JPH0653497B2 - 反作用圧力を発生するための調節弁を備えた自動車用のパワ−ステアリング - Google Patents
反作用圧力を発生するための調節弁を備えた自動車用のパワ−ステアリングInfo
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- JPH0653497B2 JPH0653497B2 JP58121117A JP12111783A JPH0653497B2 JP H0653497 B2 JPH0653497 B2 JP H0653497B2 JP 58121117 A JP58121117 A JP 58121117A JP 12111783 A JP12111783 A JP 12111783A JP H0653497 B2 JPH0653497 B2 JP H0653497B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D6/00—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はステアリングサーボモータ(6)を持つ車両用
パワーステアリングであって、前記ステアリングサーボ
モータ(6)の2つの作動圧力室(13、14)は、そ
の時のハンドルの操作旋回角に反応する制御弁(5)に
よって、作動圧力源と、本質的に圧力から解放された圧
力媒体排出口とに接続され、前記制御弁(5)は、それ
ぞれ前記作動圧力室(13、14)の1つに接続された
2つの反作用圧力室(9、10)を持ち、かつ前記制御
弁(5)のスプールは、前記反作用圧力室の中にあって
ステアリング旋回角に反対に作用する2つの反作用圧力
面(11、12)を持ち、両方の反作用圧力室(9、1
0)は1つのスロツトル(57)を含む短絡圧力結合
(32)によって直接相互に接続され、前記反作用圧力
室の一方(9)がその対応した一方の作動圧力室(1
3)と走行速度に依存する可変の開口面を持つ調節弁
(7)を介して接続されているパワーステアリングに関
する。
パワーステアリングであって、前記ステアリングサーボ
モータ(6)の2つの作動圧力室(13、14)は、そ
の時のハンドルの操作旋回角に反応する制御弁(5)に
よって、作動圧力源と、本質的に圧力から解放された圧
力媒体排出口とに接続され、前記制御弁(5)は、それ
ぞれ前記作動圧力室(13、14)の1つに接続された
2つの反作用圧力室(9、10)を持ち、かつ前記制御
弁(5)のスプールは、前記反作用圧力室の中にあって
ステアリング旋回角に反対に作用する2つの反作用圧力
面(11、12)を持ち、両方の反作用圧力室(9、1
0)は1つのスロツトル(57)を含む短絡圧力結合
(32)によって直接相互に接続され、前記反作用圧力
室の一方(9)がその対応した一方の作動圧力室(1
3)と走行速度に依存する可変の開口面を持つ調節弁
(7)を介して接続されているパワーステアリングに関
する。
この種のパワーステアリングにおいては、流体の流れの
方向が調節弁におけるのみでなく、続いている一定のス
ロツトル中でもハンドルの旋回角が変わると反対になる
と有利である。これによってスロツトルの位置に洗い流
す効果が生じ、これによりこの鋭敏な断面が小さなごみ
の粒子でふさがれるのを防止する。
方向が調節弁におけるのみでなく、続いている一定のス
ロツトル中でもハンドルの旋回角が変わると反対になる
と有利である。これによってスロツトルの位置に洗い流
す効果が生じ、これによりこの鋭敏な断面が小さなごみ
の粒子でふさがれるのを防止する。
公知の実開昭58−85572号公報においては、ステ
アリングサーボモータ30を持つパワーステアリングを
示し、この2つの作動圧力室31A、31Bはハンドル
1のその時の操作旋回角に反応を示すステアリングコン
トロールバルブ10によって、作動圧力源Pと、実際上
圧力を取り去られた圧力媒体排出口Tに接続され、この
場合ステアリングコントロールバルブ10は作動圧力室
31A、31Bの1つに接続された2つの反作用圧力室
15B、15Aを有し、ステアリングコントロールバル
ブ10のスプール12は、反作用室15B、15Aの中
にあって、その時のハンドル旋回角に反対に作用する反
作用圧力面14、19を有し、かつ2つの反作用圧力室
15B、15Aは1つの切換バルブ21及び配管22
A、22Bを含む短絡圧力結合23A、23Bによって
直接互いに接続され、ここにおいて、反作用圧力室15
Bまたは15Aは可変の開口断面を持つスロツトルバル
ブとして用いられ、かつ走行速度に依存する切換バルブ
21−22Bまたは切換バルブ21−22Aによって、
この属する作動圧力室31Aまたは31Bと接続されて
いる。
アリングサーボモータ30を持つパワーステアリングを
示し、この2つの作動圧力室31A、31Bはハンドル
1のその時の操作旋回角に反応を示すステアリングコン
トロールバルブ10によって、作動圧力源Pと、実際上
圧力を取り去られた圧力媒体排出口Tに接続され、この
場合ステアリングコントロールバルブ10は作動圧力室
31A、31Bの1つに接続された2つの反作用圧力室
15B、15Aを有し、ステアリングコントロールバル
ブ10のスプール12は、反作用室15B、15Aの中
にあって、その時のハンドル旋回角に反対に作用する反
作用圧力面14、19を有し、かつ2つの反作用圧力室
15B、15Aは1つの切換バルブ21及び配管22
A、22Bを含む短絡圧力結合23A、23Bによって
直接互いに接続され、ここにおいて、反作用圧力室15
Bまたは15Aは可変の開口断面を持つスロツトルバル
ブとして用いられ、かつ走行速度に依存する切換バルブ
21−22Bまたは切換バルブ21−22Aによって、
この属する作動圧力室31Aまたは31Bと接続されて
いる。
ここで切換バルブ21は、ソレノイド25によりスプー
ル24を移動させることにより、配管22A、B及び2
3A、Bを介して反作用圧力室15A又は15Bが作動
圧力室31Aまたは31Bと連通又は閉鎖される。
ル24を移動させることにより、配管22A、B及び2
3A、Bを介して反作用圧力室15A又は15Bが作動
圧力室31Aまたは31Bと連通又は閉鎖される。
切換バルブ21のスプール24と各ボートとの開口断面
は、連速センサ26及びコントローラ27を介してソレ
ノイド25を作動させることにより、走行速度に依存し
て変化する。
は、連速センサ26及びコントローラ27を介してソレ
ノイド25を作動させることにより、走行速度に依存し
て変化する。
他の公知のパワーステアリング(特開昭52−9952
3)においては、ストツプバルブ(12)と一定の開口
断面のオリフイス(7、8、9)は互いに短絡圧力接続
路の中で順番に配置されており、ストツプバルブ(1
2)は走行速度が低い時には開かれており、これに反し
て走行速度が高い時にはストツプバルブ(12)は閉鎖
される。ここにおいてコントロールバルブ(2)のスプ
ールに、ストツプバルブ(12)における圧力降下に基
づく反作用力が発生し、かつ短絡圧力接続路の一定の開
口断面のオリフイス(7、8)にも反作用力が生ずる。
低い走行速度の場合、特にパーキングする時は、ストツ
プバルブ(12)は完全に開かれ、反作用力を最小とし
従ってハンドル操作の力を小さくすることを保証する。
高速走行の場合には、ストツプバルブ(12)は閉じら
れてハンドル操作の力を高く保つ。この一定の開口断面
のオリフイス(7、8)とストツプバルブ(12)とい
う2つの流体の抵抗を順番につなぐことは、短絡圧力接
続路における流量が、作動圧力が増加した時に増大する
という欠点もある。この圧力結合が2つの作動圧力室
(5、6)の間の短絡を形成しており、ハンドルを操作
した際には、それらの作動圧力室のうちの一方がコント
ロールバルブ(2)により圧力媒体の流出口と結ばれる
ので、短絡圧力接続路の流量は一種の損失能力である。
その結果作用圧力源として利用される圧力ポンプが、例
えばパーキングする時等圧力ポンプを駆動するエンジン
の回転数が低い時に、高い作用圧力を供給しなければな
らないため、大きな寸法を持たなければならなくなり、
その結果エンジン回転数が高い時には圧力ポンプに不必
要な駆動馬力を吸収される。結果として公知のパワース
テアリングにおいては、コントロールバルブ(12)の
スプールに、2つの作動圧力室(5、6)の間の圧力差
が全量あらわれないように、その時の反作用圧力室と附
属する作動圧力室との間の2つの圧力接続路の中に、時
にもう一つのオリフイス(9)を設けなくてはならな
い。
3)においては、ストツプバルブ(12)と一定の開口
断面のオリフイス(7、8、9)は互いに短絡圧力接続
路の中で順番に配置されており、ストツプバルブ(1
2)は走行速度が低い時には開かれており、これに反し
て走行速度が高い時にはストツプバルブ(12)は閉鎖
される。ここにおいてコントロールバルブ(2)のスプ
ールに、ストツプバルブ(12)における圧力降下に基
づく反作用力が発生し、かつ短絡圧力接続路の一定の開
口断面のオリフイス(7、8)にも反作用力が生ずる。
低い走行速度の場合、特にパーキングする時は、ストツ
プバルブ(12)は完全に開かれ、反作用力を最小とし
従ってハンドル操作の力を小さくすることを保証する。
高速走行の場合には、ストツプバルブ(12)は閉じら
れてハンドル操作の力を高く保つ。この一定の開口断面
のオリフイス(7、8)とストツプバルブ(12)とい
う2つの流体の抵抗を順番につなぐことは、短絡圧力接
続路における流量が、作動圧力が増加した時に増大する
という欠点もある。この圧力結合が2つの作動圧力室
(5、6)の間の短絡を形成しており、ハンドルを操作
した際には、それらの作動圧力室のうちの一方がコント
ロールバルブ(2)により圧力媒体の流出口と結ばれる
ので、短絡圧力接続路の流量は一種の損失能力である。
その結果作用圧力源として利用される圧力ポンプが、例
えばパーキングする時等圧力ポンプを駆動するエンジン
の回転数が低い時に、高い作用圧力を供給しなければな
らないため、大きな寸法を持たなければならなくなり、
その結果エンジン回転数が高い時には圧力ポンプに不必
要な駆動馬力を吸収される。結果として公知のパワース
テアリングにおいては、コントロールバルブ(12)の
スプールに、2つの作動圧力室(5、6)の間の圧力差
が全量あらわれないように、その時の反作用圧力室と附
属する作動圧力室との間の2つの圧力接続路の中に、時
にもう一つのオリフイス(9)を設けなくてはならな
い。
本発明がその基礎をおいている課題は、特許請求の範囲
第1項の従来技術部分に記載のパワーステアリングにお
いて、ハンドル操作支援のための要求が大きく走行速度
が低い時に、調節弁を通ってハンドル操作のサーボモー
タを迂回して圧力流体出口に大きな時間的流量が達する
ことがない。即ち言い換えれば、殆ど走行速度が0の時
に調節弁が閉じているようにしたことにある。以上説明
した課題は本発明に従って特許請求の範囲第1項の特徴
によって解決される。
第1項の従来技術部分に記載のパワーステアリングにお
いて、ハンドル操作支援のための要求が大きく走行速度
が低い時に、調節弁を通ってハンドル操作のサーボモー
タを迂回して圧力流体出口に大きな時間的流量が達する
ことがない。即ち言い換えれば、殆ど走行速度が0の時
に調節弁が閉じているようにしたことにある。以上説明
した課題は本発明に従って特許請求の範囲第1項の特徴
によって解決される。
本発明によるパワーステアリングにおいては、反作用圧
力室の一方とそれに対応する作動圧力室との間におかれ
る調節弁が、流体の流れに対して抵抗を与えるスロツト
ルとして作用するので、作動圧力室間の圧力差に較べて
調節弁の圧力降下の分だけ小さくなった圧力差が、弁の
反作用圧力面間あるいは短絡圧力接続路の一定の開口断
面スロツトル両端に現れることになり、従って公知の斯
の種のパワーステアリングにおいて、追加して反作用圧
力室と附属する作動圧力室の間の圧力接続路中に設置さ
れる一定の開口断面のスロツトルは、本願発明のパワー
ステアリングでは最早どうしても必要な訳ではない。
力室の一方とそれに対応する作動圧力室との間におかれ
る調節弁が、流体の流れに対して抵抗を与えるスロツト
ルとして作用するので、作動圧力室間の圧力差に較べて
調節弁の圧力降下の分だけ小さくなった圧力差が、弁の
反作用圧力面間あるいは短絡圧力接続路の一定の開口断
面スロツトル両端に現れることになり、従って公知の斯
の種のパワーステアリングにおいて、追加して反作用圧
力室と附属する作動圧力室の間の圧力接続路中に設置さ
れる一定の開口断面のスロツトルは、本願発明のパワー
ステアリングでは最早どうしても必要な訳ではない。
本発明によるパワーステアリングにおいては、反作用圧
力室の間に一定の開口断面のスロツトルが固定した絞り
としておかれている。従って、パーキングの時には、調
節弁を閉めることによって固定絞りにおける圧力降下及
び有効な反作用圧力室間の圧力差はかくして殆ど零とな
るので、パーキングの時のハンドル操作の力は低く保た
れる。これに反して高速にて走行する場合には、調節弁
は完全に開かれるので、このような高い回転数の下では
圧力ポンプは余分な吐出量を以て駆動されるが、この余
分な作動油は短絡排出され、損失の問題は生じない。
力室の間に一定の開口断面のスロツトルが固定した絞り
としておかれている。従って、パーキングの時には、調
節弁を閉めることによって固定絞りにおける圧力降下及
び有効な反作用圧力室間の圧力差はかくして殆ど零とな
るので、パーキングの時のハンドル操作の力は低く保た
れる。これに反して高速にて走行する場合には、調節弁
は完全に開かれるので、このような高い回転数の下では
圧力ポンプは余分な吐出量を以て駆動されるが、この余
分な作動油は短絡排出され、損失の問題は生じない。
本発明によるパワーステアリングにおいては、ポンプの
吐出能力は低いモーター回転数(ポンプの回転数)の場
合にもステアリングコントロールバルブの最大の作動圧
力が生ずるように、例えば走行速度が殆ど零であるパー
キング時の行動を支援するため、吐出量が高く設計され
ている。
吐出能力は低いモーター回転数(ポンプの回転数)の場
合にもステアリングコントロールバルブの最大の作動圧
力が生ずるように、例えば走行速度が殆ど零であるパー
キング時の行動を支援するため、吐出量が高く設計され
ている。
このポンプの設定に基づいて、ポンプは高い回転数の場
合には多量の作動油を吐出するが、この余分な量は通常
の方法で油量調節弁によってコントロールされる。
合には多量の作動油を吐出するが、この余分な量は通常
の方法で油量調節弁によってコントロールされる。
従って走行速度が高い場合は、勿論ポンプの吐出量が多
過ぎるが、損失として圧力媒体排出口に流れ去る圧力媒
体の増加量は、他の用途に簡単に利用できるので、調節
弁が完全に開かれていることは本願発明によるパワース
テアリングの場合不利な意味を持たない。
過ぎるが、損失として圧力媒体排出口に流れ去る圧力媒
体の増加量は、他の用途に簡単に利用できるので、調節
弁が完全に開かれていることは本願発明によるパワース
テアリングの場合不利な意味を持たない。
本発明の利点及びその詳細を図式的に表示した図面及び
実施例により説明する。
実施例により説明する。
図面にはパワーステアリングの流体のブロック回路図が
示されている。
示されている。
ステアリングサーボモータ6の作動圧力室13、14は
それぞれ圧力接続路38、39によって制御弁5の弁接
続部15、16に接続されている。制御弁5は、ステア
リングホイール(ステアリングウオーム4)の回転角に
応答し、圧力ポンプ17を含む吐出圧力管43に接続さ
れると共に、実質的に圧力を除去されたもどし管22を
経て圧力媒体貯蔵容器42に接続されている。
それぞれ圧力接続路38、39によって制御弁5の弁接
続部15、16に接続されている。制御弁5は、ステア
リングホイール(ステアリングウオーム4)の回転角に
応答し、圧力ポンプ17を含む吐出圧力管43に接続さ
れると共に、実質的に圧力を除去されたもどし管22を
経て圧力媒体貯蔵容器42に接続されている。
制御弁5はその中立位置58において、いわゆる「開い
た中心61」を持っている、すなわち、すべての4つの
導管22、38、39、43は互いに接続されているの
で、一方では作用ピストン33において、他方では制御
弁5の反作用圧力室9、10中の反作用圧力面11、1
2において、圧力が平衡する。反作用圧力室9、10は
それぞれ圧力接続路20、21によって作動圧力室1
3、14に接続されている。
た中心61」を持っている、すなわち、すべての4つの
導管22、38、39、43は互いに接続されているの
で、一方では作用ピストン33において、他方では制御
弁5の反作用圧力室9、10中の反作用圧力面11、1
2において、圧力が平衡する。反作用圧力室9、10は
それぞれ圧力接続路20、21によって作動圧力室1
3、14に接続されている。
反作用圧力室9、10はスロツトル57を含む短絡圧力
接続路32を経て互いに接続されている。少なくとも1
つのパラメータ、特に走行速度に依存して作動する調節
弁7は、スロツトル57における圧力差を調節するため
に圧力接続路20、21の1つ、図示の例では圧力接続
路20に挿入される。
接続路32を経て互いに接続されている。少なくとも1
つのパラメータ、特に走行速度に依存して作動する調節
弁7は、スロツトル57における圧力差を調節するため
に圧力接続路20、21の1つ、図示の例では圧力接続
路20に挿入される。
制御弁5が位置59に変位したとき、作動圧力室13内
の圧力は作用圧力室14内より高くなり、これに応じた
圧力差がスロツトル57に発生する。この大きさは調節
弁7によって制御される。スロツトル57における圧力
差のため、反作用圧力が反作用圧力室9に発生し、その
反作用圧力は、ステアリングホイールにおいて感じられ
る反作用圧力による力を反作用圧力面11に発生する。
の圧力は作用圧力室14内より高くなり、これに応じた
圧力差がスロツトル57に発生する。この大きさは調節
弁7によって制御される。スロツトル57における圧力
差のため、反作用圧力が反作用圧力室9に発生し、その
反作用圧力は、ステアリングホイールにおいて感じられ
る反作用圧力による力を反作用圧力面11に発生する。
調節弁7が走行速度に依存して作動する時、高走行速度
の時は低走行速度のときより反作用が大きいことが望ま
しい。
の時は低走行速度のときより反作用が大きいことが望ま
しい。
制御弁5が第1図において右に移動して位置59を占め
ると、反作用圧力表面11は反作用圧力室9の容量を減
少させて圧力媒体を短絡圧力結合32の中に排出する。
ると、反作用圧力表面11は反作用圧力室9の容量を減
少させて圧力媒体を短絡圧力結合32の中に排出する。
調節弁7が短絡圧力結合32の中に配設され、短絡圧力
結合32が制御弁5のこの作動の時に遮断される場合を
仮定すると、反作用圧力面11による圧力媒体の排出は
不可能であって、反作用圧力室9の中に閉じ込められた
圧力媒体は、反作用圧力表面11に対抗する油圧として
制御弁5のコントロールプランジヤーに作用し、制御弁
5をこのステアリング旋回角においてブロツクする。
結合32が制御弁5のこの作動の時に遮断される場合を
仮定すると、反作用圧力面11による圧力媒体の排出は
不可能であって、反作用圧力室9の中に閉じ込められた
圧力媒体は、反作用圧力表面11に対抗する油圧として
制御弁5のコントロールプランジヤーに作用し、制御弁
5をこのステアリング旋回角においてブロツクする。
本発明においては、圧力結合20中における調節弁7の
配設によって、この圧力結合20が閉じられると、反作
用圧力室9からの圧力媒体は短絡圧力結合32の中へ反
作用圧力面11の移動に伴って排出されるので、このブ
ロツクは避けられる。
配設によって、この圧力結合20が閉じられると、反作
用圧力室9からの圧力媒体は短絡圧力結合32の中へ反
作用圧力面11の移動に伴って排出されるので、このブ
ロツクは避けられる。
その理由は、制御弁5が変位し、調節弁7が閉じた時、
スロツトル57が挿入された短絡圧力接続路32の存在
により、反作用圧力室9と10の間に圧力の平衡が保た
れるからである。この作用は制御弁5が反対向きに位置
60になって他方の作動圧力室14が高い圧力になった
ときにも起こる。このときはスロツトル57は流路で調
節弁7の後ろ(下流)にあるのではなくて前にある。し
かし上記の量が平衡の可能性に関してもスロツトル57
における圧力差の調節のための調節弁7の機能に関して
も同様である。このことは調節弁7を7aに破線で示す
ように他方の反作用圧力室10の圧力接続路21に設け
た場合にも当てはまる。
スロツトル57が挿入された短絡圧力接続路32の存在
により、反作用圧力室9と10の間に圧力の平衡が保た
れるからである。この作用は制御弁5が反対向きに位置
60になって他方の作動圧力室14が高い圧力になった
ときにも起こる。このときはスロツトル57は流路で調
節弁7の後ろ(下流)にあるのではなくて前にある。し
かし上記の量が平衡の可能性に関してもスロツトル57
における圧力差の調節のための調節弁7の機能に関して
も同様である。このことは調節弁7を7aに破線で示す
ように他方の反作用圧力室10の圧力接続路21に設け
た場合にも当てはまる。
ドイツ国特許公開公報第29 50 525号によって
それぞれステアリングホイールのステアリング方向に対
応する、作動圧力用制御弁の二つの反作用圧力室を一つ
の共通の反応圧力接続路のみに接続することは公知であ
り、その反作用圧力室は商業車において運転手に現在の
全車両重量を感じさせるため、静的車両負荷に比例する
圧力を受ける。
それぞれステアリングホイールのステアリング方向に対
応する、作動圧力用制御弁の二つの反作用圧力室を一つ
の共通の反応圧力接続路のみに接続することは公知であ
り、その反作用圧力室は商業車において運転手に現在の
全車両重量を感じさせるため、静的車両負荷に比例する
圧力を受ける。
第1図は本発明によるパワーステアリングの実施例を示
す流体ブロック回路図である。 4……ステアリングウオーム 5……制御弁 6……ステアリングサーボモータ 7……調節弁 9、10……反作用圧力室 17……ポンプ 32……短絡圧力結合 33……ピストン 42……圧力媒体貯蔵容器 57……スロツトル
す流体ブロック回路図である。 4……ステアリングウオーム 5……制御弁 6……ステアリングサーボモータ 7……調節弁 9、10……反作用圧力室 17……ポンプ 32……短絡圧力結合 33……ピストン 42……圧力媒体貯蔵容器 57……スロツトル
Claims (3)
- 【請求項1】ステアリングサーボモータ(6)を持つ車
両用パワーステアリングであって、前記ステアリングサ
ーボモータ(6)の2つの作動圧力室(13、14)
は、その時のハンドルの操作旋回角に反応する制御弁
(5)によって、作動圧力源と、本質的に圧力から解放
された圧力媒体排出口とに接続され、前記制御弁(5)
は、それぞれ前記作動圧力室(13、14)の1つに接
続された2つの反作用圧力室(9、10)を持ち、かつ
前記制御弁(5)のスプールは、前記反作用圧力室の中
にあってステアリング旋回角に反対に作用する2つの反
作用圧力面(11、12)を持ち、両方の反作用圧力室
(9、10)は1つのスロツトル(57)を含む短絡圧
力結合(32)によって直接相互に接続され、前記反作
用圧力室の一方(9)がその対応した一方の作動圧力室
(13)と走行速度に依存する可変の開口断面を持つ調
節弁(7)を介して接続されているパワーステアリング
において、 短絡圧力結合(32)のスロツトル(57)は一定の開口断
面を持ち、他方の反作用圧力室(10)とそれに接続された
作動圧力室(14)とが常に開放された接続状態にあること
を特徴とするパワーステアリング。 - 【請求項2】請求項1のパワーステアリングにおいて、 調節弁(7)が走行速度により作動されない非作動位置
においては、同調節弁(7)に接続された反作動圧力室
(9)は同調節弁(7)に接続された作用圧力室(1
3)に対して閉鎖されていることを特徴とするパワース
テアリング。 - 【請求項3】請求項2のパワーステアリングにおいて、 調節弁(7)は低い走行速度においては、その非作動位置
の方向に動かされことを特徴とするパワーステアリン
グ。
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