場合には、2つのカーブを平
均して合成カーブが得られる。第2と第3の場合には、
2つのカーブをつなぎ合わせて合成カーブが得られる。
【0033】(i)目標階調カーブの微細な選択 ユーザは、図10に示したように階調カーブを選んだけ
れども、選んだ階調カーブでよいとは感じない場合があ
る。このような場合、さらに微細に階調カーブを設定で
きると、好みの画像が得られやすくなる。そこで、本実
施例では、微細選択モードを設け、あらかじめ記憶した
複数の階調補正用データから、任意の第1と第2の階調
カーブを選択し、その2つのカーブの間に、複数(ステ
ップ数N)の中間的な目標カーブを演算することができ
るようにする。ステップ数は、ユーザが設定できるよう
にする。こうして得られる中間的なカーブに対応した階
調補正データはデータROM203には記憶されていな
い。そこで、階調補正データを演算により求めなければ
ならない。この演算は、第1と第2の入力カーブから図
10に示す目標カーブデータである第1のカーブID
A(L)と第2のカーブIDB(L)の間をたとえば次の式の
ように均等に分割して行われる。次の式は、ステップ数
Nの中のi番目のカーブを表す。ここにLは、入力画像
濃度のレベルを表す。
【数1】 ID(i,L)=i×{IDA(L)−IDB(L)}/(N+1)+IDB(L) 演算結果は、RAM204に記憶される。また、ICカ
ードに記憶するようにしてもよい。
【0034】前述したように、階調カーブ切り換えによ
る画質モニター機能によって階調カーブの異なる8種類
の画像サンプルから、ユーザーは、好みの画像を選択す
ることが可能である。しかし、実際に使用したときに
は、より細かく階調カーブを切り換えて、より好みにあ
った画像にしたい場合がある。よって、この望みを実現
するのが「画質モニターの階調カーブ選択」機能であ
る。図26は、本機能の操作画面を示す。ここでは、ユ
ーザーは、画質モニター機能において、階調カーブを切
り替えるための第1と第2の2つのカーブを選択する。
そして、スタートキーを押して、画質モニターコピーを
開始すると、マシン側では、選択された2つのカーブか
ら、その間を図27に示すように分割し、その1つ1つ
のカーブで画像サンプルを作成することにより、より好
みにあった画像を簡単に選択することが可能である。設
定は、タブレットエディタ232により行われる。モー
ド選択用のキー群322、323において、微細選択モ
ードを設定できる。このモードにおいて、第1カーブの
選択、第2カーブの選択、および、ステップ数の入力が
順次おこなわれる。第1カーブと第2カーブの選択は、
先に説明したのと同様に行われる。ステップ数Nの入力
は、表示された数字を座標入力ペン132でポイントす
ることにより行われる。なお、設定入力は、操作パネル
221から入力するようにしてもよい。
【0035】(j)試し焼きモード また、中間的な階調カーブの選択を行うときに、ユーザ
による選択を容易にするために、試し焼きを行う試し焼
きモードを設け、画像モニターモードと同様に、同じ紙
の上に、原画の一部の出力画像を、複数の階調で試し焼
きする。たとえば、第1と第2の目標カーブの間を6個
の中間的カーブで分割するとすると、両カーブを用いた
画像の他に、作成された6個の中間的なカーブを用いた
画像が同じ紙の上に出力される。ユーザは、これらの複
数の部分的出力画像をみて、希望の階調を容易に選択で
きる。
【0036】(k)階調補正データの演算 本実施例においては、AIDCセンサ210が検出する
トナー付着量を28のレベルに階層分けし、このレベル
に対応して、現像バイアス電位VB、感光体表面電位V0
(帯電チャージャ43のグリット電位VG)を設定す
る。従って、AIDCセンサ210のレベルに応じて作
像条件が変更されるため、28の各レベルに応じた作像
条件での階調補正データが必要となる。また、複数の階
調カーブを選択可能とした場合、例えば、図10で示し
た4×3種類の階調補正カーブと標準階調補正カーブの
計13種類の階調補正カーブを選択可能とした場合、各
階調補正カーブ毎に、プリント色のY、M、C、K及び
28のレベルに対応させて階調補正データを記憶する必
要が生じる。即ち、13×28×4=1456セットの
階調補正データを記憶する必要がある。しかし、このよ
うな多数の階調補正データをすべて記憶するには、折れ
線近似を用いたとしても、大きな記憶容量を必要とす
る。そこで、本実施例では、少数の基本的階調カーブ
(元階調カーブ)のみを記憶しておき、選択された階調
カーブの形状に応じて、そのつど階調補正データを演算
する。これにより、全部の階調補正データを記憶してお
く必要がなくなり、メモリ容量を小さくできる。これら
のデータは、折れ線近似で記憶すれば、さらに記憶容量
を小さくできる。
【0037】図28は、本実施例の階調制御の概念を示
すための図である。データROM203において、補正
前の元階調カーブが、AIDCセンサ210の検出レベ
ルに対応してC,M,Y,Kの各色ごとに28個記憶さ
れるとともに、図10に示した4×3+1=13種の設
定可能な階調カーブも記憶される。なお、本実施例にお
いては、元階調カーブとして、AIDCセンサ210の
各レベルにおいて、入力される画像信号の値をリニアに
露光量に変換してプリントを行った場合の階調カーブを
記憶している。まず、(A)ユーザが、操作パネル22
1により階調カーブを設定する。なお、設定は、タブレ
ットエディタ232で行うようにしてもよい。一方、
(B)AIDCセンサ210の検出値レベル1〜28に
対応する元階調カーブを呼び出す。次に、(C)呼び出
された元階調カーブと設定された階調カーブとから、図
9の標準階調カーブの場合と同様な方法で、階調補正デ
ータを演算する。図29は、この階調補正データの演算
の手順を示すグラフである。図29において、あるAI
DCレベルでの元階調カーブをで示す。は、画像入
力レベルODに対してレーザ露光量をリニアにした(下
側の点線で示す直線)場合の非線形な元階調カーブであ
り、ROM203より呼び出される。また、はオペレ
ータによって操作パネル221より設定された階調カー
ブである。次に、この2つのカーブ,を用いて、設
定された階調カーブを実現するための階調補正データ
を求める演算手順について述べる。
【0038】画像入力レベルL11の場合について説明
する。画像入力レベルL11が与えられた場合、設定さ
れた階調カーブでは、点C’で示される画像濃度でプ
リントする必要がある。この点C’と同じ画像濃度を再
現する元階調カーブ上の点は点C”であり、この点
C”は、レーザの露光量をP(L11)とすると再現さ
れることが判る。従って、画像入力レベルL11が与え
られた時、P(L11)のレーザ露光量でプリントすれ
ば、設定された階調カーブで示された階調特性でプリ
ントが行われることになる。このようにして、他の画像
入力レベルについても変換を行い、設定された階調カー
ブを実現するための、画像入力レベルとレーザ露光量
の関係を示す階調補正データを演算する。 (D)こうして得られた補正カーブは、RAM204に
記憶され、同じ階調の設定が行われるときに再使用され
る。
【0039】(l)プリンタ制御のフロー 図30は、プリンタ制御部201のメインフローを示
す。まず、初期設定を行った後(S1)、操作パネル2
21のキー入力処理を行い(S2、図31参照)、操作
パネル221のスタートキー304が押下されるのを待
機する(S3)。スタートキーが押下されると、センサ
入力処理が行われる(S4)。次に、操作パネル221
の各種スイッチからの入力信号がプリンタ制御部201
内のRAM内に取り込まれる(S5)。次に、ステップ
S4およびS5で得た設定値によって、図5のゲイン切
換回路255のゲインを切換えて、半導体レーザ264
の光量レベルを設定する(S6)。
【0040】次に、AIDC測定処理が実行され、AI
DCセンサ210によりトナー付着量が得られる(S
7)。このAIDC処理においては、基準トナー像を感
光体上に作像して、その画像パターンのトナー付着量に
より画像再現濃度を、AIDCセンサ210によって検
出し、プリンタ制御部201内のRAM204に取り込
む。次に、測定されたトナー付着量に対応する濃度検出
レベルに基づいて、このレベルに対応してあらかじめ設
定されているグリッド電位補正値と現像バイアス電位補
正値と元階調カーブのコードを選択する(S8、図34
参照)。次に、上記ステップS8で選択されたコード
(元階調カーブ)と、ステップS2で入力された階調カ
ーブとに基づき、図29で説明した演算を行い、階調補
正データを求める(S9)。次に、上記ステップS8に
て選択されたグリッド電位Vと現像バイアス電位V
とステップS9で演算して得られた階調補正テーブルに
基づいて公知の電子写真法による複写動作を、終了する
まで実行する(S10、S11)。なお、カラー画像の
場合には、1回の複写は、シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックの順で順次処理される。したがって、上述
のメインフローは、各色ごとに繰り返される。
【0041】図31は、キー入力処理(図30S2)の
フローを示す。まず、微細選択モードであるか否かが判
定される(S21)。微細選択モードであれば(S21
でYES)、微細選択ルーチンを実行する(S22、図
32参照)。微細選択モードでなければ(S21でN
O)、階調カーブの形状を入力し(S23)、次に、そ
の形状のレベルを入力する(S24)。最後に、その他
の設定値を入力して(S25)、リターンする。
【0042】図32は、微細選択ルーチン(図31S2
2)における処理のフローを示す。まず、第1の階調カ
ーブの形状とレベルとがユーザにより選択される(S1
01、S102)。次に、第2の階調カーブの形状とレ
ベルとがユーザにより選択される(S103、S10
4)。次に、算出するカーブの数(ステップ数N)がユ
ーザにより設定される(S105)。次に、これらの入
力データから、内挿計算により中間カーブの形状が演算
され(S106)、RAM204(またはICカード)
に記憶され、表示画面301において、中間的な階調カ
ーブが表示される(S107)。この例では、中間的な
階調カーブは第1と第2の入力カーブをステップ数Nで
分割して得られる。次に、試し焼きモードであるか否か
が判定される(S108)。試し焼きモードであれば、
試し焼きモードが設定され(S109、図33参照)、
試し焼きモードでなければ、これらのカーブの中からユ
ーザにより中間カーブレベルiが選択される(S11
0)。そして、リターンする。
【0043】図33は、試し焼きモードにおける処理の
フローを示す。まず、AIDCセンサ出力に基づいてV
G、VBおよび元階調カーブを選択する(S201)。そ
して、この選択された元階調カーブと、ステップS10
7で記憶された中間カーブ及び第1、第2カーブとに基
づいて、N+2個の階調補正カーブを演算し、RAMに
記憶する(S202)。次に、入力カーブと中間的なカ
ーブとのN+2個のカーブの中で、1つのカーブが選択
され(S203)、サンプルコピーがプリントされる
(S204)。次に、試し焼き回数がN+2になる(S
205でYES)までは、S203に戻り、次のカーブ
を選択し、異なった階調の同じ画像を同じ紙の異なる部
分にプリントする(S204)。この過程を、これらの
全カーブについて行う。
【0044】図34は、V,V,階調データ選定(図
30S8)のフローを示す。AIDCセンサ210の検
出値に基づいてグリッド電圧V,現像バイアス電位V
を選定する(S41)。そして、(VG,VB)に対応
した階調補正カーブのコードを選定して(S42)、リ
ターンする。
【0045】
【発明の効果】試しコピーした幾つかの階調特性の間の
中間的な階調特性をユーザ自ら作成でき、オリジナルな
階調カーブが作成できる。N個の階調カーブを連続的に
試しコピーして選択することで、ミスコピーの削減がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカラー複写機の全体構成を示す断面図
である。
【図2】画像信号処理部のブロック図である。
【図3】プリンタ制御部の一部のブロック図である。
【図4】プリンタ制御部の一部のブロック図である。
【図5】操作パネルの斜視図である。
【図6】プリンタ制御部における画像データ処理のブロ
ック図である。
【図7】感光体ドラムのまわりの帯電チャージャと現像
器の配置を図式的に示す図である。
【図8】反転現像におけるセンシトメトリの図である。
【図9】標準の階調補正データの求め方を示す図であ
る。
【図10】目標の階調カーブの形状とその形状強調の段
階の概念を図式的に示す図である。
【図11】階調カーブの種類選択の画面の図である。
【図12】階調カーブのレベル選択の画面の図である。
【図13】タブレットエディタのパネルの図である。
【図14】ICカードの外観の図である。
【図15】ICカードの内部構成の図である。
【図16】ICカードに記憶される内部データの構成を
示す図である。
【図17】操作パネルの制御系の構成の図である。
【図18】階調カーブ選択画面の1例の図である。
【図19】階調カーブ選択画面の1例の図である。
【図20】画質モニターでの出力画像の図である。
【図21】画質モニターでの階調カーブの切り換えを示
す図である。
【図22】画質モニターモードにおける操作画面の図で
ある。
【図23】画質モニターモードにおける画像番号選択画
面の図である。
【図24】階調カーブの合成を行うためのカーブ選択画
面の図である。
【図25】階調カーブの合成法を設定する操作画面の図
である。
【図26】画質モニターにおけるカーブ選択画面の図で
ある。
【図27】階調カーブ分割の状況を示す図である。
【図28】階調補正用の各種補正データの記憶を示す図
である。
【図29】階調カーブの補正を説明するための図であ
る。
【図30】プリンタ制御部のメインフローの図である。
【図31】キー入力処理のフローチャートである。
【図32】微細選択モードにおける処理のフローチャー
トである。
【図33】試し焼きモードにおける処理のフローチャー
トである。
【図34】VG,VB,階調データ選定のフローチャート
である。
【符号の説明】
201…プリンタ制御部、 203…データROM、
204…RAM、210…AIDCセンサ、 232…
タブレットエディタ、253…γ補正部、 322,3
23…モード設定キー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 116 G06F 15/68 310 9191−5L (72)発明者 波田 芳伸 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 出山 弘幸 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の階調カーブを記憶する記憶手段
    と、 記憶手段に記憶された複数の階調カーブから任意の第1
    と第2の階調カーブを選択する選択手段と、 上記の第1と第2の階調カーブから第3の階調カーブを
    演算する階調カーブ演算手段と、 上記の第3の階調カーブに対応した発光特性により発光
    を行わせる発光制御手段とを備えることを特徴とするデ
    ジタル画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたデジタル画像形成
    装置において、 さらに、上記の第1と第2の階調カーブの間を任意の数
    (N)で分割するための分割数を入力する入力手段を備
    え、 上記の階調カーブ演算手段は、上記の第1と第2の階調
    カーブを連続的にN段階に分割した新たなN個の階調補
    正カーブを演算することを特徴とするデジタル画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 複数の階調カーブから任意の階調カーブ
    を選択し、この選択された階調カーブでの作像が可能な
    画像形成装置であって、 原稿画像の1部分に対応する画像を、同一コピー紙上に
    階調カーブを切り換えながら繰り返し出力処理を行わし
    めるプリント制御手段とを備えることを特徴とするデジ
    タル画像形成装置。
JP5116960A 1992-05-19 1993-05-19 デジタル画像生成装置 Pending JPH0662252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5116960A JPH0662252A (ja) 1992-05-19 1993-05-19 デジタル画像生成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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